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5回はな……最初は幼稚園の時だったっけか。
って俺の挫折の話はいいんだ。
で、この出された肘は何の真似だね大介君とやら。
[出された肘をぺちぺちと叩いた]
――保健室――
[夢を見ていた。自分が一番幸せに思う風景が、ぐにゃぐにゃと歪んで全てを失う夢。]
っ!
[目を開ける。ぼんやりと思い出せるのは、屋上に仮面をつけた人が自分の目の前に居て、それから、匡侍がやってきて――爆音]
[本を貸し出し受付に置き、貸し出し簿に記入する。丁度直前に本を借りた人物の名前が目に止まる]
(3年A組 泉 和海)
……泉先輩か
[年上の癖にやけに可愛らしい女性の顔がふいに思い出された]
「あれ? きみ……鮫島君、泉さんのこと知ってるの?」
え? まあ、知っていると言えばなんとか。
「じゃあ、ちょっとお願いなんだけど、なごみんてば返却があったら借りたいって言ってた本ね。戻ってきたんだけど中々図書室に来ないから、ちょっと持っていってあげて欲しいんだけど。いい?」
あ、いいですよ。俺でよければお預かりします。
さすが姐さんですね。
[天衣無縫なようできちんと気遣いのできる幸に感心する。]
恐らく苗字だとは思うんですが、あたしも詳しいことはわからなくて……。
姐さんも知らないということは、それほど目立つ生徒ではないのかもしれません。
[ジャージの話を聞いて、麻宮マキはまた感銘を受ける。]
意外に紳士的な男子がいるのですね。
この学園も捨てたものじゃない。
(話し声、が、する……? 私をここまで運んできてくれた人、とか、かな?)
[カーテンに手を掛け、暫しの逡巡の後カーテンを引く。話し声の正体二人にどう声を掛けて良いのかわからず、唇を開きかけ、そしてまた閉じた]
[寝ている相手にうるさくないように、少しボリュームを落として話す。]
そっかー、
やっぱり下級生はなかなか話をしないし、覚えられないよね
あっ
マキちゃんあまり知らないかもしれないけど、
これ女の子用ジャージだよ。
パッと見た目が女の子用っぽくないけど時代の流れみたい?
つれないっつーか、ゆっきーとかなら喜んで腕組むけどさー。大介と腕組んでも、ファンの女の子の怒りを買うだけじゃん。
俺が大介に憧れてるとか、惚れてるとかなら、怒りを買ってもいいと思えるんだろうけど。
あれだ。可愛さが足りないよな。
男だから仕方ないといわれたらそこまでだが、でも匡ちゃんとか鮫島とか可愛い部分があると思うんだよな。
大介にはないとまでは言わないけどさ。
その女の子を口説きまくるの何とかならんかな。
[腰に回ってきた手をぺちっと叩いた]
まぁええわー…沈んでてもしゃあないし帰ろ。
[友達に手を振り教室を出ようとすると、丁度教室を覗いていた鮫島と目が合う]
あれー?鮫島くんやん。
こんな所でどないしたん?
[誰かに用事でもあるんー?と笑顔で話しかける]
[カーテンの向こうから、何かが動く気配を感じた。]
(ん、起きたかな……?)
[その時、カーテンが動いた。
戸惑いを見せる少女に、優しく声をかける。]
起きたか。
気分はどうだ?気持ち悪くはないか?
あっ、泉先輩!!
(いきなりその笑顔ですかそうですか……)
あの。お届けものをお持ちしました。
[思わず片膝をついた。預かった本を捧げ持つ]
あ、え、えっと、はい。
も、もしかして、ここまで運んでくれた方ですか?
[見知らぬ綺麗な女の先輩二人に少しうろたえた]
(たまたま通りかかったとかなのかな? そうしたら凄く迷惑かけたよね……、どうしよう……)
あたしは、3年の火田みゆきです。
いきなりこんなとこで挨拶なんてごめんね。
仲良くしてね!
[お辞儀をする。]
えとー、
あさひな、ちゃん?
って呼んでいいのかな。
匡ちゃんがそう呼んでたとか。
運んだのはあたしだが、お前を気絶させたのもあたしが原因だろう。
すまないことをしたな。
あたしは3年B組、麻宮マキ。
こちらは幸姐さんだ。
お前は、朝比奈、で合ってるか?
お届け物?なんかたのんどったかなぁ?
[んー?と小首を傾げるが、鮫島が膝をついて差し出した本を見てその行動にうろたえるが、本のタイトルを把握すると若干驚いた顔をする。]
え、え?どないしたん鮫島くん!?
って、あー!これ私がキープ頼んどった本やー。
わざわざ持ってきてくれたん?ありがとなー?
[嬉しそうに本を受け取り、ぺこりとおじぎをする。]
あ、はい。初めまして。
朝比奈みるくと言います。
丁寧にありがとうございます!
[指の絆創膏を見せて自己紹介をする火田にお辞儀をし、笑顔を見せた]
[解せない、と言うように麻宮に首を傾げる]
え、えっと、運んでくれてありがとうございます。
私の気絶は、そんな、麻宮先輩のせいなんかじゃないです!
私、ちょっと、驚いてしまっただけなんです。
……その、校内で仮面をつけた二人の人が、戦っている姿に。
幻覚だとは、思うんですけど……。
[顔を上げると喜ぶ泉の姿。照れながら立ち上がる]
さっき図書室で本を借りた時、図書委員の人に頼まれたんです。多分先輩の友人じゃないでしょうか。
先輩のこと、なごみん、て呼んでましたから。
[みるくの表情が和らいだのを見てほっとする。]
みるくちゃん・・・みるちゃん
可愛らしい名前だね。
あ、
[そういえばと思いだす。]
もしかしてみるきーって呼ばれてるの、みるちゃんのことかな?
匡ちゃんに憧れてるって、ホント?
セリカが頼んでくれたんかぁ。
って、またなごみん言うとったん?
[ちょっと膨れる。]
もー、知らん人の前でまで呼ぶのはあかんのにー。
しかしさっきの鮫島くんのポーズおもろかったなー。
なんやお伽話の兵士とか騎士みたいやったでー?
[あ、それやったら私はお姫様やねー?と冗談を言う。]
え! そんな!
印象通りなんて、そんなことないです。名前負けしてるって、よく言われますし。
[ぶんぶん、と首を横に振った後、視界に飛び込んできた仮面に目を丸くする]
あ! それです。
え、でも、どうして先輩がそれを……?
え……?
[幸の言葉を聞いて、屋上でのみるくの反応がフラッシュバック。]
寝言で言っていた“せんぱい”というのは、匡のことだったのか?
なるほど、そうか、なるほどな!
ふふ。
みるきー、は、私のことだと、思いますけど、
あ、憧れてる、って、あ、そ、その、ヘンな意味じゃないですっ。
ただ、匡侍先輩って、その、自由だな、って。
そういうのが憧れるなって、だけですっ……!
(膨れっ面も可愛いな……)
[ついボーっと顔を眺めてしまい、気を取り直す]
なごみん、いいじゃないですか。なんだかアイドルみたいな呼ばれ方で。
さっきのは……
お伽噺の兵士、ですか。俺に兵士が務まるかは別にしても、泉先輩はお姫様がなんだか似合いそうですね。
自分でも、咄嗟の行動でしたから。今のは忘れてくれませんか……。
[自分がつい気障なことをしてしまったようで。それが恥ずかしかった]
あたしの愛用しているマスクだ。
これではっきりしただろう。
みるくの記憶の中の仮面は、あたしと、恐らくもう一人は匡だ。
お前は、あたしと匡の準備運動のようなじゃれ合いに当てられて気を失っていたのだ。
まあ、無理も無い。
あたしもあの時は我を忘れて楽しんでしまっていたからな。
[赤面するみるくの表情を見て、頷く。興味しんしんに思わず前のめりになる。]
自由ねぇ。
確かにあたしから見てもそんな風だなー
でも
それだけで、そんな顔する?
あたしだったら
可愛い後輩にそんな風な顔されたら我慢できないかもー
でも、それなら余計に先輩のせいじゃないですよ。
私が勝手にびっくりしちゃっただけです。
なのにここまで運んでくれてありがとうございます!
私重くありませんでした?
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