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[北斗君が歩み去るのが見えて、止めようとしましたが…そうしたくても、手を動かすことも、声を出すこともできません。]
………っ。
[どうしていいか分からず、北斗君とは反対方向に走り去ります。]
[海の神様に向かって柏手。それを微笑ましく思ったのも束の間。
矢継ぎ早に問われると、困ったように樫村を見つめる。
いっぱい悩んだ後、樫村に向き直った]
いっぱい、すきになる。
そうすれば、ぱーとなーになれる。
なったら、もっとすきになって、最後は幸せになるんだ。
[樫村の目を見つめて、真剣な表情]
【校長先生の背中】
[漢・橘藤十郎の広い背中に貼られた紙をまじまじ見つめる梨子。
兄の影響で、こういった類のものは得意だ。]
やたら多い"た"の字に…たぬきの絵なあ……。
…あっ!!分かった!!
[サラリと暗号を解読した梨子。
書かれたポイントへと、見えない力に背中を押されるようにして、全力疾走で駆けていった。]
[博の顔を見る。
困ったように弱ったように微笑む。
眉はゆがんで、今にも泣き出しそうな顔で、それでも我慢して。]
[そのまま、博のいる木の横を通り過ぎ、そのまままっすぐ。
段々歩くスピードを上げて。]
[大粒の涙がこぼれるのを誰にも見られないように、ただまっすぐ。]
いっぱい、すき…?
[雛はしばし考えこんだ]
私、おとうさんも、おかあさんも、おばあちゃんも、いっぱいすき。
紫籐くんも、クロも、有松くんや津野さんや北斗くんとかも、いっぱいすき。
でも、足りない…?まだすきになるの?
…紫籐くんを……。紫籐くんも…?
[紫籐の瞳を見つめ返して、よく分からないなりに、真剣にたずねる]
[北斗が小百合に背を向け、歩き出す。向かう先は、元いた木陰だろうか]
……あ、そっか。
[ならば、博とふたりだけで、話をさせてあげたい。博の目配せに頷いて、足を止めた]
[側に行けなくても、通じ合ったことが嬉しい。けれどその気持ちが北斗に申し訳なくて、少し苦い]
あ、北斗く――
[北斗が自分の横を擦り抜けていく。
振り返れば、小百合が反対方向に駆けていくのが見えた。
何か、自分の見えない所に溝があったのか――]
小百合さん!
[気が付いたら、声を出していた。小百合を呼び止めるように]
【????の??】
あとは…方向、間違えんよーに!!
…+裏+
…+裏+
…+裏+
ここ!…かな?
[ディグダグと、掘り進める梨子。] 47
…ん?これかー!?
-回想-
【夜 秘密基地】
あ、桃子ちゃん。おかえり。
[横になりうとうととしていた所で、顔を上げ
秘密基地に戻ってきた桃子に声をかける。
もう寝ている人もいたので、小声で]
さっき一緒にいたのは、……ほくと?
[そういえば、日の照らさない夜は、
確かに北斗が冒険するにはいい時間だ]
-回想-
【夜 秘密基地】
[桃子があくびをひとつした。
横になろうとしているのに気付いて、
そっと顔を近づける]
ねえ、桃子ちゃん。
[他の子達には聞こえないように、
両手を口に添え、こしょこしょと喋る。
なあに、とこちらに顔を向けそうになるのを、
小さく首を振ってそのままでいてもらう]
……お願いがあるんだけど。
-回想-
【夜 秘密基地】
昨日みたいに……
[ちらりと桃子の手を見る。
真っ白くてきれいな女の子の手]
寝る時に、手、 繋いでも いい……?
[じっと桃子の目を見る]
[無人島に来る前日、皆がいなくなりそうで怖かったから
桃子と小百合に我が侭を言って手を繋いでもらった]
-回想-
【夜 秘密基地】
[また眠れない?と心配されて、
ふるふると首を横に振って否定する]
そうじゃない、 けど……
[今は不安というわけでもないけど……
この気持ちをどう説明していいかは分からない。
桃子を見て、でも何も言えずに唇を噛みしめる]
-回想-
【夜 秘密基地】
[ふ……と桃子の頬がゆるみ、
しなやかで冷たい手がするりと絡められた]
[少し驚いて桃子を見ると、黙って頷かれた。
同じようにこくりと合図をし、手を繋いだまま横になる]
[この夏は2度とないだろう。
大人になると、こんな気持ちもなくなるだろう。
それでも今だけは、この手を離したくないな、と願った**]
ああ。すきにもいろいろ種類があるんだ。
友達のすき、家族のすき、親愛のすき。それに……恋人のすき。
すきの量に限りはないんだ。だから、いくらでもすきになっていいんだ。いっぱい、いっぱい。星の数よりもいっぱいな。
[樫村の瞳に映る自分の姿に、目を細めた]
……俺は好きだぜ、雛。
いろんな、すき…。
[親愛とかは、意味がよく分からなかった。いや、それぞれの「すき」の違いが、よく分からなかった。でも「雛」と名前を呼ばれて、少しだけ、こころがきゅぅっと音を立てた気がした]
……し、紫籐、くん…。
[こちらをみる視線に、落ち着かないものを感じる。そういえば、自分は水着姿で無防備に横たわっているのではなかったか…?]
あ、の、そのえと、あんまりじっと…見ちゃやだぁ…。
[よく分からない恥ずかしさが一気に湧き上がり、雛は両手で顔を覆って全身で丸くなった。日に焼けた健康な肌が、首筋が耳が、赤く染まる]
……小百合ちゃん?
[博の言葉に、名前の主を目で捜す。走り去る小百合の姿]
小百合ちゃん!
[慌てて後を追う。と、博の呼びかけに応え、小百合が足を止める]
……ごめんね。お節介かもしれないけど。
どうして、北斗くんに……何も言わなかったの?
[立ち止った小百合に、一歩近付く]
……小百合ちゃん、ちゃんと自分の気持ち、北斗くんに伝えた?
[響きが強くなりすぎないように、けれど聞き逃されることのないように。
ゆっくりと、語りかける]
[2人が別々の方向に去った後、宏樹は海岸をぶらぶらと歩いていた。
不思議な気持ちが支配していた。
臨海学校では今まで過ごしてきた仲間の、意外な一面や新たな一面に出会い、そのたびに驚いたりしてきたように思う。
そんな夏の思い出。それは宏樹にとって過去のことになるが、しかしこれがまた始まりの扉のような気がしていた。
自分の知らない、まだ未知の世界……その扉が開きつつあるようで、不安であり、しかし楽しみなようにも思える。
と、こつんとサンダルに貝殻がぶつかった。
裏側の真珠層が太陽の光に反射して、まぶしく宏樹の目を焼く。]
……。
[皆の変化や意外な一面、数々の冒険。]
お土産は、お前。
[呟いてぎゅっと握りこむと、宝物のようにポケットに押し込んで、秘密基地へと戻った。
まだ夏は、終わっていない。]
[柿田先輩と久美子ちゃん、2人に問われても、答えを返すことができません。]
[言いたいことはたくさんあるような…何も言わない方がいいような。]
…いいんです。私は。
[何が「いい」のかは、自分でも分かりませんでした。]
……良くないよ。
[小百合の答えに首を振る]
北斗くんは、自分の気持ちをきちんと言ったんだよ。
……小百合さんを傷付けるかもしれないってことも、覚悟してさ。
ぼくは、小百合さんにも、その気持ちに答えて欲しいよ……
たとえ北斗くんのことを傷付けるような答えでも。
きちんと、小百合さんの気持ちを伝えて欲しいよ。
【????の??】
[そこには、大量のワカメが埋まっていた。]
…これが…宝なん?
[そっとワカメを手に取る梨子。]
ワカメ…ワカメ……。若芽?
………ああ!
…若い芽=下級生っちことかっ!?
[誰もいない宝の前で、歩ばりの迷推理を披露する梨子。]
…うん♪
…久美子ちゃん、歩ちゃん、小百合ちゃん、雛ちゃん…
…翔平、宏樹、北斗ん、実ん…
………みんなみんな…大切な宝ものや!!
[ワカメを元通りに埋めると、清清しい顔で、みんなの秘密基地へと帰って行った。]
……ん、ああ、悪い。
[丸くなった樫村に太陽の光が降り注ぐ。陽に焼けた肌が、白い砂に映える。
無意識のうちに向けていた自分の視線の先に気付いた。自分の顔も赤く染まっている]
さて。みんな心配してるよな。
運ぶぞ、雛。
[両手で樫村の身体を抱え上げる。夏はまだ*終わらない*]
[きゅ、と自分の手を握り、静かに続く博の言葉を聞いていた]
小百合ちゃんが、北斗くんのこと好きでも、好きじゃなくても、
今はわからなくても。
……答えてあげてほしいの。
でないと、北斗くんは一歩も先に進めないから。
[自分たちの言葉が、どう響いたかはわからない。ありがとう、と言って駆け出す小百合を、そっと見守った]
[来た道を引き返し、途中ですれ違うみんなに驚かれながら、北斗君の後を追いかけます。]
[そして、やっと見えてきた背中。時折、肩を振るわせるところまで見えたかは、分かりませんが。]
ほ、北斗君…はぁっ、はぁっ…
うん。
[駆け出す小百合を見て頷き。その背中が遠くなった頃]
……大丈夫、かな。
ぼく、けしかけるような事言っちゃったから……何かあったら、ぼくのせいだな。
[ふう、と息を吐く]
ごめんね、久美子さん。巻き込んじゃって。
あと、手助けしてくれてありがとう。
……ん?
[博の声に振り向いて]
北斗くんに、何言ったの?ううん、嘘、聞かないよ。
[微笑んで首を振る]
巻き込まれたなんて、思ってないよ。
私も……気になったから。
少しは、手助けになったのかな……?
[ちらりと小百合の去った方を見る]
もし、もしもね、小百合ちゃんが、北斗くんのこと、好きじゃなくても。
正直な気持ちを伝えたら……きっと前に進めるんだよね。
え、あ、ぅ…。
[もう歩ける、そう言う前に抱きかかえられて、言葉が出ない。溺れたゆえの寒さから来る震えなのかももう分からないまま、小さく身じろぎして身を硬くする]
………。
[恥ずかしいから降ろして、という言葉を発すること自体が恥ずかしい気がして、何度も口にしようとしても叶わない。ぱくぱくと鯉のように口だけが空回りして動く。
しかしやがて、触れた肌の温みに安心するものが芽生えると、するりと身体の力が抜けた。ああ、これはきっと、もたれて頼ってもよい体温なんだ…]
…すぅ……。
[やがて紫籐の腕の中で寝息を立てると、雛は柔らかな眠りへと全てを委ねた。夏休みの終わりに、雛の*夏が始まる*]
[ぽつぽつと、大粒の涙がこぼれたが、それは少しの間だけ。
目が赤く涙は溜まるが、涙の量は少ないようだ。
それでも、秘密基地にすぐに戻ろうとは思えずに、まだ森の中を歩いていた。]
……グミの木。
[昨日雛と来て、届かなかった木を見上げる。]
僕がもっと、大人で…如月君みたいに背も高くてかっこよくて、
そしたらもっと違ったのかな?
[雛の言葉と如月と小百合の一緒にいた情景を思い出しながら、ゆるゆると、手を伸ばす。
昨日と同じように、やはり実には手は届かなかった。]
そっか……ありがとう。
[巻き込まれたなんて思ってない、という言葉に頷いて]
……うん。
ぼくもそう思ったからさ、北斗くんにも、小百合さんにも――
擦れ違ってるだけなのが、多分一番辛いよ。
[自分自身の事を思い出して、ぽつりと言う]
みんなが、上手く行ったらいいのにね……。
うん。みんなが……。
[博と自分の心は、互いを向いていたけれど。そうでないことが多いのも、知っているつもりだ]
幸せになれるといいね。
博くん、私ね。
まだ、ちゃんと言ってなかった。
[にこりと笑い、博のすぐ隣へ歩み寄る。立ったままもたれ掛かるように体を寄せ]
……大好き。
[蝉の声に、波の音に負けないように。夏の思い出に刻みつけるように*告げた*]
[健二が雛を抱き上げて連れていくのを、少し離れた所からそっと見送ると、校長先生に報告に行くと言ったことも忘れて、その場に座り込んだ]
ふぅ……なんていろんなことがあった1週間だったんだろう……
……久美子さん。
[久美子の気配が近付くのがわかる。
そして、その温もりが。
半身に、ゆっくりと伝わってくるのがわかる]
……うん、ぼくも。
大好き、だよ。
[そっと、肩を抱き寄せる。
その手はまだ、少し震えてしまったけれど]
[夏の太陽よりも熱いものが、胸の奥に確かに燃えていた**]
[呼吸を整え、今度は自分が、北斗君を真っ直ぐ見て、言いたいことを言う番です。]
[必死で顔を上げて、北斗君の背中に向かって。]
私も…私も北斗君のことが好きです!
北斗君、優しいから…私が勘違いした、だけなのかも、と思った、けど…
[途中から、嗚咽が混じって、言葉が途切れ途切れに。]
さっきはごめんなさい…何て言われたのか、分からなくって…本当のことなのか、疑っちゃって…
ごめんなさいっ!私もあなたのことが大好きです!
それだけ…伝え、たかったの…
[俯くまいと堪えますが、涙でぐしゃぐしゃになった顔を見られたくなくて…とうとう俯いてしまいました。]
大変なこともいろいろあった気がするけど、楽しかったなぁ…。
みんなどんどん変わっていく。
どんどん大人になって……一緒には居られなくなる。
全然急ぐことなんて、ないのにね……。
[最後に思いっきり伸びをして、太陽を見上げて立ち上がった]
まあいいや、きっと2学期は、もっと楽しくなるはず。
今は、それでいいや!
[まず、声に驚いた。
そこにいるはずの無い、ここに来るはずの無い人の声だったから。]
[そして、その言葉の意味を、ゆっくりと理解する。]
「すき」
[その単語が、胸の奥で何度も何度も、じんと響く。]
[嗚咽交じりの小百合の声が途切れてから、ゆっくりと振り返った。
そこに、ちゃんと、彼女がいた。
俯いて、顔が見えないが、確かに自分が好きだと。大好きだと告げた彼女の姿。]
……
[口を開く。そして、閉じる。
何かを言おうとして、何も言えない。]
[かさりと、足元の草木を踏みしめ小百合に近づく。]
うたがわなくて、いい。
……言ったでしょ?僕は、小百合ちゃんのことが大好きだって。言って欲しいだけ、何回でも言う。大好きなんだ。
[赤い目で、笑いながら。小百合に言った。]
ん? 翔平が埋めた宝物のありかだって?
[仲間の誰かから渡された手紙をがさごそと開いて読み]
探してみるか。+表+ +裏+ +裏+
最後は75
【?】
[通り雨に濡れた秘密基地に腰かけ、外を一望する。
楽しかった臨海学校も、もうじき終わり。
遠くにかかった虹を指差して、清々しい表情]
……なあ。
また18年後とかに、みんなでここに集まろうぜ。
[その頃は、みんなどんな顔になっているんだろう。
するするっと木の上から降りて、基地を見上げた。
大捜索した宝物。肝試しに盆踊り、みんなで泳いだ海。わくわくした探検。
時は流れ、人は老い。過ぎ行く日々は帰らないけれど。それらは確かにあったのだ]
よーし、写真撮るぞ。みんな、二列になってそこに並べ!
そっちの端、もっと寄って。
[大きな声を張り上げて全員を集合させると
かけがえのない仲間たちに*カメラを向けた*]
……ありがとう。小百合ちゃん。
[小百合の微笑みに、北斗も微笑み返す。
そして、小百合を抱きかかえると、グミの木へと]
…届く?
[手の届かなかったものに、そっと小百合を近づける]
[大人になれば、すんなりと手の届くもの。今は、一人では手の届かないもの。
いつかきっと、大きくなって、小百合を誰かに取られる心配なんてしないように素敵になろうと、そう強く思った]
[ざくざく、と掘り返してみる。
と、何やら手応えが]
ん? これは……
[掘り返してみると、明らかに人工物な袋が出てきた]
あ、あった……!
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