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「……毎日毎日ご苦労さまね」
突っ伏していた顔を上げる。あとがついてなきゃいいけど。
独り言を呟いて、タルトを取った。壊される前のように、ニシムラケイのように、丁寧に優雅に見えるように少しずつタルトを、口に運んだ。
甘い。酸っぱい。目が覚めるような、賑やかな味。あの人が作ったと思えば気に食わないけど、文句なしに美味しい。
モリタが去った後、リズミカルに野菜を切り刻む。まな板の上でトントントンと、軽やかな音がする。
その音の中に、ヨダカの声が紛れた。
「……彼が何を為したいのか、少し気になるね」
その途端、水の流れる音がしてか細い声は掻き消される。そんなヨダカの表情は、僅かに真紅の唇が上がっていた。
「あのー……ちょっとすみません……わたし、タニグチちゃん推しからアリアケサラガール推しに変わるかもしれません…というかほぼ変わってます…」
「あと、良ければお時間がある方、ハフリベ氏が本物のルークだった場合、灰の陣営が襲われたことになります。つまりノギ氏です。ノギ氏が初めに狙われた理由ってなんだと思います?」
「タニグチちゃん振り返ってて……最初、タニグチちゃんって本質を見る人、ニシムラ女子とノギ氏だったじゃないですか…」
「【ノギ氏のレリックを砕いて偽装しようとして、出来なかった】【だからニシムラ氏に白陣営だといい、ノギ氏に色をつけない事で砕くことに持っていくつもりだった】」
「という理由でしか、ノギ氏が狙われた理由が分からないんですよね……」
「わたしが得意なことは、ご存知の通り状況からの推理です。なので、最初から振り返っていたのですが、ここだけがこれ以外の理由にたどり着けないんです。」
「昨日、アリアケサラガールが本物の時ハフリベ氏が偽物の話した時、ポーンどこいった問題があったじゃないですか。あれ、紛れててもおかしくないのかな、と思ってきたんです。昨日の最後にお伝えした通り。」
>>66 ハフリベ
……そうですか。
ふふ、同じ気持ちでよかった。
[楽しかった、と思ってもらえていたなら、それで良かったと心から思います。
ほんの少し、言葉に間があったことには気が付かないフリをして。
きっと、理解してしまえば、どうしたって笑顔が崩れてしまいますから。穏やかな空気を壊したくはなかったのです。]
この島に来た理由………は、"アタシ"が幸せになる為……かな。
それが望まない小さな世界だったとしても、あの子が苦しい思いから解放されるなら、"ワタシ"はそれでいいんです。
[胸元に手を置いて、瞼を閉じました。
ここ数日、見続けている夢を思い出して、静かに息を吐き出します。
そして、もう一度、ハフリベさんの方へ向くとニコリと綺麗に微笑みました。]
ワタシは、この島が好きですよ。
誰に文句を言われることもなく、自分の好きなことが堂々とできるし、好きってだけで蔑まれるような事もないし。
……それに、"ワタシ"は、"アタシ"の為に、この島に留まらないといけないから。……消えるわけには、いかないんです。
[あの子が好きだった証であるマリア。
要らないと捨てられたからこそ、この存在を維持しておきたくて。
あの子がなれなかったマリアを、この島で生かしてあげるために。
滅ぼされるわけにはいかないのです。]
ハフリベさんは?どうしてここに?
……もちろん、言いたくなければいいんですけれど
[そうして小首を傾げながら、ハフリベさんの返事を待ちました。]
>>+57 チヌ
「え…あ…い、いえ………」
目の前でヤンキー座りしてくる男の風貌はお世辞にも学校の先生とは言えないものだ。
しかし、その声音は先ほどとは違う一人の大人の、生徒を心配する先生のものへと変わっていった。
「何が……嫌い、って………だって、僕は…友だちを………」
見捨てたから、そう言おうとして、口を噤んでしまう。
これを言ってしまったら、自分はどんな目を向けられるのだろうか。
この後に及んで、そうやってまた、保身に走ろうとする。
「………っ、……、あ…オムライス…」
一体どんな仕組みなのか。突然出現した大皿に盛られたオムライスへと逃げるように視線をずらした。
>>61 ハフリベ
「んー、まず、私がママを見ちゃって、まずは黒チームは慌てるよね?で、私が出たからポーンとナイトかな?のふたりで出てきたわけだ。その日の指定にそれぞれヒナちゃんとイノマタちゃんが入ったからヒナちゃんは見ずに置いておいて、イノマタちゃんは囲った。私のとこにはノギさんとニシムラちゃんだったからほっといていいはずなんだけど、この日の襲撃はなかった。手応えがなかったってことは、灰を狙ったか襲撃をしなかったか。私がノギさんを見ないのは明白だったからノギさんを襲ったと考えればまあ理解はできる。納得はできないけど。そうでないなら灰を補足したっていうアピール?必要なのかはわからないわね。
でも次の日、ノギさんに希望を出してるのはイノマタちゃん以外だと私とニシムラちゃんだった。よね?確か。なんで通ったのこの希望?ほかの希望がカワモトくんに集まってたからかな。補足出来てなかったかもってことは何らかの理由で襲撃をパスしたのかもしれない。理由は見つけられなかったけど。ノギさんの回避でヒナちゃんに指定がいったのは災難だったね。仕方なくナイトを騙って難を逃れた。その場しのぎしにかならなかったけどね…。」
「で、翌日は私の白のニシムラちゃんを狙って、その夜ヒナちゃんが指定されてナガオくんにやられたらやり返す、倍返しだ!みたいな?」
腕を組んで首を左右に傾げながら話す。
今日も夜が来る。
明るい太陽は地平線の向こう側へと姿を隠し、月が空を彩る。
>>50 ハフリベ
「冗談だって。
まあ、あたしもハフリベさんのことを100%信じられるか、って言われたらそうじゃないしさ。
あたしが偽物だったらかぁ。そもそも、占いに二人黒の陣営出ないかな…。まあ、それはそうとして、この状況でのタニグチさんの作戦…ちょっと話しながら考えるね。
白のルークが3人になることでの、メリットは白のナイトの護衛先を迷わせること。だから、白のルークを襲撃しそうなんだけど…実際はノギさんだった。信用で戦おうとしてたのかな。
アリアケさんがミズタニさんじゃなくて、モリタ君を見たのはあたしにミズタニさんを見させるつもりだったんだと思う。
あたしがあの日、イノマタさんじゃなくてエセさん見てたら、黒が一つだけだったから砕いてみようってなっただろうし…そうなってたら、あたしを襲撃するつもりだった、とか?」
/*
もうなんか、思考放棄してるから私の考えは無視してくれていいよ。
てか、昨日アリアケちゃん偽物視してたのにアリアケちゃんを今日本物だとみてるのなんかもうそれだけで黒っぽい…
食事を終えてから、また物思いに耽る。
昨日ナガオに話したこと。
掴んだ手を離した側に責任があるのなら、香坂秀輝もマスジョウヒデキも、彼女を恨めば良いのだ。
けれど、やっぱり自分が一番嫌いだった。
自分にすら捨てられた自分も、やっぱり自分が嫌いだった
それなら、自分は、あのことも双方に責任があったと思っているということなんだろうか。
(…………自分に責任があるとしたら。それは何なのかしらね。
アタシは、アタシの何を許せないのかしら)
自分を捨てた香坂秀輝について、改めて恨んでいるかと問われれば……そう怒る気にもならないのだ。当然だな、とも思うから。
(まァ、嫌いな部分を詰め込んで切り捨てたら解決と思ってるンなら、ちょっと思慮が足りないわよね。思慮深さも間違って捨てたんじゃないかしら、なんて)
ミズタニたちが目指していることが実現するなら、自分は香坂秀輝の一部になる。
「優しい」マスジョウは、きっと、「自分を捨てた香坂秀輝」のしたいことを優先するだろう。
そうしたら、マスジョウは消えるんだろうか。
「……なーんか、解決策が見えないのよね」
/*
なんにも考えられないこの頭がほんとむり……あと推しが死んだのがいちばん無理………なんで死んでしまったん……おばちゃん泣いてるで……
「アッチもまァ気の毒なくらい混乱してるわね〜」
ちら、とテレビの画面を見る。
「コッチはコッチで堂々巡り。似たようなことばっかり考えてるけど」
パスカル曰く、人間は目の前に視界を遮る障害物を置いて断崖に駆け出していく生き物だという。
これが示唆するところはつまり、どんなに凄惨な物事だって、見なければどうということはないということである。
器用に視界を覆ってしまえば、アンモラルな活動も、華やかに笑う先輩の裏事情も、全てどうということはないのだ。
先輩との大学生活は着実にハフリベの倫理観を蝕んでいったが、それでも充実していた。
充実してしまっていたのだ。そんな資格もないくせに。
それすらも、あの物語と一緒だった。だから、ハフリベは怖かった。
自分の危機を救ってくれた先輩。ハフリベに後輩になることを迫った先輩。ハフリベ一人だけが特別で、他ならぬハフリベだからこそ助けてくれたのだという先輩。
だから、怖かった。
あの物語の先にあったのは崩壊だったから。
だからハフリベは、先輩の後輩であり続けた。すんでのところで赦せない気持ちを封じて。
だって、先輩は事実を承認してもなお、ハフリベが先輩の後輩でいてくれたら良かったのだから。
>>82 続き
「ミズタニさんは、次の日砕かれない自信があったんだろうね。
ニシムラさんの襲撃はナイト狙いかつ、あたしの占い先。ニシムラにそこまでナイトっぽい要素があったかは、分からないけど。
多分…黒の陣営にとって、ハフリベさんが白のナイトだったことと、カワモト君が白のキングだったことが大きかったんだと思う。
白のナイトを襲撃して、白のビショップを襲撃するつもりだったのかな…。黒を出したら、白のビショップを襲撃できない限り、バレる。だけど、因縁の先が白のナイトだったからそれが出来なくなったとか。
アリアケさんが、あたしとタニグチさんに黒のポーンがいないって言ったのは、白のルークを全員砕く方向に持っていかないと行けなくなったから?」
金のナイト普通に使われてるの恥ずかぴい………ちょっと家帰ったらお返事書くねアリア…そして今日まで係わってくれた墓のみんな……
/*
私今こんな顔してる( 。∀ ゚)
もうなんか、いいよ、今日私が吊られても……良いやって気持ちに……うっ……うぅ………なっ……うぅ…….˚‧(´ฅωฅ`)·˚.
ある日、目が覚めるとハフリベは、雑音の激しい都会のアパートではなく、見知らぬ島に立ち尽くしていた。
異世界系アニメの第一話で、突然異世界へ飛ばされる主人公のような展開だ。
果たして、ハフリベが立ち尽くす島は、とてもファンタジックな存在だった。
けれど、ハフリベがそこに立っていた理由は、ハフリベに否が応でも現実を直視させるものだった。
思い出す。林道で転がった死体を。
思い出す。神様じみた先輩の微笑を。
思い出す。死体に土をかけていく罪深さを。
思い出す。一年の夏、先輩と行った合宿のことを。
思い出す。ホテルで一緒に食べたカニの味を。
思い出す。
風呂から戻ってきた時、客室で先輩が首を吊っていたことを。
/*
は、ハフリベっち……………どんな過去があったんや………………おばちゃんがなでたろか……ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙
>>+58 マスジョウ
「じゃあなんで頭突きしたんだよ!」
お互いダメージを食らうとか何の儀式だ。
「いや!ダメだ!俺様がいる限りイーハトーブは潰させねぇけど他の客がいなくなったらヨダカちゃんが悲しむから作戦変更するぜぇ!」
とは言っても特に作戦などないのだが。
とりあえず牽制は止めないだろう。
「俺様以外に頭突きしたらマジ三途の川見るぱてぃーんだからやめとけぇ?!」
男が頭突きを食らったことも納得できないが万が一生徒があれを食らったりしたら洒落にならないと珍しく顔を青ざめさせる。
この島で目を覚ました時、すべてを思い出した。いや、すべては思い出せなかった。
視界を遮って知らないふりをしていた現実を知るかわりに、ハフリベは自分の中にある一番大切なものを失った。
そうして三日月猫に与えられたのは、ハフリベが一番嫌いだった苗字だった。
先輩はハフリベの投影に耐えきれなかったのだ。先輩を神様に仕立て上げ、尊いものを見るその眼差しに、追い詰められてしまっていたのだ。
エウヘメリズムだ。
でも、ハフリベはそれが赦せなかったのだ。
先輩がただのひとであることを赦せなかった。
だからまぼろしを生み出した。
一年半、ハフリベはそのまぼろしの中に浸かっていたのだ。
>>+65 ニシムラ
「あら、イイわよ〜。アナタは何を占う?
特に具体的な希望がなければ、近い将来、仕事運、金運、恋愛運あたりが候補よ」
手持ちのカードをシャッフルしながら雑談する。
「タルト食べたァ?あれ可愛くてイイわよね。
モデルさんって、やっぱり可愛いモノ食べたら写真撮っとくモンなの?
っていうか、お肌の感じで勝手に未成年かしらって思ってたけど、実は若く見えるだけの美魔女だったりするのかしら?」
>>79 イノマタ
ハフリベはイノマタさんの話に聞き入っていた。
“イノマタさん”が幸せになるために、彼女は島にいなければならないという。
“イノマタさん”が苦しい思いから解放されるなら。
「……そうだったんですね。ありがとうございます。お話を聞けてよかった」
けれど、問い返されてしまうとハフリベは頬を掻いた。
「……“俺”は、俺のせいで慕っていた先輩を失ったから、俺を棄てたんです。つらくて苦しい現実を全部俺に封じ込めて。
俺は棄てられて当然だって思ってたし、俺がここにいることで先輩が生きていてくれるならそれで良いって思ってた。
でも今は……“俺”にいつか、“自分”で気付いてもらいたいって思ってる。
この島がなくなったら、俺はまた先輩の亡霊に縋りついてしまうから。だから、俺は“俺”のために今頑張っています」
>>+62 カワモト
カワモトが『友達を』と言って口籠り時間が流れる。
そしていきなりオムライスだなんて言うからまたヨダカの作った料理の自慢かと思ったがパチンという音と共にTVの前に料理が現れていた。
>>63,>>64 ヨダカ
3度目にもなれば誰からなど疑問に思う前に気持ちが逸る。
2つの大きなオムライスはそれぞれデミグラスソースとケチャップソースがかかっていて、更に人数分のフルーツタルトも用意されていた。
「うぇーい!ヨダカちゃんの料理じゃーん!
忙しいのにサンキューヨダカちゃん!」
聞こえていなくてもあえて声に出した。
そして料理に近づくと今日もメッセージカードが添えられていた。
初めは男への宛名がなく内心凹んだが、もう一つの宛名の中で見つけると現金にも心臓が速く鳴る。
端の方には何かを書き損じた跡と昨日よりも小さめのグラサンの絵。
「ははっかわいすぎだろ」
心の中で呟いたつもりの本音が無意識に音に乗る。
離れても膨らむ想いに勘弁してくれと思いながらカワモトにバレないように膝に頭を埋めた。
今の髪型に感謝した。
きっと男の耳は赤くなっていただろうから。
>>+62 カワモト
顔の火照りが冷めると2種類のオムライスを2人分取り分けて一皿とフルーツタルトをカワモトへ渡してTVから少し離れたところに移動しただろう。
「ほれ、とりまMAX美味タイム逃さねーうちに食おうぜぇ!
言う勇気が出そうなら出るまでいくらでも待ってやる。
俺様に言うのがこえーなら食ったら皿片付けてナガっちとか他の奴と話してこい。
あ!ちゃんと味わって食ってからだぞ?」
それだけ言うと男はカワモトを見ずに料理へ手を伸ばした。
手を合わせてオムライスをスプーンで掬うとケチャップライスをトロリと卵が纏う。
デミグラスソースはケチャップライスと卵と混ざり合い濃厚に。
ケチャップソースはトマトの酸味と甘みを増して。
ペロリとオムライスをたいらげるとフルーツタルトにも手を付ける。
しっとりサクサクのタルト生地とチーズケーキの後に感じる微かな酸味は何かのジャムだろうか?
イチゴ、マスカット、桃もそれぞれタルトと食べていく。
フルーツのフレッシュさがチーズケーキのコクをくどくさせずにホール毎食べれそうだった。
最後の一口を飲み込むとフォークを置き手を合わせた。
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