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>>257 ダズリー
「!」
「いいの?わ、わ、嬉しい!ありがとう!」
ダズリーから渡されたのは、猫を形取った小さなブロンズの髪飾り。まぁるい目と小さなお口が彫られたそれは、とても可愛らしいものだった。
「すごい、夜の間だけで作れちゃうの?!あ、でも私、そんなお礼されることなんて……」
そこまで言って、せっかくの彼の好意を無碍にしてしまうそうなことに気づく。
「ううん、もらう!ありがとう、ダズリーお兄さん!」
早速というように、リーンは垂れたおさげの結び目にその髪飾りを取り付ける。髪束を手に取ればいつだって見ることの出来るそれに、リーンはいくらか調子を取り戻すことが出来た。
しかし、楽しみなものだ。
私はこうして『普通に』肉体と離れてしまったが、彼ら彼女らは違う。
その身に持つ『時計』に誇りと尊厳そして人生があるのだろう。
そしてそれが『砕かれる時』が来るのだ。マザークロックを見ることは叶わなかったが、人の命が砕かれる。
その瞬間を見ることができるのだと思うと、興奮せずにはいられない。
私は興味があるのだ。
人の命が込められた時計に如何程の『価値』が付くのかを。
たとえ砕けた欠片だとして、私のような物好きに幾らで売れるのだろう。
>>133 ダズリー
彼のその言葉は正しい。
お互いに狼じゃないなんて保証はどこにもない。
放り込まれた環境はあまりに残酷だ。
パンとオレンジを抱えたままでも人形は口を開く。
続くのはいつかの龍もどきの言葉。
理解者「『キミとは、もっと違った形で知り合いたかったな。』」
こんな皮肉、誰にも伝わらない。誰も笑わない。
断られた自分を慰める下らない冗談。
理解者「全てが終わって、2人とも生きていて、さらにお互いが潔白だったら、友達になりましょう。
それなら文句ないでしょ!!」
希望的観測でも、私は彼と一緒にご飯食べれる未来にかける。
理解者「ごちそうさま。」
そう言って彼女は冷蔵庫と別れた。
*/
時計台の上から全てを見下ろす魔女は、今晩までに交わされている議論もしっかりと把握していた。
レンガ造の屋根から振り落とさんと吹く風は、それでもシルヴィにとっては心地よい。そういえば、これだけ風が強ければ−−彼女には関係ないかもしれないがーー空の様子は普段のこの国のものより少々変わるかもしれない。
見上げる。
少しだけ、隙間があった。
上を見上げたあと、シルヴィはまたも気の向くままに地へ降り立つ。
/*
>>エルス
「ご苦労だったな。昨晩から今日の昼過ぎまでかかりっきりだったのだろう? 医師殿」
>>アーネスト
[何か、言葉をかけたくて。でも、何を伝えたらいいのかもわからない。
ただ、このまま1人、砕かれていくだけだなんて嫌で。]
アーネストさん…!
[サラと話し終えたであろう、彼に声をかける。
それはルクレースにしては大きな声だった。
彼には、届いただろうか。]
「そうかい、正しい判断であることを祈るヨ。
アーネストは足掻きでグレゴリオは諦めだっタ。それを見るに、何も物申すことはないネ」
酷い祭りだ。この祭りさえなければ、と考えそうになって首を振った。
明日には、砂になった彼のことも何かわかるようになるだろうか。哀れな賢者なのか、悪魔に魂を売ったのか。
「良いこともありましたがネ。」
グズグズと傷を塞いでゆく細胞を思い返して感嘆の息を吐きながら、家路についた。
/*しんど.......トッティ、マジでひとりでやらないかんのだろうか.......なぜもう1人は出てこない.......*/
/☼人間とは、どこから定義するものだろうか?
命の時計と魂がある事?実体を伴う体がある事?
もし、どれもそうなのだと言うのなら、それともどれかがそうだと言うのなら、俺はとうに人間ではなかったのかもしれない。
命の時計も、肉体も、魂を握っている悪魔ならどうとでも出来た。
あいつだって馬鹿じゃない。玩具が長持ちするように、命の時計はそのままに肉体は変えずにいただけだ。
肝心の魂はあいつの手の内だったが。
”俺”が”俺”らしくあれたのは、今は無き肉体のお陰なのかもしれない。それを、無くしてから気付くとは。
ーーーーーーああ、聞こえる。遠くから、何か。銃声と、雄叫び。爆発音が聞こえた後に強く漂う鉄錆と硝煙の匂いが。
目の前の幻覚と幻聴に目を奪われていれば、いつの間にか恰幅のいい男性がいた。彼の言葉が耳に入るより早く、俺は。☼/
>>+3 ドアン
……ぅあああああああああああ!来るな!!来るなァ!!!!
/☼御する肉体は既になく、魂のみの傀儡は目の前の男に錯乱と憔悴の眼差しを向け、殴りかかった。その拳は、果たして男に届くのだろうか?☼/
**
いやめちゃくちゃ迷惑じゃんこれ、寝たかったり寝てたりしたらどうしよう、、、
サラは忙しいし、アイリーンはダズリーと話してるし、、、
大人しくしとけばよかった。
>>308 トッティ
駆け寄ってきてくれた少女の前にかがんで、頭を撫でた。必死に紡がれる言葉に胸が暖かくなる。自分の居なくなることを少なからず悲しんでくれる人がいることに、今はただ救われた。
「いいよ、大丈夫。…じゃあこうしよう。今度はこの下らないゲームを終わらせて、俺の店へ遊びにおいで。ずっと待ってるね。」
そうして、差し出された彼女の命の時計へ目を落とす。これくらいの孔ならば。俺は、自分の腕時計ー命の時計であるそれを取り外し、ポケットに忍ばせていた工具でふたを開ける。そして盤にはまっていたアクアマリンを外して、少女の掌に乗せた。
「俺のお守り。小さいから無くすなよ。誰か、時計の加工ができる人に頼むといい。きっときみを守ってくれるから。」
>>321 サラ
彼女の瞳には”絶対”を信じさせる何かがあった。その言葉にうなずいて、俺は微笑む。
「ありがとう。じゃあ少しだけ。」
>>220>>221リリアーヌ
時の針が、失った時間の主との時を刺す
どうしてこの子は、こんな強張った顔をしているのだろう。
私は、本当に嬉しかったのに。
転がった懐中時計を、リリアーヌが拾い上げる
「え、えぇ。親切な方が、直してくださったの」
何故か分からないけれど、酷く申し訳ない事をしている気持ちになる。
自分の時計と、比べたのだろうか?そんな必要は、全く無いのに。
ーーーそこに、お互いが、相手の時計に驚いて、楽しむ気持ちさえあれば?
どうして、そんな事を思うの。
大切な大切な、心が踊る時間を、無くしてしまっているような。サラにとっては、これ以上苦しいことが無い感覚に陥る
/*
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
しんど……・・・・・・・・・・・・
*/
>>293アイリーンさん
[認知されていないと思っていた。
余り表舞台に立たない一家であるからこそ知られていた事に嬉しさを感じる。]
「この右眼を見れば新聞屋なら、すぐわかっちゃいますね。流石の情報網ですね。貴女のような若い人もうちの一家を知っているなんて。アイリーンさん」
[くしゃくしゃになった新聞を受け取る。
ぺらりと開くと、そこには今朝方の事が書かれていた。
読み手に伝わる様に、見出しは大きな文字で。フォントも字体もよく考えられて作られている。
文章は、普段読めば何事も思わず流してしまうだろうが、この現状を知って、この場所で読めば、また違うだろう。]
「若いのに、良く書けていますね。驚きました。これはお代です。いい物にはそれ相応の対価が必要です。」
[そう言って、彼女に紙幣を1枚渡した。]
「...本当はこの本は見せてはいけないものなんです。ですが、そうですね。加護を受けた後の事ならお見せしましょう。」
[本にはお祭りがいつも通り開催された事。
出店の種類や雑踏の賑わい。時計技師の丹精込められた装飾品やアクセサリーの種類。
無銭飲食でドジをしたアベルという異国の人。
出会った人の印象や容姿、立ち絵など様々な事が書かれていた。
例年では考えられない事が起きている。必ず観測を続けなければ。そういう意思を感じるだろう。
また、アイリーンは気付くだろう。あくまでも第三者目線で物事が記載されていることに。そして、ペンで塗り潰されている箇所も目に止まる。
うっすらと読めるかもしれない。『楽しそう』『美味しい』など、オブゼビオの感情が書かれている。]
「観測者にはね、感情はいらないんだ。
ありのままを記し、本当の事を残す。
世に蔓延る嘘偽りを暴くのはアイリーンさん達と同じだけど、それに過度な干渉はしない。
そうすれば公平性が無くなるから。私達はね、見守らなければならないんです。
街が、歴史が人々がどのように変遷していくのか。」
たとえそれが私達の識る正義ではなく、別の正義に支配されたとしても。
筆を走らす事は辞めてはならないのです。
それが書き手の使命ですから。
貴女はどうですか。
アイリーンさん。辛いから止めますか。それでもいいでしょう。誰も責める人なんていませんよ。」
[でも願わくば...と口を開きかけたが、そのまま閉じた。]
『アーネストおにーさん、ほんとにトッティ.......ルクレースおねーさん.......で、いいの、かな?』
[アーネストとルクレースのやり取りを見て、少女は不安になる。それでも、ふるふると頭を振るように、考えを頭から出した]
『きっと、アーネストおにーさん、すぐにまた、ルクレースおねーさんとおはなしできるよ』
>>295 サラ
視界にサラの存在を認めたリーンは、彼女の元へと駆け寄る。
「サラお姉さん…!
……ごめんなさい、私、お見舞いにもいけなくて………」
首や腕に巻かれた包帯に、固定された足に、あまりの痛々しさに、思わず顔を背けそうになりながらも、ぐっと堪えて彼女の顔を見る。
「新聞、今日は、いい話題がなくて……。」
どちらかと言えば事務寄りになってしまった新聞を1部彼女に手渡す。
「委任の件わかったよ。サラお姉さん、本当に、この国のためにありがとう……。」
それは昨日や今日の出来事だけではない。
そもそもが、今までの彼女の行動も決断も、数日で出来るものではなく、日々の努力の積み重ねから出来たものなのだろうことくらいは、リーンでも想像に難くはない。
『かたっぽめがねのおじさんを、もうひとりのなかまのひとにやっつけてもらうのも、いいかなって思ったけど、
ぜんぜんお話してくれないから、トッティ、もうひとりのなかまのひとは、アーネストおにーさんみたいにはしんじられないよ』
『トッティ.......じょうずにできるようにがんばる』
=51
「えぇ。まだまだ、二人の時間はある筈だもの。
見えるもの。感じたものの時間を共鳴しあいましょう
ルーツも。良く頑張りました」
なんとなく、髪の毛が暖かい気がする。
サラもまた。心の中で称える様な笑みを浮かべているだろう
「……だから。いなくならないでね。ヴェル」
>>333 サラ
二人の間には、ぎこちない空気が流れています。涙を拭いました。それから、サラが忙しい人であることを思い出して、リリアーヌはぺこりとお辞儀をしました。
「それじゃあ、わたしはそろそろ広場に戻るね! ……ええと、もし良かったらまた、お話してね」
悲しい気持ちには、鍵をかけて。今度は上手に笑えたでしょうか。
そのまま、リリアーヌは部屋を出ました。
>>242 トッティ
「えへへ……、リリーは大丈夫だよ!」
隠れてしまったトッティの手を握って笑って、レーヴにお礼を言います。少女の心は悲しいことに、傷つくことに慣れていました。立ち直り方も、隠し方も知っています。
「ちょっとおトイレ行ってくるね!先戻ってて!」
けれども。
リリアーヌはそういうと駆け出しました。
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