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そして今回の配達人のおテーマぽい曲
戦闘時「悲しみの戦士達」
https://www.youtube.com/watch?...
ラグランジュポイントの中ボス曲。
がっつり電子系で重めの音のが良いなと
思ってたらこれがあったなと。
通常「For Dear〜」
https://www.youtube.com/watch?...
正しい「答え」なんて存在しないけど、
それでも「答え」を見つけるために歩き続けると
いった曲。なんだかんだ模索中の配達人を
出せたらなあという事で。
[右腕を、紅色に染め上げながら、男は一歩また一歩と
歩みを進めます。
返り血を浴びた制服は元々黒、目立ちませんが血の匂いは
濃く移っている事でしょう。
……最初は普通の明るい色の制服で戦っていましたけれど、
多くのジャームの血を浴び、自身の右腕を潰す内
すっかり色が変わってしまい、おぞましい見た目になり。
それから後は新調して真っ黒の制服に替えました。]
……今行きます、森田さん!!
[腕を振り上げ、貫きながら男は行きます、公園へ。]
[ 不意に。 ]
[ 口に鉄さびの味があふれて、驚いた顔をした。 ]
あっは……!
そんなに嫌だったの?
すごい、ここまで拒否されたのは初めてだよ。
ああ、興奮しちゃうな。
[ 舌で血を掬い取って飲み込み。そして顔を離した。
髪をつかんでいた手を離すと、泥の中に森田の顔が半分沈んだ。 ]
橘さん、お休みなさいませ……!
そしてずんずん進む俺。
このまま公園に襲来コースですが、
俺一番乗りだとお約束的に森田さんの名前
大声で連呼しそうなんだよなあ!
和……樹?
お前……和樹だよな!?
[悪い予感は、最悪な形で的中してしまった。
公園をすぐ目の前にして、俺はその姿を
視界に捉えてしまう。
ボロボロになった布の切れ端のような制服を引きずっているが、それは間違いなく俺の友人、和樹だった。]
和樹――!
[地面へ着地し、名を呼びかける。
体中から長い体毛が生えた様は、二本足の獣そのもので。
俺の声に立ち止まり、振り返りざま上げた大きく咆哮は
苦しみに叫ぶ悲鳴として俺の鼓膜を揺さぶった。
理性はもう残っていないのか、
そのまま俺の方へと突進してくる和樹を迎えべく、
身構える。]
─瓜科町中央公園へ─
[重い歩みはやがて駆け足に。
それでも尚重い足取りは全力の走りに変わって行きます。]
はぁっ……ぁ、っ
[道行く先で人々を襲うジャームを片っ端から貫き、
時に人を避難させて急ぐ内、目指す公園の入り口が
見えて来ました。
風に乗って頬に触れる水の気配は、森田さんの力
でしょうか。そう思うと乱れた呼吸も一旦は落ち着いて
くれました。]
[それは公園に足を踏み入れるまでの
ほんの一瞬、でしたけれど。*]
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