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>>367ハデス
手折ろうと手を伸ばしたところで、どう迷い込んだのか、今この場で自身に与えられた名を呼ぶ人の影。
なんとなしに手を引っ込めて、踵を返すように振り返る。
「………寝る。わかった。」
腕がなくなったことへ気にも留めない様子で空とも揃いの黒髪を揺らす姿に、何故だか強さを感じ取る。
アルコールの匂いがするのは、お酒でも飲んだからだろうか。一人で。……誰かと?
「……………」
疼き始めた嫉妬に舌打ちをしながら、思考の話題を変える。
「………名前。必要?」
自身へとグラスを投げてきた。あれが誰だったのかすらもわからない。
そもそも目の前で名乗られた覚えもない。
先程の出来事を代わりに思い出せば、それだけで眉間に皺を寄っていきながら部屋へと向かい歩いていった。
ヘスティア、その顔でヘスティアだと前世思い出してヒュプノスって出たのかなー無意識すぎてびっくりした
指摘されるまで分かんなかった
>>367ハデス
手折ろうと手を伸ばしたところで、どう迷い込んだのか、今この場で自身に与えられた名を呼ぶ人の影。
なんとなしに手を引っ込めて、踵を返すように振り返る。
「………寝る。わかった。」
腕がなくなったことへ気にも留めない様子で空とも揃いの黒髪を揺らす姿に、何故だか強さを感じ取る。
アルコールの匂いがするのは、お酒でも飲んだからだろうか。一人で。……誰かと?
「……………」
疼き始めた嫉妬に舌打ちをしながら、思考の話題を変える。
「………名前。必要?」
自身へとグラスを投げてきた。あれが誰だったのかすらも名前はハッキリしない。
そもそも目の前で名乗られた覚えもない筈だ。
先程の出来事を代わりに思い出せば、それだけで眉間に皺を寄っていきながら部屋へと向かい歩いていった。
なんか…出てきてなさそうならあれだけど…
これ共有みたいに考えてた方がいいのかな…明日またしんどくなるパターンじゃね…?てか明日5時起きなのにもうこんな時間…起きれるかな…>>
🤗
ただでさえ若い子に交じって女の子口説いてるのがアレなのに汚いのはほんとダメでしょwwww
でも仕方ない。神の毒だし3杯目だったからね
うーん、共有マインドにチェンジ出来ないんです
だってわたしは霊能だから
でも多分共有マインドで村見てた方が楽だと思うの
だってなんかまとめしちゃってるし
はーあ
どうしようかなあ
アホな子多分初めてなんだよなあ
どう落とせばいいのか折り合いつけにくいから、上で明日でいいって話落としにくかったし
お酒が入っていてなんだか冴えている気がする。
「ディオニュソスが今日アレスの物真似してて、返事返してなかった所をヘルメスが本物のアレスと気付かずに振られたパターンもあるけど、ないと思うぜ。ヘルメスじゃなく、アレスからラブレターの話を切り出してて、齟齬があればヘルメスが指摘しそうじゃね?」
「でもヘルメスのラブレター、俺でも想像できるし、一概には言えないのか。そもそも、確率的には低そうだよなーとかアレスが暴露した時周りの記録見てて思ったから、明日は頭いい奴らがこういう事も考えてくれ。」
「風よ」
小さく唱えれば、広間には等しく風が吹き、汚物やゴミを乾かして剥がし、まとめて神殿の外へと運ぶだろう。
風と共に空気が入れ替われば、室内の臭いも多少はマシになるはずだ。
足下に情けなく転がる「アテナ」に自分を重ねてみる。
同じ名を賜った者同士、何かしらの縁はあるのかもしれないが、違いに戸惑い、友ならなんと言うかなと思った。
ディオニュソスは酒を無駄にするなと怒るのかもしれない。
「……聞こえるか。この服はお前の部屋に置いておく。よく身を清めてから袖を通せ」
明日玉座に来るなら、また顔を見ることになるだろう。
🤗
自作自演感たっぷりのアテナいじりでした。
ロンヒは悲しいよアテナが汚れ役でwww
誇り高き勝利と正義と知恵の女神アテナだぜ
まじでガチりそうでやだ
推理は人物単体でしたいのに
うちの子そんなに賢くないから
落とし込むってするよりもそもそも考えないが正解だと思うんだよ
放浪の神官 アテナは遅延メモを貼りました。
「ヘパイストスへ。
今日礼を言えなかったから、万が一のため。残留思念ってやつを試しとこうね。
クスリありがと〜。拾った拾った。塗った塗った。
あと、やっぱり髪下ろしたらカワイイぞ」
とたとた、ペルセポネと別れた後。
一度伝令の部屋に行ってみたら、彼がまだ戻っていないようだったので再度庭を探す。
気を遣ってばかりの伝令のことだ。きっと今日も外で寝ようとしているんじゃないだろうか。
ペルセポネと別れた後。
一度伝令の部屋に行ってみたら、彼がまだ戻っていないようだったので再度庭を探す。
気を遣ってばかりの伝令のことだ。きっと今日も外で寝ようとしているんじゃないだろうか。
「はーあ、なんか変な気揉んだな」
がしがし、頭をかく。昨日無茶をしすぎたせいか昼寝の時間が長く、結局深夜まで起きてしまっている。
こんなんじゃデベルザのおじさんのこと、怠惰だなんだと責めることもできないなと重いながら月を眺めていた。
すると、とたとたという軽い足取りが聞こえる。
木の上から下を覗いてみれば、アマリアの姿があった。
こんな夜中まで起きてるなんて。って、俺が今日放置しすぎてた気もするけど。またロンヒに怒られるかも。
>>アマリア
「やっほーアマリア、まだ寝ないの?」
木の上から声を張ってみる。
「はーあ、なんか変な気揉んだな」
がしがし、頭をかく。まったく、ヘルメスがあんなことになろうとは。
昨日無茶をしすぎたせいか昼寝の時間が長く、結局深夜まで起きてしまっている。
こんなんじゃデベルザのおじさんのこと、怠惰だなんだと責めることもできないなと重いながら月を眺めていた。
すると、とたとたという軽い足取りが聞こえる。
木の上から下を覗いてみれば、アマリアの姿があった。
こんな夜中まで起きてるなんて。って、俺が今日放置しすぎてた気もするけど。またロンヒに怒られるかも。
>>アマリア
「やっほーアマリア、まだ寝ないの?」
木の上から声を張ってみる。
>>403 アマリア
「俺を?」
きょとん、と目を見開く。そしてすぐに、あー、と昨日のことを思い出した。そういえば、大分心配かけちゃったっけ。
うーん。俺が原因で夜更かししてたんなら、やっぱりこれはロンヒに怒られそうだ。
「木登り? 別に、良いけど……落っこちないようにね?」
すとん、と一度アマリアの元へと降りる。木登りなんてこの子、絶対したことないでしょ。
しょうがないので、よっと小脇に抱えてよじ登ることにした。これもロンヒに怒られそうだけど、知らない知らない。だってアマリアが登りたいーって言ったんだから。
「ほい、着いた! どーお? 木の上からの景色は」
>>404 伝令
「わわ、」
抱えられて、身体が少し強張る。前に盾に抱えられたときもそうだけど、この2人、唐突だ。
「高いですね…!」
伝令に連れてきてもらった木の上からの景色は、思ったよりも足が震えた。それでもなんだか、頬を切る風が下よりも気持ち良く感じて目を細める。
「……伝令は、私に寝る場所を譲ってからいつもここで寝ていたんですか?」
彼が昨日以外、部屋を使っていないのは知っていた。気を遣わせてしまっているな、と眉尻を下げる。
「あの。今日、デメテルに薬草について教わったのです。今日、それを採取して……だから、少しは私も治療ができると思うんです! 無理は……しないでください」
>>406 アマリア
「ん、そう。まぁでも、木の上も案外寝心地良いよ? きもちーし」
やっぱり心配をかけちゃってたらしい。そんなつもりはなかったんだけど。
「デメテルに? へー! 仲良くなったんだね」
アマリアが参加者に打ち解けられているか、っていうのはちょっと心配していた。ので、気兼ねなく話せる人が出来たのは素直に安心する。
あのデメテル、研究熱心でたまに怖いことはあってもそんなに悪い人ではなさそうだし?
よしよし、とアマリアの頭を撫でる。こんな子守みたいなことするの初めてだなァ。
「昨日は心配かけたみたいでごめんね。まァ、ちょっと反省もしたから……うん。次治療が必要そうな奴見かけたら、アマリアに頼るね」
もう充分頼らせてもらってるんだけどなー、とは思いつつ。昨日のこともあるので大人しくしとく。
「……どう? 色んな奴と、話してみて」
ふと。アマリアは、悪徳の世界に住む彼等のことをどう思っているのか気になった。
>>405 アマリア
「ん、そう。まぁでも、木の上も案外寝心地良いよ? きもちーし」
やっぱり心配をかけちゃってたらしい。そんなつもりはなかったんだけど。
「デメテルに? へー! 仲良くなったんだね」
アマリアが参加者に打ち解けられているか、っていうのはちょっと心配していた。ので、気兼ねなく話せる人が出来たのは素直に安心する。
あのデメテル、研究熱心でたまに怖いことはあってもそんなに悪い人ではなさそうだし?
よしよし、とアマリアの頭を撫でる。こんな子守みたいなことするの初めてだなァ。
「昨日は心配かけたみたいでごめんね。まァ、ちょっと反省もしたから……うん。次治療が必要そうな奴見かけたら、アマリアに頼るね」
もう充分頼らせてもらってるんだけどなー、とは思いつつ。昨日のこともあるので大人しくしとく。
「……どう? 色んな奴と、話してみて」
ふと。アマリアは、悪徳の世界に住む彼等のことをどう思っているのか気になった。
>>406 伝令
木の上が気持ち良い、なんて。本当だろうか。でも、飄々とした彼にはすごく似合っているとも思った。
頼ってもらえるということにホッとしつつ、自分に気合を入れる。伝令が無理をしないように、頑張らなきゃ、と気が引き締まった。
「ここの人は……皆さん悪徳に満ちた世界からいらっしゃったとのことですけど。そんなに悪い人だとは、思えないんです」
へにゃ、と微笑む。
「確かにちょっと発言内容にびっくりすることもありますし、困ってしまうこともあります。でも、彼等の心が全て悪で染まっているようには思えません」
「優しい心も勿論あって、他者を慈しむこともできるのだと思うのです。気遣うこと、元気づけることもできる」
「……伝令から聞いた世界の話は。どんなに酷いものなのかと思っていました。ご友人が犠牲になった世界は、あってはならないものなのかもしれないとも、確かに思いました」
「でも……彼等の住まう世界の中にも。きっと、守るべき尊いものは、存在するのだと思います」
「友を救いたいという、伝令の気持ちを。否定するわけではありませんが」
>>407 アマリア
「……そ、」
今日まで話してきた参加者の言葉、表情を思い浮かべる。
確かに、全部が全部悪い奴等ではないのかもしれない。簡単に暴力振るったりし始めるところはどうかと思うし、人が苦しんでるの見て愉しんでるのもどうかと思うけど。
なんならアマリア、そういう場面に遭遇しない率高くない? とかも思っちゃうけど。
でも──今日、ヘルメスを皆でちゃかして、どんちゃん騒ぎして、笑い合っていたことを思い出す。
ちょっとだけ。重ねてしまった。昔の自分たちと。
くしゃり、アマリアの頭を撫でる。
「確かに……全部が全部悪いってことは、ないんだろうね」
──でも。それでも。
友を救いたいという気持ちに、変わりはない。
「……未来なんて、知らない方が楽だったかもしれないな」
ぽつり、小さな声で呟いた。
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