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──雪道──
[未舗装の雪道は、歩み辛い。
天候は悪く吹雪き、そして容赦なく陽は暮れゆく。
山腹へ、何かを引きずったような跡を背後にして。
そして事故現場を後にして。
通常の道を歩むよりも、吹雪と未舗装の雪道は、より大きな体力消費と寒さへの耐久、そしてこの先にロッジがあるのかという不安を耐える事が出来るのかまで試されるようだ。]
[本当にこの先にロッジがあるのか?
陽はもう殆ど落ちている。
不安感が広がりそうな、そんな頃。
ようやく遠くに灯りらしき光が見えた。
青年は荒れた息を整えるよう、一度立ち止まり遠望する。
光は暖かな光のように見えた。
更に近づく。
雪道を、一歩一歩。
新しい荒れた足道を作りながら。]
―看板で(回想)―
[バンク君を見つける少し前。看板を見ていた時に―
[看板が新しいことに気づいたか +表+Yes/No]
[何らかの引きずられた跡に気づいたか+表+Yes/No]
[看板は新しい物に見えたので、ロッジがあることは期待できそうだった。
また、看板の横から、何かを引きずるような跡が山腹へと続くのが見えたような気がしたが、吹雪に紛れてしまいよくわからない。
バンク君を探すうち、そんな事はすっぽり抜けてしまった。]
[皆でロッジに向かうならば、自分の荷物をバスの座席に取りに行ってからだろう。懐中電灯を持っていない者が居れば、戦利品を渡す。
戻った際に、誰かが掛けたのだろうか。
運転席に毛布が掛けられているのが目に入り、そっと手を合わせた。]
―雪道を行く―
[防寒着の上に毛布を羽織り、雪道を歩く。
容赦なく吹き付けてくる吹雪が体を芯から冷やしていく。
山道、しかも慣れない雪の上を歩くため、
かなりの体力を削られていくのが感じられた。
凍えずにロッジまで +裏+ 行ける 行けない]
[体が限界に近い。それでも歩いた。
歩かなければ遭難して死んでしまう。
周りを見る余裕もなければ、頭がぼうっとして、考えることもできない。
ただ生存本能に従って、とにかく歩いた。
ロッジが見えた頃には、倒れそうになっている事だろう**]
[山腹の異変に気づけなかった君は]
[応えともつかぬ、青年の言葉>>169を聞いた後]
[視線を戻す時]
[さっそく、足元不注意で転びかけた]
つっ……と、あぶないあぶない。
滑らないようにしなきゃ…。
[ぼやきながら、青年の毛布の下]
[先ほど彼が、丁寧に扱ってくれた>>166]
[肩掛け式の革製のカメラバックの]
[あるだろうあたりを、見やる]
[預かりものの、傷らだけのCANANの一眼レフ]
[やっぱり、彼に預けて良かったね]
[普段の君なら]
[どんなに重くても、痛くても]
[大切なカメラを、誰かに預けたりはしない]
[けれど、おそらくカメラをだろう]
[見ていた時の青年の眼差しを、思い出したから]
[彼の申し出が、ありがたいと同時に]
[嬉しかったから]
[それに…運動神経の良くない君じゃ]
[雪道で何度もうっかり転んで]
[鞄どころか、カメラまで傷つけかねないからね…]
[本当に、気をつけてよ]
[君のコートのポケットには]
[先ほど]
[ キリクから渡してもらった、湿布が一枚>>167]
[「ありがとう、後で貼りますね。
お代もありがたく払わせてくださいな」と]
[君は、感謝しつつ受け取った]
[必要なら、貼ってくれそうでもあったが]
[さすがに、男性の前で素肌をさらすのは……]
[という、恥じらい以前の問題で]
[君は人前じゃ、マフラーを外せない]
[事情があるからね…]
[ただ、肩の痛みが酷くなるようなら]
[もし機会と時間があれば、だけど]
[治療して貰った方がいいかもしれないよ]
[君の身体も、大事だからね]
[歩きづらい吹雪の雪道]
[機材鞄を肩に掛けた君は]
[容赦ない風雪に]
[10(10)回転んだり、転びかけたりした]
[身体は+表+ 表:すっかり凍えていた/裏:まだ凍えていない]
[震える手と、いたむ肩や脚]
[胸に押し寄せる不安の重さも、何処か現実味が薄れ]
[標高の高い峰に登る時のように]
[ひたすら、目的地を目指して]
[呼吸し、脚を動かすことだけしか]
[考えられなくなっていると]
[少し先行く青年の向こうに>>171]
[ 灯りの燈る、2階建ての西洋風ロッジらしき建物の姿]
良かったぁ。
ちゃんと住んでいる人が、いるみたいね。
避難させてもらえると、いいんだけど…
[君は冷え切った身体とあらい呼吸のまま]
[小さな安堵の溜息をついた]
[安全と灯りのぬくもりに]
[餓えていた君は]
[それ以上は何も考えらない様子で]
[倒れそうになりながら]
[ふらつく足取りで、建物までを*歩もうとするだろう*]
/*天声より前に白い木に言及して、すみません。
あと、夕日が沈んで車内真っ暗という
先行記述があったので、ちょっと悩んだけど
車内暗いとかスマホのアプリライトとか出してしまい、
ごめんなさいでした。
地図も、最近ここに
地図を見て来たことがあるとかなのかな?
(だからちらっと見ただけで、古い地図と分かった?)
と深読みしずぎて、すみません。
さて巻き進行推奨なので、
なるべく巻けるところは巻いて
進行配慮とト書き簡潔に、レスポンススピーディに、
を心がけよう…。
ヒデさんの軽やかさを見習いたい。
色々まとめ、ありがとうございます。
/*
えーと(〜6/21朝9時)まで予定のイベントが、
あとは、ロッジに入って、
女性と話して、ホールで紅茶頂いてあったまる、か。
後3時間で、ここまで…うーん、進めちゃった方がいいのかな
女性さんの反応時間とかもあるかもなので、
チャイムまでは、鳴らした方がいいでしょうか。
蓬髪の男性(6/21夜20時〜)の天声投下を予定 (メモ)
−ロッジの玄関ー
[ロッジの建物周りには]
[雪の積もった、小さな小屋や焼却炉らしき場所も]
[あったような気もするけれど]
[君は今は、ロッジに辿りつくだけでも精一杯]
[玄関のチャイムを押したのは、君だったか]
[それとも、先行する誰かだったか]
[誰か出てくれますように、と]
[君は祈るような気持ちで、入り口の扉を*見つめた*]
/*
喉消費すみません。
瓜科…というより人狼が、かもですが、
久しぶりすぎて、+αの10時間は
9:00になっても喉回復しないの、うっかりしてました。
大変申し訳ないです。
回復しないと分かってたら、800ptくらいは
残せるようにしたかったな…飴食いもごめんなさい。
48h多弁1500で、発言回復ありだから、
明日の9:00には回復ありですよね…た、たぶん?
[陽はほとんど落ちかけている。
地吹雪の中、乳白色の闇が視界を埋めつくし、すぐ近くにいるはずの仲間の姿もおぼつかない。
マフラーで口許までを覆うが、吸い込む息は鼻の奥、喉の奥でひりついた。
はぐれないようにと、後ろに差し出した右手を握ったのは、誰だったか。
とにかく俺たちはがむしゃらに歩き続けた。
首もとに安全ピンで固定した毛布を、ぎゅ、と掴むが、寒いものは寒い。
俺もすっかり凍えてしまった/と思ったが意外となんとかなるもんだ。+表+]
[寒さに思考がうまく働かない。
頭に浮かぶのは、とりとめもないことばかり。
雪をこいで歩きながら俺は、31
1〜80 南田成美
81〜100 ソリに乗った仮面ライダーSorry
のことを考えていた。**]
―少し前・バス付近―
[>>161無事発見されたバンク君がチズルへ渡される。
リーノが近くに来たら、「さすがっす!」と頷いた。
一旦バスに戻り、荷物の回収や見つかったものを配分する。
>>148デキるおさるがてきぱきと荷物をまとめていたので
わけあうのは簡単だった。
物資も全員にいきわたり、避難できそうな場所も見つかった。
出発だ!と、ちょっとした冒険のような気分になったのは
ほんのわずかな時間。
>>148人型に膨らんだ毛布を見れば、心は沈んでいく。
眠る運転手へ深々と一礼し、外へでた。
何か引きずったような跡に+表+ 表(気づいた)裏(気づかない)]
―少し前 未舗装の道へ―
[運転手が叫んでいたような白い木は見当たらず、
代わりに何かを引きずったような跡があった。
何かがやってきてバスにぶつかったにしては、
向きがおかしい。
雪の勢いは強く、あまり前のものではないように見える。
首をかしげている間に皆が歩き出していた。
慌てて後を追い、獣道のような道へ入った。
もう一度明るく舞い上げるための気力はでず、
黙々と前へ進む。
もともと薄着なうえ、重い気持ちがより寒さを加速させる。
39 70以上で凍えなくてすむ]
/*
青年
・のっぺら発言聞いていない
・山腹への跡には気付いている
・看板の新しさは知らない
ヒデは
・のっぺらぼう情報知ってる
・山腹?何それ調べてすらいないぞ
・看板の新しさ知らない
−ロッジ内−
[迎え入れてくれた色白の綺麗な女性は>>189]
[暖かな炎踊る暖炉のあるホールに案内し]
[紅茶を振舞ってくれた]
一先ず、
みんな生きて辿りつけて良かったわぁ。
[じんわりとぬくもる身体]
[思考の戻った君は、安堵の吐息を零し]
[彼女に、感謝の言葉と笑みを向けてから]
[電話か無線の有無を、尋ねてみる]
[ややあって]
…あの事故は、何だったのかしらね。
私も、運転手さんが叫んでいた
白い木のようなものを見たけど、
現場にはそんなの無かったし、
何にぶつかったのか…謎だわ。
[山腹への跡>>163に気づけなかった君は]
[まさか、のっぺらぼうなんて…ねぇ]
[野生動物の、見間違えかしら]
[と、首を傾げる]
[けれど、あの異様な恐怖に引き攣るような]
[運転手の断末魔の叫びが]
[耳奥に谺 して離れず]
[君は、哀しみと、再びの悪寒めいた寒気に]
[ふるりと肩を震わせ]
[暫く周囲の様子に *耳を傾けるだろう*]
/*
ほのぼの紅茶暖炉モードで
蓬髪の男性さんの天声を待ったほうがいいのか、
ちょっと迷ったのですが…
バラバラ死体とか神話生物とかが出てくる(?)と、
事故の話してる余裕とかなくなりそうかな…と
情報交換もかねて、一先ず話題に。
TRPGのRP村って、探索者同士がどの程度、
情報共有していいのかしら…だめだったら、すみません。
あ、もしかして色白の女性さんに聞かれないほうがいいとか、
あったりするのかなぁ…どうだろう。
ああ、あんな所に……!
[木の上に見つかったバンクくんを、見失わないように、でも恐がらせないようにと身体に光を当てる。雪避けに木に向かっていたらしい。
吹雪の中では名前を呼んで叫ぶのは本当に危なさそうで、何も出来ずに大学生が助けに入るのを見守っていた。]
ありがとうございます。
良かった、ごめんねバンクくん……。
[毛布ごしにぎゅっと抱きしめた。]
このままじゃ、まだ寒いかな……。
[チズルはダウンジャケットを少し開けて、中へとバンクくんを入れる。
服の中に雪を入れたような冷たさが走るけれど、吹雪の寒さよりはきっとマシだと考えて。]
少し、我慢していてね。
[毛布ごとはやっぱり冷たかったけれど、バンクくんは微かに温かい。
バンクくんは中で大人しく、丸くなっていた。
優しく撫でて、荷物を背負う。
みんなは何かが分かったのか、移動し始めるようだった。
チズルも置いていかれないように、後ろからついていくことにした。]
[ふと、バスを前方から見上げれば。
毛布のかかって見えなくなった運転手さんがちらりと見えただろうか。
心の中で冥福を祈りつつ。
ごめんなさい、ありがとうございます、と頭を下げた。
この事故で生きているのは、きっと運転手さんのおかげだと思えて。
置いていってしまって申し訳なかったけれど。]
……っ。
[寒さの中でも、ゴーグルがあって良かったと思う。
誰もはぐれないように、チズルは後ろからみんなを見つつ。
寒くて凍えながら、必死についていった。バンクくんが時折気になるも、たまにもぞりと動くので大丈夫、と確認しながら。]
- ロッジ -
[たどり着いた頃には、色白の女性に事情を話している姿が見られた。
良かった、助かった――と安堵しつつ。
本当に、あと一歩でみんなが危なかったと思う。
雪をちゃんと落として、迷惑をかけないようにしつつ。
暖炉のあるホールへと案内される前に、チズルは色白の女性に訊ねた。
バンクくんの頭だけをひょこりと出して。
勝手な行動をして機嫌を損ねてはならないと気を遣いながら。]
あの、本当にありがとうございます。
この子を、暖めてあげたいのですが。
放しても、大丈夫でしょうか……?
──ロッジ前──
.........。
[青年はロッジ前でバスの乗客達を伺った。
キリクはどうかは分からなかったが、殆どのものが凍え、体力の限界のようだった。]
......。
[青年は防寒具と毛布の上から胸元に収めている懐中時計を確かめる。
そして位置を調整するように、一眼レフが入っているかまでは分からないが、肩掛け式の革製のカメラバックを、毛布の下で掛け直す。
玄関のチャイムを押したのは、梨亜だったように>>184、青年からは見えた。
やがてロッジの奥から物音がし────
多少無事な者か、もしくは皆でぽつぽつ>>189と説明を始める。**]
[──貴方たちの目の前に現れたのは洋風のロッジだった。
しっかりした佇まいのようだ。
二階建ての建物で、半地下があるのか地面近くに、
はめ殺しの採光窓が雪に埋もれながら見えていた。
凍えて注意力散漫になっていれば、
ロッジの後方横手側にある、小さな物置小屋や、
簡易的な焼却炉のような物までは目につかないかもしれない。
ロッジ外の横側面にある、
半地下へ続くような下り階段は見えていたかもしれないが。
とにかく、まずはこの寒さをどうにかしなければならない。]
[貴方たちがチャイムを押すと、
まだ集中力が残っている者や目敏い者は気付いたかもしれない。
二階の方の窓の一角には明かりがついていたが、
カーテンが揺れて暫くしてから、
ロッジの奥から誰かの足音が聞こえて来る。
玄関の明るいチャイムに気付き、
中の人が玄関の扉を開けてくれたのだ。*]
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