人狼物語(瓜科国)


1657 【RP村】勇者と魔王の物語


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召喚獣 チャペ

     ――――――――雪よりも真っ白な白猫の体躯から伸びる影だけが、何も変わらず黒々と長く伸びていく。

( 169 ) 2016/02/09(火) 00:24:28

魔王 ケテル

―― 勇者の末路 ――

[勇者の末路は悲惨そのもの>>52>>165だ。
女神の祝福に、余力と寿命がある分、蟲を孵し、蟲に再び卵を産みつけられ、また孵す。孵して入り口から出る刺激、腸内の襞を擦られる様な刺激は、未知の快感に他ならない。]

[そうして死した後、待つのは魔軍兵士への屍体転用であるかもしれず。転用されずとも、魔樹により転生されゆく先は魔だ。…陵辱され尽くした勇者が性欲旺盛な淫魔の魔軍兵士となるか力量ある魔軍兵士となるかは定かでは無い。]

[そしてまた。世界の終わりの前に死が訪れるとは限らない。牢獄の片隅で、蟲に犯され孵った蟲達を身に這わせながら、何の救いも無く、無意味に死する事もあるだろう。**]

( 170 ) 2016/02/09(火) 00:29:00

月虹 アロラ、いつかベイルーンを焼く事になるのかな。

( A29 ) 2016/02/09(火) 00:29:08

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[愛しい人が魔石に触れる。
 あの時届かなかった指先の優しい感触が世界となった身に震えを齎す。

 あの時のケテルの顔を忘れることはない。
 今のケテルの顔を忘れることはない]

 うん、約束、ずっと、一緒――

[生娘が、初めて男に触れられたかのように人形は上気していた。
 熱などもたぬ身が、理から外れ時が止まった身が、
 ケテルに反応してしまう。
 それを誤魔化すようにと強く身体に抱き着いて、
 涙流れる頬に唇を触れた]

( 171 ) 2016/02/09(火) 00:32:24

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[それは新しい約束、

 そして――ケテルの魂を取り込む儀式

 ケテルに何かあればそれが転生する前に魂はエンフェルケスーカへと招かれる。
 その事をナージェスターは告げることはない]

 ずっと、ずっと――

[ケテルに頬ずりをしながらナージェスターの唇は、
 強く弧を描いていた。

 もう、離さない――

 わたしだけの、おうじさま――*]

( 172 ) 2016/02/09(火) 00:35:23

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 南天の魔将へと ―

[南天の魔将アウロラが着任してから"ナジ"は幾度か彼女の背後に現れていたことだろう。
 魂へのマーキング。
 何処にいるか分かるので何時でもその場所へと現れることができた。
 それが何故出来ているのかは告げることはなかったかもしれない。

 ある時――]

 アウロラ、頑張っているようですねぇ
 そんな貴女にこれを差し上げますよぉ〜

[何時ものように神出鬼没に背後に現れた"ナジ"は革袋を一つ、アウロラへと差し出した。
 その中にはかつての同志ダートの遺言で拾った指輪が入っていた。
 この世界の理が使えぬ"ナジ"には不要なもの。
 それならば進呈するのもよかろうと。

 さて、それはどの様なタイミングであったろうか*]

( 173 ) 2016/02/09(火) 00:51:39

魔王 ケテル

[胸元の魔石>>171を愛おしむ様に撫でる。
 触れれば呪さえ与える手が、愛撫する。]

 ああ。

[頬に押し当てられる唇に、最早、早まる事など忘れ去ったような心臓が、鼓動を強めたか。]

( 174 ) 2016/02/09(火) 00:51:43

魔王 ケテル

[魂を取り込まれる約束を黙って取り交わそうと、口にしていようと、ケテルは拒むことは無かったろう。
 疲労し摩耗し、憎悪と嫌悪の侭、生き続けた300年。
 世界の滅びの末に、残る無は、ケテルの安息ではあった。
 無こそが。転じず終わる無、こそが。
 異空間エンフェルケスーカに封(ほう)じられようとも、そこに、ナージェスターが居るならば…少なくとも、この絶望よりはましなものだろう。]

 ずっと一緒だ。

[僅かに二人の間を開け、あかい瞳を向けた後、魔石に口接ける。何度も、何度も、飢えを満たすように。*]

( 175 ) 2016/02/09(火) 00:53:29

魔王 ケテル

── 神樹 ──

[周囲は腐敗し或いは毒の沼が広がっていた。
 一葉、一葉が光纏うような神樹は、周囲の魔の領域に侵された大地の所為か、翳っているようでもあったか。]

[山を、大地を、海を越え、
 (山を侵し、大地を侵し、海を侵し、)
 神樹の元に辿り着いた時には、魔軍の勢力下に収められてもいたろうか?]

( 176 ) 2016/02/09(火) 00:55:32

魔王 ケテル、/* 少し待ち待ち。

( A30 ) 2016/02/09(火) 01:16:59

竜の子 ダリア

― 幕間 ―

( 177 ) 2016/02/09(火) 01:18:08

竜の子 ダリア


[――滅び逝く人々など素知らぬように。よく晴れたある日のこと。
雲と雲の狭間から、雫が落ちた。]

( 178 ) 2016/02/09(火) 01:18:29

竜の子 ダリア


[一滴。]
[二滴。]
[三滴――。]

[地に跳ねる紫色の雫。
地に溜まる毒色の水。]

( 179 ) 2016/02/09(火) 01:18:41

竜の子 ダリア

[通りがかった鹿の親子は、空を見上げた。
盛り上がった白い雲。陽射しを遮る暑い雲。
――どうやら、雫は雲から降っているのではないらしい。
――空の一点。滴る液体は異界より。口を開いた僅かな亀裂。
それは、『水溜り』と呼ぶに相応しいだけの量を落としたところで、溶けるように塞がれていった。]

( 180 ) 2016/02/09(火) 01:18:57

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 ぁ――

[ケテルの唇が魔石に触れれば人形の咽喉からか細い声が漏れ出した。
 唇が触れる度に人形の頬に赤みは増し、
 人形の白い肌は朱に染まる。
 人形の手は優しくケテルの頭を抱擁した。
 髪を梳くように撫でながらその黒真珠は海の中]

 ケテル、あのね――
 あんまり激しくされるとね
 身体が壊れちゃうから……
 身体が壊れるとこっちに干渉できなくなるから

[本当はその体も心も癒してあげたいけれど、できなくて]

 だから、優しく、して?

[代わりに、いっぱい愛してくれるようにと熱い吐息とともに耳元で囁いて――]

( 181 ) 2016/02/09(火) 01:19:07

竜の子 ダリア


[漂う臭気。
漂う気配。
――逃げるように、鹿の親子はその場を後にする。]

( 182 ) 2016/02/09(火) 01:19:14

竜の子 ダリア


[残された紫色の液体は、独りでに波紋を描き出す。]

( 183 ) 2016/02/09(火) 01:19:36

竜の子 ダリア


[風も無く。
陽射しも無く。
産まれ落ちたばかりの子が、咽ぶように、液体は震えた。]

( 184 ) 2016/02/09(火) 01:19:47

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 大好きだよ、ケテル――

[恥ずかしくてずっとまっすぐに言えなかった言葉を、

 愛しい人へと、贈った*]

( 185 ) 2016/02/09(火) 01:19:57

竜の子 ダリア


[――その雫に意義は無く。
――その紫色は生命ですらなく。
けれど、ゆっくりとゆっくりと盛り上がり、蠢き、
ただの水溜りではない明瞭な『形』へと、変形していく。]

( 186 ) 2016/02/09(火) 01:19:59

竜の子 ダリア


――――♪


[音が響く。]

[風もなく。
陽射しもなく。
意義もなく。
生命ですらない、――一輪の花。]

( 187 ) 2016/02/09(火) 01:20:53

竜の子 ダリア


[誰もいなくなった大地の上で。
紫色に染まった名も無き花が、穏やかに歌い続けていた。**]

( 188 ) 2016/02/09(火) 01:21:10

魔王 ケテル

── 近い、或いは、遠い未来 ──

[一頻り口接けした後にか。
 分かったのかどうか緩慢に頷き>>181、冷たい舌で魔石を舐めた。
 禍々しい両角を備えた髪を華奢な手が撫でる。]

 優しくか。
 難しい話だな。

[漸く顔をあげて。
 そう言いながらも抑える気にはなったのだろう。
 愛しい言葉を紡ぐ唇へと────。]

( 189 ) 2016/02/09(火) 01:32:35

魔王 ケテル

 愛している。
 ナージェスター。

[激しくせぬ代わりとばかり触れるだけの口接けを落とした。*]

( 190 ) 2016/02/09(火) 01:32:52

魔王 ケテル

── 神樹 ──

[人を殺し尽くし世界を滅ぼし尽くした後、
 残るのは魔と、この神樹だけであったかもしれない。
 世界は燃える。世界は燃えて。残るは寂寥、硝子の様な溶け跡を残す。]

[人の死、世界の滅びで造られた道だ。]

[それに後悔は無く。
 纏わるものは何も無い。]

( 191 ) 2016/02/09(火) 01:34:32

魔王 ケテル

[最果ての地か、神樹の至る所で攻撃は行われていた。
魔王は、抜き身の刃を持って立っていたか。]

 異剣ラウフォーンよ、哭け。
 絶望をここに顕現せよ。

[呪言は有無言わせぬもの。
魔王が持つものは異剣なるもの。
世界を滅ぼすと決めた時からの剣であり、…魔剣でも無く聖剣でもない…。]

( 192 ) 2016/02/09(火) 01:37:17

魔王 ケテル

[天が哭き地が哭く。
 引き裂かれる様な叫びは何だったのか。

 突き立てられた先は、神樹。

 魔樹でもある世界樹。
 輪廻綴る元凶であり根源か。]

( 193 ) 2016/02/09(火) 01:37:53

魔王 ケテル

[巨きく裂かれ、
 全░は、全ては────── **]

( 194 ) 2016/02/09(火) 01:39:03

女神 トルニータ


 あらあら
 

( 195 ) 2016/02/09(火) 01:41:12

魔神 ディーマン


 おやおや
 

( 196 ) 2016/02/09(火) 01:41:24

女神 トルニータ

 本当に滅ぼしてしまったのですか。

( 197 ) 2016/02/09(火) 01:41:42

魔神 ディーマン

 本当に滅ぼしちまったのかよ。

( 198 ) 2016/02/09(火) 01:41:57

女神 トルニータ

 もう少し見ていたかったのですが。

( 199 ) 2016/02/09(火) 01:42:19

魔神 ディーマン

 約束は約束だ。
 仕方ねぇ。

( 200 ) 2016/02/09(火) 01:42:37

女神 トルニータ


 幾度の朝と幾度の夜。
 世界は燃えて輝いて。
 そうして終わりを迎えたのです…

 …そんなところでしょうか。

[女神は囁き、世界の終わり、
 世界を終わらせる事を認めた。**]

( 201 ) 2016/02/09(火) 01:44:58

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[ケテルの言葉に魔石は一層煌きを増した。
 それは見て分からぬ者がいない程にキラキラと。
 中にはハートに変じた煌きもあったかもしれない。

 触れるだけの口吻けに人形の身体は小さく震え、
 触れれば冷たかった身体に温もりが芽生えていることに気付けるだろう。
 心に火が灯れば繋げている人形の身体もまた焔に焼かれ、
 ケテルを受け入れようと華咲いていく]

 うん、けてる、あいしてる……

[言葉にして、意志の光のない瞳は右へ左へと揺れる。
 揺れた分だけ魔石は拍動を打つように煌いて、
 今度は自ら人形の唇を重ね合わせて蕩けあうように
 自分だけのケテルを求めていった**]

( 202 ) 2016/02/09(火) 01:47:34

魔王 ケテル

[唇を重ね合わせる。
 触れるだけではなく、少しずつ奥へと。
 呪を含み人ならば狂う禍々しい魔を帯びていたけれども。]

 愛してる。
 ずっと、ずっと、愛していたよ。

 ナージェスター。

[名前を呼ぶ時に柔らかい発音も出来なかったけれども。
 煌めきが増した事には気付いたろう。
 冷たい人形の身体が温もりを芽生えさせれば、その膚の上を冷たい手が撫でる。
 焔に焼かれる様に朱く華咲く身体を抱き寄せ、睦言を囁き、何度も何度も人形の瞳を揺らせる程の愛撫を。
 溺れゆくのは、どちらであったか。されど、可能な限り、溺れゆく。]

( 203 ) 2016/02/09(火) 02:05:42

魔王 ケテル

[それは滅びまでの一幕。
 語られる事無きものの一つであった。
 終わりと共に残らぬものの筈だったか。**]

( 204 ) 2016/02/09(火) 02:06:23

女神 トルニータ

── 終幕 ──

( 205 ) 2016/02/09(火) 02:06:53

女神 トルニータ

 でも、この世界は終わってもね。

( 206 ) 2016/02/09(火) 02:07:41

魔神 ディーマン

 新しい世界は創れるのさ。

( 207 ) 2016/02/09(火) 02:07:58

女神 トルニータ

 だがまあ。

( 208 ) 2016/02/09(火) 02:08:20

魔神 ディーマン

 そうですね?

( 209 ) 2016/02/09(火) 02:08:43

女神 トルニータ

 面白い玩具が転がっていることだし、

( 210 ) 2016/02/09(火) 02:09:07

魔神 ディーマン

 ここから引っ掴んで弄くり回してやるか。

( 211 ) 2016/02/09(火) 02:09:30

女神 トルニータ

[女神が見つめる先は、異空間エンフェルケスーカ>>3:*19
 元々、世界の全てを創り出した女神が創ったもののうち、自我を得たもの。]

 よく食べて成長しなさい。
 全ての情報を咀嚼して…

 終わった世界を知ったのなら、
 少し拝借させて貰いましょう────。

[女神は慈愛の眼差しを向けている。
 その慈愛の眼差しは、異空間全てを玩具にするつもりでは無い。ただ、]

( 212 ) 2016/02/09(火) 02:15:22

魔神 ディーマン

[少し、“借りる”だけだ。
 さて、どうなるかはその時次第だが。]

 ク、ク、ク。
 安心してると、トられるぜ?

 精々、守ってみろよ。

[魔神は嘲笑う。
 今はただ、終わった世界を見るだけ。
 終わった世界は、ただ、“無”、だ。
 何も無くなった其処は、空白、そのものだ。
 終わらせてしまったのは残念なものだと思いながら、魔神は瞑目した。**]

( 213 ) 2016/02/09(火) 02:19:45

月虹 アロラ

[天が哭き地が哭く]

 [其れは暁紅を見上げ紅槍を掲げ紅鋼の中で嗤う]

( 214 ) 2016/02/09(火) 07:57:02

月虹 アロラ




沈みゆく星に誓う


    

( 215 ) 2016/02/09(火) 07:57:47

月虹 アロラ


[指の魔玉が瞬く]

[それは暁光に祓われるように闇に溶け消えた]

( 216 ) 2016/02/09(火) 07:59:41


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生存者 (2)

魔王 ケテル
79(150)回 残603pt 飴飴
エンフェルケスーカの渡り人 ナジ
20(45)回 残1972pt 飴飴

犠牲者 (5)

国王 ケセド (2d)
0(0)回 残4000pt 飴飴
青年勇者 アイン (3d)
0(0)回 残4000pt 飴飴
月虹 アロラ (5d)
23(81)回 残1256pt 飴
信徒 レティーシア (6d)
4(13)回 残3317pt
竜の子 ダリア (10d)
17(32)回 残2575pt

処刑者 (8)

射手 エステル (3d)
0(3)回 残3835pt 飴飴
お米犬 タンガリザ (4d)
0(5)回 残3878pt 飴飴
黒騎士団団長 アミー (5d)
0(2)回 残3959pt 飴飴
死喰い人 ダート (6d)
0(25)回 残3220pt 飴飴
悪魔の司教 リリ・リリト (7d)
0(0)回 残4000pt 飴飴
召喚獣 チャペ (8d)
8(27)回 残2987pt 飴飴
魔剣士 フリッツ (9d)
21(59)回 残1375pt
戦士 アルシェス (10d)
13(30)回 残2357pt

突然死者 (0)

支配人 (2)

女神 トルニータ
9(6)回 残3630pt 飴
魔神 ディーマン
23(4)回 残3186pt 飴

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