253 【用語禁止村地方公演】ヴァサーメローネ城の伝説
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――――ずっと気にはなっていたけど
[>>426いつの間にここまで接近を許していたのだろう。音もなく忍び寄ってきた赤髪の男、まるで警告を発するようかのような、不気味な笑みが、横顔に突き刺さる]
『あいつは 偽盲目やってる流者じゃないぜ』
[腰にかすかな違和感を抱いた]
――――っ!! どうして!?
[ベルトに差し込まれた縄の先が、重さを失い揺れている。これまで幾度も自分の体を支えてきた、決してほどけてはならない命綱。絆を断たれた先端は……盲目の男の鼻先をかすめるように、壁に突き刺さっていた]
( 477 ) 2008/12/09(火) 22:23:21
[赤髪の男の胸倉をつかんだ。「なんてことするのよっ!!」叫んだつもりだった。けれど、初めて男と向き合い、視線を合わせた瞬間、全ての言葉は音を形作る前に、かき消されてしまっていた。換わりに感じたのは、深い漆黒の瞳を通じていただいた、背筋の寒気だけだった]
『そうです、お嬢さん方面白い芸を見せてあげましょう。』
[振り返ると、銀色の髪をした盲目の男が、何事もなかったように余興を催している。射抜く赤髪の男に視線に耐え切れず、手を放すと、逃げるように鉤の先へ向かっていった。]
( 478 ) 2008/12/09(火) 22:23:30
『ふむ…これでしょう??合ってますか?』
[みんな、コーネリアスの『超能力』に見惚れていて、一連の出来事には気づいていない。鉤を、渾身の力で引き抜いた]
――――あんなに固く結んでいたのに、こんなに特殊な形状なのに、これを素手で……? 寸分たがわず正確に?
「なんなのよ……あいつら」
[もらした呟きは、メイとリックの感嘆の声にさえぎられ、誰にも届くことはなかった]
( 479 ) 2008/12/09(火) 22:23:41
>一族秘伝
その証拠に、家にはひでんマシンがごろごろしてる。
つかいますか?
>はい
いいえ
( -267 ) 2008/12/09(火) 22:25:17
>>473
君も帽子の趣味は変わらないな。あたしもあれから背は伸びてないが。
>>475
なんとまあ。
ハーヴェイにこんなまともな挨拶が出来る。しかもお嬢さんの知り合いがいるとはね。
どうせろくな噂なんか聞いてないでしょうけど、あらかた全部本当だから。
/*
>>476シナモンパウダーに阿片チンキをたらしとくとか。
*/
( 480 ) 2008/12/09(火) 22:26:20
>>479
リックとメイは単純、と。
うん。そうなんだ。
( -268 ) 2008/12/09(火) 22:26:27
ゾフィーさんもセシリアさんもどっちも目が離せないなぁ。
わくわく。
( -269 ) 2008/12/09(火) 22:28:26
/*
>>432>>435
すごい嗅覚……了解です。では、せっかくなので目の見えないミステリアスな『優男』と、陰があってワイルドな『先生』のダーク度、少しだけ上げさせていただきますね。
軽く無茶振り入っていますが……。
セシリアさん……少女だと思っていたのに、なんだかそう見えてきてしまう不思議……。
*/
( 481 ) 2008/12/09(火) 22:30:31
( -270 ) 2008/12/09(火) 22:31:47
んー、ここいらをふらふらしててな、何となく祖父さんに昔聞いたこの城の事思い出したんだわ。で、寄ってみたさ。
ウェンディちゃんか?あの子がお前さんの事、先生って呼んでたが、そういや、ハーヴは昔も家にあった小難しい分厚い本読んでたよなあ。
( 482 ) 2008/12/09(火) 22:36:05
[少し困りながら]
メイ、前に話したと思うけれど、僕の姉のセシリアだよ。
……心外だな、姉さん。僕が姉さんの事を悪く言う訳ないじゃないか。
僕は、姉さんの鍋を焦がす才能も高く評価しているんだ。
きっとユージーンもその才能を評価してくれている筈だよ。
( 483 ) 2008/12/09(火) 22:37:06
[セシリアの言葉にくすくすと笑って]
本当に聞いていたとおりのお姉さんですね。
口がとっても元気だって。
[慌てて口を押さえる]
え、えーと、こちらの方とは従兄弟さんなんですか。
ハーヴェイさんとはあまり似てないみたい。
( 484 ) 2008/12/09(火) 22:42:18
『えええ、何?』
[賛嘆の念に満ちた歓声が響く。]
[銀髪の青年がカードを一枚その手に持っている。
ハーヴェイとセシリアとの再会に気を取られている間にちょっとしたショーが行われていたらしい。]
[ふと、金髪の女性の表情の強張りに気付いた。]
お嬢さん?手品はお嫌いで?
( 485 ) 2008/12/09(火) 22:44:39
それを言ったら外見はセシリアとハーヴも似てないけどね。
二人で漫才させておく分には良い姉弟なんだろうな。
年齢スケール。
女性
ゾフィー>セシリア>ロッテ(18)>メイ(17)>ウェン
男性
モーガン>アーヴァイン>ルーサー>>>>リック
間が分からないよー
コーネ・ハーヴ・クイン・ナサ
( -271 ) 2008/12/09(火) 22:45:37
( -272 ) 2008/12/09(火) 22:46:17
>>485
>ハーヴェイとセシリアとの再会
いや待て、二人はきっと一緒の家に住んでいて、朝顔を合わせているはずだ。
( -273 ) 2008/12/09(火) 22:47:35
[>>444改めて鉤を結び、何度も引っ張り確認しつつ]
結社? あぁ、なんか不穏な響きね。秘密裏っぽくて面白そうではあるけれど……。
伝説にある人狼を崇拝する組織か何かがあったのかしら?
私はオカルトは信じないから、どうもそこら辺はよく分からないんだけど。
[セシリアの来訪に気づき]
……この雨なのに、千客万来じゃない。
[ハーヴェイやナサニエルと親しげに話す姿を見て]
みんな地元の人たちなのかな?
[軽く会釈をすると、そのまま暖炉の前へと戻っていった]
( 486 ) 2008/12/09(火) 22:47:40
>>483
ハーヴェイ、つまりお前は鍋を磨く才能を開花させたいのかい。帰ったら存分に練習してくれていいよ。
口が元気なのはうちの家風かな。弟はもっぱら食う方だけど。
まあ、飽きないうちは精々仲良くしてやって。メイ。
( 487 ) 2008/12/09(火) 22:49:38
皮肉屋 セシリアは、ふん、と鼻を鳴らすと方頬で笑った。
( A116 ) 2008/12/09(火) 22:50:36
[すれ違い際、急に声をかけられて>>485、行く足を止めた]
…………え?
あ、あぁ……嫌いって訳じゃ、ないの。すごく鍛錬積んでいるだな、って感心するし、本当にうまい人って尊敬する。
[もっとも自分のことに気を取られていて、コーネリアスの手品は見ていなかったのだが……]
素敵じゃない? 手に芸を持っている人って。
( 488 ) 2008/12/09(火) 22:53:16
鍛冶弟子 ユージーンは、ここまで読んだ。 ( B117 )
うわぁぁ! ごめんなさい! >>485微妙に『ショー』と『再会』の時間軸ずらしちゃった>>486!
……よっし! 誰も気づいていない! そう信じる。
( -274 ) 2008/12/09(火) 22:54:54
[人が増え、かなり騒々しくなった室内、心細くなったのか、サンディを抱きしめたまま、視線を彷徨わせる]
せんせ?
いっぱい人が…
( 489 ) 2008/12/09(火) 23:00:11
『素敵じゃない?手に芸を持ってる人って』
素敵、ね。そういうもんかな。俺もなんか身につけよっかな。
「ふぅん、そういうけど、素敵なものを見たって顔じゃないけどなあ。ま、あまり詮索がましいのも拙いか」
( 490 ) 2008/12/09(火) 23:03:43
[ナサニエルの昔話に少し意外そうな顔をして]
覚えていてくれたなんて光栄だな。
僕は相変わらず本ばかり読んでいるよ。
こちらはメイ。僕の恩師の娘さんなんだ。
くれぐれも失礼がないようにお願いしたいものだよ。
[セシリアの方に振り返り]
鍋を磨くのはユージーンがやりたがっていたよ。
彼のことだから、姉さんが焦がして穴を空けた鍋を渡してあげたら、きっと喜ぶんじゃないかな。
( 491 ) 2008/12/09(火) 23:11:49
( -275 ) 2008/12/09(火) 23:16:15
はい、セシリアさんよろしくお願いします。
ハーヴェイさんの家がユージーンさんの上得意ってことはよく分かったよ。
ものすごく素敵なお姉さんがいて羨ましいな。
[モーガンの隣に戻る]
/*
おじいさん姓の希望ありますか。モーガン・なんちゃらで格好いいのがあれば。剣に刻み用>>466
このままだとトンヌラになります
*/
( 492 ) 2008/12/09(火) 23:16:24
[陽気な男の言葉に、少しだけ表情が緩んだようだ。意識して声を張り]
そうね。高さ12メーターから落ちてきた女の子を素手で受け止める芸、なんて素敵じゃない?
でも……[そっけなくも親密そうに話すセシリアを横目でそっと見て]
まずは目の前にいる濡れた女の子の髪を、さりげなく拭いてあげる技から身につけたらいいんじゃないかしら?
ふふ。……ありがとう。
[どうやら、何か勘違いしているようだ。くすくすと笑いながら、暖炉の前へ向かっていく。なんとなく、椅子に座るユージーンに「悪いわね。普段は可愛げなくて」と陽気な声を出し……けれど、次の瞬間にはじっと炎を見つめていて……何か考え事をしているようだった]
( 493 ) 2008/12/09(火) 23:20:52
とりあえず、大人のどろどろには気がつないでおこう。
うん。
よくコーネを家に入れて平気たったね。そんなに家は貧乏なのかー
あ、リックの話を拾うの忘れてた。
( -276 ) 2008/12/09(火) 23:24:54
>>491
ハッ。あたしにはあいつを喜ばせる理由がないからな。遠慮せずに磨いてくれ。才能が開花するまで。いつまででもいいぞ。
>>492
あたしにそんな気を使わなくていいよ。社交辞令は苦手だし、お追従は嫌いだ。
#>>481なんに見えてきたんでしょう。気になる……
( 494 ) 2008/12/09(火) 23:25:45
……高さのハードル2倍にしてもよかったかも。
12メートルって普通に低めか……
( -277 ) 2008/12/09(火) 23:28:47
>>494
え? だって『そう』見えるよ〜
……ナイス語り口!
( -278 ) 2008/12/09(火) 23:29:54
>>494
>なんに見えてきたんでしょう
口喧しげなオールドミス?
追従じゃなくて気に入ったんだもん。
どう絡もうかわくわくしてるよ。
( -279 ) 2008/12/09(火) 23:36:37
風来坊 ナサニエルは、「女の子……誰だそりゃ?」真剣に考えているようだ。
( A118 ) 2008/12/09(火) 23:40:06
>>493
>高さ12メーターから落ちてきた女の子を素手で受け止める
ラピュタはきっとあるみたいな話?
風来坊さんは冒険家にジョブチェンジ。
( -280 ) 2008/12/09(火) 23:43:19
>>466
メイの名前でいいんじゃないかな。
どうかな、メイ?
それとも、ブラット・ブラウンと彫って、父上様に処分されるのを防ぐ魔法にしてみるかい?
遺品であれば、あやつもそうそう手出しはできんだろう。
[メイがいたずらをする時と同じ目でニヤリと笑ってから、ナサニエルとセシリアに挨拶した]
はじめまして。
貴方の弟君の教師の父をやっている老いぼれだよ。
セシリアさんか。君とは話が合いそうだ。
そちらの男性はハンターのようだね。
荒野ではなく、ここが狩り場というわけだ。
私は狩りは引退した身だが、雨があがるまでよろしく頼むよ。
/*
姓はトンヌラでも構いません。
フランス系なんですね。
*/
( 495 ) 2008/12/09(火) 23:46:59
>>494
お世辞ではないと思うよ。
私の可愛い孫娘は、悪霊だの怪異だのといった物が大好きなのだからね。
君のこの城への評価に賛同しているのではないかな。
( 496 ) 2008/12/09(火) 23:50:11
ブラット・ブラウンって誰ー
ぐぐったけどおじいさん難易度高いよー
誰か拾うか見てようかな。
( -281 ) 2008/12/09(火) 23:51:23
風来坊 ナサニエルは、小説家 モーガンに向けて苦笑い。御老体、人聞きの悪い事を。
( A119 ) 2008/12/09(火) 23:52:56
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
え、私の名前でいいの?
おじいさんのお家に置くっていうから、二人で共通の姓がいいかなって思ったんだ。
しかもメイって字面格好良くないよね。どうしようかなー。
[迷いつつ、モーガンのセシリアへの言葉を受けて]
うん、私はお世辞を言えるような性格じゃないから。さすがおじいさんよく分かってる。
でも悪霊とか怪奇が好きなのは、私よりおじいさんだよ。
そういえばさっきリックが言ってた、けっしゃって何だか知っている?
( 497 ) 2008/12/10(水) 00:01:16
じいちゃんは孫はハンターの対象外として安心しているという事でいいかな?
ジジコン孫娘?
( -282 ) 2008/12/10(水) 00:02:31
我ながら毎度直球勝負の台詞しかできてないなー
セシリアさんとゾフィーさんから盗ませてもらおう。
( -283 ) 2008/12/10(水) 00:04:34
>>496
なるほど。ご令孫に「ものすごく素敵」と評されるあたしは、怪力乱神の類というわけですか、ご老人。
せっかくのご縁ですので、愚弟をよろしく。鍋を磨くくらいしか能のない男ですが。
( 498 ) 2008/12/10(水) 00:04:38
>>498
そうであればと願わずにはおられんよ。
私は怪異を愛する余り、自らたくさんの異形を産み出してしまった罪深い男だ。
おそらくその罪を死ぬまで重ね続けるだろう。
素晴らしきかな人生。
>>498
そうであればと願わずにはおられんよ。
私は怪異を愛する余り、自らたくさんの異形を産み出してしまった罪深い男だ。
おそらくその罪を死ぬまで重ね続けるだろう。
素晴らしきかな人生。
ハーヴェイ君は、私の息子と話が合うようだ。
将来は立派な学者になるだろう。
( 499 ) 2008/12/10(水) 00:15:44
>>498
おじいさんに私の人物の好みまでばればれってことだよね。
妖怪の類におじいさんも入るかも。
( -284 ) 2008/12/10(水) 00:17:22
小説家 モーガンは、風来坊 ナサニエルに微笑み返した。「見込みのある若者だと思ったものでね」
( A120 ) 2008/12/10(水) 00:18:09
>>497
ふむ。
何らかの職務の遂行を極秘で行う団体の一員だね。
フリーメーソンやイルミナティといった名前を聞いた事はあるかい?
彼らは秘密の符丁で連絡を取り合い、お互いが味方である事を確認すると、助け合ってやるべき事を成そうとする。
今でもたくさんの秘密結社が存在していると言われているよ。
そういえば、私の小説にも登場させているね。
「魚人の村」で鱗のある子供の捜索をしていた男は、結社員という設定だった。
・・・絵があるという事は、この城に結社員が来ていたのだろうね。何か彼らが探す秘密があるのかもしれない。
この嵐に不吉な伝説、不穏な歴史・・・これは楽しくなってきた。
( 500 ) 2008/12/10(水) 00:28:22
( -285 ) 2008/12/10(水) 00:28:53
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