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[音が鳴る。
両手を叩き合わせる音。
その瞬間、魔神と竜の子のみに別時間が流れる。
魔神と竜の子からすれば、他が停まっているようにも思われるものか。それとも停まらぬまま、別世界を見ているように思われるか?]
よぉ。久しぶりだな。
元気してたか?
[まあ、それら周囲瑣末はどうでも良いとばかりに。
魔神は現れ、少女の姿した者に話しかける。]
[勇者と呼ばれるようになったであろう少年が、少女を抱きかかえる侭戦おうとしているか、横たえられていたかは定かでは無いが。]
やれやれ。
生きて魔王に会うなら、もう少し生き汚くなけりゃあな?
[別空間の中では不思議にも苦痛無く話す事も出来るだろうか。その意識と記憶も、そこでは明瞭さを帯びれるだろう。]
吾は何時か訊いたな?
魔王に会いたいかと。
甘ったれがマシになったんで、もう一度チャンスをやろう。
[勇者と呼ばれるようになったであろう少年が、少女を抱きかかえる侭戦おうとしているか、横たえられていたかは定かでは無いが。]
やれやれ。
生きて魔王に会うなら、もう少し生き汚くなけりゃあな?
[別空間の中では不思議にも苦痛無く話す事も出来るだろうか。その意識と記憶も、そこでは明瞭さを帯びれるだろう。]
吾は何時か訊いたな?
魔王に会いたいかと。
甘ったれがほんの少しはマシになったんで、もう一度チャンスをやろう。
[魔王は、身を屈め魔剣士に片手を伸ばした。
靄の様に舞う血は魔王の手を濡らし、しかし魔王の呪は魔剣士が取り込んでいた呪いが為か、思った程の影響を魔剣士は感じなかったか。]
そうだ。
全てな。
[低い声は極小さく。
魔王の手は錯覚か掌を広げた為か頭を撫でる様に動き]
魔王 ケテルは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
さて。漸くナジ君との擦り合わせタイム。遅過ぎ魔王だよ。
えーと…タスク的には、
・女神がダート君やチャペ君拾い
とか
・魔神か魔王かがレティとアロラ遭遇取り持ちを
とは思うんだけど、そこまで頭が回らないのでちょっと置きだよ。。。
[魔王が語らない言葉は数多ある。]
[例えば。
死喰い人の視線に対するもの。
命狙われ続ける事>>3:148に、魔王は動揺も怯みなども一切を見せた事など無かったろう。
魔王とは、人間達の絶望であり、魔の極点であり、殺意を向けられ続ける存在と、魔王は充分以上に理解していた。それがむしろ、当たり前以外の何物でも無いと。
…尤も、生きとし生ける者の絶望ではあるが、今まで存在した魔王の中で魔の者に討たれた者が居なかった訳では無い。それは反逆をする者などがいる事>>0:365からも推測は付こう。]
[…成功した場合は、魔神の祝福と儀が行われていたが、さてそれを知る者はどれ程居たというのか。*]
[――それは如何なる奇跡か。神の御業か。
世界は濃い紫煙の色にと染まり、あらゆる音と動きが停止する。
少女の身体は、未だ半身が砂と化したままだったが
弾けるような音に応じるように、意識と記憶とが、引き摺りあがる。]
…………?
くろい、おねえさん……?
[目を開く。
眼前に立つは、影を引き連れたような、いつかの女性。
――周囲を見やれば、アルシェスは見えたか、見えなかったか。
いずれにせよ。異常に包まれた空間の中、思考するよりも先に、女性の言葉が投げかけられる。]
ご、ごめんなさい
[いつかのような呆れを伴う言葉に、少女は謝罪を口にする。
約束したわけでもなく、誓いを立てたわけでもない。
けれど、――まるで母親のような叱責に視線を伏せるのは、ある意味での本能的行動か。]
え……?
[――会いたいか。
問いに、少女は意外なものを見るような声を上げる。]
[少女とて。いつかのように、無知なままではない。
その言葉が意味する不可能性も、この空間の奇怪さも。易いことのように口にする彼女が、一体何者であるかという疑問も。泡のように湧いては消える。
――甘い蜜。甘い毒。奈落へと誘う悪魔の如き誘惑。
けれど。]
[――異空間にあっても、現実の自身がどうなっているのか、少女はよく知っている。砂と化した身体。枯渇しかけている魔力。
遠からず、その生命は尽きることだろう。
最期の望みが、魔王と話すなどと知れれば、多くの人には驚愕と、嫌悪と、嘲笑を向けられることだろう。
それでも。
少女は今持っている、砂のような望みを、口にして。
――笑う。]
[――異空間にあっても、現実の自身がどうなっているのか、少女はよく知っている。砂と化した身体。枯渇しかけている魔力。
遠からず、その生命は尽きることだろう。
最期の望みが、魔王と話すなどと知れれば、多くの人には驚愕と、嫌悪と、嘲笑を向けられることだろう。
それでも。
少女は今持っている、砂のような望みを、口にして。
――笑う。*]
― 北部 魔王城 ―
[男の姿は今や、唯々鮮血を滴らせるだけの闇。
輪郭の境界すらないが、
濃淡で形を辿ることは出来るだろう。
その中に二つ、黒い瞳だけがぎょろりと浮かび。
折れた剣に、最早何の意味があろう。
それでも男は手放すことなど出来ず。
柄だけとなったそれを、右手に握りしめたまま]
………………………。
[死ぬと。
相手が口にした言葉に、目を見開いた。
ぞわりぞわりと揺らぎかけていた闇が蠢く。
湧き上がってくる、この感情の名は―…]
[魔王が身をかがめて腕を伸ばしてくる。
警戒して気を張るが、逃げる力など残っておらず。
そして、其れ以上に]
貴様は…。
[頭に触れた掌。低い声が紡ぐ音。
形を失った心臓が、不規則に動悸を打つ。
おそらくこれは、呪いの所為ではなく]
[幻覚かとすら感じた、違和感は霧散する。
だが目の前にいる魔王は――この男は、現実だ]
ぐッ……!?
[頭を掴んで持ち上げられる。
決して小柄ではない男の身体が、軽々と]
"それ"が、貴様の望んだ、終わりか。
["それ"とは、人間を根絶やしにすることではない。
世界が亡び、"全て"が死に絶えることの方を差し。
"平和"を望んでいたナジは、そのことを知っているのか]
[魔王の言葉が真実である保証など何処にもないが。
あの奇妙な違和感に、彼の本心が垣間見えた気がして]
貴様、本当に……。ふざけんなッ!
[ぎり、と剣の柄を握る右手に力を込める]
俺は貴様を許容しない。
絶対、許容なんて、してやるもんか!!
[勇者は勇者で、魔王は魔王で。
単純に型に嵌められた個性も感情も無い役割。
それなら良かった。
それなら何も考えずに憎めた。呪いのままに恨めた]
[持ち上げられたまま、
闇に浮かぶ瞳は相手から視線を外さず]
…魔王。
貴様には仲間はいたのか?
[何故、そんな問いを口にしてしまったのか。
平坦な声は思いの外、重く響いた*]
魔剣士 フリッツは、竜の子 ダリア を投票先に選びました。
[魔王の知る勇者と。
今は後方で傍観に徹する“エンフェルケスーカの渡り人”、その器である“ナージェスター”の“勇者”は、どの様なものだったろう。]
/*
今日、人間が二人落ちたら村が終わる事実に今気づきました。
最終日、でも私は大丈夫ですが、
どう見てもアルシェス君方面が厳しそうです。
/*
ダリアさんをとても吊りたくないのですが、
この人数だと他に入れて事故も怖いと言う…。
デフォは、魔王さまでした。
[死の大地の行進。
勇者への重圧は想像に難く無い。
勇者一行待遇、はどのようなものだったか。
国同士の力関係。都合の良い利物、個人など国の前では道具の一つだったろう。人権すら無い、…奴隷ですら労働力として存在を認められる…平和よりも欲望やパワーゲームを優先する者の前では、肩書きを敬う意味は無いだろうか。]
― 暗い森 ―
来るな、……来るなっ!!
[少女を抱えた少年へ向けて、魔素を帯びた植物が、蔦を振るい口に似た花を開いて襲い掛かる>>71。
少年は片腕では重過ぎる剣を振るいそれらを払おうとするが、数本を切り落としても即座にそれらは再生し、防戦一方のまま動くことすらままならなくなった。
蔦は当たれば肉が裂けるほどの衝撃があり、食人花は肉を溶かす酸を滴らせる。
それらをどうにか剣で受け止めていると、頭上から紫色の液体が、二人へ向け降り注いだ]
――あああっ!!
[咄嗟に少女の身を庇い背中に受けたそれは、植物が飛ばした毒液だった。
傷口から体内に侵入したそれが激痛をもたらし、少年はうずくまった]
――ダリア?
[少女は既に半身を失い、腕の中に残るのは、竜鱗の浮いた顔と左胸の辺りのみだった。
血の流れは僅かにあるも、それが生命活動と言えるかどうかも疑わしい状態で>>70]
…………何か、
[何かないかと考える。
魔の地で摘んだ薬草>>60が幾つか、道具袋の中に詰まっていた。
少年にとっては正体もわからない、未加工の草。
それでも、僅かでも命を繋ぐ望みにはなるか]
[少年は葉の一枚を噛みちぎり飲み込んだ。
途端に、痛みが遠のく感覚があり、心臓の鼓動が強さを増した気がした。
――ゴルガンタで水を飲んだ時と同じだとは、その時は思う余裕はなかった]
ダリア、これを……!
[少なくとも即死の毒ではないと確認したそれを手で握り、絞った汁をダリアの口元へ垂らす。
効果があるかはわからない、命尽きかけた身には魔の植物が持つ毒素の作用が勝るかもしれないが、少年に出来ることはここまでだった]
[ふと顔を上げ、沼地の方を見れば、そこに居た異形は姿を変えていた>>69。
色こそ紫のままだが、その形は竜とよく似たもの。
そして、アイスが倒れたはずの場所を見ても、その大きな体は影も形もなくなっていた]
……アイス……。
[変化の瞬間こそ見なかったが、沼の異形がアイスの姿形を取り入れたと推測することは出来た。
斃れてもなお安らぎを得ることが出来ないのは、竜も同じということか。
少年は動かぬそれへ向け一歩を踏み出そうとするが、足に絡む蔦に阻まれそれは叶わなかった]
この……っ!
[剣を垂直に落とし断とうとするが、片腕ではまともに力が入らない。
まだ、ダリアを離すという選択肢は取れなくて。
残りの薬草を口に入れ無理矢理飲み下す。
するとさらに頭が冴えたような気がして、爛々とした瞳で少年は剣を振るった。
実際には、それは高揚が痛覚を振り切ったことによるもので、無理な形で剣を操る右腕は軋み、ぶちぶちと線維が切れるような音が一振りごとに聞こえるようになっていた]
/*
ダリア、フリッツ落ち
→エピでアルシェス君魔王城、でも一応大丈夫か。
ただ時間が足りなくなる可能性がある、かな?
── 停止された時間・或いは別空間にて ──
[異空間エンフェルケスーカ等という類では無いが。
エンフェルケスーカであれば、少女の精神は犯される可能性が大いに高かったか。
“アレ”は、母の様に思っているが。
ナジが知る限り、魔神はあの椅子に座ろうとした事は一度も無いだろう。]
さて。
対価を取っても良いが────
[魔神は少女を見る。
与えられた絞り汁が、どの様に作用するのかを見るように。
そして、今、勇者が振るう剣や、少女に先程は持たされていた光の剣はどのようになっていたか?*]
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