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生憎、スカウトに恵まれなくてな。
財宝探しに明け暮れるような余裕は無かった。
人を殺すか魔物を殺すか。
目的の物を得る過程に変わりはないか。
これもまた解りやすい理屈だ。
魔軍につくだけの事はある。
[放出される魔力とは対照的に言葉に喜怒哀楽は見られない。
放たれる炎は予想通りとばかり、槍の穂先を付きだし真っ直ぐ屋根を蹴り炎を強引に突破する――と見せかけて空中で足場を作りアミから見て右手方向へ大きく跳び炎の本流から逃れる。]
この戦場で戦っているのが私だけだと思うか?
こうしている間に、皆を逃がすために動いている人間も居る。
[溶融する事無く魔力を練り上げる。
手の内で光が煌めき、3個の小型爆裂球となり翼竜の左翼へと向けて放たれる。
翼竜の機動力を殺し、地上戦闘へ持むための一手だ*]
― 城下町ゴルガンタ・入り口付近 ―
はあっ、はあっ……。
[力ある者たちの対峙を後目に、戦士の少年はじりじりとした屍兵との攻防を続けていた。
そこに、人々の叫びと多くの足音が聞こえ、少年は剣戟の合間に後ろを振り返る]
みんなっ、加勢が……!
[違った。
確かにそれは、敵ではなく人間の群れだ。
ただし兵士などではなく、武器とも言えぬ武器を手にした、町人たちの一団だった>>109>>111]
え……どうしてここに!?
[チャペが避難に手を貸していたはず>>73だし、そうでなくても基本的には敵のいない方いない方へと逃げているはずだ。
なのに今、彼らは、門から流れ込む魔軍へ向け真っ直ぐ突っ込もうとしている。
怒号に耳を澄ませば、もう正面突破しかないんだとか、口々にそのようなことを叫んでいた]
ま、待って!
ここは僕らが抑えるから、今は、避難を……!
[少年が叫んだ所で聞いてもくれない。
そしてそれ以外の兵士の多くは、既に理性をなくし、周囲を顧みる余裕すらないようだった]
下がって! 下がってぇ!!
[必死に声を上げながら、屍兵に斬られかけた一人の所へ強引に割って入り、敵の腕を斬り飛ばす。
助けた相手はお礼の言葉すら忘れた様子で、混乱したように立ち尽くしていた]
駄目だよ……こんな所で立ち止まったら。
[屍兵の一撃が掠って血の滲む左手で、助けた男の肩を叩いた]
『あ、ああ、そうだな!』
[男は再び門に向かって突撃し、魔軍兵士の槍衾にさらされてあっさりと死んだ*]
―― 天然要塞都市・城下町ゴルガンタ、
又は魔に魅入られた町ゴルガンタ ――
[燃え盛り、焼き尽くされる街並。
三方を断崖に囲まれたゴルガンタは、出入する脱出の場所もそう多くは無いだろう。]
[暫しの静観。
そして――]
存外に他愛もない
[ここまで後ろ盾してこの様ではまだ少し時間もかかろうか。
視線をゴルガンダ城へと向けるとエンフェルケスーカの渡り人は見張り台から身を乗り出した。
壁を足場として疾駆し屋根へと降り立つ。
屋根の上を走り抜け、目指すはまだ無傷に近い場内である。
そこにいる城主を落とせば士気も挫けるだろう]
[町を守るための必死の戦いを、無意味だと嘲笑うかのように、正面突破を試みる者たちがこちらの手を擦り抜け命を落としていく。
彼らに気を取られれば自然と自身の守りは疎かになり、目に見えて傷が増えていった]
[そこに追い打ちをかけたのは、魔法剣士が対峙する悪魔司教の放った呪いだった>>164。
周囲に広がる灰色の風を、防ぐ術は少年にはない。
戦闘で上がった息で、まともにそれを吸い込んで]
…………!
か、体が……!
[先程井戸水で得た活力をあっという間に打ち消して、体の動きが鈍る。
目の前の獣人兵が右手を振り下ろすのが見えて、慌てて反対へ体を倒せば、たまたま降って来たらしい矢が肩を貫いて止まった。
流れ弾だったのだろうが、少年の左腕の自由を奪うには十分だった]
う、うう……。
[片手で振るうには重過ぎる剣をやっとの思いで持ち上げながら、それでもまだ、少年に逃げるという選択肢はなかった*]
[毒により人が堕落する様は想定通りのことだった。
どうして毒を使おうかと思考したのかなどわからない。
ただそれは知識としてあったことだ。
"ナジ"としてではなく、その前の器の知識である。
虚報も、同様にであるがそれは当然のことだと思っていた。
人として学んだ人の技術。
人を落とす盗賊の技術。
人を陥れることなど、造作もないことである]
……あら、そう。
[くすくすと笑うと、翼竜を小型爆裂球から回避させる。
そして距離を一度取るようにすると。]
なら、その子達から殺してあげましょう。
貴女と遊ぶよりも楽しそうだもの。
[そう言って、そのまま翼竜とアミーはアロラとの戦場から離脱していくのだった。]
……チ。
[全力で離脱されてしまえば、こちらの攻撃射程を確保するは厳しい。空から戦況を確認するように見回しながら数分遅れでアミーの飛び去った方角へと向かう*]
[街に近づくほどに、状況は見えてくる。
予想通り、魔軍の侵攻にあっているようだ。
足に力を入れて、身体を起き上がらせる。
竜に騎乗した体位に変え、腰につけた布袋から魔石とパチンコを取り出す。
射手の様に上手くはいかないから、小さく呪文を唱えた。]
風よ わが意を汲みて 天を駆れ
我は清き流れを乞う者なり
古よりこの地にたゆたうものよ
我はそなたの力を借りんと願う者なり
[そしてひゅ、と小さな音を立てて連続して放った5つの魔石は風の精霊によって運ばれ、街と襲撃者全てを取り囲む陣の要として大地に潜り込んだ。]
……聖なる風の息吹よ
清き盾となり我らを守りたまえ
― ゴルガンタ上空 ―
良い光景ね……
[翼竜に乗ったままで地上を眺める。
配下の面々の放つ炎は地面を焦がし。
或いは建物を燃やしていくのだった。
そんな光景を眺めつつ。
さて、さっきの彼女にああ告げたのだが。
他に魔王軍に刃向かうモノでも居れば殺しに行くのだけれどと。]
― ゴルガンタ城門 ―
[結局の所、空中を移動できるとはいえ移動方法は脚。
翼竜に振り切られ見失ってしまえば城門へと向かう。
既に城門での奮闘も虚しく非戦闘員を巻き込んだ蹂躙が進んでいる。
踏みとどまり続ければ自身の離脱も難しい。
城門の上へ着地をすれば炎蛇のように街を飲み込む炎と剣戟の音を飲み込むかのような悲鳴が響き渡っていた。
湧き上がる怒り――怜悧な思考を溶かすそれに違和感を感じる。
戦場であれほど冷徹な自分が、戦場に感情を持ち込もうとしている。戦えと叫ぶ心を抑えるように歯噛みしながら石付きで城壁を突いた。]
君はこの世に……。
きっと使命を与えられているのだよ。
[都合のよい解釈だと、言われてもいい。
アインの理想を語る時、多くの人はそう言った。
だが、それがたとえ都合のよい解釈だったとしても。事実とは異なっていたとしても。
そう思えれば自分は救われる。いつでもアインはその信条で物事を考えた。]
僕も僕が像の勇者さまのようになれるなどと思わないけど、誰もやらないなら、誰かがやらないと。
とにかく僕は、エステルさんに見放されないように頑張ってみるよ。
[握手を求めて、にこりと微笑んだ。]
/*
無敵ロールじゃないのか?と、言われるかもしれないけど正直、戦意が萎えて堕落するクスリならともかく
バーサーカドラッグが完全に決まるとカミカゼ決めて此処で死んでしまう恐れが……。
[猫は迷っていた。この戦い、魔王軍につくべきか、それともこのまま傍観を決め込むか。
勇者とつるむようになったきっかけは単純だった。魔獣召喚の儀の程度が低く、この猫のような危険な魔獣を呼び寄せてしまった、それだけのこと。
当初は暇つぶしにしか思っていなかったが、間もなく立場の有用性に気が付いた。勇者を殺したとて、また新たな勇者が差し向けられるのみ。
それならば、内より潜り込み、自らの仲間内に影響を与えぬようにすることがより賢い。猫はそう考えた。
だが、この状況。このまま何も手を打たなければ、恐らくこの戦いは魔王軍の勝利に終わるだろう。ならばわざわざ勇者を救ってやる義理は無い。潮時なのかも知れない、猫の目にはそう映る。
だが、それだけではない。猫が表立って魔王軍へ付けない理由があったはずだ。待てよ? その理由は何だ?
しかし、周囲の喧騒の匂いが猫の思考の邪魔をする。水のせいという訳ではない。猫は元来そういう生き物なのだから。]
[朗唱は止まらない。
此方への攻撃はともかく、
死霊術の継続だけは阻止したいのだが。
注意を引き付け続けるか、
倒しきるしかなさそうだ。
中空から悪魔司教を狙う最中、
強い光に視界が奪われる。
………構わず、そのまま突っ込んだ。
相手から僅かに離れた大地を剣が抉る。
衝撃で周囲に風と砂埃、瓦礫が舞う。
それを目隠しとするように、
彼女の四方より飛び出す数十本の鎖。
まるで蛇のように絡み付き、
彼女の四肢と口を封じようとするだろう]
[叫ぶフリッツの背後へ着地をすれば、悪魔司祭に集中する彼への露払いをするかの如く、散発的な攻撃を開始した雑兵へ普段よりも荒く雑な攻撃を向ける。]
フリッツ。
お前もだ。
このままで敵軍の波に飲まれるぞ。
[自身の言葉は彼を動かすことができるだろうか。]
[叫ぶフリッツの背後へ着地をすれば、悪魔司祭に集中する彼への露払いをするかの如く、散発的な攻撃を開始した雑兵へ普段よりも荒く雑な攻撃を向ける。]
フリッツ。
お前もだ。
このままで敵軍の波に飲まれるぞ。
[自身の言葉は彼を動かすことができるだろうか*]
[叫ぶフリッツの背後へ着地をすれば、悪魔司祭に集中する彼への露払いをするかの如く、散発的な攻撃を開始した雑兵へ普段よりも荒く雑な攻撃を向ける。]
フリッツ。
お前もだ。
一丸となって脱出しなければ、このままで敵軍の波に飲まれるぞ。
[自身の言葉は彼を動かすことができるだろうか*]
― ゴルガンタ周辺・上空 ―
[石のようなものを射出したレティーシア。
一瞬聞こえた苦悶のような声に視線を奪われる。
大丈夫だろうか、と覗き込もうとするも、躊躇っている暇は無い。
ウインクを飛ばして案を許可する彼女に、笑顔を返した。]
ありがとう
じゃあ、しっかり掴まってて――――ね!
[少女の声と共に、苔色の竜が空を疾駆する。
風を切る音。低い雲を裂く感覚。夜気が風圧と変じて襲い掛かる。
目指すは城。一直線に目指す姿は、光の無い流星のよう。]
[城門――そこにいつか見た青年の姿や
女性騎士の姿があることに、咄嗟に気付くことができず
しかしてレティーシアはどうだっただろうか?
炎と絶望に塗られた夜を裂きながら、街の中へ。*]
[その、戦闘の熱狂から意識がほんの僅か逸れた瞬間に、聞き慣れた叫び>>189が耳に届いた]
ああ……。
[もういい、という言葉に力が抜けそうになる。
けれどここで立ち尽くすことが何を意味するか、自分は嫌と言うほど見て来たはずだ]
た、退却です!
僕の声が聞こえる人! 一旦、ここから離れて!!
[バーサーカードラックのせいもあり、正気を保っている者は少ない。
それでも幾人かはこちらの言葉に耳を傾け、賛同してくれた。
彼らと互いに守り合うようにして、前線から下がる。
反応がない者たちにまで手を伸ばす余裕は、誰にもなかった*]
ここまでか……。
[戦術的撤退と再編成からの再攻撃と軍隊として適切な行動を取らずひたすら突貫を繰り返す部隊など一度受け止められてしまえば包囲殲滅されるのみ。
見渡してもゴルガンタの騎士の数は極めて少ない。
敵方の巨人の奮戦ばかりが目につく。
バリスタの動きを見れば夜空を飛ぶ竜まで視界に入る。
解ってはいたがゴルゴンダの命運は決した。
ここまでの戦力を投入されれば、どうしようもない。
どうやって逃れるか――思考を巡らせる。]
[小鬼達の戦利品は生身の人間そのものという場合もあるだろう。同種の雌だけではなく、異種の雌を孕まし数を増やせる種族は、少なく無い。
無論、戦利品の略奪は後の事となるだろうが…]
[自らの傷に気づき後退をし、或いは数を保ち、堅牢な場所に篭もり冷静に判断すれば有利に戦いを運べる局面でも、人間達は踏み込み過ぎていた。]
[高揚の侭>>0:532に、手酷い火傷、溶けかけた顔の惨状を気にせずに。掌の皮が滑り落ち、目玉が一つ失われていても、命を完全に断たれるまで戦いに邁進し、死ぬ。]
[そして食屍鬼>>93として蘇る、阿鼻叫喚の地獄だ。]
[世界の終わりが斯様に凄惨であれば、魔王も慰められると言わんばかりの、地獄絵図が展開されていた。]
[小鬼達の戦利品は生身の人間そのものという場合もあるだろう。同種の雌だけではなく、異種の雌を孕まし数を増やせる種族は、少なく無い。
無論、戦利品の略奪は後の事となるだろうが…]
[自らの傷に気づき後退をし、或いは数を保ち、堅牢な場所に篭もり冷静に判断すれば有利に戦いを運べる局面でも、人間達は踏み込み過ぎていた。]
[高揚の侭>>0:532に、手酷い火傷、溶けかけた顔の惨状を気にせずに。掌の皮が滑り落ち、目玉が一つ失われていても、命を完全に断たれるまで戦いに邁進し、死ぬ。]
[そして食屍鬼>>93として蘇る、阿鼻叫喚の地獄だ。]
[世界の終わりが斯様に凄惨であれば、魔王も慰撫されると言わんばかりの、地獄絵図が展開されていた。]
[剣は構え、悪魔司教へ視線は向けたまま。
背後からの声に、僅かに息を呑んだ]
………アロラ様。
[それは現実的な判断だ。
自分は彼女の剣。
その志が揺らがぬ限り背くことはない。
努めて感情を殺した様子で、頷いた]
貴女と、共に。*
ダリア「大変よアイス!」
アイス「どうした」
ダリア「私たち、凄く間が悪いわ!」
アイス「そうだな! もう終わってるっぽいな!」
[頭上を何かが通りすぎていった。
敵の翼竜が飛び回っているのだ。
何ら不思議なことではないが。
それでも何故か、妙な懐かしさがあった]
………ダリア?
[見上げた先、既に夜の闇に溶け、
その姿は見えなくなっていた*]
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