情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
なあ、ギルバート。
あんたは一日でも長く生きて、このゲームを長く長く、楽しみたいと思ってる、そうだな?
ジェーンの言葉によりセシリアを名指したことは、その方がより戦いを楽しめると思ったからか?
ジェーンをもっと生かしておきたいと思ったからか?
どうやったってもう、ジェーンを生かしとくのは無理だろ。
これは俺の、俺なりのけじめってヤツだ。
もっとも。
そこの小娘が死ねば、残るギャングは1人。
そいつが見つかるにはまだ暫く掛かるだろうよ。
その間俺は生きてりゃ闘いが楽しめるな。
無理?
セシリアがもし本当にギャングで、今日殺すことが出来たら、ジェーンは生きるだろう?
何故、無理だと言う?
最初から、ただのけじめで名乗り出たのか?
お前さんはそんな奴じゃないだろう?
ん?
違うな、今日セシリアを殺せばそうじゃない、のか。
やっぱり、名乗り出たのはジェーンに死んで欲しくなかったって奴じゃねぇか。
俺はさ、あんたが本物だとしても、偽物だとしても、嘘を言ってる可能性もあると思ってる。
あんたがセシリアを選んだ、怪しいと思った理由はなんだ?
一番、戦う気がなく思えたからか?
分かりやすいか・・・そりゃそーよね。
生きたいという想いは、人間の欲求の・・・それも最も根源に近い。
だから私は彼が理解できない。殺し合いを長く楽しみたいと言いながら、周囲の人間の死期を早め、自らの死期を早め、結果として誰よりも殺し合いから遠ざかってる彼が。
俺はあまり頭が良くないんだけどさァ……。
そこの兄さんがやったことは、我々を騙すための行動に
しては、利がほとんどない動きのように見えるんだ。
[肩を竦める。]
そのことで、単純な俺は真実味を感じちゃうんだよね。
困ったね。カミーラ信じてやりたいんだけど、
カミーラよりも、兄さんの方がより真実味あるよ。
そうだ。ギルバート。それでいい。
さて、セシリアかジェーンのどちらかはギャングと見て間違いないだろう。今日はどちらを殺すべきか…。
振り返ってみるとギルバートは名前こそ伏せてたものの、ずっと「セシリアはギャングだ」と分かっている素振りを見せていた。ジェーンがセシリアを睨んだ時に笑い出したり、「俺と戦う覚悟は出来たか?」などとセシリアに吹っかけたり、とな。あれは「セシリアがギャングではない」と分かっているブラックオペレーターというより「セシリアがギャングと分かっている」参加者側の人間という雰囲気がした。老人の山勘だがな…。
やぁれやれ、困ったものね。
騙すための行動としては意味がないのは私も認めるところよ。
だけど・・・だから信じてやりたい、ってのは納得がいかないわね。
なぜなら一般参加者側としても無意味だから。
+-0なら分かるけど、それで偽者呼ばわりされるんじゃーねぇ・・・。
いーやいや、偽物扱いはしていないよー。
[カミーラを宥めるように前にずずいと出る。]
確かにより真実味があるとは言ったけど、
それだけが根拠になるなんて思ってないさ。
単なる主観じゃない?ね。ねね?
[カミーラの手を握る。]
でもさ、ホラ。確かに兄さんの行動には利がないじゃない?
それに無理矢理ロジックつけようと思うと、
俺は頭が悪いから、整合性とれるようにならないのよ。
んー、お爺さん。
巨漢の彼の「分かっている素振り」と、私の明確な宣言。
時間に対して差はなかったように思えるんだけど・・・
どこに差があったのか、聞いてもいいかしら?
整合性なんてつけなくてもいいの、ナサニエル。
『やりたいからやった』って、彼は最初からそう言ってる。
・・・極端な話、彼が何であれやりかねないわ。
……確かに、彼はそういうことありそうだけれども。
こんなこと言うと、「俺の何を知っている?」と
言われそうだけどさァ。
[ギルバートの方を見てはにかむような表情。]
アレだけ、あの兄さんのこと「信用できない」とか
言っておいて、今になって「真実味がある」とか
言い出すあたり、どんだけ風見鶏かと言われちゃいそうだけど。
まァ…俺は根っからのオポチュニストなんでね。
仕方ねぇさ、筋肉坊主。
これだけ事態が激動に激動を重ねりゃ、頭ン中が混乱するのは、ごく当たり前のことだ。
あっちこっち「正しいんじゃないか」と見たくなるのは、お前さんだけじゃァない。
ハゲが増したは余計だ。
日に日に増してるのが痛々しいということかい……
まァ、励ましたというよりかは…俺も分からんという正直な感想だわな…
ありゃー。
結局皆、誰を殺したいか言う訳か。
セシリアを殺そうとしてるのが、4人。
あと一人で半数超えるな。
さて、と。
それじゃ俺も取引と行こうかな。
セシリア、カミーラ、あんた達が俺を今日襲撃しないなら、俺はあんた達につく。
これで確実に4人。ギリギリだが、闘うには悪くない。
あんた達がギャングの場合なら、で結構だ。
どうだ?
さァて。どうするかねえ……。
いつことが始まるかわかんないし、準備しとくか。
[ポケットをごそごそ弄り、大量の錠剤を取り出した。
それを同じく取り出した缶詰の中の液体で飲み下す。]
……オォォォォォォ…。
[目が血走り、鼻からは鮮血がぽたぽた垂れてきた。
筋肉に血管が浮き出て、より屈強な肉体へ変貌する。]
アガ……ガ…。
[その手にはコンバットボウとサブマシンガン。]
強くなるために何だってやる……このことだ…。
命を縮めても……今ここで死ぬわけじゃあない。
[鮮血まみれの口が上につり上がる。]
しかし……いつもながらキくなァ………。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新