人狼物語(瓜科国)


1657 【RP村】勇者と魔王の物語


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魔神 ディーマン


……………。

僕は、魔王さまにお仕えする為に、
生まれてきましたから。

"貴方"にお仕えする為に、
生まれてきましたから。

貴方の望みに、疑念を抱きたくはないのです。*

( 133 ) 2016/02/05(金) 01:52:35

竜の子 ダリア

― 魔王城・玉座の間 ―

そ、っか

[紅い衣の彼の答に、少女は微笑む。
寂しげに。或いは悲しげに。]

――――?

[少女が呟いたのと、足音が聞こえたのは、ほぼ同時だったか。
そちらを見やれば、――目元の隠れた、紅いローブの少年がいて。
額に瞳開けば、驚いたように瞬いたか。]

( 134 ) 2016/02/05(金) 01:55:17

竜の子 ダリア

[――人間を滅ぼす。
――世界を滅ぼす。
彼の望みは、少年が言うようにその一点で、他の何者にも向けられてはいない。確かに、傍にいて、――自身が自身のままでいられるならば、紅い衣の彼を見守ることだってできるのだろう。
けれど。結局。]

( 135 ) 2016/02/05(金) 01:58:03

竜の子 ダリア

――生きていれば
たとえば、……私が私でなくなってしまったとしても
きっとあなたの
もっと多くのことを、見ていられるんだろうけれど

( 136 ) 2016/02/05(金) 01:58:25

竜の子 ダリア

[少なくとも。自分よりもずっと力があるであろう少年が。
彼を案じ。彼の為に――と、語っている。
――なら、そこには既に、自分ではなくとも。彼が。]

( 137 ) 2016/02/05(金) 01:58:38

竜の子 ダリア

[自身は既に、皆の記憶から忘れられた身。
あの砂漠の町のように。竜のように。
なら――、ここにはもう、自分は必要無い。]

( 138 ) 2016/02/05(金) 02:00:20

竜の子 ダリア


わたし、本当はもうしんでいるはずなのに
ずるしてここに来てしまったから
……これ以上何かを望むのは、わがままだと思うから

[どんな表情をしているのか、少女にはもう分からない。
多くの感情が溢れて、多くの言葉を飲みこんで。]

――うん
ここで、死ぬほうにします

[簡潔に、答えた。*]

( 139 ) 2016/02/05(金) 02:00:31

戦士 アルシェス

― 魔王城・央の間 ―

[横薙ぎの攻撃は跳躍によりあっさりとかわされ、直後に弓を構えた兵が一斉に矢を放った>>128
 床を転がり、仰向けになった瞬間眼前に来た一本は剣で弾くが、止めきれなかったそれは頬を掠め落ちる。
 それにより生じた痛み自体は大したものではない。
 しかし込められた呪は、身の奥底にある生命そのものとも言えるものをごっそりと削った。
 毒と負傷を受けながらここまで辿り着いて、少年の寿命はどれだけ残っていたか]

 ……弱い……かもね。

[矢が着弾するかしないかの時に動き出した影が、大上段から斧槍により追撃を加えた。
 芸の無い攻撃であれど、体勢が悪ければ受け止めるのも難しい。
 腹筋をバネに上半身のみを起こして、頭上に掲げた剣でその一撃を受ける]

 でも、僕より強い人は、もう、いないんだ。

[だから、自分が抗うしかないのだと。
 剣を槍の柄にそって滑らせるようにしながら、屍鬼士の懐へ無理矢理にでも踏みこみ、その腹部で叩き付けるような一撃を与えようとする*]

( 140 ) 2016/02/05(金) 02:02:53

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A23 ) 2016/02/05(金) 02:06:03

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A24 ) 2016/02/05(金) 02:08:04

魔神 ディーマン

── Side:… 魔王城 玉座の間 ──

[其処まで言って少年は漸く、その場にいる娘を見た。
まるで見覚えがない]

死ねばそれで終わりなのに。

[彼女の出した結論へ、異を唱える訳でもなく。
唯の感想の様に、ぽつりと零した*]

( 141 ) 2016/02/05(金) 02:16:40

魔神 ディーマン

── Side:アウロラ 魔王城・央の間 ──

……そう。ならあなたで終わりね。

[屍鬼士の口からアウロラの言葉が紡がれる。

光の剣と斧槍がぶつかり合う耳障りな音が響き、闇色の火花が周囲に舞い散る。柄にそって滑る一撃は綺麗に屍鬼士の胴体を半分程まで叩き斬る事になるだろう。
軋むような音と共に両手でを組んでアルシェスの頭上へハンマーの如き一撃を叩きこもうとする屍鬼士の背後で次の矢を番え始める10の兵が勇者には見えるだろうか。

同時に天井にしていたアウロラは天井を蹴り勇者の背を目指し跳躍する。

両手の内に現れるのは全長2m程の闇を纏う真紅の槍。そのままの勢いで屍鬼士ごと背後から貫かんとする*]

( 142 ) 2016/02/05(金) 02:17:21

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A25 ) 2016/02/05(金) 02:24:48

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A26 ) 2016/02/05(金) 02:25:34

【赤】 エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

["ナジ"がエンフェルケスーカからこの世界を覗き見て、
 魔王を発見したのは300年程前のことだ。

 その時はすぐ様に向かおうとした。
 だが、その器は"ナージェスター"。
 "神樹と魔樹"の世界の理から外れた器は300年経過しても、
 世界から落ちた時と同じ容姿を持っていた。
 "魔王"に"勇者"の記憶が残っているかは定かではない。
 人間である"ナージェスター"の姿では近くに在ることはできないかもしれない。

 "ナジ"が紫色の外套を外さぬのはその為だった。
 その姿を見せていれば、また違う顛末があったかもしれないが――]

( *23 ) 2016/02/05(金) 02:39:56

戦士 アルシェス

― 魔王城・央の間 ―

 でも……まだ、今じゃない。

[アウロラの言葉を口にする屍鬼士。
 光の剣はその胴の半分まで食い込むが、死せる者の動きはそれでは止まらない。
 槍ではなく両手が組まれ振り上げられる。
 剣を抜き後退に転じようとした時に、揃って矢を番える屍兵の姿が見えた]

 …………!

[回避をするだけの余裕はあるか。
 剣で斬り払う方が現実的かと構えたその時、物音がしたのは頭上から。
 闇纏う真紅が、こちら目掛け真っ逆さまに迫るのが見える]

[少年は右手を背後に振るう。
 重過ぎる剣の遠心力で強引に、アウロラ向け振り向こうとする。
 剣の軌道は斜め上方を半円に薙ぎ払うものであったが、狙い定めぬままの一撃は届いただろうか。
 いずれにしろ、真紅の槍は少年の左脇腹を裂きながら、屍鬼士へと落ちることになるだろう**]

( 143 ) 2016/02/05(金) 02:41:01

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A27 ) 2016/02/05(金) 02:41:16

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A28 ) 2016/02/05(金) 02:44:36

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A29 ) 2016/02/05(金) 02:47:43

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

世界を滅ぼす望みに変わりは無い。

[魔王は魔将の少年>>132>>133に告げる。]

( 144 ) 2016/02/05(金) 02:53:35

【赤】 魔王 ケテル

[それは、“ナジ”が平行してふたつ>>7*7のものがあるようなもの。
世界を滅ぼし終わらせること。
…“ナージェスター”を想う事は、それとは別のものだ。]

( *24 ) 2016/02/05(金) 03:01:13

【赤】 魔王 ケテル

[継承の儀>>8:*1。]

( *25 ) 2016/02/05(金) 03:02:24

【赤】 魔王 ケテル

[凡その推測通り。

 魔王とは勇者だ。
 勇者は魔王を討ち、魔王を継承する。

魔樹を経た者達と違う事は、一つ。
魔神が手を加えない>>*9限り、記憶を持ち続けること。]

( *26 ) 2016/02/05(金) 03:04:47

竜の子 ダリア

― 魔王城・玉座の間 ―

……そうだね
きっと、何も残らない

[少年の感想>>141に、瞼を閉じる。
何も遺せず。何も残らず。ただ捨て置かれるだけの、砂の遺骸。時が経てば――時が経たずとも少女の場合はすぐにでも、それが何であったのか、忘れ去られることだろう。
生きてきた意味も。生きていた証も。
何もかもが無意味な砂へと還るのだ。]

――――…

[それは。少女が知る原初の恐怖に他ならず。
僅かに、震えた息を吐いた。**]

( 145 ) 2016/02/05(金) 03:05:16

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 魔王城・央の間 ―

 そこまでです

[>>143アウロラの一撃は確かにアルシェスの脇腹を裂いていた。
 致命の一撃かは本人の気力次第だろうが、
 少なくともその創で戦い続けることは困難であろうと判断した。

 "ナジ"はアウロラに戦いを止めるよう告げると、
 紫色の外套を羽織った身体をゆらりと揺らしながらアルシェスへと近づいた]

 魔王様の前に行きたい……のでしたねぇ
 それでは連れていって差し上げますよ

["ナジ"はナイフを一閃する。
 アルシェスの手首と足首の腱だけを切断し、
 アウロラに光の剣と魔剣、着けている防具も剥ぎ取らせて任せておく]

( 146 ) 2016/02/05(金) 03:07:02

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[そうして空間を指で撫でた。
 撫でられた空間には線が入り、線に指を突き入れ横に引き裂き亀裂とした。
 それはアウロラが――まだ人間であった頃に魔王城に連れていく時に使用したものと同じ光景であった]

 ほうら、行きますよ
 すぐにつきますからねぇ
 僅かな間でお祈りでもしておくことです

[アルシェスの首根っこを掴むと、
 "ナジ"はエンフェルケスーカへとアルシェスごと落ちていった]

( 147 ) 2016/02/05(金) 03:07:06

【赤】 魔王 ケテル

[あの日。
 あの時。
  世界を呪い>>0:522ながら誓った>>*7。]

( *27 ) 2016/02/05(金) 03:07:07

【赤】 魔王 ケテル

[世界を滅ぼし終わらせる為だけに。
魔王となったと言っても過言では無い。]

( *28 ) 2016/02/05(金) 03:09:23

【赤】 魔王 ケテル

[血塗れた中のそれは。
 他から見れば狂っているとも、
 悍ましい絆であったのかもしれない>>8:*11>>8:*12。]

( *29 ) 2016/02/05(金) 03:12:07

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 魔王城・玉座の間 ―

["ナジ"が何時と同じように前触れもなく玉座の間に戻ったのは、
 魔王と少年、そして少女が話している時だったろうか。

 アルシェスを連れて空間を裂いて現れた"ナジ"はアルシェスを床に置いて魔王に首を垂れた。
 アルシェスの手には光の剣と魔剣の代わりに木製の棒が持たされていた。
 脇腹の創には紫色の布が巻かれており、
 一応は止血はしていたことだろう]

 魔王様、此の者が最後の勇者候補にございます

[そうしてアルシェスを示し、頭を挙げれば魔王の隣に控えるのであった。
 そこが自分の場所なのだから*]

( 148 ) 2016/02/05(金) 03:12:31

【赤】 魔王 ケテル

[それでも。
 抱き寄せ囁く。
 その感情を何と呼ぶか。]

( *30 ) 2016/02/05(金) 03:12:53

【赤】 魔王 ケテル

[言葉にして表してしまえば陳腐になる。]

( *31 ) 2016/02/05(金) 03:14:54

【赤】 魔王 ケテル

[静かに舞い落ちて積もる。
感情は重なり、深く、深く。]

[嗚呼、どうか。]

( *32 ) 2016/02/05(金) 03:16:41

【赤】 魔王 ケテル

[希望など無く>>8:*13とも。
 ここまで共に来てしまった彼女に。
 どうか。ささやかな幸せを。]

[そんな願いを抱く事すら、出来無くとも。]

( *33 ) 2016/02/05(金) 03:19:47

【赤】 魔王 ケテル

[

 “ああ、帰ろう。
  ナージェスター”

それがただの言葉に過ぎないとしても。]

( *34 ) 2016/02/05(金) 03:20:58

【赤】 魔王 ケテル

[約束が叶うという希望などは抱いていなかった。
 それでも。優しい声で約束となる言葉を紡ぎ合わせる。]

( *35 ) 2016/02/05(金) 03:23:56

【赤】 魔王 ケテル

[そうして。
 落ちてしまった>>8:*14
 伸ばそうとした手は、届く事など無く>>0:109。*]

( *36 ) 2016/02/05(金) 03:27:46

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王は竜の少女に何と告げたか。或いは何を為したか。
“エンフェルケスーカの渡り人”が戻る>>148と、魔王は短い言葉をかける。]

ご苦労。

[そうして。]

( 149 ) 2016/02/05(金) 03:33:04

魔王 ケテル

[魔王は、致死の呪い含まれるあかい眼差しを勇者と呼ばれた者へ向けた。*]

( 150 ) 2016/02/05(金) 03:33:27

【赤】 魔王 ケテル

[

   ナージェスター君、はじめまして。
    俺は、ケテルだ。よろしく。

]

( *37 ) 2016/02/05(金) 03:46:47

【赤】 魔王 ケテル

[そんな最初の。他人行儀な挨拶の。ささやかな記憶は、魔将の少年には伝わっていないだろう。]

( *38 ) 2016/02/05(金) 03:47:00

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A30 ) 2016/02/05(金) 03:54:38

魔王 ケテル

では、

( 151 ) 2016/02/05(金) 04:08:57

魔王 ケテル

死ぬがいい。

[魔王は告げた。**]

( 152 ) 2016/02/05(金) 04:09:07

【赤】 エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― かつての記憶 ―

 ん……

[>>*37"ナージェスター"は不愛想な子だった。
 腰まで届く髪は漆黒で、
 その瞳もまた何処までも吸い込まれそうに深い黒だった。
 やや切れ長の目元ではあったが、瞳と鼻の位置が近く――所謂童顔であった。
 手足は細く、白かった。
 そして、何より――。

 "ナージェスター"はケテルと名乗った少年を見上げた。
 自分よりも頭一つか一つ半高い。
 見上げていると首が痛くなりそうだった。
 他人行儀な不愛想な挨拶。
 それでも差し出した手をケテルは握ってくれただろうか]

( *39 ) 2016/02/05(金) 04:23:21

【赤】 エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[そんな"ナージェスター"がケテルに>>*30抱き寄せられる関係になると誰が想像していただろうか。
 はじまりの国ではじめて出会ってから、
 ずっとずっと一緒だった。
 >>*34返してくれた約束に、"ナージェスター"は幸せそうに笑った。
 交わした約束は心のメモリーに。
 大切に保存し、守っていた。

 >>*36落ちた時に伸ばされた手。
 それを握り返すことはできなかったけれど――]

( *40 ) 2016/02/05(金) 04:29:44

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 魔王城・玉座の間 ―

 いいえ――労もないことです

[この身が人間でなくなった今でも
 この心が世界と一つになってしまった今でも

 ケテルが望むことが、自分の幸せなのだから

 エンフェルケスーカの渡り人の額につけられた魔石が、
 嬉しそうに煌いた**]

( 153 ) 2016/02/05(金) 04:38:54

【赤】 魔王 ケテル

── かつての記憶 ──

[ぬばたまの髪は光すら吸い込まれそうな程。
 夜ではなく、ただ、ただ深い黒をのみ思わせた。

ケテルは手を差し出す。
差し出された手を握り、笑いかけた。
他人行儀の呼び方、ではあったけれど。
声掛けた抑揚は愛想良く。何処か、茶目っけがあった。

何時かの肖像。
陽が出ていれば、それはまるで。
いや。ごくごく普通の出会いでしか無かった。]

( *41 ) 2016/02/05(金) 04:40:44

【赤】 魔王 ケテル

[未来に何が待っていようと。其れはずっと──そこに。*]

( *42 ) 2016/02/05(金) 04:46:42

更新時間が24時間延長されました。



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生存者 (4)

魔王 ケテル
コミット済 37回 残3406pt 飴飴飴
エンフェルケスーカの渡り人 ナジ
コミット済 28回 残3319pt 飴飴飴
戦士 アルシェス
コミット済 25回 残3111pt 飴飴飴
竜の子 ダリア
コミット済 38回 残3162pt 飴飴飴

犠牲者 (4)

国王 ケセド (2d)
青年勇者 アイン (3d)
月虹 アロラ (5d)
信徒 レティーシア (6d)

処刑者 (7)

射手 エステル (3d)
お米犬 タンガリザ (4d)
黒騎士団団長 アミー (5d)
死喰い人 ダート (6d)
悪魔の司教 リリ・リリト (7d)
召喚獣 チャペ (8d)
魔剣士 フリッツ (9d)

突然死者 (0)

支配人 (2)

女神 トルニータ
2回 残4397pt 飴飴飴
魔神 ディーマン
24回 残3415pt 飴飴飴

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