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城?
城、か。
[通常ならば、一番護りが硬いと同時に再優先目標でもある。城が完全攻囲状態ならば諦めるしかないか。そんな思考を巡らせてアルシェスの後へ続く*]
[>>250はっきりと返事をかえすアルシェスに、
硬い表情のままで頷いて]
おねーさん…。
[ただ、彼のアロラの呼び方に瞬き。
再度主人を見やったのは半ば無意識だったが。
すぐにアルシェスの言葉を頼りに、
彼の仲間を探すために駆け出した。
>>241月のない夜、街に降り注ぐ星のような光の粒。
人々は闘いではなく撤退へ、町を捨て、動き出している。
その最中でも、次々に命は呆気なく失われていく。
目に留まる範囲では助けもできるが、足を止める時間はない。
泣き声にも似た悲鳴が、耳をついて離れない。
>>256勇者が城に居る、との言葉に頷いて。
>>258巡らす思考はおそらく主と同様のものだったが。
王城目指して、進んでいく*]
敵かっ!!
[走るために一度は納めた剣の柄に再び手を掛ける。
落ちてきたのは、どうやら少女のよう。
簡素な身なりと武器など持たぬ出で立ちに魔軍でなさそうに見受けるが状況が状況なだけに警戒の色はそのままに]
君は誰…?
こんな時に何故城に?
[と言葉で様子を尋ねた。]
― ゴルガンタ城前 ―
[着地の寸前、唱えた言葉は咆哮のそれ。
されども電荷の如き魔力を帯びたのはごく僅か。
少女の身体に纏わりつくようにして、衝撃を緩和した。]
あ、――――
[思わず、息を呑む。目の前には人。
堅牢そうな鎧に身を包んだ姿はしかし、戦禍を走り抜けた跡が幾らか見えていた。>>254]
私は……、て、敵ではありません
[突然の問いかけ>>262に、返す答えはたどたどしいもの。]
お城の中に、いどうしゅだんがあります
お兄さんもはやく逃げてください
[ひとつ深呼吸をして。城への道を譲るようにして告げる。
彼が、探していた勇者アインその人だとは、気付かないままに。]
[アイスに乗ってくれれば、という言葉>>247に小さく噴き出す。
「多すぎて乗せきれないんじゃないかしら?アイスさんが困っちゃうわ」
と返しただろう。
レティーシアが身を削り使った脆弱な"奇跡"は、魔に満ち限界を超えている元アンジェの起こした奇跡には到底及ばないだろう。
少女が呟く言葉>>249に、ふらつく身体を押さえ、また1本、魔法回復薬を口にする。
…1日の限界摂取量を超えている。魔力は回復しても、意識が朧気だ。
ふいに、少女が名前を呼ぶ。>>251]
え?……えええー!?
[城の入り口に飛び降りる少女を追って、バルコニーの手すりに掴まり下を覗き込めばそこには小さく少女の姿が見えた。
どうやら無事らしい。思わずアイスを見上げれば、竜は当然と言わんばかりに平然とそこから少女を見下ろしていただろう。]
――――――盗賊ギルド?
[猫はすぐには2人の男が死んだあの出来事を連想することができなかった。あの者達は"ギルド長"とは言ったが、"盗賊ギルド"とは言っていない。]
名前を聞いているのなら、チャペだよ。
普段は勇者と一緒にいる。
[一介の盗賊がなぜここにいるのだろう。火事場泥棒するにしても、ニンゲンであるならば危険すぎる。
猫はその得体の知れない素性に警戒する。]
あなたが盗賊ギルドのナジだって事は分かったよ。それで、
"何者"なの?
[猫は相手を試すように、普段は隠している魔の力をその瞳に宿す。]
「…そんな甘言にだまされるか。
お前が逃げ道を知って、皆をみな殺しにする気だろう!」
[誰かが、そんな声をあげた。
非難の声に振り返ると、この町の役人らしき男がこちらを指差している。]
「忠告は受け取る。だが、お前に逃げ道は教えぬ!
おしまいだ。もう、もう全ておしまいだ!
ははっあはははははは!」
[狂ったように笑う男に気圧されたのか、ばらばらとその場にいた人はばらばらに逃げていく。
女は少し困ったような視線を竜へ向けた。]
…ね。言ったでしょう?人は弱いものよ。
こんな状況で助け合うのって、とっても難しいの。
だから、ね。…逃げ切ることを、女神様に祈るしかないわね。
[真っ直ぐに城内を見つめて告げる目と言葉は冷たい。]
アイスさん、ダリアさんを迎えに行きましょう。
人はそれぞれ逃げたわ。私たちも、逃げましょう。
ダリアさんがいなくて悪いけれど、乗せてもらえる?
[話しかけて竜の背を撫でた。**]
[相手がただのニンゲンであれば、そのまま惑わすつもりでいた。
そうでなければ、瞳を見て己が何者であるかを把握させよう。
それが、猫にとって一番危険の少ない方法に思えた。
もっとも、目の前の相手が真実を語るかどうかまでは想像に及ばなかったが……]
[フリッツと共に諸国を巡る事で社会階級を通してしか自分を見ない人々から離れて久しい。
そのような呼ばれ方をする事にも慣れている。
このような状況で視線を向けてくるフリッツのある種の律儀さに対し見えないように微苦笑を浮かべる。]
ほう、勇者の仲間か……
勇者候補は何名か知っていますが勇者がいるとは
[くつりくつりと"ナジ"は嗤う]
何者?
それ以上でも、それ以下でもないが?
仮に魔王だとでも言えば信じるのかな?
[対外的にそれ以上を答えることはない。
紫色の外套の奥。
そこから覗く瞳が細くなった]
[やはり、生きていたのか。
気丈な修道女の顔が浮かぶ。ダートの胸中で、彼女は何度も穢され愉悦をもたらしていた。]
……やかましい。
[少しの沈黙の後、吐き捨てた。]
人の指図を受けるは好かぬ。
いかに魔神殿からであろうとも。
[無謀にもそばを駆け抜けようとした侍女を捕まえ、引き裂いた。]
俺は、俺の好む時に狩る。
[気合と共に杭を放ち、守備兵達をなぎ倒した。狼を駆り、城の奥へと進む。]
[魔を帯びる猫の瞳。
その魔の力は本来であれば人を誑かせることができるのであろう。
しかし、エンフェルケスーカの渡り人は魔の力を受けても動じることはなかった。
奔流の中にある静寂。
凪の中心地、或いは魔の力を吸引する渦であろうか。
猫の力を受けながら、紫色の外套の内に潜む影は力を感じ愉悦に揺れた]
どうか、したか?
いいや、チャペよ
お前こそ、"何者"なのだね
[そうして、何事もなかったかのように、告げた]
[怯えているのか振りなのか。
弱弱しい声はどもりながら敵意がないことを告げる。
着地の寸前に見せた小さな稲光は彼女の身を包み勢いをいくらか和らげたように感じた。
であればただの少女というわけでもないだろうが。
悪意があるようにも見えず、手は柄に添えたまま困惑の色を浮かべた。]
移動手段…。君は一体…。
[彼女が何者だろう、それもまた疑問ではあったのだが。
道を譲ろうとする少女にもう一度問を重ねる。]
僕は逃げるわけにはいかないよ。
王を護らないと。
君は…?君はどうするつもりなんだい?
[不思議な雰囲気を纏う少女の上から小さな悲鳴>>264が聞こえたような気がした。]
信じると言って、笑ってくれるのならね。
[ここから先は踏み込ませないということか。猫は悪い冗談を言うと、にやりと口元を緩ませる。
ならばこちらもそれ以上与える必要はあるまい。]
あなたと同じ、嘘つきよ。
[少女は、この守る鎧も攻める武器も持たぬ少女は自分に逃げろと告げて、己はどうするつもりなのだろう。
既に王も側近いない城は騒然としておりこうやって話している間にも兵士がそこらを駆けずり回っていた。いまも、逃げようとする兵が入口の方へと向かっているだろうか*]
≪バルコニーの様子を見てこい≫
[駆けながら、連れていた刻印兵に命ずる。ダート自身は別方面へと向かう。
人間どもを引裂くたびに指輪の力が増してゆく。その波動はまさに先に感じた魔神のものと同種であり、力が増すほどに己が魔神の掌にある事を自覚させられる。]
……くそが。
[人であった時と何が違うのか。
違う。今は、力がある。人の命など塵芥のように扱えるほどの力が。]
ぐぶっ……ぶぶ、ぶ、あぁぁ!
[出会う人という人をなぎ払い、ダートは城内を蹂躙していく*]
― ゴルガンタ城前 ―
私は、――――その
[どうするつもりなのか。
具体的な手段を問われてしまえば、少女は閉口する。
城の前からでも、幾らかの屍は見えている。逃げ遅れたのだろう。或いは城の前までやってきて、何者かに捉えられたのだろうか>>226。
中には子を護ろうとしたのか。抱き抱えたまま、子と共に貫かれてしまっている者もいる。――お腹から見えている鮮やかな腸のいろ。血漿と体液とが交じり合い、元あったいろがうすまっていた。
僅かに眼を細め。それでも、震えそうな声を抑えて。]
まだ、少しでも生き残っているひとがいるのなら
私は……!
[言おうとしたその時だっただろうか。頭上から、悲鳴と怒声と、――護ろうとした人々による呪詛が、降りかかったのは。>>264]
……レティーシアさん……?
[何があったのか。
耳に届くあらゆる音が遠く、くぐもって聞こえる。
血の凍えるように冷える指先を、握りしめた。]
[程なくして。現れたのは見知った青年の姿。
眼を見開いて。彼が鎧の青年へ向けた言葉に、僅かに視線を傾ぐ。]
……………、フリッツさん
[レティーシアは、魔をたおすために旅をしている、と言った。
フリッツもまた、勇者の剣になると誓いを立てていた。
それでも――街を侵す災禍が止まることなく。
焼け爛れた肉のにおいが、風に乗って運ばれてきた。]
…………、
………………、ごめん、なさい
[小さな呟きは、誰に向けてのものだったのだろう。
――月を失った夜気に、何もかもが掻き消えていく。*]
何を……。
話すのは後だ!急げ!
[視界に入ったのは勇者を探していた少女。
謝罪の言葉は何を意図するかもわからない。
ただ、こうして言葉を交わす間に情勢は悪化してゆく。
横合いから飛びかかってくる獣人を薙ぎ払えば皆に声をかけた*]
─ゴルガンタ王城内─
[しばらくの後、バルコニーへ向けた兵から修道女が離脱した旨、報告が届いた。]
≪ご苦労。他の隊と合流し、引き続き蹂躙せよ≫
[バルコニーには聖なる力の残滓があるのみであったと聞く。先程から守備兵の抵抗が強いのはそのせいだろうか。
ともあれ、ダートはどこかほっとしていた。]
あれは、俺の獲物だからな。
[やがてダートが玉座の間へ到着した時、その白い頭髪は返り血で紅く染まっていた。**]
逃げる…?
[掛けられた言葉>>277が自分へのものとわかると眉を顰める。]
そんなこと出来ないよ…!僕にはやらなきゃならないことがある…。
困っている人を放っておけないんだ…!
他の誰が逃げても僕は逃げるわけにはいかないよ。
[割り込んできた男のそっけない物言いに、薄く怒りの色を滲ませると、少女への警戒を一旦解いてその男の方に視線を運ぶ。
すると、奥の方にいつかの手練れの女性の姿。隣のアルシェスが足を引きずるように立ち竦んでいるのを見ると慌てて駆け寄る。]
アルシェスくん!!!大丈夫かい?
[血に濡れた防具は彼のものか返り血か。
血のにじむ左手をゆっくりと己の掌の中に包みこむ。左手だけではない、身体全体がぎこちなく動いているような印象を受ける。]
[>>276信じると告げる猫娘にエンフェルケスーカの渡り人は愉快そうな笑いの声を漏らした。
その声はしわがれたものではなく、
浴室に響くかのようなものである]
良いとも、笑ってやろう
だが嘘つきならばその言葉も嘘、であるかな?
[チャペは嘘つきと告げるがエンフェルケスーカの渡り人は嘘はついてはいない。
ただ本当のことを言っていないだけである]
嘘つきの君は早く逃げると良いぞ
その内ここも魔軍に呑まれるだろうからな
私は、少しでもこの街のために
何か、………できないか、って……
[フリッツの言葉に応える声は、何かを堪えるかのような。
――街のどこかから子供の泣き声が聞こえて、すぐに腐臭の向こう側に消える。はっと顔を上げるも、揺らめく炎が映るばかりだ。
火急を告げる女性に、顔を見て――やっと気付く。いつか、アインという勇者の話を聞かせてくれた、女性騎士。]
……わかった
いこう
[目元を拭って頷いたのと、レティーシアがバルコニーから離脱してきたのは、ほぼ同時だったか。とは言え、如何に竜とて一度にこの人数を運ぶのも至難の業だろう。フリッツの脱出案が採用されるか、はたまた正門を強行突破するのか。
いずれの道を選ぶにしても、少女は彼らの判断に委ねるだろう。**]
いこう。
ゴルガンタはもう滅びた。
[残ると決断した人間を咎めるような事は無い。
人には死に場所というものがあると女は信じている。
彼らの意思を踏みにじるような真似はしない。
自らの実力を弁えている故に、民集を連れて脱出等の夢物語を実現させるような高望みをする事もない。
そんな女の言葉は冷淡にすら聞こえるだろうか。
竜の背に余裕が無ければ負傷者や実力の劣る者を優先させ、自身は山路行く事を選ぶだろう**]
嘘つきかどうかは、自分で決められることじゃないんだよ。なーんてね。
[猫は笑いの中の悪意を緩めると、曖昧に答える。
やがて猫は耳をぴこりと動かす。だんだんと魔軍が近づいて来ることが分かる。]
お生憎様。今夜はあいつらをからかいに来たんだ。
安心しなよ。邪魔はせずに消えるからさ。
[やがて血塗れの死喰い人が玉座の間に姿を現すと、猫は小馬鹿にするような口調で語りかける。]
相変わらず派手に暴れたみたいだね。面白いものを見させてもらったよ。
礼はもうしばらく待っていな。次にあんたと会う時、きっと勇者もいい塩梅になっているはずだからさ。
["この姿"で会うのは初めてだ。相手が己の正体を察することができたかどうか、それは猫にとってはどうでも良かった。
とにもかくにも、次の瞬間には再び猫は影の中へとかき消えて行っただろう。]
[自分は困っている人を助けなければならない。
その為にはリスクは承知でも飛び込まねばならぬ時がある。
そう思う彼は人のことをとやかく言えないほどに
向こう見ずな考えだったかもしれない。
だが仲間の異変とあっては無謀な賭けよりも優先されるのはかけがえのない仲間の命。
引き留めようと遠慮がちに伸ばされた手>>291にふと我に帰る。]
…すまない。些か冷静さを欠いていたようだ。
君たち…、さっきはすまなかった。それと、仲間をありがとう。
[手負いのアルシェスを連れてきてくれたのは、偶然ではないのだろう。礼を告げてアルシェスの腕を己の肩に回すと、フリッツとアロラへ退路について尋ねた**]
[影を辿る。その間の猫は自由だった。水を得た魚のように、外へ向かって進んでいく。次に出てくるのは、共に旅をしてきた者達や、その知人達の居る場所のすぐ傍。今まさに逃げ出そうとする場所。
猫が皆の前に現れた時、猫の姿は酷く傷付き、頭から腕から脚から血を流しているように人の目には映っただろう。]
み、みんな……良かった。生きていたんだね。
うわあああああん、怖かったよぉー!
[猫は泣き出すと、勇者の胸へと飛び込んでいった。**]
── 神樹 ──
[神樹とは、別名を世界の樹、或いは世界樹。
世界創世の時より在る樹と言われている。
女神像と共に彫られたり、
ステンドグラスの枠や、絵に描かれているのをよく見かけるだろう。
ダリアが聖堂に忍び込み読んでいた中にも、
或いは創世神話にも出て来るものだったろうか。]
[闇の中。]
指輪な。
魔王の持ち物を付けて、悦に浸ってるところか。
[魔王が、財や宝具を収める場所に入れたものだったか。]
魔王は気付いてるだろうけどよ。
それよか、吾は魔王より波動なんか出してたか?
あの指輪のせいかね。
[魔神は頭をガシガシと掻いた。]
然り――好きにすると良いだろう
[>>295猫娘の告げる言葉も尤もなことである。
邪魔はしないと告げるならばどうこうとするつもりはない。
そもそも猫娘に邪魔できるようなものでもないのだと思っていた。
>>284ダートが現れその様を見ればエンフェルケスーカの渡り人は静かに瞼を閉じた。
返り血を浴びるなど実に美しさの欠片もないことだ。
猫娘がダートに話しかけ、影に身を潜め気配が消えれば紫色の外套の奥に潜む眼は開く]
ダート、随分と手古摺ったようだな
勇者候補でも居たか?
[くつりと笑う。
ダートが此処に現れたということは、
ゴルガンタが陥落したということに他ならない。
人間は、また一つ重要な拠点を失うことになったのだ**]
……ゴルガンタも終わりね。
[結局、逃げ惑う民衆に炎を浴びせ。
或いは抵抗する兵士を手槍の一撃で葬り。
アミーとその配下は一度、城付近に集結していた。]
多少はやられたみたい。
仕方ないわね。
[先ほど対峙した相手。
自分ならともかく、配下の連中では勝てないだろう。
思ったより骨のある相手が人間側にも居たらしい。]
他に何か面白い事はあった?
[その問いかけに配下が返してきた言葉。
竜にのった少女が居て。
こちらの動きを一度止めてきた>>217と。]
へえ……竜に。
[そんな事をしてくる相手が居たなら。
生け捕りにして連れてきなさいよと言いかけて。
まあ、そこまでは難しいかと思い直していた。]
まだ居るのかしらね。
……顔でも見に行ってみようかしら。
[配下の面々に、魔王様への献上物も探しておくように伝え。
自身は再び天に舞う――**]
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