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[離れた手を掴みなおそうと伸ばすも、
アロラの歩みを止めることが出来ない。
抗いながら歩みを進めていくも、
逃げるようにアロラは奥へと進んでいく。
子供の幻影が名を呼ぶ。
何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度もなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんどもなんども。
レティ、かえろう。おかあさんが待ってるよ、と。]
やめ、て。
[それは毒だ。
優しく染み渡ろうとする毒を、首を横に振って拒絶する。
優しい思い出はあまりにも遠く、短すぎて。
今の自分と、あまりにも重ならない。]
アンジェは、しんだの。
もう、どこにもいないわ。…いないの。
[霧が効かないことに気付いたのだろうか。
拒絶し抗うレティーシアの足元に蔦が這い、
足首から腿へと絡みつき引っ張った。]
ひっ…ぅ、ぁあっ!
[這い寄る不快感に暴れるも、
蔦は横倒しになった身体を引いていく。
引き摺られ、足に、腕に、身体中に小さな傷が増えていく。
修道服が土と血に汚れ擦れて破けていく。
土を引っ掻き、抗う爪の中も同様に汚れ、傷つき、
ひとつふたつ、みっつよっつ、爪が剥げた。]
ゃ、いや、やぁあああああ―――!
[森の中に悲痛と恐怖に染まった声が響いた。**]
信徒 レティーシアは、月虹 アロラ を投票先に選びました。
信徒 レティーシアは、死喰い人 ダート を能力(占う)の対象に選びました。
── はじまりの国・王城 ──
…惑い探し求む者…ダリア…
…光の剣を…
…ここにある筈です…
…光の剣を探しそれを…
[ダリアか、それともアルシェスが振るうのか。
それとも…。女神は先を続けない。]
[猫が剣の角度をほんの少し傾けたその時、猫にすら反応できなかった勢いを持って、後ろから何者かが突き進んでいく。]
ダリア、ちゃん?
[何が起きたのかを察する事ができずに猫は目を丸くして驚く。
そして警戒するように、妖しい瞳でダリアの行く先を見つめるのだった。]
チャペ、こんな時に何を……。
[チャペの言葉>>242に頷きはしなかった。
けれど、胸が詰まるような思いがして、涙が一筋頬を伝う]
それを、知ったから、どうするっていうの?
人間がいくら愚かだって、僕らは、人間のために戦うしかないんだ。
[アミーの真意はわからないが、魔軍についてどうなるのかと、少年は思う。
同族を裏切り戦った果てに何が残るのかと]
ごめんチャペ、僕は――
[勝手に死ぬな、とはどういう意味だろうか。
死ぬのにチャペの許可がいるのだろうか。
それの答えが出るより早く、ビシリ、と音が鳴って、少年の剣に一筋のくっきりとしたヒビが入った]
あ……
戦士 アルシェスは、信徒 レティーシア を投票先に選びました。
[殴りかかる最中。古の魔剣の伝承を聞く。
一瞬のような、永遠のような時の中で。
今――少女に答える余裕も、伝える余裕も無かったけれど、もしその一撃が無事に終えられたなら、同行者達に伝えることになるだろう。]
私は……、
私の大事なひとたちを傷つけようとするひとはゆるさない。
私のそばにいてくれるひとたちを奪おうとするひとはゆるさない。
もし――私の魔力をすべてだしつくして
おとうさんと同じように、なってしまったとしても
[みんなをまもりたい、と少女は言う。
夢幻の中で。雷光の輝きの中で。
――ちっぽけな殺意を抱きしめて。**]
召喚獣 チャペは、竜の子 ダリア を投票先に選びました。
召喚獣 チャペは、月虹 アロラ を投票先に選びました。
勇者ではないただの人……ね。
逃げずに私と戦うって言うのは偉いけれど。
[大剣を自在に操り。
アルシェスと何度も切り結んで行く。
相手の攻撃で多少のダメージを受けつつも。
魔剣の恩恵で回復しつつの戦いは、アミー有利のままで推移して行ったが。]
[魔物じゃなく人間だという言葉>>223
そして、それに続く彼の怒り>>230
涼しい顔をして彼女は答えた。]
例えばこの魔剣、普通に冒険者していれば手に入らないわ。
戦乱の中で、こうして王城や神殿に侵入しないといけないもの。
それと、戦い続ける楽しさは魔王軍に居た方が味わえる。
そんなところね。
― 幕間 ―
[光の剣――
それはまだ魔王の元へは献上されていない。
デュラハンにされたこの国の王。
彼の手に今も握られていたのだった。
アミーが居なくなったその後ならば容易に入手できるだろう。
魔術でアンデッドと化しているとはいえ、指示が無ければ勝手に動いたりはしないのだから。]
――ッ
[油断か、それとも慢心か。
相手を人間二人と魔獣一匹と見ていたが故に。
彼女の突撃には対応できず。
出来たのはその突撃に合わせて剣で切り付ける事だけだった。]
[チャペの言う通り
彼女は人間のまま魔王軍に入っていた。
つまり、攻撃力や素早さはあっても。
生身の耐久力は高くない。
竜人の一撃をまともに受ければそのまま吹き飛ばされて。
――こちらの一撃は彼女に通ったか。
それも薄れて行く意識では分からなかった。]
[アミーが斃れればその身体は魔術によって転送されていくだろう。
アミーの持つ魔剣はその場に残る。
相手の生命力を吸い取る魔剣だが、普通の人間であるアミーが使いこなしていたように誰でも扱えるのだった。
むしろ、魔剣に与えられた祝福の分。
普通の武器よりもよほど使いやすいと感じるだろう。
光の剣と魔の剣
玉座の間に残る2本の武具のどちらが選ばれるのか――]
信徒 レティーシアは、黒騎士団団長 アミー を投票先に選びました。
/*
アロラ様襲撃は、(発言数と進行的な意味で)結構きつい。
アロラ様襲撃する位なら、ほら、こっちの迷走中の赤毛をですね、さあさあ…!!
[割と実現する気がしている]
死喰い人 ダートは、黒騎士団団長 アミー を投票先に選びました。
死喰い人 ダートは、月虹 アロラ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
レティーシア君襲撃美味しいね取り替え案も良いじゃないか任せるよ→アロラが!?
真顔だよ。これは、見れると言っていたタンガリザ君に宛てがう形なのかい?
/*
そして見えない襲撃を読んだように向かうフリッツ君。
見ているだけだと、どきそわするね。
明日は人数的にダート君吊りかな。
― はじまりの国・王城 ―
[――痛い、と感じた。
一瞬の判断。
歴戦の戦闘経験。
そして、魔軍に堕ちずとも、アミーが持つ本来の身体能力。
彼女を覆う鎧――あしらわれた紋章ごと打ち砕かんと振るわれた拳と
大剣の切りつけによる交錯はほぼ一瞬。そして同時。
胸元から肩口にかけてを、逆袈裟のような形で切り裂かれる。
竜鱗が浮いているとはいえ、肉体の耐久性そのものは
『普通の人間より多少硬い』という程度。
幼さがゆえに、竜のそれには到底及ばない。]
[奔る激痛。
血とともに力が抜けていくかのよう。
――痛い、と感じた。
それはきっと、自身に負った傷よりも。
護ると決めた。許さないと決めた。
それでも――鎧の向こう。
殴りつけた身の感覚は、ほんとうにただのにんげんで。]
……ん、なさ……
[混乱する感情の中で溢れ出そうになったのは、謝罪の言葉。
――その場に倒れ伏して。彼女がどうなったかは見届けられず。]
[《Lopettaa》
彼女を覆う『停止』の魔力が、喪われていく血流を堰きとめる。
――尤も、傷を負った、という事実には変わりはない。
刈り取られそうな意識も。痛みも。
容赦なく小さな体から、体力と魔力を奪っていく。
一時的な生命の維持のためか
半身には、ずっと竜鱗が浮いたまま。
――二人に見られたら、嫌われるかもしれない、という心は
意識が繋ぎとめられている間に伝えないと、という心に塗り潰され]
あ………しぇす、さん
……ゃぺ、さ……
――けん、けん、を
[うわごとにように呟く言葉は、彼らに届いたか。
――果たして二人が、首無しの王が持つ光の剣を握るのか
アミーが持っていた魔の剣を握るのか、はたまた両方か
それは、今の少女にはあずかり知らぬこと。**]
ダリア「まるで死亡フラグのチキンレースのような様相を呈してきた本日ですが、果たして誰が生き残るのでしょうか!」
アイス「皆で競って死にに行く……これもRP村の名物現象のひとつだぜ」
戦士 アルシェスは、黒騎士団団長 アミー を投票先に選びました。
/*
ダリアちゃんのメモのテンションにいつも笑う。
ダート様、襲撃何処落ちるんですかー…!
たぶんダート様は、お任せにはしないと思っている。
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