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─アルシェス達のそば─
[人であれば短い距離だが、小人には長い距離だった。
濁った空気を吸い込んでは咳き込む。
それでも次第に勇者一行の姿は大きくなった。]
ぴぃ!
[姿を見られるのは怖いから、こっそりと近づく。
勇者達の荷物にそっと葉を滑り込ませた。
仕事を終えれば早々にその場を立ち去ろうとする。
この地は毒だ。
長く耐えられる気がしない。*]
[それは、同[故に。魔王もまた、語ることは無い。尤も、]
フン。
ここまで辿り着くなら、相手をしてやろう。
[魔王は、今進んでいるであろう魔剣士のことを語り。
褪めた眼差しを玉座の間の扉へとやった。*]
[空から差し込む光に竜の影が地面に映し出される。
猫がほんの少し身を乗り出すと、猫の影も地面に現れる。
その影はチャペではなく、紛れもない"影猫"の形をしていた。
2つの影が重なり合い、猫の瞳がギラリと妖しく輝く。
その瞬間、何かに縛られたように竜は羽ばたくことができなくなっただろう。]
── 挿話/風に乗って・アルシェス一行の近く ──
[そこが不毛の大地に近くであり、濁った空気があったならば。
その小人は、濁った空気を吸い込んでは咳き込んでいた。
人であれば短い距離だが、小人には長い距離を歩きながら。]
「ぴぃ!」
[姿を見られるのは怖いから、こっそりと近づき。
勇者達の荷物にそっと葉を滑り込ませ、仕事を終えれば早々にその場を立ち去ろうとする。
この地が毒であれば、長く耐えられる気がしないとばかりに。]
[推進力を失った一行は地面へと向かい落ちていく。2人と1竜はどうなるか。
猫は地面へと激突する前にアイスの背から飛び降りると、空中で半回転をして傷一つつかずに地面へと着地した。
ニンゲンと竜を見据える猫の、縦に裂けた瞳孔に映った光景はどのようなものであったか**]
─挿話─
[清浄な神樹の地しか知らぬ小人には、人の地ですら毒だったかもしれない。
荷物に近づいたあたりでアルシェスに見つかってしまった。
びくりとしたが、寄せられた手は優しく。
そこに癒しの葉をそっと乗せた。]
ぴいぃ!
[大事にするねと言われれば大きく頷いた。
使われる事が無ければよい。
小人はそう思ったけれど、今の地を見て、先へ続く道を見やった。
ただ、無事で。
それだけを祈り、勇者達のもとを離れた。**]
― 魔王城 ―
[あっさりと城門は通過できた。
アインの面影を持つ魔軍兵士は、此方に気付いた様子はない。
悪魔司教は一見記憶を有しているようにも見えたが。
個体差があるのだろうか。
案内の魔軍兵士に付いて行く。
問われたダートの死へは、適当に言葉を重ねながら。
概ね本当のことを答えてやった。
吐いた嘘は、殺したのが自分だということ位だ。
内部の作りは荘重で威厳に満ちている。
威圧感、圧迫感すら覚える程に。
"ナジ"の術があるとはいえ、全く気は抜けない。
魔王の座に近づくにつれ、強者と出逢う確率は上がるだろう]
── 挿話/風に乗って・アルシェス一行の近く ──
[この小人の力は弱い。更には生まれたばかりでもある。
癒しの葉を生やせたのは女神の、神樹の加護があるあの土地だからこそであり、この土地では何の力もない小さな芽を生やすだけで精一杯だろうか。
この事は、女神が語ることは無かったのだけれども。
小人が用を終えたのであれば、再び風に乗ったのか、その小人はそっと消えてしまうかもしれない。*]
[暫し廊下を進み、階段へ差し掛かった頃合い]
――――――…う。
[其れは演技ではなく、実際の不調だった。
深くなっていく闇に堪えかねた身体に、一度足を止め。
胸を抑えるのと同時、視線を周囲へと滑らせた。
…今なら周りに誰も居ない。
魔軍兵士は不審がるか、或いは心配して振り返ったか。
その動作が完遂する前に。
相手の背後の影が蠢き、その顔に巻きつき視界と声を奪う。
それから一拍の間を置かず、相手の首を剣で切り落した。
兵士の死骸は出来るだけ目立たぬように廊下の隅へ。
そのまま男は、音も無く駆け出す**]
―― 北部・魔王城 ――
[魔王はエンフェルケスーカの渡り人と幾らか言葉を交わした後。]
フン。
ここまで辿り着くなら、相手をしてやろう。
[魔王は、今進んでいるであろう魔剣士のことを語り。
褪めた眼差しを玉座の間の扉へとやった。*]
―― 北部・魔王城 ――
[エンフェルケスーカの渡り人と幾らか言葉を交わした後、]
フン。
ここまで辿り着くなら、相手をしてやろう。
[魔王は、今進んでいるであろう魔剣士のことを語り。
褪めた眼差しを玉座の間の扉へとやった。*]
魔王 ケテルは、戦士 アルシェス を能力(襲う)の対象に選びました。
魔王 ケテルは、召喚獣 チャペ を投票先に選びました。
―― 北部・魔王城 ――
[魔王はナジと幾らか言葉を交わした後、]
フン。
ここまで辿り着くなら、相手をしてやろう。
[今進んでいるであろう魔剣士のことを語り。
褪めた眼差しを玉座の間の扉へとやった。*]
/*
アルシェス、魔剣でダリアに貸与すればダリア癒せるよね?何故こんな苦行を咬ましているのだろう。殺したいのだろうか……。
……あい、す?
[様子がおかしい、と気づいたのは、他ならない竜の呻きから。
苦しげに吐き出されたそれは、少女の知らないもの。
頼もしい背中が勢いを失って、影の中へと落ちようとする。
遅れて、背から獣人が跳んだことに気づき]
――あ、るシェス、さん!
跳んでくださ、い
[咄嗟の叫びは、胸の激痛と共に。
少しでも彼が退避できる時間を稼げるなら――と、
毒に乱れた経絡を引き裂かんばかりの魔力が駆け巡る。
《Lopettaa(静止)》の意を持つそれは、雷光の如く輝きを伝播させるように、しがみついた竜の全身を包み、維持的に激突寸前の宙空でぴたりと動きを止めた。
尤も。それは一時的な停止であり、影による呪縛から解放されたわけでも、墜落の重力に逆らえるものでもない。
――どこかの血管が切れる音が聞こえた。
――どこかの神経が焼ける音が聞こえた。
――喉元まで迫り上がった吐瀉は血のにおいがして。
少年の退避を確認できれば、力任せに回していた魔力は途切れ、そのまま轟音と共に少女と竜は影色の上へと墜落する。**]
ふふ、どうでしょうねぇ
たどり着ければ僥倖
たどり着いても、絶望――
[玉座の間の入り口。
その扉へと視線を向ける。
フリッツを招いたのは入り口まで。
中ほどまでは素通りできるだろう。
問題となるのはその後だ。
奥に進めば進むほどに魔の者は強くなる]
気づいているのでしょうかねぇ
船の時も、今も……
ショートカットできているようで詰み手に乗っていることに
[恐らく気づいていても踊るしかなかったのだろう。
着実に一歩ずつ前に進んでいく。
魔王を倒すのならば、それが本当の近道なのに**]
/*
そ、そうだったのか。
ナジ君に全て任せよう。
ごめんね。魔王「詰み…手?」な状態で。
毎回ナジ君の手腕に恐れ入ってるよ。
そして、まあゆるふわっと奥まで通しちゃってもいいかな、とか思っててごめんなさい。
ま。まあ確かに。着実に一歩ずつryはそうではあるよね。
魔神と女神の振りのRP的、には。遠回りをして得るのが正道に見える。
近道でもやりようによっては、正道には出来る、とは思っていたり、ではあるのだけれども。
[然しながら――
もし、魔王が敗れそうなときは――
この器を盾として――
額の魔石は僅かな灯りに瞬くように煌めいた**]
/*
…あれ。なんか、凄く嫌な予感がしてきました。
だいじょうぶ、です、よね。
わたし、し、しにま、す、よ…?(ふるえ)
― 北部 魔王城 ―
[進むべき道は大凡理解できる。
要するに、身体が重くなる方へ向かっていけば良い。
城の中程まで進めば、配置されている魔の者の威圧感が更に増す。身を隠し、息を潜め、気配を殺しつつ先へ進む。不毛の大地と比してマシなのは、城である以上物陰は多いと言うことか。もっとも、それが強者にどの程度意義があるかは分からない。
近づけば、近づくほどに。
魔王を討てと怒鳴り喚く声と。
闇に還ろうと歓喜する声と。
頭の中が五月蝿い]
……………ッ!
[魔の者の一人の視線が此方へ向いた。
駄目だ、おそらく見つかった。
そう判断した瞬間、柱の影から飛び出した]
[即座に飛んでくる無数の魔力で構成された矢を、
剣先でいなし、一つ肩に受けながらも強引に前進する。
敵が大技の詠唱を唱え終わる前に斬りつけた。
付けた傷は深くはなく致命傷には至らぬが。
足を止めずにそのまま駆け抜ける。
此処は城の入り口付近とは違う。
先程の一撃だけで、此方の気配に気付いた魔の者達が寄ってくるのが分かる。立ち止まって戦えば、補充の途切れぬ敵は増える一方だろう。何度も囲まれれば流石に耐え切れない。
だから走る。少しでも魔王の座へ近づくように、前方、邪魔となる者だけを排除し、自身が負う傷も厭わず。
それはまさしく、"ナジ"の思う壺、だったろうか。
関係ない。
どうであれ魔王を斃せば此方の、勝ちだ]
[背後を蠢く気配が随分と増えた。背に受ける攻撃も、当然躱しきれる類のものではなく。前方、進路を誤ったか遠く行き止まりが見える]
《―――――――…、》
[駆けながら唱える詠唱。その間、無防備となり更に受ける傷は増えるが。最後、振り返りながら剣を薙ぐ。
吹き荒れる豪風、その直後。
風は質量を持った無数の闇の刃と化し、
四方八方より魔の者達の身体を床壁天井へと縫い留める。
否、]
ッ…!?
[一人だけ、止まらない。
闇の刃に全身を貫かれつつも、悍ましい執念さえ感じさせるように、此方へ向かってくる魔の戦士]
[満身創痍、の限界も既に逸して久しい。
反応が完全に遅れた。左肩を抉られ、
それでも至近距離となった敵の胸を剣で貫き返す。
…相手は崩れ落ち、今度こそ動かなくなった]
―――――――…はは、畜生…!
[足を止めては、駄目なのに。
男もその場に膝を付き、座り込む。
闇の刃が霧散する。
どさどさと、縫い留められた屍が周囲に落ちてくる]
[立たなくては。
そう思いはすれども、身体が言うことを聞かない。
左肩の傷は、そういえばロワール村で負ったのと同じ。
あの村での出来事から、全てが動き出した気がする。
漫然と旅して、具体的な行動を起こす気の無かった自分が。
仇と対峙し、信徒と出会い、主人のことを教えられ。
彼女の剣となると誓うも、果たすことは叶わず。
魔犬も信徒も見殺したようなものだ。
別行動となった者達の向かった南の地も魔に落ちたと聞く。
青年が勇者となったことも、
獣人の想いも、竜の子の願いも、何もかも知りはしない。
まして今の彼らが置かれている状況を、知る由もなく。
他人のことなんて、もうどうでも良いけど。
…それでも彼らが未だ無事でいるならば。
何処かで生き延びてくれれば良いと、思ったのは何故]
[荷物を探れば、回復薬と赤い果実が一つ。
果実は既に瘴気で朽ちていたか、それとも]
ダリア。
俺は魔王と、分かりあえそうにはない。
[ぽつりと呟き、赤い実をその場に置いて。
いつかのように回復薬を使う。
あの時よりも傷は深く、あの時よりも薬は強く。
飛びそうになる意識を繋ぎ止め、立ち上がる。
玉座の間まで、後僅かと体感されたが、果たして*]
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