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ね、如月君……あ、あれいない。
もう起きてるのか。
[如月の寝ていた場所はすでに誰もおらず、
自分に毛布がかけられていた。]
んー、もうお昼なんだ。
[部屋の時計の針とご飯の良い匂いに気付き、布団を押入れに仕舞うと部屋を出た。]
【大広間】
いただきまーす。
[少し遅れて大広間に来て、みよ子の用意してくれたチャーハンを食べる。
相変わらず美味しい。
朝食から昼食まで特に運動していなくても、ぺろりと平らげられる。]
ごちそうさまでした。
[食事を終えると、食器は流し台へ運んだ。
みよ子の姿は見えない、宏樹が花火を買えたと言う事は、今は店番をしているのだろう。]
【公民館→みよちゃん】
[玄関で日傘を差しながら、昨日は小百合に申し訳ないことをしてしまったなあと思う。
日傘を渡したものの、公民館の直前で小百合が自分を追ってきていることに気付いたのだ。
小百合はまだ海にいたかったのかも知れないのに……]
謝りたいな。
[公民館を出ながらぽつりと呟いた。]
ごめんくださーい。
[かけた声にすぐにみよ子は店に出て、いらっしゃいと笑顔で向かえてくれた。]
お昼ごはんごちそうさまでした。
あの、花火、ありますか?
[このあたりにあるよ、とみよ子の指した棚に目を向ける。]
宏樹君が買ってきてたの以外にもあるんだ。
……えっと……
[じっと棚を見つめるものの、なかなか決められない。]
【みよちゃん→男子部屋→散歩へ】
[結局何も買わないまま……
では申し訳ないので、駄菓子を買って店を出てしまった。]
[一度公民館の部屋に戻ると、小さめのリュックを背負って帽子をかぶって出てくる。]
[大広間から健二が顔を出し「北斗どっかいくの?」と尋ねられ]
ちょっとお散歩。
[そう答え、再び外へ出た。]
[今日も、日差しが強く空が青く、良い天気だ。]
藤本 如月は、柿田 博 にうしろゆびをさすことにしたよ。
ふぅん…男子側は久美子ちゃん選んだんだ。
理由を知りたいな〜。昨日、吊り先を主導したから?(笑)
有松君と久美子ちゃんなら、夜の早い時間に動けるだろうし、結構いいコンビなんじゃないかな?なんて思ったり。
スーパーカップリングタイム的には、雛ちゃんか歩ちゃんオススメだったんですが。
【男子部屋】
[昼前になってやっと、もぞもぞと動き出すとボロ雑巾のようにでろりと布団から這い出した]
んー……んん?
[ふと見ると、如月の布団の横で北斗がぐっすりと寝込んでいる。驚きでちょっと目が覚めて、北斗の寝顔をまじまじと覗き込んだ]
なんか新鮮な図だね……
[北斗に自分の毛布をかけ、起こさないようにそっと身支度を整えると、日光が入らないようにカーテンの位置を調整してから部屋を出た]
【昼・男子部屋 → 公民館1階へ】
[すっかり昼頃になってやっと部屋から出てきた。ちっとも悪びれない表情で厨房のみよ子さんに挨拶すると、そのまま大広間へとすたすた入っていった]
みよ子さん、お疲れさまでーす。
あ、みんな、昼ごはん?
[大広間に居合わせた子たちに挨拶をすると、ちゃっかりと昼ごはんを頂いただろう]
もう船出ちゃったのか。見送り損ねちゃった。
/*
あー。なるほど、如月君は色々伏せておきたいタイプなのかな。
それはごめんなさいでした…C狂COとかorz
うーん、どこまで情報公開していいか難しい…自分はFOでもいいじゃないかおおげさ(ryって考えちゃうから気をつけないと。
C狂COしちゃった分、赤ログ生産がんばりますか。
*/
【少し前・女子部屋→大広間】
[無人島先遣隊は、有松君と久美子ちゃんに決まり、さっそく2人は船着場に向かったようです。]
[荷物をまとめて出発する久美子ちゃんを見送り、後片付けをしていると、もうお昼。]
[今日のお昼ご飯はチャーハンに春雨サラダ。少なめに盛り付けたお皿を見て、みよ子さんがニヤッと笑いかけてきました。]
[うん…ちょっと失敗しましたね、私。心の中でみよ子さんにお詫びしつつ、チャーハンをいただきます。]
わぁ…美味しい!お店のとは、また違うのね…
[みよ子さんのチャーハンは、少し和テイスト。高菜が良いアクセントになっていて、とても美味しいです。]
ごちそうさまでした…それと、さっき、お皿やコップをお借りました。ありがとうございました…
[お礼の代わりに、洗い物の手伝いをして、さて、これからどうしましょうか。]
【厨房】
[一緒にみよ子さんのお手伝いをしていた越川君が、どこかに買い物に行く様子です。]
どこ行くの…?みよ子さんの駄菓子屋さん?
なに買うの?…花火!?
[そう言えば、花火はここ数年やっていませんでした。みんなでやったら、とっても楽しそう。]
いいアイディアだね!…じゃあ、私もみよ子さんのお店で、花火買おうかな…
[お財布の中身を思い出します。輪投げ1回分とジュースしか買っていないので、まだ400円残ってるはずです。]
[お財布を取りに、部屋へ戻らなきゃ。]
【厨房→女子部屋】
【散歩】
[海と川の境目あたりで、北斗はどっちに行こうかと悩んだ。ポケットから財布を取り出すと、10円玉を親指の爪の上へ。]
表なら海沿いに、裏なら川沿いに。
[ぴん、と弾いて、10円玉はくるくると宙を舞う。
そして、手の甲の上でキャッチ。]
[出たのは……+裏+]
ちなみに、議事国の再戦村に入ったとき、天井に花火打ち込もうとランダムで選んだら、ねずみ花火だったというのは私です。
色々種類をそろえるといいかもー。
【厨房→女子部屋】
お財布…お財布…
[お財布を取り出そうとしているところに、どこへ行くのか聞かれて]
みよ子さんの駄菓子屋さんで…花火、買うの。
越川君も買うみたいだから…今夜、遊べるかなって。
[400円でどのくらい買えるだろう?全部使っちゃうのも良くないかな…?]
[お財布を持って、またパタパタと部屋を出ます。]
[ふと、布団部屋の方を見ると、またまた腕がニョキッ!…桃子先輩の布団をかけ直してから、外出です。]
【公民館1階】
[昼食の片付けを少し手伝った後は、勝手口の外で公民館の壁にもたれかかって、なにやら考え事を始めました]
父さん、お墓の花の水チェックしてくれてるかなぁ…枯れた花の片付けに…お堂の蝋燭の火も…植木の水遣りと…雑草も伸びてて…お賽銭箱が…急なお葬式か法要が入っちゃってたら…。
なにより父さんちゃんと食事できてるかなぁ……電話を借りて……いや、だめだ。
父さんがひとりでもちゃんと生活できるか、これは、試験だ……
[眉間に皺を寄せて深い溜息。通りがかって見かけた人が居たら、よっぽど深い悩みでもあるように見えたかもしれません]
これってある意味、ホームシック、かなぁ…はぁ **
【女子部屋→みよちゃん】
越川君、待って待って!
[先に玄関口に出ていた越川君に追いつき、一緒に近くの駄菓子屋『みよちゃん』まで。]
花火…花火は…プチスターラーメン…
[花火の前に、プチスターラーメンが目に入り、思わず手を出しかけますが…目的はそっちじゃなくて。]
花火…こっち?うわぁ…いっぱいある…
[色んな花火がひとまとめになったセットしか見たことありませんでしたけど、みよちゃんでは種類ごとでも買えるみたいです。]
越川君は…ロケット花火に、ねずみ花火?
ふふ…男の子だね。
それじゃあ、私は…どれにしようかな…うーん…
[迷った末に、結局、定番のすすき花火と線香花火を買いました。105円×2で210円です。]
【みよちゃん→公民館】
[購入した花火は、部屋に置いておきました。遊ぶ時が楽しみですね。無人島に持って行くのもいいかも。]
さて、と…
[お昼ご飯も食べました。このまま部屋でゆっくりするのも良いんですが…窓の外には、綺麗な青空。]
少し…外をお散歩してこようかな。
[外で虫除けスプレーをかけ、日射病対策の帽子をかぶり、持って来た水筒に水も汲んで。]
これでよし…行ってきます。
中の人的には、朝ごはん→お菓子→昼ごはんのコンボは危険です。太るー!
小学生の時は、そんなこと気にしなくったって細かったんですが…HAHAHAHAHAHA!(乾いた笑い)
【公民館から外へ・お散歩】
[外は蝉の大合唱。照りつける日差しはきつく、彼方の景色がゆらめいて見えるくらい。]
海に行ってみようかな…でも…
[また見ても、きっと飽きず見続けるだろうとは思いますが…せっかくだし、今日は違う道に行ってみましょう。]
帰り道、分からなくなったら、大変…
[分かりやすいように、近くを流れる川沿いをたどって歩くことにしました。]
【川沿いの道】
……あ。
[北斗は川の反対側の岸に小百合の姿を見つける。]
[走って少し前に通過した橋を渡り、後ろから小百合に近づくと、驚かそうとあまり足音を立てないように早歩きで近づき、]
小百合ちゃんも、散歩?
[そう言って日傘を差し出し、小百合を日陰に入れた。]
【川沿いの道】
[不意に声。同時に、空が翳ります。正確には、日傘が日差しを遮ったのですね。]
きゃっ!…阿紫花君?びっくりしたぁ。
[言うほどには驚いていません。声の感じで、すぐに阿紫花君だと分かりました。]
うん、お散歩。今日は良いお天気だし、時間はたくさんあるし…
[少し運動しないと、太っちゃいそう…とは言えません。]
阿紫花君も?
悪女属性発動だ…
昼は北斗君、夜は鏑木君。なんというフタマタ状態。
うーん、リアルでいたら、絶対うしろゆびツンツンされそう。美少年2人を独り占めとか…
ふふっ。
[軽く脅かせた様子に満足して笑う。]
うん、僕もお散歩。
そうだね、時間いっぱいあるよね。
特に目的地は無いんだけど……川沿いに上流のほうに行ってみようと思うんだ。
良かったら一緒にお散歩しない?
[阿紫花君の誘いに]
うん。一緒に行こ?…日差しは大丈夫?
[空を見上げます。今日は雲ひとつ無い快晴。心なしか、昨日よりも暑さが増しているような。]
つらくなったら言ってね?私、水筒も持ってきたし。
…中身、ただのお水だけど。
[首から提げている水筒を示します。
どうせなら、桃子先輩の粉ジュースを、少し分けてもらってくればよかったかな。]
[小百合の日差しは大丈夫かという問いかけに]
うん、平気だよ。暑いけどね。
水筒持ってきたんだ、準備良いね。
[と関心する。]
じゃ、行こうか。
[二人で並んで歩き始める。
昨日みたいだな、そう思って、]
あの……小百合ちゃん。
昨日は……ごめんね。
[昨日の事を謝った。]
[日傘を内側から眺めていると、急に阿紫花君から謝られました。]
えっ…どうしたの?
何か…あったっけ?
[お祭りで何かされたかな…と思い出してみます。輪投げや盆踊りに夢中だったんですが…]
うん…?いたずらでもされたかな?
[楽しそうに、北斗君を問い詰めてみます。]
[全く気にしていなかったらしい小百合の様子にちょっと驚き、]
い、いたずらなんてしないよ。
[あわてて首を振る。]
あのね……
昨日、海で……日傘、渡して先に帰っちゃって。
追いかけてきてくれたでしょ、だから。
ずっと海見ていたかったのかも、って思って。
ちゃんと謝りたいなって。
ごめんね?
[少しだけ微笑んで、
まっすぐ小百合の目を見つめて謝った。]
[雛は川沿いに少し上流に行ったところで、天然のブールを見つけて泳ぎの練習をしていた。そこは一見石を適当に並べて四角く区切っただけだけど、ちゃんと深さもそれなりにあって泳ぐにはじゅうぶんな場所だった。地元の人が作ったのだろう]
よし、泳げるようになるんだ!
[雛は83回くらい溺れそうになりながら、35メートルほど泳げるようになったらしい]
[見つめられて、一瞬首を傾げたが、すぐに笑顔に戻ります。]
ううん、海なら北斗君と一緒に、たくさん見たもの。
それに…臨海学校の間は、いくらでも見られるから…気にしないで。ね?
[むしろ、こんなに楽しそうに外で遊んでいる北斗君を見られる方が、ずっと珍しいし、嬉しいかも、なんて。]
[口には出さず、見つめ返して、ただ微笑みます。]
こんな感じでいいのかなと、自分の表現力にいい加減絶望を覚えて来たところへ…
ひwwwなwwwちゃwwwんwwwww
83回くらい溺れそうになったって、尋常じゃなさすぎるよ!
それで35メートル…うーん。逆でも激しいですね。
何気に川の上流に先回りしているのもポイント高いです。おのれー!
[半端無いくらい溺れかけたけれど、一応推進力は得られたらしい。
…浮き輪付きで]
私って、きっともともと、沈むようにできてるんだね。
[息継ぎが上手くできないのも原因だろうか。
激しく消耗して、川辺の石の上に座りみよちゃんに用意してもらった高菜のおにぎりを食べている]
[気にしないでいてくれている小百合にホッとして、]
ん、ありがと。
[見つめ返されてほんのちょっと照れながらお礼を言った。そして、進行方向に視線を向ける。]
また小百合ちゃんと一緒に、海見に行きたいな。
[するっと、北斗の口から出た言葉だが、
独り言のようにも、約束したいようにも聞こえるものだった。]
[もう少しだけ歩くと、雛が泳ぎの練習をしている所が見えてくるだろう。]
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