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[広場に腰掛けて、街を眺めている。足元にじゃれつくリアンを撫でながら、隣に座るアリシアに向かって口を開く]
……みんないなくなっちまったけど。みんなで笑って幸せになるって夢は、前途多難だけど。それでも、それを実現するために、前に進むつもりだ。
俺、街を離れようと思ってる。別の街で失われそうな幸せを守る。
これからアリシアさんはどうするつもりだい?やっぱり、研究を続けていくのか?
[結局自分は何も出来ず、誰も理解出来ず、多くのひとを失っただけ…震えて泣く自分を黙って側で見守ってくれていた男性が話す言葉にゆっくり顔をあげる]
………ジャンクスさん。
あなたも、わたしの前から居なくなってしまうのですか?
[なぜだか心が震えた。どうしてだかわからない]
わたしも…諦めたくない。
こんな現実、絶対に嫌だもの。
変えたい、今を、そして、未来を。
[耳に入る決意。隣にいる女性となら同じ夢が見られるかもしれない。心が揺れる。リアンを撫でる手を止めて、アリシアの手をそっと握ろうと手を伸ばす]
……未来か。いい響きだな。
[空を見上げて、薄く微笑みを浮かべる。少し迷う表情を浮かべた後、隣に座る女性の瞳をじっと見つめた]
[手の温もりは自分の全てを癒してくれるようで、今まで独りだと避けてきた何かを解きほぐしてくれるようだった]
……ジャンクスさん。
[頼っていいのだろうか、求めていいのだろうか、初めて会ったあの時から似ていると感じたこの男性を。同じようにその瞳を静か見つめ返しつつ、そんな事を思う]
[人類の命運が、未来がかかる手は、小さくか細い。ずっと眠っていた眠り姫の手。愛しさに胸が一つ跳ねる。
名前を呼ばれると、一つ瞬き。アリシアの瞳の奥を覗き込むように]
……悪い、前に約束したっけな。あんたのことを守るって。
[瞳を見つめたまま、眼差しは真剣さを帯びる。しばしの沈黙の後、息をし忘れてたかのように口を開く]
今まで伝えてなかったな。
……俺、アリシアさんのことが好きだ。
悪いな。驚いただろう?答えは急がねえよ。こないだと同じだ。待つのは慣れてるさ。ただ、伝えときたかったんだ。
―幾年か後のこと―
[かつて『Masquerade』絡みの封鎖事件があった都市とは、少し離れた街。
若い男が路地裏にひとり。
端末越しに誰かと話し。
背には刀を、胸元には十字架を隠して。]
……――――あー、あの新入りが、俺の今度の“バディ”?
分かった、分かった、了解。
[通信をかちりと切る。
風渡り、靡く金色の髪。
その髪はまっすぐで長い。誰の影響なのだろうか。]
神父様。また『自殺志願』したがる大馬鹿モンが来ましたよ。
……あなたのように、ダンテ兄さまのように、父さまのように。
上手く鍛えられるかどうかは分かんないっすけど。
[馳せる想い。
あの日々、失った多くの、心の拠り所。
尊敬していた“姐御”、頼りっ放しだった同級生、可愛くて明るかった後輩。
そしてかつての“相棒”たちと、もうひとり――――。]
――――リュミ?
[振り向く。聞き覚えのある声、安らかな声。
そこには誰もいないけれど。
確かに“彼”はそこにいるのだと、感じる。]
[あれから、なんとなく思っていた。
他の誰でもない、“ホンモノ”だけの人間なんて、いないのではないかと。
“ニセモノ”が“ホンモノ”に宿る別の意志だとするならば、おそらく、その人に影響を与えてくれた存在全てが“ニセモノ”――――という名の、もう一人の自分なのではないか、と。]
[目を開けばまた海の中、意識を宿す。
幾度となく、波に身を委ね漂うだけの記憶。
その記憶すら虚構だと感じるようになる。]
………べあとりーちぇちゃん。
[ありがとう、という言葉。]
ダレかを救うなんて、人間の驕りなのかな。
皆が支えあって、助け合って。
信じて、信じられて。
でもね、でもね―――――――。
[サックスを抱き締める。
けれど、その冷たさ。
否、温もりが伝わることはない。]
少なくとも、あたしは救われたよ。
ダレも救えなかった、あたしだけど。
そんなこと言ったら困っちゃうかな。
あたしだけどあなたで。
あなただけどあたしで。
他人のようには感じられなかった…。
むむ…なんか難しいことは良く分からないけど。
でもね。
あたし、きっと、心でダレよりも救われたかったんだと思う…。
あなたはあたしを救ってくれたよ。
うん、嘘じゃない。
[顔を伏せれば髪が揺れる。
そしてもう一度顔を上げれば、そのまま空を仰ぐ。]
[空に浮かぶのは白い月。
Masqueradeだった彼女。
姿を消してしまったことに、きっと――――――。]
あなたの……月に還ったのかな……?
寂しいなぁ…あたし、また1人なんだよね…。
[胸の三日月のペンダント。
それをぎゅうと握り締めて、楽器を構える。
奏でる音楽は『ムーンライト・セレナーデ』。
1曲が終わると、やけに波の音が遠くに聞こえた。]
この音楽が―――――。
あたしとあなたを繋いでるって信じてるっ!!
へへへっ、この世界が情報であるなら、何でもアリだもんねっ。
あたしが会えるって決めたからまた会える。
[身勝手な道理。
けれど――――、願わずにはいられない。]
……おーい、リュミ。聞こえるか?
あんたの肌ケア法、あれから色々調べ回って手に入れてやったんだぜ?
これであんたにも一歩近づけたってヤツかな……麗しいリュミのおっさん。
……あんたをひとりにはさせないさ。
まあ――――バルトなんとかってヤツがまだいるとかなら、どうって感じだけどよ。
[父の声。クリストファーの声。皆の声。重なる記憶。
数多の声と記憶が、かつて少年だった彼の魂の支え。
それは、“ホンモノ”か“ニセモノ”かなんて、どうでもいいコトだって教えてくれるようで。]
[一陣の風に手を差し伸べ。
かつて“彼”に抱いていた想いに、しばし耽って。
そしてやがて現れるは――――ケビンの新しい、“もうひとり”。]
―To be continued―
今度は……2人で。
ううん、皆で味噌ソフト食べたいね。
[あたしの音楽が、そんな未来へと導きますように。
そんな思いを―――――、四つ葉に託した。
音の葉が、世界を。
彼女を――――――、どうか救ってくださいと。
記憶の海から掻き消えるよう。
*光となって、月へと昇った。*]
……!!!
[それはあまりにも唐突で、想像だにしていなかった告白]
………わたしを?わたしなんかを?
[もう十分泣いたはずなのに、また涙が溢れ出す]
どうしてあなたは……いつも、いつも、いつも。
そんなに優しい目でわたしを見てくれるのですか?
どうして待つなんて言うんですか?
[浮かんでは消える今までの日々。
どんな時も自分の味方で居てくれたひと]
…待つ必要なんか…ありません…!!
[首を振り振り、その身体を抱き締めた]
前にも言ったよな。自分を卑下するなってさ。まあ、そこがアリシアさんらしいのかもしれ、ねえ……が。
[涙を流すアリシアに、優しく微笑み、続いて紡がれる言葉を聞いていた]
……アリシアさん?
[不意に体に廻される腕に、一瞬目を見開いた後、細める。アリシアとの距離がなくなった瞬間。アリシアの背中に腕を回すと、ぎゅっと抱きしめ返す]
……ごめんなさい。
嬉しいんです、とても。
[抱きしめられている安心感。その身体に顔を埋める]
ずっと独りだと思って…。
みんな居なくなってしまって…。
だけど、もう、独りで居なくてもいいんですよね?
ああ、俺がいる。ずっと一緒にいるから。
やば……俺、今凄く幸せだ。
[満面の笑みを浮かべて]
誰かの幸せを望む前に、まず自分たちが幸せになることが大事なのかな。
[預けられた身体を抱きしめる腕に力を込める]
……うん。
ずっと、傍に居て下さい。
[そして両親が他界してから誰に対しても口にすることが出来なかった弱音という本心を口にする]
わたしを独りにしないで。
これでまた、独りになってしまったら、わたし、もう、きっと立てなくなってしまうから。
── ──
[額を貫かれた刹那、意識は肉体と離れふわりと舞い上がる]
ヤット……
キチント、死ネ…タ……
[体を奪われ、
よくわからないうちに記憶の海に投げ出され、
『終わり』が訪れなかったその魂。
"バルトアンデルス"という理解者を得て、未練のなくなった魂は、二度目の死によって最後の時を迎える。]
[最後に見えた、金色の髪の少年。]
……ありが とう。
[すでに、魂は消え始め、それが誰かは忘れてしまったけれど。
最期をくれた、その人へ。
彼へは届かないだろうけれど、たった一言呟いた。
そして、小さく仄かに光る魂は、広大な記憶の海へと消えいった。]
ああ。わかった、約束する。
『ミカたんたちも一緒なのです、アリシア』
笑って、アリシア。泣き顔は似合わないから。
[アリシアの顔を見つめて笑うと、そっと唇を*近づけた*]
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