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>>ニシムラ
どこかの時間。
作りたてのオムレツを、チェリーが散りばめられた柄の皿に乗せて、保温用のドームカバーを置く。
タッパーに刻んだフルーツを入れて、白ワインとジンジャーエールのボトルをクーラーボックスにまとめて入れた。
片手に皿、片手にクーラーボックスを抱えて店を出る。
「さて、あの子はどこかしらね」
道道出会った人に目撃情報を聞きながら、ニシムラを探しに広場の方へ向かっただろう。
「………
『答えより もっと大事なことは
勇気出して 自分を試すことだ。
君は 何かができる。
誰も 何かができる。』
……。」
[それはきっと。
皆との話を終えて、自分の気持ちも整理して。
いつもカフェの仕事を終えた後に行く、そんな、いつも通りの日々を過ごすかのような気持ちで。
彼女はバーの扉を開ける。]
>>マスジョウ
ママ――――!!!
[難しいことを考えるはやめた。
元々の私は甘えの人格なのだ。
もう充分考えたし。
もういい、そうだ。]
お酒飲ませて!!!!!
[大きな声で、まるで道場破りかのようにそう告げた。]
自室を出た律は、自分がほぼ毎日世話を焼いていた、男子寮の敷地内にある花壇へとやってきた。
寮父も自分も大して植物に詳しくはなかったから、植えられた花の名前がわからないなんてこともあったっけ。
そんなことすら懐かしく思いながら、花びらを綻ばすチューリップへと手を伸ばして、……その奥の。白く、ベルのような形をした、すらりと優美に咲き伸びる花に目を向ける。
その花に、とある女性の姿が重なって。
「……、……………」
丁寧に、優しく、茎を手折れば。それを僅かに水につけた後、持ったままに。
そうしてこの、自分の居場所だったところへと、深くお辞儀をした。
>>ニシムラ
この世界が終わりを迎える、タイムリミットが迫る中、人が居なくなってしまったことにも慣れ始めた島の中を、一輪の花を持ち歩いていれば。
会いたいと、会わなければならないと思っていた、一人を見つけて。
ごくり。喉が鳴る。
この人と喋る時の自分はいつだって緊張していた。それは、たぶん。
「あ、あの、慧、さん……っ!」
意を決したように、彼女の名前を呼ぶ。
立ち止まってくれれば、傍へと駆け寄った。
「あの、えっと……こん、にちは。」
>>165 タニグチ
[触れられないことが、寂しいけれど。
最後まで闘いきってくれた友からの言葉に、彼女からは笑顔が溢れた。]
えへへ、サカエちゃん!!
お礼を言うのは私の方だよ。
ほんとのほんとに、ありがとう。
[彼女の力強い言葉に、こくこくと頷いた。
勝つことができた。止まっていた私たちの時間は、動き出す。]
ふふ。うまくできる。そうに決まってる!!
ね、元の世界に戻ったらさ――また私と、お友達になってほしいな。
それで是非、結婚式に呼んでね!!
[笑って、現実にできるかどうかもわからない夢を語らう。
願っていれば。願いを口にすれば。
本当にそれは叶うって、思うから。]
>>237 カワモト
[着いた先はイーハトーブだった。
この島に一つしかない、唯一の食堂。
何度も立ち止まっては、激しく息を吐き出す彼を後ろで見て、アタシもまた痛む足に顔を歪めて。それでも走って、何とかここに辿り着いた。
近くの席に転がり込むように座った彼につられて、アタシも彼の隣へ腰を下ろす。
激しく肩を上下させてヨダカさんにお水を要求する彼は、やっぱり体力ないんだなぁなんて思ったりして。放り出されたアタシの足は見事に傷だらけで、砂まみれで。
それに気がついた彼は焦った顔で謝りながら、応急処置なんてしてくれてさ。
額に汗を浮かべながら、まだ息だって整ってないだろうに。大切にされてるみたいでさ、それが何だか恥ずかしくて、くすぐったくて。]
……ふふ、リツくん、もう少し体力つけた方がいいと思うよ?
[自然と笑みが零れてしまったんだ。
アタシの服の袖で、彼の額の汗を拭いながらさ。]
「……嫌いだ」
遠のいていく背中を見つめて、ハフリベは呟いた。そうやって、悪者になってくれないノギセイジロウが嫌いだ。
ハフリベのことを見透かすような、遠い自分に重ねるような、そんな優しい目も嫌いだった。
だけど、例えノギがハフリベの感情をすべて受け入れたとしても、ハフリベには彼をきっと心からは責められなかっただろう。
自分を棚に上げることはできない。
自分だって、この島が無事なら良かったのだから。
自分さえよければ良かったのだ、ハフリベは。
視点を変えれば、どこにでも正義はあり、誰だって悪になり得る。
彼の背中が見えなくなるまで、ハフリベはその場に立ち尽くしていた。
[それは、もしかしたら、口の端をあげるだけの小さな微笑みだったかもしれないけど。
彼の望んでたものとは違う微笑みだったかもしれないけど。]
……好きだよ、リツくん。
リツくんが、たぶん、アタシの初恋。
[今なら素直に言える気がして、思わず言ってしまったんだ。
こんなこと伝えても、記憶になんて残らなくて、ぜぇんぶ消えちゃうのにさ。
……でも、後悔ないようにって言ったのは、アタシだしね。]
この想いも、走ったことも、この傷もさ、たぶん消えちゃうし忘れちゃうけど。
アタシは、リツくんとここで出会えてよかったって、思ってる。
[初恋は叶わないって本当だね、って。どこかのんびりとした自分が言うんだ。
だけど、覚えてなかったとしてもさ、この人を好きになった気持ちは本物だから。今はそれでいいと思ったんだよ。]
……アタシの手を引いてくれてありがとう、リツくん。……すごく、嬉しかったよ。
はつこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
>>アリアケ
それはいつのことだっただろうか。
ひょっとしたら、カネコミズキを探しに島を歩き回っていた時かもしれない。彼女と別れて太うを後にしたあとだったかもしれない。
アリアケさんの背中を見つける。
ハフリベもさほど身長が高いわけではないが、彼女のちょこっとした後ろ姿はうさぎみたいだ。
声をかけるか迷って、結局彼女に追いつこうと歩を速める。
「アリアケさん、……えと、お疲れ様」
見切り発車で名前を呼んで、続く言葉が浮かばなくて、そんな曖昧な挨拶をした。
/*
>>ゆかりさん
いやなんかほんとすまねぇ……
両想いになりたくて言ったわけじゃないから、振るなり焼くなり煮るなり好きにしてください………
いこう?って言われたからわたしも時空歪ませて話しかけるね……
たぶん、多分だけど一番最後に会ってるのがカネコさんかな……ハフリベは。
>>235>>236ミズタニ
「……へへ。
ミズタニさんなら、そう言うと思ったんだぁ」
意味がある。残る。
彼女なら、きっとそう言うだろうと。
けれど。例え意味が無いと言われても。何も残らないと言われても。アサギがこれからしたいと思う事は変わらない。
けれど。けれど、動機を得たのだ。
救われる何かはあるのだと。
きっと。そう信じることが、アサギには必要だった。
『宜しくね』
あぁ。だったら。彼女のその思いにだって応える事が。
アサギに出来る、人助けの一つだ。
「ーーーまっかされましたぁ!!」
今回の人助けのお便りは。黒のキングさんから。
アサギは。今助けたいと思った人へ会うために。駆けたのだ
>>246 タニグチ
「ふふ、そうそう、そう言うのそう言うの。全部は知らないけどいくつか知ってるわ。懐かしいわね」
タニグチの軽やかな話に頬が緩む。この子のこういう話を聞くのが好きだった。彼女が好きなことの話をしているときの声も顔も。
「成長、か」
「アタシも成長出来たのかしらね。誰かに好かれたくて、お店でみんなとお話して、頑張ってるアナタたちにたっぷり優しくしてあげたくて……ただそれだけで、自分のことは何も考えないようにしていた。
それでも、何か残せていたらいいけれど」
そして、サングリアを飲むタニグチを見て、眩しげに微笑んだ。
「……そうね。アタシはこの店が好きよ、困った常連のアナタたちもね。
で、サカエちゃんの本当のお名前はなんて言うの。
アタシは、香坂秀輝」
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