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>>390 シャルル
「ふふ、そうよねシャルルさん。
ヒュプノスさんはとってもお優しい方ですものね」
屈んで、シャルルとともにひかる花丸をなぞります。
>>391 ヒュプノス
「まあ、目線の高さを合わせてくださるなんて。
こちらの好きで顔を見ているのですから、お気になさらずともよいですのに」
そしてすこし微笑んで足下の愛玩動物へかけられた声は、どことなくヒトの肉声とは異なるものに感じられました。
滑らかなだけではなく倍音が幾重にも渡るような、すこしざらつきもあるような。
彼女は目の前に降りてきたその人へ笑いかけます。
「……きっと特技とおっしゃるからには、そうそうお聞きすることはできないんでしょうけれど。
この選定の儀が終わるまでに一度はその瞬間を目にしたいものですわ」
負けた。それも、ゼウス様の前で。
その事実は重くケルにのしかかる。
シン、と静まりかえる書庫に駆け入り、丸まって蹲る。
血は、まだ止まらない。
鍛錬を怠けた事はなかった。努力はしている。驕りが招いた結果か?
……いいや、違う。実力が。
そう思った途端、鋭い爪が腕にくい込む。
ゼウス様の神官として、眷属の頃よりお仕えしてきた。あのお方に仕えられる事が何よりの幸せで、役に立てる事を誇りに思っていた。
それが、明日で神官をやめろと言われても仕方ない事態になるとは。
「グゥッ……ガルル……。」
唸り声が書庫に響き、更に自傷行為を重ねた。
こうでもしなければ、正気を保てない気がしたからだ。
今のケルにとって、痛みこそが救いであった。
>>395 アトラス
「あっ!やっぱり!!そこにいたぁーー!!」
✵書庫に入れば、蹲る毛玉の隣にちょこんと座る。心做しか、増えてる血に口を尖らせた。✵
「駄目ですよー!手当はしないと!!」
「……🎼.•*¨*•.¸¸♬•*■■■¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪■■■」
✵すぅ、と息を吸って回復と、精神を落ち着かせる魔法を込めたメロディーを歌う。
穏やかで、慈愛に満ちた旋律は聞く者の心を優しく包み込む。耳を傾けてさえいれば、傷は癒えることだろう。
傷が癒えれば歌をやめ、こてんと首を傾げる。✵
「……世間話でもします?気が紛れるかもですよ!」
✵戦闘の話をされても、私はわからないもんなーと他の話題を振ることにした。✵
[>>394ヘスティアと指が重なる。彼女の言葉にこくりと頷いた]
>>391 ヒュプノスさま
[ヒュプノスの紡ぐ声に一瞬疑問符を浮かべた顔をする]
?
ふしぎなこえ……うん、こわくないよ。だいじょうぶ。
[口元を僅かにはにかませた]
>>396 レフティス
旋律に耳を傾ける気はなかったが、じんわりと心が滲む様な歌声に思わず聞き惚れる。
……相変わらず、回復魔法”だけ”は秀でているなと思う頃には傷は癒えていた。
「…………たとえば。」
世間話をする気にはなれないが、砂利なりに気を使っているのだと分かってはいる。
一人で居たら、また自分を延々と責めかねないと話を聞くだけ聞く事にした。
>>394ヘスティア
『ああ、こちらも好きで目線を合わせているのでお気になさらず』
この男からしてみれば、ほとんどの生物は小柄である。しかし屈んで話したりすることはあまりない。
普段はスピーカーを使わず、先ほどのような文字のやり取りで会話をする為、顔を見ずとも意思疎通が出来る。
ここだけの話、ヒュプノス神の神官や眷属は顔ではなく頭の形やつむじで覚えている人の方が多い。
なので、ヘスティアの様に顔を見てくる人には礼儀だと思い、屈むようにしています。
歌について触れられます。この声からどんな酷いメロディが奏でられるのかという嘲笑なのか、単なる好奇心なのか。よく分かりませんが前向きに捉えます。
『ええ、いつかお披露目出来ればいいものです』
そんな機会があるかは別として。うっかり神様の足を滑らせるほどの歌声は、一族の中でも優れていました。
>>397シャルル
『よかった。明日もまたお話しようね』
時間を見て、長いこと拘束していたことを反省します。おやすみ、と夜の挨拶をするでしょう
>>398に続けて
「……詳しいところは聞かされてはいないが、女神アテナに、そのような忠告を受けていたのでな。つい漏れ出た。
其方の神の認識はわからぬが、誇り高き女神の赦せぬような何かはあったのだろう。
しかし、確かに一介の眷属でしかない私が、詳細も知らぬまま他所の神へ無礼を申したことは認めよう。
決闘などせずとも、その点においては謝罪する。
しかし──」
大槍をぶん、と回し、戦闘の構えを取る。
相棒無き今、何かに没頭したかった。
「それでも貴殿に決闘を申し込む。
──初めに手合わせするのは、貴殿が良い」
そこに、何の因縁が無くとも。
見かけの笑顔と笑わぬ瞳、小さな体に大きな武器、ちぐはぐな、それでいて歴戦の手練のような彼女と闘ってみたかった。
「本来今すぐと言いたいところだが、今日はもう遅い。明日、日が昇ってから互いの武器を合わせよう」
>>396 アトラス
✵たとえば、と言われてちょっと詰まる。考えてなかったのが正直なところだ。
見切り発車はよくないなあと思いながらも、今日した話の中で一番大きな話題を選ぶ。✵
「えーーーっと……人狼物語の話をしましょ!もしも話ですが、人狼が勝ってたらどうなってたと思いますか?」
✵もしも話はたまにやると楽しいので、振ってみた。
話題が不謹慎なのはご愛嬌だ。咄嗟に考えついたのがこれなのだから仕方ない。✵
>>393 ハデス
戦闘は正直、畑違いだ。
ドワーフは格闘に特化した種族だが、俺はというとちょっと違う。だからこそ、前衛タイプのアトラスを決闘に推薦したわけなんだが。
「ホメロス曰く、逃げればそこに逃げ道しかなくなる。この言葉から得るべき教訓は、売られた喧嘩は買え。だな」
俺はそう言うと、ハデスに視線を落とした。
「もちろん受けて立とう。だけど僕は明後日から地下室の管理をしなくちゃならないし、アンタたちも試験があるだろ。明日はどうだ? 忙しくなる前の方がいいよな」
>>400 ヒュプノス
あしたも? うん、おはなしする。
おやすみなさい、けんぞくこうほさま。
[おやすみなさいは夜のまたねだということは知っているので、シャルルはヒュプノスから離れて自分の寝床に戻るだろう。
この島にこんなに沢山の見知らぬ人々が来たのはシャルルの知る限り初めてのことで、何処か遠い遠い記憶が、ほんの少しだけ脳裏をよぎった]
……なんだか、パーティみたい。
張り出されたものを見て(>>328)、決闘とやらが行われたのだと知った。
「ふぅん、知恵以外も観せられるってことかぁ。」
アピールポイントとして利用するのもアリなんだなぁと頭の隅に留めておく。まぁ、血が流れるのは好きじゃないんだけどさ。
平和的に、とか考えてる時点でダメ、かな?
ふぅ、とため息を吐き出して空を見上げた。青かった空は暗闇に染まっている。
…夜になると視界が狭まるからフードはとってしまおうか。
月明かりの下、キラキラ輝く銀色の髪はまるで魚の鱗のようで。これも選ばれた理由の一つ、らしい。…詳しくは知らないんだ。ポセイドン様、何も教えてくれなかったからさ。
そもそも、一介の人間だった僕がここにいるのも不思議な話。選ばれたのだから、頑張るだけなんだけど、やっぱりちょっと緊張するのも本音だし。
「………部屋、あるんだっけ。」
疲れを癒すのも、必要な事だ。
部屋に戻るまでに風呂に入って、今日はもう寝てしまおう。
探索は今日じゃなくてもいいや。だって、まだまだ時間はあるんだから。
>>402 レフティス
どいつもこいつもゼウス様に無礼な話しかしないな。
だが、今はそんな事を言い返す元気もない。ぶっきらぼうに問われた事を返す。
「……そりゃあ、世界が滅ぶんじゃないんですかな?少なくとも、今の時代があるとは思えませんな。
人狼は小癪にも神々の体を乗っ取っていた。そんな輩が、人を正しく生かせるとは思えんのです。」
それだけ述べて立ち上がった。
ここまでゼウス様が自分の前にも来ず、何もされていないのは明日も神官としての務めを果たせという意味に受け取る。
「……私はもう寝ますぞ。砂利も大人しく寝ろ!!」
礼を述べるのが気恥しくて、足早に書庫を去った。
明日は朝が早い。さっさと眠らなければ。
ヘスティアとシャルルと別れた後、大浴場。
この時間な誰もいないだろうと湯浴みを行う為に向かう。
身体を清潔に保つことは当たり前なのだと教わった。もう数十年続けている習慣に今更感情は湧かないが、初めて行った時は驚きが多く戸惑った。
大浴場と言うだけあり、とても広い。奥に見えるのは露天風呂、だろうか。人が来なさそうな方を選んだ。
足を揃え、湯船に浸かる。
爪先は扇のような尾びれへと形を変え、褐色肌は見る見るうちにエメラルド色のかたい表皮死へ早変わりする
ゆっくり浸かりながらも徐々に変化が続き、腰の辺りで止まった。
驚きの1つ。それは水に浸かると身体が元に戻ること。あくまでも人間の姿は、陸にいる間の応急処置のようなものだとヒュプノス神は言う。
全知全能では無いのだと静かに笑っていた。
空が近い。煌めく星々を見ながら、一息。吐息でさえも聞き惚れるバリトンの男声。
気分が良くなり、歌いたくなる。
水鏡で拾われないくらいの声量を調節し、メロディを口ずさむ。低く響く、甘く艷を帯びていた。
>>409 アトラス
「じゃり……?……へーーーんだ!なんですか!!
もうアトラス様の手当はしません!ばーーーか!!」
✵アトラスが立ち去って暫くしてからレフティスは頬を膨らませた。
優しくしてあげてもすぐこれだ。だから、喧嘩になるのだとずーーーっと思っている。
譲歩したらつけ上がるし、かと言ってぶつかったら昨日みたくなる。
まるで、水と油のようだ。
考えが混じり合うことはこれからもないのだろう。✵
「はーーあ、慰めて損した!さっさとねーよおっと……」
✵夜更かしは美容の敵!とレフティスも自室へと戻った。✵
1人で露天風呂を堪能する。お風呂場で泳ぐことはしない。それはルール違反だとヒュプノス神に最初に怒られた事だった
ゆっくり体をいやした後、浴場を出て案内にあった自分の部屋へ向かう。たしかプールがあると記憶しているため、足取りは普段よりも早いでしょう。
たどり着き、ドアを開けば水面が広がっている!
…という訳もなく、よくある一般的な部屋でした。少し落胆したものの、自分は人魚ではなくヒトとして招かれたことに胸を撫で下ろした
しかし、やはりプールは用意されているので人目を気にせず頭から綺麗にダイブします。隠れている耳は人の物ではなく、ヒレの様に変化しているでしょう。
ひと泳ぎした後、明日からの選定の儀備えて寝ます。体力は必要です
体を横にして瞼を閉じると、離れているはずの主人がいるような錯覚を覚える。額に木の枝が触れた気がしたものの、意識はそこで途絶えました。
ヘパイストスに宣戦布告した後、くるりと踵を返し、休むために場所を探す。
確か、好きな場所に好きな部屋を作れるということであった。
流石、全能の神の神殿といったところだろうか。
普段は馬小屋のような狭い部屋に石のベッドで寝ているので、その辺りで寝ても一向に構わなかったが。
明日からの戦いに備え、寝る時くらいは個室で鎧を外そうと思った。
身体を清められる程度の設備がついた部屋を願う。
中に入って施錠すると、兜を取った。
掛かっていた鏡に、青みがかった黒い髪と、エメラルド色の瞳が映る。
アテナの神殿では、眷属になる前から鎧で肌を隠すことを命じられており、会話と呼吸に支障の出る口元以外、すべて鎧に覆われて生活した。
居なくなったカザキリを除いては、自分の顔を知るものは、おそらく、自分とゼウスのただ二人のみだろう。
石のベッドに身体を寄せて寝る飛龍を思い出し、少し胸は痛んだ。
しかし、今の彼はアテナだ。アテナは正義のために独り孤高に闘うものだ。それを、身をもってひしひしと実感していた。
>>413 ヘルメス
「誰かと思ったらヘルメス、だよね?何となくわかるよ。
そっちの御方、伝令の神様なんて呼ばれてるけど、我が女神はこそ泥扱いでね。」
転移魔法も元を正せば私のサンダルのおかげだし、どうせ眷属たちも空間座標を「盗んで」転移してるだけだ、とかなんとか。
「で!!なに!!ヘルメス、遊んでくれるの?!戦う?」
こんな時間になると血が沸騰して仕方がない。
相手の眠そうな目なんて無視して話を続けていた。
>>416 アフロディーテ
「えーうちのご主人そんな言われようなの?
まぁ気持ちはわからんでもないけどさ」
良いところもあんのよ?という言葉はしまっておいた。
まぁ、アフロディーテに言うことでもあるまい。我が主人のやったことはアフロディーテからしてみればなかなか酷い、と心に思う。
にしても。思ったよりも食いつきが良かったことを少し意外に思いながら苦笑いした。
「戦うって物騒だなァ。俺、戦闘はそんな得意なわけでもないからパスー」
ひらり、手を上げて降参のポーズを取る。しかし相手の興奮は収まる様子がない。
「遊ぶのはおっけーだけどさー。なんか考えてよ」
自分から声をかけておきながら丸投げである。
しかしそれが、彼の自由人たる所以なのであろう。
>>403 デメテル
戒飭の言葉にそちらを向く。
相手が名乗らずとも直ぐに分かった。彼女はペルセポネの母にしてゼウスの姉…
そうだ。ゼウスはペルセポネの父でもあったのだ。ゼウスが姉であるデメテルに迫り生まれたのがコレー、後のペルセポネだ。
神というものはなんて複雑なのだろう。
まるで苦虫を噛み潰したように眉を顰めていれば続いて発せられた彼女の言葉に驚いたように目を見開く。
「……どうして、謝るの…」
怒られるより余程いけないことをしてしまったのかと暗然としてしまう。
だめだ。いけない。自分の立場を忘れるな。
ぴんと背筋を張ればもうそこに毒の張った花は咲いていなかった。
黒い花弁は風に乗って消えてゆき、代わりにひらりとアネモネの花が舞う。
「謝るのはこちらです。ご挨拶が遅れた上にみっともない姿を晒してしまったことをお許しください。
ペルセポネです。豊穣を司りしデメテル─御母様。」
夜も更けたころ、湯あみと軽食を済ませれば用意された部屋へと下がり明日に備えて眠りに就いたことだろう。
明日は何方か、決闘に付き合ってくれる方を見つけようか。とは言っても自分たち華龍族は決して人を傷つけてはならないために、数時間前の血と鉄の臭いが立ち込めるようなことは出来ないが。
>>417 ヘルメス
「あんま戦うの好きじゃないの?朝の僕みたいだ。」
太陽が高いうちは低血圧に溺れ倦怠感と惰性に舵をとられている。
今のようにドクドクと脈打つ生きた心地は今しか味わえないのに、お預けを食らった犬のような気分になる。
「それじゃ、ちょっとプリミティブな感じになるけど鬼ごっこしようよ、鬼ごっこ。転移とか得意なんでしょ、なんでもありにするから逃げていいよ。僕が鬼やろう!」
伸びをし足首を柔らかくして軽い準備運動。
こんな遊びもなら彼も満足するかな?
>>420 アフロディーテ
「必要に迫られればやるけどさー、できれば、ねぇ?」
へらり、笑う。
多少申し訳ない気持ちもありつつ、そもそも深夜で審判もいないので決闘は無理な話なのだが。
「鬼ごっこ?ありあり、やろう。
あ、逃げてる途中で寝ちゃったりしても許してね?」
言うが早いか、しゅんっとヘルメスはアフロディーテの目の前から消えてみせた。
自分自身を転移させるのはお手の物のようである。
そうした彼は少し離れた木陰に身を潜め、アフロディーテの様子を伺った。
「……ん? これだとかくれんぼか?」
そんな疑問がふと浮かんだけれど、まぁ似たようなものだろうと自身を納得させる。
さて、眠気に耐えられなくなるのが早いか、捕まるのが早いか。どちらだろうか。
「は、早い!どこ!?」
言うが先か逃げるが先か目の前から彼は言葉通り影も無く消えた。
ヘルメス様は暗殺とかも得意にしてたっけ。これでバックスタブなんて取られちゃ確かに誰も敵わないな。
夜も明けそうな広場で吸血鬼は一生懸命にデメテルを探しますが、頓珍漢な、てんでろくでもない、真反対に姿を消していくのでした。
「これじゃあかくれんぼじゃーーーん!!!」
ぱちり。目を開けます。
目蓋の無い蛇ではありえない動作ですが、今はヒトの形をとっておりましたから。
雲のような、という形容がぴったりのベッドから上体を起こし、出窓から差し込む朝日ににっこりと目を細めました。
「まだこんな時間だったのね。
わくわくしてろくに眠れない日が、わたくしにもまだ訪れるなんて」
いよいよその時がやってくるのです。
彼女は待ちきれずに部屋でストレッチを始めました。
今日もその肢体はしなやかに、踊るようでもありました。
「そうですわ」
「せっかく、珍しく早くに目覚めたのですから散策の続きを致しましょう」
ああ、とても良いことを思いついたというふうに独りごち、彼女は自室を後にします。
だってこんなに美しく素晴らしい場所なのですから、新品の陽光を浴びたそれはきっとひときわ素敵に違いありません。
水鏡の前で気がつけば眠っていたようだった。
大きな音がしたようだったけれど、なんだったのか。
なんて確かめるべく記憶の水鏡を覗く。
「あぁ…レフティスさんが言っていた決闘が。
強さ、に関しては僕ではお役に立てないからな…減点が多くないといいんだけど」
ハデスがゼウスの第1神官を名乗るアトラスを伸している。
僕にはとてもできそうにない。僕はそういう風に作られたわけじゃないから……
あ!
──マズい、ゼウス様への挨拶を行なっていなかった!
ゼウス様は…いらっしゃらないけれど僕らの動向は見えているだろう。
ならばここで挨拶でも…大丈夫かな。
>>ゼウス
「ご挨拶遅れたことをまた、このように略式の形になったこと深くお詫び申し上げます。
私は結婚の女神ヘラのお名前をお借りしている、女神ヘラの眷属にございます。
女神ヘラの神殿では、神の目となり耳となれと育てられてまいりました」
「〜♪〜〜ら、らら」
普段よりもわずかに明るいピッチの歌と軽い足取りで、花たちが好き好きに咲く素朴な野原や、昨日水浴びをした美しい池を楽しみます。
「やっぱり、思った通り。いいえ、それ以上ですわね。
あら、あれは……?」
その歩みは広場の前で止まります。
昨日は気づかなかった、あれは。
たしかレフティスが何やら説明を述べていた気もしました。
そばには誰かいるようでしたが、臆することなく彼女は近づいてゆきます。
「まあ、立派な噴水。これが"記憶の水鏡"ね」
感嘆の声とともに覗き込むと、そこには青々と澄み切った水が凪いでいます。
じ、っと見つめれば、他の者たちの、彼女が眠っていた間の様子を眺めることができました。
「なんて良い品物かしら。
決して短くないわたくしの生のなかでも初めてお目にかかりますわ」
水鏡が映し出す内容も含めて、しばらくは飽きずに観察することができそうなのでした。
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