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魔王 ケテルは、悪魔の司教 リリ・リリト を投票先に選びました。
[それが幾度繰り返されただろうか?
その死体がどう扱われるか、猫の知った事ではない。煮るなり焼くなり好きにしろと言わんばかりに、その場に捨て置いただろう。]
ニンゲンの肉よりもお魚のほうが好きなのだけど。
[機嫌の悪そうに"チャペ"は呟く。
やがて猫は、以前屋根に乗り星を見上げた宿へ辿り着く。
所々傷んでいるようだが、幸いにもまだ大幅に荒らされたような形跡はない。
運が良いと猫は薄ら笑いを浮かべると、宿の一室の前に立つ。そこはチャペとアインが止まっていた部屋だった。
例え扉が施錠されていようと、体積を持たぬ"影"の姿になれば忍び込む事は容易だった。]
― はじまりの国・路地裏 ―
[――何かをぶつける音がする。硬くて、鈍くて、響かない音。
それがヒトの出すものだと分かったのは、路地裏に入ってすぐのこと。
誰かを取り囲む人間達と、誰かに取り囲まれる人間。
血走った目で、黒ずんだ手で、痩せ細った誰かを殴っているのだ。]
――――だ、
[止めようとして。声を出そうとして。
――吐けるほどの血も足りない誰かに振り下ろされる、両刃の剣。
先ほどしていたよりも、一層鈍い音がして。
足と足の間から、目を剥いたまま絶命する命が見えた。]
[暴徒達の興味は、既に"彼"から失われていた。
そもそも"彼"でなくても良かったのだろう。偶然目についた、力を失った者。弱き者。自身の欲望を満たせれば、それで良かったのだ。
――自然、血走った目は、少女と竜を捉え。
「魔物だ。まだ魔物がいやがったぞ! 今夜は竜鍋だ!」
「へへ、あっちの女は俺がいただくぜ」
などと言って襲い掛かってきた。]
――逃げよう、アイス
[倒れたままの誰か。救えなかった誰か。
――彼の亡骸を護ることも、手を差し伸べることもできないまま。
自分の身欲しさに、少女はただ、背を向けた。]
[そうして逃げ出した先。
辿り着いたのは、半壊した家屋だった>>44。
――物音がする。ここにも誰かいるのだろうか。]
…………、ここもだめ、かな
[背を向ける。逃げ続ける。――どこへ逃げればいいのだろう?
堪えきれないものが流れ出しそうになって、――ここ数日で、見知った声が、建物の中から聞こえた。>>45]
――――
[恐る恐る覗き込む。
――知った誰かと、知らない誰か。赤黒く――中には別の粘性も混じっている――肉片と死臭に染まった建物の中。
今まさに、武器を振り下ろさんとする、おおきなおとこのひとが]
アルシェスさん!
[――手加減など考えない。ただ全力で暴徒を殴りつける。
果たして彼が得物を振り下ろしたのが先か。少女が男の背骨を殴り飛ばしたのが先か。それとも、呆然としたアルシェスが気付くのが早かったか――。*]
[部屋は思いの他綺麗だった。比較的入る事の難しい高級な宿であったことが幸いしたらしい。勇者と聞いて、この宿を紹介してもらったのだ。
猫は部屋に備え付けられている洋服箪笥をあさる。]
やっぱりここにあった。
[それはアインの使っていた小手だった。
始まりの国を発った後暫くして、小手の数が足りないとアインが言い出した事があった。
どうしてそんな大切な物を失くすのかと呆れたものだが、結局予備はまだあるとのことで、諦めていたのだ。]
まだ決定打に欠ける。足りない証拠は作ってしまえばいい。
あれ、これは?
[それは1枚の絵だった。
素人目に見ても随分と乱雑に描かれた絵。]
そうか、通りすがりの絵描きにこんなものを無理矢理押し付けられたこともあったっけな。
[猫は微妙な顔をすると、やがてそれを丸めて捨ててしまう。猫は再び影となり、壁と窓との隙間から外へと出ていく。
丸め込まれたその紙には、下手糞な勇者に寄り添う猫獣人の絵が描かれていた。]
― 船 ―
[船の中はゴルガンダのように治安が荒れている。
その中で派閥を作れるのは勇者候補の統率力の力とも言えるだろうか。
それでも派閥に入れぬ女は目を付けられ男の手により汚されていったことだろう。
船員や魔術師組合の者にそれを咎める者はいなかった。
船は魔軍の攻撃を受けなければ無事に魔王の統べる地へとたどり着く。
近づけるまで近づけば小舟で勇者候補を送り出すことだろう。
見渡す限りの茶色い大地。
草木の一本も生えていない大地は地獄のようにも見える。
まさに不毛の地である。
その際に、またはその前にもしかすると>>47食糧庫の襲撃があったかもしれない。
そうすればまた食料事情は異なってくるだろう]
――ああっ!!
[やけくそに近い気合いの声が響く。
少年は体を捻りながら立ち上がり、腰から両手剣を抜いた。
斜めに振り上げられたそれは、殴られて僅かに狙いの逸れた暴徒の斧を、下から受け止める。
鍔迫り合いの合間に、血走った男の瞳と視線が交わった]
ダリア! 下がって!!
[息を乱してはいるものの、その瞳に確かな意志を宿らせて、少年は叫ぶ*]
── はじまりの国襲撃頃:北部・魔王城 ──
なら魔王とは、
魔の為に生き
魔の為に戦い
魔の為に勇者を倒す魔か?
いいや、そうじゃねぇな。
少なくとも、お前はそうじゃない。魔王様。
[そして続けて魔神は、「おっとこれは魔王様が一番分かってたな。」と笑い、]
― はじまりの国・王城 ―
[死の舞踏会にも飽きてきた頃。
ふと、バルコニーに出て城下を見やる。
そこに感じたのは微かな違和感。
いつもとは違う、何かが紛れ込んでいるような。]
――だとすれば。
ここまでやってくる。
そんな連中だったら楽しめるのだけれど。
[いずれにせよ、たどり着いた時点で船員は皆殺しにあった。
帰りの分の食料があるだろう。
彼らの理屈はそれである。
帰りの分がるならば、差し出せ、と。
船員はそれを拒絶した。
その結果が、惨殺と強奪である。
『勇者に味方をしない者は人間ではない』
とのことであった**]
食料を使い脚で人間の支配領域まで戻るなり
派閥で船を強奪して海賊なる可能性もあるか?
死体となっても扱いにこまる。
ああ――本当に面倒だな。
[淡々とフリッツに応じる女。
船の面々が治安維持に極めて消極的なのは力量不足なのか別の理由があるのか。それを良い事に支配者面をする"勇者達"の最終的な目的も何処にあるかも、もはや不明瞭。]
……。
[頭を抑えるフリッツを見れば、どこか皮肉じみた色を帯び口角が吊り上がる。このような会話をレティーシアはどう思うだろうか*]
── はじまりの国襲撃頃:北部・魔王城 ──
人間ってのはしぶといが、
根絶やせば生まれるものは消える。
[魔神が口にしたのは、ひとつの真理であり理だ。
母体となるものが無ければ自明の理でもあるが。
まあ、その真理を間違って解釈しようと推測しようと、魔神は訂正はしない。]
[暫くの間、街のあちらこちらで獣による蹂躙が繰り広げられただろうか。猫の行く道の後には死体の山が積み上がっただろう。
猫の向かう先は、アロラを運び込んだ医者宅>>0:85。その場所にて彼女のカルテを盗み取る。
そして漏れ聞いた言葉と僅かに残る匂いを頼りに、エステルが矢を買った武器屋>>1:84へと向かう。
さすがに武器屋なだけあって、もう大したものは残っていなかったが、エステルが使っていたのと同じ矢が一本だけ残っていた。ボロボロになっているが、かえって都合が良い。
無論、この街で出会った以外の者に関しては連想させる物を拾うことは不可能だが、これだけあれば充分だ。]
― はじまりの国・アルシェス宅 ―
[嫌な音がした。骨が軋むような、ヒビ入るような。
男の顔が僅かに歪むのが見えた。
けれども、既に痛みは彼から狂気を取り除くには至らず。
――瞬間、剣戟の音が聞こえた。]
――――、
[そこにあったのは、いつか自身を護ると"約束"した彼の瞳か。
鬼気迫るつばぜり合いに少女が手出しできる間隙はなく。
――暫くもせず、入り口に仲間の暴徒が集まってくる気配がした。
対峙の隙に、半壊した瓦礫を雑に取り除いて、別の出口を探り当てる。]
裏口から出ましょう!
こっちです! はやく!
[尤も、それは裏口などではなく、穴の空いた壁だったのだが。
そちらにも集まり出している暴徒を、竜が威嚇するようにして吠えた。]
― はじまりの国・アルシェス宅 ―
[嫌な音がした。骨が軋むような、ヒビ入るような。
男の顔が僅かに歪むのが見えた。
けれども、既に痛みは彼から狂気を取り除くには至らず。
――瞬間、剣戟の音が聞こえた。]
――――、
[そこにあったのは、いつか自身を護ると"約束"した彼の瞳か。
鬼気迫るつばぜり合いに少女が手出しできる間隙はなく。
――暫くもせず、入り口に仲間の暴徒が集まってくる気配がした。
対峙の隙に、半壊した瓦礫を雑に取り除いて、別の出口を探り当てる。]
裏口から出ましょう!
こっちです! はやく!
[尤も、それは裏口などではなく、穴の空いた壁だったのだが。
そちらにも集まり出している暴徒を、竜が威嚇するようにして吠えた。*]
── はじまりの国襲撃頃:北部・魔王城 ──
巧く絶やせよ。
そうすれば、お前の望みは叶うさ。
[魔神は心底愉しそうに笑った。*]
― はじまりの国・自宅 ―
――ここだ!
[上段から迫る斧を僅かに跳ね上げて、剣を半ば押し付けるようにして男の下腕を斬った。
鮮血が噴き出し、激痛で男が暴れ出すも、まともに握れていない斧はすっぽ抜けて壁に突き刺さった]
ダリア……ありがとう。
[対峙の隙に、彼女が脱出口を作ってくれていたらしい>>65。
それは裏口ではなく、壁に開いた穴だった。
少女に頷きながらも、少年は一度だけ、変わり果てた我が家に向けて振り返る]
――ごめんなさい。さようなら。
[こちらへ近付く足音が増え、入り口の向こうに人影が増える。
少年は踵を返すと、ダリアを追い掛けるように壁の穴から外へ出た。
威嚇するような竜の声が、響く*]
さて目的は果たしたんだけど。どうやって2人と合流しようか?
流石にただの暴徒相手なら、勝つとまではいかなくても逃げる程度の度量はあると踏んでいるのだけれど。
[その時、どこからともなく音楽が漏れ聞こえてきた。
猫の耳が小さく揺れる。
この状況で聞こえてくるものだ。およそまともなものではあるまい。魔の者が流しているか、それともやけをおこしたニンゲンの仕業か。]
この荒廃した国で、この音はかなり目立つね。
あの2人が気が付けば音のほうへ向かうかも。
[猫は王城へと歩を進めることにした。]
― 船 ―
[>>62 主人から次々と提示される可能性に、頭痛がしてくる。
この船にだって、最初は信念を持った勇者候補が沢山いた筈だ。しかしある者は精神を蝕まれ、ある者は力弱く略奪され、男が見る限り、信頼できるような相手は残っていない。
口角を吊りあげる主人をじっと一瞥し]
あらゆる意味で、彼らを頼りにするのは止めましょう。
下手に関わるのも、止めましょう。
無駄な動きをする余裕はない。
[不安の種は尽きないが、斬り捨てるべきだと話す。
此処まで来た目的は一つだ。
魔王を斃すこと。それ以外のことは、もはや]
今宵の内に、脱出艇で上陸することを希望します。
[>>61あらゆる惨劇の予想も、ついていた。
それでも先に進むことだけを、望んだ*]
― はじまりの国・市街 ―
[――少年の声が聞こえる。謝罪と、別れと。どんな騒音よりも静かに鳴ったその声は、少女の耳に届く。
誰も救えない。誰も救えなかった。近しいひとの肉親でさえも。]
――――、
[少女が呟いたのも、同じ謝罪の言葉だったか。辛うじて喉に留まり、音にならなかったのは、恐らくいつかの言葉>>3:159を忘れずにいられたからだろう。
灰色の街の中。二人と一匹が走り抜ける。
視界の脇には数多の骸。死を踏み越えて、ひたすらに。]
……とにかく、この国をでましょう
チャペさんをさがして――
[その時だ。城の方から、死都の惨状に似つかわしくない音楽>>35が聞こえてきたのは。]
――――音? なんだろう……もしかして
[まだ、残っている人がいるというのだろうか。
判断のつきかねる少女は、自然、アルシェスの方へ視線を投げた。*]
更新時間が24時間延長されました。
……兵器に細工を行う。
[それだけ言い残せばその場に二人を置いて自身は部屋を後にする。もし、レティーシアが難色を示したとしても説得するのは彼の方が適役と判断したゆえの事。
甲板に上がればバリスタの巻き上げの部品を数点抜く。
弦を断つ事で一見して使用不能だと悟らせるような事はしない。同じく火炎放射器の動燃線に細工を行うことで十分離脱までの時間が稼げる程の損傷を与えた*]
― はじまりの国・市街 ―
[あの家の惨状を目にした少女が何を思い何を口にした>>72のか、少年はわからなかった。
ただ、必死に、少女を護り約束を守るために街を駆ける。
生まれ故郷だから裏道や抜け道には詳しい。
新たな道に入るたび変わり果てた光景に身が竦みそうになるが、今は意識に上らせないようにして只管に走った]
そうだね、ここにいてももう……あれ?
[――舞踏の音楽>>35が耳に届いたのは、その時だったか]
お城の方だ。
[この惨状に似つかわしくない音色だった。
しかし、だからこそ何らかの意図を持って演奏しているのだとも考えられる]
……行ってみよう。
もしかしたら、何かの合図かもしれない。
[僅かな希望に縋るように、少年は城へ足を向けた*]
[猫が一度ふるふると体をふると、適度に傷付いた見た目に変化した。
間もなく王城が見える頃、それは2人が王城へ着くのと偶然にも同じだっただろうか。]
はあ、はあ、2人とも怪我はなーい?
あいつら、ほんとに、しつ、しつこいんだからさ。
[心底疲れた、というように荒い息をしながら、猫は2人と落ち合っただろう。]
― はじまりの国・王城前 ―
チャペさん……!
よかった、無事で……
[竜が地に足をつければ、ずしりと重い震動が響いた。
獣人を見れば、無事――と言うには少し遠い傷が見えている。息も上がっている。それでも、生きて再会できた事実に、少女は安堵からの笑みをこぼした。]
あの、……この音、なんだかわかりますか?
[明らかに城から流れ出ている音。それが舞踏の曲であることは少女には分かり得なかったが、少なくとも、まるで――街の惨状を祝うかのような、不釣合いを孕んでいることは分かる。
自然、困惑したような表情で城を見上げることになった。]
― はじまりの国・王城前 ―
チャペさん……!
よかった、無事で……
[竜が地に足をつければ、ずしりと重い震動が響いた。
獣人を見れば、無事――と言うには少し遠い傷が見えている。息も上がっている。それでも、生きて再会できた事実に、少女は安堵からの笑みをこぼした。]
あの、……この音、なんだかわかりますか?
[明らかに城から流れ出ている音。それが舞踏の曲であることは少女には分かり得なかったが、少なくとも、まるで――街の惨状を祝うかのような、不釣合いを孕んでいることは分かる。
自然、困惑したような表情で城を見上げることになった。*]
― はじまりの国・王城 ―
[王城の入り口付近で、見覚えのある姿>>77を見付けた]
チャペ! こっちに来てたんだ。
[怪我はないかと問われれば、軽いものは幾つかあるが、動きに支障が出るほどの重傷ではないと説明する]
それより、チャペの方が重傷じゃないか。
大変な目に遭ったんだね。一緒にいなくてごめん……。
[故郷、そして両親を喪ったショックも、仲間の傷付いた姿を見れば胸の奥の方に押し込まれた。
自分の感情などよりずっと、仲間は優先すべきものだと考えていたから]
えっと、僕らは……城の様子を見ようと思って。
[そう説明しつつ、ダリア>>79の問いにちらりと視線を送った]
そうか、アルちゃんとダリアちゃんもこの音を聞いてここにやってきたんだね。
[怪我は大丈夫! と言いながらも、少し痛そうに見えただろうか。]
この音は舞踊曲だね。ゆーしゃちゃんと旅をしていた時に聞いたことがあるよ。でも……
[そんなことを聞いているのではない、ということは分かっていた。
猫は声を潜める。]
もしかしたら何かの罠かも知れないよ? どうする? 開けてみる?
/*
もう色々収集がつかないと思った魔王は全てを流れに任せて仏になろうと思う。
タン君ゾンビかー。ゾンビ、ゾンビ……。ふふっ。(犬好き)じゃなくて、あの書き方だと、死んだら魂か霊でお話してね、って伝わらないか。
─大鴉の背の上で─
[海岸線に向かい、ダートを乗せて大鴉は飛んでいく。
ネズミの報告では幾人かが船から抜け出したとの事。]
懸命、懸命。
[エンフェルスケーカの渡り人が乗っているのだ、順調に到着するわけがない。]
さて、生きておるだろうなぁ?
[勇者達一行を探し、飛び回る。
ネズミの知覚ではおおよその場所しかわからない。*]
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