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わかるだろ?
だから俺の取れた手段は、ただの一つだけ。
そう…姉貴の水着を着用することだけだったっ…!
[何も言っていない伊佐平良に対し、瀬戸はぶうんと遮るが如く手の平を挙げた]
止してくれ伊佐平良さん!
俺は水泳大会のあの日、プールサイドで自分を恥じた瞬間なんぞ……ただの一秒もありはしなかった!
…皆が俺を見るんだぜ?
優しい笑顔の美咲先生も、常に俺の冷凍蜜柑を奪うクラスの苛めっ子も、同じ班なのに給食の時しか話さないけいちゃんも…!
全然関係ない近所のガキすら、金網越しに俺を見てた!
そして小ニにして50メートルを軽く泳げた俺にとって、25メートル中どこまで泳げるでしょう競争での優勝など、造作も無いことっっ
あの日あの瞬間…
夏休みの宿題減を賭けたあの戦いにおいて、優勝した俺は3組の英雄だった。
……衝撃と笑劇二つの意味での、掛け値なしの英雄だ!
上級生しか上がらせてもらえないはずの飛び込み台の上、俺の輝く笑顔の記念写真は、アルバムの中にあってなお色褪せない永遠の…
永遠の、キラメく思い出になるはずだったのに……
[ぬをををを!
突如として思い出してはならぬ忌まわしい記憶が、瀬戸の脳内を掻き乱す。
だが元々乱れ過ぎている脳を持つ彼にとっては、3分もあればどうにか治まる発作だったようだ]
ハァハァ……し、心配するな伊佐平良さん。
最後まで話は続けるさ。
少年の時間は終わらないようでいて短い。
ともかく幼き日の美しい思い出を胸の奥深くとアルバムに残したまま、そんな俺も年をとっていき…
いつしか俺も、中学生になっていた。
伊佐平良さんにだってあったろ、そんな頃?
色気も羞恥心も備わってくる…あれは切ない水色時代さ。
ダチと馬鹿やってりゃそれで楽しかった俺にも落ち着きと、ちょっと気になる子の一人や二人、三人や四人、五人や六人ができてきた頃。
相変わらず俺は水泳やってたし…その頃のモテぶりときたら密かに……、まァちょっとしたものだった。
…と、思うな。
――多分。
…ともかく。
自由研究を纏める場所を探す女子達がいたとき、俺は無関係だって構わないで「近いんだけど俺んちでやる?」って言っちまう男だったんだぜ。
俺にメロメロメロンな女子達は、誘われるままホイホイと俺んちについて行っちゃったのだ★
そして宿題やらないかとは名ばかりの、めくるめく時間…!
息抜きのつもりのゲームがいつしか主な時間となり、それに飽きたらおやつ、無くなったらまたゲームと…
数時間が過ぎる頃、俺と女の子達の仲は西瓜より甘く、風鈴よりも爽やかだった…
そんな男女の次なるステップ……そう、過去の共有だ。
里久くんの小さい頃ってどんな〜?写真見せて〜?
女子の甘い声は、俺の手をさり気なくかつ素早くアルバムへと伸ばさせた。
それが悲劇になるとも知らずに!
…伊佐平良さん、もう一度言うよ。
あの夏の日、夏休みの宿題作文一枚を減らさせて輝く笑顔で写真に映された俺は、間違いなく3組の英雄だった……
だけど…ああだけど……っ
写真からは、俺を達成者として見る幼きクラスメイト達の目の輝きまでは伝わって来ない…
惜しみ無い賞賛の声と鳴り止まない歓声も、決して聞こえては来ない…
そうとも…!
飛び込み台の上、至福の表情でポーズを取る姉ちゃんの水着を着た俺は…
英雄だったはずのこの俺は、写真の中では…
……ただの変態だったーーっ!!
[苦痛に満ちた記憶が瀬戸を苛む。
その瞬間までややクール的要素を演出していた自分を見る、ドン引いた女子達のあの目]
ぐぎゃぁああ……ッ
違う!俺は変態なんかじゃないィイッ
誂えたように、それでいて微妙なセンでギリギリ似合っていたからって、それはわざわざ特殊な性癖を満たすためにお金を貯めて購入しただとか、そういうものでも無かったァアッ
[床で転がり始めた瀬戸を見る食堂のオバチャンの目も今、ドン引いている]
だから、だから写真は駄目…っ!
その場のノリがちっとも伝わない写真は駄目……っ!
格好つけたかったそんな時も、過去の一度の失敗の姿を永遠に記憶に留め、それをまざまざと見せ付ける写真は駄目ぇえ……っ
…そうだよ?だから、この衣装だってさァ!
たとえまるで本物の変態であるかのようにノリノリで、女の子の格好を俺がした所で…
あの場限りのことなら全く問題はなかったさッ
むしろうっとりした目で大体皆俺を見てたもん!※
[※可哀想な生き物を見る目で]
…だけどそれがその場の時と場所を越え、いつもいつでも見られる記憶媒体に残された瞬間から、観客もまた我に返る頃には俺は変態の烙印を押され…
特殊な性癖の人として白い目で見られ、後ろ指を差され続ける…
そんな…
そんな人生俺には耐えられないぃい!
[……それでもツラい過去を吐露し、冷たい床の上で暴れて疲れて動かなくなった瀬戸に、優しい伊佐平良は豪快に言うのだった。
「とにかく食え」
「腹が膨れたらどんな悩みも苦しみも解決するさね」……と]
そっかな…そう思う?伊佐平良さん……
うん…うん……。
[――そんな訳で瀬戸は今、オバチャンのオゴリでひたすらカツカレーを食べている。会社の一大事は*まだ知らない*]
――2階 食堂――
〔午前は、届いた新作見本の梱包を解いていた。
発表会へ向けた推奨品の選別をしなければならない。
今日着の99点は、顧客からの少数意見を
取り入れたマニアックさが売りの新シリーズだ〕
…着用感を伝えるのが難しそうだな。
やはり何人かに試して貰うのがいいか…
〔考えながら昼食メニューを選んでいると、
伊佐比良さん相手に何やらオーバーアクション
しまくるらしい瀬戸の姿を見つけ〕
…元気そうだな…
〔1から10まで聞こえていた訳では勿論ない。〕
…近藤くんの件と言い、数少ない女性陣は
本当に頼りになるな。
〔伊佐比良さんへそっと和定食を頼む。
セルフサービスのご飯をよそいながら、
しみじみと呟いたとか〕
─ワーキングルーム─
[窓辺からは、うららかな春の日差しが差し込み、
午後の穏やかな時間が流れる。
先週の売上速報に目を通す。
福岡支社は前年から100%UPと、今週も好調。
食べ終えたベーグルサンドの包み紙をたたんで、ほうじ茶を手に暫しのんびり。
思わず出てくるあくびを噛み殺す。]
流石に夜更かしし過ぎたかな…。
[頬に貼られた絆創膏を指先でさする。
自宅で待っていた小さな姫君は大変お怒りだったようで。]
/*
覗き見。
主任と係長はランダム運良すぎ(笑)<数値
>>130
ちょ……なんでそんな微妙すぎるひととき…orz
―ワーキングルーム―
[得意先回りを終え漸くオフィスに。タイムカードを押して席に着き酔い覚ましドリンクを飲みながら成果を確認する]
40%ですか…。
[...は自宅ベットの上で目をさました。どうやら送り届けられ、管理人にかぎをあけてもらったようだ]
う〜ん…
[そこに突然の電話の呼び出し音。]
はい、羅瀬で…
なんだ親父か…
[何時もの瑠兎と大分イメージの違う言葉使い]
ん、何?ばっちりだよ、順調順調。
ん、また連絡するって…
じゃ。
[受話器を置き、ぽつり]
親バカ。心配しすぎ。
――3階 ワーキングルーム――
〔昼食を終えて戻ると、面々へ戻りましたと
声を掛けて自らのデスクへ〕
…紅練係長、昨夜は遅くまでお疲れさまでした。
羽生くんもよく眠れたか?
〔本調子でなさそうな二人を心配しつつ、
サンプル箱の中身を引っ張り出す様子〕
あぁ、羽生クンご苦労様。
…二日酔い、ですか?
[だるそうに入ってきた彼に声をかけ、お気に入りのマグカップを置く。
羽生が昨日は一次会の時点でそうとう酔っていた上に、友達と呑みに行くと帰ったと聞いていた。]
一次会出れなくて残念だったなぁ…。
いえ、此方こそ呑み足りないからと付き合せてしまって申し訳ない。
…出勤時間まで寝てられれば良かったんだけど、ウチのにゃんこがねぇ…。
[頬をさすりながら苦笑い。
まぁ、その猫のおかげで普段も寝坊せず余裕を持って出てこれるのだけど。]
今度時間が取れたら、例の店ででも楽しみましょう。
[約束ですよ?と片目をつぶってみせる。]
――ワーキングルーム――
[今日も今日とて神部はパソコンに向かって打ち込みを続けている。昨日カラオケで犯してしまった己の失態を晴らすようにパソコンを睨みつけてダカダカと。それはもう鬼の形相で。おかげで資料は全てあがりそうだ、後は計算ソフトのボタンを押して処理をすれば完了。]
――5分くらいか…。
[計算の終わる時間を割り出してスケジュール帳をチェック。今日は駅前の新しいショップの視察が入っているが十分間に合うだろう。久しぶりに日付が変わる前に帰れるのかもしれない。漸く周りに意識を向ける余裕ができたのか、ワーキングルームに居る人々に会釈をすると少しだけ遅い昼食へ。その後は*外回りに。*]
/*
成果じゃなくて良かった、本当によかった…orz<5て。
毎日22:00以降になるかと思ってたらそうでもないようで。
単純にスケジュルのメモミスだった…。
〔頬を摩ってみせる紅練の所作に、
其処へ貼られた絆創膏に気づき〕
…む、…大丈夫ですか。
自分は仮眠を取れていたので、お気遣いなく。
楽しかったですよ。
〔約束を促されれば、是非と応じて。
ぎこちなさの垣間見える羽生の態度に、
椅子ごと彼の方を向いて――改めて顔色を眺め〕
…そうか。
では…後で新作の試着を頼もう。
〔手にしたサンプルをてろんと広げて見せる。
こっそりインナーとして一人で愉しむ用途の、
男性用キャットスーツだ。
――試着には少なからず、精神力を要すると思われる〕
――秘書室――
[メールを読み終えて、パソコンの電源を落とす。
勢いよく椅子の背凭れによりかかって、深く溜息をついた]
…支社長が本社栄転…かあ。
[何人かが本社に異動になることは既に聞いていた。
でもそれがいきなり支社長だなんて]
………
[本来なら喜ばしいことなのだろうが、素直に喜べない]
ええ、そうです。
[その時には既に常と変わらぬ平然とした様子。見せられたサンプルにも微かに目を見張る程度で]
これはまた…面白そうな。
僕は別に今からでも良いですけど…。
!
[不意に聞こえて来た第3者の声に僅かに驚くも直ぐに声の発信源に気付きそれ―秘密通信機に囁く]
その声は秋芳さんですね?
あ、新作ですか…
[席を立ってサンプルと、ソレに添えられた販促資料を眺める。]
【MidNight】シリーズは今回もなかなか大胆過激な…。
[本社の開発チーム女性グループが提案する、セクシー系ブランドらしい。
デザイナーには女王様出身から現役腐女子までその手の分野のプロフェッショナルが居るとかいないとか。]
あ、ああ、通信機…
[そういえば電源は常時入っているのだと思い出し]
羽生、さん?
もう一人は貴方だったんですね。
…お互い、災難ですね…
[困ったように笑い]
3階の空き机と言われても…
[自分の机の現状を見る。
…荷物を全て移動するのは辛すぎる。
もっとも、秘書の仕事がなくなるのなら、
荷物は随分軽くなってしまうのだが]
〔此方へ背を向ける席から、神部がキーを
激しく叩く音は聞こえていた。
神部の面持ちは、見ずとも伝わる――
彼の眉間の皺が、そろそろ骨にまで達するのでは
ないかという懸念は大袈裟かもしれなかったが〕
…君が、大概のことは自己処理できるのは
知っているつもりだ。
〔羽生へ向けて口にした言葉は、現在煮詰まっている
様子を見せる皆へと感じていることでもあり。
示したサンプルを羽生へ手渡す〕
乗り気になってくれてよかった。
少なくとも、実際に着用するユーザーは
望んで身につける筈だしな…
[通信機で聞く囁き声は妙に近く、
直接吐息が耳にかかるような気がしてふる、と首を振り]
これから…本社に送る人を選ばなきゃいけないんですね。
今の支社、気に入ってるのにな…
…いっそ、皆一緒に本社に行ければいいのに…
[願望を呟いてみても、それは叶うはずもなく]
…お心遣いありがとうございます。
[感謝の言葉もどこか空々しいままにサンプルを持って席を立つ]
それでは着替えてきますね。
[そう言ってワーキングルームを出た]
あー、でも…趣味で着せるって場合もありますしねぇ。
その場合もまぁ、お互いの信頼感云々とか言う話らしいですし。
…うわ、コレなんか凄い……
[フェイクレザー素材の紐というかもう…ある意味拘束具のようなものまで混ざっていたり。]
相変わらず無茶なものを…。
[フィッテングルームへと歩きながら今度ははっきりと溜息を吐き]
僕も出来れば離れたくないんですがね…。
本社も何を考えてこんな忙しい時期に…せめて終わった後にしてくれれば良いものを…。
モデル優先ったってほとんどやることないし…
…まだ、暫くここにいようかな…
[小さく溜息をついて、
ひとまず今日の分のレポートを仕上げに*かかった*]
…営業の人は俺より大変ですもんね…
お疲れ様です。
[はっきり聞こえる溜息に、労いの言葉を投げ]
俺は暫く仕事に集中するので、少し黙りますね。
…また夜に、相談しましょう。
[黙ると言っても独り言は駄々漏れになるだろう。
通信機の切り方は*まだ知らない*]
今回は、『精神的な際どさ』を追求してるそうです。
『視覚的な際どさ』の前回とは真逆ですね。
…というかこのシリーズ、何故自分が
担当なのか未だに解せんのですが。
〔誰が振った仕事だったかと思い起こしつつ、
傍へ立つ紅練を見上げる。彼の拾い上げる
ボンデージ紛いとカタログを見比べ〕
セルフ脱着を容易にした自縛モデルだとか。
何しろ今回に限って、張り切って99点も…
〔此れは誰に頼もうか…と悩みは尽きず。
数点は羽生に頼めるとして――
モデル業務に入りかけたばかりの秋芳へ
頼むのは酷だろうしやら何やら、気を
回していたら*きりがないとこめかみを押え*〕
…ですよねぇ。雉山副部長も何を考えていらっしゃるのやら。
[その手の分野ではかなり過激だという欧州支社に、長期出向中の上司を思い出して、ぽつり。
…断られなさそうだから、という理由だったりするのだろうか?]
あ、ちょっと電話が…。
[プルプルと古風な音で鳴るデスクの上の電話に気づき、席へ戻って受話器をとる。]
『やっほー☆ アスマきゅんお元気?ボクでちゅよー、ボクっ♪ヨシキたんだよー?』
[受話器の向こうの声に、思わず神部も裸足で逃げ出すほどに表情がキツく。]
…毎度お世話になっております。メロンウォーt
『なに畏まってんのさぁ?アスマきゅんー。』
…あの、専務…、勤務中に私用電話は…
『やだなぁ、水臭いよぉアスマきゅん☆ いつもみたいにヨシキたんって呼んで〜?
あ、ヨッシー☆彡でもいいよぉ?』
[声を潜めて応対しつつ、ものすんごく嫌そうな顔。]
―フィッティングルーム―
[着替えながら考えるのは途中入社の同期で今も隣の席に座っている主任の事]
何時も心配掛けてすみません、『伊香帆さん』…。
…ありがとうございます。
[見えないと分かって居るが微笑んで]
それではまた夜に…。
[こちらも電源の切り方など*知りはしない*]
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