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>>160 サラ
サラの手には、時計が握られていました。
あの、一度砕かれた時計と、リリアーヌがあの日作った時計。
ひどい悪夢に晒されながら、サラの笑みをみたくて作った時計。
「……どうして今、」
許しを乞うようにさしだされた時計は、まるで最後の希望のよう。
リリアーヌは、ばっと、奪うようにそれを取り上げて、頭上に高く高く掲げました。
「──こんなもの!!」
それは、リリアーヌが初めて見せた、激情でした。
「いまさら欲しくない! なんで! なんで今更生かそうとするの!!! わたしを殺したのはあなたなのに!!」
リリアーヌは絶叫して、時計を地面へとうち付けようとしました。
────でも。
でも、壊せなくて。どうしても手が離せなくて。
「うぅ、ぅうううー……」
その場に座り込んで、大きくしゃくりをあげました。
>>175 サラ
「あなたが一番、誰も信じてないように見えるから。
一人の命を終わらせるんだよ?
その人が生きてきた時間を止めるんだよ?
これからあるかもしれない未来を無くすんだよ?
そんなの、誰かに言われて選ぶ方が間違ってる。
みんな自分の手で選択するべきなんだよ。」
リーンの両の眼から、涙がぽろぽろと流れる。
「……本当に大事なことは、誰かの真似っ子なんかしたら、ダメなんだよ。」
『そっか。』
[少女は放心していた。
サラに反論しようとして、アイリーンの記憶を辿った。
そうしたら、分かってしまった。自分がしてきたことの罪深さを。
無邪気に、誰かの模倣をしていたことを。]
『トッティ、とってもとっても悪い子だ。』
『そうなんだ。』
/**/
てかそうかあまぐりさんがエルスか……あまぐりさんなら絶対時計の村の設定もりもりにいかしてくれるだろうなって思ってたけど、最大の推しじゃん……
/*最後だけトッティのセリフ言いました!!!!
RP優先だからみをさんは許してくれるって信じてる。
エルスすまん!!!明日生き残っても勝てる気がしないというのも!!!ある!!!なぜなら!!!勝ち筋はオブゼビオ!!!しかない!!!から!!!
私がオブゼビオRPは!!!できねえ!!!*/
オズワルドは、魔女──シルヴェールと落ち合っていた場所に向かい、彼女を呼び出します。
そして、互いがあのたたかいの中で無事であったことを喜び合いました。
手と手を重ねて、王子が子どもの頃からそうしていたように。二人は無数に煌めく星の下で、夜が明けるまで語り合いました。
しかし、オズワルドは彼女が気を許したのを確認すると、強い睡眠薬の混ざったワインを勧めます。
朝になり、シルヴェールは目を覚まします。すると、言いようのない違和感が胸を占めました。嫌な予感がして森の中心部にある塔へ駆け込めば、神様より賜った宝物が、台座からなくなっていたのです。
彼女はそこでようやく、オズワルドが裏切ったのだと気付きます。
愛する人に裏切られた悲しみと、シルヴェールが永きに渡り守り続けていた《マザー・クロック》を失くした絶望感に、彼女は打ちひしがれます。
一方、オズワルドは《マザー・クロック》を城に持ち帰り、王から次期国王の約束を取り付けるのでした。
>>+81 テルミット
「ふふふ、うん、知ってる!だってテルにー、そうしたらもっとすごいもの作り始めるんだもん。すごい!って一言そういったら、次の週にはほらもっと凄くなっただろう!って見せてくれるんだもん。
私、そんなテルにーが大好き。」
無邪気に笑うその顔は、しかし。続く、彼の言葉に、緑色のその目を伏せる。
「未来……私は、私にそんなこと許されるのかなぁ…。テルにーみたいに、見えるようになるかなぁ…。
もうずっと、痛かったの。私は裏切り者なんだなって。魔女の味方をしようとした私は、テルにーにとっても裏切り者なんだよね。でも、でもね、魔女だって、きっと悪くないの。私…私、この街を駆け回るのが大好き。毎日が新鮮で、楽しいことに溢れていて、でも、でも………私は……っ」
テルミットの服の裾をぎゅっと握ったその手は小さく震えていた。
あんなに愛し合っていたのに。その男が国王の座を得るために自分を裏切ったことに、身体中から怒りがこみ上げます。
彼女のその怒りは、空を曇らせ、森を陰らせ、明るい住人たちを恐怖で縛りました。
妖精の森は一気に枯れ果て、誰も寄り付かぬ“北の荒野”へと変貌したのです。
裏切られ傷つけられたシルヴェールは、オズワルドへの復讐を誓います。
彼女は、荒野で仲間とはぐれて死にかけていたドラゴンを魔法で助け、忠実なしもべとして行動を共にするようになりました。
そして。
いよいよオズワルドが国王になるそうだと。使い魔のドラゴンから報告を受けたシルヴェールは、彼の戴冠式の日、オズワルドの城を訪れます。
彼女は彼への復讐のため、この国に次のような呪いをかけるのでした。
新たな国王が生まれたこのめでたい日に、この国に祝福をもたらそう。
時計の国に住む全ての民たちへ。二度と目覚めることのない永遠の眠りを。
>>176リリアーヌ
「……えぇ。そうよ。
私は、私の中の貴女を、一度殺してしまった。
分からずとも、そうなのよね」
サラは。座り込んで泣くリリアーヌへと、しゃがんで目線を合わす
「でもやっぱり。
私は、貴女に生きていて欲しいのよ。私の中の貴女を。そして、これからの貴女を、生き返らせたい
私は。貴女と、一緒にお買い物に行ったり。時間を共有して、素敵な時計を見に行ったりしたいから
一緒に。聴いてくれるかしら」
サラは。そっと、リリアーヌの手を開くと。
懐中時計のネジを、回した
ーーーツン、タッターツン、ツン、タタター、ツン、タッター、ツン、タタター
時計の針に似た。少し歪んでしまっているけれど。
それでも。楽しくなって仕方がないような、音がする
リリアーヌは。どんな顔を、してくれるだろう
🕐ああああああああぁぁぁシルヴィィィィイイイイイイイイイィィすき……かわいいね……本当にかわいい……愛しい子……
医者と少女の会話を黙ったまま聞いていた。
昨日、別れの時。
レーヴに縋ってなく少女に、『生きてくれ』とはどうしても言えず。
ただ、レーヴの大切な時計の針を進めてくれと、願いを託すことしかできなかった。
彼女が苦しんでいたのは聞こえていた。
時折、どこか悲しげな瞳をしていたのを知っていた。
サラの記憶から消えたあの時。やはり、追いかけてでもその身を抱きしめてやれば良かった。
瞳の奥の哀しい色を。見て見ぬふりをしたことを。何故、今になって後悔してしまうのか。
無理にでも、例えそれが呪いの言葉になってでも。言うべきだったのか。『生きてくれ』と。
夢が、必ず幸せなモノになるとは限らないと。
例え幸せだったとしても、それは本物ではないのだと。
仮初の夢の中で、本当の意味で幸せになることなんて出来ないのだと。
あぁ、本当に。
いつも、いつも、いつも、いつも。
後悔したって、遅いのに。
「……………リリアーヌ、」
死を望む少女は、医者に永遠に眠れる薬を強請っている。
手を伸ばして、2人を引き剥がそうとも。
手を伸ばして、その身を抱きしめようとも。
彼女の願った世界へ、先にいってしまったレーヴには。どうしても出来ない。
大切な何かが壊れていく。いつも、いつも、間に合わない。
あの夢の中の、幼い自分のように。部屋の隅で蹲って。身動きひとつ取れやしなくて。
零れた雫は頬を伝い、落ちていく。
ただ、静かに。ただただ、ゆっくりと。
こんな時にアレですが……
私はロリはいただけませんが、ええ。心底苦手食材ですが、
・おっさんと幼女バディ
・おにーさんと幼女バディが10年後とかに交際ほぼゼロで結婚する
は、好きです。
後者については「ふしぎの海のナディア」を見てくれよな!!雲居さんは見てただろ!?リアタイで!!
>>全員
「【砕くのはアイリーン】
【ヘンリエッタにはヴェル、ルーツを】
……委任をするも、自分で刺すのも自由よ。バラけさせる事だけはしないで」
>>+91 セレナ
……気分のいい話じゃないだなんて、そんなことないですよ。
[ルクレースは首を横に振った。]
……皆、そうなんじゃないでしょうか。
誰だって、受け入れてもらえないことは……辛いことですよ。
[一呼吸おいて、彼女はちらりとセレナの様子を窺う。
涙は、出ていない。
もう、向いてもいいだろうか。そう思いながら、彼女はセレナの手を取った。]
辛いときは……自分に甘えていいんですよ。
伝えたければ、伝えればいい。泣きたければ、泣けばいい。誰かに縋りたければ、縋ればいい。
……そうして、ゆっくり、自分がどうしたいのかを。
考えたら、それでいいと思うし……その決断に沿って、進めばいいと、思います。
[自分なりの考えしか、伝えられない。
それに歯がゆさを感じながらも。彼女はじっとセレナを見つめた。]
『ああ、だめだった。ごめんね、アーネストおにーさん、おじさん。』
『でも』
『きっと、トッティのパパとママも、トッティが悪い子だから、悲しくなっちゃうよね。
会えなくて、よかったのかなぁ。』
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