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[自分の空になったグラスを見つめて]
空いちゃいました。
[セロンに向かって、さっきの声は届かなかったのかと思い]
セロンさん、私にもそのお酒、味見させてもらえませんか?
表で…?
[その意味するところに、何となくピンと来た]
テリー様は…どうなのでしょうか?
私には全く状況が…。
早く回復なさるとよろしいのですが。
トム君は、チャールズさんと話していると楽しそうなのですが…
いかんせん今日はチャールズさんが、皆の話の中心近くにいましたからね……少し入りづらかったかもしれませんね。
ケヴィンさん、私は歌は更に未熟です。
というケヴィンさんも、歌を歌ってみたら上手そうで・・・。
あと、ナタリアさんやカーラさん、キアさんは、
歌もすごく上手そうですが!
テンションの高い奴はウーロン茶でも酔っ払うからなぁ。
[チャーリーの相変わらず元気な様子に思わず笑みもこぼれ。]
俺も芸事はさっぱりでなぁ…
何か少しやっておけばよかったとは思っているんだがね。
[ついでにいいかね?とお猪口を手に取り、日本酒を注いでもらいつつ。]
カーラ様がトリに声を掛けてます。
先ほどはトリったらキロに構いすぎで、カーラ様のこと無視されましたわね?
……あからさま過ぎます。
[ぼそぼそ]
[ヴィヴィアンの言葉に]
ははは、人前で歌う機会なんてありませんからねぇ…
けして下手じゃない……とは思いますけど、間違いなく上手くは無いです。
人並みって奴ですね。
そのお三方は、確かに上手そうだw
[ニコニコと笑う]
[カーラに、話しかけられて、すまんといわんばかりに]
これはこれは、カーラ殿。
お口に合うかはどうかは分からないが…。
試しに。
[お猪口に、久保田・満寿を注いで、差し出す]
トム様はチャールズ様と…?
そうでしたかしら?
どちらかというとカーラ様とよくお話をされていたような…。
私、昨日は忙しくてあまり全体を見ることができませんでしたから…。
[屋敷を出ると聴こえてくる軽快な二重奏に目元を和らげ、
同じメロディを口ずさみながら星空を見上げて]
…夜食持って行こうかな。
[灯台へと向かおうと思っていたのだが、途中果樹園に寄り
枇杷をいくつか貰うことに。静かだが何処か人の気がするような
気がしてキョロキョロと辺りを見渡してみて]
…?気のせいかな。
[カーラのほうを向いて]
高校生のころ、かぶれてギターやってたことがあるんですよ。
これもまた、人並みにできるようになったとこで、限界を感じてやめちゃったんですけどね…
[苦笑い]
いや、だって、うっかり片手間でもずパン村とか見てたりしてたもんで、マジで中身が見落としました。
ごめんね、カーラ。
裏でキロ狙ってるの、やっぱり、ばれたかな…?
直感というか、セロ君は赤の人だという確信が。
間違ってたら恥ずかしいけれど。
どっちにしてももう時間ないから下手に
絡みにいかないほうがよかったかなぁ…。なんかごめん。
トム君は、カーラさんにほのかな憧れを持っているのは間違いないですね。
ただ、それが私たちが期待するようなものなのか、そこが難しいとこです。
花間 一壺の酒
独り酌みて相親しむもの無し
杯を挙げて明月を迎え
影に対して三人と成る
月 既に飲むを解せず
影 徒らに我身に隨う
暫く月と影を伴い
行樂 須く春に及ぶべし
我歌えば 月 徘徊し
我舞えば 影 零乱す
醒むる時 同に交歓し
醉うて後 各々分散す
永く無情の遊を結び
相い期す遙かなる雲漢に
[月を見上げ、小さな声で諳んじる]
ケヴィンさん、それは残念です。
もったいないです。
限界なんて自分が作っちゃうものじゃないでしょうか?
プロになれないならいらないというようなものでもないと思うし。
長身のギタリストなんて、女の子にもてそう…。
[とケヴィンに首をかしげて]
…歌、なぁ。
[言われて、苦笑い。]
普段はテレビなんか見る暇も無いような生活してるからな、
カラオケなんかに連れて行かれても、最近の曲はさっぱりだ。
ちょっと高い音域になると、全然声も出ないしなぁ。
[カーラに向かって]
いやいや、つい警戒してしまって、話す機会がないと
声を掛けそびれてしまうのでな…。
おかげで助かった…。
[ボールドウィンのお猪口にも久保田・満寿を注ぎつつ]
拙者は先ほどの真剣・白刃取りぐらいが、芸事といえそうなものだな…。
[チャールズを横目に苦笑いしつつ]
…確かに酒が飲んでなくても奴は酔えそうだな…。
なるほど、トム様は…お姉様のことが随分と気にかかっていらしたようですし…。
そのかわりに憧れを抱いたとしても不思議ではありませんね。
難しいものです。
[カーラの言葉に少し照れる]
ははははは、今思えばそうですね。
まあでもいいんです。
今はこのスタントの仕事が天職だと思ってますから。
ある意味で、あの時ギターをあきらめてよかった、そうとも言えるかもしれませんね…
……もてるかぁ……続けてた方がよかったのかな……
[哀愁漂う表情]
[セロンの言葉にほっとして]
日本酒って独特の香りがしますね。
美味しいです。
[ボールドウィンに]
最新の曲なんて気にしなくても…。
声域にあった歌をお歌いになればいいと思うんです。
いい曲はいっぱいありますし。
憧れねぇ〜。番組的にはもうちょっと盛り上がりが欲しい所なんだけどうーん。一押しが足りないね〜。
ヴィヴィちゃんもその点、微妙かなと思ってたりするけど、レリアちゃんに任せたほうがいいのかなぁ、もしかして…
[くくッと笑って]
レリア様は……。
[さーっと血が引く思いで、ふるふると首を振る]
キロが相手をしてくれてますし…。
ヴィヴィアン様もですが、ナタリア様も周りからの押しがないと動けないタイプの方にお見受けします。
カーラさんに同感です。
ケヴィンさん、女性の方にもてそうですよねっ。
それとは別に・・・歌手になるレベルには至らなくても、
趣味で楽しく歌っていると、良い声で上手に歌う事が出来そうですが・・・。
ボールドウィンさんも歌が上手なのですね。
・・・聞いてみたくなっちゃった。
[トリの言葉に薄く笑い声をもらす]
そういう意味で、ゴドフリーさんは注目株ですね。
彼は何かやってくれそうな気がしますよ。
問題は、我々から見てももつかみ所が無さ過ぎるとこですが…
[島に住まっている猫かとも思ったが、何処かから聴こえてくる諳は何処か寂しさも含む可憐な声で。目を閉じて耳を研ぎ澄ませて小さな声の主を辿り]
…枇杷を添えて四人と成しませんか?
[東屋で落ち着くゲルダの影を見つけるとその場でしゃがんで遠目から声を掛けて]
何かを悩んでいるのかな、君は?
[その詩を紡ぐなんて、と少し困った笑みを浮かべ]
[カーラにほっとしたような笑顔が宿ったのに目配せして]
…そうだな、この香りは他の酒には見られない特徴かも知れぬな…。
[ボールドウィンに]
…演歌など、どうだ?
拙者も、もっぱらそうなのだがな…?
[ミリの言葉に噴出しかける]
ちょちょちょ、私では本質的にダメでしょーがw
ミリもトリもがんばってくださいよ。
ヴィヴィアンさんと、ナタリアさんはお二人ともそうでしょうね。
ただこのお二人は押し方間違えると、致命傷になりそうな気がするのです。
慎重にいくことを提案します。
おやおや、ミリちゃん、頑張れ、頑張って落とすんだよ?
そうそう、そこにはカメラあるからね〜。
[わざと、緊張させるようなことを無碍もなしに言って、楽しそうだ]
…いやいや、俺なんか全然。
[ヴィヴィアンに言われて、照れ隠しに苦笑い。]
それにしてもまぁ…、こうしてゆっくり呑みながら話せる機会なんて普段なかなか無いからねぇ。
休暇を取らせてくれた同僚にも感謝しておかんとな。
ケヴィンさん・・・続けていれば良かったかどうかは分かりません。
でも、少なくともスタントが天職で、
もし、今でも休みに時間を取る事が出来るのでしたら、
今からでも、趣味で再び始めるという選択肢が有りますよ。
・・・ケヴィンさんのギターも聴いてみたいわ。
[ヴィヴィアンの言葉を聞いて]
でもね、実際もてないんですよ…
[沈みかける気持ちを鼓舞する]
ほう、それはいいことを。
時間見つけて練習してみましょうかね…
上手くなって損することなんてありませんしね。
[ちょっとうれしそうな顔になる]
ああ、確かにいきなりじゃ、傷になりそうだしねぇ、うまくやらないといけないよねぇ、あの二人は。
[うーんと考え込んで]
明日、プリちゃんが復帰してきたら考えがないか、聞いてみるかなぁ。
[グラスを手にぼうっとしていたもので、突然どこからか降ってくる声にびくりと肩を震わせ、きょろきょろと周りに視線を走らせる。すると、東屋の壁の上に枇杷の実が揺れていて、しかしそれを持つ人の姿は隠れて見えず]
……枇杷さんも、お酒を飲めませんものね…。
[くすりと笑って、手の中の液体を揺らす]
悩み…。
悩んでいるのかも…。
でもその答えもまた、自分の中に。
[悲しげに呟く]
私ではヴィヴィアン様とナタリア様への働きかけは…。
男性のほうが良いのではないでしょうか?
…トリ!
[からかうような(というか、丸っきりからかっている)口調のトリに、小さく鋭く声を投げて]
ふふふ、そうですね。
久しぶりに弾いてみるのもいいかもしれませんね。
でも、もう長いこと弾いてないから、間違いなく下手ですよw
[苦笑を浮かべながらヴィヴィアンに答える]
ボールドウィンさんのお仕事、忙しそうですね。
大変なんですか?
[セロンの「演歌」に]
ボールドウィンさんにはジャズのスタンダードをと
思ったのですけど、それも似合いそうですね。
セロンさんもお歌いになるんですね。
演歌というのはお国のお歌なんですか?
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