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声楽部員 マレーネは、ここまでゆりんゆりんした。 ( B48 )
[就寝前だったのか、寝巻き代わりの浴衣姿。談話室の扉を薄く開けると中を覗き込む]
こんな夜遅ぅにみんななにしてはるの?
もう消灯の時間やと思うけど、うちの時計がおかしいんやろか?
は、はぃ…。
[怖がらなくていいというカーミラの言葉に、小さく頷く。
差し出されたフォークを素直に受け取ると、抹茶のクリームが絞られたケーキを上品に一口分切り分けゆっくりと口に運んだ。
軽く相好が崩れる。美味しかったらしい。]
これ、美味しいです…。
[目の端にまだ涙の痕を残したまま、柔らかく微笑んだ。
二切れ目を口にした後、マレーネに自己紹介をする。自己紹介といっても単に名前と学年と部活動くらいなので、話はなかなか続かないだろうが…。]
[テレサの言葉にきょとんと首をかしげると、頬に指を当てて]
おやつの時間?
夜やと思うてたけど、ほんまはお昼やったんやろか……。
12時間も時間間違えるやなんて、うち寝すぎやわ。
[若干眠そうにしながら、目元をごしごしとこする]
ぅ、ぅん。きっと時計進んでいたのかも(目を泳がせながら
カスミさんが眠そうになっているのはお昼寝したいからなのかも。。。(汗
テ、テレサお昼寝の時間だからお休みするね。
[...は眠そうに目をごしごししながら寮の自室に戻っていった。]
セリナ。このケーキは、調理部のミサナが作ってくれたんだ。
あんたもそのうち会うかもしれないね。
[ミルフィーユを食べ終わると、皿とフォークを手に取った。]
お夜食……。
[困った様子のカーミラ様を見て、小さく吹き出して]
それならそう言うてくれはったら良いのに。
ほんまに12時間も時間間違えてるんやろかと思って、驚いてしまいましたわ。
テレサはんもやけど、いけずやわ。
[無事ケーキが消費されたことを確認してほっと一息]
ふふん、ぼんのーよ、去るのだー
あ、カスミンこんばんわー。ねむいねー☆
ヒカリはんもこんばんわ。
まだ少し眠いけど、きれいな歌声に目が覚めてしまいましたわ。
ヒカリはん、ほっぺにクリームついてますえ。
[ちょんちょんと自分の頬を指でつついて、ヒカリの頬に付いたクリームの場所を示す]
ミサナ…さま…。
[記憶を探る視線になるが、思い当たらない。]
美味しいお菓子…お料理などができる人は素敵ですね…。
お会いできる日が楽しみ…です。
[怖い人でなければいいなと思いつつ。]
私は指を傷つけてはいけないので、禁じられてますし…。
[羨ましげに、残り少なくなったケーキを見た。]
15人目、生徒会 ユリウス がやってきました。
生徒会 ユリウスは、蝙蝠人間 を希望しました。
[カッ!と、靴底が激しく鳴らされる。そこには、腕を組んで明後日の方向を向き、どこからともなく吹く風に、髪の毛を靡かせる女。]
男が、居ると?
ふっ…… [前髪を掻き上げて。]
…冗談ではない!そのような不届き者は、この生徒会ユリウスが成敗してくれるわッ!!
さあ、出てきたまえ!尋常に私と勝負するのだ!
[拳を握りしめ、明後日の方向へ叫んでいる。]
おじゃまむしーじゃないでおじゃる?
おじゃ?
[カスミに言われて、頬を拭ってみる]
……も、もしやわたしってば無意識のうちに……!?
[実際は、ケーキを見つめて悩んでいたときに顔が近すぎただけである]
……さて。さすがにもう夜遅いな。
あたしは洗い物を済ませたらもう寝るけど、
あんたたちもあんまり夜更かししないようにね。
さすがに、自分が寝た後のことまでは面倒見切れないからさ。
じゃあ、おやすみ。最後に出る奴は、消灯よろしく頼むよ。
[すれ違いざまにカスミの頭をひと撫ですると、給湯室に向か……おうとした。]
お邪魔虫とかあるわけあらへんやろ、もう。
変な気回さんと、一緒にお話しよ?
それともうちとお話は嫌やろか?
[うるっと涙目でヒカリを見つめる。頬をぬぐうヒカリに反対側の頬をさして]
そっちやのうて、反対側。こっちや、こっち。
[目の前の小瓶を睨みながら考える。
誰かこの薬を必要としている生徒はいないだろうか。
普段、他の生徒と親しく会話するということをあまりしないため
誰が誰を好き、告白した…などという話は耳に入ってこない
そもそも、そんな話を耳にしても、すぐに忘れてしまうだろう。]
ふむ…もうこんな時間なのね。
…
……
[眠気が襲ってくるとともに、目の前の薬への興味も薄れてくる。
基本的に自分が作った薬には絶対の自信を持っているから
使ってみて、効果を確かめるということはあまりしない。]
[実際には、クレールの意図した効果を発揮することは稀で
使った生徒は何らかの被害を受けていることも多いのだが
クレールはそんな生徒からのクレームもすぐに忘れてしまう。
今回も、クレールは異性に効く惚れ薬を作ったつもりではあるが
実際にどんなことが起こるかはわからないだろう。]
…眠いわ。
まあ、この薬はここに置いておきましょう。
誰かが使うのならそれもよし。使わないのならそれもよし。
[「クレール作、惚れ薬 ご自由にお使い下さい」
というメモを小瓶の下に置き、立ち上がる。
離れた席でお喋りしている生徒たちに軽く会釈をして談話室を出る。
部屋を出たところで騒いでるユリウスにも挨拶をして、自室に*向かった*]
え、あ、その、あの、えと、ヴ、……。
[突然カスミに声をかけられ、動転。完全に言葉を失って出てこなくなってしまった。
またもや涙目になりながらヴァイオリンを弾くジェスチャーを行う。]
指、えと、ダメ…。
[ヴァイオリンのために指を保護しなければならないらしい。何となく、この調子では包丁を持たせたら危なっかしいのは伝わるだろう。]
ひっ…。
[そこに、大音量とともに現れた人物を認めると、反射的にカスミの後ろに隠れた。いつもののんびりした動作が嘘みたいに、物凄い勢いで隠れた。]
あうあうあう…。
なんだか色々失敗してる気もしますですが、明日からがんばるのですよ。
ちょっとト書きが多すぎたでしょうか。
みなさん、おやすみなさいですよー。
ユリウス……あんた、こんな遅くに何騒いでるんだい。
…まぁいい。おやすみ。
[やれやれ…という表情で、そのまま給湯室に向かった。**]
[すれ違いかけたカーミラに、むっ、なんて声をわざわざ出しながら振り返る。]
おい君!既に消灯時間は過ぎているぞ!
なぜ談話室から出てくるのだっ!
[消灯時間を過ぎている事を自覚しつつも、地声は大きく。ガッと激しく談話室の扉を開け、するどい目つきで談話室内を見回す……。]
カーミラにクレール、おやすみなのじゃー。
おじゃ?
いやその、カスミンとのお話がいやなわけないでおじゃる!(あせあせ
反対だったでおじゃ?
[両方の頬に手を当ててみる]
[自分の後ろに隠れるセリナに、大丈夫と声をかけて]
あの声は生徒会のユリウス様やから、そない怖がらんでも大丈夫。
声は大きいお人やけど、怖い人やあらへんから。……ね。
[安心させるようにやわらかく微笑むと、セリナの頭を撫でようと手を伸ばす]
ええと……ヴァイオリンであってるやろか?
[ジェスチャーゲームはあまり得意でないらしく、自信なさ気に問いかける]
クレール→マレーネ
カスミ→カーミラ
この辺りはほぼ確定かな。
何となくマリみての下級生から上級生に対する呼びかけ方の法則とかを思い出したけど、スール制があるわけじゃなし、全員上級生と考えて「さま」付けでよかろー。
複数を纏めて呼ぶときは「お姉さま方」で。
[ヒカリの返事にほっとしたように笑みを浮かべて]
ほんまに嫌や言われたら、どないしよ思た……。
せやったら一緒にお話しよ。
まだセリナはんもケーキ食べてはるみたいやし、ね。
[反対側の頬に手を当てるヒカリに]
もう少し唇より。あ、その辺やね。
せ、生徒会のお方…。
[細く、安堵の息を搾り出すように呟いた。
頭の上に手を伸ばされると、反射的にびくりとして肩をすくめ目を瞑るが、逃げることなく大人しくしている。]
は、はい。
[カスミの答えに、目を瞑ったままこくこくと頷いた。]
ヴァイオリンを、習っています…。
お料理すると、いっぱい、指、切ってしまうので…。
[すくめていた肩が、情けなさそうに落ちた。]
おぉう、なにやら凛々しい人が……やわら元気でおじゃる。
[さすがにこの時間となると、「この電卓の騎士、ヒノヒカリがお相手いたす!」とはならないよーだった]
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