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…お前さんは本当にいい子だなぁ、Vリリー
[ワシャワシャと、その頭を撫でた。長いこと歩き回り、その手は人並みの熱を帯びていた。芯は…もっと、熱く暖まっていた]
では、話すことにするかな。…誰かを騙して隠してそのまんまというのは、かつてと何も変わらん気がするからなぁ
Vリリー、お前さんは「汝は人狼なりや?」というゲームを知ってるか?
私はそのゲームに出てくる人狼だったんだ、どうだ怖いだろう。がおー、なんてな
[あくまで軽く、面白おかしく。怖がらせてしまっては何も変わらないから]*
おー温かいー
うわっ
[不意打ちで頭を撫でられて声を上げた。]
ぼ、ぼさぼさになったん、だぞっ…
[しかし、彼が話し始めると彼の隣に座り込んで、足を水につけながらその話をじっと聞いていた。]
汝は人狼なりや?
知らないよ、どういうゲーム?
それふたりでできる?
ゲームに出てくる狼がヤクシってことは、ヤクシは狼なの?
そのゲームするとそんな傷だらけになるの?
[聞きたいことは山ほどあって、タオルを羽織って本格的に話し込む。
どんどんと時間が過ぎていった。]
ヤクシ、ちょっと風が吹いてきたね。
もう、夕暮れが近いのかもしれない。
[ふと、斜め方向に移動している陽を見上げてつぶやいた。
十分に陽の光を吸収した鉱石で辺りはまだまだ温かい。
しかし、夕暮れが、夜が来れば話は違う。]
帰ろうか。
駅のあたりまでは、わたしの宇宙艇でなんとか送れると思うん、だぞっ。
[先にその場に立ち上がると、座ったヤクシが立ち上がるのに、手を貸すために腕を差し出した。**]
…!
…ふふ、2人では、出来ないかなぁ…
いいや…ただ、ゲームとして楽しむだけならこんなに傷だらけにはならんさ…ただ、私は…本当に人を襲ったり逆に襲われたり…色々あったのさ
[ヤクシは教えた。自分のルーツとなったゲームを知らない彼女に、そのゲームの事を。疑心暗鬼を楽しむゲームなのだが…それを実際に殺し合いとして、長い事やっていたこと。自分は人狼達の中で生きた『知識』という生命体であること]
…信じるか信じないかはお前さん次第さ
…それで、まぁ…私は人狼として人々に命を狙われていた
…私もたくさんの人を食べた。
どうだ、恐ろしいだろう?逃げてもいいんだぞ?ふふふ
[…笑って、おどけて見せた。嫌われる事にはなれているから。それでも…嫌われてもしょうがなかったと予防線を張って]
…!日が沈むな。
…む?その手は…
[人狼は驚いた。ここまでの話はちゃんと聞いていた筈なのにそれでも尚手を差し伸べてくれている優しさに驚いた。
普通の人なら食べられるかもと怯えるのが相場というものだ]
…いいのか?Vリリー
[少しだけ、手を取るのを躊躇った。それは自分が人狼だったからという自負から来る罪悪感であったが…少女には、どの様に捉えられたことだろうか。
…だが、少しして、優しく手を取る。壊れ物を扱うように少し震えた手で優しく、優しく**]
…
[ヤクシに伸ばした手をひっこめることはない。]
確かに、その「人狼ゲーム」をしてた人みんな怖いっていうなら、そうかもしれないね。
疑心暗鬼の中で本気で人と殺し合うゲームなんて、怖いだけに思う。
でも、今ヤクシ一人を見て、怖いなんて思わないよ。
[にやっと笑った。]
だから逆に、「人狼ゲーム」って、そんなに魅力的なのかなって思ったよ。
いやでも、そんな重傷を負うのはお断りしたいのは事前にお伝えしておきますが、だぞっ!
[どこか震えるように自分の手を取るヤクシのその手をぎゅっと握って立ち上がらせた。]
狼と人と、ずっと殺し合ったんでしょう?
それなら、狼か人かでの良し悪しなんてわからないよ。
あなたは狼だった。でも怖くない。
[うーんと伸びをした。]
やったこともないゲームのこと考えたら、疲れてきちゃったよ。
ヤクシ、着替えよ。
こっちに来たら駄目だよーー
[言いながら荷物をもって、隅っこの方に走っていった。]
・・・・・・。邪魔したら悪いかしらね。
[約束通り来てたのだけれど、アンジュはこっそりと覗いているだけだった。
もちろん、2人のこともあるけれど。それだけじゃあない。]
そろそろ、浮世に帰る時間かしらね。
[アンジュは静かに沈みゆく日を見つめる。
アンジュは売れっ子タレント。けれど、それだけじゃない。]
[どこか期待していなかったといえば嘘になる。同族には出会えなかったけれど、あの仔を見つけ出したのは。
珍しいものを好む。それ宝石獣の性。
アンジュ自身もそう思っていたけれども本当は。
同じに非ずも遠くない、もしかしたら気持ちを分かってくれるかも知れない仲間が。欲しかったのかも知れない。]
[でもどうしてアンジュは正体を隠すのかって?
そりゃあ希少種ってのはそれだけで危険がつきまとうものだけれども、ある程度顔が知れた今はそんな心配はない。クルペオは顔色は悪いけれど、心まで悪くはない。結局は。]
― 鉱石採掘跡 ―
ああ、先に回れば良かったかな?
[そこは鉱山のような場所で、中は大きな空洞となっていた。
線路は、鉱石の山をくねりながらも貫通している。
中は明るく、外の陽の光を通してか、光苔も無いのに電灯がついているように明るい。]
夜に来ていれば、きっと綺羅綺羅してたんだろうね。
[だが、更に奥へ奥へと進んでゆくと、辺りは暗くなり始めた。そして、外からの陽の光のみを通す鉱石部分だけが、あかあかと闇の中で光を放つ。
その中を、トロッコは緩やかに進む。
ただ、メギドだけが見る、昼の鉱石採掘跡の大空洞だ。]
[日の昇る日でありながら、まるで鉱石星の夜の似姿。
メギドは、ひゅぅと口笛を鳴らし、満足げに吐息を零した。]
来て、良かったなあ。
[トロッコに座って乗り、頭上を見上げ続けて。
時折ワインを口にし、バゲットとパイを口に運ぶ。
鉱石採掘跡の大空洞を通り過ぎてゆくメギドの姿を、萱草◆やmediumvioletred◆、mediumaquamarine◆に青褐◆と、無数の鉱石の光達が見送っていた。**]
煩い。
[今度は本当に逃げてやろうか。その気になれば造作も無いんだから。
それでももし、あたしに気が付く誰かが居るのなら。]
しばらくは、大人しくしておくわ。
ね、どうだった?
楽しかったなら良かったなあ。
[服と下着を着替えると、ヤクシと合流し、宇宙艇への帰り道を行く。
行きの時にペンで近くの鉱石に印をつけておいたので、帰りは迷うことはない。]
わたしはね、いい思い出になったよ。
すっごい気持ちよかった。
あ。
[たわいもない話をしながら空を見上げる。
陽が、大分斜めに傾いている。
そろそろ黄色が濃くなってきた。]
もう、夕暮れどき、だぞっ。
宇宙艇に急ごう。
ずっとずっと遠くの夕焼けまで見れるかも。
[少し駆け足になり、急かすようにヤクシに声をかけた。]
…そうか、そう言われたのは産まれて初めてだ。
…ふふ、ありがとう。Vリリー。
[白髪は息をつき、目を細めて笑う。 …心底嬉しそうに
…心から、安心したように]
本来ならこんな大怪我しないから安心するといい。
1度実際に体験すると楽しいぞ…そうだな、瓜科星という所でよく行われているから1度訪れて混ぜてもらうといい。
…怖くない、か。そうか。…ふふ、なんとも…嬉しいなぁ
…そうだな少し急ごうか。
[Vリリーに言われたように着替えて合流する。Vリリーに導かれるように彼女を追いかけ、宇宙艇を目指す]
やっぱりヤクシにはちょっときついね…ごめん。
[宇宙艇で、空に飛び立ち街を目指す。
しかし、この艇は旗艦から出かけるための個人用だ。
どうしても自分が操縦席に座ると、わずかな荷物置き場に無理やり入ってもらうことになってしまう。
席の後ろにぎゅっと縮こまっているであろう彼を想像し、なんだか申し訳なくなってしまった。]
ね、外は見える?
綺麗だね。
みんな、茜色、だぞっ。
[どこか気をそらすように、シートの後ろの方に声をかけた。
今度は帰る方向…ちょうど街側の、その向こうのくず鉱石に覆われた台地に陽が沈んでいくのが真正面に見える。
サンバイザー用フィルムデータを1/3ほど前面に落としながらも、その下から茜色の夕日とそれに染まる台地がよく見えた。
そして、街に電気の明かりがぽつぽつと灯りはじめたころ、眼下の、そして台地のくず鉱石がぼんやりと光りはじめる。]
陽が、落ちちゃったね。
1年に1日だけの陽も、これで終わり…
ってあれ、こんなに光る鉱石あったっけ?
[星のくず鉱石たちが、今日溜めた陽の光を発光し始める。
いつもは光を集めきる力のない鉱石まで、今日だけは彼の光をわが身に宿し、発光している。
足元が、遠くの台地が光でいっぱいになる。]
すごいね、すごい。
綺麗だね。
ヤクシ、前に言ったね。
一つ一つが僅かな光を灯したその集まりが好きだって。
わたしもだよ。わたしもだったよ。
好きじゃないなんて、言えないよ…
[星の全面に広がらんばかりの鉱石たちの小さな光の群れを見ながら、呟いた。**]
ふふ、いいのさ。この狭さも楽しいよ
[荷物席に積められているとなんだか荷物の一つになったようで少したのしかった。
少女の背中越しに外の世界が見えた。そこら中で一年に一度の鳴き声を上げる鉱石達の大合奏。思い思いの声を出し、綺麗な光のハルモニーとなる。まるで大地に星空が溶けたようで、星空に大地が溶けたようで。
その輝きに…ふっ…と息を吐いた]
ああ…とても綺麗だ…
…君と見れてよかったよ。本当に。
…私は心から…此処に来て良かったと…思うよ…
[ 僕は黄昏を迎えた地平の彼方を見る。
一日は早く、陽はもうおちる。
カオリス・ミィクの恒星が齎した、暖かな陽の光で、僕のからだはとても暖かい。
こんな小さなからだだと、あの仔にはついていけないだろうな。
僕は、丁寧に丁寧に、自分が入っていた殻を集め、少しずつ食べ始めた。
食べ始めたのは、明るい時から。
食べ終えたのは、黄昏の時まで。
頭に被っていた蓋のような殻は、折角だから、そっと頭に乗せてもう暫く置いておくことにした。
保存食みたいなものだった。
けふり、と小さく息を吐く。
これから、どうしよう、と僕は思った。
殻から出たての僕は、転がり移動ではなく、歩くことは出来るけれど、まだしっかりと長距離を飛べもしない*]
[鉱石樹の元に、あの仔はいた。
驚くでもなく、恐れるでもなく、アンジュは黙ってそこにいる。
耳に響くその声に震える。
一瞬アンジュの毛並みが、同じ色に染まりすぐに元へと戻った。
アンジュは小さく笑う。]
もう少し、わがままを続けてやろうか。それでなきゃ、あたしじゃないもの。
この星の陽は沈んでも、時間は永遠に少し足りないだけでしょ?
わたしも、だぞっ。
わたしもヤクシとおんなじ気持ちだよ。
[彼の言葉を聞いて、振り返ることはできないが、前を見ながらにこりと笑った。]
怖くないよ。
だって、ヤクシはわたしとおんなじものを見て、おんなじ気持ちを味わっていたのだもの。
そんなあなたのこと、わたしが怖いと思うわけないよ。
ついたーー
街の灯りが目立たないくらいだったん、だぞっ!
[鉱石たちの灯に興奮冷めやらぬまま、駅の近くの定置場に艇を降ろし、外に出た。]
ねえ、ヤクシは明日はどうする予定?
わたしは、わたしはまだ休暇が…
[言いかけて、ふっと黙ってホテルの方を向く。]
…いや、いっか。
ヤクシ、今日もわたし、すごく楽しかったよ。
本当に、特別な日だった。
もし、明日も会えたなら…よろしくね、だぞっ!
おやすみー
[笑って手を振りながら、ホテルの方へ走っていった。]
ジー、ジー、ガガッ…
…
―うお座フォーマルハウト周辺の内戦が9か月ぶりに停戦となりました。
星境が変動しております。
付近を運航の際は充分にご注意ください。
103Aの領星は、11αから234.5γ、32βから523η、およびそのEEZ
406Gの領星は…―
[暫くの後、星図に必死にメモをしていた手がとまる。]
休暇は終わり、か。
わたし、仕事は好きな方だと思ってたんだけどな。
ちょっと、寂しいん、だぞ。
[小さく笑うと、集音機を外し、別の機械を取り付ける。
調整を行い、発信を行った。]
南方輸送連合レイナー2 Vリリー
休暇は終わった
旗艦に戻れ
103Aと406Gは103Aの領星拡大状態により停戦している
つまり我々の航路での1億テラtの物資輸送経路が完成している
この交易を成功させれば、輸送連合はもっともっと強くなるわ
もうすぐにきっと全天を覆ってみせるの
煌く星々をつなぐ線すべてを南方輸送連合のものにするのよ
[暫くの沈黙のあと、各所から返答がくる。]
『Yes.Lily』
『Yes.Lily』
『Yes.Lily』
『Yes.Lily』
『Yes.Lily』
『Yes.Lily…
[続く返答に、ヘッドフォンを少しだけ耳から離し、あーあ、とため息をついた。]
みんなも、楽しい休暇は終わりかあ…
あの子もなかなかいい事考えるじゃないデスか。これなら、視聴率倍増間違い無しデス。タレントよりも私の助手に置いておきたいくらいデス。
今回の件はこれで水に流してあげまショウ。
[一大企画がぽしゃったイクノデRだったが、新たなる長編企画の誕生によって危機を脱する事になった。
そのプレゼンターは他でもない、アンジュだった。]
世紀の大チャレンジ、超スーパーウルトラグレイトクレイジーハイパーエクセレント田舎に泊まろう!
第1週の記録はここまでです! まあ見てね!
[幻灯機に映し出されたスタジオがかき消える。今週の撮影はここまでだ。
アンジュはこの星にもっと居たかった。もとい、あの仔と一度道が交わったのを手放すのが惜しかった。
かといって、今のアンジュにタレント業は捨てられない。それを両立させる手段がこれだった。
宝石獣の生命力は底知れない。この企画にアンジュは適任だった。]
うわーん、暇よー
[こういうところを除けば。]
ヤクシーー
[時間との勝負だ。
荷物を纏めると、即ホテルをチェックアウトする。
トロトロがびよーんと伸びて、お別れの挨拶をしてくれたので、こちらも頭を下げた。
駅の周りにまだ彼はいただろうか。
最後に挨拶はできるだろうか。
少しだけ、大声を上げて彼の名を呼んだ。**]
…ああ、ありがとう、Vリリー。
私は、駅に向かうよ。ホテルは取っていないのでな。
駅に着いたら…適当な列車に乗って次の地へ向かうこととするよ。なぁに…また会えるさ。
私は『知識』であるからな。そこにあってほしいと思う者の為に私はいるのだ。
[Vリリーの前で膝を折り、視線を合わせた。 …心から、嬉しそうに笑った]
また会おう、それまでどうか壮健でな。
[…さて、駅に向かおうか…そう思って、駅の方を向くと]
なんと、駅がない!!!!!
[やっぱり白髪は白髪だった。]
― 夕暮れ時から時は経ち ―
おおーい。
[メギドは駅のホーム近くで、遠くに白髮の人影を見かけたように思い、声をかけた。
合成帯には何かお土産のようなものが。
手には、何やら四角いものを持っており、それごと手を振っている。]
宇宙コンビニに面白いゲームが置いてあったんだ。
「宇宙人狼」っていうカードゲームなんだけど、人が集まるなら一緒にしないかい?
[1ゲームはそこまで掛からないらしい。ヤクシらしき姿の傍には、他の人影も見えるようだが……?*]
[ 僕は、ひょっこりとふわふわの仔のところへとやってきた。
先程まで、見たことの無いような光景が、幻灯機と呼ばれるもので映し出されていた。
掻き消えてしまったものの残滓の匂いを嗅ぐように、鼻先を上へとあげる。
微かな光と微かな電子と呼ばれるものを、鱗の表面で感じた。
鉱石の沢山生えた岩のところから、こっそりと顔を出して、]
うわー ヤクシ!
こんなところで迷ったの?
わたし駅の方から来たよ!
あっち!
[彼の、駅が消えた、という言葉にあちゃー、と頭に手をやった。]
ほら、手をつないでいこう。
本当に大丈夫かなあ。
[すっと彼に手を差し出すと、また先導するように歩き出した。
でも、と考える。
彼はこの星にうっかり間違えてきてしまったと言っていたはずだ。
つまり、彼が迷子にならなければ、彼と出会って、こんなに楽しい時間を過ごすこともなかったのだ。]
…
[それなら、手を離そうかな、と思ったけど、やっぱりやめて、ぎゅっと彼の手を握った。
もう、最後だから、この星にいる間は自分が彼をしっかりと先導してやるのだ。]
[歩きながら独り言のように呟いた。]
ヤクシ、わたしのずうっと昔のご先祖様
南方輸送連合の祖、Mリリーも銀河の果ての、小さな惑星の出身なんだよ
ずっと昔、Mリリーはトラックで荒野を進みながら星を見たの。
そして、その星で伝えられていた、星座を頭に思い描いたの。
空を画用紙に見立てて、そんな紙の上に書かれたほしぼしをつなぐ線。
全部を彼女は実際につないで見たいと思ったの。
それ以降ずっと南方輸送連合では、みんながその夢を共有しているの。
だから、わたしも行くね。
ヤクシもどっかに行くんでしょう?
だから、また会えるね。
[そして駅の目の前までついた。]
忘れ物は大丈夫?
一応目的はあるの?
あとは、えーと、元気でね…
[としんみりしかけた時、遠くから何者かの声がかかった。]
え?人狼?
ヤクシの言ってたゲーム?
何人いればできるの?
駅員さん入れればできるんじゃない?
うわー やってみたいん、だぞっ!
[暫くの後、ぞろぞろと炬燵部屋に入っていく人々の姿が見えただろうか。
急ぐとはいっても、少しだけ、ほんの少しだけただのゲームをやるくらいなら、きっと休暇だっておまけしてもらえるだろう。
ほんの少しだけで済めば、だけど**]
む、すまんなVリリー…
[なんだか申し訳なさそうに、手を引かれるまま導かれるまま道を行く。帰りの電車はあと少し。]
(そういえば、あの星は私の言う通りに指揮を取ってくれたろうか?ほぼ間違いなく勝ちに持って行ける手を数手渡しておいたが、勝てたのだろうか)
[ふと、そんなどうでもいい過去を思い出す。どこで戦争していたんだっけ?
確かふ…ふぉーまるなんとか?そんな感じだった気がする。まあ、勝ってるんだろうなと予測をつけた]
(6000年の人狼ゲームを思えば人海戦術も人心掌握もなんとかなるものさ)
[Vリリーの独り言を静かに聞きながら、彼は言葉を漏らした]
とても、良い夢だな。Vリリー。お前さんのご先祖さまの夢は…なんと浪漫に溢れたものだろう。
…ああ、会えるさ、またな。
私は『ケンジャ』で『みすたぁまいご』だからな。
案外、お前さんらの運送連合に世話になるかもなぁ
…荷物として。はっはっはっ!!!
[大笑いして…フッと息をまたひとつ]
会えるさ、私は知識であるから。
お前さんが望むなら。私がそれを望むなら。
私はなんとしてでも会いに行こう。
それが望む者の力だから。
[アンジュは隣に座り、ゆっくりと鱗を撫でる。
どれだけ寒い冬が来ようと、ぽかぽかと暖かい感情がそこにはある。]
あたしはここに居たくて、あんたもあたしの隣に居たい。だから今こうしている。
[理由も、言葉だって、要らないんだ。**]
[ 僕は目を瞑り、ふわふわの仔にからだを擦り付ける。
見ない為ではなく、もっと沢山感じるために]
キュィ─────
[ その通りと僕は思う。
言葉は喋れなくても理由が無くても。
きっと、それだけでいいんだ**]
[駅の前について、色々聞かれているのを笑って誤魔化しながら答えた]
何、大丈夫。着の身着のままだったからな。
目的地?そうだな…次は…なんとかという場所に行くつもりだ。つまり予定は未定だ。はっはっはっ!まあ適当に乗るさ。
心配するな…また必ず会えるからな。
[…そこで、ふとメギドに気がついた]
…おお!メギドか!先ほどぶりだな!実はさっきの石は…
む?『宇宙人狼』?…ふふっ、そうか私に人狼を挑むか。
言っておくが、私は強いぞ?ふふふっ。
[…皆と一緒に、炬燵部屋に向かっていく『人狼』の目は紅かった。
だけど…その顔は穏やかで…そのゲームを楽しむ姿は、きっと誰が見たって間違いなく『人』であったことだろう。
次の列車が来る時間まで、穏やかに楽しもう**]
― 鉱石星駅舎・炬燵部屋 ―
「先輩!今は仕事中なんですから、ちょっと………」
「いいじゃねぇかよ〜。どうせ客が少ねぇんだ!お前も混ざるんだよ!!!(頭掴みー」
「あたたたた!ちょ、分かりました分かりました分かりましたってば!でも次、先輩が仕事……」
「い〜んだよ。出発時間伸ばしゃ〜」
「そ、そんな……!」
「はいはい、先ず1ゲーム目なー。早く始めれば、早く終るぜ?ヒッヒッヒッ」
「こ、この不良車掌ー!」
「ついでに、俺とお前の間で金でも賭けるか?お、柿●ー賭けでもいいぞ?」
…………。
ははっ。
ヤクシ、さっきの石の話はゲームの後で聞かせてよ。
何だか、とっても盛り上がりそうだ。
[メギドは、ヤクシと新しくVリリーと出会い、暖かい場所で1ゲームと炬燵部屋へと入り、休憩していた駅員達も混じえ、遊ぶ事になった。
しかし、大変な盛り上がり?となった。]
確か、さっきヤクシは強いって言ってたね。
よし、じゃあ勝負だ。
こう見えて、僕だってそうそう負けたりはしないんだからね。
[メギドは、ヤクシとVリリーへとにっと笑う。
目覚めた眠り人が、ここへと訪れるなら、彼も一緒に混じえたろうか。]
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