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7人目、放浪の神官 アテナ がやってきました。
放浪の神官 アテナは、求婚者 を希望しました。
「だからさ、弱く生まれた者、持たざる者は、強者に従い媚びへつらう。特に女や、力がある奴にはね」
「それがベストで、良き悪徳。良き悪徳を嗜む者には、我らがゼウスも憐憫をくれるってわけよ」
部屋から出ると、そこは見知らぬ場所だった
夥しいほどの緑の草に黄色や白や赤がまだらに散っている
赤と茶色以外の地面なんて知らない。
こんなにも気持ちの悪い場所は初めてだ。もしやここが天国という場所なのだろうか、それならばあまりにも趣味が悪すぎるだろう
これは悪い夢なのだろうか。そう思いながら周りを見ると遠くから見てもわかる、傷一つ付いていない建造物が見えた。
こんなものは俺の周りでは存在すら知らない。
こんなところに突っ立っていては良い的になってしまう。
身を隠せる場所を探しながら足元の草を摘みながら口に入れる。毒は無さそうだ。
あんなにも嫌気がさしていた周りの緑が途端に食糧庫に見えてきた。これなら当分飢えることはないだろう。
[ぐりぐりと鼻の頭が赤くなるほど金属の裏に擦りつけて、そこでようやく私ははっとした。震えの止まらない手で首輪を取って、乱暴に中を開ける。]
あああ……ああ!? ない!
ない!……ないぞ!! どこにいった!? 勤勉で節制な上に謙虚だなんて笑えない!
ああ……嫌だ、どこに行ったんだ!
こそっと神殿から身体を出して、大広間の様子を見守る。
続々と召喚されつつあるその姿達に、内心少しわくわくとした。
色々な人達と話せるのは、楽しみ。
どこかでそう思っていた自分がいたから。
でも、あんまり動き過ぎたら怒られちゃうかなぁ。また食べられそうになるかなぁ。
そんな不安が少しありながらも、やっぱり好奇心には抗えなくて。とたとた、と広間の方へ足を運ぶ。
すると目に入ったのは、ぐらりとバランスを崩している人。
>>60 ハデス
「あ…!」
危ない、と思って、身体が飛び出る。
その揺らぐ上半身に手を伸ばして、それを支えた。
「だ、大丈夫、ですか?」
昨日だってそうやって、いつもの通り、俺は弱者のための説法をかました。
弱肉強食の世の中といえど、生まれついての弱者や貧者は居るわけで。聖職者たるこの俺は、そんなヤツらにありがたーい説法をかましてお布施をいただくのだった。
弱者の残り少ない懐からお布施を搾り取る。なんという悪徳!我ながら惚れ惚れしちゃうよね。
ま、そうやって得たコインをそのまま宿屋にパスして至極健康に寝ついたわけ。
そしたら、最近よく見る夢をまた見た。基本熟睡型なのにこの夢を見るときはなんか眠りが浅い気がすんの。
微睡みながら、「もー何なんだコレ。ついに神と繋がっちゃった?俺」
なーんて考えたら、変な声が聞こえた。
俺はとりあえず女を探した。
誰かの庇護下に入っておかないと、何が起こるか分かったもんじゃない。
「盾は多い方が良い、けど……」
小さく呟いて再度周囲に視線を走らせる。
長い黒髪を括った小柄な奴>>60……は、女の可能性はあるけど不明、パス。
透明なランプシェードみたいなのを被った奴>>65は胸がでかいな。女だ、大気汚染の激しい場所にでも居たんだろうか。ああいう露出が多い格好した奴には、女性性を誇示したがるのが多い。ちょうど良さげだ……けど、何か血相変えて慌てふためいてるみたいだ。パス。
広間の方から何人かやってきた。先に来ていた奴らだろうか。
黒髪のに寄って行ったのは子供だからパス。
もう片方に話しかけてるのは、あれはおそらく女か。落ち着いているようだ。
うん、良いだろう。
ああああぁぁぁ、どうしてた! どうして!!
[悪寒と身体中の痛みに悶えるように、その場に蹲る。床に額をガンガン打ちつけて、脂汗をかきながら私は大きく目を張った。]
誰だ……。誰だだれなんだ、私のかわいい坊やを奪ったのは。
あの腐った川沿いに住んでるクソババアか? それともやたらウチに注射されにくるクソ男か?
でもあれは、あれはあれは大丈夫なはずだ。誰にも奪われないように盗まれないように厳重ぅ〜に保管していたのだから。
じゃあ誰だだれが誰が、あ、
[あの声を思い出す。]
ずっと、待っていた……? ああ、言ったな。言った、言っていたな。
あいつか、私からあの子を奪ったのは。ずっと狙っていたん
瞬きをしばらくやめて目に涙を湛えてから、いかにも怯えているのだというふうに品を作った仕草でそちらへ近づく。
>>69 アウラ
「ねえ、お姉さん……ここ、どこ?
僕気づいたらここにひとりぼっちだったんだ、どうしよう」
目を開けたら、宿屋じゃなかった。
どうやら他にも人がいるっぽい。
ま、寝起きのオッサンに興味持つやつもいないわな。
「おはよう俺」
いつもの通り自分で自分に挨拶して、伸びをしてから髪を結った。
まあ鏡が無くてもね、習慣ですし。
「さて、ここはどこですかっと」
>>69 アウラ
アンタ、女か?
ずび……花がないんだ。私の花が……私の花が、夢に出てきたクソ男に盗まれたんだ。
あれがないと死ぬ。さっきから震えがとまらない。おえっ、こんなにクソ惨めな気分は久々だ……。
はあ…、……もういいだろ、5秒くらいはお前の退屈しのぎになった。
……もう放っておいてくれ。
>> 74 ヘスティア
「あら」
なんだかとっても弱々しそうな人が。
未来人ってこんなに弱々しい生き物なのかしら? と首を傾げる。
「ひとりぼっちじゃないわよ。ほら、周り見てみたらわりと人いるでしょ。あんたと同類のお仲間よ。
ここは島。我らが神、ゼウスの住まう神殿よ。あなたは招待されたの、有難く思うことね」
ブロンドヘアのその女に話しかけてからおや、と思う。
どことなく浮世離れした雰囲気というか、不思議な空気を感じた。
と同時に無視しがたい臭いが鼻をついた。
近くにいたその女を見て何が起きたかは察したが、勘弁してくれって感じだ。
支離滅裂な言葉を発しているから、酒にでも酔っていたんだろうか。
今しがた切り捨てたばっかりだけど女だし優しくしとくか。
丸まったその背中にそっと手を当てた。
>>76 ディオニュソス
「ね。体調、悪いの?可哀想……
お水が飲めないか、誰かに聞いてみようか、お姉さん?」
嫉妬 デメテル が見物しにやってきました。
嫉妬 デメテルは、見物人 を希望しました。
「おー!人だ!!」
呼びかけを聞き流していたとしても、人のざわめきが増えれば気づくだろう。中庭の菜園の世話を途中にして、じょうろを置いたまま外へ向かった。
そこには戸惑いが渦巻いている。───ゼウス様の神官になってからというもの、そんな感情を抱く人間を見ることは殆どなかっただろう。
ただ面白そうだ、というそれだけで、軽い足取りの少女は姿を現した。
奇術とは娯楽であり、この世で淘汰されるべきものなのかもしれない。
だが、人々は娯楽を追い求め、現に自分の一座『クラウン』も日々の食事にありつける程には稼いでいるのだから。
団長とみんなに連れられ、多くの人の前で奇術を披露した。
ある時は国の高官。
ある時は貴族の接待の余興。
ある時は戦火で親を亡くした子供達の前で。
言われもなく「お前らのソレは、この世界に対する反逆だ!!」と言われているがそれは違う。
私達『クラウン』は地上の者全てに等しく娯楽を与える者。
だからこそ、今まで唯一神の目にも留まらず一座が運営出来ている。
概ね楽しく生きてはいるが、一つだけ不満を上げるとするならば、この仮面だ。
団長に「奇術師ならミステリアスな方がいいだろ?」とプレゼントされたこの仮面。
これがあると、の素晴らしき顔面が皆に見えないではないか!!
団長は拾ってくれた恩人であり、育ての親だ。
たまに酒が入ると「この一族はなァー人々の心を癒すためにあるんだよォ!」だと喚くが、正直目を付けられたら死ぬから止めてほしい。実質そのせいで世界各国を旅するハメになってるんだから。
今日だって見知らぬ国で見知らぬ偉い人に奇術を披露しようとして、舞台に立とうとしたら『──ずっとこの時を待っていたんだ』だのなんだの。うん?舞台に立つ事は待ってましたけどね?と突っ込めば知らない土地。
最近は変な夢も見てたし、ついに頭が逝ったか〜と辺りを見回せば人がいるじゃあないか!これは聞くしかありませんねー。
>>76 アウラ
「はなぁ?」
話を聞いてみたものの、さっぱり理解が及ばない。花がないだの、クソ男に盗まれただの。支離滅裂だ。
「花がないくらいでそんなになるなんて、生きづらい身体してんのね。まぁ、その姿を見ている分には愉快だわ」
くつくつと笑みを深める。嘔吐しだした時は汚らしいしどうしたもんかと思ったけど、プルプル震える姿は見る分には面白い。
「ふふ、そうね。退屈しのぎになったご褒美に、あなたの望み通りに放置はしてあげるわ。一人惨めに蹲って、そこで震えてなさい」
こっそりその姿を眺めてお茶のおやつにしてやろうかしら、と思っているのは内緒にしておこう。
>>75 アテナ
「ちわーっす。すみませぇん、道に迷ったみたいでー。
ここ何処かご存知ですかねー?」
よそよそしい挨拶間違いなしの言葉。
初対面だからどうしようもないんだけど、サ。
>>77 アウラ
「……神ィ?」
思わず声がひっくり返りそうになるが、すんでのところでとどまった。
ゼウスって言えば名前くらいはそりゃ聞いたことがある、けど本当にいるわけがない。何言ってんだこいつは。
「えっと……ごめんね。僕、どういうことか、よく分からないや……
仲間って言われても知ってる人は誰もいないし、そもそも主神って実在しな、 いや実在してたんだっけ?」
相手の言葉を否定しそうになって焦る。
ああ、調子が狂う。何だっていうんだよ。
普段なら女にどれだけアホなことを言われたって笑顔で頷くことくらい容易い。
けれど今は、視界に入る全てが俺の常識からかけ離れているんだ。
>>77 アウラ
「それと、お姉さん、ここに詳しいみたいだから教えてほしいんだけど……
近くに飲み水を汲めるところはあるかなあ?この人、苦しそうだから」
すると横から、蹲った女を誰かが小突いている。
小柄だけど女の匂いだ。俺は益々困惑した。
何とか下がり眉を作る。
>>85 嫉妬
「お、お姉さん。この人、具合悪いみたいだから優しくしてあげてほしいな?」
怠惰 デベルザ が見物しにやってきました。
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