1657 【RP村】勇者と魔王の物語
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[嘘のない言葉を告げて、
男はちらりと自分の右手を見た]
少し、羨ましい。
[低く小さな呟きを零し、後は彼女を見守る*]
( 229 ) 2016/01/20(水) 00:05:20
あら、お帰りなさい。
こんなにいっぱい、凄いわね。
[タンガリザが山菜を取ってくれば、立ち上がってそれを受け取る。>>217
山菜鍋、というアロラにウインクをひとつ。>>219]
分かったわ。じゃあ、作っちゃうわね。
出来たら呼ぶわ。
[路銀にした方が良い、という言葉>>223に頷いて、その場を後にする。
村に停泊していた教会の炊事場を借りて、ひとつひとつ検分した。
特に怪しいものは見当たらない。]
悪い子には見えないのよね。
あの匂いはつらいけど。
[値がつきそうな品は避けて、調理を開始する。
きのこと山菜だけだと味気ない。
村に着くまでにエステルが獲ったという山鳥の肉を切り、一部は細かく刻んで癖の強い葉と穀類の粉と混ぜ合わせて団子にして入れる。
鍋の様子を見ながら、束の間の平和を味わう。*]
( 230 ) 2016/01/20(水) 00:06:21
[タンガリザが山へと走った方向を猫は見つめる。]
そろそろタンちゃんの気持ちも、受け止めてやってもいいかもね。
[ポーチに入っている小さなボール。
なんだかほっこりとした気分になって、自然と笑顔になる。]
いざとなったら、タンちゃんも連れていこう。
[猫は心に決めたのだった。
そして……
猫の周囲に黒い影が這い出てくる。
猫が無言で頷くと、影は四方へと散っていくのだった。]
( 231 ) 2016/01/20(水) 00:12:39
>>226
今更っすよ。
オイラ仲間のこと好きっす。
それだけっす。
[奥歯がギリっと響く。疑われるよりも酷い。信用すらしていない。]
アルシェス君は仲間っす。これまでもうまくやってきたっす。
種族じゃないっす。これは仲間との戦いっす。
[ちらりとアルシェスの方を見る。その目に自信はないのかどうか気になる。]
( 232 ) 2016/01/20(水) 00:14:40
― カドゥタ村 ―
[空き家を後にして、すぐ集会場に戻る気にもならず。
しばし辺りを歩いていれば、
>>207場違いな魔の気配を感じ眉を寄せる。
警戒しながら歩みを進めていくと、
其処にはよく知る少女の姿>>207]
ダリア。
[その背に声を掛けた次の瞬間、状況>>222を理解した。
地を蹴り、群がる老人たちを無遠慮に押しのけ。
無残な亡骸が横たわる傍らへ、着地する。
じとりと、魔狼の気配のする方へ、鋭い視線を向けた*]
( 233 ) 2016/01/20(水) 00:15:56
― カドゥタ村・会議中 ―
[集会場を出る>>206少し前のことだっただろうか。
かけられた声>>225に顔を上げる。
彼の瞳には、しろともくろともつかない空が映っているようだった。]
……私は
いろんなことが知りたかった
[始まりは好奇心。或いは無知故の幸福。フリッツと出会ったあの時にはまだ浸りきっていた、無邪気という名の罪過だ。
――窓に背を向ければ、自然、影は表情と体を包む。
外に広がる空のように、少女は曖昧に笑った。]
でも、今は……
……もうそんなことを言っている場合じゃないって、分かるの
( 234 ) 2016/01/20(水) 00:16:07
めがみさんが言っていたことも、レティーシアさんが言うように
『あの時』の私に必要だっただけで
まおうさんを知ることには、本当は、関係がないのかもしれない
[ひやりとした床板が、足の裏から体温を奪っていく。
もたれかかっていた壁から背を離せば、支えを失った背中を、薄ら寒い風が撫でていった気がした。]
今でも、たくさんのことが知りたい
まおうさんのことだって、世界のことだって
でも……きっと――――
[それは、きっと捨て去るべき郷愁に似た感傷で。
ただのわがままにしかならないことを、既に知った。]
――ごめんなさい、私、少し出てきますね
[そして、曖昧な笑顔を浮かべたまま、一度、集会場を後にしたのであった。>>206*]
( 235 ) 2016/01/20(水) 00:16:25
私か……?
教会や聖職者の求める勇者像はアインの方が近しいと思うが。しかも彼は勇者を自称している。それに対して私は勇者だと自称したことも無いが。
[>>227
何故自分なのか彼女の囁きに疑問が浮かんだ。]
( 236 ) 2016/01/20(水) 00:16:28
[緊張はそこまでで、>>230で褒められればg尻尾がピンっと立ってぶるんぶるんとまわる]
えっへん!オイラの鼻は良く効くっすからね。
ついでに耳もいいっすよ。
オイラがいればたぶん役にたつっす。
[人間には届かなかっただろうが、微かに悲鳴を聴いている。>>222 しかし教えていいものかわからず胸の中にしまっている。]
( 237 ) 2016/01/20(水) 00:21:16
― 集会所 ―
[タンガリザへの反応にアロラ>>223は何を思っただろうか。
視線は交わるも、考えは読み取れず]
[彼が集めた食材は、レティーシア>>230の手により鍋へと変えられた。
不毛の地での食事を思えば、各段によい香りが漂いお腹が鳴りそうだ]
[しかしそれに前後して、少年はお米犬の視線を受けた>>232]
タンガリザ……? 本当にそう思ってくれているの?
[仲間だと、彼は言った。
自分がどう思っているかはともかく、彼の方からそう明言してくれたのは、初めてだったかもしれない]
[アロラの言葉を忘れた訳ではないが、胸の奥に鈍い痛みがあった*]
( 238 ) 2016/01/20(水) 00:22:35
仲間が好き。そうか。
[共に旅をした面々とは違い、先ず自分は知らなければ――そんな態度は彼の気に触ったらしい。
歯噛みする様子に、この手の事が巧かった間諜の苦笑する顔が浮かび内心ため息漏らした。]
種族を越えた友情。
困難を乗り越える超える力だな。
[言葉とは裏腹に、双方共にお互いを排除する覚悟を決めている。美辞麗句の下で策が踊る*]
( 239 ) 2016/01/20(水) 00:28:09
―― 北部・魔王城 ――
邪竜か。
[霊峰ププルブルの老竜曰く、袂を古きに分けた竜。
魔王の軍門に下り、いかに死んだか魔王は語らぬまでも、ダートが来た時には既に死んでいたのは確かだ。
《転生(リィンカーネーション)》と言うに相応しき、奇跡>>27。
人間の魂達を集め捏ね合わせ、再生された邪竜の肉体(魂の器)に注ぎ込んだ結果、誕生した歪な竜は、精神的に幼過ぎるもの>>170。
無論、騎乗には充分なものではある。]
[――――が。]
( 240 ) 2016/01/20(水) 00:28:21
― カドゥタ村・入り口付近 ―
[――初めに気付いたのは、においだった。
人間のそれとも、タンガリザが発していた魔犬のそれとも違う。
鼻を突き
臓腑を侵し
全身の神経を逆さまに巻き上げる――ちのにおい。>>222]
( 241 ) 2016/01/20(水) 00:28:21
>>238
もちろんっすよ。じゃなきゃこんなこと言わないっす。
[嘘。本当はもう気持ちなんて消えている。
むしろ今は忘れていたゴールドの恨みが胸で炎を燃やしている。けど一番汲み易いと感じたのは彼が少年だからだろうか。]
さっさ!食事にするっすよ。
きっとおいしいっすよ。
( 242 ) 2016/01/20(水) 00:28:24
[くびだ。
くびが落ちて
――ちがう、あれはそう、ただ辛うじて繋がっているだけ
喉から零れ落ちるいろは、あのよるに見慣れたものよりもあざやかで
地に、土に塗れてはいけないものが、はらからこぼれている。
――あれは、そう。
光を失った四つの瞳が、ごろりとこちらを見つめて、]
( 243 ) 2016/01/20(水) 00:28:33
( A25 ) 2016/01/20(水) 00:28:50
――――、フリッツ、さん?
[――すぐ近くで、自分の名前を呼ぶ声がした。>>233
見れば、真剣な面持ちで一点を見つめる彼の姿。
荷台に群がる老人達の声が戻ってくる。
怒りと、困惑と、そのような声がめいめいばらばらに鳴いていた。
そんな彼らの一人を食らうように飛び出してきたのは、一体の魔狼――*]
( 244 ) 2016/01/20(水) 00:29:14
リリ・リリト。
お前が邪竜の亡骸を見つけたのでは無いな。
[魔王は問うた。
それは問いでは無く確認に近かった。]
( 245 ) 2016/01/20(水) 00:29:33
―― 北部・魔王城 ――
魔神か。
[魔王は短く呟く。
そして褪めた眼差しを悪魔の司教>>171へと向けた。]
では、これはお前の好きにせよ。
お前のものだ。
[魔王は低い声で告げる。]
( 246 ) 2016/01/20(水) 00:32:51
― 集会場 ―
そっか。そう……だよね。
[タンガリザ>>242に返す笑みはどこか力ない。
彼の内心に燻り続けていた恨みのことなど、とうに忘れていた。
あの100ゴールドで買った薬草は、あっという間に使い切ってしまったから]
うん。食べよう。
頂きます!
[体の温まるまともな食事なんて久々だったから、目の前に鍋が運ばれて来れば、待ってましたとばかりに手を伸ばすだろう。
無警戒にそれを口にする姿は、お米犬にどう映ったか**]
( 247 ) 2016/01/20(水) 00:37:22
さて、そろそろ迎えに行こうか
[エンフェルケスーカの秘宝を持つであろうエステルを迎えに行くとしよう。
足元に一人分、エンフェルケスーカへ続く狭間を開ける。
ただそれだけで良い。
勇者と共に居たとしても一瞬エステルから意識を逸らしたその時に。
彼の射手はエンフェルケスーカへと招かれる。
"ナジ"は空間に線を引き、左右に広げ亀裂とした。
そうしてその身を躍らせれば、エンフェルケスーカを通じて勇者パーティーの近くへと赴こう]
( 248 ) 2016/01/20(水) 00:38:16
戦士 アルシェスは、メモを貼った。
( A26 ) 2016/01/20(水) 00:39:13
[だが、悪魔の司教リリ・リリトが、
邪竜に魔王の恐怖をと求めるのであれば、魔王は乗らずとも、斯様な事をしただろう。
巨竜に乗る、陽炎の様に揺らぐ闇の躯。
魔王の呪い近しい存在。二つのあかい双眸宿る、闇の虚ろ。
それを邪竜に乗せて送り出したか。]
( 249 ) 2016/01/20(水) 00:40:00
[邪竜に乗りし闇の虚ろは、悪魔の司教リリ・リリトも邪竜に乗るようであれば、その躯の前にリリを乗せて空を駆けたろう。
魔王程では無いものの、否、か弱き者が見るものであれば、闇の虚ろは、魔王そのものに見えてもおかしくは無かった。
その身に齎されたものを証として。]
( 250 ) 2016/01/20(水) 00:40:04
[邪竜が空駆け、村々の上を飛翔した時>>141>>144、どのような事が起こったか。
邪竜の咆哮は、魂に恐怖を与え、魂を罅割れさせ、砕く。
所謂、恐慌に陥れば、誰もが意味も分からず叫び慌てふためき混乱状態が長く続くだろう。
竜の咆哮>>1:217とは、炎熱や凍結など、竜により様々なものがあり、これはこの邪竜固有の咆哮、という訳では無く、魔や浸された魔素による効果だったかもしれない。]
( 251 ) 2016/01/20(水) 00:40:09
― 集会場 ―
[腹芸を強いるのは酷か。
疑心暗鬼の旅が彼の心を蝕む前に、タンガリザが明確な敵対行動を取るという大義名分ができれば良いが、現実は都合よく進まない事をよく解っている。
友好ムードを偽装するために、タンガリザの臭気に耐えつつ自分の取り分を皿につぎながら食事を取ろうとしたが――]
フリッツ達はどうしたんだ……。
[ぽつり、呟いて集会場の窓から外に視線を向ける。
人だかりが見えれば何事かと眉が寄る*]
( 252 ) 2016/01/20(水) 00:42:38
[騒ぐ老人たちの声は、もう殆ど男には届かず意識の外にある。
ただ、自分の名を呼んだ少女>>244へ、
潜む気配から視線はそらさぬまま]
下がっていろ。
[短く告げて、剣を抜きながら再度地を蹴ったのは、
魔狼が飛び出してきたのとほぼ同時。
昏い焔を纏った刃は魔獣の首を貫き、周囲に血の雨が降った。
どさりと魔狼の屍が地に落ち、ぱちぱちと燃えていく。
襲われた老人は腰を抜かし、派手に返り血を浴びていた]
……………。
[一拍の間を置いて、
我に返った村人たちは一斉に悲鳴をあげて逃げ始める*]
( 253 ) 2016/01/20(水) 00:47:54
―― はじまりの国 ――
[魔王は、聡明な王を求めたという訳では無い>>195>>51。
勇者であったアンジェに相対している自覚が無い程度の王であれば。]
[王の生首が居室に転がるままなら、それでも構うまい。
魔王にとっては、そう変わりはしない。
悪魔の司教の望むままに、王の首は好きに出来るだろう。*]
( 254 ) 2016/01/20(水) 00:58:03
― カドゥタ村 集会場 ―
ええ。
[問いかけに対し、ただ唇に人差し指を当てる。
今、ここで話すべきことではないと判断して。
戻ってきたタンガリザ>>237が胸を張れば微笑み、
はいはい、と適当にあしらうか。
しばしのち、鍋を出せばひと時の平和は戻るだろう。*]
( 255 ) 2016/01/20(水) 01:03:48
― カドゥタ村 空き家 ―
…。あり、がと…っ
わたしも、あなたを信じてる。
[慰めの言葉>>227に嗚咽を堪えながら礼を言う。
背中を撫でる手が暖かく、少しずつ気持ちが落ち着いてくる。
来ない便りを待ち続ける人生は、もう終わりにしよう。
小さくため息を着けば呟き>>229が耳に入り、顔をあげる。]
どうして?私は、…あなたまさか。
アロラ様に信用されてないとでも思っているの?
( 256 ) 2016/01/20(水) 01:04:06
[頭を抑えてため息をひとつ。]
この、朴念仁。
アロラ様はエスティエールの姫様よ。
そんなお方が、信用してない人を供につけると思う?
あなたの力は私が知ってる。あなたの主も、きっとそうよ。
[ハンカチを取り出して涙を拭う。
泣いたことは見れば分かるかもしれないが、とりあえずは良しとする。
空き家の扉に手をかけて半分開け、振り返る。]
かえりましょう。あなたの主の下へ。*
( 257 ) 2016/01/20(水) 01:04:12
― カドゥタ村・教会 ―
[途中、フリッツと別れ教会へ戻り顔を洗う。
この地はまだいい。水が使えるから。
食事が出来るほどの食物が取れるから。
しばし寛いでいると、にわかに騒がしい。>>207
服装を軽く整えて、表へ出る。]
どうかなさったのですか?
[半狂乱になった村人>>253に何事か問えば、
言葉にならない声から意味を拾う。]
っ、場所は!?
[一瞬息をのみ、駆け出す。**]
( 258 ) 2016/01/20(水) 01:04:20
[喧噪の中、男はじっと見つめていた。
魔狼の屍を見つめていた。
何処か虚ろな目で見つめ続けていた。
少女がその姿に気付いたなら、異様に映っただろうか]
…………………。
[周囲に他の脅威がないことを確認し、男は剣を仕舞う。
荷馬車の傍らに転がる二体の屍に歩み寄り、
せめてと開いたままの瞼を閉じさせた]
何かある。
[そのまま荷馬車の中へと視線を映す。
明らかな魔の気配ではない。
>>188だが強い力を持った何かを感じる。
錫杖を見つけたのは、
レティーシア>>258が到着するのとほぼ同時だっただろうか**]
( 259 ) 2016/01/20(水) 01:10:23
……。
[>>255
思わず問いが口にでたが彼女の示す通り、適切な話題ではない。彼女が口をつぐめば、出来る限りの演技でタンガリザを迎い入れただろう*]
( 260 ) 2016/01/20(水) 01:12:01
[もしも闇の躯(からだ)を持つ、
闇の虚ろが、はじまりの国に訪れたならば。
その陽炎の様な姿の闇は、はじまりの国の広場へと足を踏み入れた。揺ら揺らと、闇は炎の様にも揺らめく。
広場の中央に設けられた勇者の像の前で立ち止まり、
そして――――――]
( 261 ) 2016/01/20(水) 01:12:14
[揺れる闇の剣が一閃し、勇者の像が砕かれたろう。
地肌は隆起し、辺り一面に瘴気が広がる。
噴水の水もまた、味わいを変えるだろう。]
[そして闇の虚ろは、はじまりの国の大地に広がる。
呪われゆくか荒廃しゆくか、それともどうなるかは、訪れた者のみが知る事となろう。]
( 262 ) 2016/01/20(水) 01:12:17
[辺りには恐怖した人々が見ていたか、それとも死したかは不明だ。そこには、無惨な勇者像のみが残ろう。*]
( 263 ) 2016/01/20(水) 01:13:07
月虹 アロラは、メモを貼った。
( A27 ) 2016/01/20(水) 01:14:18
─遊撃の最中─
[ダートは荷馬車から引き出した食料を処分した後、方々の村を回った。
作戦の趣旨ゆえ血を流せぬのは少々不満であったが、倉庫に、畑に火をつけて周り、家畜を引き裂いてゆく。そうするうちに使い魔から連絡が入った。>>211]
アミーか。
[既にはじまりの国は落ちたと聞いている。]
はて、なんの悪戯をするのやら。
≪"司教どの"が行けぬのならば、反魂薬を手配してやれ≫
[以前貸しを作った魔術師にでも手配させることにしよう。**]
( 264 ) 2016/01/20(水) 01:16:54
― カドゥタ村 ―
["ナジ"はカドゥタ村。
騒ぎが起こっている中影に潜むように様子を伺っていた。
騒ぎの中心にいるのは>>244女と>>253男だったか。
そちらにはエルテルは居なかっただろうか。
居なければ秘法の気配を探して歩く。
集会場にその姿を見つければ一人になるのをじぃと待つ。
生物である以上一人になる瞬間は訪れるものだ。
そうしたタイミングで"ナジ"はエステルを連れ去るだろう。
足元に穴を開け、一瞬で。
瞬きを一つする間にエルテルは攫われてしまうことだろう。]
( 265 ) 2016/01/20(水) 01:18:18
― カドゥタ村・入り口周辺 ―
っ、
[燃え上がる魔狼の体に、思わず目を細める。
自分達を残して逃げていく老人達に視線を向ける暇は無い。
ゆっくりと、しかし確実に灰となり原型を失っていく襲撃者。]
おお、かみ……?
[否――形は似ていても、少女の知るそれとはまるで違った。
これは、と問おうと顔を上げれば
そこには、いつもと異なる彼の顔。>>259]
( 266 ) 2016/01/20(水) 01:18:50
――――、
[足音が、どこか遠く聞こえる。
けれども、震えそうになる手を、何とか握りしめて。
後を追うように、荷馬車へと近寄った。
改めて直視する、人間の屍。
瞼を閉じさせるその所作は、せめてもの救いを与えたのだろうか。]
つえ、……かな?
この人達の、持ち物、……だったのかな
[老人達によって荒らされた荷台の中。
はみ出るようにして――或いはそれを巡って口論になっていたのか――見えているそれは、どこか不思議な雰囲気を持った錫杖だ。]
……その、私、とっさで
[何もできなかった、と。小さく口にしながら。
感謝の言葉にすり替わり、すっかり馴染みになってしまった、謝罪の言葉を呟いた。**]
( 267 ) 2016/01/20(水) 01:19:13
魔王 ケテルは、メモを貼った。
( A28 ) 2016/01/20(水) 01:22:38
[背後から聞こえた声>>267に振り返った。
男はきっと、普段と変わらぬ表情をしていただろう]
錫杖(しゃくじょう)、という。
[つえ、という言葉に対し何となく懐かしいやりとりをしつつ、
少女の言葉に考え込む。
粗末な荷馬車に似合わぬ道具に思えた。
それに、先ほどの魔狼は――――…]
んっ?
[だが、思考は何か言いかけた少女の声で中断する。
謝罪の声が届けば、呆れたような表情をして]
無事ならそれで良い。
ダリアは、ダリアに出来ることをすれば良い。
[ぽんぽん、と軽く少女の頭に左手を置いて**]
( 268 ) 2016/01/20(水) 01:35:55
[魔王は微かに笑みを浮かべた。
愉悦も籠らぬ、慰撫されたでもない、笑みを。
微かに浮かんだそれは消え。]
( 269 ) 2016/01/20(水) 02:48:03
―― 北部・魔王城 ――
女神いわく
そして人間達が口するところ
勇者とは
人の為に生き
人の為に戦い
人の為に魔王を倒す人だそうだ。
[魔王の声は、人が聞けば、耳にするだけで恐怖…否、絶望を抱かせる響き。]
( 270 ) 2016/01/20(水) 02:49:43
愚昧そのものだ。
なあ、邪神。
[魔王は、開け放たれた大きな窓際に立つ。
辺りには誰も人影は見えない。
黒雲立ち籠める空の元、魔王城のある峻厳な岩山に、毒の沼地と不毛な大地が広がっているのが遠くに見える。]
( 271 ) 2016/01/20(水) 02:51:22
―― 北部・魔王城 ――
[現在。
魔王がいる場所は玉座か、それとも別の場かは不明。
大きな窓がある所ゆえ、外に面した場所である事は確かか。]
[そこへ魔王城へ帰還した者達が携えた戦利品の報>>195が届くか。転移したとはいえ、幾らかの時間は経過していよう。]
[魔王は振り返る事無く、手筈の通りを告げる。]
( 272 ) 2016/01/20(水) 02:57:37
[魔王の褪めた眼差しは遥か彼方を遠望するよう向けられていた。**]
( 273 ) 2016/01/20(水) 02:59:40
>>247
[受けた返事は自信なさそうで何か距離を感じたものだったものの。自分の食べ物をためらうことなく食べるのを見て少し安心する。
そうでなくては困る。そうでなくては困るのだ。]
おいしいっすか?自分もパクパク食べながら聞いてみる。
そんな折風呂敷からお酒を取り出して彼に勧める]
良かったらこれものむっす。ふふん。
みんなで乾杯するっすよ。
[手元のコップに一杯ずつお酒を注ぎ。みんなに配っていく。もちろんただの酒ではない。ゴルガンタの水が混ざっている。勇者、エステルは飲んでくれた。アルシェス、アロラや他のものはどうしただろうか。]
( 274 ) 2016/01/20(水) 07:39:35
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