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国の住民たちと会話しているも束の間。
首飾りの一珠がちりりと鳴ったのを感じ、シルヴィはただの観光者であったところから引き戻される。
一つ嘆息して、目の前の二人に告げた。
/*
「ルーツ。大切なものをありがとう。怖がらせたね。
すまないが、少し私の連れが一悶着起こしているらしい。
この三日、また会うことがあればよろしく頼むよ。
失礼する」
*/
そう言って彼女は、その場を後にした。
>>207 ヘンリエッタ
ロキは握手を求める彼女の手をぱくり。
ロキ「こんな景気がいい日に不景気なことになってるわね。ハローワークの案内人に就職した神様が仕事を斡旋してあげましょう。」
並べられる仕事は甘く、甘く、甘くて、甘い。ババ抜きしたら1番になれそうだ。
ワガママな仕事内容と服装から探るにこの子もサラと同じように出自が良さそうだ。
目線を合わせない彼女は余程先程のことを恥ずかしく思っているらしい。なんとなく自虐心を擽る。
ロキ「あっちには搾りたてのミルクを使ったファザーズ牧場って出店があったわ。甘党総裁のあなたとあなたのお腹からしたら、それこそ喉から手が出るほど愛おしいお店じゃないのかな?連れてってあげる。
私はロキ、彼女はルーツ。
あなたの名前は?ブラック企業のCEOさん。」
挨拶を促して手を差し伸べた。
[城までの道中、くるりと回った少女が老婆にぶつかりかけ、それを保護者らしき青年がひょいと助けるのを見ていた]
「まあ可愛い子、元気ねぇ……私もね、昔は……」
はぁ、そうか。そうだな。
[少女たちが駆け足で離れていったのち、老婆の長話が再開する。適当な相槌を打ってゆっくりと歩いていった]
>>189 国王
どうしたものかと、露店を眺めているとずいと串が目の前に差し出される。そちらを見てみれば、先程見えた男だった。
こうして近くで改めて見れば、随分と身なりのいい品のある男だ。随分と地位の高い人間なのかもしれない。私の人を見る目は宛にならないが。
「これはこれは、見ず知らずのお方。この様な下賎な者への施し、ありがたく頂戴いたします」
見ず知らずの人から施しを受けるのも慣れた。そこに哀れみや蔑みが入っていても味に変わりはない。
プライドじゃ腹は膨れないということは一番に学んだ。
グレゴリオは男から串を受け取り頬張った。
「きゃっ!」
食べられた手にびっくりして目を見開く。
それもつかの間、目の前のルーツから紡ぎ出される言葉がとてもユニークで吹き出してしまう。
「ふふ……ふふふ!
あなたとても愉快な方なのね?はじめまして、お仕事を紹介してくださるロキ。それからあなたは秘書なのかしら?ルーツ、よろしくね。
私の名前はヘンリエッタ。ブラックだなんてとんでもないわ。レディのお仕事は8分目が鉄則なのだから……
でも今日は書き入れ時よ。お小遣いはたくさん持って来たの。やっぱりほんの3日くらいなら重労働もホワイトのうちではなくて?
…………牧場!ミルク!何て素敵な響き。
ぜひ連れて行ってくださいな。」
手を伸ばし、ルーツの手を握って誘われるままに駆け出していく。
>>211 リリアーヌ
「おう!1人より2人、2人より3人、まぁ、人数が多ければ多い程楽しさも増えるわな。」
危なっかしく歩く少女を助けながら、それでも楽しげに歩を進める姿を見て、レーヴは柔く目を細める。
しかし、少し不思議な点が見えることもまた事実で。普段配達をしている下町に住む子どもとは違い、こんな小綺麗な格好をしているのだからどこかの令嬢かとも思ったのだが、従者や親が近くにいる様子もない。
……ただの思い違い、かねぇ?
「嬢ちゃん、いいもんぶら下げてんな?それ、嬢ちゃんの時計かぃ?」
ふと、視線に入った懐中時計を見て、レーヴは少女に尋ねる。光が当たる度にチカチカと輝くそれを持つ姿は、やはりどうしてもただの子どもには見えない。
そんな疑問を顔には出さぬように努めながら、少女の返事を待った。
>>135 ブレイク
「ふむ、傭兵、マーキュリー…」
彼の言葉にリーンは首を捻りながら頭の中の引き出しをあれやこれやと開けてみる。
「……ああ!知ってる!知ってるよ!確か前に父さんが話していた、あの令嬢誘拐未遂事件!マーキュリー家のお手柄だって、確か記事に書いていたよ!」
警備が厚すぎて犯人が諦めちゃったんだよね、うーん、あれはすごかったよ!ってうんうんと大きく頷く。
「名前はそうだな…ブレイク、で合っていたかな?ブレイクおにーさんのその傷はお仕事で出来たものなのかな。すごいね、勲章だ!」
リーンは尊敬の眼差しでブレイクを見た。
>>221 グレゴリオ
[私は目の前の男をしばらく見つめて、それから首を横に振った。この国が発展していく過程で、国民の貧富差が広がってしまっていることは知っている。これは、今後の統治における課題だ]
構わん。せっかくの催事なのだから、祭りならではの食事も一つくらいはすべきだろう。
それと、面倒だから変にへりくだらなくていい。
[そして私も一つ、自分が手に持つ鹿肉に齧り付く]
そういえば、町の南のほうのテントではサーカスをやっているらしいな。
実は俺は生で見たことがなくてな。お前はあるか?
/*
普段私が選ばないようなキャラチを今回選んでるから、この顔で一人称私で独り言話すのめちゃくちゃ違和感………
>>225 レーヴ
楽しそうに歩くリリアーヌは、そんなレーヴの疑問に気づくよしもありません。
「これ? そうよ! 私の命の時計!」
リリアーヌは首から下げていた時計を持ち上げます。蓋についた大きな2つの宝石が、キラキラと輝いていました。
「これね、べギリーブルーガーネットって言うのよ。お母様の形見なの!」
警戒心もなく、自分の命の時計をレーヴの目の前に持っていこうとします。もちろん、身長が足りないのですが。
かなり宝石としては大きいほうでしょうか。しかし、それは見る人が見れば、非常に精巧な偽物だということがわかります。三日前のことです。リリアーヌの時計は父親と継母によって、こっそりと蓋が取り替えられてしまったのです。
リリアーヌはそんなことも知らず、にこにこと笑いました。
>>220 アーネスト
……ふうん、時計や装飾品か。いいね。
実はこいつが古くなったから、新しい時計が欲しいと思っていたところだったんだ。お邪魔するよ。
[青年は促されるままにテントの中に足を運ぶ。テント内では彼の言うう通り、様々な時計や装飾品が並べられていた。中には目新しい宝石なども飾られているようだ。
青年はもの珍しそうに商品に視線を落とす。]
へえ、色々あるんだね。
このアンティークの懐中時計、とっても素敵だ。中に宝石が埋め込まれてる。何の宝石だろう。
彼女が好きそうだけど……ああ、そうだった。僕、持ち合わせがないんだった。
また来るよ、貿易商さん。
時を同じくして、職人街ヴィブラート工房の倉庫では、破壊された門扉や家具類を片付け終えた暴走技師テルミットのお手伝いさん兼一番弟子、サーメートが首を傾げていた。
「…はて、この歯車様はどこかでお会いしたような…?」
後始末の最中に見つけた鈍く光る真鍮の歯車を作業台の上に置いて、うんうんと唸る。
「…まあ、お師様のことですからなんとかなるでしょ。たぶん?きっと?」
サーメートは考えるのをやめた。
そうして、スカートについた埃をぱんと払うと、隅に寄せた箱に詰めた廃材を、小柄な体躯でひょいと持ち上げ、裏手の置き場へと向かって行った。
[つい今しがた、金を払えず果物売りの店主にこってりしぼられたことを思い出し、青年は仕方なくテントをあとにする。すると、丁度外に出た目の前に、見覚えのある女性がいた]
>>219 シルヴィ
……あ!
やあ、シルヴィ。探してたんだよ、一体どこにいたんだい?
[陶器のような白い肌に、よく映える薄い色素の髪。総てを見通すようなその双眸と、透き通る声。その全てが、この国のどこにもない神秘的な美しさを秘めている。
青年──アベルは、ようやく探していた人物に巡り合えたことに安堵したように笑った。]
実はさっき、色々あってね。
……なんて、わざわざ口にしなくてもキミは知っているか。
どうだい、自分の目でみたこの国は。
ルーツに連れられて「ファザーズ牧場」の露店に向かう途中、ラブリーなお店で甘いものを頬張る大きな男性に目が止まる。
>>224 ブレイク
「おじさま!お久しぶりだわ!!
覚えていて?おじさまがどうしてか私のお守り役についてくださってたときのこと。
ひと月ほどマーキュリーはフレジェの家とお仕事があったのかしら?その間おじさまは私とかくれんぼも鬼ごっこもたくさんしたわね。
とても探すのが上手なんだもの……おじさまから逃げるのは苦労したのよ?
相変わらず甘いものがお好きなのね。
今日は私も遊びに来ているの。早速できたお友達と"お仕事"に行くところなの。
おじさまが召し上がっているのはなぁに?」
通り過ぎざまに足を止めてニコニコと懐かしそうに話しかける。
>>222 ヘンリエッタ
苦手な人混みも友だちと一緒なら怖くない。まるで勇者のように突き進む。
記憶を辿りながら歩みを進めるが、なかなか見えてこない店に不安を覚える。
そんな矢先、空腹に悪い甘い香りが一筋の道を示す。
…………………あった!!!
と目を光らせるのもつかの間、長蛇の列に項垂れる。
ごそごそ、と。怒りの彼を装着する。赤い彼には腕が沢山ついている。
シヴァ「だぁーーーっ!!!ルーツのやつがトロいせいで大行列だ!俺もここのアイスが食べたかったのに!!全く!道ぐらい迷うなよばーーーーか!むかつく!!」
ルーツは自分を責める時しばしば彼に頼る。
決まって誰かに許しを乞いている。
彼女の不安はもう1つ。ヘンリエッタは一緒に待っていてくれるのだろうか?
彼女は申し訳なさそうにヘンリエッタを見つめる。
>>230 アベル
興味津々、といった様子で店内を見回す相手の後ろについて店内を回る。接客はいつだって緊張するが、客が満足げな表情で新しい宝物とともに店を出ていく背中が俺は好きだった。できるだけ邪魔のないように黙って後ろへ控えていたが、どうやら気になる商品を見つけたらしい彼の視線の先を辿って、緊張で息が詰まった。
「あ、…はい!ありがとうございます!…っあの、それは東の果ての国でこの時期にだけ採れる貴重な宝石で、宝石商の方に何とか譲ってもらった時計です!今度はその彼女と一緒にお越しください!きっと気に入って頂けます!5番街に店があるので、よろしくお願いします!」
今日何かを買うつもりはないらしいが、思い入れのある商品を初めて気に入ってくださった客だ。声も大きくならざるを得なかった。深くお辞儀して、店先へと見送った。
>>228 国王
「ああ、そりゃあごもっともで」
選べるのは持つものの特権だろう。望んでも手に入らない、選べないのが我々であって。
昔のグレゴリオならそりゃあもう、この男と同じようなことを言ったのだろう。
「ならご好意に甘えて。とは言いましても、労働階級ではないでしょう、お兄さん。あ、別に探るつもりはないですよ」
情報を武器に出来るのはそれこそ、力を持つ物だ。一般市民、それ以下が余計なことに首を突っ込むべきではない。
「はー、サーカス。
いやいや、肉串の一本も買えない男が見れるわけないでしょうよ。見世物側にならなれるかもしれませんがねえ」
>>229 リリアーヌ
あまりにも無邪気に警戒心もなく、懸命にこちらへその時計を見せてこようとする姿に苦笑して、彼女の目線に合うように背を屈ませる。
目前に差し出された少女の命の時計は、キラキラと輝く大きな宝石が二つ蓋に付けられていて、しかし、それにふと違和感を覚える。
「べギリーブルーガーネット……」
幼い少女にはそれが本物に見えているのだろう。けれど、仮にも中流階級の家で育ち、ましてや命の時計を扱う職人になるべく幼い頃から身内に鍛えられてきたレーヴの眼からすれば、それが偽物だと言うことは一目瞭然だった。
じっと、彼女の瞳を見つめ、しかし笑顔でこちらを見る少女に、その真実を口に出すことは憚られた。ふ、と視線を和らげれば、自身の腰に下げたポーチから木製の懐中時計を取りだし、彼女の前に差し出してみせた。
「これが俺の命の時計だ。嬢ちゃんのみたいに綺麗な石がピカピカキラキラはしてないが、父さんと、死んだ母さんが作ってくれたんだ。
そんで、これが……」
懐中時計の蓋を開ければ、何も書かれていない文字盤の中央がくり抜かれてスケルトンになっており、中で動く木の歯車が見えるだろう。カチコチと微かに音を立てながら動く金色の針は、レーヴの命を刻んでいる。
それらをちらと見せてから、裏蓋を開けた。裏蓋の内側、そこには『04/01 attrape-rêve』と彫られていた。
「……母さんの形見。この文字は母さんが彫ってくれて、唯一俺の記憶の中に残ってる思い出なんだ。
嬢ちゃんと同じでな、これが大切な宝物なんだよ。」
そう言うと、ニッと歯を見せて笑う。
そして、少女の頭をひとつ撫でると。
「…さ、そろそろ行こうか。あんまり待たせ過ぎると、王様が待ちくたびれちまう。」
待ってくれているかどうかは分からないが。
などという言葉は飲み込んで、命の時計をポーチに戻し立ち上がって城へと足を向けた。きっとそろそろ着く頃だろう。国王がいればいいのだが。
>>226 アイリーン
お、知ってたか。嬢ちゃんは博識だな!
そうだな。あれは俺らに依頼されたモンだ。
随分と大掛かりな記事を書いてもらたっけか。アレ、あんたの新聞社か?
/☼社名を聞いてみる。ここの記事は流麗な文が目を引く。学がない俺もたまに読むくらいにだ。☼/
……いや、これは。
/☼言葉に詰まる。あれは公になっていないのだから、聞かれるのは当然だろうが。
そう、目の前の少女に悪気はない。誰もーーーいや、俺が、悪いのだから。
陰りの見える翠緑の瞳はアイリーンを通して遠くを見つめる。
俺は、ちゃんと笑えているだろうか?☼/
……こいつは、仕事で出来た傷だがそんなご大層なモンじゃない。
傷は傭兵の勲章とは言うが、俺のこれは違うぜ。
/☼そ、と左の火傷跡を触る。皮膚の硬さが"あれ"から随分経ったのだと実感させた。☼/
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ひとつの喉に二つの喉で返事をするのが私だと堂々と宣言してたけど、こればかりは仕方なく無い???ね???言いたいことが山ほどあるけどひとつに詰め込められないんだもん!!!!ごめんね!!!!!長くてごめんね!!!!!!!!!!
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中流階級に命の時計職人が多いと聞きました。だから、この子は中流階級の出身です。上流階級の友人と共に一念発起し、起業しました。本人は、時計職人になることを拒否。因みに兄がいますが、兄は立派な命の時計職人です。
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attrape-rêve という語順なのは、名前として綴った訳では無いからです。親の願いの込められたそれを、名前として使用しているのでレーヴ・アトラップと名乗っています。
レーヴは、本名を大切な人にしか名乗りません。大切な人って誰だろうな。好きな人とか、親友とか、そんな人達にしか話さないと思う。職場でもそうだから。
「城門前の広場まで出る。
お前は好きに動くといい。
せっかくだ。私には無用のものだが、気に入ったものがあれば、時計の一つでも持ち帰るのだな。
間違えても、また無用意に店の物で騒ぎを起こすなよ」
*/
アベルに足りるぐらいの硬貨を渡して、シルヴィは再び歩き出す。
今度は今までの反対へ。人だかりの多い、中心街へ。
街の深部に行くにつれ、彼女の眼光は険しくなっていった。
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