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>>163 ミズタニ
それでも、彼女は食い下がる。
それでも、自分の全部が必要なんだと主張する。
拗ねて、自己満足で、八つ当たりに来たようなものなのに。
「……ほっとけばいいのに。面倒臭いのは自分でも分かってンのよ。
けど、そうね。アナタが言う通り助けなくって良いんなら……ケンカでもしましょうか。帰ったら大反乱でも起こして。アイツをアタシの一部にしましょうか」
そんなことが出来ないのは薄々分かっていた。
正しいと信じたことを貫ける、向こうの自分に勝てる筈も無かった。
それに自分はきっと、パーツのようなものだから。
「……いつもの席は空けておくわ」
そうしてヒラヒラと手を振って、カフェを出たのだ。
戻ったらどうなるかなあってずっと考えてる。
ハフリベは二重人格に戻るわけだからなあ。
“先輩”はずっと死体埋め部してるし、ハフリベが戻ってからもしばらくはずっとやってそう。もちろん自主するつもりはないですね。
この島でのことは全部忘れちゃうけど、濁り者の人格に受けた影響とか成長は反映されるみたいなこと言ってたから、それでもすこしずつ梶先輩が死んだことを受け入れていくのかもしれない。
本当の先輩には言えなかった「もうやめよう」をいって、ちゃんと混じり合える……のかなぁ。
とりあえず、長年先輩してただろうからこっちのハフリベよりも陽キャ陽キャしてるかもしれない。
何人かと話し終わって。
食料品を幾つか買い込んで、自分の店に戻ってきた。
今日で世界は終わるけれど、店員もいなければ他の利用者もいないけれど、それでもやっぱり、お金はカウンターに置いてきた。
「お天道様が見ているからね」
自分はそう思うのだけれど、クソ真面目な香坂秀輝は……「ルールだから」というクソみたいな理由で決まりを守るんだろうなと察せられた。
あらヤダ口が悪い。
今日は世界滅亡の前日だ。
明日世界が滅びるなら何をする?という、有り得ない筈だったifの問いが現実になる。
その問いには、「お店を開けるわ」と答えたろう。そして、今まさに、それを実行するべく準備をする。
「お店を開けて、お世話になった人に料理とお酒を振舞って、仲良くなった人とおしゃべりする。それでもう、この世に未練は無いでしょう」
こうしている自分は、明日からは元の自分の一部になる。
混ざりあってうまく溶け合って、そんな風になれたらまだ良いのだけれど。
『欠けたパーツ』『足りなかったピース』、そんな欠片が間違って意志を持ってしまったようなもので。
まるで、マスジョウヒデキが香坂秀輝に殺されるような。そんな風に、思ってしまったりして
/*
マリアはどうなるのかなぁ……今はちゃんと真面目に柔道に取り組んでめちゃくちゃ強くなってそうだし、普通にテレビ取材とか受けてそうだしな。
父親からのあれやこれやは少しマシになってそうだけど、ここまで来たらもう戻れなさそう。
濁り者だった人格の影響ってなんだろなぁ……笑顔も涙も消えたし……うーん……どうするか終わるまでに考えよう。
さっきカネコミズキに長文レスしてる最中にスマホの電池が切れてまじで焦った。
慌てて充電して起動したら、残ってた……本当によかった
>>170 タニグチ
オムレツをたくさん作るために、下準備をしていたとき。ドアベルが鳴って、誰かが入ってきた。
その音を聞いて顔を上げる感覚が久しぶりだった。
入ってきたのは……珍しくもどことなくしおらしい常連で。
「あら、いらっしゃい。お好きなお席にドーゾ」
そう言うと、タニグチは自分の目の前の席に座った。
何を言おうか逡巡しているとき、彼女から話しかけてきた。親に叱られる子どものように、小さくなるタニグチを見て、苦笑する。
「もう、なァに?アナタたちね、揃いも揃って、アタシの弱点をわかってやってる?
悪いケド、怒ってるわよ〜?激おこよ?特にアンタ……『サカエちゃん』ったら、勝手にアタシのコト悪者にしちゃってさ〜?ルークも乗っ取っちゃって。
サカエちゃんのデコピンの刑は特別に3倍ボーナスよ」
そう言って、一発デコピンをしようとすると、自分の指はタニグチの額をすり抜ける。
ああ、そうだった、と自嘲気味に笑った。
「あー、そうそう、アタシもうユウレイなんだった。じゃあ、あ、コレでイケるかしらね」
茉城→メモ中毒で自罰的。他人に褒めてもらわないと自意識が確立出来ない。愛情は努力の末に得るものでありそれは無償の愛よりも価値のあるものである。
有明→自由奔放で自愛的。多くのことを忘れ他人に迷惑を掛けることを助けてもらっていると認識している。後ろめたいことが無いので他人のことも簡単に信じ親切にしようとする。
冷静に考えてお前らさっさと混ざってこいよとしか思えないな。
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最初の頃は、村入って親切にされるたびに「なんていい人なんだ!」って信仰しようと思ってたのにそんなギャグチックなことはできなかった
ノギの過去聞いてからずっとなんとかしてハフリベとノギをくっつけられないかって考えてたよ……機会が無かった……
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>>196 タニグチ続
表の張り紙を書いたペンで、べしっ、とタニグチの額あたりを叩いた。
「……はい、コレでウソついた件はおーしまい」
またオムレツの準備に戻りながら、その続きの問いにもぽつりぽつりと答える。
「ヒナちゃんにも言ったけど、サカエちゃん達がやったこと自体は、怒ってないわ。ただ、アタシの心が追いつかなくて、なんだか虚しいのは否定出来ないわね。
世界が終わるようなものだから。
……アタシは、アタシが嫌い。元の自分じゃなくて、今のアタシが。サカエちゃんやヒナちゃんや、皆が居たから、『ここ』に居て良いんだって思えてたの。きっと。
そうね、だから……正直に言えば、もう存在価値は無いなと思ってるのね。
カワイイ親友も、もう死んでしまったから。あの子と一緒に死ぬんだなと思ってるわよ」
「……アタシ、向こうでは刑事なの。せめて、優しいお巡りさんになれたらいいわねーなんて」
まだ、消化しきれていないことを、他人事のように語った。
今日のオムレツは特別だ。
野菜もベーコンも、たまごもオリーブオイルも、全部1番質のいいものにした。
先に丁寧に炒めた角切りのベーコンと切った野菜を、たっぷりの溶き卵の中に入れたら、フライパンに移してオリーブオイルで丸く焼く。そこに更に溶き卵を加えよう。
食べてもらう約束をしている子が居るから。
ノギを……幸せにしたくて……どうしたらいいかなって考えたら自然とそうなった……
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>>179 アシザワ
「……先輩、ぼく
きっと、きっと覚えてますから。
もとの自分に戻っても、これまでのことも、今日のことも。先輩へのこの気持ちも……きっと、覚えてますから。
ぼくがもとのぼくに戻ったら、きっと先輩を見つけます。
それまで……お別れです。」
そう言って、添えた手を離した。
そうして、もう一度彼女の手を握ろうと差し出したぼくの手が、空を切る。
触れたかった。彼女の温かさを感じたかった。
アシザワ先輩の欠片を、ひとつでも拾い集めたかった。忘れないための。もとの自分に戻っても、アシザワ先輩にたどり着くための楔が欲しかった。
空を切った手を胸の前で抱いて……そうして、アシザワ先輩の泣き顔を見つめた。綺麗だな、なんて呑気なことを考えながら。別れの言葉を探した。あれだけ沢山の手紙を書いたのに、月並みな言葉しか浮かばないのはなんと残酷なことか。
そうして、ゆっくりとアシザワ先輩へと最後の言葉を。
「アシザワ先輩。さようなら、大好きです。」
エセさんって戻ったらどのくらい経ってるの……?
結婚式のスピーチして、受け入れて過ごしてるのかな……親友として……
ハフリベというか宮地は経済学部だったけど、先輩がいた神学部に転学科して大学院までいってるかも……。
2年の時に捨てたから、3、4年かなやっぱ。宮地は23、4歳。
学生って、学生のままくると学校通わされるけど、過ごしてくと卒業はするんだよね?
高一でここにくると、歳とかは変わらんけど高校自体はそのうち卒業させられるみたいな……
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