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― かつての記憶 ―
ん……
[>>*37"ナージェスター"は不愛想な子だった。
腰まで届く髪は漆黒で、
その瞳もまた何処までも吸い込まれそうに深い黒だった。
やや切れ長の目元ではあったが、瞳と鼻の位置が近く――所謂童顔であった。
手足は細く、白かった。
そして、何より――。
"ナージェスター"はケテルと名乗った少年を見上げた。
自分よりも頭一つか一つ半高い。
見上げていると首が痛くなりそうだった。
他人行儀な不愛想な挨拶。
それでも差し出した手をケテルは握ってくれただろうか]
[そんな"ナージェスター"がケテルに>>*30抱き寄せられる関係になると誰が想像していただろうか。
はじまりの国ではじめて出会ってから、
ずっとずっと一緒だった。
>>*34返してくれた約束に、"ナージェスター"は幸せそうに笑った。
交わした約束は心のメモリーに。
大切に保存し、守っていた。
>>*36落ちた時に伸ばされた手。
それを握り返すことはできなかったけれど――]
― 魔王城・玉座の間 ―
いいえ――労もないことです
[この身が人間でなくなった今でも
この心が世界と一つになってしまった今でも
ケテルが望むことが、自分の幸せなのだから
エンフェルケスーカの渡り人の額につけられた魔石が、
嬉しそうに煌いた**]
── かつての記憶 ──
[ぬばたまの髪は光すら吸い込まれそうな程。
夜ではなく、ただ、ただ深い黒をのみ思わせた。
ケテルは手を差し出す。
差し出された手を握り、笑いかけた。
他人行儀の呼び方、ではあったけれど。
声掛けた抑揚は愛想良く。何処か、茶目っけがあった。
何時かの肖像。
陽が出ていれば、それはまるで。
いや。ごくごく普通の出会いでしか無かった。]
/*
ナジ君に任せたら、幸せ世界設けられる気がしてきたよ。魔王がずっと滅ぼすと言ってなければ、この世界飲み込んで世界創設出来たのでは。
更新時間が24時間延長されました。
[少年が持ち得た記憶など、大したものではない]
[むしろ其れは、
酷く曖昧なひっかかりのようなものに近い]
[だから其れと世界の理との関係まで、
推し量ることなど到底できない]
[…ただ]
["最初"の対峙の段階で]
[言語化できない何かを感じていたことだけは、事実だ]
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