1824 稲荷祭りの1週間
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…なんだィ、随分騒がしいね。
祭りの前夜祭なんてぇのは久しぶりだよ。
今夜は風が冷えやがる。
>>107
店主、泡ァ食ってるとこ悪いんだがね、燗をしとつ付けちゃあくれねぇか。酒屋じゃあねえのは分かっちゃいるんだけどね、こうも成る口の姉さん方がいるってんであたしもご相伴に預かりてぇんだ。
( 130 ) 2017/09/27(水) 23:23:44
クスクス クスクス
御狐様、御狐様
センは踊る、お狐様を祝って踊る
くすくす、クスクス
( 131 ) 2017/09/27(水) 23:26:57
( -49 ) 2017/09/27(水) 23:28:21
主人 シラサワは、メモを貼った。
( A48 ) 2017/09/27(水) 23:30:18
−−店主を詰問……どころでもなんでもない言葉を投げかけて、その場にいた客の姿に目がいく。
>>112 烏丸
「……っあ。
烏丸……も、来てたのか」
−−当然、千代がいるのだ。烏丸がいたところで疑問はない。
はずなのに、カガチの口振りは少しだけ、濁りが混ざるのだった。
( 132 ) 2017/09/27(水) 23:31:07
誰ですか無理があると言ったのは。
そこに正座しなさい私も一緒にするから
( -50 ) 2017/09/27(水) 23:31:29
主人 シラサワは、適当な露店で、少し迷い りんご飴を買った。
( A49 ) 2017/09/27(水) 23:33:25
主人 シラサワは遅延メモを貼りました。
( A50 ) 2017/09/27(水) 23:40:44
あ!5時に更新て書いてあったね!
それは変わんないのか、良かった良かった
( -51 ) 2017/09/27(水) 23:40:45
[(>>132)声を掛けられそちらに視線を向けると見知った顔がそこにはあった。]
なんだ、カガチか。…当たり前だろ?なんたって、『花』があるんだからな。ともなれば、俺がいるのも何の不思議もない。
[怪しく、しかし楽しそうに俺は笑みを浮かべる。…実際楽しいのだから仕方ない。こうもあからさまな態度を取られるとからかいたくもなるものだ。]
随分と忙しそうにしているな。『お狐様』の悪戯のせいか?
( 133 ) 2017/09/27(水) 23:41:33
>>113
いた……。
芙蓉、君、その。
足の怪我は大したことはないのかい。
手当てぐらいは自分でできるように
なったみたいだけど、そもそも足下には
気をつけてだね……
いや、そうじゃなくて。
きつい言い方をしてすまなかった。
君が心配なんだ。
なんだか妙に騒がしいし、
気をつけるんだよ。本当に。
( 134 ) 2017/09/27(水) 23:47:36
>>131 セン
センー?セン!どないしたんアンタ!>>
( 135 ) 2017/09/27(水) 23:55:08
>>128 カガチ
あ、ラッシャー!
今日はネ、肉まんと水餃子スープと白酒とキンモクセイ酒とジャスミン茶……
が、「あった」んだけどネー
なぜか、ストックがなくなたカラ、今あるノは
《ジャスミン茶》
《白酒》
だけネー
作ればアルヨ!お金次第ネ
( 136 ) 2017/09/27(水) 23:56:14
>>133 烏丸
その拾い方、完璧に"分かってる顔"だな。
( -52 ) 2017/09/27(水) 23:56:55
唐物屋 リェンは、故郷 カガチの態度に、とくに思うところは無かったようだ
( A51 ) 2017/09/27(水) 23:57:19
−−続く言葉も思いつかぬまま、だらりとしたやり取りで、
>>133 烏丸
「……あぁ、そっか。花が、あるんだもんな。
そうだよねぇ、花が、ね」
−−遠い昔を思い浮かべながら話す烏丸の前で、
カガチは己が、どんな顔をしているのかも分かっていない。
( 137 ) 2017/09/27(水) 23:59:25
[ヤガミ(>>120)の兎面を見つめていると、それを貸してくれると言う]
ほんと…ですか?
おまつりおわったらかりようかな……。
[似合うだろうかとぼんやり考えている間にも二人はお狐様の話をしている。]
……⁈
[突如ヤガミが咳込み、我にかえる。
心配するような表情を浮かべると、彼は先に休むと言った。]
おやすみなさい、おにいさま。
おだいじに…ね。
[朱の方を振り返り]
朱、お…あたしたちはどうする…?
なんだか、おさけをのむ人がふえたみたいだし……。
( 138 ) 2017/09/27(水) 23:59:38
−−ぼんやりと、そんな烏丸とのやりとりの間に、リェンが割って入って来た。
カガチからすれば、それは非常に心強い助け舟であっただろう。
この村に生まれてからずっと住まう、村の若者の代表格、としてあるべき自分になれる。
>>136 リェン
「そっか、昨日と比べて品数が……。
……って。あった、ってことは、なくなったってことですか?
それで残っているのは、白酒とジャスミン茶、ってことは……」
その先は、カガチも言葉にはしない。
彼女−−いや、彼、らしい。
彼が、お祭り会場で騒ぎ立てられている物盗りでないことは、もう既に明白なのだから。
白酒も、ジャスミン茶も、この店主の店以外ではどこにも並んでなどいない。
つまりは。
( 139 ) 2017/09/28(木) 00:04:21
>>130 松風
あいあーい!
アツカンひとつネ
白酒、ぬるめの燗がイケルネ!
あっためるカラ、チョト待てネ!
( 140 ) 2017/09/28(木) 00:04:44
おれは…やらされてるだけだから……。
朱みたいにもっと…強ければ。
でも、おれ がんばるから。
[あたりを窺うように見回し]
なんだかまわりが騒がしいと思ったら。
いよいよお狐様がでてきているのか……?
狼のかみさまだっているんだし、狐だけいい気にさせない…!
[朱の言葉に元気付けられたように頷く]
( *8 ) 2017/09/28(木) 00:07:28
>>139 カガチ
そそ。なくなたのネ
店の周りみたケド、怪しヒトも、なくなたモノもなかたヨ
オニィサン、芙蓉サン見たカ??
女給サンで、カワイイヒトネ!
もし見かけたら、リェンが探してたて言っといて欲しネ
( 141 ) 2017/09/28(木) 00:09:30
[それまで柔らかいながら流暢に話していたヤガミが突然咳き込んだことに驚く]
!どうした!?!!大丈夫か?
身体弱いって言ってたけど、治ったわけじゃなかったんだな
うん、神社が用意してくれてるみたいだからゆっくり休んでね
[そう言ってヤガミを見送ると、お酒を呑む大人が増えてきたからか、不安そうにこちらを尋ねる調に返す]
うーん、俺はカガチのにいちゃんがやってきたし、お狐様のこともうちょい聞きたいけど、もう遅いしなあ
あと、ヤガミの薬になりそうなものも探したいなあ
調はもう眠い?
( 142 ) 2017/09/28(木) 00:18:39
[(>>137)そ、『花』が。と言いながら俺は立ち上がる。せっかくの祭りだ。俺もそこまで鬼ではないからな、いつまでもこいつの悩みの種となるのはやめておきたい。]
あいつが守る様に、俺も盗まなきゃならないからな。一族の、烏丸の名にかけて。
お前は少しぐらいゆっくりしていくといいさ、ここのジャスミン茶は中々落ち着くと思うしな。
( 143 ) 2017/09/28(木) 00:20:20
[少年は調に頷き返し]
そうだよな!みんなお狐様、お狐様ってやつらのことばかり注目しやがる
俺たちもいるってとこを見せたやろうぜ!
[少年は先ほど起こった光景を思い返し]
そうそう、さっき俺いきなり電灯が消えたの見たんだけど、狐の姿は見えなかったんだ
やつらも俺らみたいに人間に隠れてるのかな?
狐は化けるってよく聞くし
( *9 ) 2017/09/28(木) 00:26:36
[ヤガミが休みに行くのを見送ると、少し声を落とす。
幸い周りは騒がしく、こちらを気にする者もいないことだろう。]
…おれは大丈夫。
それより、さっきからなんか騒がしいみたいだけど…。
おくすり、みつかるかなぁ。
( 144 ) 2017/09/28(木) 00:27:14
−−リェンの様子を見て>>141、カガチが思うところは一つもない。
恐らく、彼の言うことは本当なのであろう。物がはたとなくなってしまったことも、怪しいものは一人もいなかったことも。
それは、この店に烏丸がいることが輪をかけている説得力なのかもしれなかった。花盗人となったものとは言え、人としての義心をなくした人物ではないことは、カガチは知っているつもりなのだ。
>>リェン
「……そうでしたか。
それはまたお困りで。
こんな村に来て物盗りのような目にあうのも散々でしょう。
村を代表して……なんてことは言えないですけど、俺が謝ります。すいません」
−−そんなやり取りでさらりと流して、一息。
カガチが自分でも思う自分の違和感は、彼には伝わってはいないようであったから。
( 145 ) 2017/09/28(木) 00:27:37
>>135 甘利
クスクス クスクス
センは眠る 自覚も無しに眠る
でもセンは話したがっている
キミと話したがっている
クスクス、くすくす
−−"カンサイベン"って、何?どこかの国の言葉?
−−甘利お姉さんは今までどこに行っていたの?この村に帰ってきたの?それともお祭りだけ?
好奇心、好奇心
クスクス クスクス
( 146 ) 2017/09/28(木) 00:31:00
>>140
ああ…染みるねぇ。普段やらねぇ酒もたまにゃいいもんだ。
(…おや、(>>138調)さっきの。
あん時ゃ悪いことしちまったからねぇ…一緒にいるなぁきょうだいか。仲のよさそなこってなによりだよ。)
( 147 ) 2017/09/28(木) 00:31:02
>>104店番さん
そりゃもう!!!アルコールが好きなの!!ええ、とってもね!!白酒に出会えるなんて、これはもう運命!!
お金ならきちんと払いますわ、ささっ、白酒をくださいな!!!おつまみもお願いしたいわ!!!
( 148 ) 2017/09/28(木) 00:31:37
( A52 ) 2017/09/28(木) 00:31:49
>>松風
社長サン!アツカン出来たからここ置いとくヨー
>>145
んーん!ダイジョブよ!
目玉の白酒は目のトドク場所置いといたカラ、よかたヨ
ドロボー出たノ?
はやく捕まるイイネ
>>143 烏丸
「……あぁ、花盗人、として、か。
ずっとここにいると、そんな家のことで縛られてる二人を見ると、なんか変に感じるんだ。
なんと言うのかなぁ……そんなんじゃ、なかったのにな、ってね」
−−などと、彼ら二人の家柄を盾に、カガチは自身のもう一つのやりづらさを、口にはしない。
烏丸は立ち上がり、リェンの店を離れよう>>134とする。
だが、カガチの手に抱えられた、上着を目にするとどうだろう。
「ジャスミン茶、か。
聞いたこともないお茶だね。
烏丸は、飲んだの?
ちょっと怖いけど、ここの店は周りと比べて落ち着いてる。
俺も人に揉まれて疲れたから、少し休ませてもらおうか」
−−そういって、カガチの本日のオーダーは決まったのであった。
( 149 ) 2017/09/28(木) 00:32:27
>>145 カガチ
んーん!ダイジョブよ!
目玉の白酒は目のトドク場所置いといたカラ、よかたヨ
ドロボー出たノ?
はやく捕まるイイネ
( 150 ) 2017/09/28(木) 00:33:04
[朱の話に驚いた様子で]
電灯が…急に?
おれ、狐はひとに化けたり、とり憑いて操ったりできるって本でよんだ。
この村でずーっとひとに化けてたとはおもえないから、とり憑かれちゃったのかなって……。
でも、狐って頭もいいし、すばしっこいってきくから…
おれらでかなうかなぁ……?
[とまた不安げに顔を曇らせる。]
( *10 ) 2017/09/28(木) 00:34:10
うう……もう猫又の力は押さえつけてるのに、まだ取り憑かれてるフリするの難しいし恥ずかしいよー!
でもボク、本当に昨日までは夜の間はずっと猫又に乗っ取られていたし、たぶんボクを見た人もいるんじゃないかなー?と思うし……
ねんのため、ねんのため。
でもね、ボク、演技はあまり上手くなくて……特に猫又の「笑い声」だけは、あんまりよく真似出来てない時があるんだ……
「クスクス」って感じなのに、いつものボクみたいに「くすくす」ってなっちゃうの!
( -53 ) 2017/09/28(木) 00:35:55
>>148 アザミ
マイド〜!
ハイ、おねェサンの白酒ネ!
今日のおつまみは……チョトヘビーだけど、麻婆茄子にしよカナ?
チョト辛めの味、合うハズネ!
秋はナスがおいしいヨー
( 151 ) 2017/09/28(木) 00:37:16
えっ?キンモクセイのお酒が無くなったの!?
違うわよ!?盗ってなんかいないわ!!潔白よ!?
きちんとお金を払って、ルールの中で楽しんでますわ!!対価交換しないお酒なんて、美味しくとなんともありませんもの!!
確かに最も美味しいお酒は、人様から飲ませて頂けるお酒ですが、そんなことしないわよ!?
誰よ!!!楽しみを邪魔する人は!!
許さないわ!!キンモクセイのお酒、取り返すんだから!
( 152 ) 2017/09/28(木) 00:37:24
うーん。
それにしても、甘利おねーさんも、なんだか気になるなあ
うまく言えないけど……
そもそもボク、甘利おねーさんにまた会えて嬉しいんだよ!
くすくす、くすくす
( -54 ) 2017/09/28(木) 00:38:14
( -55 ) 2017/09/28(木) 00:38:14
[2人ならんで店の軒先でこそこそと話し込みながら、ちらっとリェンを見る]
うん、そんならよかった!
なんか、祭りでいろいろ盗まれたり、電灯がつかなくなったりしてるらしいだな
さっき俺も突然電灯が消えたところをみたぜ!びっくりした!
薬とか身体によさそうなもんとか…あのリェンってにいちゃんいろいろ持ってるみてえだから、薬も持ってるかな?って思うんだ!
[そう言うと、潜めていた声を張り上げてリェンに話しかける]
>>150リェン
おーい、リェンのにいちゃん!なんか咳に効く薬とかって知ってる?
( 153 ) 2017/09/28(木) 00:38:59
嗚呼、御狐様、御狐様
御狐様ガ 近クニイル心地
"センは"気づいていない、まだ気づいていない
お狐様が、 "悪さ"をしていることに
クスクス くすくす
( 154 ) 2017/09/28(木) 00:41:40
>>150 リェン
「ドロボー……ドロボー、ですか」
−−その言葉に表される存在で済む話かは、まだ分からない。
それでも、カガチはこの村の住人として、思うところは少なからずあった。
「さて、ドロボーの仕業か、あるいは……。
……いえ、やめましょう。
リェンさん、というんでしたか? リェンさんも、誰か怪しげな人を見つけたら、声かけてくださいね。
俺、カガチって言います」
−−またも無難な言葉で返して、もう一つ返答し忘れたことを思い出す。
「芙蓉ですか? そういえば、今日は俺、見てなかったな。
まぁ、見かけたら伝えておきますよ」
( 155 ) 2017/09/28(木) 00:47:16
[朱の話に驚いた様子で]
電灯が…急に?
たしかに…な。
外国のおくすりはよくきくって?
あるといいんだけど……。
[リェンの返答を待つことにした]
( 156 ) 2017/09/28(木) 00:47:18
−−そう、カガチの中ではそんな与太話、と思えないところに来たのかもしれない。
古くから伝えられし伝承が、いよいよ持って現実味を帯びてくる。
そこらの提灯は消え、露店の品物はなくなり、
−−果てには。
そこまで考えて、カガチは思考を止める。
そんなこと、起こることは……。
( -56 ) 2017/09/28(木) 00:48:56
[調の話に真剣な顔になって考える]
取り憑いてる…
確かに百年に一度しか出ないって伝説もあんのに、ずっと化けて何もしないってのもおかしいよな
狐ってそんなにすごいんだ…
しかもお狐様なんて呼ばれてるんだから普通の狐よりすごいってことだろ?
お狐様っぽいやつにはいたずらできねえかもな…
強そうなやつがいたらさっさと逃げようぜ!
逃げれば大丈夫だぜきっと!
[そう言って何か思いついたように]
そうだ!俺こないだ聞いたんだ!
神主さんはお狐様を抑えられるって!
だから、お狐様退治は神主さんに任せようぜ!
( *11 ) 2017/09/28(木) 00:49:43
>>153 朱
あいあーい!
おや、昨晩のボウヤ!よく来たネ!
咳に効くクスリネ?
ボウヤはダイジョブそうだけど、ダレかカゼ引いたカ?
[リェンは少し考えてから、店の奥に行き、暫くしてから戻ってきた。]
お待たせしたネ!
リェン印の裏メニュー、特別に出してあげるネ!
コレ、ワタシの調合した漢方ネ
チョト息しやすくナルネ
食前にサジ1杯分飲むとイイヨ
お金は……欲しけど、ワタシの店の宣伝してくれたらオッケーってことにするヨ
( 157 ) 2017/09/28(木) 00:50:28
>>151店番さん
ありがとう!!!いただくわ!!
麻婆茄子!!あなた、最高ね…!!いただくわ!
今夜もいいお酒が飲めるなんて、幸せだわぁ……!
( 158 ) 2017/09/28(木) 00:51:02
−−もしも。
もしも本当に、この騒ぎが言い伝えられしお稲荷様の悪行であるとするなら。
いよいよもって、カガチは己に課せられた家柄の役目を果たさねばならんのだろう。
それは、家業がそれぞれ花守人、花盗人である千代と烏丸の幼馴染である自分であったからこそ、受け入れられる話だったのかもしれない。
まさか、自分が退魔師など。
それでも自分の身近に、家柄に縛られて昔のようにはなれなかった二人がいることが、カガチの頭の中から一時とて離れることはなかった。
( -57 ) 2017/09/28(木) 00:52:48
>>155おにーさん
ちょっとぉ、店番さんとお話ししてるってことはぁ、お祭りの関係者さん??あなたがしらさわさんかしらぁ。
ねぇねぇ、幻のお酒…まだでないのかしら??
( 159 ) 2017/09/28(木) 00:53:03
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