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[のんびりと紅茶を飲む少女と少し子猫の話や世間話をしただろうか。
知らずか、思い出せずか、いずれにせよ子猫について有益な情報は得られそうになかった]
ありがとう。ここには良く来る?
私はたまに珈琲を飲みにきてるの。
またお話しましょうね。
もし何か判ったら、教えてくれると嬉しいわ。
[そういって自席に戻り、珈琲をゆっくりと飲んで過ごすことにした。
誰か来れば子猫のことを聞いてみるつもりだ]
チャックとかないかしら?
「お姉ちゃん、くすぐったーい。そんなのないもん!」
[暫く子猫と戯れていて、窓の外に気付くことは*なかったようだ(>>290)*]
─アニュエラの道具屋─
……あら。
エルヴィ>>303じゃない。元気だった?
[きゅ、と目を細めて笑う姿は、さながら月光のようで]
ふふ。相変らず、苦労してるみたいね。
でも、気をつけて?
[柔らかな銀髪を、しゃらりと流して、「ようじょ」はようじょでも、違う「幼女」の前に、少し身をかがめ]
あたしのお店は、普通の、合法的な、どこにでもある道具屋。
悪事の道具なんて、置いてないんだから。
[ふにふに、と相手の頬をつついて]
[それから、身を離して]
さ。じゃあ、何か見繕いましょうか。
何がいいかしら?
[くすくす]
[取り出しはじめる「悪事の道具」は、片手では足りない]
なんだか喧しいのもきたものだ。
[呆れたように呟きながら、先程のカンナギのシンプルな言葉を思い出す]
まずは満足としよう
ええ、お約束というやつだな
ちゃんとそうしないと魔王などと名乗れんでしょう
[どういう理屈でそのようなことができたのかこの魔王]
――魔王城内部・少し前――
恥ずかしい……? そういうもんかのう。
真の強さがあれば、恥ずかしさなど皆無じゃ。
[その発言はナニカの裏返しだったかもしれない]
ま、警察官とかと同じ……と言っても、グラジオラスさんにはわからんか。
難しいのう……。
普通に過ごす分には問題ないから安心するんじゃ。
[しかし、ヒーローやら悪役やらの『普通の生活』とは何なのだろうか――]
[そうこうしている内に、魔王と顔を合わせる羽目になるのだった]
とはいえ、城主として何もせぬわけにもいかぬ。
苦労するものだ。
[へんなこだわりを呟いて嘆息。]
さて、皆様方にお集まりいただいたことに感謝いたそう。
しかし十全にもてなすことが出来ぬ故、本日はこれで満足いただこう。
[仰々しい態度で指を鳴らすと、続々と湧き出るように出でたのは、熊や猪、蜂に蛇…ここいら一帯にすむ生き物を魔物と化したものを呼び出すその隙を彼は見ているだろうか]
[なにやら穏やかでない様子なのは解るのだが、トメ子がその相手を気遣うようにも思える言葉を掛けているのに>>298ペンダントから手を離した]
トメ子さん、あの変な人知ってるの?
[何者だと問うた事は頭から抜かしているようだ]
…おぁあ!?
[ドンファンに受け止められ>>302、その拍子に意識が覚醒する。
どうも、首を締め上げられて自分は少しの間、意識を失っていたらしい]
ああ、昼に会ったルーキーくん?
いやー、かっこ悪いとこ見せちゃったねどーも。
[言葉は軽口だが、その口調に力はない]
ところでルーキーくん、魔法陣は?
[問えば、上空の異変を教えてくれるだろうか]
あー…んじゃあひとまず平気っぽいかなぁ…たぶん。
[あくまで多分。だけど]
―魔王城・内部―
ウオオオォォォォォォォ・・・ッルァァァァ!!!(ズゴーン!)
[魔王部屋から見えるテラス、そこから先程落ちていったはずのカンナギを抱えた赤く燃えた黒マントの男が爆発的に駆け上がってきた。 ・・・ちなみに若干カンナギは焦げているかもしれない。]
近からん者は、目にものを見よ!
遠からん者は音にも聞け!
爆裂正義団 ドンファン、我ここにありィ!!!
いざ、参るゥゥゥゥッ!
[どこまでも暑苦しい名乗りと共に、あからさまに怪しい格好をしたいかにも悪の首領ですと言わんばかりの人物へ飛び掛った]
爆・裂! 気合拳ッッッッ!!
そ、それは……。
あいや。
すまぬな。そなたに感謝を。
[未練がましく抜かれたアイテムを見つめつつ、道具屋に礼を述べる]
ふむ。あ奴が萌えキャラグッズを?
ふふ、ふはは、ふははは。それはまた意外な。弱みになるかいの。
世話になったの。では、またいつかの。
[食事処と駄菓子屋の位置を聞いて、道具屋を後にする]
/*
>青薔薇さん
ちょ、こんな暑苦しい馬鹿男が勇者様ってwww
カンナギ殿はなんか飄々としながらも正義っぽくて個人的なツボをがんがん刺激してくるから好きだっ!
ならば、英雄の補佐役として動きましょうぞ!
その様相、その素振り……どうやら何がしかの覚悟を決めたようじゃな。
[覚悟の相手は誰か、どちらの陣営かとはっきりと聞くのが怖く、濁してしまう。
いかなる怪人をも使役して組織の幹部に上り詰めた身だが、目の前の存在の前には怯まざるえを得ない。相手からどれだけ親しく振舞っていてくれていても、だ]
ぐしゅしゅしゅ……まあいい。
[『今すぐ、どうこうなるものでもあるまい。それに性根はそう代わらぬだろうよ』との結論を胸に仕舞い]
少しばかり人間が困り、ヒーローを名乗る者達が大いに困る類のモノはないかのう?
今日は少しばかり腹がたっておるのじゃ。
[客らしく、そう注文した]
さて、敗者はしかりと身を引こうか。
最も置き土産もお約束だろう
[ずずり、ずずりと後ずさったところに現れた暑ぐるしい男
はやさでいえばカンナギのほうが上だろうけれど避けることもせず、あるいはできずに飛び掛ってきた男の拳にタイミングを合わせるように殴りつけて吹っ飛んでいった。]
[吹き飛んだ先は森の奥。
暗い闇。そこよりその場の面々にたいして落ちるように声が響く]
ではな。
いや、こういう場合は、覚えてやがれーー。か?
[最後まで変な拘りの言葉を発しながら魔王は消え、しばらくすると魔方陣も城も全て幻のように*消えていった*]
― 二丁目付近 路上 ―
おう?
行き倒れとは、また風流じゃの。
生きておるか、御主?
[路上にぶっ倒れている高校生を見つければ、彼を揺り動かした後、道具屋に伝えられた中立屋と呼ばれる食事処へと彼を運ぶだろう**]
[ちょっと焦げたりしつつ、再度突っ込んだ玉座の間で再び魔王と相対すれば、そこにはよく見知ったばーちゃんと、知らない女の子もいて。
そんで、わらわらと湧き出す魔物たち>>310がいた]
…よっし、ナイスだルーキーくん!
[ドンファンが魔王に殴りかかっていけば、その隙に自転車へと駆け寄って。その勢いのままにばーちゃんと女の子を救い上げようと手を伸ばす。
見たとこばーちゃんも非戦闘モードっぽかったし]
ひとまず逃げる!
でいんだよなばーちゃん!?
[確認しつつ、拒まれなければ二人をさらって自転車の後ろへと乗せて]
無理するもんじゃないぞルーキー!
[魔王を殴り飛ばすことには成功したけど、沸いて出た魔物全部を相手にするのは厳しかろうと、その背中に声を投げかける。無理に突貫しようものならその首根っこを捕まえてでも引きずって帰る心算で、その場を後にした]
/*
エルヴァイラの『明家計画』怪人紹介 その1
・ミラーマン(>>292)
全身鏡張りの怪人。必殺技は太陽光をその鏡に反射させたビーム兵器。
如何なるところからも攻撃が可能なので、使いようによっては結構イケたかも。
無論弱点は接近戦。格闘ゲーのように懐に入られた時点で終了します。
今回、遭えなくチャレンジすることなく敗退。再生怪人の道はあるのでしょうか。
む? いや、知らん奴じゃよ。
まあ、アタクシもいろんな悪の幹部を見て来とるから、その意味では懐かしい相手ともいえるんじゃが……。
[とグラジオラス>>311に答えている所に、多量の魔物が出現する>>310]
ややっ、魔物じゃ! 急いで退散するんじゃ!
[魔王に手を出さないと決めた以上、取れる手段はひとつしかない。
と――そこに]
ありゃあ――
爆裂正義団、じゃと!?
[そしてその青年は、老人の想いも虚しく、魔王に殴り掛かった――]
いや、さっきの子を抱え取るようじゃし、一応筋は通っとるのか……?
[などと呟いている内に、城と魔法陣が消えた]
むむ、なんだか結局何もしていないような……。
とりあえず、奴の置き土産とやらを大人しくさせるしかないかのう。
[魔法陣と城は消え去ったものの、魔物はその場に残されたまま。
その後はそれらを浄化していく作業に追われたのだった**]
まじかる☆ひーりんぐふらーっしゅ!!
フフッ……そうね。覚悟を決めた、そうそれよ。いい言葉だわ。
[妹のように可愛がっていたはずの相手であっても、いつ裏切るか分からないのが悪の陣営。
油断なく様子をみながらも、誰もが目を奪われるような、あでやかな微笑は消さずに]
ふむ……。
[形の良い眉を寄せて、考えるのは、目の前の相手が、トメ子の邪魔にはならないかということ。
一般人は、別にどうでもいいが、万が一でもトメ子の足をひっぱることでもあってはならない]
……これなんて、どうかしら?
「にゃんにゃん魔薬」
コレをあたりに撒くと、吸い込んだ者は語尾が「〜にゃ」とか「〜だにゃん」になってしまうという、恐ろしい薬よ。
特に男性ヒーローにとって、こんな屈辱的なことはないと思うわ。
姉妹作として、語尾が「〜にょろ」になる薬と、「〜わん」になる薬もつけて……そうね、このくらいでどう?
[指2本]
ぐぁっはぁっ!?
[>>317全力で殴りつけた拳を避けもせずに、拳が交差する形で一撃を見舞ってきた相手の攻撃を受けて派手に吹っ飛び瓦礫に埋まる。]
どぉぉりゃぁぁぁっ!! (ドコーン!)
良い一撃であった! しかし俺はこの程度では倒れはせんっ!
この程度であれば団長殿の拳の方が遥かに重く激しいぞ!
さぁ、今一度この戦を楽しみましょうぞぉぉぉ!
あれ・・・どこに行きなさったぁ!?
[瓦礫を吹き飛ばして立ち上がり相手に向かって言葉を投げつけるも・・・相手は吹っ飛んで姿を消していた。]
今の俺では役不足・・・つまり、真の悪との戦いはこれからという事であったかぁっ!?
ならば、今よりも己を鍛えいつか会い見えましょうぞぉ!!
[壮大な勘違い男、ここに極まれりである。]
/*
エルヴァイラの『明家計画』怪人紹介 その2
・園児型怪人(>>16他)
戦闘員的扱いというか戦闘員? 普段は園児に偽装して主に付き従う。
基本的には雑魚レベルですが、隠密行動や暗殺ぐらいならお手の物かも知れない。
強くない扱いだったので(>>135)で雑魚明言しないでごめんなさいでした。
4匹以上いると思いますが、もしかしたらこのまま四天王扱いになるのかもとか。
にゃんにゃん魔薬……ふむ、精神攻撃系か。しかし相手を選ばぬと面白がられるだけで終わりそうじゃのう……。果たしてどれだけ効果があるものやら。
[と関心が低そうな態度を見せつつ、内心ではドンファンに恥をかかすには面白そうだと計算。]
まあ、折角アニュが薦めてくれたのじゃから簡単に無下にするのも悪いのぅ。
だが、しかし、のう……ううむ。ではものの試しという事にしておくとして、このぐらいでどうかのう?
[と、指一本]
あー…散々だった。
[すべて幻であったように、城が、魔法陣が消えていく。ようやく一息ついた…と言いたいとこだけど、まだ魔物は残っている]
いやかっこよかったよルーキーくん…ドンファンくんだっけ?
君のおかげで助かった。ありがとな。
[告げて、その手を握ったり]
あー…っと、再会を約束するのもいいけど先に後片付けしようね。
浄化とかできないし、ばーちゃんのサポートサポート。
[いって、率先するように自分もさっさか周囲の魔物たちに向かう。ちょろちょろ適度に落とした速度で注意を引いたり、ばーちゃんのところへ誘導したり]
/*
エルヴァイラの『明家計画』怪人紹介 その2改
・園児型怪人(>>16他)
戦闘員的扱いというか戦闘員? 普段は園児に偽装して主に付き従う。本体は多分黒ずくめ。
基本的には雑魚レベルですが、隠密行動や暗殺ぐらいならお手の物かも知れない。
強くない扱いだったので(>>135)で雑魚明言しないでごめんなさいでした。
4匹以上いると思いますが、もしかしたらこのまま四天王扱いになるのかもとか。
― 硝子の牢獄 ―
[しゅるしゅると、茨が僅かに引いてゆく。
ぽつり、ぽつり、と。青い薔薇が水面に浮かぶ。]
……今日のところは、なんとか難を逃れたようですね……
これも、勇者様たちのお陰…… 有難うございます、正義の使者たちよ。
――しかし……
[また、いつ、なんどき、世界が危機に曝されるか――
囚われの青薔薇には、判らない。]
[トメ子から様々な説明を受けている間に、魔王は置き土産に魔物を召喚して行ったらしい>>310]
うーん…この魔物は花を荒らしていないし…。
でも、ナントカしなきゃいけないなら足止めだけで勘弁してやろうか。
[どうにも口調の歯切れが悪いのは、あまり怒る気にもなれず気分に乱れもなかったせいでもある。
それはまたトメ子との対話の影響だろうか。]
『あなたをとらえる』イカリソウ、行け!!
[花言葉を紡ぎ、ペンダントに触れて数多の魔物を指差す。何処からともなくイカリソウが生えて魔物達にまとわりついて動きを鈍らせた]
(やはりこのままではいかんな)
[その間に勢い良く飛び込んでは魔王を飛ばした男>>314も魔物tと勘違いしてイカリソウをけしかけてしまったかも知れない]
/* せんせー、絡む相手が見つかりません。
>>290のフラグは非常においしそうなだけど、メイアルさんの動きが見たいし、エルヴァイラさんはすれ違っちゃったし、道具屋は中心街なのに町外れにある魔王城組に絡むのは不自然だし……つーか、きっかけ作りで迷ってるうちに魔王様が城消しちゃったし。
ここはフラグ待ち寝落ち作戦でしょうか?*/
― 中立亭前 ―
[不意に派手にすっ転んだ男が目に入った]
団長だの隊長だの、長がつく人の多い町じゃな。
……ふ?今、爆裂正義団と申したかな、そこの漢よ。
[多少の警戒心を抱きつつ、通りで起こる出来事に騒がしさに血を滾らせていた]
嗚呼、早く――
はやく、諸悪の根源を滅さなければ……
[深い深い、藍(インディゴ)の瞳から、零れ落ちる涙。
その涙は雨となり、町に降り注ぐ……
その雫は、悪しき魂を持つ魔物たちを―――― 消 し 去 る !]
ふむぅ。
[くい、と唇の端を持ち上げて笑い]
あたしと交渉する気かしら?
エルヴィも商売上手になったものね。
……じゃあ、これを見て?
[小さなプープークッションを取り出し]
座ったその瞬間に、あられもない恥ずかしい音を響かせ、対象者のプライドをズタボロにするという、残酷なシークレットアイテム……。
これをオマケにつけてあげるから、元通りこの価格で。
[指2本]
[>>325カンナギがやれやれといった表情でこちらへ向かって握手を求めてくる。 それをガッシリと掴んでブンブンと振る]
なんの、正義としては当然の事をしたまでです!
おそらくはカンナギ殿との戦いで奴も弱っていたのでしょう!
[置き土産と称していった魔物達を処理すると聞けば]
分かりました、それでは俺も補佐を手伝いましょう!
魔物達よ、勇ましき心があるならばかかってくるがよいっ! このドンファンがお相手致そうぞぉぉ!
御婆殿、こやつ等は我々が引き受けますぞっ!
浄化とやらをお願い致すっ!
[入り口付近にいるトメ子達に向かって大声をかける。 暫く闘っていると怒り狂ったような動きで植物に足を取られるかもしれない]
うおおぉぉぉっ!? なんと面妖な・・・しかし見事な置き土産であるぞ、悪の者よぉぉぉっ!
― 喫茶まろん ―
マスター、彼を頼む。
[星を守る戦いに巻き込まれたのだろうか。何者かは知らぬが、今だ少年っぽさの残る男をマスターに託して、自分は空いた席につく]
腹が減ったのじゃ。何かオススメはあるかの。
ふむ……では、そのハムカツサンドを頼むのじゃ。
[席につくと、道具屋で手に入れた部品を工具を使って組み立てている]
いやいやいや。
何分、怪人達を食わせるだけでも一杯一杯な弱小組織でのう…。
削れるところは削らないと遣り繰りが立ち行かぬのじゃ。
そうじゃ、こちらこそオマケにこれをやろう。
[(>>37)で貰った飴玉を2つカウンターの上に置く。]
これを寄越した相手を尾行していた者が三体とも悶絶して発見されての。
理由はわからぬが、報告からどうもただの飴玉ではなさそうじゃったのでとっておいたのじゃ。
まああまりの美味しさにぶっ倒れただけかも知れぬがの。ぐしゅしゅしゅ……。
[指一本と"半分"の意を表す折り曲げた指を一本]
[トメ子達と共に魔物の浄化に当たっていた其処に突然の、雨]
さっきまで晴れていたのに。それになんて冷たい雨…。
[ふ、と周囲に視線を戻すと雨に打たれた魔物達が次々と消えて行く]
な…これもトメ子さんの魔法…?
こんな広範囲の浄化の魔法を使えるなんて。
[この雨が世界の嘆きとは知らず、トメ子が全てを浄化したものだと思い込んでいた。
しばらくの間両手を広げてその雨に打たれて空を見上げて。グラジオラス達花にとって雨は恵み。精一杯の感謝と共に受け止めるように雨を抱く]
─二丁目路上─
うぅ……
[マラソン大会を終えたような疲労に倒れ臥すことしばし。疲労感は隠せないが、呼吸は少しずつ整ってくる。]
いい加減起きないとなぁ……。
[ごく普通の追いはぎやちんぴらこそ少ない(存在できない)が、ここジンロウ町での行き倒れというのは別の意味で危険である。例えば怪人に拾われて改造されるとか、正義の味方に拾われて治療ついでに改造されるとか、流れ弾が飛んできて改造されるとか。]
い、生きてますっ!
[そんなことを考えている最中に声をかけられたものだから>>319、慌てて跳ね起きようとしたが、筋肉痛に苛まれて再び突っ伏す。帰宅部会計係の体力などこんなものだ。]
中立亭……? ああ、まろんのおっさんとこか。あそこならいっか……。
[どこに向かっているのかがわかれば、安心して彼に身を委ね、ぐったりと運ばれるに任せた。]
あははーほーらこっちこっちぃー
…んん?
[まだ本調子じゃないながら、魔物相手に憂さを晴らすように…というか、完全にいろいろ忘れてじゃれ付いてるようにしか見えない動きしてたら、また聞こえた、声>>326。
そういえば、さっき魔王とやりあってるときも聞こえていたような…あの時は、目の前のことに集中していて今ひとつ聞き取れなかったが]
しかし…しかしなんだよー?
そうやってもったいつけんなよぅー。
[なんて言葉が出たのは、先刻の魔王の言葉>>245を思い出して、やな記憶が蘇りそうになったから。そう本気っていうものでもないのだろう]
…ドンファンくん、なにやって…
あれ?
[魔物とはちょっとちがうらしいイカリソウに見事に噛み付かれたドンファンに、思わず苦笑が漏れる。どうも痛そうにしてる風でもないからと、あまり心配もしていなかったが]
あれ?
あー…そゆこと?
[見れば、その草に指示を出しているらしき女の子がいる>>327]
ちょっとそこのお嬢さん?
その子は別に魔物じゃないから離してやってー。
[声をかけつつ、ひょいひょいと魔物たちから身をかわす動きが止まることはなかった]
あらあら。
天下の『明家計画』ともあろう大悪党の幹部が、弱小組織だなんて……、思ってもいないことを。
[だがしかし]
[この辺りが恩の着せどころだろうと、見極めをつけて]
でも、エルヴィがそこまで言うのなら、今回は折れてあげてもいいわ。
コレで手を打ちましょう。
[1本と半分を、こちらも指で示して取引成立]
[コトン、と毒々しい色の小瓶を3つ、置いた]
フフフ。
また来てね?
今度はもっとたくさん買ってくれると、嬉しいわ。
[男女問わず、思わずゾクリとするような、色っぽい微笑を浮かべ、再び相手の頬をぷにぷに**]
― 喫茶まろん ―
ふむ。こっちのメニュー……フルーツポンチパスタ、ブラジル風味も捨てがたいのじゃが。
ワシの気分はそっちではないのじゃよ。
[しばらくメニューを眺めた後、手を上げてマスターの注意を引く]
マスター、カレーを。
辛口で。
[ざわ、と店内の空気が一瞬で冷えたことなど気付く余地もない]
―雨が降る少し前―
[どうにも魔物にしては様子がおかしいが、暴れている=魔物という意識がある為容赦はしなかった。
どうせ足止め程度なのだから容赦も何もないのだが]
ん?何。
[少し焦げた猫のような人物>>337から、この暴れているのは魔物ではないと告げられイカリソウへの命令を止めた]
飛び込んでくるなり暴れだすから魔物かと思ってしまったの、ごめんなさいね。それよりもあなたはさっきあの変な人と何かしていたわよね?どうしてそんなに焦げているのかしら…。
[トメ子の浄化を手伝いながら、疑問に思うのはあまり現状に関係ない事だった]
― 硝子の牢獄 ―
……? これ、は……
[ふと、顔を上げれば。
硝子の壁のその向こう。1本の硝子の柱が、立っているのが見えた。]
こんなもの、いつから……?
[茨に巻きつかれたその柱は、ところどころに青い薔薇の花を咲かせ。仄青い光を、静かに発して。
呼応するように、硝子の水面に拡がる波紋が、光を帯びる――]
―――― もしや、これは……
…雨?
[いつの間にか降り出していた、雨。雨に触れれば、魔物たちは消えていった]
助かったーって、とこだけどさー…
[魔物たちは、浄化されたのではなく、消え去った。結果を見れば同じことなのだろうが、なんとなくしこりのようなものが残ったかもしれない。
…その雨が、頭の奥の何かと結びつきそうだったことも含めて]
…まーいーや。帰ろう帰ろう帰ってご飯にしよう。
ドンファンくん、どうする?
よかったらお礼と…そうだね、歓迎も合わせておごりたいんだけど?
あ、ばーちゃんと君も一緒にどう?
[自転車に跨りなおして問う声は、トメ子ばーちゃんとグラジオラスに向けて。拒まれなければ連れ立って、拒まれたならひとりで、中立亭に向かっていった**]
うむ、では有り難く戴くとしよう。
[差し出された小瓶を三本、受け取った。提示された金額を支払うと]
世話になったの。また次があれば頼……むぅ……
[頬をぷにぷにされると顔を少し顰める。抗議すればするほど弄られるのでぐっと耐えるがそれもまた掌の上の気がして面白くない]
と、とにかくじゃ。
あまり無茶をせぬようにな。御主の本性は"こちら側"じゃろうからな。
[心配の言葉か牽制の言葉か、自分でもわからないままそう言い捨てて店を後にした**]
─喫茶まろん─
[店の奥で水を貰って、どうにかこうにか人心地つく。]
ふぅっ。あーもー水っていいよなー。生きてるって気分だぜ……。
おっちゃんありがと。もう大丈夫。
[店主に礼を言って、コップを置き去りに立ち上がる。そのままひょこひょことホールに向かい。]
よう。さっきはありがとな。すっげー助かった!! ここ座っていい?
[自分の恩人─なにやら怪しげな機械を机に広げている男に話しかけた。]
―>>340と同じく少し前 ―
変な人ってその子のこと?
それとも、さっきどっかに吹っ飛んでった方?
[その問いは、割とどっちに対しても失礼だった気がしなくもないが]
なにしてたかって言われたらまぁ…いろいろだけど。
分かりやすくまとめて言うならジャスティス。
[たぶん逆に分かりにくくなりかねないことさらっと言って、それから。
以下、>>342に続く**]
[店内の雰囲気など気にもせず、ふと目に留まったのは、喫茶店の片隅に張られた紙>>160。しげしげと眺めて]
町を支配して、世界を消す、じゃと?
……ふむう、この町にそれほどの力が眠っていると申すのか。
しかし女性の声による遠隔思念とはまた、地道な活動じゃの。ん?
[同席を申し出る青年の声に、そちらを向き]
好きにするがよいのじゃ。もう平気なのかの?
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