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いや――。
[そこから先に思考を進める女。
敵か味方か解らないものを置いておく事の難しさ。
いっその事、フリッツと共に排除してしまった方が安全なのではないのかと*]
― カドゥタ村 空き家 ―
[話し合いの終わった後、
少し離れた場所で止まるかと思ったが、フリッツは歩みを止めない。>>135
訝しげな顔で一瞬立ち止まるが、すぐにまた歩き出す。
さほど口数の多くない男だ。
こういう時に話しかけても応えないだろう。
一軒の空き家を勝手に開き中に入る背中を目を丸くして見た後、ひとつため息をついて中に入る。
ひとりで旅をしていたからだろうか。
こういう時の彼は、何を言ってもおそらく聞かない。
アロラは旅の途中でフリッツのこんな行動に苦労されてないか、少しだけ気になった。
中に入れば扉を閉められる。
流石にそれはどうなの、とジト目で見ていると、名を呼ばれた。>>136
続くお礼の言葉に二つ瞬きして、頬を緩める。]
どういたしまして。
私の方こそ、みんなで生きて、
ここまで来てくれて…ありがとう。
ええ、何?……フリッツ?
[一歩近づいて顔を見上げれば、いつか話したことの問いかけ。>>136]
知らないわ。なんでそんな…あなた、もしかして。
アンジェに会ったの?
[思わずフリッツの腕を掴み、続きを促すようにじっと見つめる。
続く言葉>>137の意味が、一瞬理解できなかった。]
まぐん、へいし?
うそ…うそ、じゃあ、やっぱり。
[戦慄く唇が紡ぐ言葉は否定だが、どこかで理解していたのだろう。
みるみる内に溜まり決壊した雫は、瞬きしない目から頬へ落ちる。
ぱたぱたと落ちた涙に気付き、瞼を伏せた。]
小さい頃に別れたって、いつか言ったわね。
私も女神様の声を聞けたけど、アンジェは別格だった。
聞いた事はない?神の愛し子、才媛の勇者アンジェ。
大きな魔力を持ち、あらゆる呪文を操る才媛の勇者。
それが、私の片割れよ。
[最も、その当時は神聖語>>0:570を使ってなどいなかったか。
思い出しながら語る。]
私も教育は受けていたけれど、
アンジェが勇者として旅立つ時に、私は選ばれなかった。
どうしてって、思ったわ。私が弱いから?とも。
でも、生きてて欲しかったのかなって、今では思うの。
死ぬかもしれない過酷な旅だもの。
それからは町に届く勇者物語を聞くだけ。
それも、北部を境に途中で途絶えたわ。
…生きているって、信じていたくて。
言えなかった。ごめんなさい。
…アンジェに会ったら、躊躇うことなく殺して。
私も……あの子を還さなきゃ。
[涙を零しながら懺悔した後、決心を口にする。
涙は未だ、止まりそうにない。*]
ボール?
[掌大の尻尾付きボール。手にしてみると、ちょっぴり毛が暖かい。猫は不思議そうな顔をして、ボールとお米犬を交互に見てみる。]
ありがとう……
[しばらくして、猫は大事そうにボールをいつもの手編みポーチに入れた。]
ついてこい。
[ダートは根城の奥に向かい、ゴルガンタで得た捕虜から一組の夫婦を連れ出した。]
この使命に成功したら、息子は生きて返してやろう。
何かおかしな事をしたら……わかっているな。
俺にはお前達の動きが全て見えるのだ。
[ダートが2人の胸に穿った刻印をつつくと、夫婦は震えながら、頷いた。
ダートは大鴉に。捕虜達は魔狼に乗せ、カドゥタ村郊外へと向かう。]
ダリア「ん? 神樹はストーリーラインとは関係ないってことでいいのかな?」
アイス「女神様のメモ見る限りそうっぽいな。今更無かったことにするのは難しいが」
[行く手にちょうどいい荷馬車を見つけた。避難民の一家だろうか、家財一式を乗せている。
ダートを乗せた大鴉は急降下し、荷馬車に襲いかかった。]
……さて。
[荷馬車の主達を始末した後、荷から食料を降ろし、代わりに懐から取り出した錫杖>>0:394>>0:396を紛れ込ませた。目くらましの術をかけ多少なりとも魔の匂いを消してあるが、否応なく人を惹きつける力はそのままだ。
連れてきた夫婦を荷馬車に乗せ、2人の頬に手を触れながら囁く。]
この先の、カドゥタ村に向かえ。
狼どもに追わせるゆえ、せいぜい必死で逃げるがいい。
できるだけ大きな声をあげて、な。
逃げ切ればお主らの勝ちよ、息子を返してやろう。
[魔狼にはほどほどにいたぶりながら追い、村に入った所で夫婦を殺せと命じてある。レティーシア達が村にいるならば、持ち主のいなくなった荷馬車を見つける事だろう*]
[アロラ>>187の言葉に、ぴく、と眉が寄る。
思い出されるのは、はじまりの国に残して来た父母のこと。
彼らに置き換えてみろと言われれば]
……許せない。
[きっと、そう思うだろう。
自分の目の前のタンガリザは、へらへらと調子良く見えるけれど、内心まで知っている訳ではない]
でも、僕ならきっと、一緒に旅すること自体出来ないと思います。
一緒に危ない目にもあって……励ましてもらったこともありました。
機会というなら、きっと今までにもあったはずで……。
[絆というものが生まれるには、十分な時間が経っているはずだと、少年は思う。
それとも、復讐のためならばそのくらいは出来るものなのだろうか。
少年は、理解出来ないという風に瞳を伏せた*]
投票を委任します。
悪魔の司教 リリ・リリトは、魔王 ケテル に投票を委任しました。
―― はじまりの国攻略作戦 ――
[ はじまりの国。人類側の抵抗拠点の一つにして、
数多くの勇者を送りだして玉砕させてきた国家。
その攻略作戦は最初ゆるやかに行われた。
最初に人々の間に起こったのは各大都市での食糧の供給不足。
盗賊ギルドの影響力を最大限に発揮し、またこのような時勢でも
私腹を肥やす事を目論む一部の商人たちは
急につり上がった食糧価格に、これを商売の機であると判断
様々な場所から片っ端から食糧を買い上げ、売り捌いていった。
そしてその商人たちが売り払った食糧を片っ端から魔軍が買い上げる
一時的な食糧不足はしかし、それほど深刻に捕えられる事はなかった
ゴルガンタの崩壊ですら対岸の火事に過ぎない彼らにとり
緩やかに迫る破滅の足音に気付くのは酷というものだろう。 ]
[ 最初の計算違いは、隊商の数がめっきりと減った事だった。
魔物の襲撃によって交易路は安全とは言い難いものになっていた。
また、街に訪れる浮浪者の数が加速度的に上昇していた。
その素性は、大都市圏内にある村落が魔軍の襲撃に逢い
追い立てられるように落ち延びたというのが真相である。
日が経つにつれ、難民の数は上昇してゆく。
魔軍の支配領域が徐々に広がってゆき、大都市では難民や市民を
維持するだけの食糧の確保が難しくなってくる。
その上、準備段階で行われた食糧の買い上げによって
都市内部ではあっさりと飢餓が蔓延していた。
そして、大都市間での連携力を喪わせる為に
これらの作戦は同時多発的に行われている。
何処にいっても食糧はなく、どこにいっても人だらけ。
大規模で派手な戦の気配はなく。
真綿で締め上げられるように人類は死に向かっていた。 ]
[ はじまりの国で起きている惨状。
何処からか何某かの噂が流れたのか、はたまた空腹に堪えかねたか
都市内部から徒党を組んで魔物を狩り、それらを喰らう者達がいた。
形振り構わずに生に縋りつく人間達の姿は滑稽に映る。
そんな彼らが現れた市街は、凄まじい状態になっていた。
都市の内部は飢餓、疫病、連絡の途絶により、通りには死体が溢れ
そしてそのような惨状になったとしても、盗賊ギルドは沈黙を守る
行政機能は最早完全に麻痺し、
それに伴い、無法地帯と化した都市では、貨幣価値が消失した。
魔物を喰らう、という決断をした者達。
そんな彼らが人間を喰らうという決断をしていたとしても不思議はない
リリ・リリトはこれ以上力攻めをするつもりはなかった。 ]
[ 必要に駆られればこれらの都市を亡ぼす事も厭わぬだろうが
贄を得るにしても、労働力を得るにしても、戯れに使うとしても、
何処からか浚ってくるよりも、管理下に置いた方が効率がよいから。
この状況で、最早組織抵抗を行う事など不可能であり
都市を管理できるのは事実上盗賊ギルドのみという有様。
ならば、盗賊ギルドに都市管理を任せて、
必要に応じて苗床や贄を供出するような交渉も行っただろうか。 ]
―― はじまりの国 ――
[ リリ・リリトは歩を進める。
はじまりの国の国王。その存在が確認されたのは城内では無かった。
王城は暴徒によって略奪と破壊に晒されており、
とても安全だといえる状態ではなかったのだ。
その暴徒が、ただの人間だというのだから、可笑しな話である。
王を見つけたのは王都より僅かに離れた、城に比べれば小屋程度の小さな居室。
締め上げを行い始めて日数が経過していた故、国王は憔悴しきっていた。
よもや魔王の居城とはかけ離れた地を、一足飛びに襲撃される
そのような現実を直視できなかったのかもしれない。 ]
……。
[ 怯えたような視線を向ける王は、決して聡明であるとは思えない。
同じ居室に居た自身の娘、妻の姿を見るや、滂沱と涙し、安全を祈願する
その姿は、人の親としてはそれなりのものだろうが…
恐らくは、魔王が求める"聡明な王"には足りていない。
そも、この王は自らが送りだした"勇者"に相対しているというのに
その事を知覚せずにいるのだ。
…リリ・リリトは腕を振るう。
王の首は至極あっさりと刎ねられ、死に絶えた。
彼の家族は貢物として何処かに贈られるのだろう。
リリ・リリトの連れてきた死霊兵達は"戦利品"を抱え上げると
一足先に魔王城へと転移されてゆく。]
……。
[ 此処に、はじまりの国攻略作戦は終焉を迎えた。
多くの勇者たちを送り込んだ無責任な王。
国王の首級を手に入れるという戦果を挙げたのにもかかわらず
リリ・リリトの心には虚しさが渦巻いてしまっていた。 ]
……私も許せないだろうし、目的が達成できるのならば多少の恥辱にも耐える。
旅を通してタンガリンザと絆を育むことができた。
そう思わせる策略なのかもしれない。
さて、我々が窮地に陥り最悪のタイミングで復讐の刃を向けてきたとしよう。
我々の絆を問いてそれをやめさせる自信はあるかな?
もしくは――……彼を信じた事でアインを始めとした人命が奪われても良しとは思えるかな?
ことは、人類種の命運にもかかわる事態だ。
彼を信じるのか信じないのか。
曖昧なものではない。
明確な君の言葉を聞きたい。
[>>189
目を伏せる彼に畳み掛けるような問いを向ける。]
/*
あー。もしかしてこれは、タンガリザ君を殺してからのチャペ君がアロラ君を殺そうという流れにもっていこうとしているのかな。
彼女は何も喋らなかったが。
君の名前に、反応したように見えた。
記憶があるのかないのかは、分からない。
ただ。
レティーシア。何があっても躊躇うな。
彼女は強い。隙を見せれば、死ぬだろう。
そして彼女は、闇を行使している。
―――――…おそらく、君の力が最も有効だ。
[残酷なことを、告げている自覚はある。
淡々と、言葉を並べて。
言い終えてから、僅かに迷うような間の後、
宥めるように彼女の肩にそっと触れた*]
[アロラから畳み掛けられる問い>>197。
それを全て受け止め、思考のために一度瞳を閉じた]
[――自分一人の命を天秤にかけたなら、違う答えだったかもしれない。
しかし、彼女はアインの名を出した。
少年にとっての、誰よりも護るべき相手]
[英雄譚は、信じることの大切さを高らかに謳う。
それに背く言葉を口にするために、一度切羽詰まった呼吸をして]
僕は……アインのことが、一番大事だ。
勇者さまと一緒に、魔王と戦って倒したい。
だから――
[開いた目で、アロラを真っ直ぐに見詰め]
――そのために必要なことなら、あなたに従います。
綺麗事だけで世の中はまわっていない。
納得してくれた事を嬉しく思う。
[彼は賛成してくれたがアインが強行に反対すればどうなるだろうか。旅の仲間を信頼するという耳に触りの良い言葉に彼の敬愛する勇者という要素が加わればこの意見が通るかどうかは怪しい。]
事を起こす際は声を掛ける。
その時はよろしくたのむ。
[それでも、言葉を紡ぐ事を止める事はしない。
共謀者という立場に彼を留置きながらも、陰気な話はこれまでだと彼の肩を叩き去っていった*]
望むなら…おいらこれみんなに配るっす…
[覚悟を決める純粋な瞳。その綺麗な眼でしっかりとチャペを見る。許可があればそのまま帰りにキノコを自慢の鼻で探し当て、食事とともに差し出す気である。]
/*
普通にタンガリザ君が、敵対に行ってる。
魔王は静観しておけば良かったみたいだね。何か気にし過ぎてただけだったね。
orz
― カドゥタ村 ―
[――その後、少女は議論の行く末を黙って聞いていた。
三班に別れようと言うレティーシアの提案。鎧の青年達が連れていた犬に監督役をつけるべきではないかという話。まだ自身の結論すら出ていなかった少女にとって、到底口の挟める話ではなかった。
「私、少し出てきますね」と言って集会場を出たのは、果たしていつ頃のころだっただろう。]
…………?
[ちなみに、騎士の女性――アロラと名乗った――が雑巾でタンガリザの座っていた場所を丹念に拭いていた件については少女には不思議な行動に見えたらしい。『人間とは違う匂い』ということは分かりながらも、魔犬のそれが悪臭という評価までは持ち得なかったようだ。]
……なんだか、皆を困らせている気がする。
[村の中、独り歩きながら呟く。
己の道を行けと言ったフリッツ。宥めるように撫でてくれたレティーシア。アロラもまた、強制はしないと言っていた。
確かに、このままついていけば足手まといになるだろう。けれども、皆を振り回しているような現状もまた、少女にとっての悩みの一つになっていた。]
…………、……?
[ふと顔を上げれば、何やら村の老人達が集まっている。
何人かは難しそうな顔を、何人かは怒ったような顔をして、話し合いをしているようだ。]
あの……?
[声をかける。――が、振り向いた老人達は青年達に「拾われた」難民の少女だと思っているらしく、鼻を鳴らしてまた話し合いを始めてしまった。]
どうしよう、誰かを呼んでくるべきかな……
[集会場の方を振り返ろうとして。
老人達の間から、何かおかしなものが見えた気がした。]
――――ばしゃ?
[馬に荷台を引かせて走る乗り物。それが、村の入り口に置かれている。行商人でも来たのだろうか、と覗き込むも、様子がおかしい。
老人達は荷台の荷物を探っているようだ。それはいい。馬車なのだから、荷物が載っているのは当たり前だろう。しかし――何か、あるべきものが決定的に欠けているのだ。]
そうか、タンちゃんも気が付いていたんだね。
この水、間違いなくニンゲンは飲んじゃいけない水だよ。
[いい子だねーと冗談めかしてタンガリザの頭を撫でる。]
いい案かも知れない。
あの町の人達が怪しんでいなかったのを見ると、ニンゲンには違いが分からないんだと思う。
ダメージを大きさよりも、ばれないことが第一だから。
[あの射手の信用を完全には得られていないことを猫は知っている。もっとも、今この瞬間に別の者からほころびが広がりつつある事など、知るよしもなかったが。]
でも慎重に様子は見ていこう? どういう効果があるのか、今一つ分からないしね。
[一番の問題はそこだった。
不明瞭な物は諸刃の剣。かえって力が増すようなら、目もあてられない。そのニンゲン達が自分達に危害を及ぼしてくる可能性だってある。]
― はじまりの国・崩壊後 ―
[翼竜に乗ったままで彼女は現れた。
リリによって王が殺され。
王族も貢物として送られてからしばらく後の事。
王城には最早、暴徒と化した面々が居たようだったが。
彼女は薄く笑うと切り捨てて行く。]
リリらしいけれど。
攻め落としたなら支配すればいいのに。
[玉座の間に行くと一度腰かけて見る。
ああ呟いては見たが。
やはり自分も玉座に座るって柄でも無い。
……となると。]
[使い魔に命じて、連絡を取る。
リリでも良いし、ダートでも良い。
適当な死霊を見繕って連れてくるように伝えると。
一体の死霊に冠を与え、他の死霊には玉座を守るようにと命を下す。]
人間たちが来たら排除しなさいね。
そう簡単に奪還はされないように死ぬ気で頑張りなさ……あ、もう死んでたわね。
[どこまで真面目に喋っているのか。
死霊たちにそう伝えると自身は王城の内部へと向かっていく。]
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