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[――動揺は無かった、と言えば嘘になる。
アインとその供だった女性が、死んだ。
女神を名乗る女性が語る言葉が真実だと理解できてしまったのは、恐らく、逆さまに辿る旅路の中で既に察してしまっていたからだろう。]
アインさん……。エステルさん
[あの夜。皆を護らなくては、と豪語した頼もしい鎧の姿。
どこか距離を置いて、けれどもしっかりと彼の後に続いていた彼女。
彼らの姿が、もう見られないと思えば、……察していたとしても、表情が曇るのを止めることはできなかった。]
戦士 アルシェスは、死喰い人 ダート を投票先に選びました。
[描かれた、大人の背の三倍ほどある陣に向かい。
男は高らかに詠唱を加える。
その紡がれる音の為す意味は]
《主において常に喜びなさい。》
[聖句]
《重ねて言います、喜びなさい。》
[己が今の精神と最もかけ離れ]
《あなた方の広い心がすべての人に知られるようになさい。》
[相容れないその句を唱え出す]
《主はすぐ近くにおられます。》
[陣の中が、果ての無い深淵に満たされていく]
[―――――…ゆらり、どろり]
[其処から這い出してきたのは巨大な一匹の蜘蛛。
…それはよくみると動く人間の屍で構成されていた。
無数の屍が絡み合って形成された毒虫だった。
一人一人の死体が呻き声をあげ、
それらは重なりあって束となり不協和音を響かせる。
蜘蛛はうぞうぞと飛び上がり、
落ちてくる岩と男の間に割って入った]
[喉の奥から唸るような声をあげる。
何を語ろうと、彼女のしたことは消せない。
ゴルガンタで彼女が何をしたか、見て、聞いて知っている。
それを超えるものが彼女の口から出ない以上、
どうして彼女を信じられるというのか。
また、信じたとして何をしたいのか。
掴めない問答は、ただの惑いを促すだけのもの。
レティーシアはそう判じた。]
私は、私の信じるものを信じる。
[例えばそれが真実だとして、何が出来るというのか。
自身の運命の賽は語らない。
聖歌の効果か、周囲には聖なる氣が高まっている。
瞳を閉じ、唱えだすのは古代語の詠唱。
悪意を滅することに特化した、聖魔法の一種だ。
錫杖の無い今、発動したとして葬り去れるか分からない。
けれど。]
[足元に魔方陣が浮かびあがり、悪意を阻む。
指先から、足先から、
徐々に白く侵食され、手足が消えていく。
禁忌の呪文を唱えながら、強烈に蝕まれる感覚に耐える。
今にも悲鳴を上げたくなるような痛みに耐えながら、
禁断の呪文を唱える。
捧げものと引き換えに、周囲を清浄する魔法。
一人では使うことの無い、大魔法の一種。
本来なら供物を代償とする術に、
選んだ代償は、自身の身体だ。
腰につけた一番強力な回復薬は、
失った手足すらも回復させる効果がある。
もっとも、それを使う機会が訪れるかは分からないけれど。]
もう…お眠りなさいな。
[手を高くあげ、一気に降ろして魔法を発動させる。
周囲に光が満ち、光の柱が立った。**]
[アインの死。それが女神から告げられた時、猫は女神とアルシェスから視線を逸らした。
アルシェスの表情は、なぜだか見る気が起こらなかった。]
どうして。勇者だなんて、誰が決めたのさ。
[いたたまれない気持ちになる。
それに、あの射手ももう居ないのか。
あいつは邪魔者。居なくなってくれて結構。でもやっぱり、ほんのちょっとだけ寂しいかな。]
[巨大な蜘蛛は、無残に潰れていく。
否、潰れたのは蜘蛛を構成する屍たちだ。
周囲に血を撒き散らしながら、悍ましい悲鳴を響かせて。
表側にいた者は殆ど原型も残らない。
僅かにまだ形の残る者達は、炎に焦がされ異臭を放つ。
衝撃で大地も割れていた。
男は魔力を使い果たして、殆ど動けない状態だった。
崩れる大地と砕ける岩と悍ましい衝撃波に挟まれて。
醜く蠢く蜘蛛の下、致命傷こそ逃れたが。
全身を打ち付け、何処から流れているとも知れない血が、
頬を腕を足を濡らしていた。
意識が、揺らぐ。
死喰い人はどうしていただろうか。
細く息を吐き出しながら胸を抑えた指先は、
森で信徒に受け取った薬瓶>>4:207に触れた*]
[アインの死。それが女神から告げられた時、猫は女神とアルシェスから視線を逸らした。
アルシェスの表情は、なぜだか見る気が起こらなかった。]
どうして。勇者だなんて、誰が決めたのさ。
[いたたまれない気持ちになる。
それに、あの射手も、最も危険に思ったアロラももう居ないのか。
あいつらは邪魔者。居なくなってくれて結構。でもやっぱり、ほんのちょっとだけ寂しいかな。
寂しいだけさ。それ以上の気持ちはあげちゃいけないんだ。]
勇者アインの意志を継ぐのです。
[女神は語りかける。]
苦難の中、嘆こうとも、あなたは膝を屈しませんでした。
諦め、自棄にならずに、……魔軍の長の一人に立ち向かいました。
それは、誰でも出来ることではありません。
[女神はそっとダリアとチャペへ視線を送った。]
魔剣士 フリッツは、悪魔の司教 リリ・リリト を投票先に選びました。
光の剣をここにお願いします。
[ダリアかチャペか。
持って来ようとしたのは誰だったろう?
……仮に不審さを感じ、女神を刺そうとしても出来たろうし、それで女神が攻撃を為す事も無いだろうか。]
アルシェス。
この剣は、誰に渡すのが相応しいと思いますか?
[そう問い、アルシェスの雫に濡れた手は頬にあてた侭。*]
信徒 レティーシアは、悪魔の司教 リリ・リリト を能力(占う)の対象に選びました。
信徒 レティーシアは、死喰い人 ダート を投票先に選びました。
[女神の謎かけ。
それはかつて自らに、問いかけた時のように。
――アルシェスが出した答えは。
あの時、アミーに対峙した時の口上よりも力強く。
何よりも明確な意思を伴って。
いつもより、その背中は大きく見えて。]
………、え?
[アロラの死。
アロラとは誰だったか。アロラ。あろら。いや、知っている。フリッツが誰よりも信頼し、誰よりも強く大地に立って、皆を先導し続け。
そして少女にとっては。
この、長い旅の、始まりの縁。
まるですれ違うかのような、ささやかな――]
―――、っ
[堪えきれそうにない何かを、それでも堪えて。
まだ信じないと思う心は手繰り寄せるにはまだ弱く。
光の剣を、と女神が言えば、
チャペに目配せして、彼女が行かないならば
動揺を誤魔化すように抜きにいくだろう。
もしチャペが向かうなら
独り、果ての見えない神樹を見上げたか。*]
やめて!
[女神の言葉を、泣きそうな顔をしたチャペが遮る。]
もう、もう充分でしょ。
アルちゃんは頑張ったよ。本当に、本当に強くなったよ。それなら、どうしてこれ以上アルちゃんに背負わせるのさ。
[ちょうどいいじゃないか。どうせ殺すつもりだったのだろう?猫は自問自答をする。
それでも、ここで止めないと取り返しがつかなくなる気がして。逃げ道が無くなってしまう気がして。そんなもの、とうの昔になくなっていたはずなのに。]
アルちゃんがゆーしゃちゃんの事どう思っているのか、チャペだって知っているよ。
でもさ、でもさ! アルちゃんは、アルちゃんなんだもん。
[もしかしたら自分は卑怯者なのかも知れない。
それでも、正面からぶつかりたくなんてなかった。]
アルちゃんは、本当にそれでいいの?
[剣はアルシェスの答え>>202を待っただろうか。
今はそんなことを考えたくはなかった。]
[止めることは許されている。
止めなければ、物語はからからと始まるだろう。
重荷を背負う、勇者の命が奪われ続ける哀しみの連鎖は続くとばかりに。*]
/*
残りパターン
…フリッツ・リリ
(リリ死の、フリッツと魔王バトれそう)2d使う可能性
リリ敗者死亡1d、そしてフリッツが魔王城へ到着で1dでしょうか。
…ダート
(やったー!クーデターだ!ダート君殺そう!)1d使用
→狼C信狩村 …ですか。
悪魔司教殿、恩に着る。
[呟き、更に岩へと魔力を送り込む。
ダートも大部分の魔力を術に使っていた。後がないのは同じだ。魔剣士の詠唱を阻む余裕はない。自身の術を制御するのに精一杯だった。]
おおお、お、おおおぉ――!
[深淵よりいでし大蜘蛛は、魔の者にしてそのおぞましさに身を震わせるほど。追加で注ぐことのできた魔力は少なく、岩は大蜘蛛に弾かれ、砕けた。
大魔術の代償は激しく、ダート自身も衝撃波の余波を受ける。土壁をはり、身体をまるめ身をまもった。
そのため、ダートの後方にいた双子にはあまり影響がなかったか。]
召喚獣 チャペは、死喰い人 ダート を投票先に選びました。
僕は、強くも正しくもないから、次にまた同じことが出来るかはわからない。
……どこかで間違えるかもしれないし、負けるかもしれない。
[勇者が共にいる間は、何処かでそうなってもいいという気持ちがあった。
言い換えれば、責任のない立場だったとも言える]
でも、……何にもない僕じゃない、何かになれるなら。
[それは、旅立ちの日に抱いた夢。
その在り方を、女神は肯定してくれているようだった]
[少年はチャペへ、何も持っていない両手を広げて見せる]
もう何にもない僕だから、背負うんだ。
そうしないと――生きてる意味まで、見失ってしまいそうだから。
[帰るべき場所も、平穏に生きられる場所もないのなら、もはや前に進むしかないのだ。
そうして出した結論を、チャペはどう受け取るだろうか]
[魔神は死喰い人の野心を愉しい野心だと思った。
全て喰らうというのもなかなかだ。
神になれるかどうかまでは定かでは無いが、
魔神に牙剥く程の気概がなければ愉しくも無いと、魔神は思っていただろう。]
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