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真実を知るということは、時にとても残酷だ。
新聞を作るためにと、いろんな話しを聞き回っていた為だろうか。
ふと聞いてしまったその事実に。
アイリーンの心は確かに揺れたのだ。
自身の命の時計を握りしめながら。
本来あるべき姿こそが、……
ああ、こんな時、私は……
/*
話したことある人は、話したことがあるからこそ、占うことが出来ない気がする。
全然絡みのない人を突然占ったりしそうだなぁ
*/
国民たちは国王オズワルドの話を聞き、昨晩起きた事件を知る。
このままでは、《マザー・クロック》を失ってしまう。そうなれば、この国は、国民全ての“命”の源ともいえるそれがなくなれば、自分たちはどうなってしまうのか。
どのような思惑を抱えているにせよ、今は祭りどころでないということだけは、誰もが理解出来るだろう。
そして、選ばざるを得ない決断に迫られていることも。
国民全員で、《マザー・クロック》を盗んだ犯人を見つけ出さねばならない。
>>361 アイリーン
手を引かれて連れられた先。聞かされたのは驚愕の事実。
ネタができたじゃん、なんて呑気なことは言えず唖然とする彼女を見守る。
落ち着いている人もいれば、激しく取り乱す人もいる。
今はどうにかなっているが、このままだともしかしたら暴動なんてことも。
できることをする。
腰で時計を握りしめる手に、自分の手を重ねる。
空いてる手は女神を操り、そのまま頭を撫でる。
ヘスティア「大丈夫だよ、リンちゃん。あなたに不安な顔は似合わないわ。
この国の人達も馬鹿じゃない、すぐにまたルーツとお祭りを回れるわ。
今はあなたが出来ることをちゃんと見据えなさい。
この国で今、どこよりも正確な情報を誰よりも多くの人に伝えられるのは誰?」
ねえ、アイリーン。あなたは見習いなんかじゃない。
一緒に立ち向かおう。
[昨日、ジュラムが自分に向けて言った言葉を思い出す。
「カンセンショウ」、と。
それ程までに薄い存在になっているのだ。国民たちの中で、《死》が。《死》に至る傷病の恐怖が。
今や医者は「困った時に何とかしてくれる程度の存在」。命を救う者では無い。少なくとも、彼らの中では。
ヘンリエッタ嬢にも話した。「死を越えてこその生」なのだ。
今の彼らは、本当の意味で生きているとは言い難いとは思わないか? オレはそう思うんだ]
「っははは!
何事かと思えば、出れなくなっただけか」
*/
時計台の上部で全てを聞いていたシルヴィは、高く笑い出し、両手を広げた。
/*
░▓▒▓█▓░░▓▒
「では、乗ってやろうではないか。
早々にこの国を出るぞ」
もう一度言おう。
思い出せ。
お前達の隣に佇んだ《死》を。
思い出せ。
お前達へと微笑みかけた《死》を。
思い出せ。
その、恐怖を、病魔を。
オレがーー。
……《マザー・クロック》を盗んだ奴らも、きっと、そう考えているんだろう?
ああ、分かるぞ。分かる。それに、
今朝から何となく感じるこの力は、その為にーー。
>>=22>>=23
きっと。もしかしたら。この祭事が終われば、私とルーツの関係はそこで終わるのかもしれない。
そうでなくとも、どうしてもある身分の差は。不純物だからこそ、二人の時間を軋ませるのかも。
でもだからこそ、今のこの時間を目一杯に過ごしたいと、サラは思う。
「大丈夫よ。気がねないのも、時には気を使い会うのも、また友人でしょう?」
時間と共に詰まる距離は、本当に愛しくてたまらない。
時よ、このまま進み続けてと願わずにはいられない。
「ありがとう。ルーツ
そう言って貰えて、嬉しい。
足手まといになる筈なんか無いわ。もう、私と貴女の時間は。こんなにも抜き身で、互いを響かせ合っているのだから。
此方こそ、宜しくお願いね」
二人であれば。どのような事態であっても、時の音を響かせ合って、時の歩みを進ませて行くことが出来るだろう。
「泣いている誰かが、私達を頼ってくれたのなら。
応えない訳にはいかない。
私達の命の源の時間を、取り返しましょう。
二人で、一緒に」
**
支配人楽しそうだなあ。色喉覗かれるの普通にむかつくなあ!!!!なんか!!!ごめんなあ!!!!
わーいわーい!これ見えてねーだろ!支配人!
俺も灰見えてなくて笑われてたんだぞ!!同じ気分味わえ!!ばーか!
>>311 サラ
時に驚き、興味津々という顔をしながら自分の話しを聞いてくれるサラに、リーンもついつい話し込んでしまう。
薬屋さんはね、と言いながら記事に載せた地図を見せ、是非一度行ってみてほしいと勧める。
サラお姉さんがテルにーに出資したという話しを聞いた時は、なんだか自分まで嬉しくなった。
「そんなに褒められても何も出ないよ!でも、そうだなぁ、もしサラお姉さんが良ければ、明日も新聞を受け取ってくれる?」
*/
ぱちん、と指を鳴らす。
すると次第に、眷属のいずれかが持っていた《マザー・クロック》が共振し始めるのを、ある人物だけが感じることができただろう。
黒く、深い、暗い煙。
それらが薄広く城下の中心を、広場の噴水から端道を辿って、黒い霧となり国の隅から隅まで這いずるように覆い始める。
ぱたり、ぱたりと。
何者でもない国民は瞬く間に倒れていくだろう。
そこに残るのが、我が眷属と、《マザー・クロック》の加護を受けた者だけになるように。
/*
>>363 レーヴ
「ご存知でしたカ。ワタシの店は配送していないのでネ、仕方ないでしょウ。アトラップ運送…私用で使うかもしれませんかラ、覚えておきますヨ」
健康そうな彼には縁がない店だろう。客の顔は直接見たいというのが医療に関わるものの想いだ、あのマスク男もそう思っているに違いない。薬屋としては顧客にはなれないだろうが、日用品の配達ならぜひ頼むとしよう。
「やはり、この周辺には配られているようですネ。」
嫌な予感。その言葉は引っかかったが、話すと長くなるかもしれない。人の集まるここで続けるべき話ではないだろう。
そうして、ただ王のお出ましを待った。
>>333 ルクレース
子供たち、…特に歳の若い二人は彼女に夢中だった。その柔らかな雰囲気のせいだろう。我先にと名乗り返し、彼女から注意を向けて貰おうとする。子供たちと言葉を交わす姿に、どことなく暖かな気持ちでいっぱいになった。
「こら、迷惑をかけないって言ったろ。みんないっぺんに話しかけるな。…すいません。俺はアーネストと言います。アーネスト・ジョエル。お好きに呼んで下さい。」
彼女の名を頭の中で反芻する。何故だかすごく綺麗に響くような気がした。そうしている間も子供たちの猛攻は止まらない。彼女の口からこぼれたタルト、と言う11のリリーが騒ぎ出した。
『お姉ちゃん!わたしタルトが食べたい!いこう、一緒に食べよう!』
王の言葉を飲み込む。
“この力”が国を救う…?
《マザー・クロック》様に選ばれた…?
王の言葉は重い。
《マザー・クロック》が盗まれれば国民の命は風に吹かれるロウソクの炎に等しい。
王のお気持ちはいかばかりか。
治世の恩恵を受けるばかりが国民ではない。
今こそ、恩を返す時。
…何より、歯車様を軽んじた罪は軽くはないのだ。
「…なんという僥倖!なんという栄誉!!
《マザー・クロック》様を盗み出すなどという不届きな輩はこの私、テルミット=ヴィブラートと時を穿…じゃなかった、《機巧騎士クロノス》が成敗してくれる!!!
クハハハハハハハハハんえっほげほ。」
《クロノス》に飛び乗ったテルミットは両の腕を広げ天を仰ぎ高笑いを上げ、むせた。
*/
そうしてシルヴィは−−飛んだ。
ゆうに数百メートルはある高さを、この国の一番の見晴らしを誇る《マザー・クロック》の台座から、黒い霧が立ち込める暗澹たる広場の中心へ、飛び降りる。
常人なら気を持つことさえ叶わぬ重力の負荷と、平衡を狂わす浮遊感。
それさえ、時を支配する彼女には、心地よい一芸でしかない。
悠然と−−そう、物理法則から試算すればあり得ないほど緩慢に噴水の頂点へ降り立つ姿は、
国王の招集で城下に集った者たちすべての、視線の的となるのは必至であった。
/*
「盗まれた、と言いましたよねェ?」
それは独り言か、もしくはレーヴに向けられていただろう。
「それすなわち、盗人が紛れ込んで居るト。はァ、なるほど」
王の言葉からすれば、これは国民全体を巻き込んだ犯人探しということか。明らかに魔法の力を使った対策、なぜかわかっている時計の性質。なるほどなるほど、これは国家の深淵を覗き込んでいるようで、面白い。
「この、黒い霧は……?
いけない。皆、吸っては駄目……!」
周囲にいた民達へと声をかけるも遅く
愛するべき民達が。サラの慈しむ時間達が止まって行くのを、何も出来ずに見ることしか出来ない
小さくてか弱い女の子がものすごい魔法を使ったりものすごい巨人を操ったりするのが昔から好きなので、占い師を希望してみた。
占い師のノリはどっちかというと魔法少女だけど、いきなり呪狼に当たりませんように。
グレゴリオは首から下げている時計を取り出す。黒いシンプルな時計。かつてはそれこそ、財を尽くして飾られていたが今は見る影もない。
かつての栄光は生きるために血肉へと変えられた。しかしながら、その機能だけは失わず今日も規則正しく、命の音を刻んでいる。
再び、時計を服の中へとしまった。
気が付けば、黒い霧が辺りを包み、人が次々と倒れていく。どう考えても、これはおかしい。
[声のした方へ視線を移す。時計塔の上部には、透き通る肌と美しい髪を持つ者がいた。立ちのぼる蒸気の煙で薄ぼんやりとした月光に照らされて、その女は立っていた。
水底から、記憶が蘇る。──いや、嘘だ。私はこの女を、片時も忘れたことなどなかった。]
……貴様。
「眠っていル……?
時計忘れですか、勘弁してくださいヨ」
痴呆ではよくあることだ、同行者が居れば簡単に済むのだが。――と辺りを見回した時には、既に街は眠っていた。
「マザークロックとの距離? それとも、盗人の仕業でしょうカ」
>>326 トッティ
「ありがとう!」
お代を受け取ったリーンは、続く少女の言葉に目を細める。
「そっかぁ、これが初めて、…ふふ、それはそれはとても光栄です!お買い上げありがとうございました、トッティちゃん!」
嬉しさに思わず彼女の手をぎゅっと握る。
「それはよかった!きっとマザー・クロックもトッティちゃんのお歌が聞けて嬉しかっただろうねぇ。」
なんて話しをしながらそうしてじきに少女と別れを告げるだろう。
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