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ケネス、「まさに」あんたの言う通りだ。
ここにゃァ、俺を含めて「ゲームのルールを知っているのに」「わざわざ進んで来た」奴等もいる……そんな奴が「殺し」の「規律」とやらを語るのが……なァ?
[笑みを浮かべ、バーボンをまた一口煽る。]
そうさ。俺にゃァ少なからず「事情」ってモンがあんのサ。だからこそ、俺ァここに来た。金が欲しいからなァ。自分の「事情」を他人の血で贖うことにした、卑怯者だ。
だが……「だからどうした」?
「それがお前さんの人生に関わるのか」?
お前さんだって、俺だって、他人を殺さなきゃ自分が死ぬんだ。生きたきゃ、四の五の言わずに「殺す」覚悟をしなくちゃならねぇ。でなけりゃ、そこの兄ちゃんや爺さんみたいな「覚悟のキマった」奴等にあっさり殺されちまわァ。
「死ぬ」覚悟をすりゃー、漏れなく殺されるのがオチだぜ。
……ま、お互いに覚悟キメて頑張ろうや。
セシリア……15歳、ねぇ。
そんな若いミソラで、こんな所にねぇ……。
ケネスと同じで、いつの間にか連れて来られたクチか?
……と見せかけて、実は自ら乗り込んで来た猛者だったら大笑いだな。
[もう一口、バーボンを煽る。]
ま、何にせよ……「お前さんの事情なんざ、俺には関係ねぇ」訳だがな。
ーカジノー
[テキサスホールデムのテーブルにつき、だらりと椅子に腰掛ける。]
了解、ベン。
呼び名があれば本名だろうとなんだろうと構わないさ。
フルネームはお互い生き残れたらな。
なあ、このゲームに参加することは卑怯なのか?
あー、俺やあのチビ……セシリアってのか?
みたいなのは別として、アンタらは自分の命を掛け金にこのゲームに参加した。
それは卑怯なことか?
卑怯ってのは、自分は手を汚さず利益だけをもぎ取ろうとする奴らのことだ。
高みの見物を決め込んでるあの別嬪さんみたいなのだろ。
[近場のモニタに唾でも吐きかけそうな笑顔で手を振った。]
ご回答ありがとよ、性悪さん。
それからよ、ケネス。さっきの話だが。
ギャングスターに協力したいって奴等が何人も現れたら、そいつらで「1つの椅子」を争って、「普通の参加者」とやら同士で殺し合いをすることになるかもしれねぇな。感覚の狂っちまった人間は何をするか分かったモンじゃねぇ。
それに、ブラック・オペレーター…だっけか。そいつはギャングスターからは正体が分からないと、イカれた金髪の姉ちゃんが言ってたぜ。だから、椅子とやらは「1つ」と決まった訳じゃあ無さそうだ……。
ま、なるべくそんな「不毛な」展開にならないように、冷静に事を運ぶべきなのは言うまでもねぇけどな。あくまで、目的は「ギャングスターの殲滅」ってことになってるからな。
「生き残る」のが大前提なのは、言うまでも無く。
―廊下―
[放送を聴き老人と言葉を交わしてすぐ後に、男はカジノルームを出た。
背後で交わされた会話の一部はしっかり耳に入っていたが、部屋を出て以降のことは知らない。
もう一度、誰かの問いに答えてか、ホテル内のあちこちに設置されたモニターにプロデューサーと名乗る女の顔が映った。
足を止めて女の説明を聞く間に、男は一度だけ眉を顰めたが、すぐに平静な顔に戻った。]
関係ない、か。
大有りだぜ。
[まだ面子の集まらないテーブルに飽いたように足を乗せ、天を仰ぐ。]
昨日迄知りもしなかったオッサンが俺の人生、生死に関わってる。
さっきも言ったが、この人殺しゲームに勝つ上で他人の事情を知ることは結構重要だろ。
……どの覚悟を決めるかはまだ決めてねぇが、そうだな。
頑張ってお互い殺し合おうや?
自分でこういうところに乗り込むなんて・・・
[とんでもない、とベンの言葉に小さく首を振る。そしてしばらくベンとケネスのやり取りを聞いていたが]
今夜は一旦部屋に戻りますね。皆さんおやすみなさい。
[本当はケネスとベンのやり取りをこれ以上聞きたくなかったからだがそれは口に出さなかった。とはいえ部屋に戻ったところで眠れるかは怪しいところだろうが]
………眠ィ。
酒入れすぎたか、ちくしょう。歳は取るモンじゃねぇな……
おい、そこのスタッフよ。
寝る所に案内しな。
[男はスタッフを小突いて、個室へと案内させた。……途中、女ディーラーの尻の感触を分厚い掌に*失敬しながら*]
なんだ、ポーカーでも教えてやろうかと思ったのに。
子供は早く寝るって奴かね。
ベン、お前さんは賭け事はやらないのか?
[頼り無い小さな背中にひらと手を振って、自分も席を立つ。]
ちょっとしょんべん*行ってくらぁ*。
―廊下―
[鼻を押さえる手からは血が滴り落ちている。
筋肉増強剤の影響によるものだ。
生きて帰れば、ウェルネスポリシー違反で謹慎、
タイトルマッチの予定はお流れになるだろう。]
最初はとんだ災難に巻き込まれたかと思ったが、
こいつはGOOD LUCKだったんじゃねえか。
[釣り上った口角が自らの鼻血で真っ赤に濡れている。
ムーンフェイスも筋肉増強剤の副作用だ。]
見たところ、身体能力でいえばトップか次点か…。
レスラーと明かして期待を得るか、ここは下手に
目立っていらぬ警戒をもらっても困るしなあ。
[単純な殴り合いなどなら、あの殺し合いマニアと
ナサニエルは認識している男と肉薄するかどうか。
そんなことを考えている。]
お主は…ケネスと言ったか。もう少し酒を控え、もう少し真面目になれば上官になれたかもな。
だが、殺しあいが好きなら上官には向いてないな。うむ。
裏切る席は一つだが、能力を持った者が「ブラック・オペレーター」になりすますのは簡単だ。もちろん、裏切り者だらけだと戦争として破綻してるがな。
やはり正攻法の方が生き残れる確率は高そうだ。あまり人は死なぬが……。
[老人は冷静に答えた。常に狂っているわけではないようだ。]
ついでに名乗っておくとしよう。モーガンだ。昔、この軍服を着て、このライフルで幾多の人を殺した。だが……そう!時代は変わってしまった!何が戦争は絶対悪だ!くだらん!
というわけで、勝っても負けても人生最後の戦争をする為にここに来た。よろしく頼む……簡単に死なれては戦争として面白くないからな!
あと、ただのボケ老人だと思うと痛い目に遭う、と忠告しておこう。
人は見掛けによらぬ。むしろ見掛け弱そうな者ほど警戒すべきだ。
さて、手札は…。
1(4)の1(13)と1(4)の4(13)
(前の数字(1〜4):スーツ。1から順にS,H,D,C
後の数字(1〜13):数字。J=11,Q=12,K=13,A=1)
―客室―
[ホテルの内部を確かめるように歩いて数分後。
部屋番号を記したプレートのついたドアがずらりと並んだ客室エリアに辿り着いた。
思い付くものがあったのか、男はポケットに手を探り入れ、折りたたまれた一枚のメモ用紙を取り出す。
男をここに連れてきた――オドオドした若い――ADが、「部屋番号はジャケットのポケットの中」云々と言っていたもののようだ。]
―客室―
[宛がわれた客室は、きらびやかなカジノホテルに相応しい広さを備えていた。
男が室内を一通り見て回わる様子を、天井近くに設置されたカメラが逐一追う。
見つけたミニバーからミネラルウオーターのボトルを取り出し、シールされているかどうかを確認している表情がクローズアップされてTV画面に映った。]
[乱雑にシールごとキャップをひねり開けるのも、ごくごくと喉を鳴らして一息に水を飲み干すのも、余すところなくカメラは映し出す。
最後に手の甲で口を拭っているところで、男は何かに気付いたように視線を移した。
空になったボトルを放り出し、大股で視線の先――ベッドへと近付いていく。]
[ベッドの前に辿り着いた男が見詰めるのは、ベッドカバーの上に置かれた一通の封筒。
封のされていないそれの中には、二つ折りのカードが一枚。
真っ白い紙面の上に描かれた文字を、男の鋭い目が追う。
最後まで読み終えた男は、しばらくの間考え込むかのように紙面を睨んでいた。
そして、ニヤリとほくそ笑んでカードを握り潰した。*]
−自室−
[事前に指示されていた部屋に行くと豪華なベットや座り心地のよさそうなソファーのある部屋だった。奥にはシャワーもあるようだった。
部屋が豪華ゆえに傍に置かれた自分の私物の入ったくたびれた袋が酷く目だって見えたのは仕方ないことであろう。
服を脱いで下着姿になりベッドに潜り込む。その余りの柔らかさに疲れていた彼女はそのまま深い眠りに落ちていった*]
―自室―
[ふと目を覚ますと見知らぬ部屋・・・ではなくホテルの一室。あれからどれくらいの時が経ったのだろうか。柔らかい布団は彼女を再び微睡みへ誘おうとするがそれを振り切りごそごそと起きだしてくる。
シャワーの使い方に手間取ったりいきなり冷水を浴びて叫んだりしたがシャワーを浴びて服を着る頃には大分頭もはっきりとしていた。
これからどうすべきか考えたが最良の答えは出なかったため彼女はホールに向かって歩き始めた]
―リネン室―
[清掃用具と交換用の備品を積んだワゴンを押して、リネン室に入ってきた客室係は、壁際の床に落ちた毛布の小山――否、毛布に包まった人影に怯み、立ち止まった。
纏っていた毛布を振り落として素早く立ち上がると、“それ”は竦む彼女を押し退けて部屋を出て行った。
やっと驚きから立ち直った彼女が怖々と廊下を覗く頃には、蛇革のスーツの背中は随分と小さくなっていた。]
―ホール―
[戻ってきたホールには余り人影がなかったがそれでも何人かの人はいた。その人たちがやっているようにして食事をもらって(代金がいるかと恐る恐る聞いて笑われながら説明を受けたりしたが)隅の方のテーブルで食べることにした。]
―カジノ―
[昼夜の別なく喧騒に包まれたカジノ。
テーブルに配置されたディーラーと客を演じるエキストラたちが常に偽りの華やかさを演出している。
ホールに現れた男は入り口で、誰かを捜すかのようにぐるりと辺りを見回した。]
スタンド。これで勝負するよ。
……あたしの勝ちだ。悪いね。
[ディーラーにウィンク。直視して悪いものを食ったような顔をするディーラーの表情に、またけらけらと笑う]
あたし自身のツキは落ちていないね。
[いや、確かに探していたのだろう。
中央に向かってゆっくりと歩を進める男の視線は、明らかに何かを求めて、ホールのあちこちを彷徨っていた。]
−ホール−
ここ座ってもいいかな?
[ゴツゴツとした体躯すら爽やかに思える笑顔。]
やー、こりゃまた嵐の前の静けさというか何というか。
[返答も聞かず、ずかずかと座り込んでしまった。]
[一勝負終わって顔を上げると、ちょうどその時カジノに入ってきた男に気付く。明らかに誰かを捜しているとおぼしき彼に声をかけるべきかどうか、しばし躊躇った]
[やがて、求めるものをカードテーブルの傍で見つけた彼は、そちらに向かって大股で進んでいった。]
……あんたに話がある。
あ、はいどうぞ。
[突然掛けられた声に反射的に頷く。見上げるような巨体を見ていたらそう返事できていたから分からないが。
-カジノ-
やれやれねっと。
[野暮用を済ませて、ルーレットのテーブルに着く]
へぇ・・・面白い組み合わせ。
[中年の女と巨漢との会話を横目に見ている。]
[ギルバートに声をかけられ、目をぱちくりさせる]
あたしに、かい?あの爺さんじゃなくて?
[と離れたテーブルにいるモーガンの方にちらりと視線を向けて]
[見つめられて、つと目を反らす。肉食獣を思わせるその瞳は、怠惰に太った豚のような彼女には恐ろしすぎた]
手短に、わかりやすくお願いね。
あたしはあまり頭はいい方じゃないんでね。
へへ…まったく不安でしょうがないよなあ。
食事もロクに喉を通りやしねえって。
[口ではそう言いつつ、野蛮にガツガツ食べている。]
それ美味しそうね。ちょっと頂戴よ。
[少女の顔を笑顔で覗き込む。]
あんたが頭が悪いとは思えないが。
[ハ、と溜息のような音が歪んだ唇から洩れたのは、笑ったつもりだったのかも知れない。]
あんたは、俺にヘンな講釈を垂れようとしなかったからな。
[そこでふと自分が相手の名前を知らないことに気付く]
あの・・・私はセシリアっていいます。あなたは?
[少しおどおどしながらそう尋ねた]
んー、セシリアちゃんね。よろしくねー。
[毒気のない軽やかさ。]
俺はナサニエルってんだ。えっとー…
[少し思案したのち、口を開く。]
プロレスラーやってんだ。知らない、ゴールドファルコン?
あの覆面の下は、こんな顔なのさ。へへへ。
[相手がそれを知っているか否か意に介さず
自慢げに自分のことを喋っている。]
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