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[血に染まった影猫は涙を流す。
影猫は本来言葉を操れるほどの知能は持ち合わせていない。突然変異なのか、望まずとも力を持ってしまったチャペ。
チャペがただの影猫であったのなら、どれほど楽だったか。]
ほらね、影猫ってとても弱いんだ。だから護れるのはチャペだけだったんだよ。
ニンゲンってのはいいよね。いつの時代だって、どれだけ絶望していたって、勇者が希望になってくれるんだからさ。
チャペたちには、それが無いんだ。自分が希望になるしか、ないんだよ。
[魔王。ふと聞いただけでは魔物にとっての勇者に思えても、魔の者の目を通して見ればどうであったか。]
チャペは、あの子達だけの勇者になりたいんだ。だから、ニンゲンとは敵同士じゃなきゃいけなかった。
[黒き獣はアルシェスに牙を突き立てようと飛びかかる。
アルシェスが猫を薙ぎ払おうとすれば、それは簡単にできてしまうだろう。]
― 北部・魔王城 ―
そういうもの、でございますか……
私にはわかりかねますねぇ
先に絶たれるよりは先に絶ちたい
きっとそういう者もおりましょう
それでも魔王を倒せる者ならば、
その者は確かに勇者であったのでしょうね
[魔王の笑みを横目で見て、"ナジ"は目を細めた]
ご安心ください、魔王様
私は永劫魔王様にお仕えいたします故
[そうして、息を潜め魔王とフリッツの行く末を見守るのであった**]
もっと、もっと、一緒に笑っていたかった。
本当なら、ゆーしゃちゃんが、エステルちゃんが、タンちゃんが隣にいたはずなのに! ダリアちゃんは元気にしていたはずなのに! アルちゃんとは、手を繋いでいたはずなのに! アロちゃんや、フリッツちゃんや、レティちゃんとも一緒に過ごせたはずなのに! アイスちゃんと愛し子達も、仲良くなれたはずなのに!
[影猫は悲痛な叫びを上げる。]
チャペは、この世界が憎いよ。
こんな世界にした、運命が憎いよ。
こんな世界を作った、神々が憎いよ。
[もう影猫は立っていることも難しくなっていた。
あと一撃を加えれば、決着は付くだろう。
それでも影猫の瞳には、諦めの色は微塵も燈っていなかった。
辺りの影はもう静まり返っていた。]
[魔王が口を開く。
その声に応じるように、全身の闇がさざめき立つ。
早くアイツを殺せ、殺せと。
男の意識すら飛ばして今にも襲い掛かりそうになるのを、
無理やり踏み止まり抑えながら]
貴様を殺さぬ限り、俺は安らかに眠れんのだ。
[低い声で答える。
剣を抜き、一歩、ゆっくりと足を前へ]
だが貴様は。
――――何が、したい。
人間を憎みながら。
人間より生まれた魔の者を、侍らせて。
不毛な循環を眺め続けてきたのか。
何の為に。
俺は、貴様が憎くて仕方がないが。
貴様は一体、何を憎んでいる。
人間か。世界か。女神か。
………まさか、魔神の操り人形じゃねーだろ?
[止められなければ、緩やかに歩みを続け。
絨毯の中腹辺りで足を止め、剣を構えた**]
投票を委任します。
エンフェルケスーカの渡り人 ナジは、魔王 ケテル に投票を委任しました。
/*
ずっと苦しんできたチャペ、とうとう動いたね。
生きろ、生きろ。
頑張って生きろ。
中の人死ぬ方に動いてそうだけど(´;ω;`)ブワッ
っぐ…………ううっ……!
[チャペの苦悶の声>>176が響く中、少年もまた胸から腹を引き裂かれ呻きながら片膝を着いた。
のたうち回る獣を剣でいなすも、呼吸は徐々に乱れていく]
どうして、……かな。
[女神に聞けば答えが返っていたのか、それとも。
今の少年には何も言えないまま、ただふらつき近付くチャペへ剣を構えることしかできない]
そっか。……チャペは、すごかったんだね。
チャペにしか出来ないことを、ちゃんとやったんだ。
[涙を流す影猫>>177へ、囁くような声を掛ける]
……でも、勇者が希望になるのは、何でだろうね。
物語があるから? 女神さまの言葉を受けたから?
なんでニンゲンにはあって、チャペたちにはないんだろう……。
[こうして、言葉を交わせる程に近い存在なのに、何故それは非対称なのか。半ば独り言のように呟いた後]
それでも、僕は……!
[世界がままならないことを、大切なものを壊さなくてはならないことを知っても]
この世界を、諦めたくないんだ!
[その一念だけが、きっと少年を、勇者の側に立たせていた]
[傷付いてなお、諦めの色のない瞳を見せる影猫>>181へ、少年もまた真っ直ぐな瞳を向け対峙する]
これから先痛みを背負っても、きっと同じことを言うと誓うよ。
チャペ、影猫の勇者、――自ら希望となったきみに、敬意を表して。
[正式なやり方はわからないけれど、光の剣を一度垂直に、天へ切っ先向けるように掲げて]
行くよ――チャペ。
[人間の勇者として、滅びを願うものへ最後の一撃を与えるべく、少年は駆ける**]
竜の子 ダリアは、召喚獣 チャペ を投票先に選びました。
魔王 ケテルは、戦士 アルシェス を投票先に選びました。
さ……せ…………な……い…………
[影猫がそれを受け入れることはない。ほんの僅かでも体が動くのなら、影猫のためにあがく。
光の剣の刀身をその体躯に浴びるその瞬間まで、必死に攻撃を避けようとした。]
体が、動かない。希望が、消えていく。消えていく……
せめて、これを……
愛し子たち……タンちゃん……
[悲しきかな、影猫が最期に思い浮かべたもの。それは勇者一行としてのチャペではなく、やはり魔獣としての自分だった。
攻撃にはならない、何かを包み込んだような影を飛ばすと、その行き先を見届けることなくチャペは事切れた。]
[ちろちろと小さな影が逃げていく。
それは風が吹けば消し飛んでしまいそうな程に脆弱で、身を守る術を持ってはいない。
捕まえようとすれば簡単に壊すことだってできるし、何もしなくともじきに消えてしまうだろう。
ここからできるだけ遠くまで逃げるように暗示をかけた魔力。
それがチャペの守りたかった者達にまで届くか、チャペが知ることはできない。
影の後には足跡も残りはしなかった。**]
戦士 アルシェスは、召喚獣 チャペ を投票先に選びました。
――――…
[まだ、少女の体は完全には動かない。
蝕む毒を消し去ることはできても、それによって生じた内部の損傷や、魔力の過剰放出によって無理矢理動こうとした代償は、ふらつきとなって残っている。
浅い呼吸。ようやく輪郭を取り戻し始めた視界。
それでも、立ち上がろうと。
光と影の交差する先に、手を伸ばそうとしたのは。]
……チャペさん、
[――ちがう、と。
在り様を憎み、運命を憎み、世界を憎み。
女神に聞かされたそれと同じように、滅べと呪う彼女に伝える為に。
共に暮らしていたはずなのに、裏切られた物語を知っている。
人であったのに、人から見捨てられたおんなの人を知っている。
人間であるはずなのに、享楽の為に魔についた人を知っている。
昨日まで笑いあっていたはずなのに、名残も無く絶望に焼き尽くされていった人々を、何度も見てきた。
それでも、皆を、自分の名を呼んでくれたチャペを、滅べと呪うことだけは、少女にはできず。
届くことのない言葉は、眩いばかりの光の向こうに、溶けていった。**]
ダリア「ペロッ・・・これは・・・葉っぱ!」
アイス「マジで葉っぱ食ってただけじゃねーか!」
ダリア「いやーこれは手を出しちゃダメでしょ!」
アイス「まあそれはそうだが」
魔王を殺さぬ限りか。
[人の呪いの如何なるものか。
魔王は、魔剣士の言いように笑みを浮かべた。
悍ましい、魔王の笑みだ。
重い空気が面変えるような不可思議な心地を与える。黝く色付くような。]
ここまで来たのだ。
答えてやろう。
[鷹揚に低い声を響かせた後、]
全てだ。
[軽ささえ覚える程、簡単に告げる。]
人も世界も女神も。
お前の言う、魔神もな。
[パチン]
[魔王が指鳴らすと闇の球体が生じて母娘の狂態を包み、ぷちゅんと消失したか。転移か潰れたかは包まれただけかは定かでは無い。もしも転移であれば、苗床としての場へかもしれないが。]
[褪めたあかい眼差し。
射抜く即死の呪眼は、常の抵抗を求められる。
抵抗を為す度、どくりと心臓が歪な音を鳴らさんか。
抵抗に失敗すれば、死に落ちるだけ。]
魔王 ケテルは、召喚獣 チャペ を能力(襲う)の対象に選びました。
魔王 ケテルは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
正直な話。でもアルシェスを残しても不毛の大地を適度に踏破されてもあれだし今からフリッツと合流出来なさそうだしどうするの?というあれそれもある。
ダリアだけなら魔神で転移出来そうだけど、それをしてもフリッツ殺して終わりという感じになるのかな……。
魔王 ケテルは、召喚獣 チャペ を投票先に選びました。
/*
(踏破出来ないまま死ぬのも物語的にすっきりしないし、それでええんかい的な微妙さが残るのだよなあ。)
PL視点ではアルシェスを殺さない理由があまり無いのだけど、判断出来ないほど眠いので殺すのは間違ってる気もする。
まあでも致命傷でも魔剣で治るよねきっと。
このまま希望きらきらだったら魔神で刺してゆく感じで。
魔王 ケテルは、戦士 アルシェス を能力(襲う)の対象に選びました。
魔王 ケテルは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
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