23 ゲルダと愉快な仲間達★
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風来坊 ヤシチ
嬢ちゃんは俺からのプレゼントを着けててくれたんだな。
こんなチャチなもんしかやれねえけどよ。
どんなもんでも幸せになれる、なろうって気持ちさえありゃ御守り位の役には立つ。
だが、あいつを選んだ時点でいらねえもんだったかも知れねえけどな。
貴族の娘 アデライド
[いつの間にか会場の片隅に立ち、ゲルダの言葉を聞いていた]
…そうですのね……。
[ゲルダが発した名前の人物を思い出そうとして、明確な像が浮かばないことに眉根を寄せて目を瞑り]
……そうですのね……。
[もう一度。今度は自分に向かって呟く。
そんなにいつもそばに居たという人間の姿が思い浮かばない。ゲルダの周りのことを見ていなかった自分に気づく]
[軽く頭を振って雑念を払うと、いつものように毅然とした微笑みを取り戻し、ゲルダの前へと進み出た]
お誕生日おめでとう、ゲルダちゃん。
これはわたくしからのプレゼントですわ。
[小さな包みを渡す。中に入っているのは可愛らしいロケットペンダント]
そのお相手の写真でも…いえ、いつも傍に居るのでしたらその必要も無かったかしらね…。
族長の息子 ポール
［ポールは壁際で食事をしながら］
セロンね。
確か…剣呑な目をしたおいちゃんだね（もぐもぐ
ふむ。親父殿には、イーストウッド家は引き続き同盟の価値あり…って報告しとくかな（ごっくん
貴族の娘 アデライド
>>613
[姿が見えなかった、と言われ僅かに唇を噛むもすぐに元通りの表情を取り戻し]
少しだけ、所用で戻っていましたの。
急で心配をかけて、ごめんなさいね。
ゲルダちゃんが自分で選択したのですもの、絶対に幸せにおなりなさいね…。
[ゲルダの手をしっかりと握り返した]
ちんぴら ミック
[...はアデライドの顔に一瞬浮かんだ翳りに眉を潜めた。
次の瞬間にはいつも通りの意思の強そうな笑顔を
見せた彼女の表情を見ても、胸騒ぎが消える事はなかった。]
風来坊 ヤシチ
[...はゲルダに苦笑し]
そうだな。
嬢ちゃんがそう決めたんなら好きにしてくれりゃいいさ。
だが、大事なもんは絶対に手放すんじゃねえぞ。
族長の息子 ポール
［ポールは傍らの召使に声をかけられて］
だからオイラの事は師匠と呼べと…
なに。本当に師匠の価値があるのかって…オマイも失礼な奴だね。
実は…恋愛の師匠はさっき廃業した。
あははは♪
族長の息子 ポール
［ポールは食事の皿を持ったままゲルダにさっさかと近づき］
ゲルダちゃん、おめでとう。
オイラがあんまり近くをうろうろしてると…エイブラハムの血圧が上がっちゃうだろうからね。
あははは。
だから一つだけ。
あの誓約は今でも有効です。
イル族の集落はゲルダちゃんと…旦那さんをいつでも歓迎しますよ。
あははは。
ちんぴら ミック
[ゲルダとの話が済むまで待とうと思っていた。
しかし間近で見たアデライドは何処か消耗しているように見え、また僅かな表情の変化に気付くといてもたってもいられず静かにアデライドに近づいた。
片手でアデライドの手首を取り、会場内のざわめきに紛れる程度に抑えた声で告げる。]
アデライド。
後で話がある。
こないだの桜のトコで待ってるから。
──…必ず来てくれ。
[アデライドが顔を上げたなら、強い視線で彼女を見ながら。]
貴族の娘 アデライド
[まだゲルダとの話が終わっていないうちに、しかも一方的に手首を掴まれ、きつい視線でミックを睨みつける]
手を離しなさい、無礼者。
[しかし桜のところでと言われると、ほんの僅か瞳を揺らして]
……そのような約束など、する必要がありませんわ。
そもそもわたくしはあなたと話すようなこと、一切ありませんわ。
[また、静かに冷たい視線をぶつける]
御曹司 チャールズ
[...はゲルダが選んだ相手のことを調査するよう連絡しにいっていた。]
もともと知っていた相手だし、お嬢様が選んだ以上調査する必要もないとわかっているけどね・・・
[...は、今回のゲルダの手並みを思い返している。]
御曹司 チャールズ
[...は、ゲルダの前に進み出た。]
お嬢様は探し物を見つけられたようですね。
それを失わないよう大事にしてください。
誕生日のプレゼントは少々遅くなりますが、パーティが終わるまでには届くと思います。
貴族の娘 アデライド
>>625
[いつにないミックの表情と言葉に、訝しげになる。
しばし思いあぐね]
……とにかく、まずはその手を放しなさい。
貴族の娘 アデライド
>>628
[放たれた手首をさするようにして反対の手で撫でて]
約束などしませんわ。
[言いたいことだけ言って去っていくミックの背に、そう答える]
[しばらくその場でじっと佇んでいたものの、やがて視線を上げると召使いにフィンガーボウルを持ってこさせ、がしがしと手を洗い始めた]
伝道師 クリストファー
[...は、会場の隅で食事を食べながらゲルダが他の客達と挨拶や談笑をして居るのを眺めている。]
……笑顔が別人みたいだ…。
良かったね。ゲルダ。
伝道師 クリストファー
[...は、ゲルダに次々と渡され詰まれて行くプレゼントを横目に見て]
……そういえば。渡しそびれちゃった。
[...は、ポケットをまさぐって
手作りのビーズのロザリオと四葉のクローバーが押し花されて居る栞を取り出した。]
職業柄仕方無いんだけど……。
辛気臭いよね……。
[...は、溜息を吐いた。]
伝道師 クリストファー
[...は、相変わらず大量によそって来ては片付けている自分の料理を見てふと顔を上げ]
…そう言えば。
テリーさん何処行っちゃったんだろう…。
[会場を見渡してもテリーの姿が見えない事に少し心配そうな顔をした。]
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