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濃紺の夜闇が空を覆い、夜の帳が降りし刻。
天空島に建てられし神殿の灯りはまだ灯されていた。
明朝からは五百年ぶりに新たな眷属の選定の儀が執り行われようとしている。
……今宵は、その前日譚である。
1人目、ゼウスの神官 アトラス がやってきました。
ゼウスの神官 アトラスは、村人 を希望しました。
「……玄関ヨシ、広間ヨシ。最後は書庫だけ、ですかな?」
ゼウスの神官であるケル・ベ・ロスは神殿内の見回りを行っていた。
明日は何百年ぶりかの眷属選定の儀の日。主であるゼウスの顔に泥を塗るまいと、来客に備えて入念にチェックを行っているようだ。
村の設定が変更されました。
**
こんばんは、京です
色々ありましたが村を建てられました
名前などの表記がややこしいことになってたり、明日(プロ前だけリアルタイムで2日。それ以降はリアルタイム換算)とは?ってなってますが温かい目で見守りくださいませ……
村の間は忘れじの言の葉とさやかのテーマのアレンジをBGMに聞いて頑張ります
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
ゼウスの眷属 レフティス が見物しにやってきました。
ゼウスの眷属 レフティスは、見物人 を希望しました。
「……とーどー……いたッ!やったぁー!!」
✵ゼウスの眷属であるレフティスは、広間に飾った掲示板の前で飛び跳ねていた。
どうやら、儀で張り出すプロフィールカードを自分も書いてみたくなったが、背の低い彼女は一苦労。その上、踏み台という閃きがないらしい。
ようやっと届いた掲示板の一番上に張り出されたカードを誇らしげに見つめた。✵
「私も明日から先輩!これくらいはしないと、ですよね!」
村の設定が変更されました。
ぐーーー……。
✵その時、盛大な腹の音が響く。
晩御飯は食べた。だが、お腹は空いた。
誰にも聞かれてないかと、目を大きく見開いたまま辺りをキョロキョロと見回す。立場が立場でなければ、不審者である。✵
「……夜食食べよう。神官様にはお前は厨房に入るなと叱られるけど、作ってと頼んでも怒るんだもん。不可抗力、不可抗力っと……」
✵誰に聞かれてる訳でもなしに、大きな独り言を零して厨房へと向かった。✵
チャリ、チャリ……シャンッ、シャンッ……♪
✵彼女の足に付けられたアンクレットが鳴る。
足輪に垂れるように伸ばされた細長い鎖、そして鎖に絡みつく鈴の音は甲高い音を鳴らす。
眷属である証は、からっぽの彼女の心の支えにいつもなっていた。だからこそ、その形状にこれといった疑念を抱かないようだ。
……実を言うと、広間に来る前に書庫に読みっぱなしの本を置いたまま。それを忘れて厨房へと向かった。✵
書庫に向かう前。広間を通る。
掲示板に張り付けられた一枚のカード。
それが目に留まれば、ずんずんと掲示板へと近づいた。
「……あの砂利、半人前の癖して生意気ですな。」
耐火ヘルメットでその表情は見えない。だが、声音はさぞ忌々しいと言わんばかりに怨嗟が篭っていた。
どこからか一枚、プロフィールカードを引っ張り出してくれば、達筆な字で書き進めていく。
本当は破り捨ててしまたいところだが、そこまですると主の叱りを自分が受けかねない。
ゼウス様は、あの砂利に少しばかり優しいのだから。
書き終えたカードを掲示板に張り出す。
レフティスへの対抗心で書いたそれは、彼女のカードに僅かばかり被さっていた。
「……昼間に掃除したはずですぞ!?」
書庫に辿り着いてみれば散らかった読みかけの本の山。
レフティスが忘れてこの場を去った結果である。
半ばキレかけになりながらも、本を本棚にしまう。ふと、一冊の本が視界に入った。
「ん?人狼物語?ああ、そんな本ありましたな……。」
中身は神代の空白部分を補完した、半ばフィクションじみた内容だったか。幼い頃、さんざ読んだ本だと懐かしんでいた時だった。
「……あ!の!砂利!!また何かやらかしやがりましたな!!!!」
獣人族の冴えた聴覚は音の発生場所を正確に突き止める。
場所さえわかれば、全速力で駆けていった。
これ以上、何かしでかされたらたまりませんからな!!!!!
✵厨房に辿り着いたレフティスは適当な食材を食料庫から取り出し、それを洗わず鍋に突っ込み、その上直火にかけた。
当人はスープを作るつもりだったらしい。
だが、青紫と黒が混じったドロドロの液体が沸騰しているだけの鍋の中身は、グロテスク過ぎる。……主に、見た目が。✵
「んんー?なんかちがうー……?前に神官様が作ってくれたのは、クリーム色だったのに……」
✵料理の才能が壊滅的にないのだと突っ込むものはこの場にいない。
まあいいか!と開き直って踏み台を使って一番上の食器棚の皿へと手を伸ばした。
それまではよかった。
だが、アンクレットから垂れた鎖が、踏み台に引っかかって。それで─────。✵
割れた食器。その数は百を超えているだろうか。
体勢を崩した時に食器棚にしがみついて、それごと倒れたせいである。
神官ケルが辿り着いた時には、すでに惨状が広がっていた。
割れた食器の硝子片で厨房は白色の海。
その中心に泣きそうな顔で立っている砂利が憎たらしくて堪らない。
怒りの感情に身を任せて、硝子を踏みしめ勢いよく詰め寄る。
「こんのっ……じゃ〜り〜!!いつもいつもよけなことばかり!!歌と踊りしか才覚がない癖にゼウス様の周りをうろちょろしおってからに!お前のようなちんちくりんは、全能神であるゼウス様に相応しくないんだよ!!この皿も、神への献上品!最高級の硝子を用いて作られたものですぞ!!いったいどう落とし前をつけるつもりですかな!?」
若干の私怨が混じりながらも、力の限り怒鳴りつけた。
百年と少しの月日の恨みは大きいのだ。
✵案の定、神官様が飛んできた。当然だけど、物凄い怒っている。
いつも、と言われたがそれを言えば神官様もいつも私を怒鳴りつけていた。事あるごとにねちねち言ってくるのだ。
特に、今日はそれが酷くて心がチクチクと痛む。
……事実だけど、そこまで言わなくたって。
ずーっと罵声を浴びさせられ続ければ、ぷつ、と自分の中の何かが切れ、蜂蜜色の瞳は潤む。涙ぐんだ声で、今一番助けてほしい人の名を呼んだ。✵
「……わ”あ”ーーーん”!!!!ゼウス様!!神官様がいじめます!!」
✵湧いて出た涙は留まることを知らず、大きな声を出して泣きじゃくる。
落とし前をつける?私に出来るわけない!歌と踊りしか、本当に取り柄がないのだから。✵
天空神 ゼウス が見物しにやってきました。
天空神 ゼウスは、見物人 を希望しました。
天空神 ゼウス は、支配人に任命されました。
はい、わかってましたとも。
名を呼ばれればいらっしゃいますよね。
今ほど耐火ヘルメットを被っていてよかったと思うこともない。
絶対、すさまじい変顔をしている自分が安易に目に浮かぶ。
問われているのは砂利と分かればその場に傅いた。
我が主、ゼウス様の御前で無礼な振る舞いは許されない。
✵ぽかん、と目をまん丸にする。
来てくださるのはわかっていたけれど、速いなあと、呆気に取られた。
神官様に死角から小突かれて、やっとはっ!と意識が戻る。
止まらない涙をぼろぼろ流したまま、声を震わせた。✵
>>10 ゼウス様
「……ぐすっ……夜食を作ろうとして、お皿を取ろうとしたのですが。足を取られて、食器棚を倒して……ぐす、お皿を全て割ってしまいました。
ごめんなさい、どんな処罰も受けます……」
✵やらかしはいつもの事なのだが、流石にそろそろ処罰を食らう気がしていた。
つい一週間前も、風呂場の蛇口を壊して大洪水を起こしたのだ。その時も、慌ててゼウス様を呼んでしまった。
お叱りにあたって、どんな事が起きてもいいように、とぎゅっ、と目を瞑って俯いた。✵
「『戻れ』」
ゼウスがそう発した途端、まるで時が巻き戻ったかのように皿も棚も、なにもかも元通りになった。
彼は全能神。
【地に蔓延る全ての魔法を言葉で発するだけで使え、誰よりも巨大な力を持つ神。】
ゼウスに敵う物はこの世にはいない。勿論、神ですらも。
「はわ……すごい」
✵第一声が感嘆の声だった。
いつ見ても、惚れ惚れする魔法を使う。
力が強大なだけではなく、神性の高さ故に神々しいのだ。
質問の答えを、となればその場で頭を下げた。✵
>>13 ゼウス
「も、申し訳ありません。
……お腹が空いてて。でも、前に神官様に頼んだら怒られたので……自分で作ろうとしたんです……」
✵さりげなく仕返しを混ぜ込む。嘘は言ってない。✵
>>15 ゼウス様
「は、はい!わかりました!」
✵ちょっと大きな声で、確かに返事をしてその背を見送る。
多分、お咎めはないから大人しくしてなさいと言われたのだろう。ちょっと難しい言葉で、突き放すような言い方ではあるが、確かにそこに優しさを感じられて心がじんわりとあたたかくなった。
他ならぬゼウス様の頼みだからと、後ろにいた神官様に頭を下げる。✵
>>11 アトラス様
「先ほどは、お騒がせしました!
ゼウス様からのお言葉ですから、ちゃあんと大人しくします!おやすみなさいませ!」
✵何かを言われる前に、その場から脱兎のごとくぴゅーっと立ち去った。✵
我が主がその場を去り、ついでに砂利もいなくなった。
なにもかも変わらない顔をしている厨房で、大きなため息をひとつ。
「……儀の前日からこの慌ただしさ。大丈夫ですかな?」
心配は溢れる。
そして、目の前の青紫色の液体。これもどうしたものか。
「料理が下手というレベルではないですぞ、これは……。」
神官の片づけという名の見回りは続く。
定員に達しなかったため、村の更新日時が24時間延長されました。
神官の朝は早い。
儀が正式に始まるまで時間があるのだが、目を覚まして広間に立っていた。
今日から仮初の名でしか呼んでも、呼ばれてもいけないと命じられている。何故かと聞いたら、儀で自分だけ真名で呼ばれていては不公平だろうと言われていたからだ。
”アトラス”はかつてこの地を支えた神。
好きでも嫌いでもないが、思い入れはない。
今も、この世界を支える柱となっているのだろう。彼に治める土地はないが、世界の柱として見えぬところで均衡を保つ役割をしている。
だからこそ、選ばれし者の代わりに神官である自分が役目を担う事になったのだが、それにしても。
「(あの砂利が儀中のゼウス様のお傍付きで、他の者は幽閉部屋の世話係とはどういう事だ?くそっ!忌々しい……。)」
心の声では不平不満を漏らしていた。
ゼウス様は本っ当にあの砂利に甘い、甘いのだ。
✵青空の色に陽の光が溶け込んだ頃
レフティスは神殿内を軽やかに歩いていた。✵
チャリ、チャリ……シャンッ、シャンッ……♪
✵心做しか軽い鎖と鈴の音が彼女の心境を表す。
今日は眷属選定の儀の日。
レフティスから見れば、初めての後輩が出来る日なのだ。✵
「……よっし!がんばるぞー!!」
✵昨日失態をしてしょぼくれていた顔は何処へやら。天空に広がる青空の如く、彼女の表情もまた晴れやかなものだった。
神殿の外へと向かえば、来客を出迎えるために待機する。
開けたこの地で選ばれし者達を迎えに上がるよう、申し付けられているからだ。✵
〜〜♪〜〜〜♪♪
✵セイレーンの歌声にも負けない美しい鼻歌を歌いながら、誰かが来るのを待った。✵
───一陣の風が吹き、濃霧の結界は消え去った。
天空島の全貌が明らかになるのは、実に五百年ぶりのことだ。
広大な島が、エーゲ海上空に浮かんでいるのがギリシャからも見えるだろう。
2人目、明朗 ヘパイストス がやってきました。
明朗 ヘパイストスは、呪狼 を希望しました。
3人目、エリート ハデス がやってきました。
エリート ハデスは、おまかせ を希望しました。
黒の鞭で繋いだドラゴンへと痛みを与える。青い髪の、まだ少年とも言えそうな見た目の神の眷属は竜の背の上で嘲る。
魔法で出来たそれは、左手に掲げられた黒く丸い宝玉の様なものから、幾重、幾百、幾千にも黒い鞭が現れ、ドラゴンを縛り上げながら操り繰る
「あばれないでほしいなぁ。
いたくなるのは、キミだけじゃないんだよ?」
ドラゴンへと話し掛けながら、宝玉へと念じて黒い鞭を締め付ける。
赤いドラゴンはうめき声を挙げながら、しかし、巣に残された子の事でも思い出したのか、逆らうことなく目的地へと翼を使う
4人目、絶対衝撃 ヘパイストス がやってきました。
絶対衝撃 ヘパイストスは、おまかせ を希望しました。
キラキラと輝く小粒の弾丸が空に軌跡を描く。
高速で飛行するそれは、遥か上空の浮島を目指しいてた。
「《踊れ、光の円舞》!!」
鈴を転がす様な少女の声が空飛ぶ弾丸から放たれ、術式が展開される。
弾丸―少女アメリア=アルマンディンはさらに加速する。
「あはははははは!!
この【ヘパイストス】が今行くぞ!!!」
5人目、孤高 アテナ がやってきました。
孤高 アテナは、狩人 を希望しました。
兜の継ぎ目から、翼が風を切る音を聞く。
飛龍カザキリは彼を乗せ、空を駆ける。
彼は自分の背丈よりも長い大きな槍と、神へ捧げる自己についての書を携え、空の島へ向かっていた。
吹き下ろす風を切りながら、矢のように真っ直ぐ進む彼の心は澄んでいる。
──ようやく、積年の努力が報われるかもしれないのだから。
6人目、身勝手 デメテル がやってきました。
身勝手 デメテルは、呪狼 を希望しました。
ブ──────ン
騒音とも取れるような音が途切れることはない。もし虫の羽音が嫌いな者がいれば、思わず耳を塞ぐだろう。そうでない者は、音の主を探すかもしれない。
想像と違わずか少々違うか、どちらにしても予想通り6本の脚を持つ巨大な虫が天空を飛んでいる。胴体は黄色と黒に塗り分けられ、針は今のところ見受けられない。そんなよく居るミツバチが、人を乗せられるような大きさにもなるとやはり危険を感じるだろう。
そして、少女の姿をした人がその背に乗っていることもすぐにわかる。薄い花柄のワンピースは黒を基調としていて、落ち着いた印象を与える。
ミツバチと少女は地上の花に目を向けず、一直線にどこかを目指しているようだ。
絶対衝撃 ヘパイストス が村を出て行きました。
6人目、追従 ヘラ がやってきました。
追従 ヘラは、ランダム を希望しました。
7人目、????神 がやってきました。
????神は、おまかせ を希望しました。
―これは彼が船に乗る前の、とある神殿の出来事―
いいですか。御前はこの地区の代表に選ばれたという自覚をしっかりと持つんですよ。
私の名に恥じぬ様、行動すること。
ただでさえ身体が大きく怖がられる上に、あまり愛想も良くない…めんどくさいと言って、私の送ったプレゼントもあまり使用してくれない…はぁ。
頼みますから、ほんと、本当に選ばれた自覚はしっかり持つのですよ。いいですね?
8人目、温和怜悧 ポセイドン がやってきました。
温和怜悧 ポセイドンは、おまかせ を希望しました。
????神 が村を出て行きました。
/*
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ポセイドン取れてよかったしキャラチ取れてよかっ………(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
8人目、大男 がやってきました。
大男は、おまかせ を希望しました。
9人目、絶対衝撃 アルテミス がやってきました。
絶対衝撃 アルテミスは、おまかせ を希望しました。
キラキラと輝く小粒の弾丸が空に軌跡を描く。
高速で飛行するそれは、遥か上空の浮島を目指しいてた。
「《踊れ、光の円舞》!!」
鈴を転がす様な少女の声が空飛ぶ弾丸から放たれ、術式が展開される。
弾丸―少女アメリア=アルマンディンはさらに加速する。
「あはははははは!!
この【アルテミス】が今行くぞ!!!」
/*
いや………あの……入村ロル……私3喉くらいに……なりそうなんですが……あの………他の方は…………もう少しお話されない……??
/*
わかった、こうしよう。入村ロルを回想にして、ちゃんとしたの書こう。いや、ちゃんとしてるんだけど!だけどね?!
10人目、華龍族 ペルセポネ がやってきました。
華龍族 ペルセポネは、おまかせ を希望しました。
「チコ姉もニナ姉も心配し過ぎだって!
大丈夫、上手くやるから。」
心配しています!と顔に書いてあるかのような表情で自分の手をにぎりしっかりやるのよ、なんて言ってくる姉たちに、任せてよと言わんばかりにウインクをしてみせる。
だめだこりゃ、と頭を抱えられるのだって日常茶飯事のこと。
でも、仕方ないじゃない?
私だって代表として選ばれたんだから。
きっと上手くやってみせるよ。
選定の儀によって選ばれたのは、自分の2人の姉でも、勿論他の一族でもない。
紛れもなく、私、リータ・ロゥ・ルルディなのだから。
/*
わーい!ショタがいる!!!!!!!私以外にショタがいる!!!!!!!!!!ただ、ドラゴン締め付けるとかあれだな?!あれだな……………無邪気か……
/*今回は、クール系でゆく。口数少なめ。
元々孤児であったのを、アテナに仕える女に拾われて密かに育てられた。
やがて存在が発覚するも孤高にして高潔であるがゆえに、処女神アテナに情けをかけられ眷属として手元に残される。
しかし、男性ゆえどうしても神官にはなれず、アテナのすすめでゼウスのものになることを目指している男
あと、神話の因縁でヘパイストスは許すまじなのだ*/
神殿は大理石で出来ており、日の光を浴びて柔らかく光り輝いていた。
広間の玉座にて、ゼウスは座して待つ事だろう。
選ばれし者達がこの場に来る事を。今日を待っていたのだから。
11人目、自由人 ヘルメス がやってきました。
自由人 ヘルメスは、おまかせ を希望しました。
青い空に白い雲。
目的地はその白い雲の向こう側。空に浮かぶ島。
出発点はこの岸辺。周囲にいる人間が恨めしげにこちらを見てくるが、気にする事はない。
君達は選ばれず、僕が選ばれた、それだけだ。睨む暇があるなら、選ばれる努力をするんだな。
「…見送り、ありがとう。」
父様と母様にお礼を言って、爺様特製バイクに跨った。水陸両用、ついでに空も飛べるスグレモノ……らしい。
爺様の実験は、いつも両極端だから、本当に飛べるのかどうか怪しいものだ。…まぁ、飛べなかったら魔法で何とかするだけだから、問題はないけど。
『気をつけてね』って言いながら、涙で目元を潤ませる姉様を置いてくのは少しばかり心が痛むけど、僕ももう成人したんだからそろそろ弟離れしてくれてもいいと思う。
「大丈夫だよ、姉様。心配しないで。」
控えめに笑って、差し伸べられた姉様の手を取って握った。そしたらいつもより強く握り返してくるもんだから、ちょっとびっくりしたけど、姉様の温かい手に安心してしまう。
この手を握ることも、もう暫く出来ないんだなって思ったら、何だか少し寂しくなってきてしまって…ダメだなぁ、僕らしくもない。
「じゃ、いってきます。」
姉様の手を離してハンドルを握った。
サイドスタンドを足で払う。キーを回してエンジンをかけた。
クラッチを握り、ペダルを踏み込む。アクセルを回してエンジンの回転数を上げていく。あー、岸辺に鳴り響くエンジン音が心地良いなぁ。
チェンジギアを水上用へと切替えた。
ガシャン!ガタガタ、ゴトゴト、ガチャン!ボスン!…なんて奇っ怪な音を響かせてバイクが水上仕様へと変わっていく。見た目で変化したところと言えば、タイヤがぐるりと回転して、横向きになったくらいかな。音が少し大袈裟な気がするけど、気にしたら負けだ。
爺様曰く企業秘密なそのタイヤは、横向きになると浮遊する力があるらしく、こうすることで水上を走れるようになるらしい。……初めて使うから本当かどうかはわかんないけど。
「暴れてくれるなよ、じゃじゃ馬。」
せめて爆発だけはしませんようにと祈りながら、ふわりと宙に浮かんだ車体を、クラッチを離して発進させた。
名前(本名):アテナ(グロリアス)
性別:男
種族:人間
年齢:76
身長:182
体重:75kg
誕生日:7/11
特技:飛龍(カザキリ)と人馬一体の動きができる
備考欄:
/*
今回はですね、『バレてもいいから思う存分ショタがしたい』を目標に進めていこうと思います。よろしくお願いします。
「ほああ……おっきい……」
✵ついつい、目の前に立つ男に心の声だだ漏れな感想を言ってしまう。
だが、エントリーシートの事を触れられれば、あわあわとしながら差し出す事だろう。✵
>>27 大男さん
「……はっ!ごめんなさい!そしておはようございます!
エントリーシートですね、どうぞ!」
「ありがとぉ、ミッちゃん! 寄り道しないで帰ってね。また会えるのかわかんないけど、元気でね」
目的地である島の入口に降りると、少女はぴょんと飛び降りる。懐から取り出した金平糖を与えながら、顎をくすぐるように撫でた。
「お姉ちゃんによろしく!GO!」
そう言って手を宙に振りあげれば、羽を広げて飛び立った。自分で調教した大切なミツバチと、これで一旦のお別れだ。
12人目、妙案の閃き アポロン がやってきました。
妙案の閃き アポロンは、魚人 を希望しました。
「フンフーン♪」
快晴。オレ様のための太陽。
だって太陽こそがオレ様!つまり!!オレ様の行くところすべて快晴。これ自然の摂理!!
「ハーーーッハッハッハッハッ!!
下郎ども!空を見上げてやがれっ!!
"アポロン様"のお通りだぁーーーーっ!!!」
天高く見上げ、腕を組みながら飛空挺の舳先で呵呵大笑する。アポロンは行く、人々の求める輝きのために。
/*
昨日、バイクの乗り方と発進させる方法について動画みたりサイト見たりしてました。自分で何してるんだろうな?って思いながらやってた…………間違ってても、爺様特製バイクってことで普通のとは扱いが違うことにしてください………
またガスパールみたいな出オチになってしまった。
しょうがない。ヘパイストスもポセイドンも既にいたのだ。
ザ★手癖。
飛龍をもってしても、やはり彼の空島は遠かったが──近づくにつれ、“今”が現実であることを実感する。
本当に、あの島に降り立つのだ。
しばしあってようやく、島に辿り着くと、カザキリは「ガルル」と喉を鳴らす。
「…………ご苦労、カザキリ。よく休め」
ガシャン、と鎧の金属を鳴らして彼は島に降り立った。
地を踏みしめ、ひとつ、息を吐く。
前を見据えたまま、飛龍の首をとんとんと労うように叩いた。
負けるわけにはいかない。
ゴウンゴウンと音をたてながら、停留場に止まる。
ハッチが開き、視界が光に包まれる。
瞬きを数回すれば、目が慣れていき、鮮明に捉えることが出来る。
空中に浮かぶ島。天空島。
ゼウス様の島だとヘパイストスが言っていたのを思い出す。
「あはっ!まじで浮いてんだけど☆うっける〜!!」
ハッチからぴょんと飛び出した少女。
くるくる〜と回りながらその場を楽しんでいる。
〜♪
綺麗で澄んだ歌声が神殿の方から聞こえる。
こっちなんだろうなと本能で察する。
てってっ、と駆けていくと少女が待っているのが見えた。
「やっほ☆アンタが受付〜?」
ざく、ざく、がしゃり。
土を踏む音の中に、時折鎧の音が混じる。
どうやら既に先客が居て、眷属となにやら話している。
一番に書を渡そうと思っていた彼は、眉を顰める。
>>レフティス
「頼もう。選定の儀に参上した。書の提出は此方で宜しいか」
ゴウンゴウンと音をたてながら、停留場に止まる。
ハッチが開き、視界が光に包まれる。
瞬きを数回すれば、目が慣れていき、鮮明に捉えることが出来る。
空中に浮かぶ島。天空島。
ゼウス様の島だとヘパイストスが言っていたのを思い出す。
「あはっ!まじで浮いてんだけど☆うっける〜!!」
ハッチからぴょんと飛び出した少女。
くるくる〜と回りながらその場を楽しんでいる。
〜♪
綺麗で澄んだ歌声が神殿の方から聞こえる。
こっちなんだろうなと本能で察する。
てってっ、と駆けていくと少女が待っているのが見えた。
>>19レフティス
「やっほ☆アンタが受付〜?」
>>33 大男
✵声音は冷たいので、びくっ!と体を揺らしかけた。だが、小柄な自分の為に屈んでくれた彼の優しさを思い出して、にこにこと笑う事だろう。
「落としちゃったんですか?でも大丈夫ですよ!それを見越して予備を用意してました!」
✵エッヘン!と胸を張るが、予備を用意しておくように言ったのはゼウスである。✵
「うーん……ゼウス様はお見通しだと思いますけど……他の方がわからないので、書いておいた方がいいかもしれません。あっ!でも、プライバシーに関わる事なら避けてもいいと、レフは思います!」
✵親身になって考え抜いた答えである。
見ていいのかはわからなかったが、彼の首元にあるスピーカーをもの珍しそうにじーっと見つめた。✵
**
>>39
ハデスの語彙力……もしやろあか???(直感)(なんの根拠もない言いがかり)(まだエピローグ開始50分)(何を言ってるんだお前は)
/*今回は絆されない……絆されない……でも絆されそう……なんか孤高!とか言ってるやつに限って恋や友情に溺れそう…………………………神話ってそうじゃん大体が
まあ……………………まあ………………*/
「エェー?」
15人いると伺っていたのにな──
船内を彷徨けど誰とも出会わない。聞いていた話と違うと首を捻った。
流石はゼウス様の持ち物。丁寧とは言えども華美ではない正しく質の良い船だ。
大きくはあるけれど、複雑ではない。なのにどうして誰にも会わないのだろう。
あ、もしかして、
「魔法の使い過ぎで元の探知力落ちてる?
ヘラ様にお叱りを受けたけど…神殿では迷ったりなんてなかったのに」
透視で余計なモノ見ちゃうのも恐ろしい。試験場に着く前に脱落なんて笑えたものじゃないよ。
ヘラ様に特大のお叱りを、
「あ、僕がヘラさ…ヘラと名乗るんだっけ」
ヘラ様のお名前を呼び捨てにどころか、ヘラ様のお名前を頂くとはむず痒い。
僕はヘラ、僕はヘラ…と呟きながら散策を続けた。
>>36 アテナ
✵大男と話していれば、儀の参加者であろう鎧の男に話しかけられる。
話し方からして、生真面目そうな彼にとびきりの笑顔を向けた。自分の、将来の後輩になるかもしれないからだ。✵
「おはようございます!そうですよー!シートの予備もありますが……大丈夫そうですか?」
>>37 ヘパイストス
「や……おはよう!ございます!そうです!!」
✵あぶないあぶない。やっほーの声につられかけたが、何とか持ち直した。✵
名前(本名):アテナ(ロンヒ)
性別:男
種族:人間
年齢:76
身長:182
体重:75kg
誕生日:7/11
特技:飛龍と人龍一体の動きができる
備考欄:得物は大槍。大神ゼウスに仇なす者から御身御守り申し上げる。
「あははははははははは―――…あ?」
風斬る弾丸は眼前に迫る浮島に笑い声を詰まらせる。
「え、ちょま!……歌え、…違う違う、砕け…ダメダメ!あっ、やば、近!速!
ああ、もう!《止まれえぇぇぇぇええ》!!!!!」
叫ぶと、弾丸は急減速し、既のところで島との激突を免れた。
「………うおお、焦ったあ…し、死ぬかと思った…。」
>>40 デメテル
✵話しかけられた方を向けば、綺麗な花飾りを被った美しい人がいた。同性ながらにほへー……と見惚れていたが、自分の仕事を思い出せばエントリーシートを差し出す。✵
「は、はい!どうぞ!」
>>42 レフティス
「ならばこれを。このような書類は書きなれぬゆえ、万一足りぬことがあればご教示賜りたい。
我が名はアテナ。知恵の神アテナのただ一人の男眷属として仕えてきた」
予備、という言葉に、兜の下で眉を顰める。
「予備の必要が……?いや、大神ゼウスは常に万全の対応を用意しているということか」
エントリーシートを渡す際に、レフティスの視線が自分の背後のカザキリに注がれたのを見て、ひとつ頷く。
「失礼、此れは、我が龍カザキリ。異国の言葉で「風を切る」という名を持つ。
見目は大きく牙も鋭いが、私の意をよく汲む龍ゆえ、無闇に危害を加えることは無い。共に中に入る赦しを頂きたい。」
弾丸はほうほうの体で神殿前に辿り着く。
「まだ心の臓が早鐘を打っているかの様…おや。」
見ると、既に幾人かが到着していた。
「ひい、ふう、みい。…いるわいるわ。
…ふふ、我の好敵手たり得る者が果たしているかどうか。そして激しい戦いの果てに友情が芽生えたりしたら尚良し!」
独り言を呟きながら、あくせく働く受付の眷属を見つけた。
>>19 レフティス
「頼もう!我は狩猟神アルテミスに選ばれしアルテミス……あれ?ややこしいな?
んー、えっと、アルテミスです。
エントリーシートの提出はこちらですか?」
>>46 アテナ
「ありがとうございます!
ふむふむ、アテナ様ですね!アテナ様は女神であらせられましたが……眷属さんに男の方もいたんですね」
✵天空島から出たことのないレフティスは新しい知識を得て、珍しそうに見ていた。本の中の知識と、自分の目で見たものはまた別物なのだ。
その後、エントリーシートに目を通す。✵
「確かに、受け取りました。
龍…………あの、後で良いので触ってもいいですか?……つやつやしてて触り心地よさそうなので、気になってしまって」
✵神殿に通す前に、そんな頼みをしてみる。
触りたくて、ちょっとそわそわしている気持ちは押さえ込んだ。✵
>>46 アテナ
「ありがとうございます!
ふむふむ、アテナ様ですね!アテナ様は女神であらせられましたが……眷属さんに男の方もいたんですね」
✵天空島から出たことのないレフティスは新しい知識を得て、珍しそうに見ていた。本の中の知識と、自分の目で見たものはまた別物なのだ。
その後、エントリーシートに目を通す。✵
「確かに、受け取りました。
龍…………あの、後で良いので触ってもいいですか?……触り心地がよさそうなので、気になってしまって」
✵神殿に通す前に、そんな頼みをしてみる。
触りたくて、ちょっとそわそわしている気持ちは押さえ込んだ。✵
>>47 ヘパイストス
「う”っ”!ゼウス様から今日はちゃんとしろって言われてるんです!!」
✵誤魔化したのにー!と顔を赤くして頬を膨らませる。
シートを受け取れば、くしゃくしゃなのを見てゼウス様も見るのに……と思った。✵
「確かに、受け取りました。神殿へどうぞ」
絶対衝撃 アルテミス は肩書きと名前を 絶体衝撃 アルテミス に変更しました。
>>48 アルテミス
✵遠くから何か飛んでくるなーと見ていたが、そのお陰で事の顛末を見ていた。それ故に、最初に出た言葉は。✵
「あっ!びゅーん!と飛んできた方ですね!」
✵神官がこの場にいたら「最初に言う事はそれではないですぞ!」と小突かれていたであろう事を言った後に頭を下げて、エントリーシートを受け取る。✵
「……こ、心の声が。失礼しました!
そうですよー!こちらで受け取ります!」
✵シートを受け取れば、神殿へと通した事だろう。✵
13人目、慎重 アフロディーテ がやってきました。
慎重 アフロディーテは、智狼 を希望しました。
>>50 デメテル
✵体重が消されている……と思ったが、自分も林檎3個分と誤魔化したので触れられなかった。多分、ゼウス様は知っているからいいよね!と開き直る事にしたが。✵
「へっ!?そんな、恐れ多いです!私は、本名の【レフティス】でよいと言われました!ただ、神官様の一人は【アトラス】様と呼ぶように、と。
デメテル様の真名、お綺麗ですね。確認が終わりましたので、神殿へどうぞ!」
✵綺麗な人は名前も綺麗なんだなとにっこりと明るく笑えば、神殿の中へと通した。✵
>>54 レフティス
「そう、びゅーんときてすんっとした我です。」
かわいいひとだな、お友達になれたらいいのに、と思った。しかし相手は眷属様。今の弾丸には手の届かない存在。
「よろしくお願いします!」
ぺこりと腰を折り、神殿へと進んだ。
>>53 ヘパイストス
「レフっち……」
✵初めて呼ばれる名前にぽかーんとしていたが、去り際に言われた言葉に眉を下げた。✵
「……私、回復魔法は使えるけどものは元に戻せないんだけどな〜」
✵どうしよう……と悩んだ後に、本と本に挟んで伸ばす方法を取る事だろう。それでも、一度くしゃくしゃになったシワは残るのだが。✵
やっと会場に着いた。
「…………………………。」
当たりを見回すと同じ境遇にあるであろう人間がちらほら、胃もたれしそうなキャラの人達だ。
転移を繰り返して使ったせいか軽い魔力酔いを感じなら重たい1歩を踏み出す。
「……うーん。はあ。」
受付にて、シートの必要欄を入力する。
>> レフティス
「……あの、これで、いいですか?」
>>55 レフティス
一瞬顔が曇った気がしたが、どこに目をとめたかはわかっている。何も言わないということは許可されたのだろう、乙女同士分かり合えたのかもね、なんて思いながら平静を保った。
「レフティスさんと神官のアトラスさんね!覚えたわ、ありがとう。
あら、嬉しい!デメテル様の眷属と神官は、みんな植物の名前をしているの。名前がそうであれば、正しくそれを愛する者だと考えられているのよ。」
あとはきっとお姉ちゃんの趣味だけどね。本当は人間に興味なんてないんだから。
神殿に通される時になると、ひらひらとレフティスに手を振った。
「ありがとう!いってきます」
>>56 アルテミス
✵自分の言葉に怒ってなさげなので、胸を撫で下ろした。
自分よりちまっとした彼女は優しいのだとわかればにっこり笑う。
ずっと眷属の身で、この島からは出たことがなかった。だから、友達はいない。
後で、仲良くなれないかな。迷惑かなとそわそわしながらも手を振って見送る。✵
「こちらこそ。行ってらっしゃいませ!」
>>58 アフロディーテ
✵中性的な美しさをもつ人に話しかけられて、どっちかな?と思いながらもエントリーシートを拝見する。
男性とわかれば美人さんなんだなーと人並みの感想を抱いた。✵
「確かに、受け取りました。神殿内へどうぞ!」
>>38レフティス
ああ、やはり怖がらせてしまうというか、驚かせてしまうというか。普段自分を慣れている人としか顔を合わせない為、この反応は懐かしいですね。うちの神様が念押しした理由もわかります。
『なるほど。ありがとうございます、では素直に…』
見目に寄らず、流れるような美しい文字でエントリーシートを書き上げます。種族の所には“人魚”と。
途中、レフティスの視線がまだ向いていることに気が付き、それがこの首元だとわかり、ものめずらしい物だろうなと納得します
『これですか。人間の姿になる時に一族から声を取り上げられまして。うちの神様が不便だろうということで、魔法でスピーカーを付けてくれましてね』
どういう理屈で動いているのか、数十年付けてはいてもわかっていません。
>> 61 レフティス
「………あの、その。ありがとう、ございます。」
重い名前を背負わされたな、なんて辟易していた。
美の権化に相応しい立ち振る舞いは教わり損ねていたのでせめて悪目立ちはしないように、と少し離れたところから皆を観察していた。
「……………。」
大男 は肩書きと名前を 伊達男 ヒュプノス に変更しました。
>>63 ヘパイストス
「…………男です。」
思ったより光が強くて、返事も覚束無い。
明らかにバッドコミュニケーションだ、話しかけておいて素っ気ない質問。
しかし、やっぱり眩しくて目を細める。
……やっぱ苦手な系統のほうの神の関係者かな。
>>59 デメテル
「ほへー……豊穣の神、デメテル様らしいお心遣いですね。素敵です!」
✵素直に、そう思った。
神殿内に入る彼女へ手を振り返して一言。✵
「行ってらっしゃいませ!」
>>82 ヒュプノス
✵綺麗な字で書き進められるエントリーシートを眺めたり、ファランダを珍しそうに見ていたのがバレてはわわ!と焦る。✵
「え、えと。わー!すごーい!!
……もしかして、眷属の証?です?私も、足につけてて」
✵何とか誤魔化そうとした話題がそれだ。すごいは本心ではあったが。
ひょいっと自分の足を上げてみせる。銀のアンクレットに付けられて垂れた鎖と、巻き付く金の鈴がシャラリと音をたてた。✵
「あ!エントリーシートは大丈夫です!」
✵いつでも神殿内に入っていいですよ!とアピールしておく。✵
海の上を走るのは存外に気持ちが良くて、鼻をくすぐる潮風の香りがまた格別だった。いつの間にか傍に海鳥達までやってきていて、ちょっとした行進のようになっている。
君たちもあそこに行くの?って聞いたら、ひと鳴きくれたもんだから、どうやら途中までは一緒らしい。…ちょっとの間、よろしくね。
"ポセイドン"は海を司る神。
曲がりなりにもその神に選ばれ、その名を冠し選定の儀を受けるのだから、海の上くらい走れなくてどうする。……って、爺様が言ってた。
充分海の上を楽しんだ所で、チェンジギアに足をかける。空も飛べるスグレモノの本領発揮といこうか。
ガチャンとペダルを押し込んで、飛行モードに切替える。これまた盛大にガチャゴトガコン!と音を鳴らしてバイクが形を変えていく。横向きになってたタイヤがぱっくりと2つに割れて、ジェット噴射装置のようなものが現れた。
ははーん、これで空を飛ぶわけだ。
「なかなかいいじゃん、楽しいね。」
ヘルメットについてたゴーグルを装着して、アクセルを回転させると勢いよく車体が空を飛ぶ。それと同時に、海鳥達も一斉に空へ羽ばたいた。
目指すは雲の向こう側。空に浮かぶ天空島。
14人目、晴雲秋月 アレス がやってきました。
晴雲秋月 アレスは、おまかせ を希望しました。
飛空挺を降り、ゆっくりと辺りを見渡す。
「へえ……ここが。」
初めて降り立つ地に想いを馳せ、一人呟く。
湧き立つ気持ちを抑え、ゆっくりと目的地へと歩を進める。
その足取りは優雅にして、誰にもその歩みを邪魔させることは許さない強烈な自信にも満ち溢れていた。
>>49 レフティス
「いかにも。女神アテナは高潔ゆえ、神官・眷属は同性で固めなさっている。
私は、出自の特殊さから例外中の例外にて。そのような事も書くなり語るなりした方が宜しいか」
あまり他者に語るようなことでも無いが、選定に必要ならば受けようと思った。
──この機を逃せば、もう戻る場所もない。
と、密かに覚悟をしたとき、ゼウスの眷属から飛龍に触っても良いかと尋ねられた。
「は。傍に私が居る時ならば、此れは大人しくしております。ただ、この種は元来誇り高く、他者と触れ合うことを良しと致しません。可能ならば手短にして頂けますれば」
ゼウスの眷属に逆らうことにはならないかと、少々心配はしたが、カザキリの負担をあまり増やしたくは無かった。
>>67 ヘパイストス!?
……………まずい。
よりにもよって、という表現がきっと正しい。
人に知恵を与えし鍛治の神の選んだ人間がこんなに小さいなんて思わなんだ。
せめて先に名乗るべきだった、なんてのは後の祭りで。
あとは彼女が「史実」に興味が無いことを祈るのみ。
祈るのみ、ってこんな場所ですら祈ってるの虚しいな。
「…あ、…………アフロディーテ、でし。」
……噛んだ。
「……です。」
ファーストインスピレーションは今後の関係に八割の影響を与えるとかなんだとか。
今ここで鉄槌でもって迎撃されてもおかしくない。
本当に、ここまで来て我が神の好色に気を使って生活をしなきゃいけないのは立派な頭痛の種になっていた。
慎重 アフロディーテ は肩書きと名前を 深夜行性 アフロディーテ に変更しました。
「さすがオレ様の船!いやァ風向き問わず進めるこの仕組み、アポロン様の船に相応しい!」
"アポロン"の加護を受けている彼の体は淡く光り、本来あるはずの影を消している。
うっすらと眩しいその体は文字通り太陽のタマゴのようなものであった。
「エントリーシートだと?
フフン、座して熟読しろ!!
オレ様のプロフィールを拝めるとは……下郎ども!僥倖に感謝して伏せろ!
ハーーーッハッハッハッハッ!!!!」
揚々と上陸し、辺りを見渡す。
その荘厳な風景と漂う魔力に喧しい男はしばし言葉を飲む。
「ホンモノってやつだな。マジ顔の"アポロン"と同じ気配を感じるぜ。
……そういえば、妹神どのも来るんだったか。」
眷属の座をやるわけにはいかないが、神話よろしくせいぜい可愛がるとしよう。
神殿に立ち入れば、真っ直ぐに中庭へと向かった。まだゼウスの神官と眷属しかおらず、粛々とした空間の中を迷いなく歩く。花の香りを探ることぐらいは何の造作もないことだった。
やがて日光の降り注ぐ場所へ辿り着くと、大きい目を更に見開いて心底嬉しそうな顔をした。
「え、すごい……!!
やっぱり季節って考えがないみたい。この気候で何が咲くのかと思ったら、何でも咲かすことができるんだ」
温度を感じないほどにちょうどいい気温、そよ風、ちょうど良い日光。中庭というには広大なその空間には、ありとあらゆる植物が──花から木、野菜に至るまで植わっていた。
「よしっ」
しかし、それを楽しむ為だけにここに来たわけではなかった。観光もそこそこにしゃがみ込んで、草の根を分けるように何かを探し始める。
**
はいのどの存在忘れてた。
普通に起きれませんでした、対あり。
書きたかったのはアテナのやつSAOみたいでカッコイイってことです。
/**/
世界観に縛りが少なくて京さん村だから、今回こそなんでも生やしていこうと思ってる。分厚くするぞー!身勝手なのはPLの方まである
/*アテナの地区での選抜は、あってないようなもの。アテナの眷属・神官は女神アテナに心酔しており、傍を離れようとしない。
ロンヒが眷属でいることそのものがイレギュラーであり、よく思わない者もいた。
実際のところは体のいい厄介払いなのではないか、と本人は思っている。
アテナの地区の眷属でない人間や他種族は、眷属として数十年武芸と魔法の腕を磨いてきたロンヒには敵わない。
すんなり代表になることが出来た。
この選定で選ばれなかったら、彼に帰る場所はない
アテナはロンヒのことを認めているからこそ眷属にしたが、神官にすることだけはどうしても無理だった。処女神だから。
優秀なロンヒに不遇な立場で居させるのを心苦しく思っていたので、自分の元に居るよりゼウスの元で眷属になった方が本人にとって良いだろうと思っている。*/
>>71 アテナ
✵神様の中ではそういう思想も珍しくはない。それ故に、ふむ……と納得している。✵
「ゼウス様はお見通しかと思いますが……やっぱり、素直な人を好まれてる気がレフはしてます。
ただ、このカードは後で掲示板に貼り出すので、残るのが困るのであれば私からこっそりゼウス様にお伝えしますよ」
✵そう告げてから、龍に向き直る。
手短に、と言われて確かに歓迎されてないなあとしょんぼりしながら手を伸ばした。
龍属特有のごつごつとした鱗がしっとりと手に吸い付く。何とも癖なる触り心地なので、ぺた……ぺた……と両手で慎重に触った。
触り終えれば頭を下げた事だろう。✵
「アテナ様、ありがとうございました。カザキリさんも、ありがとうございます。
あ、二人ともご一緒に入って大丈夫ですよ!何かあってもゼウス様がお止めになるので!」
✵全能である主を誇らしげに語る。彼に成せないことはないと思っているからだ。✵
/*魔法は戦闘系。(アテナは戦いの神なので)
ちなみにアレスは戦争系だが、アテナは守るための戦いらしい
飛龍に乗って戦う戦法が取りやすいものと、飛龍から飛び降りたあとも戦えるもの。芸術の神でもあるので、見目にも美しいものを心がける*/
/*因縁があるのはヘパイストスとポセイドン。
ヘパイストスには襲われているからなのだが、向こうにその設定はあるんだろうか……
ポセイドンとは領地争いをしたらしい
ゼウスを凌ぐと言われたから、ゼウスは自分で産んだらしい。アテナはなかなかカッコイイから好き*/
>>73 アポロン
✵すごい人来ちゃった……とアポロンからカードを受け取る。一応、ちゃんと書かれていたので神殿に案内はしたが。✵
「…………一悶着起きそうな予感?です」
✵神官様とウマが合わなさそうだなあとアポロンを見送った。✵
>>68レフティス
『はは、惜しい。眷属は眷属ですが証はこっちです』
言いながら、顔に掘られた民族模様を指差します
『こっちのスピーカーは神様からの贈り物でして。いらないって言ったんですけどねぇ…』
声を亡くした事は自業自得であると断ったのに、声がないと不便だとかなんとか言って押し付けられた物。実はと言うと、自分の声とは言い難いこの醜い音を声とは認めていなかった。
使うことを最小限に抑えて過ごしてきたけれど、こういう場では仕方ない。
『貴方は鎖、ですか。お互い似てますね。』
刺青や刻印、鎖を見て奴隷を想像する人は少なくは無い。そう言う言葉を使うのはマナー的に悪いだろうと、似てると濁す。
この男に関しては身体中に似たようなタトゥーを施すくらい、気に入っているのだが。
『ああ、ありがとうございます。それから、水辺…プールなどがあれば教えて欲しいのですが』
自分の出身を知るゼウスが用意していないはずが無い。自室に準備されてるか、どこかにあるハズ。
>>73 アポロン
「……おい、何を見てるんですかな?
ゼウス様の御身の前でその無礼な目、見逃せませんな。」
レフティスの予想通り、アポロンにイラついたケルが詰め寄る。
防火性ヘルメットで表情は見えないが、声音は威圧的だ。
>>75 アレス
✵どことなく雰囲気が異国情緒漂う女性から、エントリーシートを渡される。
推薦状も付いていたので見れば、「暴れないよう見張っている事」と書かれていた。
優美な見た目からは想像つかないが、暴れるのか……と思わず見入ってしまう。✵
「だ、大丈夫です。 ……どうぞ」
✵暴れるの言葉に引き摺られて、神殿内に案内する言葉も固い。✵
>>77 ヘパイストス
「………緊張とか、そういうんじゃ……。」
だから朝は苦手だ。帽子を深く被る。
盛大な笑い声は何となく心を不安にした。
「………読めない人ですね、出来れば戦いたくない。」
届く声は必要以上に瀟洒されていて、
まるで過去の神達のそれ、は気にしてないようだった。
「……天真爛漫が武器ですか。」
「あ、いた。
……❁ おいで、鋭き鎌を振るもの ❁」
ガサゴソと草を掻き分けていた手をふと止めた。手を差し伸べて歌うように呟くと、鮮やかな緑の体躯をしたカマキリが大人しく掌に乗る。
「 ありがとう。この束の間の時だけかもしれないけど、僕の味方をしてほしい 」
そう言いながら、鞄から何かの幼虫のようなものを取り出し与えた。手ずからその餌を食べ、逃げないようだとわかれば小さな虫かごに入れて鞄へしまうだろう。
「いい収穫だった、人相手には刃物が必要だよね」
そう機嫌よく紡いだ言葉は、背後の誰かにも聞こえるような態とらしい声だった。
>>アフロディーテ
「何かご用? それとも、偵察かな」
振り返って笑みを見せる。
>>79 ヒュプノス
「はわっ、タトゥー!お洒落ですね!
ふふっ、ヒュプノス様はお世話焼きさんなんですね!神様にそう言ってしまっては無礼かもしれませんが……」
✵タトゥーだった事にあわあわしながらも、丁寧に彫られたそれは芸術品のようだ。疎いレフティスでも美しいな、と思ったのだ。✵
「?」
✵あまり意味がわかってないのか首を傾げた。
形状がマイナスなイメージなのかもしれないが、鈴が散りばめられたこのアンクレットはとても気に入っている。
ゼウス様から授かったものなので、尚のことだ。✵
「水辺、ですか!ありますよ〜!
お部屋のプールと、外の池と……大浴場もあるのでいっぱいです!
もし、他の場所にもご入用でしたら、ゼウス様にお伝えすれば出してくださるかと!」
✵指折り数えて、水辺の場所を示す。
ここはゼウスの住処。彼が望めば、その形は幾らでも変化する。✵
15人目、闊達な狂気 デュオニソス がやってきました。
闊達な狂気 デュオニソスは、おまかせ を希望しました。
飛空挺の着陸する風が金のピアスを靡かせる。
予想通り見送りの者の姿はない。
昨晩の送別会という名の酒盛りは大いに盛り上がっていたのだから無理もないだろう。
むしろよく起きれたなと自分に感心しているくらいだ。
柄にもなく緊張している自身に苦笑いしながら飛空挺へ乗り込みハッチが閉まる直前、どこからともなく声が聞こえて耳を疑った。
『ちゃんと起きれたんだねぇ、ジル。
いってらっしゃい…うぷ…』
それは仕えている神のもので。
二日酔いに頭を抱えながら頑張って起きてくれたことに喜びを覚えながら快活に笑った。
「へいへい、いってきますよ」
闊達な狂気 デュオニソスは、霊能者 に希望を変更しました。
>>85 デメテル
「………………鋭いんですね。」
それは色んな意味を包含していた。
人相手には何分小さな刃物、なんて高を括る訳もなく、
だからといって彼女のことが何かわかる訳でもない。
これからの競合相手を知ることは必要なことだけど、必要以上に知ることは必要じゃない。
さじ加減って話だよね。
「……アフロディーテ、で、す。……たまたま見かけて、それで………、特に用とか…。」
は、ないです、けど、よろしくお願いします、って言葉は胸の中に勝手にしまわれていた。
口がまるで自分のものじゃないようだ。
>>80 アトラス
「お?永きに渡る下僕生活で人間の営み忘れたっての?
"はじめまして"仮面のしもべどの!」
文字通り後光刺すその姿はわざとに斜め下からアトラスを覗き込む。そして、慣れた手が握手を求めるだろう。
空いた手で自分の片目を指さしながら、
「残念ながらこの目は!そう!生まれつき!!乙女が大好きなタレ気味の甘い目は素足の乙女ならあっという間さらわれる!
……現役のアポロンにもたいそう愛されててね。(ぼそっ」
最後のひと言では数々の不穏な思い出が脳裏にほとばしる。苦いくすりを一気飲みしたような顔になっただろう。
男、アポロン?が振り返った。
彼自身からも光が発せられているのか、眩しさに思わず目を瞑ると男の姿が消えている。
「アレェ…?聞こえなかったかな」
辺りを見回しても彼の姿は見当たらない。いつのまにか離れたようだ。
そういえば、ゴウンゴウンと五月蝿かった船の駆動音も消えている。
外に意識を向けるとそこには、青空の中、見たことのないほど大きな神殿が佇んでいた。
「ここが、ゼウス様の……
って、着いてる!出遅れた!早く受付しないと!」
遠くに聞こえる歌声や話し声、人々の動く騒めきを目指して走り出した。
>>89 アポロン
いちいち癪に障る男だな。我が炎の餌食になりたいのかとその手を力いっぱい握り締めた。
傍から見れば握手の体を装った威嚇だ。
「……ほほう?アポロン様は余程”慈悲深い”と見えた。こんな戯け者を寄越すのだからな!!」
神を罵る訳にはいかないので、そう返せばアレス(>>90)の鋭い声で横槍が入った。
正直、邪魔をするなと言いたいところだが、概ね自分と意見が同じなのでヨシ……にはしないのがケルの悪い所だ。
>>90 アレス
「……いや、構わんよ。
ただ、アレス様の統治下は随分と教育者不足のようだがな。知がないのはあまりに哀れだ、こちらで力になれれば良いのだが。」
ふん、と鼻で笑った。
>>91 デメテル
季節の根源。虹の由来。秘儀を持つ神。
自然を愛すように見えるのはそれゆえか。
自然以外を遠ざけるように見えるのはそれゆえか。
「………皮肉はやめてください。」
上手い返しが分からないから冗談は苦手だ、嫌味が見え隠れする皮肉はニンニクと同じくらい嫌いだ。
永久の花をアフロディーテ様は飾っていた。
枯れぬ美でないと、完全でないと、あの方の近くにはいられない。
そんな大前提を彼女の冠を見て思い出した。
それしても、ここで冠なんて大層な。
「……、愛してるのは花だけでなく自然では?」
先程の昆虫、あれはただの道具なのか?
>>94 ヘルメス
「こんにちは!
そうですよ〜!お預かりしますね!」
✵カードを受け取って、目を通す。
空間転移魔法。実に、ヘルメス様の統治下の地区の人らしい魔法だと思った。✵
「大丈夫そうです!神殿の中へどうぞ」
✵内容を確認してから、中へと通した。✵
設定なげとこーっと!**
ヘルメスのモデルはコレットは死ぬことにしたのヘルメス。
あっち行ったりこっち行ったり自由で激しいので、神官がめちゃくちゃ苦労している。
フランは神官ではなく眷属。
神官とは元々兄弟。フランが弟。
兄がしっかり者なのに対して、フランはどちらかといえばヘルメス寄りの自由人。そんなところがヘルメスには気に入ってもらっている。
得意な空間転移魔法っていうのは、テレポートとか、何か道具ぱっと出したりとかできるアレ。
戦闘も基本程度にはできるけどそんなに能力高くないからテレポートでなんとか補ってる感じ。
多少面倒臭がりなところがあるので、この魔法にちょっと甘えているところある。
**
レフティスのコンセプトが女に嫌われる女
私がされたら嫌だなって思うことやってるけどキレ散らかしそう
頼むから、フィクションだけの存在であってくれ
そう、コレットは死ぬことにしたがほんとにとっても好きでしてね、オリュンポス12神全部好きなんですけどね、できればペルセポネやりたかったんだけど、今回は男の子で入るんやーーー!!!って思ってたので
そして1番RPしやすそうで楽しそうでうえいってなったのがヘルメスだったんですよね〜〜〜〜〜〜〜ヘルメスいいよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜**
>>76 レフティス
「ご忠告感謝する。大神ゼウスに直接自己を紹介する機会は与えられるのだろうか。あるのならば、その際に自ら語りたく。」
そのような話をした後、ゼウスの眷属は丁寧にカザキリに触れた。
ちらりと横目でカザキリを見れば、目を閉じて大人しくされるがままに触られる。
注意して触れてもらえたからか、満足……とまでは行かずとも許容しているようだった。
「我が飛龍への配慮、痛み入る。
成程、何かあれば大神直々に仰せがあると。理解した。
選定の儀に参上出来たのは我が誇り。女神アテナに恥じぬよう努める所存」
自分より格上であろう眷属に様付けで呼ばれるのは違和感があったが、今は恐れ多くもアテナの名を冠している。
そのような決まりなのだろう、と受け入れることにする。
話が終わったら、姿勢を正し、門の中へと歩み始めた。
何か話を振られたような気がした。
しかし太陽はあまねく全てを照らしはするが、その天弓にあって当然控えめなささやきを聞き漏らすのだ。
「そのうちどっかでまた聞こえるだろ」
ヘラの問いかけは午前から正午にかけて、やたら輝きをまきちらす男の勢いに影を色濃くしたらしい。
すまないな!午前の太陽とはかくも耳を持たないものなのだ!
ハーーーッハッハッハッハッ!!!!!
>>97 アテナ
「ゼウス様ですか?神殿の広間にいらっしゃるかと。
お優しいので、今話しかけても大丈夫だと思いますよ!」
✵そのような機があることは聞いてないので、そう返した。
カザキリが怒ってないのを見届ければ、かの龍に対してにこにこと無邪気に笑う。✵
「行ってらっしゃいませ!」
✵真面目で、礼節がありそうな男へ手を振って見送った。✵
先程の書類は、後で掲示されるとのことだった。
ならば、話は早い。
アテナから直々に忠告があった神──ヘパイストス、ポセイドン、そしてアレスの三柱関係の者には注意せねばならない。
神殿に立ち入り、辺りを見回すと、およそ神の代理とは思えぬような者も何人か。
彼が想像していた選定とは、少し様相が異なっていた。
「……フン、まあいい」
勝てばよいのだ。
>>98 アレス
「ふん、たわけめ。力のみの者が破滅に向かった歴史を知らんのですかな?
私は全能神ゼウス様の神官。貴殿の力なぞ借りずとも多くを成し遂げてきたし、これからも成し遂げる。
……ああ、引っ込んでろ、とはっきり言わなければわからんかったか?」
険悪なムードに臆する事なく、嘲笑を浮かべた。
……尤も、防火性ヘルメットがあるので見えないのだが。
神殿内に進み、辺りをきょろきょろ見回していると、アポロンとアトラスが揉めているのを見た。(>>89,>>93)
「あれ…?あの人ってもしかしてアルテミス様が言ってたアポロン様のとこのひと…?え、神官様と揉めとらん?」
狩猟神アルテミスは、アポロンについて弾丸に『弟のとこの代表まじやばい』とだけ伝えていた。
「早々に神官様と一悶着とはやばさここに極まれり…。」
先が思いやられる、と肩を竦めた。
同じ眷属の座を狙う敵であるものの、言わば姉弟みたいなものでもあり、少し気になるのは確かで、動向を遠くから見守るのだった。
16人目、母性 ヘスティア がやってきました。
母性 ヘスティアは、ランダム を希望しました。
それは飛ぶというよりも空を泳ぐ、と言ったほうがふさわしい姿であったでしょう。
ひらひらと身体をくねらせながら空をのぼるのは、青白い龍。
……いいえ、大蛇でありました。
空飛ぶその島へ辿り着くと悠然とその身を翻し、立ちのぼる小さなつむじ風のなかひとりのヒトへと姿を変えます。
「あら、もうお揃いなの?お早いこと」
肘や膝から先までが規則正しく並ぶ蒼い鱗に覆われた手足と、言葉を発せばちらりと覗く細い舌。
使い慣れた身体を携えて、彼女は天空の島へと辿り着きました。
>>93 アトラス
「ハッ!
…………以後お見知り置きを!!」
お互い熱にまつわる加護を受けているらしい。
握手をした手からは薄く煙が立ち昇る。調光でもできるのか、一際輝いて見せたところでどうやら横槍らしい。
>>90 アレス
「生憎だがこの声量も持って生まれた神譲りのもの!
なに、神から賜ったものがここにおいて今更ジャマになるまいよ。
しかしどうやらよほど静かに日陰で息を潜めてなきゃ生きていられなかったらしい。日向の恩恵に目を伏せる哀れな下郎にも太陽は多少対策をくれてやろう。」
アレスには色ガラスのメガネを投げて寄越した。
彼女が気になるのは光ではなく声量なのだが、太陽の配慮などというものはどこかズレ、当てにならないのだ。
>>102 デメテル
掴みにくい、っていうか。掴めなくていいほうの花だ。
ナデシコかツツジかはたまたクマガイソウか。
彼女の言うそれは共生や寄生を超えた支配に思えた。
「………美しい食虫植物もあるんですね。
あのお方も気に入ってくれるかもしれません。」
音の波が行き来してるだけなのになんでこうも気を使わかなきゃいけないのか。
自信が溢れて零れて止まらない彼女。
花を飾るのは自分の仕事だが、花を手折るのは庭師の仕事。
越権行為はどこでも許されない。
「じぶんでとんだ方がはやかったかな。これは
神に翼を与えられたというのに、その恩恵をもちぐされている」
紅いドラゴンは、漸く神殿へと降り立った。絡み、縛っていた黒鞭の拘束を無くす。
ドラゴンは憤怒の息を吐きながら、少年へとギラつく目を向ける
「ひとを喰ったその身を、すこしでも役立ててやろうとしてやったのに。支配域たる空ですらこのザマか。
ならば。もうその命は神に捧げられるしか、在ってゆるされるものではない」
ハデスに遣える者は、黒の宝玉を拳で掴む。宝玉は形をぐにやりと変え。巨大な布の様に広がった
瞬間。ドラゴンの姿は、黒い布に丸ごと包まれ。
圧縮される様に小さく、小さくなっていき。
そこには、宙に浮く、黒い宝玉のみが残った。竜の最後の咆哮も、小さく小さくなり、消える。
「ハデス様の懐にて、等しき慈悲のあらんことを」
>>レフティス
さて、と。神殿へと目を向ける。
「ごきげんよう。宇宙を支配せしお方。全ての神を統べる方。ゼウス様の眷族たる方。
エントリーシートと言うものを下さいな」
>>110 アレス
「(……小賢しい女ですな。)」
と、心の中で思いながらゼウスの側へと戻る。
「なに、ゼウスの御前で他者に罰など。私がすべきことではありませんな、烏滸がましい。」
淡々と告げれば、それ以上は口を噤むだろう。
>>112 アポロン
喧しい上に暑苦しいと、握手した手を振り払うように解く。
光明を司る神の恩恵を受けているのだと、一目でわかれば鬱陶しそうに睨みつけていた。
>>レフティス
さて、と。神殿へと目を向ける。
「ごきげんよう。宇宙を支配せしお方。全ての神を統べる、ゼウス様の眷族たる方。
エントリーシートと言うものを下さいな」
船を出ると、少し離れたところに2つ群衆が出来ている。
騒めきに耳をすますと、
「女の子が受付かな」
と呟き、受付の女の子、レフティスの前にテレポートした。
>>レフティス
「エェー、遅れてしまって申し訳ありません。僕が最後かな。
あ、エントリーシートですね。お願いします」
持っていた荷物を探り、薄い冊子にきれいに挟まれたエントリーシートをレフティスに慌ただしく差し出す。
>>86レフティス
『ええ、全く。情に厚いのも考えものです』
出会った時のことを思い出し、少し遠い目をしてしまいます。海に落ちたおっちょこちょいな神様を助けた日。あの日が人生の転機になるとは、考えられませんでしたから。
彼女は似てるという言葉に隠した意味には触れず、不思議そうな顔をした。
もしかすると、自分と同じく気にしていないだけなのだろうか。
『沢山あるんですね。ありがとうございます』
足枷に見える眷属の証については切り上げ、水辺を教えて貰い感謝を述べる。1日2日、潜らずとも平気ではいるものの、やはり欲してしまうのだ。休憩時間に借りようと思った。
>>117 ハデス
「……ご、ごきげんよう!です!
はい、どうぞ!」
✵ちゃんとした紹介に目を瞬かせてから、エントリーシートを差し出す。
見た目は若そうに見えるけど、きっと大人の人なのだろうと、そう思った。✵
>>117 ハデス
「……ご、ごきげんよう!です!
はい、どうぞ!……じゃなくて、あるんですね」
✵ちゃんとした紹介に目を瞬かせてから、エントリーシートを差し出し……たが、その手をしゅんとしながら引っ込めた。
見た目は若そうに見えるけど、きっと大人の人なのだろうと、ふと思った。✵
>>118 ヘラ
「わっ!!……びっ、くりしたあ」
✵突然目の前に現れた男に鼓動を跳ね上げた。
少し遅れて、テレポートだとわかる。
まだドキドキしている胸を抑えながら、シートを受け取った。✵
「……大丈夫です。中へどうぞ!」
✵と言ったら、目の前からテレポートで消えるのかな……とちょっとだけ期待の目で見つめた。✵
相変わらずコミュ障だから自分から話しかけるの苦手マン
どうしたら良いのか、どうしたら良いのか!!!
くそう!くそう!苦手だぞ!!!**
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜役職何になるのかなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜不安だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜不安なんじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ひょーろーだけは嫌なんじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜**
>>122 アレス
「…………めんどくせ。」
そう言いながらも楽しそうにニヤニヤとすると、パチンと指を鳴らす。
指先で光球が弾け、アレスの指先のメガネは火花を散らして弾けた。
「アツかったか?
指先の煤はサービスだ。寒いときにでも舐めるといいぜ!
あー、ひとつ忠告しておくがその煤。布で拭くなよ?ほっとくと燃えるからな。
水で洗えば湯になって面白いぞ?」
楽しそうにその場を後にした。
レフティスの周囲、受付に集まる人々を見上げていると不思議そうな顔をした男性?と目が合う。
知り合い、はいない筈なんだけど…
>>アフロディーテ
「エェーと、僕に何か御用ですか…?」
まだ何もやらかしてはいない、よね?
>>119 ヒュプノス
✵そう言いながらも、彼の雰囲気は柔らかいのでヒュプノス様とよい仲なのだと察して、微笑んだ。✵
「えへへ、そうです!
行ってらっしゃいませ!」
✵その場を去る彼の背を見送った。✵
❋まあ花の神ってことは後で知ったんだけど…運命だな。ハデスの嫁にされて寂しさから連れてきたのが花龍族、のイメージでやっております。ペルセポネ自体は花を愛たりお腹が空いちゃったりハデスの優しさに絆されて冥界のもの食べちゃうくらいだから、心優しい少女のような感性を持っていたのだという解釈。❋
❋マジでどうしよう、、、どうしたらいいのか分からん。。。。。。。。キャラ…被らないように???どうすればいいのだ。。。。❋
>>126 ヘスティア
「はい!そうです!……あっ、握手!!」
✵後ろを向けば、ラミアのお姉さんがいてほわっとなる。見た事がないわけではないが、来客として来るのは初めてだったから。
エントリーシートを受け取った後、握手に応じた。心做しか、体温が低い気がする。
その後、シートを確認した。✵
「よろしくお願いします、ヘスティア様!」
✵竈を司る神の地区の女性はどこか懐かしいような、心安らぐあったかさを感じる。
レフティスに母と呼べる存在はいないが、柔らかく目を細めてヘスティアを見つめた。✵
華龍族 ペルセポネは、霊能者 に希望を変更しました。
>>132 ハデス
✵しょんぼりしていれば、突然現れた赤い花弁に目を輝かせた。
ハデス様は、ペルセポネ様を冥界に留めさせる為に食べさせた果物はザクロ。その事実と、裏に何を意味するかはわかっていたが、今は実ではなく花だ。
喜んで受け取って、優しく微笑む。✵
「ありがとうございます!お花、大切にしますね。
……あっ!でも私はまだ天空島に……ゼウス様のお側にいたいです!」
✵ハデスから渡された花束を受け取った時に、デメテルの姿(>>135)が見えれば、大人しく下がったことだろう。
ハデスのカードはきっちりと受け取って、読んでいたので神殿へと向かわれても問題はない。✵
>>138 ヘルメス
「何だ、呼んだか。今はまあまあ気分がいいから聞いてやらんこともないぞ。」
面白いこと、と聞かれて上機嫌のもとを思い出す。
「なに、日陰に太陽の恩恵をくれてやった。
あの女の呆気に取られた顔と水芸は見ものだったぞ?
都合良く水を出せるらしいが、指から湯が出て湧いた温泉みたいだったな。」
午後の穏やかな日差しは柔らかい木漏れ日を作る。
からからと楽しそうに笑うその姿から放たれる光も幾分やさしくなったようだ。
>>129 ヘラ
「い、いえ!私こそオーバーリアクションをしてごめんなさい!」
✵二人してぺこぺこする姿は傍から見て、滑稽かもしれない。
が、ヘラ様の名を冠した彼は悪い人ではなさそうだと顔を上げてはにかんだ。✵
「あっ、ついてません!!何も!!
その事についてですが、皆様が集まり次第お話なさるそうで……【21時】に【広間】でご説明があります!と、ゼウス様が!
今日だけの話でしたら、21時まではお好きなようにお過ごしください!」
✵テレポートで消えないのかあと少し残念そうにしていた。✵
>>139 ヘスティア
「え、あ、なんかすみません……えへへー……緊張しちゃって。
でも、仲良しになりたいです!ヘスティア様とも、皆さんとも!
行ってらっしゃいませー!お気をつけてー!」
✵ナージャを見て安心しきっているのか、緊張した面持ちはどこへやら。島の中心へと向かう彼女へ手をぶんぶんと振って見送った。✵
随分のんびりしすぎたかもしれない。
海鳥達と空飛ぶのってなかなか楽しくてさ。仲良くなったついでに風の読み方を教えて貰っちゃったよ。
「じゃあね、気をつけて。」
低いエンジン音を響かせて島へたどり着いた頃、ここまで見送ってくれた海鳥達に手を振った。ひと鳴きした後、彼らはまた空高くへと飛んでいく。
その影が見えなくなるまで見送って、エンジンを切ってからヘルメットとゴーグルを外してミラーに引っ掛ける。サイドスタンドを下ろすと、ゆっくりとバイクから降りた。
「邪魔にならないように。」
人さし指で空中に線を描く。ユラユラと揺れるそれがバイク全体を覆うように伸びて丸を描けば、1,2,の3。ボフン!なんて音を出して、バイクが小さなキーホルダーへと変化した。
そのキーホルダーをバイクの鍵に引っ掛けると、ポケットへとしまい込む。
「重畳だね。」
ここでもちゃんと魔法は使えるみたいだし、心配することは無いかな。
じゃぁ、まぁ、いつも通り。ローブについたフードを目深く被ってから、神殿へ向かおうか。
>>レフティス
神殿へと足を運ぶ前、門辺りで確か受付をしなくちゃいけないらしくて。
「……エントリーシート、貰えますか。」
目深にフードを被って、受付らしき女の人に声をかけた。
若しかすると、僕が最後かもしれないなって思いながら。
🍅かわいいな……
ほんとは肩書きを 母なる火 にしようかと思ったんだけど、風魔法に重きを置きたかったからやめた。
/*
自分が使ったことあるキャラチの人がいると、はぁぁぁんってなる…………デュオニソス………後で絶対話しかけよ……
>>144 ポセイドン
「こんにちは!
はあい!どうぞ〜」
✵物静かなポセイドンに相対して、元気よく返事をしてエントリーシートを渡す。
予備がいると言ったゼウス様の予感は当たっていたなあとにこにこしていた。✵
いきなり出鼻をくじかれたような心持ちでほんの少しだけ、警戒を怠っていた。
小さな彼女が、カザキリへ手を伸ばしたのに、一拍遅れた。
「っ! 待て──」
不意に自分へ向かって手を伸ばされた龍は、唸り声と共に、振り払うように大きな翼を目いっぱいに広げた。
左右合わせて5m弱ほどあるだろうか。
そのまま翼を後ろへ傾け風を孕み、不届き者に風の塊をぶつけようとする。
舌打ちし、
「」
とまで書いたけど、この位でキレてたらゼウスの下でまずいからやめます。
でもどっかで使うかもしれないから供養。
>>128 ヘパイストス
「ナンパ、船の『難破』ではないのか、ならば、『これと言って主義主張はない』という意味か」
難破、軟派、何把……彼が知っている単語と照らし合わせるが、どうも目の前の女性が意図していることとは違うような気がした。
知恵の神たるアテナの眷属として、知らぬ事があるのは不味い。
と、いきなり出鼻をくじかれたような心持ちで、ほんの少しだけ警戒を怠った。
小さな彼女が、カザキリへ手を伸ばしたのに一拍遅れた。
ハッとして彼女の腕を止めようと、その手首を握ろうとする。
不意に自分へ向かって手を伸ばされた龍は、唸り声と共に、振り払うように大きな翼を目いっぱいに広げた。左右合わせて5m弱ほどあるだろうか。
危害を加えようとしたわけではなく、威嚇としての行為のようだが、場の空気は荒らげてしまった。それに内心舌打ちをする。
>>145 レフティス
有り余る元気さだな。僕とは真逆のタイプだ。
苦手意識がある訳じゃないけど、もし選ばれたらこの人とも付き合っていかなくちゃならないのか。……まぁ、元気をもらえると思ったら、多少は心がマシ、かな。
「…どうも、ありがとうございます。」
受け取ったエントリーシートにつらつらと文字を書いていく。……書く、というより念じた事をそこへ写していくって言った方がいいのかもしれない。
「じゃぁ、はい、これで。」
元気なその人にエントリーシートを渡す。
空欄は作っちゃダメなのは分かりきってるから、どれもこれも正直に書いた。…つもり。
ポセイドン様がしっかり持たせてくれれば、なんて文句は言わない。あの人は気まぐれだからさ。不機嫌にさせると面倒臭いしね。
教えてもらった外の池への道を、大男は神殿を見渡しながら歩いていく。いつもいる神殿はかかとを浮かし、手を伸ばせば天井に手が届きそうなほど近いものだが
この神殿は広く高く、どの種族が通っても申し分のない大きさだった。
視界の端にチカりと光が入る。太陽の輝きを受けてきらめく水面だ。遠くからでも目を見張る大輪の蓮から、手入れが行き届いているのだろうと予測できる。
透明度の高い池の水を優雅に泳ぐ魚たち。浮いているかのような錯覚を覚える程に透き通っていた。
こんな池で泳げたら最高だろうと男は思う。
けれど、聖域とも言えるほどの美しさを自分が壊すことは美意識に反すると、眺めるだけに決めました。
ゼウスの神官 イーリアス が見物しにやってきました。
ゼウスの神官 イーリアスは、見物人 を希望しました。
「ケル・ベ……アトラスは相変わらずだな。ホメロス曰く、多くを欲する者はつねに多くを必要とする。この件から得るべき教訓は、多くを欲するあまりに余裕をなくしてはもっと沢山のものを失うということだ」
眷属選定に集まってきた面々を眺める。そうしてこの儀に訪れた者たちに応対するレフティスの姿を視界に迎え入れて、俺はマスクの下でわずかに唇をあげた。
儀中、彼女はゼウス様のお傍付きらしい。ケル・ベ・ロスはさぞかし面白くないだろうな。
/**/
二番の神官って書いたのは、ただの皮肉です。
別に対抗意識とかもないし、アトラスのこともレフティスのことも好き。
アトラスが選民意識すごかったから、反対にしようと思ってた。
/*
水をさぁ……操ってみたかったんだよね……戦闘することがあれば、水と地面と剣技(三又の矛とか身体に見合わぬ大剣)とか使って戦いたい。
アポロンの様子を窺っていると、突然飛龍が大きな翼を開いた。(>>146)
「飛龍!すごいすごい!森の上をいつも飛んでるやつがこんなに我の近くに!」
傍に寄って撫でたり嗅いだりしたい衝動に駆られる。
狩猟神アルテミスに拾われてからも弾丸は森の民であった。虫や動物と共にあり、必要とあればそれを狩った。
「ああー、触りたいい。ダメかのう、ダメかのう。でも他の人に迷惑かけたらダメだってアルテミス様に言われてるし……。」
そんなことを呟きながら、弾丸は目をキラキラさせて飛龍を見上げていた。
陽が傾く。海に沈もうとする太陽は別れを惜しむようにひときわ強く、赤く輝く。
>>148 ヘルメス
「おい気易く褒めるな下郎。
…………フッ!オレ様がそれを理解していないとでも?
お前はロクデナシの香りがするが、損得に聡そうな匂いもする。世界を照らすオレ様の恵みを察知したなそうだな??
しかし!当たり前にあるものの価値に盲なのは凡愚の常!恵みを受けているかどうかならもう既に!受けている!!
このオレ様から走る光輝こそが!既にあまねく下郎どもに与えられた僥倖だ!!
ハーーーッハッハッハッハッ!!受け取れ!」
腕組みをして後ろを向けば、その背中からアポロンの権能が溢れ出す。その場にある誰もの頬をオレンジに染め上げていく。
つい故郷や、かつて慣れ親しんだ人たちを懐かしんでしまうだろう。
>>141レスティス
お辞儀したことでレスティスのアンクレットが目に入る。
奴隷を彷彿とさせるような、ゼウス様の証だ。
そっかこの子もゼウス様の眷属。側にいる女性なら確認しなくてはいけない。
顔を上げたレスティスと目が合った。はにかむ彼女につられて口元が緩む。
僕に臆さないってことは今はきっと平気……今後も、お手つきにならないといいな。
「はい、【21時に大広間に集合】ですね。承知しました!
あと…何もついていないなら先ほどの視線は……」
あんまり、希望を言えない子なのかな…?それなら、こっちの方がいいかも。
「……ちょっと失礼しますね」
意識を集中させてレスティスを見つめる。ゆるりと流れ込んだのは“悲しみ”“希望”“僕のテレポート”のイメージ。
そっか、
「勝手に視てしまってすみません!あまり使わないようにしているんですけど…何か言いたげだったので……
エェーと、テレポートがご希望ですかね…?」
>>147 ポセイドン
「はあい!ありがとうございますー!」
✵淡白に書き進める彼に何かを思ったのか、にこっと笑って受け取った。
「大丈夫ですよ!行ってらっしゃーい!」
✵多分、無駄話をよしとしないなとシートを確認したら神殿内に案内した。✵
>>130 ヘラ
「…あ、すみません。独り言が気になって。」
「…大きいってその、サイズ的な意味ですよね?」
男に胡散臭そうに見られるが大概お互い様じゃん、なんて言える訳もなく。
>>153 ヘラ
「?」
✵覗かれてるとも知らずに、彼の言葉でようやっと意味がわかる。はわわ!と大慌てしているので、ここから身振り手振りがやけに大きい。✵
「……はわわ!す、すみません。
ずっとこの島にいたので、他の方の魔法が珍しくて……つい……」
✵これもゼウス様の言う余計なことなのかもしれないとすん……とした。頑張って、抑えていたつもりなのだ。覗かれてしまえば意味はないが。✵
>>155 アテナ
大きな飛龍に目を奪われていると、傍らに鎧の男が立っているのに気がついた。
「あっ、はっはじめまして!我はアルテミス、狩猟神アルテミス様のアルテミ…ええい、わかりづらい!
時に御仁、この飛龍は貴方の使いか?とても素敵なお友達がいて羨ましいぞ!」
両の瞳は輝きを増し、その視線をアテナと飛龍を行き来させた。
「(ゼウス様の統治下に、危険な龍なんそ連れてきおって。もし何か起こせば、客人とてタダではすみませんぞ……。)」
イライラを隠さずに、そちらを眺めている。
「(ゼウス様の統治下に、危険な龍なんぞを連れてきおって。もし何か起こせば、客人とてタダではすみませんぞ……。)」
イライラを隠さずに、そちらを眺めている。
>> アレス
少し雰囲気というものは残るもので。
暴れん坊様は暴れん坊を従えたり、全能は万能を従えたり。
「…アレス、さんですか?」
オリュンポスの神々について御方から軽く説明を受けた。説明される神と友好関係を結んでるパターンがあまりに少なくて、「ここの子くらいなら仲良くできるかもね」なんて無責任に言われたものだ。
雅な彼女の偏見や恨みなどを買わないようにしよう。
>>160 アルテミス
「アルテミス」
確か、女神アテナはアルテミスとは親しくしていた筈だ。偶にその口から機嫌良い声音でその名を呼んでいたように思う。
実際、先程の女性と違い、不用意に触るようなことをしないのは好感を持った。
よくよく見れば、どうやら他種族のようだ。
「……私はアテナ。此れは飛龍のカザキリと言う。
我が龍への賛辞有難く頂戴する。
此れは誇り高く気難しい性質ゆえ、馴れ合うのは好まぬが、自分に向けられる賛辞に気を悪くすることはあるまい」
実際、彼も相棒のその性質を気に入っていた。
彼と似た者同士にして、なぜかお互いのことだけは許容できる関係であった。
>>156 レフティス
行ってらっしゃい、だって。
その言葉と相変わらずのその人の元気さが何だかおかしくて、フードの下でクスクスと笑ってしまう。
「…はい、いってきます。」
ほんの少し声音を柔らかくしてそう返す。
そして、彼女に軽くお辞儀をしてから門をくぐった。
ここの主人に挨拶をするべきなのか、それとも何かアクションがあるまで待機しておくべきなのか。よくわかんなかったから、とりあえず神殿探索でもしようかなって。
ポセイドン様の神殿もなかなかに豪華絢爛だったけれど、この神殿も負けてない。流石はゼウス様と言ったところかな。
まぁ何かが起こるまで。フラフラと、アテもなく歩いてみようか。
>>149 ヒュプノス
「……ん、誰だろ」
フラフラとアテもなく歩いてると、しゃがんでいても大きいとわかる男の人が、何かをじぃっと見つめていた。
その先にあるのは……池?
透明で綺麗な池だな。泳いでる魚が、まるでそこに浮いてるみたいに見える。まぁ、僕は池より海派だけどね。
そんなことより、何してんのかな?
って、僕もじぃっとその人を見つめてみた。
>>アトラス
「やあ、一番の神官様。昨晩も絶好調だったな。」
昨晩もケル・ベ・ロスはレフティスと一悶着を起こしたらしい。いや、正しくはレフティスが火に油を注いだのだが。
早速儀に訪れた代表者たちに睨みをきかせるケル・ベ・ロスに、俺は親しみを込めた皮肉を投げかける。俺たちは幼馴染のようなものだからな。
「それでどうだ? アトラース。アンタのお眼鏡に叶うゼウス様の眷属候補はいるのかな。」
ゼウスの神官は500年ほど前から外部から取られなくなった。俺もケル・ベ・ロスもこの神殿で生まれ、ゼウス様にお仕えするために育てられたというわけだ。
本来神官とは、長年仕えた眷属がなれるもの。彼も俺もそれなりに優秀だった。ケルはたったの一年で、俺はいわゆる飛び級で神官となった。
きっとこいつの選民意識は、そこから来ているんだろう。
>>158レスティス
「こちらこそちゃんと説明せずに覗いちゃって、すみません!」
あたふたと目の前で手を振る。
もう頭の中を覗いていないことは彼女にもわかるだろう。
「珍しいものがあるとつい見ちゃいますよね!わかります。
僕もヘラ様の神殿からほとんど出たことがなかったので、ここでは色々珍しいものがあって目移りしてしまいそうです!」
少し見回せば自分より大きな人間。
そして、途中に見かけた龍や大型のミツバチ、それに妙な機械の乗り物などを思い出す。
他の方の魔法はまだ見れていないけど、きっと見たこともない魔法も多い。
「そうだ、レフティスさんはどのような魔法をお使いで…?」
ペルセポネ様が用意してくれた飛行船に乗りながら、次第に遠くなっていく故郷を眺める。
「はぁ……本当、やになっちゃうな。なんでよりにもよって、落ちこぼれの私なんかが選ばれちゃったんだろう。」
自身が選定の儀の元選ばれたことは覆しようのない事実だ。元より姉妹たちの中でとりわけ出来の悪かった自分は遥か遠くにある姉たちの背中を見ながら、同じく出来の悪い幼馴染と共に族一番の使い手であった大婆様にしごかれる毎日を送っていた。
どうやら私の身体はよりこの地を守るペルセポネ様の影響を受け易く、特に闇の力に引っ張られることもままあったらしい。それが落ちこぼれの原因であったことは、ようやっと姉たちと並ぶ力を手に入れた頃に聞いた話しだ。
自信がないわけではなかった。
今の私は2人の姉よりも、他の一族たちよりも優美な舞を踊ることが出来る。
認めてもらえたからこそ、齢16にてペルセポネ様から眷属となることを許されたのだから。
「なんて。弱音を吐いていたって仕方ないよね。」
うーんと腕を伸ばして伸びをする。
その背には龍の名残であるかのように肩甲骨が浮き出ていた。
ごうんごうんと機械的な音と外の風の音に耳を澄ます。
龍の血を色濃く持つ、自身と二年遅れで眷属となった幼馴染みが会場まで乗せてくれるとその身を龍へと変えたものの、笑ってその提案を断ったことを思い出す。
お願いしていれば今ごろは彼の背に乗って心地よく切る風を感じていたのかもしれないが、どうしても彼を他の人の目に晒すようなことはしたくはなかった。
元より華龍族は見目の麗しさや物珍しさから裏で密輸されたりしていた過去を持っていたらしい。
ペルセポネ様が自身の地へと保護をしてくださってからはそんなことはなくなったのだと、大婆様から耳にタコが出来てしまうほどに聞いた話しだ。
だからこそ、その身を美しき龍へと変えることが出来る幼馴染を、家族を、一族を。
この身をゼウス様へと捧げることで守れるのであればと、そう願ったからこその今があるのだ。
らしくもなくそんな物思いに耽けながら空の旅を一頻り楽しめば、ちかちかとライトが点滅するとともに空にぽっかりと浮かぶ島へと飛行船が着陸する。
「私は今からペルセポネ様。ううん、違う。ペルセポネ!」
ペルセポネ様を呼び捨てにすることに抵抗はあったものの、それが決まりであるのだから仕方ない。
せっかくだから喋り方も少し真似てみようか。
ボロが出なければいいんだけど。
そんなことを思いながら、ゼウス様の住うその地へと足を一歩踏み出した。
自身の歩いてゆく軌跡から芽が出て小さな黄色い花が咲いていく。
緊張故か能力を無意識のうちに放出しているようだ。
と言っても特に害のあるものではないのだが。
>>レフティス
「レフティス。頑張ってるみたいだな。ゼウス様の顔に泥を塗らないように励めよ。」
そばにいた彼女にも声をかけた。レフティスは俺たち神官の仕事を増やすかわいい妹のような存在だ。ゼウス様も、彼女には少しばかり甘い。
俺はよくケル・ベ・ロスに能面みたいだと言われるので、出来るだけ親しみを声に乗せる。
「それと、あまりアトラスを刺激しないようにするんだぞ。獣人族は血圧が高いからな。」
既に他の地の選ばれた者たちが集まっているらしく存外に賑わう声を聞きながら、入り口に立つ女性、エントリーシートをその手に重ね持っているところから見て、彼女がゼウス様の眷属だろうかとあたりをつけて声を掛ける。
>>レフティス
「御機嫌よう。選定の儀に選ばれました、デメテルの娘にてハデスの妻、ペルセポネです。以後、お見知り置きを。」
少女の姿はなりを潜めて出来る限りの上品な笑みを乗せて挨拶をする。
「エントリーシートはこちらで宜しいですか?」
そう言って羊皮紙を渡す彼女の指先からぽんっと黄色と白色の花弁が舞い散った。
>>167 イーリアス
「イリア!貴様!昨日寝ていましたな!?」
僅かに声を荒らげたが、ゼウス様の御前だからとこほんと咳払いを一つ。声のトーンを落とした。
「そんなものは最初からいないし、これからもいないですぞ。
……だが、私達の力が足りないばかりに、ゼウス様がそう決意なさったのかもしれない。そうでなくとも、あの御方の成す事を全力で支えるのが我らの役目。
……イリアもそうではないのか?」
ゼウスの神官、眷属は五百年前からこの島が孤立してからは、共生生活を送り、家族のように育ってきた。
主神であるゼウスの側にいる事も多く、その神性の高さ故に従属する者は虜になる事も多かったそうだ。かくいうケル・ベ・ロスもその一人である。
>>149 ヒュプノス
見つめてみたけど、何してるのかやっぱりよくわかんないな。こっちを見る気配もないし。
というかさ、池なんか見つめて、何が楽しいんだろ。
……あ、いい事閃いちゃったや。
両手を後ろに隠して人さし指をくるりと回してみせた。
途端、指の動きに合わせるように池の水が跳ね上がり、パシャッとその男の人の顔に目掛けて飛んでいく。
顔に水が当たったかどうかはわかんないけど、ちょっとしたイタズラ、なんてね。
でもほら、挨拶は大切だし。言葉を交わすきっかけ作りだと思って、大目に見て欲しいな。
彼がこちらを向いたら微笑んでみせようか。
「こんにちは。」って言葉も付け加えて、あ、でもフードは目深く被ったまま、ね。
怒られたら……まぁ、その時はその時。なんとかなるさ。
闊達な狂気 デュオニソス は肩書きと名前を 闊達な狂気 ディオニュソス に変更しました。
>>163 ヘラ
ヘラ様の───、って。大きく心の中でため息をつく。
きっと何処の代表者達も自分のところの神と相手の神の関係は当人たちの話と割り切ってる、よね。
「ああ、我が女神の御本には立派な彫刻ばっかりで、そういう感覚が鈍ってたのは僕の方でしたか。」
美しさのカットまたはコピー&ペーストに愉悦を感じるアフロディーテの神殿には古今東西の名うての職人を集めて作らせた像が軒を連ねている。
あそこに務めてみると色々な価値観が変わっていく。
一番最初に壊れたのが美的センス、その次がサイズ感だった。
「アフロディーテ、です。よろしくお願いします。」
彼の柔らかい物腰で僕は警戒を溶かす。
>>176 アトラス
「ホメロス曰く、眠りはまぶたを蔽うや、善きも悪しきも、すべてを忘れさせるもの。この言葉から得るべき教訓は、遠足前はちゃんと寝た方がいいということだ」
俺はしれっと返す。ケル・ベ・ロスのお小言も、100年以上聞いていれば可愛く思えてくるというものだ。
大切な行事の前日だからこそ、きちんと体を休ませるべきだろ?
「俺はそうは思わないけどな。もちろんゼウス様の神官に相応しいのは、オマエと俺だけさ。
けれど、停滞は衰退を呼ぶ。そうだろう? まあ、そこに関してはオマエと同意見だ。
どんな思惑にせよ、ゼウス様にとってのアトラースになるのが俺たちの役割ってことだな。」
わずかに目を細める。
>>169 ヘラ
「はわっ!だ、大丈夫です!」
✵彼も悪気はなく、もう魔法を使ってないのだと一目でわかった。気を取り直してにこっと笑ってみせる。✵
「そうなんですか!なら、いっしょですね!」
✵一緒なのが嬉しいといわんばかりに、えへーっと気の抜けた笑みを浮かべた。
魔法について問われれば、私の魔法は説明するより、実際に見た方が感動するはずだと思ったのかこう尋ねる。✵
「私の、魔法……ヘラ様、長旅で疲れてたりとか、お怪我をなさったりとかはありませんか?」
「ぅお、やっべぇ寝てた!?」
飛空挺の乗り心地の良さに加えて昨日の酒が残っていたこともありいつの間にか爆睡していたようだ。
飛空挺でちゃんと書こうと思っていたはずのエントリーシートは真っ白だった。
走り書きで項目を埋めて慌てて飛空挺を降りると空の近さよりも陽が傾き始めていることに驚いた。
>>レフティス
建物の入り口に佇むレフティスを見つけると小走りで駆け寄った。
「すんません飛空挺の乗り心地が最高すぎて爆睡してたっす!
エントリーシートはお姉さんに渡せばいいんすかね?」
そう言いながらエントリーシートをレフティスに向けて差し出した。
>>174 イーリアス
「イリア様!」
✵イーリアスの姿を見て、大きな瞳をキラキラと輝かせた。表情は固いが、声音は柔らかい彼を兄のように慕っていた。
……ただ、大抵は側にケルがいるので、避け気味ではあったが。
この御二方は、赤子の頃から一緒なので仲が良いのだ。私が割り込む隙間は、ない。✵
「はいっ!頑張ります!!
……アトラス様のことは、知りません。私に意地悪しか言わないので、きらいです」
✵レフティスが悪いところも多々あるのだが、それを棚に上げて顔をふいっと逸らした。
だって、きらいなものはきらいなんだもんと拗ねている。✵
>>177ポセイドン
『おお、』
何か気配がするな、と近くを見ようとすればパシャリと池の水がかかります
不意だったこともあり、スピーカーから冷たく、合成音声のような、雑な音が出てしまいました。
太陽に当たっているとはいえ、冷たい水が顔にかかりました。
少し、泳ぎたい気持ちになりましたが、堪えます。そのくらいは平気です
くるりと首を動かせば、顔を隠している人物がこちらを向いていることに気が付きます。
この場に居るということは、同じくどこかの神様から選べた試験者です。
『こんにちは。君はどこの人?』
笑顔と共に挨拶をする人物へ挨拶を返します。変な言葉使いになったなと思いつつ、伝わるだろうと訂正はしませんでした
>>175 ペルセポネ
✵どこからかふんわりと優しい匂いがした。そちらを向けば、お淑やかな女性がいてなるほど!と思う。✵
「ごきげんよう!です!ペルセポネ様!
そうですよー!拝見しますね!」
✵指先から出た花に目を瞬かせた。すごい!とすぐさま拍手を送る。✵
「すごいです!ペルセポネ様は花の魔術師さんなんですね!」
>>ヘパイストス
ヘパイストス。炎・鍛冶を司る神だったか。炎はケル・ベ・ロスの分野だが、鍛治には興味があった。種族柄というやつだろうか。
かつかつとブーツの底を響かせ、俺は小柄な少女の元へと歩み寄った。
「遠路はるばるご苦労。僕はゼウス様の神官のイーリアスだ。気軽ににイリアと呼んでくれ。なに、各地の代表者たちがどんな人物なのか間近で見てみたかったんだ。
もう他の代表者たちとは話したか?」
>>178 アレス
容易に分かり合えたのは、彼らが容易に分かり合えたのは彼がアレスで、彼女がアフロディーテだったから。
そこに何よりも根源的で分かりやすい関係しか無かったから。
「まずは取り急ぎ挨拶を、我が女神にも彼の遣わす人には貴方の知ってる最大限の礼儀を、と言われてまして。改めてアフロディーテ、です。よろしくお願いします。」
実際は、その足りない脳みそで不快な思いでもさせたら精神抜き取って人形にするから。なんてものだったが。
当時の女神と同じように今の彼女も虫の居所が悪いらしい。
先程、急に冷え込んだような気がした、凍てつく冷気は彼女を中心に放たれていて、クールなんてひ弱な表現は正しくない。
「どうかなされたんですか?差し支えなければ教えてくれれば嬉しいのですが。」
夕日が沈み始め、月の波動を感じ始める。
ようやく口が回り始めた。
>>161 アトラス
視線を感じて振り向けば、誰か……獣人族が此方を睨んでいる。
選定の儀の参加者かと思ったが、それも一瞬。特別強い神気に、ゼウスの手の者だと直感する。
(不味いな)
明らかに不機嫌そうだ。その憎々しげな感情は、好戦的な反応をしたカザキリに向けられているのは明白だった。
対応を迷い、近くに行くことにした。
その場にカザキリを置いていくのも懸念されたため、共にこさせる。カザキリはどすん、どすん、と(おそらく本人にとっては最大限注意しているであろう)足音を立てて後ろから着いてきた。
「失礼、我が名はアテナ、こちらは飛龍のカザキリと申す。我が龍が御目に障ったようで。此れは大神ゼウスの前では無体を働くことのないよう躾て御座います。どうぞ無礼をお許し頂きたく」
/*龍連れてきたらめちゃくちゃ目立ちました。
アテナ様すみませんって気持ち。
でも実際の所、アテナはゼウスに失礼がなければ1発かましたれみたいな感じだと思う*/
>>180 イーリアス
「……要は眠かったんですな?
はあっー……もうお前に言う事はありませんぞ。ありませんからな!」
小難しい言い訳も、随分と慣れたものだ。それに、事実ではあるのでため息で流した。
「……そう、か。それも、そうですな。
あの御方は我らの二歩、三歩先を行かれる御方。その尊き考えは理解は出来るまい。
……だが、あの砂利が議の間はずっと一緒なのは気に食いませんな。おのれ……!」
少し前にレフティスと口喧嘩して、ケル様は幽閉行きですもん!すぐ怒るから!!と言われた事を思い出して頭に血が上り始めているらしい。
「〜♪〜ら、らら。
……ああ。そろそろ、竈門に火が灯る頃ですわね」
旅立った地の方角を向き、跪いて頭を垂れる。
今日も主の母なる火が、人を守り、家を守り、皆々に安寧がありますよう。
/*ほんとはレーティス(カテドラル)使ってクール女子にしようかと思ってたんだけど、女の園のアテナの神殿に1人だけ紛れ込んだ男という構図が気に入ってしまったから男にしました。
鎧を付けているのはアテナの所にいる時からで、女性のなかで働いていたため、出来るだけ肌を見せないようにと少年時代からそのようにされていた
実際、性欲は多大なる訓練で散らすことを覚えた。
そうしないと生きていけないことは分かったから。
ギリシャの登場人物としてはちょっとらしくないマンだけど、まあ神に真面目に仕えるやつが1人くらい居てもいいかなって*/
>>179アフロディーテ
彼?彼女?は少し複雑な表情を浮かべたあと、柔らかな口調へと移った。
失礼、はなかったのかな…?
「彫刻ですか…ヘラ様の神殿にも彫刻はありましたが、台の上にあったもので実際の大きさはわかりづらかったですね……」
神殿内を思い返すも、もともと上段にあった彫刻や柱に埋め込まれたものをふとした時に見上げた記憶しかない。
「あ!アフロディーテさんなんですね!アフロディーテ様なら大きな彫刻でもおかしくないかも!
こちらこそ、よろしくお願いします。遅くなりましたが、僕はヘラさ、エェー、ヘラと申します」
口元を歪めて誤魔化す。
今は自分の名と言えども、ヘラ様を呼び捨てにするのは慣れないな。
ゼウスのペット シャルル が見物しにやってきました。
ゼウスのペット シャルルは、見物人 を希望しました。
……。
[青いエプロンドレスを身につけた少年が、きょろきょろと辺りを見回している。不思議そうに首を傾げると、頭部に着けられたウサギの耳がぺこりと揺れた]
あてがわれた部屋でも見ておくかと踵を返しかけると、ふと自身へ向けられた音を感じます。
>>デメテル
「あら、ご機嫌よう?あなた。
そちらでは珍しい姿であったかしら」
>>184 ヒュプノス
跳ね上がった水は、どうやら命中したらしい。
怒るかなぁ?って思ったんだけど、予想は外れたみたい。それとも、僕がしたって気付いてないだけ、かな。
「僕はポセイドンだよ。君は?」
漸くこちらを向いた男の人に淡々と返す。
それにしても、なんだか聞こえてくるのは声というよりも機械…みたいな声。さっきも、悲鳴というより機械の雑音って感じの声だったし。
うーん、その出処は、アレ、かな?
「首元、いいモノつけてるね。どうしたの?それ。」
爺様に見せれば喜びそうだなって思いながら、男の人の首元を指さして質問をしてみた。
>>アテナ
アテナはゼウス様の娘。戦いや知恵を司る女神だ。
鎧に身をつつんだ男の背後に構える竜に、俺は目がいく。さきほどケル・ベ・ロスが睨みをきかせていたのはこいつだったか。
「やあ、君もご苦労。僕はゼウス様に仕えている神官イリアースだ。さっきアンタにガンを飛ばしていたのはアトラス。
……立派な相棒だな」
優に3メートルを超える黒い飛龍は、深緑の瞳を好戦的に輝かせている。俺は龍の顎にそっと茶色い革の手袋につつまれた手を伸ばす。
>>182 ディオニュソス
「こんばんは!えっと……ディオニュソス様、ですね!」
✵寝坊したと言う彼へクスクス笑って、エントリーシートを眺めてから名を確認した。
イリア様とはまた違ったタイプの気さくな青年は、レフティスにとって心地のよいものであるらしい。✵
「あっ寝癖、ついてますよ。よっ……と、届かない……」
✵背伸びしてディオニュソスの頭に手を伸ばすが、ギリギリ届かない。
ぬぬぬ……と粘っているが、背は突然伸びないので届かないのだが。✵
>>188 アトラス
「……我が名はアトラス。真名は別にあるが、今は伏せておこうか。」
礼儀作法の観点から名乗りはするが、不機嫌丸出しで件の龍をジロジロと眺めた。
もし万が一こやつが選ばれれば、ペットもどきがまた増えるのかと胃がキリキリしている。
「”ペット”を連れてくるとは随分と余裕な事ですな?
これからお前を見定めるのは、我が主のゼウス様である。私からは何も言う事はありませんぞ。」
敢えてペットと呼び、またゼウス様へ第一に詫びぬとはなと嫌悪感を隠す事なく告げた。
>>191 ヘラ
台の上、そりゃそうだ。普通は作らせたら飾るだろう。
うちの神殿だけだろう、あんなに雑多に物が並んでいるのは。美しいものは好きだが美しいものを美しいままにしようとする努力は醜いとする、完全美はあるだけで完成してるらしい。
「わかる、様つけちゃいそうになるよね。」
自然と笑みが出る。慣れない環境で慣れないことをしようとすれば一挙手一投足がぎこちないのもご愛嬌だ。
「大丈夫、変なことしてもチクったりはしないから。
いやでも、ゼウス様は全てお見通しかなー。」
にっと笑う口の犬歯は異様に鋭いように見えた。
>>183 レフティス
レフティスは俺の姿をみとめると、表情をほころばせた。
そそっかしい眷属ではあるが、世話が焼ける者ほど可愛く思えるものである。
「ホメロス曰く、相互信頼と相互扶助にて偉大なる行為はなされ、偉大なる発見がなさる。
そこから得るべき教訓は、ゼウス様のお役に立つためには、臣下である俺たちが互いを信頼し、助け合うことが大切だってことさ。
あいつはレフティーにやきもちをやいているんだよ。レディの余裕で受け流してやるといい」
手を伸ばして、軽く頭を撫でてやる。
「それじゃあ、またあとでな。」
/*
僕はポセイドンだよって言っちゃったけどさ、これ、一応ポセイドン様の元選ばれたんだよって言った方がよかっ………??????まぁ。いいか。ここではポセイドンって名乗らんとあかんし。変なことするよりマシか。
>>202 ヘラ
「あっ!!そこまでしてもらわなくて大丈夫です!
……えいっ!」
✵これで疲れてる人ー!なんて言って探したら神官様に大目玉を食らうのだ。何せ、前にそれに似たことをやったからわかる。
自分の人差し指に、思い切り噛み付く。犬歯が刺さり、血が溢れ出た。
当然、痛いのでじわりとレフティスの双眸に涙が溢れる。✵
「……いったーい!じゃ、なくて!」
>>202 ヘラ(続き)
✵すう、と小さく息を吸って心を落ち着かせれば、琴が響くような可憐な歌声が彼女の声帯を震わせた。✵
「🎼.•*¨*•.¸¸♬〜〜♪〜♬*.:*■■■〜〜♪♩♬」
✵どの国にも当てはまらない言語を、メロディーに乗せて口ずさむ。
心地よい音色が空間へと流れれば、レフティスの指から溢れる血は止まり、みるみるうちに傷は癒えていく。✵
「……これが私の魔法です。
どんな傷も、死してさえいなければたちどころに治してみせます。もちろん、疲労回復も可能です。怪我が大きれば大きいほど、時間は掛かりますが……」
✵どの回復魔法より強い力をもつのは、ゼウスの眷属故だろう。
尤も、天空島にいて怪我をした事なんてほぼないので、使い所はないのだが。✵
>>200 アトラスさま
?
アトラスさま、よんだ?
[ペット、という単語に反応してシャルルは顔を上げる。アトラスの傍に駆け寄り、首をこて、と傾けた]
>>164 アテナ
「アテナ!そうかそうか、御仁が守護神アテナ様の!
アルテミス様がよろしくお伝え下さいとのことでした!
我は伝えたぞ!そしてもちろん、我のこともよろしくお願いします!」
口角をぐいっとあげて輝くように笑う。
「ほおおぉぉぉぉ!カザキリ!いい名前を貰ったなあ!」
触れられることを好まないと聞いて、少し気落ちした顔を見せるもすぐに気を取り直したようで、誇り高き飛龍をあっちから見たりこっちから見たり楽しそうにしている。
「…む!すまない、ちょっとだけ気持ちが昂ってしまった。失礼があったら詫びる。ごめんね!」
>>185 レフティス
拍手をもらえれば満足そうに口角を上げる。
これ自体は魔法でもなんでもなかったが、喜んでくれる観客がいればついつい調子に乗ってしまう。
ピンク色にオレンジ色…興が乗った指先はどんどんとその花弁を舞い散らし、フラワーシャワーを作りだす。
水仙、アネモネ、スズラン、トリカブト…植物に詳しいものであればそれらが全て毒を持つ花であることに気づくかもしれない。
まるで冥界へと誘うかのように。
とは言ってもその毒性は彼女が暴走しない限りはきちんと抜き取られている。
「花の魔術師、だなんて光栄です。我が一族の特技ですの。
宜しければ後ほど演舞を披露させていただくお時間をいただけましたら幸いです。」
/*
デメテルちゃんと会うのめちゃくちゃ怖いんですが………まだ齢17の男の子なんです……許して……:(´◦ω◦`):
>>189 アトラス
「心外だな、俺が眠くてサボったみたいな言い方はやめてくれ。
武具やホールの点検は済ませたし、他はオマエに任せていいかと思ってな。俺はな、アトラス。早く決闘が見たくて仕方がない」
心外もなにも眠かったのは事実だが、適当な言いわけを連ねる。はたからどう見えるかは分からないが、兄弟のじゃれ合いのようなものだ。
「はは、健気だな、アトラース。」
頭に血がのぼっているアトラスを見て、俺は思わず目を伏せて笑う。
「なに、一緒にいるだけが“一番”じゃないさ。ゼウス様は全てを見通すお方。常にわれわれのそばで、われわれを見ていらっしゃる。
レフティスとも仲良くやろうじゃないか。オマエの頑張りもきっと評価してくれるよ」
軽く背中を叩いてやった。
❋ペルセポネらしさどこで出そうかと思って水仙に毒があるからじゃあ毒花の使い手になるかーーーってなった
そういえばイヴも水仙の毒で自殺してたわ 草❋
❋毒性の花を生み出してしまうから落ちこぼれだった訳ですね。無闇矢鱈に力を使ったら人を殺してしまうから。今は訓練されているから毒は抜けているけど暴走したらどうなるか知らない❋
>>204 イーリアス
「!」
✵きゅぴーん!と閃いた表情をしてみせる。イーリアスの言葉は何となくわかるらしい。✵
「やきもち、やきもちですか!そう思うと可愛いですし、頑張って仲良くします!」
✵頭を撫でられれば、くすぐったそうな笑みを浮かべるが、にこにことしている。
兄のような彼に、頭を撫でられるのはいつでも嬉しいものだ。✵
「はーい!ばいばい!です!」
✵軽やかにぴょんぴょん跳ねながら、イーリアスの背を見送った。
神官である彼は、参加者とも話す役目を仰せつかっている。寂しいが、私情でわがままを言うようなことはしなかった。✵
/**/
イーリアスはホメロスによる長編叙事詩でギリシア最古最大の作品。ホメーロスが「付き従うことを義務付けられた者」って意味だから、最初ホメロスって名前にしようと思ったんだけど、イーリアスの方が可愛いからこっちにした。
口癖はホメロスの作品から文章を抜粋して、教訓語りをすること。
魔法は考えてることを勝手に本に書き込んでくみたいなのにしようと思ってたけど、エルダードワーフなら地属性の魔法とか鍛治かなって。
ちなみに本来のエルダードワーフは身長が小さくて筋肉質、髭などの体毛が濃い。イリアは身長低めってことにした。
あと酒に強い。
❋ペルセポネの出典他の神より少ない気がする??わからん。水仙の花畑で連れ去られたらしい。少女と称されたり花の神、後は春の神か。ザクロの実は絡めるの大変そうだからいいかなー。私の解釈するペルセポネはなんだかんだハデスのことは好きになっていくんだけど、複雑な気持ち。
なんか愛していた人間がいたらしい草。ギリシャ神話マジでそんなんばっかだな。❋
>>203アフロディーテ
「一番身近な神様ですから……それにしたって僕はヘラ様とは似ても似つきませんし……」
そうだ、似ているといえばアフロディーテさん!
噂に聞くアフロディーテ様は女性の美しさらしいので、このアフロディーテさんには似ていないのかもしれないけど!
「エェー、一つ確認しなくてはならないことがあって……アフロディーテさんって男性の方、ですか…?」
身長も僕と変わらない、おそらく見た目としても男性だと思うんだけど…
それより何より男性であってほしい!
「え!そんなうっかり失礼したことが報告されたらまたヘラ様に怒られてしまうのでご勘弁ください!
ヘラ様のお叱り…頭に響くんですよね…」
/**/
最初、ヒュプノスのキャラチップが余ってたら使おうとしてた。
エルフもありかなって思ったけど、クロエでハーフエルフしたからもういいかって。
でも、ヒュプノスのキャラチだったらダークエルフとかにしてたかも。
>>208 シャルル
「……お前の名前はシャルルでは?ペットだが、そのペットではなくて……全く。」
呼べば来るようにと言ったのは自分だったので、もう何も言うまいとやれやれと首を竦めた。
「そうだ、シャル。お前もこれを書いておきなさい。
見知らぬ奴らが多い。お前がゼウス様のペットだと見抜けず、ただの野ウサギだと狩ってしまう愚か者がいるやもしれませんぞ。
字は今、教えてる最中ですな?」
ペットに学はほぼない。だが、字の書けるペットは希少価値が高かろうと、芸の一環として教えこんでいた。
エントリーシートとペンを渡して、その場に屈む。分からない字があれば教えてやるつもりらしい。✵
>>208 シャルル
「……お前の名前はシャルルでは?ペットだが、そのペットではなくて……全く。」
呼べば来るようにと言ったのは自分だったので、もう何も言うまいとやれやれと首を竦めた。
「そうだ、シャル。お前もこれを書いておきなさい。
見知らぬ奴らが多い。お前がゼウス様のペットだと見抜けず、ただの野ウサギだと狩ってしまう愚か者がいるやもしれませんぞ。
字は今、教えてる最中ですな?」
ペットに学はほぼない。だが、字の書けるペットは希少価値が高かろうと、芸の一環として教えこんでいた。
エントリーシートとペンを渡して、その場に屈む。分からない字があれば教えてやるつもりらしい。
母性 ヘスティアは、求婚者 に希望を変更しました。
処女神の神官として純潔を守ってきたのですから。この場くらいでは少し羽目を外してもみたいですわ。
ゲーム、ですし。
>>211 ペルセポネ
✵ふわふわと舞う花へと手を伸ばし、優しく触れる。毒性があるものとは、レフティスは気付いてないらしい。✵
「ほわー……綺麗です!お花がこんなにもいっぱい!
ゼウス様でしたら、広間にいますが……あっ、先へお進みください!」
✵そういえば、足を止めさせてしまっていたな、と神殿の中へと案内した。✵
>>206レフティス
「いえ、これぐらいなら大した労でも……
………え!」
レフティスの突然の自傷行為に目を丸くする。
血を使う呪い!?
それなら求めないほうがよかっ……
慌てて止めようと思ったところでレフティスが歌い出す。
何とも言えず心地の良い音楽に意識を奪われていれば、彼女がつけた傷はみるみると治っていった。
「回復魔法…体力も回復できるんだ……すごいです!
僕、ここまで強い回復魔法は初めて見ました!
あまり怪我の経験はないんだけれど、神殿の方が使っていた魔法ではもっと時間がかかっていたように覚えているから」
「うん、でも、治るからといって傷を作るのはやめましょう。
ヘラ様も魔法には頼りすぎないようにといつも仰られていたので」
傷のあった場所をもう一度傷が癒えたか確認するため視線を投げる。
>>205 アレス
「そうですか。じゃ、ありがとう、みたいな感じでいい?」
帳が降りると共に肩も口も軽くなっていく。
こういう場では抑えなきゃいけないなんて思っていたが全能神様の前で何かをひた隠すことも愚かなことだと半ば諦めた。
自分と神の立場を定義できる強い人だな。
侵攻とか崇拝とか依存とか溺愛とか、目を抉られたような関係ではないそれは非常に尊く思えた。
「煩い男、」とちらりと件の彼を一瞥する。
まあ、元気だな、という印象で。
元気で収まっている間はそれでいい。
それまでは、向ける牙もない。
「思い知らせる、か。確かに試験もあるし、その中に戦闘試験がないはずは無いしね。するまでも無いけど、応援してますね。」
血が滾る、訳では無い。戦いは好きじゃないだけどこんな粒ぞろい場に恥じない戦いをしないとな。
アポロンは久々にひとりを満喫していた。
否、夜ですらぼんやりと光る彼は"アポロン"からは逃れられないのだが。
「……あのクソッタレが。
アイツの側で200年?冗談じゃねえ。オレ様は絶対にあの島から逃げ出してやる。」
カワイイ至上主義、ハイパースイーツ愛と恋至上主義。
『だって好きになっちゃったんだもん、キミがカワイイのがよくないよね?』
と、赤子の頃から"アポロン"の加護をフルパワーで受け続けた結果、その権能はアポロンにすっかり染み付いていた。
愛であり、呪いであり、ヒトとして歩んだアポロンの23年の生涯は"アポロン"からすればわずかな瞬き程度の時間。
『まだまだ愛し足りないのにぃー!!
仕方がない、ボクの名前を持っておいき。推薦状だって書いてあげる』
中身はアポロンが知る由もない。
曲がりなりにも本物の神が施した封はヒトの身である彼には解くことはできないのだった。
>>198 レフティス
「あ!そうそう、ディオニュソス様の選定の儀を受けて参りましたっす!」
神の名を名乗り忘れたことにやべっと思いつつへらりと笑う。
「うぇっ寝癖?!」
神殿の入り口から見える面々はしっかりと正装している。
そんな中寝癖をつけたまま中に入る度胸はさすがにない。
パチンッ
「ーーミスト」
指を一つ鳴らして呟くと自身の頭上にだけふわふわとした霧状の水滴が降ってくる。
『霧雨よ、我が頭上を舞え』という正式な詠唱もあるが、こんなことでわざわざ唱えるのは羞恥死しそうだったので生活に便利なお手軽魔法は必死で省略系を編み出したものだ。
髪がしっとりと濡れたところでもう一度指を鳴らして止ませると、レフティスの手が届くように屈んで頭を向けた。
「これで届くっすかね?」
>>196ポセイドン
神様の名前を聞き、微かに眉間が動きます。無理もありません、海を司る神様が人魚について把握していない訳が無いのです
もしかすれば、自分のことも知られている。しかしこのスピーカーに興味を持つということは知らない可能性が?
否、これは人間の姿を得てからのプレゼント。このスピーカーだけ知られてない、ということも大いにありえる。どちらなのだろうか。
『これかい、この姿だと声が出なくてね。うちの神様が不便だろうと見繕ってくれたんだ』
『俺はヒュプノス。眠りの神さ』
ほぼ親戚があつまる神の中で1番異質で、マイナーではなかろうか。知られていないことを前提に話を進めます
興味の沸いた人間と話終えた後に。
この神殿の責任者の姿を探す。目に入ったそれらしき姿は。
1,レフティス
2,イーリアス
3,シャルル
4,アトラス
1(4)に声を掛けた
「もしもし。すこし良いかな?」
興味の沸いた人間と話終えた後に。
この神殿の責任者の姿を探す。目に入ったそれらしき姿は。
1,レフティス
2,イーリアス
3,シャルル
4,アトラス
1(4)に声を掛けた
「もしもし。すこし良いかな?」
興味の沸いた人間と話終えた後に。
この神殿の責任者の姿を探す。目に入ったそれらしき姿は。
1,レフティス
2,イーリアス
3,シャルル
4,アトラス
2(4)に声を掛けた
「もしもし。すこし良いかな?」
>>212 イーリアス
「……わかっている。言わせるなよ、イリア。」
自分を信頼しての一言だと知っているから、茶化していたが。気恥ずかしくて肘で軽く小突いた。
「ふ、気持ちは同じというわけか。私もですぞ、イリア。
……決闘を申し込まれれば、相手にしてやらん事もありませんがな。まっ、そのような命知らずはいないかもしれませんな!」
ははは!と高笑いを浮べる。とは言え、格下の者から決闘を申し込まれたなら断る気はさらさらないが。
「……まあ、そうですな。
……あのちんちくりん小娘がこれ以上やらかさんか不安ではありますが。
仲良く、なあ。あの砂利がもっと素直であれば……。」
ぶつくさ言いながらも、友の言葉は確かに胸に届いていた。
素直ではないケルにしては珍しく肯定しているのだから間違いない。
そして、日陰をからかって遊んだ光球を指から弾き出してはジャグリングのように投げてはひとり楽しんでいた。
「さて……まだ時間はあるな?」
ブラブラと歩き始めた。
本当は夜歩きを楽しみたい気持ちはあるが、どうにも体が光る。
「はー……輝き続ける男ってのも、罪なもんだ。」
昼間のなりを潜めたその体を、とっぷりと暮れた濃紺の空を全身に受けるようにそこらの草に横たえる。
「神話よろしく、くっそろくでもねえこと、起こらねえかな?」
今までのトラブルは全て"アポロン"に由来するもの。
アイツの関わらないトラブルを楽しんでみたい、そんな思いを全身に巡らせ、ただ暇をつぶしていた。
あまぐりさんのシャルルはずるい……こんなの愛さずにいられない。おいでおいで。
ナデナデしとこう。噛みつかれてみたい。
>>217 デメテル
「あら、お気に障ったのならごめんなさい!
ラミアは蛇と同じく、聴覚が抜きん出ているんですの。それで……
誓って貶したわけではございませんわ」
眉尻を下げ、気遣わしげな視線を送ります。
けれど続く言葉にはカラッとした苦笑いを浮かべて答えました。
「"悪い"……そうね、そんなこともあるやもしれませんわね。
わたくしも、人の姿に変化できるようになるまでは、似たような暮らしを送っておりましたもの」
「でも彼女達にも悪気があるわけではないのよ。生きるためなのです。
森の中で狩りをすることはあっても、デメテル様の寵愛を受けた鳥達やその子らにまで牙を届かせるようなことはありませんわ」
「そうね、そういえばポセイドンやヘラ、ハデスもここに居るはずですわね。
呼び捨てるのはなかなか背徳的ですけれど。
わたくしもあなたも主の名を名乗る者として頑張りましょう」
>>225 ハデス
冥府の神ハーデース。ハデスといえば人狼物語でペルセポネと恋仲となったことで有名だ。
呼び止められて振り返り、俺は相槌のかわりに瞬きをした。
「僕になにか用か?」
>>219 ヘラ
「えへへ、ゼウス様の眷属ですから!
……へっ?あっ、ありがとう、ございます……?」
✵親身に叱られた気がして、悪い気はしなかった。
傷はちゃんと癒えている。この魔法しか使えないからこそ、これだけはきちんと出来るのだ。✵
「……実は私、この魔法しか使えなくて。
あっ!でも踊りも得意です!魔法じゃないですが、くるくるーって回れます!」
✵つま先立ちで軽やかなステップを一節ほど刻む。
アンクレットに付けられた鎖と鈴の音が耳障りのよい甲高い音を鳴らす。
正式な踊りは、この人の前だけで。いや、優しいこの人のためだけに披露したいな、と思っていた。✵
「今度、ちゃんとしたものをお見せしますね!」
>>216 アトラスさま
……? うん、シャルはシャル。ペットのシャル。
それ、かけばいい? わかった。
ん、なまえはかける!
[ペンとエントリーシートを受け取って床で書き始める。意味の分からない欄はアトラスの説明を聞き、ぐにぐにと埋めていった]
[じっくりと時間をかけて紙に向き合い、書き上がると両手でぱっと持ち上げる]
かけた! アトラスさま。
[無表情ながらにどこかやりきった顔で、少年はエントリーシートをアトラスに手渡した]
>>197 イーリアス
大神ゼウスの神官という男に改めて向き合う。
礼を失することのないようにせねば。
「神官殿、お声がけ痛み入る。我が名はアテナ。恐れ多くも女神アテナの名を冠し、此度の儀に臨ませて頂く。」
と、神官が手袋をした手でカザキリの顎に触れようとする。
先程からいつになく注目を浴びて多少無理が出ていないかと懸念されたが、当然、格上であるゼウスの神官のすることに手を出す訳にはいかない。
カザキリには、もう少し頑張ってもらうことになるが、彼の龍の、耐久力に任せることにした。元より、共に入る限りは、共に乗り越えなければならない試練である。
傍らの龍に目で合図をする。
飛龍は、「ぐる…」と僅かに声を漏らしたが、イーリアスにされるがまま、顎を撫でられていた。
「如何にも、此れは我が相棒と申し上げて差し支えない関係にある飛龍。人馬一体ならぬ人龍一体の戦い様、大神ゼウスへご覧に入れたいと存じております。」
>>223 ディオニュソス
「……水魔法?ほへー……あ、ありがとうございます!」
✵他の魔法が使えない分、降り注ぐ霧の水滴に見入っていたが、目の前の男が屈めば礼を言ってから生え際に沿って頭を撫でる。
水滴がある事もプラスして、寝癖は比較的簡単に整うことだろう。✵
「……うんっ、バッチリ!です!」
✵にこーっ!と笑って、自分の持つ手鏡を渡した
乙女の嗜みである。✵
/*シャルル………………………………。
凪さん特効なんだけどぼくにも効いてる。ほんと栗さん許せねぇ大好きか???*/
>>224 ヒュプノス
なるほどね。ヒュプノス様の所から来たんだ。通りで怒らないわけだ。彼は、穏やかで心優しい神性だと聞いているから。
……ん?あぁ、じゃぁ、もしかしてこの人が、ポセイドン様が言ってた人になった人魚、なのかな。
「……いいじゃん。カッコイイよ、それ。」
首元のスピーカーはその神様からの贈り物ってことか。声を奪うなんて、人魚もなかなか面倒臭いことをするよね。…その理由がどうであれ、さ。
「ヒュプノス様のことは知ってるよ。ひと通り勉強してきたつもりだし、ここに参加する人のこともね。ある程度なら。
……まぁ、別に、だからどうという訳じゃないけど。別に身構えなくていいよ。ね?」
なんて言って小首でも傾げてみようかな。
「あ、それよりもさ。さっきからずっと池を眺めてたけど、もしかして泳ぎたかったりするの?」
泳ぎたいならお手伝い出来るけどなぁ、って、人さし指をくるんと回して池の水をパシャパシャと楽しげに跳ねさせてみせた。
今度はちゃんと彼にも見えるように、ね。
>>233 シャル
「……よし、飾っておこう。頑張りましたな、シャルロッテ。」
書く所も、最後のチェックも終えれば頑張ってたペットの頭をくしゃくしゃと撫でる。
芸が出来たら褒める。ペットへの対応の基本だ。
/*
なんか、知ってて良さそうだったから人魚ね、ハイハイって返しちゃったけど、知らん方が良かったのにいいいとかいうあれならごめんね………………ね…………
>>232 ハデス
「よい心がけだな、ハデス殿。大広間の西の廊下から出られる庭は、鍛錬場として使われている。広間かその庭であれば、好きに使ってよいとゼウス様が仰っていた。
決闘をする場合は僕たちの誰かにいえば立ち会おう。大広間に武具も揃えているから、入り用なら御自由に。」
そして、少し考える。
「そうだな。鍛錬なら僕がゴーレムを出しておくが……決闘相手ならアトラスが向いているかもしれない。せっかくだ、立ち会おうか?」
>>226 アトラス
俺はつられてふ、と頬をゆるめた。マスクで隠れているから、伝わったかどうかも分からない。
「一番の神官様の活躍もぜひ見たいところだな。けど、あまり力の差を見せつけすぎるなよ。」
そして、ハデスを目で指して提案する。
「それで、アトラス。彼がご指導ご鞭撻を振るっていただきたいんだそうだ。相手をしてやったらどうだ?」
>>200 アトラス
「アトラス殿。以後お見知りおきを」
選定の儀に合格すれば、共にゼウスに仕えることになる。神官の中でも力のありそうなアトラスの不興を買うことは避けたかった。
カザキリを『ペット』呼ばわりされたときに、ピクリとしてしまう。まだ修業が足りぬな、と内心で反省した。
「は。私の得物は大槍に御座いますが、此の龍が居りますれば、機動力が上がり、より力を発揮することが可能。武具のようなものとお考えいただきたく。
また、ご忠告感謝申し上げる。大神ゼウスは何よりも優先されるべき御方、最上の神の御不興を買わぬよう、精進して参ります」
胸に手を当て、礼を示す。
後ろに控えていたカザキリも、「グウ」という熱を帯びた吐息と共に、彼を真似て頭を下げるだろう。
>>215 ヘラ
「あははははは、面白いですね。そっかぁ、性別わからないですよね。エントリーシートには書いたんですけど。」
我ながら色々中性的すぎる。こんなもさっとしたコートじゃ体型も分かりにくいだろう。
あー、楽しくなってきてしまった。
夜が始まってしまった。
「"どっちだったら、嬉しいですか?"」
そんな不完全な質問が僕の答えだ。
意地悪い顔も可愛いでしょ?美しいでしょ?
「ヘラ様のことは我が女神からもしばしば、お母さん気質、ってとこも関わってるんですかね?」
シャルとパトが足して2で割ったみたいな……
ちょっと陽の気が入ってるんだよね…
シャルは「ん、」じゃなくて「ん。」なんだよ、この違いわかって…
>>230 アレス
「風雅な女性も軍神の傍人だったらうかされるって話?
研がれて隠されてる爪も、その綺麗なお召し物も、血で汚さないようにお互い気をつけようね。」
「ねね、実はアレスに頼みたいことがあるんだけど、でもある程度の強制力がないと頼めないことなんだよね。
だから、もし戦うことになった上で僕が勝ったら一つだけお願いきいてくれない?」
✵皆のエントリーシートを広間の掲示板に貼り出して、ちょっと大きな声で通るように話し出す。
そうしなくとも、誰がどこにいても伝わるようにゼウス様に声の伝令魔法、テレパシーを掛けてもらったのだが。
これで、島内に入れば皆の頭にレフティスの声が響くのだ。
これから大切な話があるのだとすぐわかるだろう。✵
>>ALL
「……こほん!皆様方、お揃いになりましたので今から儀について説明を行います!」
「…………えーっと」
✵早速内容をド忘れしたので、カンペの紙を取出す。神官であるケル様の怒りの雰囲気が後ろから漂ってくるが、今は気にしない。✵
>>ALL(続き)
「本日は天空島にお集まりくださり、ありがとうございます。
眷属選定の儀は、全能神であらせられるゼウス様が公平に試練を考えております。
まず、明日の朝に神官であるアトラス様から試練を発表されます。その試練を聞いて、実行する事が明日の課題です。
今日から見て2日目以降の試練は神代の頃のお話、『人狼物語』に沿って行われます。
ポピュラーなお話ですので、読まれた方も多いかもしれませんが不明瞭な方は神殿の書庫に本がありますので読んでください!
ざっくり分けて神々陣営、人狼陣営、蝙蝠人間陣営。後は求婚とセイレーン……魚陣営にわけます!
神々陣営を尊き色として献上品にも使われる『白』。
人狼陣営を淀みがあるとして晴れの日には避けられる『黒』。
蝙蝠人間はどれにも当てはまらないので『灰』とわかりやすく例えてください。
ペルセポネ様に求婚した神様ことハデス様は『求婚』、セイレーンの血筋のポセイドン様は『魚』と例えるのががわかりやすいかと!
詳しい説明がゼウス様からありますので、お話を変わります!
ゼウス様、お願いします。」
>>234 アテナ
俺はわずかに笑みをこぼした。
「なるほど。賢いな、この龍は。ホメロス曰く、生き残る種とは、最も強いものでも最も知的なものでもない。
この言葉から得るべき教訓は、変化に最もよく適応したものが勝利を得られるということだ。
アンタたちがゼウス様のお眼鏡に適うことを祈ろう」
そっと、顎から手を離す。
「そうだ。大広間にゼウス様がいらっしゃる。挨拶がまだならば、先にしてくるといい。」
>>240 ヘパイストス
「そのような意味が込められる場合があるのは……初耳であった。知恵の神の名を冠する者として、今後は頭に入れておこう。」
彼女の表情はにこやかだが、その目の光だけが少し浮いて見えた。
飛龍の威嚇に驚いた様子を見せる彼女を軽く睨む。
「そう気安く触れると危険だ。龍種にも色々ある……此れはよく訓練しているゆえ大事無いが、無駄に争うことになっては、龍も気の毒というもの。
この儀に訪れる者ならば、野生の飛龍の一つや二つ、軽く相手に出来るのであろう」
と、話した後、イーリアスへ話しかける彼女の言葉を聞いて眉を顰めた。
>>243
「……ヘパイストス……?」
「と、そろそろ説明の時間か。ホメロス曰く、人の話に耳を傾けよ。この言葉から得るべき教訓は、語るまでもなく人の話は静かに聞けってことだな」
「試験は、人狼物語に準えて行う。知らない者はいないだろうが、改めて説明しておこう」
ざっと辺りを見渡す。
テレパシーで聞こえているだろうが、多少姿が見えないものもいるだろうか。
この場に姿が無いものは、時間と約束が守れない者だと、頭の片隅に留めた。
「その昔、人狼という化け物が現れ我々の身体を奪い、俺に変わってこの世を治めようとしていた。確か、『アトラス』が犠牲になり、事が露見したんだったか。
これを好機にと、ハルピュイアまでもが一人の身体を奪い、はたまたこのような事態に色恋沙汰にうつつを抜かしていた者もいた。これが概要だ」
>>228 ヘスティア
「蛇は聴覚が鋭いのね、そしてやっぱり鳥さんの卵を奪ってしまうのね。そんなことも初めて知った。あなたといるとたくさん学ぶことがありそう。」
こちらも気にすることなく、むしろ新しい学びを得て興味の火を灯す。半獣の彼女からは、真人間のいやらしさをさほど感じないのかもしれなかった。
「デメテル様は気にしすぎなの。この世の生きとし生けるものを全て守ろうとして、どうにもならないことはわかっていて…全ての生き物が飢えないようにするには、卵を食べることだってもちろん必要なことなんだよね」
もちろん握手に応える。爬虫類特有のひんやりとした体温が伝わってきたかもしれない。
「人狼に身体を奪われずに、その力を持って人狼に対抗した【神々サイド】
『ヘラ』は全てを見通す力の一部を持っていた。その力で【一日に一人、その者の本質を暴くことが出来る】これを【占い師】と呼ぼう。
この力を行使すれば、人狼に取り憑かれた者ならば、黒く。この地に元から居る者ならば、白く見える。ハルピュイアに取り憑かれた者は、真実が暴かれれば、その力に耐えられず命を落とすだろう。
俺の子供のうち、『アレス』『アポロン』は、疑わしき者を幽閉した結界を僅かに覗くことが出来た。【人狼に取り憑かれているか、否か】のみだが。占い師と同様に人狼に取り憑かれた者は黒く、それ以外の者は白く見えるだろう。この力を持つ者は【霊能者】と呼ぼう。
近しい力を持っていた『ヘパイストス』と『ヘスティア』は【他の者には聞こえない秘話を交わす事が出来た】その力を持って、皆をまとめ導いていたな。この力を持つ者達は【共鳴者】と呼ぼう」
「狩猟を司る『アルテミス』はその弓で【毎晩、一人を密かに護衛していた】人狼の命を奪うことまでは出来ないが【護衛対象が狙われれば、人狼の襲撃を退けていた】。この力を【狩人】と呼ぼう
狙った来た者が誰であるか、姿をはっきりと見ることまでは手が回らなかったらしいが、痕跡が残っていることぐらいは確認していたな。
『デメテル』や『ハデス』も人狼を退けようとしていたが、【彼らの持つ力では適わなかった】な。守ることが出来なかった時にその事を知ることとなるが。守ることが出来ない、所詮紛い物だったこちらの力は【闇狩人】と呼ぼう。
ああ、だが紛い物の力でも『デメテル』は上手く使いこなしていたな。守ることが出来なかったはずの者が生きていることから、憑狼に取り憑かれたのだと言ったのだったか」
「もちろん、どのような力でも使い方次第だがな」
晴雲秋月 アレスは、霊能者 に希望を変更しました。
「身体を奪われ、その力を使われた【人狼サイド】人狼達は、【俺達には聞こえない声で言葉を交わしていた】
都市の守護女神とも呼ばれた『アテナ』の力は防衛。【真実を覗こうとした占い師を返り討ちにするものとなった】攻撃は最大の防御といったところだな。これを【呪狼】と呼ぼう。
『アフロディーテ』は愛と美の象徴。同時に、欲望も秘めていた。その力で人々だけではなく、神々までも魅了し心を征服した。
そうして、【個々が持つ力を暴いていった】。この力は【智狼】と呼ぼう。
眠りを司る『ヒュプノス』の力は使った狼は、夢と現、他者と自分の境界さえも曖昧にすることで【他者の身体を乗っ取り続けた】この力は【憑狼】と呼ぶことにする。
『ヘルメス』はアフロディーテに惚れていたからか【取り憑かれていないにも関わらず、人狼に手を貸した】嘘の才も持つ『ヘルメス』のことだ、甘い嘘だと分かっていても魅力的だったのだろう。
伝令の力を使って【人狼達と会話を交わすことも出来た】」
>>236ポセイドン
この反応的に、知っている様な気がしますね。含みのある物言いにピンときます。隠している訳でもないので、特に後ろめたいことも無く。
……かっこいい、か。
見た目は悪くないが如何せん奏でる音が気に入らない。複雑な気持ちになります。
『おや、ヒュプノスをご存知とは。確かに、事前に学んでくる人の方が多いかな、失礼したよ』
今後、挨拶する時は名前だけにしよう。
『ああ。ここの池は綺麗で。泳ぎたくてきてみたものの、自分のような異質な存在が飛び込むと景観を損ねるからさ。泳ぎは別の所で行うよ』
気を使わせてしまったかな。ただ綺麗で眺めていたけれど、背景を知る人には泳ぎたく映っていただろう。同情のような、ただの親切なのかはわからないが、誰かに何かをされるのは昔から苦手だった
「ハルピュイアに乗り移られ、共倒れになるまで見守っていようとしたのは『ディオニュソス』だったか。
ハルピュイアは危機回避能力に長けていたらしく【人狼に襲われても命を落とすことは無かった】な。目立たないために【他の神を殺すことも無かった】が。
冥界の神、『ハデス』は不器用ながらに『ペルセポネ』へと愛を語りかけていた。『ペルセポネ』が【冥界の果実を口にしたことで二人は運命を共にすることとなった】冥界の果実さえ口にしなければ、と後悔したかどうかまでは知らないがな。周囲から見れば【恋人】と呼ぶに相応しいだろう。
そして、最後に『ポセイドン』はその身を挺して他の者代わりに犠牲となっていた。誰かに代わり【人狼に襲われることが勝利へと繋がる】と考えていたのかもしれないな。
【毎夜、警告を告げるかのように一人にその歌声を届けてもいた】この力は彼の姿に因み、【魚人】と呼ぼう」
「今回の試験も『アトラス』が毒牙にかけられてから始めるものとする。
試験では、希望により役を決める。何を選ぶかも判断基準の一つとするので、よく考えて選ぶように」
追従 ヘラは、占い師 に希望を変更しました。
/*
まぁ、声は聞いてたってことにすっか!その場には別に行かんでもいいやろ!
マイナスになっても構わんさ。大丈夫大丈夫、ここからここから。
しかし、困ったわ。
どんな役職を希望するかも選定に関わってくるなんて。
たまには羽目を外したい、なんて許されないかしら。
/**/
弟でありペルセポネの父親であるゼウスに、デメテルが敬意を持ってるとは思えないんだよなやっぱり…ボロクソに言ってそう
身勝手 デメテルは、C国狂人 に希望を変更しました。
身勝手 デメテルは、呪狼 に希望を変更しました。
/*ハデスこれ、闇狩人と恋人どっちやってたん???
この説明だと求婚してるけど、闇狩人ならベルセポネが求婚したよね?*/
いいえ、いいえ。
軟派な理由だけには留まりませんわ。
そうです。
畏多くも処女神であらせられるヘスティアの名を頂きここに来たのですから。
そんなわたくしが、恋人をつくって選定の儀を終えたその場に立つことができていたのなら。
どんなことでも為せる、最上の者と認めていただけるに違いないわ。
「ハデスは、人狼を退けようとし、かつベルセポネへアイを語りかけたと
随分いそがしかったようだ
あくまで、前回の配役で。と言うはなしだろうが
まぁ。不器用と言うのはとてもうなずける」
>>257 >>261 ヒュプノス
僕の申し出はやんわりと断られた。
ま、確かに池で泳ぐよりもっと相応しい場所がありそうだしね。池で泳いでる事がゼウス様にバレでもしたら大目玉食らうんじゃない?
……なんて、ちょっと見てみたかった気もするけどさ。僕はそこまでお節介じゃないから。変なことには首を突っ込まない主義なんだ。
「ん、そうだね。行こっかぁ。」
人さし指をピタリと止めれば、跳ねていた水も踊ることを止める。
ヒュプノスの誘いに頷いて、広場まで向かおうか。説明会とやらがあるらしいから、その時間には間に合うようにしないとね。
まぁ、人狼物語ってのも一応知ってはいるけど、詳しくは知らないんだよね。
さて、ポセイドン様はどんなお姿だったのかな。少し楽しみだ。
>>ALL
「ゼウス様からのお話は以上です!
ゼウス様、ありがとうございました!
追加で、【2日目以降からは私が考えたお題を朝に発表】させていただきます!
これは、出来なくても問題はありません!
ただ、2日目以降は自己アピールをお忘れなく。得点として換算されますので!」
🍅希望理由をこじつけこじつけ。レフティスとゼウス様の、不得手なことわざわざせんでええで、問い合わせくだりはヘスティアの知るところではございませんからね……
――時は少々遡る。
>>152 アポロン
「わぁ、すげーや」
豪快な笑い声とは反対に、まばゆく、しかし包み込んでくれるかのような光。
ふと兄のことを思い出し、今頃何をしているのだろうかと考えてしまった。おそらく、我が主人の使いっ走りにされているのであろうが。
「はは、恐れ入ったよ。
太陽の恩恵、有難く頂戴した……いや、アポロンによれば、ずっと受けていたってことね?
自覚させてくれてありがとありがと」
ぱちぱち、手を叩く。
彼自身は心からの称賛のつもりなのだが、もしかしたらはたから見たら気だるげに見えたかもしれない。
「今後も照らしててね、よろ」
>>ALL(続き)
「皆様方が気になってるかもしれませんが、人狼物語で言うところの、人狼に殺害された神様と、幽閉された神様達がいますが此度はどちらも【神殿の地下室へ幽閉】させていただきます!
地下室は神殿の鏡移しですので、問題なくお暮らしいただけるのとゼウス様は見ていらっしゃいますから、自己アピールも可能です!
後は、アトラス様役の神官様は地下室奥底で瞑想をなさっていますので、皆様のお声には答えられません。これは、人狼物語を厳かに行うための工夫ですので、ご了承ください!
地下室での皆様方のお世話はイーリアス様に行っていただきます!
そして、きっとたくさん考えることがあると思うので広間に記憶の水鏡を用意させていただきました。覗き込めば、過去の出来事が振り返れますのでご自由にお使いください!」
ゼウスの話しが終わればゆっくりと頭を上げる。
ふむ。恋人陣営。
ペルセポネ様はハデス様のことをどう思っていたのでしょう。尊大なお方の考えていることなどとても計り知れるものではないものの。
私は知っているのだ。
ペルセポネ様はとても愛しみ深く、それでいてとても寂しがりやなのだと。
……案外悪くない関係だったのかもしれないな、なんて。
それにしても人狼物語ね。
大婆様から聞いたことはあるけれど…希望する配役も評価基準に?
首を傾げる彼女の頭にぽんぽんと花が咲いていく。
記憶の水鏡は大きなアーチが取り付けられた噴水の形をしている。
大理石で造られた為、上品な光沢と地上にいる動物達の細かい彫刻が土台へ丁寧に彫られていた。
真ん中からは水が湧き上がり、緩やかな弧を描く。
中を覗けば、青々とした透き通った水が満ちていることだろう。
そして、その人に纏わる過去の記憶を客観的に『視る』事が出来るのだ。
魔法道具の中でも最上位に上がる代物だが、ゼウスの神殿には当然のようにそこにあった。
>>ALL(続き)
「それでは、ご質問などがあれば各々個人的にどうぞ!
本日は明日に備えて英気を養う日。ごゆっくりお過ごしくださいませ!」
雷霆の神がその玉座に着くのを見届けると、彼女はつるりと立ち上がります。
「人狼物語、ですか。ふふ、きっと面白い!
明日が楽しみでなりませんわね」
「さあ、夜のうちに明日のための活力をつけなくてはね。
心身を整えるには、食事と睡眠、それから湯浴み」
(神殿に入る前)
>>235 レフティス
生え際を優しく撫でる手が心地良くて目を細めたがすぐに離れてしまった。
ミストを使わなければよかった、なんて思いつつ渡された手鏡に映る自分を見る。
「バッチリっすね!ありがとうっす。
あ、いい物持ってるんでお礼にどうぞ!」
ポケットから飴玉のように包まれたお菓子を3つ取り出してレフティスの手に乗せた。
「葡萄飴っす!俺達が育てた種なし葡萄に飴をコーティングしただけなんすけど中々美味いっすよー?
じゃあありがとうございましたっす!また!」
ニカッと笑うとレフティスに手を振って神殿の中に入っていった。
/*
なんか、たぶんポセイドンくん(マカールくん)さ、神様にあんまり興味ない気がするんだよな………あと、たぶんポセイドン様ってあんまりゼウス様のこと好きじゃないと思う。
ゼウスのペット ガニメデス が見物しにやってきました。
ゼウスのペット ガニメデスは、見物人 を希望しました。
「なーんでこのタイミングで新しい眷属なんか。ま、ゼウス様の気まぐれも今に始まったことじゃないけど。」
広間へと歩きながら毒づく。彼の御方の傍に侍るのは自分だけでいいと常々思っていた僕にとって、この選考の儀は苛立ちの種でしかなかった。しかし今後世話になることも実際多かろう。世話役候補の顔を一目みてやろうと、広間へ入った。
───ゼウスからの話の前。
>>239 アテナ
「……フン、精々励むがよいですな。」
煽ったが、堪えたか。つまらん男だとヘルメットの下で唇を歪ませた。
龍の事も、実の所は問題視していない。
何かあろうとも、ゼウス様の御身に傷一つ付けられないだろう。
あの御方が冠するのは”全能”の肩書き。その名は伊達ではない。
「あのお話の再現なんて、人に可能なものかな」
思い思いに散ってゆく人を見ながら土をトンと踏めば、そこは元からビオラの花壇であったかのようにたちまち紫の小ぶりな花が栄える。
人を拒むかのようにドーナツ状に生えたその中心で、物想いを始めたようで実は何も考えていなかった。*
ポセイドンと肩を並べて、というには体格差はありますね。歩幅を合わせて向かいました。きっちり、時間は守れました。天空神が現れると傅き、拝聴する。
―ああ。うちの神さんは穏和な癖にえげつない事を。
うっかり海に落ちた神様と、本当に同一人物なのでしょうか。日々の主人の姿を思い出し、首を傾げる。
大昔の伝説は、知識として記憶はしているものの全貌は知らなかった。それもその筈。この男を教育した本人、ヒュプノス神が曖昧にぼかしていました。
人魚のルールしか知らない彼に、陸のあり方、歴史、教養、作法、礼儀、その他諸々はヒュプノスが授けたもの。
海に落ちたばかりに運命を狂わせた男にできる贖罪だと、そばに置き、周りに引け劣らないヒトへと変貌させたのだった。
さて。その恩を返す為にここに来たのだけれども。果たして試験はクリアできるだろうか。
>>286ベルセポネ
「生あると言う、それだけで華が色を誇り合う。それは恥ずべきモノではけしてないだろう。華よ。キミは、ただそこにいるだけで美しいというカチを証明している」
この女性は、ハデスである者の妻の統治下にてあるモノ。ハデスの妻の名を冠するモノ。
日頃から愛の言葉を又聞きしている身であれば、丁重に扱うがとうぜんというもの。
「冥府が玉座の隣には、冥府の華が咲いている。恐ろしくうつくしきベルセポネ。ハデスは、いつもキミの名をいとおしげに呼んでいる。
かんがえごととは、ヒトがこうあったと語り、ゼウスがそうすると言ったハナシの事だろうか」
───ゼウスからの話の前。
>>238 イーリアス
「分かってる、手加減はするさ。」
イリアの目で刺された方を見て、鼻で笑う。
本当に、そんな命知らずがいるとはな。決闘が故に、怪我程度で済ませるつもりではあるが。
「ああ、お望みとあらば。」
>>242 ハデス
「貴殿が私の相手か、勿論だとも。
先行は譲ってやろう。精々、その貧弱な力で足掻いてみせよ。」
(集合前の話)
>>244 アテナ
「我こそ光栄だ。こんな年端もいかぬ異種族の子供に敬意を払ってくれている。もしなにか困ったことがあったなら、我は貴方の助けになろう。約束だ。ああ約束だ!」
これから選別の儀が始まることを忘れているのか、はたまた覚えていてなおだったのかはわからないが、弾丸は満面の笑みとともに自信たっぷりにそう言った。
そうしていると、レフティスが呼び声を上げただろう。
(─.....ああ。やっぱりぃ、ほーんっとに
汚い)
ゼウス様の話を聞いて、アフロディーテの方に視線をやる。
話している相手は...誰なんだろう。
あれがまさか....?
>>ゼウス
「ゼウス様、お疲れ様です。実際に代表者たちが集まりましたが、所感はいかがですか?」
ゼウス様が椅子に腰かけると、俺はうやうやしく頭を下げて声をかけた。
かれこれ200年以上神官としてゼウス様と時間を共にしてきたが、未だに正しい敬語は身につかない。
それでもこうして側にいることを許されているのだから、買われてはいるのだろう。
「まあ、試験は戦いだけではないのですね。
……それもいいでしょう。
全てはゼウス様のお決めになったことでしょうから。
選ばれる身の私たちは、ただそのルールの上で踊りましょう。
……でも、ゼウス様も。
側に置く者が強くて困ることはないはずですから。
ふふ……」
伊達男 ヒュプノスは、占い師 に希望を変更しました。
うーん。時間取れる時と取れない時のムラが激しいから、疑われにくい役職がいいから占い師だけど
慣れてる共鳴の方がいいのかなあ……
(じゃぁ、僕もそれに倣った方がいいのかな。ねぇ、ポセイドン様。)
心の中で話しかけたって、応えてはくれないんだけどさ。まぁ、気休めってことで、ここはひとつ。…だめかな?
温和怜悧 ポセイドンは、魚人 に希望を変更しました。
>>243 ヘパイストス
ハッとしたように口元を押さえる彼女を見て、俺は何度か瞬きをする。
「ああ……別に、僕のことはお好きなように。アトラースは、変なニックネームをつけたら怒るだろうけどな」
もっとも、ケル・ベ・ロスが本名で呼ばれることは試験期間ではないが。
神官である俺たちに対する態度も、ゼウス様は選考要素として見ていらっしゃるだろう。その上で、なんと呼ばれても構わないことは一応伝えておく。
「なるほど。ヘパイストス殿と彼女らは色々とあったようだしな。その刺激的な邂逅を経て今はどうだ? ゼウス様から選び取ってもらえる自信のほどは。」
レフティスが指し示した記憶の水鏡に近づく。
おそらくヘラ様が前々からほしいほしいと仰っていた魔法道具。
似たようなものが東洋にあるって聞いて誰かに探しに行かせたらしいけど、こんなところに…いや、ゼウス様のところなら当然かな。
つるりと彫刻を撫でて中を覗き込む。
「試験が始まる前に一度使っておかないと…」
水の中ではぬるぬると人間が形成されていく。
できた像に見えるのは僕とアフロディーテ。先ほどの、レフティスが話始める前に会話が途切れたところだ。
「すごい…ちゃんと再生してくれてる…」
アフロディーテさんにもお返事できるし、他の方の会話も聞ける。よかったぁ…ゼウス様のご教授、全くメモを取っていなかった。他の方に聞くにしても申し訳ない……
あ、今はアフロディーテさんへの返事からでした!
>>241アフロディーテ
「エントリーシート、今の今まで張り出されていなかったんですから無茶言わないでください……流石にカンニングする勇気はありませんよ…!」
アフロディーテさんのご機嫌は良さそうだけど…少し意地悪?これが素なんでしょうか。
「エェー……」
これは……どう答えればいい?どっちを答えても怒られたりしないかな……
あぁ、もう僕がわかっていないことアフロディーテさんは知ってるはずなのに意地悪!意地悪ですね!
「エェー、僕は男性だったらいいな、と思います……」
蚊の鳴くような声だったろう。でも、答えは返したから……うん大丈夫。
「エ!アフロディーテ様には悪い気持ちはあまり持ってなさげですので。
一番目立つ世話焼きの気質が出るのかと」
>>298 ゼウス
そりゃそうだ。だってゼウス様は、天空神なのだから。彼が想定しないことなんて起こり得ない。
「滞りなく試験が行えるよう、僕も全力を尽くします。」
軽く頭を下げてから、ゼウス様の前から去った。
明朗 ヘパイストスは、共鳴者 に希望を変更しました。
「ふぅん、ヘスティアさんかあ。ヘパイストス様からは1回も名前出てこなかったけどぉ...お相手さんなら知ってるかなあ?」
ヘスティアを探しにとてとてー。
あかん今日ばちくそ眠くて絡んでも寝落ちする自信しかない(寝てない)
大人しく寝て明日に備えよ…自分から声かけにいこ…
オリュンポス12神の関係性知らんけど…
誰かディオニュソスと兄弟って言ってたよな…
とりあえずその辺声かけたい…ヘラは怖いから避ける…ディオニュソス殺されかけたし…
最低限すぎる出だしになってしまったがとりあえず今日を乗り越えた安堵からか睡魔がやってくるので寝室へ向かうことにした。
腹の虫も訴えかけてきたがキッチンの場所すらもわからないので葡萄飴を2つ頬張るとベッドにゴロンと横たわり、落ちるように眠りについた。
>>242 ハデス
>>292 アトラス
「ああ、構わない。ホメロス曰く、実践あるのみ。この言葉から得るべき教訓は、学びは当たって砕けて掴めだ。」
俺は大きく頷くと、大広間の中央へと立つ。
「覆え」と呟いて手をかざせば、俺を中心に薄い銀の膜が大きく張られた。
出入りすることは容易だが、中から外へのあらゆる攻撃を遮断する。武器や魔法が他の代表者に被弾しないための結界術の一つだ。
ゼウス様の御前に一礼すると、俺は二人に中へ入るように促す。
「先行はハデス殿でいいんだったか。やろう」
アトラスとハデスが応じるならば、俺は審判を買って出るだろう。
>>291 ハデス
「有り難きお言葉に存じます。ハデス様のお隣で咲き誇ることをペルセポネも喜んでございましょう。」
半分は嘆いている気もするけれど。半分はきっと本当だろうと願って。間違っていない、大丈夫、大丈夫。
「この良き日に祝福を贈ることをお許し下さい。」
そうしてゆっくりと彼へと向けて右腕を伸ばす。すらりと伸びた指先が僅かに鱗のような光沢を放った後、先ほどまでとは比べ物にならないほどの花弁が舞い出てくる。
ゆっくりを瞼を閉じて意識を集中されれば、まるで神の息吹が如く春風に乗せて色とりどりの花弁が滑らかに曲線を描く指先に乗り優雅に舞い踊る。
やがて花弁たちはキラキラと輝きまた消えていった。
「人狼物語によれば私たちは恋人陣営となるでしょう。ですが、その物語の結末によれば恋人たちは引き裂かれ追放されたとか。ハデス様はどうお考えですか?」
湯浴み、と言っても彼女は変温動物ですから、人間から見たそれは水浴びと言う方がしっくりくるやもしれません。
島のはずれにある池に吸い寄せられるように歩み寄ります。
「まあ、なんて美しいのかしら。
こんなに透明な水、きっとここでなければお目にかかれないでしょうね」
足元からはくるくると風が立ち上り、彼女の身体に絡みつきます。
そうして池の水へその身を触れようとするときには、彼女は蛇へと姿を変えておりました。
とぷり。
人の腕では到底届かないような胴回りの青白い蛇は魚たちと共に水の中を自在に泳ぎます。
>>304 ヘパイストス
「そうか。アンタは雷の魔法が得意なんだったか。その武器を振るう姿が見れることを楽しみにしていよう」
『ああ、蓮の花の香り。なんて––––』
静かに水辺へ身体を寄せながら、その蛇はヒトの形へと姿を変えます。
「なんて、素敵なところなのかしら。
天空島。本当に気に入ってしまいましたわ」
>>310 アレス
アレス。戦を司る男神。声のする方に振り返れば、同じ高さで目が合った。
「もちろん。神官アトラスの戦いは、試験が始まったら見られなくなるからな。見るならこの結界の外にいた方が安全かもしれない。」
ゼウスとレフティスの話が終わるまで跪き、頭をたれていた。
彼にとって、女神アテナにそのような過去があったことは初耳であった。
過ちを隠すような方ではない。恐らく近しい神官らは知っているのだろうとは推測できた。
それにしても、今回の選定方法を聞いたらあの方がどのようなお顔をなさるか、と思うと恐ろしいような気の毒なような複雑な心境である。
……それでも、女神アテナの力は「守護」の力。
彼がすることは決まっていた。
アテナの名を汚さぬよう誇り高く戦うこと、それだけだ。
「……なるほどね。ま、お互いに頑張ろうよ。」
ここまで一緒に来たヒュプノス(>>290)にはそう言ってから別れた。
というか、人魚ってあそこまで大きくなるんだねぇ。僕もポセイドン様にお願いしたら身長伸ばしてもらえるかな?
……いや、無理だな。うん。
だいたい、ポセイドン様にそんな権能ないし、司る力も海と地と、あと馬だし。
「………あぁ、馬といえば。」
フラフラと歩いて、掲示板までやってきた。そして、張り出されたエントリーシートを見る。
ポセイドン様の兄弟の名前を何人か見つけてから、その中に……あー、ほら、居た。
デメテル様の所の(>>135)。参加することは知ってたから覚悟はしてたけど……まぁ、穏便に済むことを祈ろうか。
とりあえず、情報収集といきますか。
事前に仕入れたものは、ここまで事細かに明記されてはいなかったから。敵を知るにも情報がないとね。って、しばらくは掲示板を眺めてた。
髪の毛束から甘く香る水を滴らせながら散策をしていると、何やら面白そうな話が聞こえて来るではありませんか。
「まあ、決闘が行われるんですの?
それもゼウスさまの神官であられる方と参加者が。
素敵だわ。きっと素晴らしいに違いないわ。
あまり野次馬根性を出すのもよろしくないかもしれませんけれど、同じ選定の儀に参加する身として見ないわけにはまいりません」
/*
そういや、馬もとか言ったけど村wikiには馬とは書いてなかったんだよなぁ……ただ、デメテル様との関係ってなるとそうだってだけで………ううん………まぁ、スルーしてください……ごめんね…
✵神殿の入口にいた頃のお話✵
>>284 ディオニュソス
「……あめ?綺麗です!そして美味しそう!
ありがとうございます!」
✵一つ開けてきらきらと輝く飴に目を瞬かせた。包みを開けただけで、濃い紫の飴はふわりと甘い香りがする。✵
「ええ、また!ご武運を!」
✵ディオニュソスの背を見送って、飴玉を一つ口の中へ放り込む。
途端に、葡萄の甘みと仄かな酸味、砂糖の滑らかさが口の中で溶けた。朝から何も食べてない事もあり、空腹の胃は優しい甘味で満たされる。✵
「……おいしい!えへへ、後で、ちゃんとお礼を言いに行こう」
✵ころころと表情を綻ばせて、広間へと向かった事だろう。✵
>>260 シャルル
「お前……私の真名すら忘れたのか。
アトラスは仮の名前。今の私は元気ですぞ!」
シャルとこの手の話をするのはいつもの事なので、呆れを通り越して優しく諭した。
「人狼物語、シャルは読んだ事がなかったですかな?」
読み聞かせの時に読んだような、読んでないような。読んだとしても、途中で寝てた可能性は大いにある。
何せ、ペットのなのだから。
「ふあー……寝た寝た。
父上どのの話はまあ、聞こえたし。あいつら何やってんのかね?こんな夜更けに。
はー……めんどくせえめんどくせえ。
一応名代で来てるから挨拶ぐらいはしに行くか」
神殿の中へと向かった。
ほのかに光る体はまるで大きな蛍のようだった。
ふわふわと弾むように、ゆったりと歩いていく。
「決闘ねえ。余興だが、床が汚れるだろ。」
大あくびをしながら末席に滑り込んだ。
>>293 アルテミス
時は戻り、ヘパイストスとの確執の前。
無邪気に「貴方の助けになろう」と言うアルテミスに、束の間思考が止まる。
お人好しなのか、子供なのか、はたまた選定の儀の意味を理解していない愚か者か。
知り合ったばかりの彼にその区別はつかなかったが、目下敵対しなくても良さそうだとは思った。
誰彼構わず敵対するのは得策では無い。
同じ目的を持つもの同士、時には協力しながら進める必要もある。
そういう点で、このアルテミスは良い仲間足り得ると見て良いかもしれない、と、思う。
「……今は、その言葉を素直に受け取っておこう。貴殿も、寝首をかかれぬよう」
>>307 イーリアス
「……ふむ、変わらず流石だな。」
結界術の腕前に素直に感心すれば、イリアに審判を頼むと目線を送る。
>>ハデス
「さ、先行を譲ろう。来るといい。」
相対し、ハデスと向き直る。
相手は初手でどんな手を使うのか、お手並み拝見といこうか。
「まぁ。ハデス様とアトラス様が?」
噂を聞きつけたかのように広間にいる二人の姿に目を止める。
掲示板にて名前を確認したアトラス様はゼウス様の神官であらせられる。
その決闘を見ることなどもちろん初めてのこと。
更に相手がペルセポネの夫であるハデスの加護を受けし彼なのだ。彼の力が如何程のものなのかこの目で見るまたとないチャンスである。
「……ここはやはり夫たるハデス様へ勝利を祈りましょうか。」
イーリアスから許しを得れば、ふわりと春の虹の如く七色の花弁を散らせてハデスの勝利を願った。
「あ!決闘ですか!!」
✵ぴょんっ!と軽やかに跳ねた後に、神官様に張り出すように命じられていた紙を取り出す。
決闘について、書かれたものだ。✵
>>323 アトラスさま
[ふるふると首を横に振る。忘れていた訳では無いのだが、妙に不安が煽られて咄嗟に出てしまった言葉ではあった]
……わかんない、けど。ほんとのじんろう、いない?
>>ゼウス
候補者と神官の決闘が行われるようであったが、既にその神官から忠告されていた彼は、何よりも優先すべき存在に向けて近づいた。謁見するのに問題ない距離まで近づくと、再び跪き、頭をたれる。
飛龍カザキリは、腹這いになり、可能な限り頭を地に近づける。
「全知全能の神、ゼウスよ。直にご挨拶申し上げる栄誉を頂きたく存じます」
「これで、よし!
さーて、私も決闘見ようー!わくわく!」
✵結界を軽くコンコン!と叩く。✵
>>イーリアス
「イリア様!私も見たいです!」
>>329 シャルル
「……私の前では構わないですが、ゼウス様の前で決して口にするんじゃありませんぞ?叱られますからな」
震える子うさぎの頭を優しく撫でてやる。
これは、人狼物語を読み聞かせしてやるのは止めた方がいいなと思った。
決闘前に、そんな話をしたのであった。
/*アテナから忠告を受けている人達
・ヘパイストス→過去に襲われたことがある(未遂)。でもその際服の裾を汚され、そこから子供が出来た(神話準拠なので、今回のヘパイストスの設定次第では緩める)
恨んでいる訳では無いが、不埒なこともする神だという認識。お前も汚されぬよう、また、ヤツに当てられて不埒者にならぬよう気をつけるが良い、と。(警戒度高)
・ポセイドン→都市をめぐって争った。その節はアテナが勝ったが、向こうがどう思っているかはわからん。気をつけろ。(警戒度低)
・アレス→あいつの戦の仕方は、必要以上の犠牲を出す。同じ戦の神でも相容れない。気をつけろ(警戒度中)
*/
>>334 アトラスさま
ん……わかった。
[頭を撫でて去っていくアトラスを見送り、またぽんやりとしながら辺りを見ていた]
>>339 ヘスティア
「あ!ヘスティア様!」
✵先程あった、美しいラミアの女性の姿に大きな目をぱちりと瞬かせた。
彼女がヘパイストスの手を引いてるのを見て、そういう決まりなの?かな?とイーリアスの返答を待つ間に、ヘスティアの空いてる方の手をぎゅっと繋いでみる。✵
>>ヘスティア
>>レフティス
>>その他の観戦の人たち
「観るなら結界の外で。被弾も避けられるっていうなら中で御自由に。」
広間の大神ゼウス(>>259)が目に止まる。
なるほど、"アポロン"の加護を受ければ皆金髪になるところを、持って生まれた青い髪のまま留め置かれたのはこういうことか。
「父親似、ということか。あのクソ野郎め。」
"アポロン"の顔を思い出し小さく舌打ちをする。
しかし、いかに気に入らなくとも無能扱いされてはまた"アポロン"の元に逆戻りだ。それだけは是が非でも避けたかった。
>>ゼウス
「お初にお目にかかります。父君。
父君の愛し子、アポロンでございます。
その名にふさわしい輝きをお見せしましょう。そして、天弓の光源である私に夜という休息をお与えくださったことにも深く感謝いたします。」
うやうやしく頭を垂れて、膝をつき挨拶をする。
何もしていなくても肌をビリビリと灼く圧に、畏れを感じていた。
「所詮オレ様も人の子かよ」と、内心自分に軽く落胆した。
話を聞き終え、現れた水鏡へと近づく。昼間見た外の池とは違う美しさを持つものだった。試しに、今日の自分の事を見ようとすれば、池に向かう道中から映し出されることだろう。
なるほど、ここにいる間の行動は全て筒抜けであると。魔力の量からして、ゼウスだからこそ成り立つ様な代物な気がした。
……おや、決闘ですか。
ザワザワと周りが動き始める。その中に紛れてゼウスとアトラスを見守る事だろう。
「……あっ」
✵私、避けれない……としょんぼりして大人しく結界の外で待とうとする。
回復魔法が使えるとはいえ、痛いのは嫌だ。
とはいえ、欲を出すと間近で見てみたかったのだが。こればかりは自分の力量不足だからと涙を飲んだ。✵
>>326アトラス
「行こうか」
一礼をして。
初手。黒の宝玉を表し、念ずる。途端に身体へとまとわりつき、鞭の様にしなり、地面に何本かの黒鞭をつかせながら、ハデスの身体を浮かび上がらせる。
「先を譲るごうまん。雷霹たる使徒の振る舞いにふさわしいが。そのごうまんにみあった力があるものか」
宝玉へ念じると。
瞬間。千本の黒き槍が、宝玉から繋がり産まれ、空を覆う。
宝玉に繋がった槍。鞭の様にも思う、鋭利なそれ達は、アトラスへと狙いを定める。
「逃げ場はない。命に避ける術は無い。どうするか」
力でもって、黒の針全てを払うか。或いは速さを持って、全てを避わしうるか。
力で払われるのであれば。宝玉を黒き巨大な斧へと転じ、頭蓋へと振るい。
避けられ接敵されれば。宝玉を剣へと変え交戦するだろう。
死を冠する名。ハデスは。その権能を思わせる猛威を持って、アトラスへの黒き幾千の槍、針達を降らせた
51(90)
>>336 ゼウス
「は、有り難き幸せ」
頭を垂れたまま、話を始める。
「我が名は、アテナ。知恵の女神アテナの眷属として、神殿の護りや男手のいる場面で働いておりました。全てを知る父神であれば、既知のこととは存じますが、この口から直に我がことについてお話し申し上げます」
「アテナの神殿は、本来男子禁制。そこに一人、私のみ男として仕えておりましたのは……
赤子の時分、泉の傍に捨てられていたところを、たまたま身を清めに来たアテナの眷属の一人に情けをかけられたことが切っ掛けでした。
その眷属はしばし密かに私を育てておりましたが、知恵の神や神官に隠しきれる訳もなく、私が二つになる頃、それが露見致しました。
しかし、慈悲深きアテナは、そのまま特別に神殿内で育てることを許可し、私は神殿の子として育てられました。
恩を返すべく、一心に武芸を磨く私を、アテナは認め、ただの人間から眷属に引き上げました。しかし、さらに傍近く仕える神官にはなれません。かの神は誇り高く、純潔であることを尊ぶ。男である限り、それは変わらない。」
そこまで話すと、少し息をつく。
こんなに話したのはいつぶりだろうか。
>>348に続けて
「さらに、特殊な出自とはいえ、やはり男子禁制の神殿内に男がひとり居ることは対外的に不都合でもありました。
私は隠され、時に無いものとして、時に忌まわしき存在として扱われることもありました。
そこでアテナは、私に機会を与えました。500年ぶりに行われる今回の選定の儀にて、大神ゼウスの眷属になる道を目指せ、と。」
そこまで話すと、顔を上げ、腹這いになっている飛龍を手で示す。
「此の飛龍は、私が幼き頃に神殿で傷付いていたのを助けてから、ずっと寝食を共にした特別な龍。
此れとは一心同体のようなもので、必ずお役に立てると存じます。
このようにナリが大きく、御目、御耳の障りとなることもあるやも知れませぬが、どうか共に試練に挑むことをお許し頂ければと存じます。
無論、それが叶わぬならば、御言葉のとおりに致しましょう」
(あれは……ハデス様の。
どう見ても避ける隙間は見当たらないだろう。
ならば、まともに受けて耐えるか。
彼の業を当てていなすか。
しかしあの黒き槍群……ただの槍群ではあるまい。
アトラス神官も万事休すか。)
>>347 ハデス
「ああ、よろしく頼もう。」
一礼をすれば、相手の動きを見定めた。
冥府から生まれし漆黒は、ハデスの体を覆う盾となり、敵を突き刺す矛となる。
自分に確かに向けられた切っ先に、死の予兆を感じれば全身の毛が逆立つ。
自分を鼓舞するように、大きく一鳴き。
それは、空間をも震わせた。
「……アォーーーン!!!!」
その途端、蒼白い炎がアトラスの体を包む。
蒼を宿したその色は、赤を超越した証。炎魔法の極地を示すもの。
その炎を身に纏い、自身の身体能力を底上げした。千本の槍を避け、薙ぎ払い、時には燃やし尽くそうとしてみせる。
回避ロール(ゼウスの神官ボーナス−20)
78
/**/
ちなみにイリアは外で見て欲しくて釘をさしたから、ちゃんとその通りに外から見てくれるヘスティアが推しです
>>349 ヘスティア
「……それ死んじゃいませんか?」
✵すんっ、としたまま言っていたが、ヘパイストスに話しかけられればそちらを向いた。✵
小さな子が結界のそばでフラフラとしていた。
見えないのかと思い手招きし、肩に乗せてみたが……さっき、お手伝いがあるのか聞かれた気がした。うーん。検討違いだった。
声を出して驚かせたくないな、と思う。ただでさえ風貌がよろしくないことは察している為、どうしようかと悩む。
出した結論はこうだ。
シャルルの方を向き、決闘を指差す。その後、親指とくっ付けて丸を作り目に当て、首を傾げる。
“決闘を見ないのか”…のいう疑問を表したつもりだ。どうにかジェスチャーで伝わらないだろうか。
>>350 ヘパイストス
「!」
「見ます!!」
✵願ってもない申し出に、ヘパイストスの後ろにいたことだろう。当然、彼女にしっかりと守ってもらった。✵
「あれ?避けられなかったんですね!
ふーんだ!いっつも私に意地悪するからですよ〜!」
✵どちらかと言えば、レフティスはハデスの応援をしていた。昼に、綺麗なザクロの花束を貰っていたからだ。
日頃の行いが悪い!と責めたてれば、ヘパイストスの後ろでワイワイ言っていた。✵
冥府の神。ハデスの名を冠する男が放った黒き針達を、ゼウスの神官アトラスは業火を以て焼き尽くした。……はずだった。
避け切れず。取りこぼした隙間に付け入るように、それはアトラスへと命中する。
「一本。──ハデスの勝利」
抑揚がうすく、しかしよく通る声で勝敗を口にする。
ああ。プライドが高くて負けず嫌いのケル・ベ・ロスのことだから、このあととんでもなく凹むんだろうな。
「ホメロス曰く、勝利は同じ人間のうえに永久にとどまらず。今回のことから得るべき教訓は、格下の相手にも手を抜くことなかれ。だな」
審判であるイーリアスの言葉を聞き届けてから、ヘルメスはパチパチと手を叩く。
「やー、面白いもん見せてもらったや。ありがとうございましたー」
>>360 ヒュプノスさま
[自身を担いだ大きな身体の男性がこちらを見て何か手を動かす。指さした方を眺めると、アトラスとハデスが決闘をしていた]
けんぞくこうほさま、けっとうすきなの?
[ヒュプノスの真似をして指で作った輪っかを自分の目に当てる。アトラスさまのヘルメットに少し似ている、と思った]
ゼウスが龍を撫でた途端、その言葉の通り目の前からは跡形もなく『消えた。』
空間転移魔法が使えるものなら、その類だと理解出来るだろう。
/*まあでかいもんな……ドラゴンナイトドラゴンを消失すると共に、さっき一応残しといたログ跡もおシャカになる。
まあ、大したアレじゃないが、一応お線香を上げときましょうね……*/
ひゅう、と口笛がふけたなら出していたシーン。
生憎それは叶わない為、心にしまうが良き決闘だった。初めてこの場で行われた戦いは、程よい緊張感をまとい、決着した。
ハデスといいアトラスといい、いい動きをしている。
男の地区ではあまり戦闘を好まない者が多い。ヒュプノス神の意向もあるが、人々は刺激を求めずやすらぎを第1に考える風潮がある。それが自分にはとても心地よかった。
>>364ヘスティア
!
話しかけられました。驚きましたがヒュプノスは今、肩に幼子を載せています。意識していたので声は出しませんでした
腕から見える青い鱗。似ている種族がいたなと思い出し、その人物がヘスティアだと一致します。
うーん、困りました。声を出すのは避けたいが、ジェスチャーで伝えるにも限度がある。
フルフル、と頭を振ります。そして、人差し指の先から光を放ち文字を書くことでしょう。
淡い翠色の光は漂いながら、言葉をつむぎます。
―いいえ。決闘が見えないかと思い引き寄せただけです。素性はわかりません―
華龍族 ペルセポネは、おまかせ に希望を変更しました。
>>370 ハデス
「グッ……ガウゥ!!グワォーン!!!」
獣の雄叫びをあげて、必死に抵抗をするがそれも虚しく漆黒に絡め取られる。
足掻けば足掻くほど締め付けられ、その身からは血が流された。床へ滴る血が、大理石を赤色へと染める。
「ガルル……くそっ!!」
剣を首元に手向けられれば、敗北が眼前へと向けられた。
イーリアスの声(>>365)がすれば、拘束は解かれたが流れる血は止まる事を知らず。
そしてまた、そんな事よりも敗北をゼウス様の姿に見せた事が、何よりも。
アトラスは、炎を強めて身体強化を行えばその場から逃げ出した。
まるで光のような速さに、誰かがついて来る事は困難だろう。
>>376ヒュプノスさま
[光で書き出された文字は、アトラスが時折教えてくれるものと同じだった。さしたる疑問も持たぬままその文字を読み上げる]
けっ、とう、は……すきで、はない、け……れど。きみ、が、みたい、のかと……おもって……。
んと、きみ……シャルがけっとう、すき?
ん……わかんない。けど、けんぞくこうほさま、シャルにプレゼントくれたの? ありがと。
[たっぷり時間を使って読み切った]
>>371 ヘパイストス
「う”っ”!!
い、いいんです!あの人、どうせ何言っても怒りますもん!」
✵むう、と頬を膨らませていれば脱兎のごとくその場を走り去るアトラス様が見える。
床に残された血痕からして、怪我をしているのだろう。
ぜーーーったい大荒れだけど、治療はせねば。✵
「ヘパイストス様!私、ちょっと行ってこなきゃ行けない場所が!
守ってくださり、ありがとうございました!またゆっくりお話しましょう〜」
✵では!と一礼してその場を去る。
追いつけないが、行く場所には検討がついていた。✵
勝負が終わってふとゼウス様に視線を向けると、「消えろ」という声が耳に届いた。
空間転移魔法で飛龍を送り返したのだろう。彼が必要ないと思えば、それは今ここには必要ないのだ。
「……」
視線をハデスとアトラスに戻す。しかし、アトラスは忽然と姿を消していた。血の痕が大広間に点々と残っているのを見て、俺はやれやれと肩を竦めた。
>>ハデス
「ご苦労。……と、そうだ。庭先にこれを置いておこう。僕が造ったゴーレムだ。これを砕けば、砕いた分だけのゴーレムがその場に召喚される。」
そう言って、ぱっと手のひらに出現させた箱からビー玉程度の大きさの石を見せる。
土や金属で構成された魔物だから、耐久力はそこまで高くない。
だけど、石を砕いた者の同等の能力になるから、稽古には十分役立つだろう。
もちろんゴーレムは召喚者にしか攻撃はしない。
「『砕けろ』と言えば、稽古を辞めたくなった時にゴーレムは消える。役立ててくれ」
✵広間を出る前、丁度消えるカザキリを目の前に見る。(>>#8)
空間転移魔法は使えないが、ゼウス様はお優しいことは誰よりも知っている。多分、命までは取ってないだろうなと薄ぼんやり思いながらその場を駆けていった。
明日、アテナに会うことがあれば慰めに行くだろう。カザキリに触らせてもらったこともあり、多少の思い入れはあるのだから。✵
「いや、武具と同じ場所に置いておくのがいいか」
そう思いなおして、俺はゴーレムの素体が大量に入った箱を、揃えられた武具の脇に置いた。
>>377ヘスティア
ペット、というのは愛玩という意味で間違っていないだろうか。まじまじと幼子を見ます。なるほど、わからなくもない。
そして、続けて肩の子が肯定していたので間違いはないだろう。追加のプロフィールがあったなんて。あとで確認をしておこう。
―ありがとうございます。可愛らしいのでそばに置いておきたい気持ちもわかりますね―
同じように、文字を書き連ねます。
>>380シャルル
幼女はゆっくりと光の文字を読み上げます。ギリギリ伝わったみたいでよかった。
続けて、光で花丸を作ったあと、シャルルの頭を撫でる。そのあとそっと地上へと戻します。
伊達男 ヒュプノスは、共鳴者 に希望を変更しました。
それは、アトラス─ケル・ベロ・スとハデスの決闘に決着が着いた後。
ほぅと感嘆の息を漏らして勝利の花弁を舞い散らしていた時だっただろうか。
とかくいつかの時に。
>>368 ゼウスがアテナの傍におりし飛龍を消す姿を遠目に見てしまう。
最も簡単に言葉と共に消えたそれも魔法の類いであろうか。全治全能のかの御方だからこそできる御業か。
しかし自分にとってはそんなことなどどうでもよかった。
思い出されるは故郷の幼馴染やその一族の姿。龍の血を色濃く持つ彼らは美しき花の如く柔らかな色彩を放つ龍へとその姿を変えることが出来る。
瞬時にそれが彼らの姿と重なってしまったのだ。
ぞわりと栗立つ肌からピキ、という音と共に毒気の抜けぬ真っ黒な花弁が舞い落ちていく。
(いけない。この場で殺生が行われるなんてあるはずがないわ。)
はっと意識を戻すまでにかかった時間はコンマ数秒ほどであっただろうか。
数枚の黒い花弁が彼女の足元に落ちていただろう。
それは、アトラス─ケル・ベロ・スとハデスの決闘に決着が着いた後。
ほぅと感嘆の息を漏らして勝利の花弁を舞い散らしていた時だっただろうか。
とかくいつかの時に。
>>368 ゼウスがアテナの傍におりし飛龍を消す姿を遠目に見てしまう。
最も簡単に言葉と共に消えたそれも魔法の類いであろうか。全治全能のかの御方だからこそできる御業か。
しかし自分にとってはそんなことなどどうでもよかった。
思い出されるは故郷の幼馴染やその一族の姿。龍の血を色濃く持つ彼らは美しき花の如く柔らかな色彩を放つ龍へとその姿を変えることが出来る。
瞬時にそれが彼らの姿と重なってしまったのだ。
ぞわりと栗立つ肌からピキ、という音と共に毒気の抜けぬ真っ黒な花弁が舞い落ちていく。
(いけない。この場で殺生が行われるなんてあるはずがないでしょう。考えすぎよ。)
そうしてはっと意識を戻すまでにかかった時間はコンマ数秒ほどであっただろうか。
数枚の黒い花弁が彼女の足元に落ちていただろう。
/*
魚人に立候補したけど……これ、ヒュプノスくんと被ってる気がする………えぇ……ごめん………まぁ、私運がないから負けるだろうし許して……
>>389ヘスティア
―ご明察の通りですよ―
女性にしては目線の高い方だと思う。今日書いた特技を知っているということは、備考欄も目を通しているはずで。
律儀に目を見て話す彼女の首がしんどそうだと思い、膝を折り視線を下げた。
しかし、シャルという名の彼女は臆することも無く抱えられていた。興味が無く、こちらに無関心だからこそ感情の起伏がなかったのだろうか。
それとも、慣れているのだろうか。
どちらにせよ、このスピーカーを使っても良かったのかもしれないなと思った
>>390シャルル
怖くない、という言葉を聞いた。1人でから回っていたなと恥ずかしさで顔を覆うが、すぐに表情を戻す。
『そっか、余計な心配だったね』
できるだけ笑いかけました。
/*よく考えたらよその神との関係性確定させるのはRP的に越権行為だな……
神の設定はその神の名を持つ者が決めるってあるし、あんまりマイナス設定押し付けるのは申し訳ないな……
例の逸話じゃないようにも取れるように言い回しを変えよう…………ほら、なんか、名誉を汚したとかあるし*/
>>390 シャルル
「ふふ、そうよねシャルルさん。
ヒュプノスさんはとってもお優しい方ですものね」
屈んで、シャルルとともにひかる花丸をなぞります。
>>391 ヒュプノス
「まあ、目線の高さを合わせてくださるなんて。
こちらの好きで顔を見ているのですから、お気になさらずともよいですのに」
そしてすこし微笑んで足下の愛玩動物へかけられた声は、どことなくヒトの肉声とは異なるものに感じられました。
滑らかなだけではなく倍音が幾重にも渡るような、すこしざらつきもあるような。
彼女は目の前に降りてきたその人へ笑いかけます。
「……きっと特技とおっしゃるからには、そうそうお聞きすることはできないんでしょうけれど。
この選定の儀が終わるまでに一度はその瞬間を目にしたいものですわ」
負けた。それも、ゼウス様の前で。
その事実は重くケルにのしかかる。
シン、と静まりかえる書庫に駆け入り、丸まって蹲る。
血は、まだ止まらない。
鍛錬を怠けた事はなかった。努力はしている。驕りが招いた結果か?
……いいや、違う。実力が。
そう思った途端、鋭い爪が腕にくい込む。
ゼウス様の神官として、眷属の頃よりお仕えしてきた。あのお方に仕えられる事が何よりの幸せで、役に立てる事を誇りに思っていた。
それが、明日で神官をやめろと言われても仕方ない事態になるとは。
「グゥッ……ガルル……。」
唸り声が書庫に響き、更に自傷行為を重ねた。
こうでもしなければ、瘴気を保てない気がしたからだ。
今のケルにとって、痛みこそが救いであった。
負けた。それも、ゼウス様の前で。
その事実は重くケルにのしかかる。
シン、と静まりかえる書庫に駆け入り、丸まって蹲る。
血は、まだ止まらない。
鍛錬を怠けた事はなかった。努力はしている。驕りが招いた結果か?
……いいや、違う。実力が。
そう思った途端、鋭い爪が腕にくい込む。
ゼウス様の神官として、眷属の頃よりお仕えしてきた。あのお方に仕えられる事が何よりの幸せで、役に立てる事を誇りに思っていた。
それが、明日で神官をやめろと言われても仕方ない事態になるとは。
「グゥッ……ガルル……。」
唸り声が書庫に響き、更に自傷行為を重ねた。
こうでもしなければ、正気を保てない気がしたからだ。
今のケルにとって、痛みこそが救いであった。
❋愛玩………華龍族も愛玩です…ちなみに元ネタというか最初のイメージは時空異邦人KYOKOの桃人華蓮ちゃん。ただそれだとキャラチがまたイヴになりそうなのでキャラチと合わせて世界観に合う龍をくっつけた❋
>>395 アトラス
「あっ!やっぱり!!そこにいたぁーー!!」
✵書庫に入れば、蹲る毛玉の隣にちょこんと座る。心做しか、増えてる血に口を尖らせた。✵
「駄目ですよー!手当はしないと!!」
「……🎼.•*¨*•.¸¸♬•*■■■¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪■■■」
✵すぅ、と息を吸って回復と、精神を落ち着かせる魔法を込めたメロディーを歌う。
穏やかで、慈愛に満ちた旋律は聞く者の心を優しく包み込む。耳を傾けてさえいれば、傷は癒えることだろう。
傷が癒えれば歌をやめ、こてんと首を傾げる。✵
「……世間話でもします?気が紛れるかもですよ!」
✵戦闘の話をされても、私はわからないもんなーと他の話題を振ることにした。✵
[>>394ヘスティアと指が重なる。彼女の言葉にこくりと頷いた]
>>391 ヒュプノスさま
[ヒュプノスの紡ぐ声に一瞬疑問符を浮かべた顔をする]
?
ふしぎなこえ……うん、こわくないよ。だいじょうぶ。
[口元を僅かにはにかませた]
>>396 レフティス
旋律に耳を傾ける気はなかったが、じんわりと心が滲む様な歌声に思わず聞き惚れる。
……相変わらず、回復魔法”だけ”は秀でているなと思う頃には傷は癒えていた。
「…………たとえば。」
世間話をする気にはなれないが、砂利なりに気を使っているのだと分かってはいる。
一人で居たら、また自分を延々と責めかねないと話を聞くだけ聞く事にした。
>>394ヘスティア
『ああ、こちらも好きで目線を合わせているのでお気になさらず』
この男からしてみれば、ほとんどの生物は小柄である。しかし屈んで話したりすることはあまりない。
普段はスピーカーを使わず、先ほどのような文字のやり取りで会話をする為、顔を見ずとも意思疎通が出来る。
ここだけの話、ヒュプノス神の神官や眷属は顔ではなく頭の形やつむじで覚えている人の方が多い。
なので、ヘスティアの様に顔を見てくる人には礼儀だと思い、屈むようにしています。
歌について触れられます。この声からどんな酷いメロディが奏でられるのかという嘲笑なのか、単なる好奇心なのか。よく分かりませんが前向きに捉えます。
『ええ、いつかお披露目出来ればいいものです』
そんな機会があるかは別として。うっかり神様の足を滑らせるほどの歌声は、一族の中でも優れていました。
>>397シャルル
『よかった。明日もまたお話しようね』
時間を見て、長いこと拘束していたことを反省します。おやすみ、と夜の挨拶をするでしょう
>>398に続けて
「……詳しいところは聞かされてはいないが、女神アテナに、そのような忠告を受けていたのでな。つい漏れ出た。
其方の神の認識はわからぬが、誇り高き女神の赦せぬような何かはあったのだろう。
しかし、確かに一介の眷属でしかない私が、詳細も知らぬまま他所の神へ無礼を申したことは認めよう。
決闘などせずとも、その点においては謝罪する。
しかし──」
大槍をぶん、と回し、戦闘の構えを取る。
相棒無き今、何かに没頭したかった。
「それでも貴殿に決闘を申し込む。
──初めに手合わせするのは、貴殿が良い」
そこに、何の因縁が無くとも。
見かけの笑顔と笑わぬ瞳、小さな体に大きな武器、ちぐはぐな、それでいて歴戦の手練のような彼女と闘ってみたかった。
「本来今すぐと言いたいところだが、今日はもう遅い。明日、日が昇ってから互いの武器を合わせよう」
>>396 アトラス
✵たとえば、と言われてちょっと詰まる。考えてなかったのが正直なところだ。
見切り発車はよくないなあと思いながらも、今日した話の中で一番大きな話題を選ぶ。✵
「えーーーっと……人狼物語の話をしましょ!もしも話ですが、人狼が勝ってたらどうなってたと思いますか?」
✵もしも話はたまにやると楽しいので、振ってみた。
話題が不謹慎なのはご愛嬌だ。咄嗟に考えついたのがこれなのだから仕方ない。✵
/*これならなんか、アテナが一方的におこだったって感じでも説明つくか……
ほんとに余計な一言を申し上げたすまんって気持ち*/
>>393 ハデス
戦闘は正直、畑違いだ。
ドワーフは格闘に特化した種族だが、俺はというとちょっと違う。だからこそ、前衛タイプのアトラスを決闘に推薦したわけなんだが。
「ホメロス曰く、逃げればそこに逃げ道しかなくなる。この言葉から得るべき教訓は、売られた喧嘩は買え。だな」
俺はそう言うと、ハデスに視線を落とした。
「もちろん受けて立とう。だけど僕は明後日から地下室の管理をしなくちゃならないし、アンタたちも試験があるだろ。明日はどうだ? 忙しくなる前の方がいいよな」
>>400 ヒュプノス
あしたも? うん、おはなしする。
おやすみなさい、けんぞくこうほさま。
[おやすみなさいは夜のまたねだということは知っているので、シャルルはヒュプノスから離れて自分の寝床に戻るだろう。
この島にこんなに沢山の見知らぬ人々が来たのはシャルルの知る限り初めてのことで、何処か遠い遠い記憶が、ほんの少しだけ脳裏をよぎった]
……なんだか、パーティみたい。
張り出されたものを見て(>>328)、決闘とやらが行われたのだと知った。
「ふぅん、知恵以外も観せられるってことかぁ。」
アピールポイントとして利用するのもアリなんだなぁと頭の隅に留めておく。まぁ、血が流れるのは好きじゃないんだけどさ。
平和的に、とか考えてる時点でダメ、かな?
ふぅ、とため息を吐き出して空を見上げた。青かった空は暗闇に染まっている。
…夜になると視界が狭まるからフードはとってしまおうか。
月明かりの下、キラキラ輝く銀色の髪はまるで魚の鱗のようで。これも選ばれた理由の一つ、らしい。…詳しくは知らないんだ。ポセイドン様、何も教えてくれなかったからさ。
そもそも、一介の人間だった僕がここにいるのも不思議な話。選ばれたのだから、頑張るだけなんだけど、やっぱりちょっと緊張するのも本音だし。
「………部屋、あるんだっけ。」
疲れを癒すのも、必要な事だ。
部屋に戻るまでに風呂に入って、今日はもう寝てしまおう。
探索は今日じゃなくてもいいや。だって、まだまだ時間はあるんだから。
/*
マカールくんに暗い過去生やしてないから、今回の私はめちゃくちゃホワイト!
ポセイドン様とは仲良いよ!あんまり多くを語らない人だから、教えてくれることは少ないんだけどね!!
>>402 レフティス
どいつもこいつもゼウス様に無礼な話しかしないな。
だが、今はそんな事を言い返す元気もない。ぶっきらぼうに問われた事を返す。
「……そりゃあ、世界が滅ぶんじゃないんですかな?少なくとも、今の時代があるとは思えませんな。
人狼は小癪にも神々の体を乗っ取っていた。そんな輩が、人を正しく生かせるとは思えんのです。」
それだけ述べて立ち上がった。
ここまでゼウス様が自分の前にも来ず、何もされていないのは明日も神官としての務めを果たせという意味に受け取る。
「……私はもう寝ますぞ。砂利も大人しく寝ろ!!」
礼を述べるのが気恥しくて、足早に書庫を去った。
明日は朝が早い。さっさと眠らなければ。
ヘスティアとシャルルと別れた後、大浴場。
この時間な誰もいないだろうと湯浴みを行う為に向かう。
身体を清潔に保つことは当たり前なのだと教わった。もう数十年続けている習慣に今更感情は湧かないが、初めて行った時は驚きが多く戸惑った。
大浴場と言うだけあり、とても広い。奥に見えるのは露天風呂、だろうか。人が来なさそうな方を選んだ。
足を揃え、湯船に浸かる。
爪先は扇のような尾びれへと形を変え、褐色肌は見る見るうちにエメラルド色のかたい表皮死へ早変わりする
ゆっくり浸かりながらも徐々に変化が続き、腰の辺りで止まった。
驚きの1つ。それは水に浸かると身体が元に戻ること。あくまでも人間の姿は、陸にいる間の応急処置のようなものだとヒュプノス神は言う。
全知全能では無いのだと静かに笑っていた。
空が近い。煌めく星々を見ながら、一息。吐息でさえも聞き惚れるバリトンの男声。
気分が良くなり、歌いたくなる。
水鏡で拾われないくらいの声量を調節し、メロディを口ずさむ。低く響く、甘く艷を帯びていた。
**大槍→2mほど。アテナ自身の持つ槍はひと回り小さいが、男で、飛龍乗りのため大きめの武器に。
イメージ蜻蛉切だったんだが、あれは6mくらいあるとか見てでかすぎたのでやめました。そもそもアテナの槍がベースだしね……?
槍を振るうと共に風を刃に変えて共に攻撃する。これはアテナのシンボルのひとつにフクロウがあるので、鳥は風で飛ぶことを元に発想。
まあ……その……龍も……「風」と「鳥」の象徴……いや、まあでも……まあね……
もう1つの魔法は、防御。「アイギス」と唱えるとバリアが出る。これヘパイストスが作ったらしいんだけど
基本的にはガチの肉体勝負である。
知恵で工夫しよう。
アテナの逸話ってアイテム系が多いんだよな……
>>409 アトラス
「じゃり……?……へーーーんだ!なんですか!!
もうアトラス様の手当はしません!ばーーーか!!」
✵アトラスが立ち去って暫くしてからレフティスは頬を膨らませた。
優しくしてあげてもすぐこれだ。だから、喧嘩になるのだとずーーーっと思っている。
譲歩したらつけ上がるし、かと言ってぶつかったら昨日みたくなる。
まるで、水と油のようだ。
考えが混じり合うことはこれからもないのだろう。✵
「はーーあ、慰めて損した!さっさとねーよおっと……」
✵夜更かしは美容の敵!とレフティスも自室へと戻った。✵
1人で露天風呂を堪能する。お風呂場で泳ぐことはしない。それはルール違反だとヒュプノス神に最初に怒られた事だった
ゆっくり体をいやした後、浴場を出て案内にあった自分の部屋へ向かう。たしかプールがあると記憶しているため、足取りは普段よりも早いでしょう。
たどり着き、ドアを開けば水面が広がっている!
…という訳もなく、よくある一般的な部屋でした。少し落胆したものの、自分は人魚ではなくヒトとして招かれたことに胸を撫で下ろした
しかし、やはりプールは用意されているので人目を気にせず頭から綺麗にダイブします。隠れている耳は人の物ではなく、ヒレの様に変化しているでしょう。
ひと泳ぎした後、明日からの選定の儀備えて寝ます。体力は必要です
体を横にして瞼を閉じると、離れているはずの主人がいるような錯覚を覚える。額に木の枝が触れた気がしたものの、意識はそこで途絶えました。
ヘパイストスに宣戦布告した後、くるりと踵を返し、休むために場所を探す。
確か、好きな場所に好きな部屋を作れるということであった。
流石、全能の神の神殿といったところだろうか。
普段は馬小屋のような狭い部屋に石のベッドで寝ているので、その辺りで寝ても一向に構わなかったが。
明日からの戦いに備え、寝る時くらいは個室で鎧を外そうと思った。
身体を清められる程度の設備がついた部屋を願う。
中に入って施錠すると、兜を取った。
掛かっていた鏡に、青みがかった黒い髪と、エメラルド色の瞳が映る。
アテナの神殿では、眷属になる前から鎧で肌を隠すことを命じられており、会話と呼吸に支障の出る口元以外、すべて鎧に覆われて生活した。
居なくなったカザキリを除いては、自分の顔を知るものは、おそらく、自分とゼウスのただ二人のみだろう。
石のベッドに身体を寄せて寝る飛龍を思い出し、少し胸は痛んだ。
しかし、今の彼はアテナだ。アテナは正義のために独り孤高に闘うものだ。それを、身をもってひしひしと実感していた。
**
>>415
アテナ可哀想………………………………………
龍返してあげたい
でも私は眷属ーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
>>413 ヘルメス
「誰かと思ったらヘルメス、だよね?何となくわかるよ。
そっちの御方、伝令の神様なんて呼ばれてるけど、我が女神はこそ泥扱いでね。」
転移魔法も元を正せば私のサンダルのおかげだし、どうせ眷属たちも空間座標を「盗んで」転移してるだけだ、とかなんとか。
「で!!なに!!ヘルメス、遊んでくれるの?!戦う?」
こんな時間になると血が沸騰して仕方がない。
相手の眠そうな目なんて無視して話を続けていた。
**
ヘルメスーーー理由は後述だけど俺はお前だけを絶対に許さないよー!!でもめちゃくちゃ話しかけて貰えて嬉しいから殺すのは最後にしてやるよー!!
>>416 アフロディーテ
「えーうちのご主人そんな言われようなの?
まぁ気持ちはわからんでもないけどさ」
良いところもあんのよ?という言葉はしまっておいた。
まぁ、アフロディーテに言うことでもあるまい。我が主人のやったことはアフロディーテからしてみればなかなか酷い、と心に思う。
にしても。思ったよりも食いつきが良かったことを少し意外に思いながら苦笑いした。
「戦うって物騒だなァ。俺、戦闘はそんな得意なわけでもないからパスー」
ひらり、手を上げて降参のポーズを取る。しかし相手の興奮は収まる様子がない。
「遊ぶのはおっけーだけどさー。なんか考えてよ」
自分から声をかけておきながら丸投げである。
しかしそれが、彼の自由人たる所以なのであろう。
なんでその顔でその可愛さで女の子じゃないんですか……?いやそれで男の子っていうのも充分ツボだから良いんですけど……でもさぁ。こうさぁ。いや……………まぁ何にせよ好きだ…………**
/*
1センチ足りない系男子をまた増やしてしまった……本当は161cmにしようとしたんだけど、ちいちゃくてもいいじゃん?ってなって159cmに…………
ただ、今回(年齢的に)真のショタはまた私しかいなさそうで………ショタ…………………………
>>403 デメテル
戒飭の言葉にそちらを向く。
相手が名乗らずとも直ぐに分かった。彼女はペルセポネの母にしてゼウスの姉…
そうだ。ゼウスはペルセポネの父でもあったのだ。ゼウスが姉であるデメテルに迫り生まれたのがコレー、後のペルセポネだ。
神というものはなんて複雑なのだろう。
まるで苦虫を噛み潰したように眉を顰めていれば続いて発せられた彼女の言葉に驚いたように目を見開く。
「……どうして、謝るの…」
怒られるより余程いけないことをしてしまったのかと暗然としてしまう。
だめだ。いけない。自分の立場を忘れるな。
ぴんと背筋を張ればもうそこに毒の張った花は咲いていなかった。
黒い花弁は風に乗って消えてゆき、代わりにひらりとアネモネの花が舞う。
「謝るのはこちらです。ご挨拶が遅れた上にみっともない姿を晒してしまったことをお許しください。
ペルセポネです。豊穣を司りしデメテル─御母様。」
夜も更けたころ、湯あみと軽食を済ませれば用意された部屋へと下がり明日に備えて眠りに就いたことだろう。
明日は何方か、決闘に付き合ってくれる方を見つけようか。とは言っても自分たち華龍族は決して人を傷つけてはならないために、数時間前の血と鉄の臭いが立ち込めるようなことは出来ないが。
華龍族 ペルセポネは、狩人 に希望を変更しました。
>>417 ヘルメス
「あんま戦うの好きじゃないの?朝の僕みたいだ。」
太陽が高いうちは低血圧に溺れ倦怠感と惰性に舵をとられている。
今のようにドクドクと脈打つ生きた心地は今しか味わえないのに、お預けを食らった犬のような気分になる。
「それじゃ、ちょっとプリミティブな感じになるけど鬼ごっこしようよ、鬼ごっこ。転移とか得意なんでしょ、なんでもありにするから逃げていいよ。僕が鬼やろう!」
伸びをし足首を柔らかくして軽い準備運動。
こんな遊びもなら彼も満足するかな?
>>420 アフロディーテ
「必要に迫られればやるけどさー、できれば、ねぇ?」
へらり、笑う。
多少申し訳ない気持ちもありつつ、そもそも深夜で審判もいないので決闘は無理な話なのだが。
「鬼ごっこ?ありあり、やろう。
あ、逃げてる途中で寝ちゃったりしても許してね?」
言うが早いか、しゅんっとヘルメスはアフロディーテの目の前から消えてみせた。
自分自身を転移させるのはお手の物のようである。
そうした彼は少し離れた木陰に身を潜め、アフロディーテの様子を伺った。
「……ん? これだとかくれんぼか?」
そんな疑問がふと浮かんだけれど、まぁ似たようなものだろうと自身を納得させる。
さて、眠気に耐えられなくなるのが早いか、捕まるのが早いか。どちらだろうか。
「は、早い!どこ!?」
言うが先か逃げるが先か目の前から彼は言葉通り影も無く消えた。
ヘルメス様は暗殺とかも得意にしてたっけ。これでバックスタブなんて取られちゃ確かに誰も敵わないな。
夜も明けそうな広場で吸血鬼は一生懸命にデメテルを探しますが、頓珍漢な、てんでろくでもない、真反対に姿を消していくのでした。
「これじゃあかくれんぼじゃーーーん!!!」
ぱちり。目を開けます。
目蓋の無い蛇ではありえない動作ですが、今はヒトの形をとっておりましたから。
雲のような、という形容がぴったりのベッドから上体を起こし、出窓から差し込む朝日ににっこりと目を細めました。
「まだこんな時間だったのね。
わくわくしてろくに眠れない日が、わたくしにもまだ訪れるなんて」
いよいよその時がやってくるのです。
彼女は待ちきれずに部屋でストレッチを始めました。
今日もその肢体はしなやかに、踊るようでもありました。
「そうですわ」
「せっかく、珍しく早くに目覚めたのですから散策の続きを致しましょう」
ああ、とても良いことを思いついたというふうに独りごち、彼女は自室を後にします。
だってこんなに美しく素晴らしい場所なのですから、新品の陽光を浴びたそれはきっとひときわ素敵に違いありません。
水鏡の前で気がつけば眠っていたようだった。
大きな音がしたようだったけれど、なんだったのか。
なんて確かめるべく記憶の水鏡を覗く。
「あぁ…レフティスさんが言っていた決闘が。
強さ、に関しては僕ではお役に立てないからな…減点が多くないといいんだけど」
ハデスがゼウスの第1神官を名乗るアトラスを伸している。
僕にはとてもできそうにない。僕はそういう風に作られたわけじゃないから……
あ!
──マズい、ゼウス様への挨拶を行なっていなかった!
ゼウス様は…いらっしゃらないけれど僕らの動向は見えているだろう。
ならばここで挨拶でも…大丈夫かな。
>>ゼウス
「ご挨拶遅れたことをまた、このように略式の形になったこと深くお詫び申し上げます。
私は結婚の女神ヘラのお名前をお借りしている、女神ヘラの眷属にございます。
女神ヘラの神殿では、神の目となり耳となれと育てられてまいりました」
🍅そういえば、レフティスちゃんに口の中ってそれ死にませんか?って言われたの返事したかったな……タイミングを逃した
ヘスティアはいろんなものを丸呑みしてまたぽんっと吐き出すことができるし、口の中に入れて運んだりもできるよ。毒はない蛇だから、飲み込みさえしなければ安全なゴンドラです ちょっと生温かいけど
「〜♪〜〜ら、らら」
普段よりもわずかに明るいピッチの歌と軽い足取りで、花たちが好き好きに咲く素朴な野原や、昨日水浴びをした美しい池を楽しみます。
「やっぱり、思った通り。いいえ、それ以上ですわね。
あら、あれは……?」
その歩みは広場の前で止まります。
昨日は気づかなかった、あれは。
たしかレフティスが何やら説明を述べていた気もしました。
そばには誰かいるようでしたが、臆することなく彼女は近づいてゆきます。
「まあ、立派な噴水。これが"記憶の水鏡"ね」
感嘆の声とともに覗き込むと、そこには青々と澄み切った水が凪いでいます。
じ、っと見つめれば、他の者たちの、彼女が眠っていた間の様子を眺めることができました。
「なんて良い品物かしら。
決して短くないわたくしの生のなかでも初めてお目にかかりますわ」
水鏡が映し出す内容も含めて、しばらくは飽きずに観察することができそうなのでした。
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