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戦士 アルシェスが「時間を進める」を選択しました。
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魔王の所まで持って来なくとも、
普通にアルシェス君の事、殺して良いよ。
(何か最後にいやっほー絶望開示!が無くなった感なので。)
["ナジ"がエンフェルケスーカからこの世界を覗き見て、
魔王を発見したのは300年程前のことだ。
その時はすぐ様に向かおうとした。
だが、その器は"ナージェスター"。
"神樹と魔樹"の世界の理から外れた器は300年経過しても、
世界から落ちた時と同じ容姿を持っていた。
"魔王"に"勇者"の記憶が残っているかは定かではない。
人間である"ナージェスター"の姿では近くに在ることはできないかもしれない。
"ナジ"が紫色の外套を外さぬのはその為だった。
その姿を見せていれば、また違う顛末があったかもしれないが――]
― 魔王城・央の間 ―
でも……まだ、今じゃない。
[アウロラの言葉を口にする屍鬼士。
光の剣はその胴の半分まで食い込むが、死せる者の動きはそれでは止まらない。
槍ではなく両手が組まれ振り上げられる。
剣を抜き後退に転じようとした時に、揃って矢を番える屍兵の姿が見えた]
…………!
[回避をするだけの余裕はあるか。
剣で斬り払う方が現実的かと構えたその時、物音がしたのは頭上から。
闇纏う真紅が、こちら目掛け真っ逆さまに迫るのが見える]
[少年は右手を背後に振るう。
重過ぎる剣の遠心力で強引に、アウロラ向け振り向こうとする。
剣の軌道は斜め上方を半円に薙ぎ払うものであったが、狙い定めぬままの一撃は届いただろうか。
いずれにしろ、真紅の槍は少年の左脇腹を裂きながら、屍鬼士へと落ちることになるだろう**]
― 魔王城・央の間 ―
……?!
[再び矢を囮にしての一撃。
これで殺せる。
そう確信した一撃に対応するアルシェス。
かち合う槍と剣。見た目通りの軽い体は剣の一撃を抑えるには至らない。
アウロラは空中で弾かれる形にな槍の一撃は脇腹を抉るだけに終わる**]
― 魔王城・央の間 ―
そこまでです
[>>143アウロラの一撃は確かにアルシェスの脇腹を裂いていた。
致命の一撃かは本人の気力次第だろうが、
少なくともその創で戦い続けることは困難であろうと判断した。
"ナジ"はアウロラに戦いを止めるよう告げると、
紫色の外套を羽織った身体をゆらりと揺らしながらアルシェスへと近づいた]
魔王様の前に行きたい……のでしたねぇ
それでは連れていって差し上げますよ
["ナジ"はナイフを一閃する。
アルシェスの手首と足首の腱だけを切断し、
アウロラに光の剣と魔剣、着けている防具も剥ぎ取らせて任せておく]
[そうして空間を指で撫でた。
撫でられた空間には線が入り、線に指を突き入れ横に引き裂き亀裂とした。
それはアウロラが――まだ人間であった頃に魔王城に連れていく時に使用したものと同じ光景であった]
ほうら、行きますよ
すぐにつきますからねぇ
僅かな間でお祈りでもしておくことです
[アルシェスの首根っこを掴むと、
"ナジ"はエンフェルケスーカへとアルシェスごと落ちていった]
― 魔王城・玉座の間 ―
["ナジ"が何時と同じように前触れもなく玉座の間に戻ったのは、
魔王と少年、そして少女が話している時だったろうか。
アルシェスを連れて空間を裂いて現れた"ナジ"はアルシェスを床に置いて魔王に首を垂れた。
アルシェスの手には光の剣と魔剣の代わりに木製の棒が持たされていた。
脇腹の創には紫色の布が巻かれており、
一応は止血はしていたことだろう]
魔王様、此の者が最後の勇者候補にございます
[そうしてアルシェスを示し、頭を挙げれば魔王の隣に控えるのであった。
そこが自分の場所なのだから*]
― かつての記憶 ―
ん……
[>>*37"ナージェスター"は不愛想な子だった。
腰まで届く髪は漆黒で、
その瞳もまた何処までも吸い込まれそうに深い黒だった。
やや切れ長の目元ではあったが、瞳と鼻の位置が近く――所謂童顔であった。
手足は細く、白かった。
そして、何より――。
"ナージェスター"はケテルと名乗った少年を見上げた。
自分よりも頭一つか一つ半高い。
見上げていると首が痛くなりそうだった。
他人行儀な不愛想な挨拶。
それでも差し出した手をケテルは握ってくれただろうか]
[そんな"ナージェスター"がケテルに>>*30抱き寄せられる関係になると誰が想像していただろうか。
はじまりの国ではじめて出会ってから、
ずっとずっと一緒だった。
>>*34返してくれた約束に、"ナージェスター"は幸せそうに笑った。
交わした約束は心のメモリーに。
大切に保存し、守っていた。
>>*36落ちた時に伸ばされた手。
それを握り返すことはできなかったけれど――]
― 魔王城・玉座の間 ―
いいえ――労もないことです
[この身が人間でなくなった今でも
この心が世界と一つになってしまった今でも
ケテルが望むことが、自分の幸せなのだから
エンフェルケスーカの渡り人の額につけられた魔石が、
嬉しそうに煌いた**]
── かつての記憶 ──
[ぬばたまの髪は光すら吸い込まれそうな程。
夜ではなく、ただ、ただ深い黒をのみ思わせた。
ケテルは手を差し出す。
差し出された手を握り、笑いかけた。
他人行儀の呼び方、ではあったけれど。
声掛けた抑揚は愛想良く。何処か、茶目っけがあった。
何時かの肖像。
陽が出ていれば、それはまるで。
いや。ごくごく普通の出会いでしか無かった。]
/*
ナジ君に任せたら、幸せ世界設けられる気がしてきたよ。魔王がずっと滅ぼすと言ってなければ、この世界飲み込んで世界創設出来たのでは。
更新時間が24時間延長されました。
[少年が持ち得た記憶など、大したものではない]
[むしろ其れは、
酷く曖昧なひっかかりのようなものに近い]
[だから其れと世界の理との関係まで、
推し量ることなど到底できない]
[…ただ]
["最初"の対峙の段階で]
[言語化できない何かを感じていたことだけは、事実だ]
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