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[...は、ナタリアの理想を聞いて行く内にしょんぼりとした表情になる]
(…包容力…一緒にいて楽しい…僕にはかすりすらしてないなぁ…)
[...は、しょんぼりしながらも、ナタリアからの問いを考える…]
僕の…理想…ですか…?
えっと…こういう言い方でいいのかわからないのですが、ずっと一緒にいたいと思えた人でしょうか?
その人の心を感じて、この人と一緒に歩いて行きたい、そう思えた人が僕の好きになる人です…
[...は、そこまでいうと何かに気付いてバツが悪そうに鼻の頭をかいた]
はは…よく考えたらこれ、いわゆる「一目惚れ」ってヤツで理想でもなんでもないですね…?
[...は、そこまでいうと真剣な表情になるとナタリアへ一番伝えたい言葉を口にする…]
ナタリアさん…僕はあなたの事が好きです。
灯台でナタリアさんの優しさにふれて…心を奪われてしまいました…
僕みたいな子供に好きになられてもナタリアさんが困る事は十分承知しているのですが、後悔だけはしたくないから…僕の想いだけは伝えさせてもらいます。
僕はあなたを愛しています。
[...は、ナタリアの瞳を見つめながら、はっきりとそう言い切った]
[ヴィヴィアンの提案を受け、バジルにオーダー。向かい合わせに席を選ぶ]
ふふふ、楽しみですね。
そういえば、ここに来てからそういった”料理”ってものをほとんど食べていません…
バジルさんには、失礼なことをしていたのかもしれませんね…
[他愛ないこと、そして明日の予定を話していると料理が運ばれてくる]
うわー、おいしそうだ。
早速いただきましょう。
[一緒に持ってきてもらったワインをグラスに注ぐ]
ヴィヴィアンさんは、少しだけ。
私は際限がないから少しだけ。
[グラスを少し掲げる]
今回は、どうしても後ろめたさが先に立っちまってな…。
/*
多分、こちらはなさそうですけどね。この流れだと、キロがやる羽目になりそうかなぁと?こちらはヴィヴィちゃん襲撃する気ないですから。そういうことですね。PL視点では知ってるけどキャラ視点では分からないって奴です。一応確認してみました。
トリが一番クールだったのに…おかしなものですね…。
/*
えーと、今回キア様が投票で地下室送りになった場合に、トリがその描写を落とす…ということではないのかな?
そっか…それならばいいんだけど。
でも、今日はゆっくりと休んだ方がいい。
夜風はまだ冷えるから。
[開けていた戸から入り込んでくる涼しげな風に戸を閉めて。
微笑みを寂しそうに、目を細めて眺め]
…あんな顔をさせてしまったんだ、謝らない訳にはいかない。
[言おうか言うまいか、笑みを消して逡巡し一度口を噤んでからゲルダを見て]
君が…瞳に悲痛を浮かべる時は、
誰かがこの島を離れた瞬間が一番顕著になる。
…前に言っていた君の悩みというのは…それかい?
/*
襲撃だったらやろうかと思いましたが。投票だとちょっと
精神的にきついかと。つーかこの殆ど失恋が確定している状態で
更に地下に送り込まれたらこちら、針の莚ですよ?
[ ケヴィンさんと明日の予定などを話していると、
バジルさんによって出来たての料理が運ばれてきて ]
わぁ・・・美味しそうですよね。
いただきましょう。
[ そして、グラスに少しだけとはいえ
ワインを注いでくれた事に驚き ]
まだ少し早いのですが・・・少しだけ頂きたいと思います。
色々と有りすぎる、この島に来てからの日々ですが・・・
素敵な出会いなどに乾杯っ。
…はい、夜はどうしても海風が…冷えますから…。
[けれど、ベランダから漂ってくる冷たい風が頬を撫でると、ふっと気持ちよさげに目を細め、ゴドフリーが戸を閉めてしまうと名残惜しそうに瞳を揺らす]
いえ、私は…。
[謝罪など必要ないと言おうとして。しかし告げられた言葉に一瞬目を見開いた後、黙り込んだまま知れず視線が徐々に床へと落ちてゆく]
せっ…せっかくいらしてくださったお客様が帰ってしまわれるのは…悲しいことですから……。
[違う、違う、そうじゃない。こんな言い訳が通じるはずが無い。もっとそれらしい理由を……。しかし他に言うべき言葉が見つからない。悲しげに首を振る。視界が揺らめく。足元がふわふわと揺れる。
ゴドフリーの目には、ゲルダの身体が緩やかに傾いでいく様が見て取れただろう…]
[満面の笑みを浮かべる]
この島に来て、多くの方々と出会えたことに。
そしてヴィヴィアンさん、貴女に会えたことに乾杯!
[いつものようにあおったりしない。少し口をつけるだけ]
さあ、冷めてしまう前に食べましょう。
[さすがに少し恥ずかしくなって、ごまかすように]
[理想を告げるうちに暗くなるトムの表情に、何故そうなるか理解出来ずに何か悪い事を言っているような気持ちになってくる。不安げなまま理想の答えに耳を傾けるが、それも一つの形なのだろうと、こくりと頷いて肯定を表す。
真剣な面持ちで次いで語られる言葉には、動揺が隠せない。
琥珀の瞳でトムの瞳を見つめ綴られる言の葉を一句一句受け止める。
聞いていくうちに照れからか次第に頬が紅潮して鼓動がはやまるようで。]
……ありがとう。
私も愛している、と応えられたらいいのだけれど……
まだ……好き、としか言えない……。
[心に何かしら響くものがあるのは確かなのだが、
その感情が何であるかまだ分からぬまま。]
……こんな答えじゃ、ダメですよね。
[自嘲気味にそう呟いて俯く。]
そうですね。
温かい内にいただきましょう。
いつも以上に美味しいです。
[ これも、『ケヴィンさんと一緒の食事』という最高の調味料が有ってこそと思ったり ]
/*
きついねw
ある意味おいしいけど、きついねw
こんな鋼のような胸板でよければ、いくらでも貸そう。
さあお泣きw
[...は、ナタリアの言葉を聞いてほっとした表情になるが「こんな答えじゃ、ダメですよね」という言葉に慌てて…]
いえっ!拒否されなかっただけで僕は嬉しいです。
むしろ…その…僕に好意は持っていてくれたとわかっただけで僕は…その…いや…えっと…
[...は、先程のナタリア「好き」という言葉を思い出して真っ赤になってしまった]
あ、あのっ! まずは友達からお願いしますっ!
[...は、そういって顔を真っ赤にしながらナタリアに手を出して握手を求めた]
うん、おいしいですね。
さすがヴィヴィアンさんのオススメです。
[ニコニコと笑顔]
美味しい物食べると、人は笑顔になりますよね。
[その笑顔は、料理が美味しいからだけのものではない]
それが心地良い時もあるけれど、体調を崩した時にはやはり浴びないほうがいい。
[名残惜しそうにする様子には不思議そうに目を眇め。
伏せられて告げられる言葉は…一目で嘘だとわかるもので…これ以上の介入を拒否するものなのだろう。緩く吐く息には自然沈痛が篭り、何か言わねばと上げた顔は何時も通りの笑みを取り繕えていただろうか?
言葉を紡ごうとした瞬間にゲルダの身体が傾くと瞠目したまま手を伸ばしてゲルダへと駆け寄り、崩れ落ちる前には華奢な身体を支えることはできただろうが]
………、…大丈……
[確かめるように銀色の髪を見下ろして問いかけようとした言葉は全てを紡ぐ前に途切れ、支えている箇所から感じる熱い体温に何か感情を押し殺すように眉を寄せて奥歯を噛むと有無を言わせないままゲルダを抱き上げた。内に芽生える憤りの感情は足音に現れているだろう、抱きかかえたまま向かうのはゲルダの寝室で]
[ つられて自然と微笑み ]
はいっ。
ケヴィンさんの言う通りです。
美味しいお料理は、人を笑顔に、そして幸せにします。
[ そして、ゆっくりと食事を*楽しんだりした* ]
[曖昧な答えに幻滅されるだろうか、そんな考えが浮かんだがトムの口から紡がれた言葉は予想外のもの。差し出された彼の手の平に、そっと自分のそれを重ね]
……此方こそ、宜しくお願いします、ね。
[はにかむような微笑を浮かべて、嬉しかったです、と消え入りそうな声で呟く。]
少し、寒くなってきましたね。そろそろ戻りましょうか。
[照れ隠しのように矢継ぎ早にそんな言葉を続け、
承諾されれば一緒に*屋敷に戻る*だろうか。]
……?
[ゴドフリーの姿が、視界の中に急激に広がっていく。何がどうしたのか…ふと、そうか、こちらに近づいてきているのだと気づき「どうかなさったのですか?」と問おうとしたものの、なぜか舌がもつれて声にならない。なぜか、ゴドフリーの姿が斜めになっていく様を、不思議そうな目で見ながら]
ぁ…。
[視界が全てゴドフリーの緑の上着で覆われたと思ったら、ふわふわとしていた足元の感覚が、一気に消え去る。既に機能を半分放棄していた三半規管が更なる不安定さを感じ、眩暈のような驚きに一瞬身を竦め意識を手放しかける]
な…に……?
[状況がつかめず混乱して、熱で潤みぼやけた瞳を不安げに揺らす]
[...は、ナタリアが消え入りそうな「嬉しかったです」という言葉に照れながら…]
あ…う、嬉しがらせるのはこれからですよ…覚悟して下さいね…
[...は、もっと気の利いた事を言いたかったがこれが精一杯だった…]
あ…もうこんな時間ですか?
ナタリアさんが風邪でもひいたら大変だっ
急いで屋敷に戻りましょう。
[...は、真っ赤に照れながら、しかし心の底から嬉しそうな笑顔を浮かべながら、ナタリアと*屋敷へ戻って行った*]
[食事を終え、少し歓談。楽しい時間はあっという間に過ぎる]
さて、ヴィヴィアンさんも少しお疲れのようですし、今日は休みましょう。
明日遊ぶためにもね。
[二人で連れ立って自室に向かう。談話室を抜け右手がヴィヴィアン、左手がケヴィンそれぞれの部屋]
ではここで。
[挨拶を交わし、部屋に引き上げるヴィヴィアンの後姿を見送る]
……おやすみ、ヴィヴィアン。
[誰にも聞こえない、小さな小さな呟き。しかしそこには大切なものを想う何かが、*確かに含まれていた*]
[自分の体調の自覚がない様子のゲルダに更に憤りが増すようで、階段を降りきるとゲルダの容態を一度確かめあまり揺らさないように使用人室まで運ぶと無人の部屋の中、空いているベッドにゆっくりと下ろして横たわらせ、掛け布を首元まで掛けて]
……寝るんだ。
[声色は常よりも幾分低いものになっていただろう。近くの椅子を引き寄せると腰を下ろし、緩く息を吐いて自分を落ち着かせると額にそっと手を当ててから何度か髪を梳くように撫でて]
……君って子は……いや。
今は、寝て…そうしたら薬と冷やす物、持ってくるから…。
[声色は戻ったが今ここを離れたらまた無理をして仕事に戻るのではないか、そんな考えが頭から離れず。ゲルダが眠りにつくのを確認するまでその場に居ることにしたようで。]
[さすがに階段を下りるころには自分の置かれた状況を把握したようで、熱からではなく頬を赤く染め]
も、もうしわけ、ありませ…。
おろ…おろして……歩けま、から…。
[しかし呂律がうまく回っていないのが自分でも分かるくらいで、悲しげに瞳を伏せると後は黙って身を任せる。
自室のベッドに横たえられると、傍に椅子を引いて座る姿に]
…えっ、あの……。ひ、一人でも…。
[しかし有無を言わさぬゴドフリーの様子に、口を噤んでしまう。とは言え男性に見られながら眠るというのも恥ずかしく、妙に気が高ぶり思わず掛け布団を頭の上まで引き上げてしまう。
熱で自律神経が弱くなっているのか、なぜかぽろぽろと涙が流れてきて止まらず、情けなさに小さく唇を噛みしめて]
……駄目。
[呂律の回らない抵抗へは一言呟いてそのまま運び。
椅子に座って様子を見ていたが泣き出してしまったゲルダの様子に悲痛に眉が歪み。それでも少しでも宥めようと頭を撫でる手は止めず]
……ごめん…ごめんね…。
本当に僕は君を傷つけることばかり長けているようだ…。
……これで…終わりだから…安心して。
[彼女を安心させる声は出せただろうか。掛け布団の上からゲルダの目元をあやす様に手で覆い]
…目が覚めたら、全部リセットされているよ…。
君へと踏み込もうとする男は、もういないから…ね?
だから、自ら孤独を選ぼうとしないで…、
打ち明けれる人を見つけて?
君に惹かれたのは悲哀の表情からだったけれど…
君の笑う顔は本当に可愛いんだから。
…君の力に…何一つなれなかったのが、心残りだ…
[ゲルダと、自分に言い聞かせるように呟いて、残念そうに微笑を浮かべてから席を立ち]
…薬を貰ってくるよ。後はペネロペーさんにお願いするから。
ゆっくり寝て、早く良くなってね?…おやすみ。
[泣き止まぬ声に謝罪するように告げて、名残惜しそうに一度だけ振り返ると静かに*部屋を出て*]
終わり…?リセット……?
[涙の止まらぬ瞳で、水面にゆらゆらと揺れるゴドフリーの姿を見上げる。言っている意味が分からない。何を言いたいのか…。
問いかけようとするも胸が痞えて声が出ない。そうこうしているうちにゴドフリーは立ち上がり、部屋を出て行く…]
…あぁ……。
[一度だけ振り返ったその顔、その瞳に過ぎる感情。
それで全てが分かった。
何のことは無い、一番傷ついているのは彼のほうだった。自分が…自分のこの頑なな姿が、彼を傷つけていた]
どうすれば…良かったの……?
[頑張ったのに。一人前になろうと、仕事をこなそうと。頑張ったのに。全てが空回りしてゆく。無力だ…何て自分は…無力なのだろうか…?]
ぅ…うぅ……。
[頭の上まで布団を被って、ひたすらに声を押し殺して。ゲルダはいつまでもいつまでも、涙を*流し続けた*]
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