情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
>>ヘパイストス
「これで一勝一敗か。となると、もう一戦したくなるのが戦士というもの……貴殿はどうか?
ふ……欲張り過ぎるか。節度を是とするアテナとしては、本試験中の闘いは一先ずこれで線引きとしよう。
しかし、あと1戦、貴殿さえ良ければ儀の終わりにでも。」
そう、ヘパイストスに声をかけた後、レフティスに治療を頼み、自室に戻るだろう。
アレスとヒュプノスの一戦も気になったが、疲労を癒すことを優先にする。今日は、細かい作業で主に目と肩辺りが疲れていた。
明日は、兜を……と思う。
視界が広いのも悪くは無いが、やはり無茶をしたなと思ってしまうのであった。
アレスの氷は衝撃波によって全て砕け散る。
あまりの声量、いや、咆哮か。
しかし、それでも耳を塞ぐ訳にはいくまい。
攻撃の手をやめなければまだ勝機はあろう。
再び氷の檻を生成しようと手を翳す。
しかし、そこに彼の姿は無かった。
泳いでいるならば、微かな水音で分かるはずだが、辺りは静寂に包まれている。
…いや、違う。波が立っている。
音がない訳では無い。
──私の鼓膜が破れているのか
気が付いた時には既に遅く
背後に気配を感じた頃には、アレスの首元へと刃が宛てがわれていた─────────
回避
80
✵アテナに頼まれれば、歌での回復魔法を掛ける。傷はみるみる内に癒えることだろう。
その後、自室へ戻った彼やヘパイストスの行方を見送れば決闘は終わってる頃だろうか?
声による攻撃。ヒュプノスは自分の似て異なる魔法を使う。彼のようになれれば、自分も戦えるようになるのかもしれない。
戦って、戦えて。……それで?
彼を尊敬すると同時に、酷く羨ましく感じれた。
今まで、こんな気持ちになったことはなかったのに。
何となくこの場にいずらくて、この場から離れる。
今日も、掃除をせねばならない。それに、あの部屋に白色のオルゴールを置いてきてしまったから、それも取りに行かねばならないのだ。✵
タッ、トッ、タッ。
シャン、チャリ、シャン♪
✵軽やかな足音と鎖と鈴の音。
それらを響かせて、ゼウスの自室へと向かうことだろう。✵
デメテルから蜂蜜を分けてもらえれば、一人キッチンに立つ。
「消化に良くて、簡単に出来る……」
食材を目の前に少し考えた後。腕を伸ばした先にあるのはヨーグルト。
無糖ヨーグルトをスプーンで掬う。1、2、3、……と。ガラスの器に入れてそこに一口サイズにカットした瑞々しい苺と甘く熟したババナを盛り付けていく。
擦り下ろした生姜をほんのひとつまみ散らし、そこにとろりと蜂蜜を垂らし入れる。
仕上げにパチンと指を鳴らせば、はらはらと舞うカモミールの花弁を散らして完成。
特製、切って盛り付けただけだけのヨーグルトデザート!〜胃に優しく!〜
用意したのは7(12)人分。
その一つをレフティスへ、もう一つを蜂蜜を分けてくれたデメテルへと渡しに行った。
✵ゼウスの部屋に行く前。✵
>>437 ペルセポネ
「……ありがとうございます、ペルセポネ様」
✵私は儀の進行に関わるなと命じられている。
明日から彼女がいないことにも触れられずに、ヨーグルトの入った器を受け取った。
一口、掬って食せば口に広がるまろやかな甘みと爽やかなフルーツ達。隠し味の生姜はピリリとアクセントになっていた。✵
「……美味しい。美味しい、です」
✵黄金色の目をヨーグルトへ向けて、貰った分はペロリと完食した。
こんな時間だからか、とてつもなく空腹だったのだ。とても、不思議なほどに。
ごちそうさまの声を掛けて、食器を洗えばゼウスの私室へと向かっただろう。✵
✵✵レフティスゴーレム✵✵
>>アレス
>>ヒュプノス
『勝負あり!
勝者、ヒュプノス様!!
互いに、礼。』
✵レフティスによく似た無機質な声が響き、ヘルメスが命じた通りにアレスへ駆け寄る。✵
>>アレス
『対象の落下を確認。救出します。』
✵少女の見た目とは思えぬほどの怪力でアレスを持ち上げて、水のない方へ転がす。✵
『バイタルチェックを開始。
……回復魔法、作動。』
✵粛々と光属性の回復魔法が唱えられ、アレスの体を包む。彼女が嫌がらなければ、数分ほどで回復は終えるだろう。✵
残りの2つのヨーグルトの内。
一つ自分の分。もう一つは……
「うー、ん………」
「いや。良い。行くの。だって明日にはもう話せないんだから。」
そうしてきょろきょろと。
ハデスたる彼を探す。
見つけることが出来たなら。或いは自室へと下がってしまった彼に声を掛けることが出来たなら。
胃に優しいからと、二日酔いに効くカモミールも入っているからと。そんな理由を垂れながら、ガラスの器の一つを押し付けただろう。
✵壁をすり抜けて、ゼウスの部屋へと入れば普段と変わらぬ光景。
一つ変わっているとすれば、自分の置いていってしまった白色のオルゴールと黒色のオルゴールが並んで置いてあること。
掃除をしている間も、なんとなくその二つへと目が向いてしまう。✵
「…………」
✵一つ、白色のオルゴールを手に取る。何の変哲もない、ただのオルゴールだ。
二つ、黒色のオルゴールへ手を伸ばして触れる。視界はねじ曲がり、視界に広がったのは……。✵
✵幾つもの夜を越え、その姿を見てきた蜂蜜色の女性。
彼女は神殿にて金の月桂樹の冠を戴き、祭事の衣を身に纏っていた。
陣の真ん中に傅き、手を組んで祝詞を唱える。形式からして、雨乞いの儀式だろうか。
天空神である主が幾度か行っているのを見たことがある。地上を覆う天は彼の領域だ。✵
『……面倒くさい。何故私がこんなことを。』
✵唐突に立ち上がった彼女は無造作に冠を投げ捨てる。鋭い音を立てて、冠は床へと転がった。✵
✵唐突に立ち上がった彼女は無造作に冠を投げ捨てる。鋭い音を立てて、冠は床へと転がった。✵
✵儀式の中断。それはすぐに末路を示す。
地上に降る雨足は強まり、河川に氾濫を巻き起こした。大災害とも呼べる奔流に人々はなす術もなく流され、文明が崩れる音が響く。
他の神々の動き出しが一拍遅れる。そして、ゼウスですらも。
地上に舞い降りし神々によって、天から地へ向けた災害は食い止められた。だが、多くの犠牲が出たのは明瞭だ。民草の悲嘆の叫びは天まで届かん勢いだった。
大地は抉れ、育てた穀物は流され、数多の命が露へと帰した。
魔法で復興したとして、心までは癒えきる事はない。✵
✵問題の追及をするのなら、他の神々は全能神である彼への信頼があってこそ遅れたのだろう。不測の事態は、有り得ないのだとそう信じていたから。
なら、ゼウス様は?彼が不覚を取るとは思えなかった。
信じられない光景に目を疑っていれば、見慣れた風景へと戻る。✵
「……っ…ぅ……!」
✵白色のオルゴールを引ったくって、その部屋から出て行く。
無惨な光景が。彼女の気持ちが。神々の、ゼウス様の悲痛な表情が脳裏から離れない。
寝ればきっと忘れられるなんて、生ぬるいものじゃない。それでも眠りの世界に身を落として、ただ救済を待つ以外の道がなかった。
部屋に入れば鍵をかけ、布団を頭から被るように潜り込む。
こうして、朝までやり過ごしただろう。✵
✵✵レフティスゴーレム✵✵
>>445 アレス
✵アレスの声に反応して、ピタリと動きを止める。✵
『……吸血痕と断定。治療遂行を推奨しますが、いかがなさいますか?』
✵他の部位を優先して治療しながら、事務的な確認を行う。
自立可動式ゴーレムには感情なんてものはない。それを取り付けようとすれば、パターンの多さ、想定外のバグで魔術回路が焼ききれてしまうからだ。
もし、人の感情をゴーレムに取り付けられる日が来たのなら。それは、人と遜色ないと言ってもよいのかもしれない。
もし、アレスがやめてと言えば、ゴーレムは他の治療を終えた後に崩壊するだろう。✵
「おつかれだったな!
慰めは時として止めの刃となる故何も語らん。
ただしかし、相手の土俵で戦おうとしたその意気や良し。我は貴方が好きだぞ。敢えて言おう、いい戦いだった。」
「うん、ありがとう。アルテミス。
君の言葉は、いつも元気をくれるね。嬉しいよ。
それに、アルテミスも。最後まで見てくれてありがとう。
今日はゆっくり休んでね。」
―これはゼウスへ捧げるために作っている最中の話―
レフティスに用意してもらったピアノを開け、腰掛けます。作詞はおろか、作曲などした事ありません。
何千、何百と歌を紡いだ経験から、どうにか形にしようと試行錯誤します。
ピアノで旋律を奏で、調整しながら歌っても、機械音ではイメージが湧きません。
ある程度整うとプールに潜り、メロディを確認する。とても時間のかかる作業を繰り返し行っていた。
出来た頃にはタイムリミットまであと少し。しかし、出来の悪いものを献上する訳にはいかない。
目を閉じ精神を統一させ、忠誠の意を込めます。
::-::-::-::-::-::-::-::-::-::
Αιώνια ευημερία, κύριέ μου
Το ιδανικό λουλούδι του Chitose
Τιμημένος δημιουργός
Υπηρέτησε το θέλημα του Θεού
Ο Κύριος είναι χαρούμενος, ανήκω σε σένα.
::-::-::-::-::-::-::-::-::-::
**永遠に栄えし我が主
千歳の理想に花咲せん
誉称える創造主
主の御心に仕う奉る
主は我が喜び、我が全て**
優しく、伸びやかで芯のある歌声。遠く響かせながら、ゼウスを思い浮かべながら歌います。
子守唄を作った時の要領で、カプセル状に。歌に秀でていますから、失敗などすることは無かった。
タイムリミットはあと数分。急いで向かったせいで、名を言い間違えてしまうのでした。
「おいおいおい、健やかに寝たな!!
オレ様の力の充溢を感じ始める時間まで寝たとはディオニュソスの酒恐るべしと言ったところか!!
……本懐を果たせなかったではないか。
しかもどうやら妹神どのに酒を渡しそびれた。」
水鏡の前で頭を抱える。
ヒトの身体というのはままならんものだ……中途半端に神性が身に染み付いているが、アポロンはしかしまだどうしようもなく人間なのだった。
>>413 アルテミス
「おい、妹君。お兄さまと本日一戦どうだ。
その後酒を交えて感想戦も行いたい。」
ディオニュソスにしたように、紙片に書きつけ息を吹きかける。金色のウサギが言葉を乗せてアルテミスの元へと跳ねていく。
空が白んで行く様を目を細めて見る。
春暁を。
水仙の咲く庭園にて。
次第に柔らかとなってゆく空気を肌で感じ取りながら。
水面は眩い光を反射し、きらきらと輝いてゆく。
ひら、ひらと。
彼女のまわりには花弁が舞い散ってゆく。
「んー。気持ちいい。暫く拝めないからなぁ…。」
「まさに冥府に咲く花となりにいくってことかな。まあ。幽閉されるだけなんだけど。」
「我ながら最初の目的を忘れている気がするな?まあ。そんなことはないんだけれども。……名前の一つでも。呼びたいものかな。」
んー、と伸びをしながら。
手のひらにはカモミールの花。
「さて。行くとしますか!違う、行くとしましょう!」
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新