363 夏模様の空と海の島
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紫藤 健二
すげー！
校長の奥さんってすげー！
うちの母ちゃんだったら、間違いなく速攻でコンクリの靴履かして大阪湾泳がしてるぜ。
……う、羨ましいというか、さ。
奥さん大事にしろよ、まじで。
[小学生ながらに心配になった。ちょっと圧倒された。
でも幸せそうな校長を見てると、頬が緩んだ]
桜野 久美子
あ、あのね。
[俯いていても、博の視線を感じる]
学校の先生に、なりたいなって。
校長先生とか、由香里先生みたいな、素敵な先生。
小さい子の面倒見るの、好き……だし。
[ごにょごにょと指をこねながら]
でも……ね。
[ちらりと博を見上げ、また目を伏せる]
ま、まだ、わかんないよ。
あのね、もしかしたら、もしかして、
うん、わかんないから、内緒！
[両手で顔を隠してしまった]
【独】 阿紫花 北斗
｜ω･)
今北産業だよ。
・なにはなくともわかめ！翔平君のラブ相手はわかめ！
・校長大人気！校長先生×健二君の行方は！？
・みえないものをみよーとしてーぼーえんきょーをのぞきこんだー
【独】 紫藤 健二
今北産業
・プラネタリウム三人衆（如月・博・桜野）
・悪戯の代金（津野・翔平）
・どろぼうねこ（北斗・樫村）
長峰が一人でハンカチ噛んでます。
柿田 博
[久美子の答えに目を丸くして、満面の笑みで頷く]
え？ ……いいよ、向いてるよ学校の先生！
久美子さんすごく面倒見良いし、教えるのも上手そうだし……！
[励ますように久美子の方へ乗り出したけれど、両手で顔を隠すのを見て]
あ……
うん、そっか。
でも、ぼく……久美子さんの夢だったら、どんなのだって応援するから！
[勢いで、久美子の両肩に手を乗せ]
ね？
[にこりと微笑んだ……ところで自分の行動に気付いて慌てて手を離し、座りなおした。
その間実に51秒]
橘 藤十郎
……紫籐のかあさんも中々凄いな……。
[苦笑いして]
ああ、当然大事にしてるさ。ここも出来上がったときには真っ先に呼んで、一緒に楽しんだ。凄く喜んでくれたよ。自分の夢が叶ったみたいに喜んでくれたよ。
そうやって、一緒に苦楽をともにしてくれる人は、大切にしなきゃな。
紫籐もいつかはそういう子が現れるだろう。大切にしなさい。
[目を細めて、秘密基地を見上げた]
阿紫花 北斗
へええええ……
[校長の工夫だろう樋を眺める。
澄んだ水がちょろちょろとそれを伝っていく様子はからくり仕掛けのようで、眺めているだけで面白く見えた。]
[雛に並んでしばらくじっと見つめた後、苦笑いする。]
たしかに、この水の量じゃあ川は無いよね。
藤本 如月
[目の前で繰り広げられる２人のわたわた劇の様子を見守り、最後にはこらえきれずくすっと笑いを漏らして]
でもね、僕最近もうひとつ夢ができたんだ。
父さんにこの前言われたんだよね
「俺は絶対長生きするから、俺が生きてる間はお前好きにしろ。火星でも地底でも好きに行って来い。
だけど俺が死んだあとは、お前この寺に戻ってきて、甘瓜のみんなのご先祖様を守ってやってくれないか」って。
それで僕、思ったんだ。
きっとこの小学校のみんなも、大きくなったら都会に行っちゃう。もしかしたら、そのいちばん最初が博くんかもしれないね…。
それでも時々は、お墓参りとかに戻ってくるでしょ？
そんなとき、あの家で僕はみんなを昔と変わらずに出迎えられたらいいなぁって…。
たとえば、たとえばのはなしだよ？
昔の同級生が２人揃ってやってきて「僕らに子どもが生まれたんだ！」とか言って連れてきてくれたりしたら、最高だよね。ね？
【独】 阿紫花 北斗
望遠鏡は覗き込んでも、黒く塗りつぶしてあって何も見えない。
そして水性ペンで覗き口をなぞってあるので、目に丸く跡がつく。
そんないたずら。
樫村 雛
[阿紫花の苦笑いに、思わずくすっと笑って]
そうね、下でプラスチックの池に溜めているけれど、たくさん使いすぎると飲み水も不自由しそう。
でもこれだけでも水があるのは、ありがたいことね。
水が無いと暮らせないもの。
[水源を見つけて満足したのか、うーんとひとつ伸びをして]
これからどうしようか、北斗くん。
[あたりを見渡しながら、何かないか探してみた]
【独】 有松 翔平
しゃらんらで夜になーれ☆
残り時間が１時間を切ったのでお先に花火いかせてもらいます･･･。
いっくぜー！！[クラウチングスタートのポーズ]
【独】 長峰 小百合
悪女様→ドロンジョ様のクラスチェンジを果たした小百合です。こんばんは。
さて、身体を洗いたいんですが、ここは、北斗君と雛ちゃんがいる水源へ行くべき？
柿田 博
[如月が話し始めたのに気付けば、神妙な顔で聞いて]
……そっか。
うん。ぼくも夏休みとかは、こっちに帰ってくるだろうし。
きっと、如月くんちのお寺にも行くよ！
[と、約束のつもりで答えたのだけれど
続く言葉に]
え？ 子ど、も？
[すぐにうん、とは言えなかった。
何事か想像して、久美子の方を見て]
あう……
うん、そうだね！ そうだよね！
[ぼくってば何考えてるんだろう、と思いながら、火照った頬を両手で叩いた]
橘 藤十郎
知り合ったのは……防空壕の中だったな。分かるか？防空壕。
むかーし、戦争があって、爆弾が降ってくるんだ。
それでみんな逃げ回ってなあ…。
[そこで口をつぐむ]
色々なくしてしまったが、大切なものを手に入れた。
紫籐には、ちょっと難しかったか。
[戦争を知らない子供たちの姿に、暖かいまなざしを投げかけて]
【独】 桜野 久美子
10分でお風呂は無理だったっていうか
冷ましてたマフィンをすっかり忘れてたからしまってきた
そしたらなんかすごい展開になってた
有松 翔平
【花火 夜】
[午後はたっぷりと遊んだ後、夕食を食べ（歩からもらったワカメも食べ）のんびりハンモックの上でゆれていた]
･･･？何だ 何だ？
[急いで秘密基地に上がっていく同学生達]
何だよー！！何があるんだよ･･･！
[急いで秘密基地の上に駆け上がり自分達が来た陸の方を見た]
越川 宏樹
――回想――
【食事時】
[皆の持ち寄った具材で作られたシーフードカレーを前に、ごくりと喉を鳴らす。
無人島を駆け回ってお腹が減ったのが半分、多種多様な具に慄いているのが半分。何か食べ物じゃない物も入っている気がするのだが……]
……。
いただきます。
[それでも空腹には勝てず、意を決してカレーをありつく事にした。
一口目の具は、校長先生のメモの2(13)。]
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