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>>138 クロサキ
たったの一言で、これまで彼女に掛けてきた言葉が確かに積み重なっていたことを理解する。
自分のおかげで外の世界に興味が持てたと話す少女は、この先ずっとその身を呪いに苛まれるのだという。理由など、分からないまま。
どうして、と溢れそうになる心臓を押さえ付けて、彼女への言葉を考える。
「……はい。とても。……とても、綺麗です」
モノクロの世界に一人、勝者として佇んだ紫の彼を思い出す。彼の姿も、彼らがこれから生み出していく世界も、きっと誰かにとってかけがえの無い美しいものになっていく。
「……あなたの。その、呪いを解きたかったんです。……たとえどんな事情があったとしても、それでも、せめて、あなたの世界に届けられるものが一つでもあれば良かった」
謝りはしない。困らせてしまうだけだと分かっているから。
けれどこれからまた、彼女は一人きりになる。先に絶望の待つ世界で希望を抱えて一人。
握り締めた手で一度きり、モニュメントを力なく殴った。
>>144カツラ
「そう…なのかな。部長はすごいね。これからどんな色が待ってるかわからない世界に飛び込もうとしてるんだから」
「ありがとう。アタシと一緒に戦ってくれて。一緒の世界を共有してくれて。
一人じゃないって事実がこんなに心強い気持ちになれるなんて思わなかった。
ありがとう。部長の新しい世界、浅葱色がもっと素敵な色であったらいいな。アタシも色んな浅葱色を想像するね。
さようなら…ね。生きる世界は違うけど、わかり合える世界線も全くないわけじゃないと思うの。
だからアタシはさようならは言わないよ。また、何色になっているかはわからないけど、いつかどこかの空の下で会えると思うから。だから『またね』部長!」
記憶を無くした自分達は同じ街に生きていたとしても言葉を交わす確率はどれくらいなんだろう。それでも、この口で、この耳で、約束したことを少しでも覚えていたいと思ってしまった。
>>161 カガミ
「おおきに。……ふ、ボクが欠けたら世界の損失やろ」
カガミからハサミを受け取ると、着物を半身だけ脱いで、必要な分、紫色の袖の布を切り取った。
そして身を乗り出して、カガミの手の中にあるスマホケースの帯に紫色のそれを重ねて巻く。
「……ホントは、この色が合うと思うたんよ。でも、【紫】を誰かに渡しとうなくて、青紫に変えたんやけど。あんたらの色を初めて見て、この色を基準に着物を作ってみたいと思うて……初めて、柄だけやのうて色までお客さんに合う着物を考えた。
この色で、きっと作るよ。
全部忘れても、あんたはボクを見つけてくれるやろ?」
自分勝手で、自惚れで、けれど、本当に心から信じていた。
着物をはだけさせたまま、泣きそうに笑った。
「……カガミさんは見る目があるから。ボクがええ着物を作り続ければ、きっとボクを見つけてくれるやろ?
ボクは、カガミさんを見たら、『この色』で、あの柄で、絶対、あんたの着物を作れる。
忘れても、絶対」
ピンクおじに出会った世界線のカガミは多分、どっちが先に出会うかにも寄るんですけど
ピンクおじが先→お家で人形遊びした方がマシだってトゲトゲしてる
フジノミヤさんが先→知り合いにどえらい美人さんがいるからホストの人じゃがいも、って口滑らせちゃう
結論でも、ピンクおじの生き様カッコイイ!美しい!ってハマるんだろうなあ
>>第3陣営
方向性は決まったみたいだった。
優雅なんて言葉は彼らから程遠いかもしれないし、相応しいかもしれない。
いたずらな狐にも見えたし、自由なアーティストにも見えるから。
「それじゃあそろそろ、色彩の神様になる時間だ。」
花束に残った残滓を集めたら、色の雫が生まれた。
いつか唯が言っていた。
好きな色ばっか集めると、最後は黒になっちゃうんだよ、なんて。
だけど、16色を集めたそれは白く光っていた。
「君らの世界に、祝福がある事を祈ってるよ。」
程なくして、彼ら偏った全能感に満たされるだろう。
世界が、彼らのパレットになった。
>>151 フジノミヤ
「エラい自信だなァ?
知らねーだろうけど俺もそこそこすごい人間なんだぜ、一応な」
こうして隣に並び立ったことを自分は忘れてしまう。
そのことを惜しく思わないわけではなかったが、悲観する気持ちは無かった。
全てが無かったことになるのではない。新しく始まるだけだから。
「何だよ、寂しそうな顔して!お互いきれいなものを作り続けてたら会えるだろ。
独立してさぞビッグネームになってくれんだろうな?
……それまで頑張ろうな」
最初手でやぶこうと思ったけど、着流しの写真見て(あ、これ藤の宮の腕力では無理)ってなったからハサミ借りました
布の塊ちゃんと自分で運んでんのかな……
>>150ヒムロ
「子供?うん!好きです!一緒に遊ぶのは得意だと思うから任せてほしい!」
暖かくなった頃に花冠を作ってあげると喜ばれるだろうか。覚えていたら花言葉も覚えて教えてあげられれば良い。
ヒムロに抱きしめられるとぎゅっとしがみついて肩口に顔を埋めた。みんなが新しい世界に行っても大丈夫、そう思っていたはずなのに。
目を閉じた真っ暗な世界の中で、ヒムロの温かさがとても安心した。
「これからもよろしくね、シスター」
少し震える声で、ヒムロにしがみついたまま囁いた
>>165 唯
「おっ……。いいねえ!」
ぱっと花が咲くように笑顔になる。
「ぜひ見せてよ。尊敬するーなんて照れちゃうけど、アタシは只の漫画好きとしてあなたの作る世界に興味があるわ。」
>>164 イコミキ
「ふふ、あんたのチョコ、美味しいもんねぇ。世界を股にかける日も近いな」
湿っぽくなってしまった自分に、明るい声をかけてくれる。
目を細めて、大きく頷いた。
それから、密かにずっとずっと気になっていたことを勇気を出して尋ねてみる。
「うん!
その……イコミキさんのこと……友達って、呼んでもええやろか」
>>159 ホズミ
「いま、確かに触れるものがあったの。」
モニュメントは何も見せない。響く声だけが彼女の涙を伝えていた。
「リンドウさんがお姉ちゃんがそこにいるって教えてくれた。ホズミさんが外の世界の美しさを教えてくれた。
外の世界を知らないで、何も望めなかった私が。」
サヨの中で、何も無くても満足をし続けた私が泣いていた。それはこの小さな小さな私の世界の崩壊を示していた。
「コウロギさんは私がもし、外に出ることを望むことができたなら、出してくれるって言ってたの。」
ありもしないと思っていた、受け止めきれない満足を浴び続けてたから。
でも、
「私、外に出たい。外に出たいよ。」
呪いは綻びを見せていた。
>>162フジノミヤ
「そう、ですけど、えっ、あ、何、何してるんですか、!?!」
それは大事なフジノミヤさんの勝負着。それにハサミを入れるなんて、死ぬことと同じ事で。戸惑って止めに入る事が遅れてしまい、スマホケースまで奪われて。
何が何だか分からないまま、美しい【紫】が静かに着物を締めていました。
「っ、はは、フジノミヤさん、色男が台無しですよ、そんな、格好で、……っ」
彼の泣きそうな顔がレアだなんて思う余裕もなく、私の方が先に泣いてしまって。さっき流した涙とは違う感情で胸がいっぱいになってしまいます。
どうして私の世界も、色も、無くなってしまうのだろうと悲しさに溢れてしまいますが、絶対なんて言われて、現実になるんじゃないかって、希望を持ってしまいました。
「…………っ、当たり前ですよ、わ、私を、誰だと、思ってるんですかっ」
当然の事を聞かれたのでドヤ顔して返したいのに、出てくるのは嗚咽ばかりで格好がつかません。それでも一生懸命に涙をぬぐいます。
「必ず、見つけます、待っててください。だから、絶対、作ってくださいっ」
まとめ(年齢順)
オオサワ(桃):41歳、182cm
カツラ(浅葱):29歳、170cm
ヨナガ(茜):28歳、168cm
イコミキ(茶):28歳、160cm
フジノミヤ(紫):27歳、175cm
アメノ(黒):26歳、165cm
カガミ(パパイヤホイップ):20~30代
クレ(ターコイズ):25歳、180cm
リンドウ(金):25歳、173cm
ホズミ(白):25歳、170cm
ヒムロ(赤):24歳、158cm
スメラギ(水):23歳、160cm
マドカ(青):22歳、178cm
ハルヒ(黄)22歳、158cm
オクダ(青紫):21歳、172cm
アオヤギ(黄緑):20歳、170cm
どうせ忘れてしまうのなら、後悔のないように。
後悔したことすら忘れるんならもう動かなくてもいいけど、竜胆から動かなかった自分が自分から動いた事実だけは残る。
自分が忘れてもきっと世界が覚えていてくれる。
クロサキさんと話をした後、思い立って竜胆に戻って店に残るいちごゼリーや甘納豆、色のついたものに留まらず栗饅頭や煎餅など目につくものを手に取ってバッグに詰め込む。
「お菓子があれば、俺はしゃべれる……はず。」
リンドウさんのところでお菓子買おうかと思ってたうちにコンビニから泥棒してしまってた…元に戻ったら店長のお使いでどら焼き買いに行きます……時間が厳しい
/DAMEDAねる
ふじのみやちかさんに凄い好いて貰ってて嬉しかった
ろあくん村建てほんとうにありがとう〜〜〜〜〜〜!!!!!!
ろあ村本当に楽しかった
また開催してください参加します
>>170 カガミ
嫌がられたらどうしようと思った。
そもそも……自分なんかもう会いたくないと言われたらと。
でも、彼女はぽろぽろと涙を流し、「約束」を受けてくれる。
それが嬉しくて嬉しくて、満面の笑みで、彼女の手を取った。
「カガミさん、おおきに。うれしい。
待ってるよ。あたらしい世界でも見つけてもらえるように……きれいやと思ってもらえるように、頑張る。
あんたはボクの、一番のお客さんで……お客さんで……」
じ、と彼女の手と、それを握った自分の手を見る。
「……なんでも見せに行きたくなる人で、嫌われたくない人。ええと、」
目を閉じて、静かに微笑んだ。つまり……
「……大事な人やね」
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