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部屋の採光窓から差した光で朝が来たのを知る。
昨日の議論の様子からだとそう急ぐことも無いだろうとのんびり湯を浴びて身支度した。
「今日も美味いもの食べられるのかなァ。
毒入りは勘弁だけど」
そうぼやくと俺は広間へ向かった。
>>1 ヘルメス
「正直取り乱している。
狼はイヌ科だがそういう話でもなくてだな。
犬は人間だ、という強烈なメッセージが頭の中に響いた僕の立場にもなってくれ。
顔のパーツの数くらいしかあいつとヒトの共通点はないんだが。」
そういえば、ディオニュソスは"ヘスティアかヘルメスを占う"と言っていた。(>>1:404)
2等を引いたか、それとも。
「恐らく今日は情報量が多い。水鏡とは仲良くすることになりそうだ。
それよりお前。新しい怪我はないのか。」
**ほっとしたので>>*0の可愛さがじわじわ来てる ぜったいコロンビアしてるじゃん
└( ・´ー・`)┘<仕事完了
「おーっはよ!
占い師殺害と蝙蝠補足?おめでとーーー!ドンドンぱふぱふ
所でボルトの、折角囲ったのに占われかけたから〜、ってなんだっけ?」
「おはようございま〜す。あーやっぱいい匂い」
ふんふんと鼻を鳴らして上機嫌に歩く。
「えっと、投票が集まったのは犬か。デメテルは、犬は人間だった……って表明ね。字面が混乱するなあ、ハハ」
「他に消えたのがディオニュソスで、ってあのお姉さんヘルメスか僕占うって言って消えたの?え〜……」
「んー……」
俺は顎に人差し指を当てて考える。
「ディオニュソスは……
一、狼陣営に襲われた
二、実は憑狼でどこかに乗り移った
三、ヘルメスを占って呪狼だった
のどれかかな?他に可能性あったりする?」
「ま、他の人の結果も聞いてからだよね。とりあえずご飯食べようっと」
大理石のテーブルにはおよそミスマッチな、あまり馴染みのない料理たちが湯気を立てている。
けれどどれも空腹をさらに駆り立てる香りで、毒入りを引くかもしれないと分かっていても手を伸ばさずにはいられない。
温かそうな汁物を探すと、豚肉や数種類の根菜が入った薄茶色のものを見つけた。
正しいかは知らないが、スプーンで口をつけてみる。
6(50)
「んー、むにゃ」
ベッドの上で大きく伸びをしてから、水鏡へと向かう。あれ、ディオニュソス消えちゃったんだ。
そのまま、広間に向かえば今日は昨日の食事とは別の種類の食事が並んでいた。
確か、和食ってやつだ。
焼き魚と白いご飯を確保すれば食事を始めるだろう。
34(50)
テーブルを見ると昨日とは違う食べ物が並んでいた。どれもこれも初めて見る食べ物ばかりだ
ヘスティアの手元をチラリと覗く
(薄茶色の…スープ?)
美味しそうなところを見ると、今日のも毒は入っていないようだ。
白くて三角形の塊が皿に積まれている。真ん中に黒い布のようなものが巻かれているが、皿に載っているなら食べ物で間違いはないだろう
一つ取って口に含む
ほのかな塩気とモチモチとした穀物。噛み続けると甘みも感じられるような気がしてくる。
28(50)
「へぇ〜」
広間の食卓の上で蘇生魔法が遅れて入る。
炭だったそれは急速に細胞、繊維が再生していく様を広間に居たものがいれば見ることができるだろう。
なんて冒涜的で……それでいて扇情的なのだろう、と。
「面白くなってきたね〜」
と、洩らしながら食卓のご飯に手をつける。
13(50)
これはこれは、愛しのノーム。
脳がシェイクされたおかげで、自分の本当の名前を思い出したところさ。
一日ぶりだな。ここにも食事を取る場所や寝る部屋はあるのか?
「そういえば、ヘルメス占えって言ってた人が何人かいたけどなんでだろうな?
俺らにとっては都合良かったけどさ。
ヘルメスが呪狼だったとしたらその人たちが仲間だと思いまーすって言ってみようかな、後で」
「あーこのスープうまいなあ……あったまる」
>>12 デベルザ
「げっ、食事中に見るもんじゃないな〜」
本当は大したことないけれど、大袈裟に顔を顰める。
そしてそいつにまだフォークが刺しっぱなしだったら、勢いをつけて抜いてやろう。
「えいっ」
真ん中に何かが詰まっている。食べてみるとあまりの酸っぱさにビクリとする
(なんだ…?毒?)
慌てて中を見ると真っ赤な塊が入っていた。恐らくこの身が酸っぱい原因なのだろう。
そういうものだと思って食べると思いの外悪くない。
残りを口に含んで噛むとガリッと音がした。酸っぱい実には種が入っていたらしい。
勿体無いので種ごと咀嚼する
口の中からはガリゴリと大きな音がしていることだろう
「ふわぁ…失礼、御機嫌よう、皆さん」
欠伸を大きな袖で隠しながら広間に入る。
「今日は和食なのね。」
米をよそい、積まれた卵を一番上から手に取ってご飯の上に割り入れる。
醤油をかけてよく混ぜたら、それを口に入れた。
「戴きます。」
39(50)
「ねーーーんむい!」
黒髪を束ねて、碧落に緊張と弛緩の涙を浮かべながら身を伸ばす
夜更かしは身体に悪い悪徳で最高ですね!
ぐにゅにゅ〜っと身体を逸らせれば、薄い腰骨が服の隙間から姿を晒した
水鏡を見てみれば、色々と状況を把握する
「ふぅん。なるほどね。そうくるのか
【アテナは人間だったよ】
昨日色々言ってたけど、そこまで占いに反応するの逆にあやしぃし、そもそも反応してからの喋り方が怠惰じゃないなぁっておもった!
後やっぱり果実にちょっかいかけてたし?まぁ、ボクが本物の占い師だってわかってたら、そうしたら見られるんじゃないかってわかって良さそうだったなって思ったら外れだったかな」
良かったねぇ汚ジサン。と目を細めて微笑んだ
「あーでも、アテナはヘルメス投票って言ってたのか?でも実際入れてないみたいだし、とりあえず関係切ったフリしてるとか言ってみようかな。
ボルトの作ってくれたこれめっちゃ便利だな!」
希望の一覧表を眺めながらあれこれ思案する。
「ポセイドンにお仕事頼んだ意味無くなっちゃったなぁ。あそこまでしてあげたのに。
憑狼が飛んだんでしょう。昨日全然夜に喋らなくなってたし、ボクから護衛を剥がすの厳しいって踏んでの信用落とし
ついでに朝方にあぁやって喋ってれば、占う先が呪狼だとか言う風に疑惑も撒けるから一石二鳥。片方はボクの白だから三鳥かな
そこから考えたら、ディオニュソスが占うって言ってたヘルメスも狼は薄い線だと思ってる。
後は跳んだ先だけど、霊能辺りが安全牌なんじゃない?って思うからそこ二人注視かなぁ」
>>12 デベルザ
「おい。腑分けの逆再生か?
ちょうどいい。正常な筋繊維を確認できる解剖は久しぶりだ。
スケッチでもさせろ。食べるのは構わんが動くな。
ふむ、悪くない鋸筋だ。腕を上げて脇腹が全部見えるように。」
これを見ながらの食事は別に悪くはないが、昨日のこともあり手を引っ込める。
朝はカモミールティーで十分だ。
「折角弓矢まで作って狙撃したげようと思ったのに……」
わんわんって言う撃ち易い子ももいなくなったし、誰につかおっかなぁ〜。勿体ないしなぁ〜。なんて頭の後ろに腕を組んで食堂でご飯をあさる
「さーってたーべよっと」
手に取ったのは、トーストにベーコンエッグが乗り、更にその下地にチーズが蕩けさせられた逸品だった
焼き立てもかくやのベーコンが熱く肉汁をトーストに染み込ませ。チーズを余熱で柔らかく伸びやかに溶けさせる
エッグのぷるりとした白身が色合いに食欲を引き立たせると共に、熱せられた黄身がどろりと。熱せられた事により、ほんのりと甘やかな濃厚さを際立たせて行く。
どれもに最高級の食材が使われているのだろう
口を大きく開けて頬張った
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