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ダリア「でもメタ防止云々というのは考えすぎじゃない?」
アイス「と、言いますと?」
ダリア「単に再説明しただけのようにも見えるわ」
アイス「なるほど。ジェバンニは大切ですな」
ダリア「それよりも、これ私が魔竜の反応とか描写するべきなのかしら……」
アイス「ううむ。まあ確かに、魔族の設定的なものがよく分かっておりませんからな。正気を失っている! 程度の描写で良いのでは?」
ダリア「というか、あの邪竜さんって私と同じ親族なの?」
アイス「中身曰く、決めてないから知らないらしいですぞ」
ダリア「行き当たりばったりね!」
アイス「最高ですな!」
[勇者とは]
[人の為に生き]
[人の為に戦い]
[人の為に魔王を倒す人]
[…であるならば、人の為に戦わなかった勇者は][勇者で在らず人で無い…]
─ とある村 ─
[少女と共にいたいのかと竜に向けた問いかけ>>115は、ひとつの瞬きで肯定されたのだろう。>>117
お礼と共に竜を撫でる少女は、どこか嬉しそうに見えた。
村人か、という少女の問いかけに対して魔を倒す旅をしているとレティーシアが告げると、少女は今まで出会ってきた人のことを語った。>>118
少女の言う、祈ってくれるひとを女神と解釈して、女はただ微笑む。
認識が異なっているかもしれないことには、気付かずに。]
ええ。話を聞いてるととても奇妙なの。
ゴルガンタは三方を囲まれた天然の要塞。
魔軍の侵攻に耐える流通の要となっている町よ。
騎士団も強いと聞いているわ。
武力があり、経済が発達しているということは、
治安の為の法も整っている。
それなら、人材もそれなりに揃っているはずよ。
少なくともここ6ヶ月以内は、堅牢な町と知られていたわ。
[ゴルガンタに対し知っていることを述べて、顎に手を当てる。]
それが半年も経たないのに犯罪が横行する無法地帯となっているなんて。
確かに土地柄、荒くれ者は多いかもしれない。
けれど、どう考えても荒れるのが早すぎる。
何らかの介入があったと考えていいと思うの。
ただ、すでに町の中の魔法使いや僧侶が、
原因に気づいているかもしれないけれど。
[ゴルガンタに対する見解を述べながら、考える。
町は、そこに生きる人たちのものだ。
よそから来た人間が出来ることなんて、限られている。
行ったとしても、何も出来ずに立ち去ることになるかもしれない。
それもまた、ひとつの選択だろう。
何もかも上手くいくことなんて、ありはしない。
少女と竜の名>>119に頷いて、よろしくねと言った後、
共に行くかの問いかけに、少女は肯定する。
微笑みにゆっくりと頷いた。]
―― 魔王城・工房 ――
[魔王城の地下に、その大樹の一部は蔓延っていた。
魔王城の地下…“工房”と呼ばれる場所は、
人間達が辿り着けない場所にあった。
場所を知らなければ、当然だろう。
剥き出しの岩壁に、巨大な根とも枝とも言えぬものが蔓延り、丸い“胞”が並んでいる。
改造され産まれ変わる“魔軍兵士”は、この、深き岩の胎(はら)の様な場所で目覚める。]
[元々、この工房とは、名ばかりのもの。
そして元来は管理者なども居ない。
この工房が…岩壁に蔓延る樹が、何時からあるのかは誰も知らない。
300年前…否、もっともっと遥かな昔から存在していたのは確かだ。
この全体像が見えず、一部しか窺い知れない大樹は、
“魔樹”とも呼ばれるもの。
その名は、呼ばれなくなって久しい。
通常、ここは“工房”とのみ通称され、
“魔軍兵士への改造”が行い得るモノとして認識されていた。
本来は、その枝とも根とも言えぬモノの一部が…根にある丸い“胞”が、魔軍兵士を産み出すものだ。]
[大地に死した屍達は、ここへと転送され、“胞”の中で魔の属性帯びるモノとして改造される。
尤も、
新たな設備の増設、或いは、“胞”に手を加え、或いは細工し、望む様な改造を為そうとした者もいれば、
より効率的に屍を作り集め、この“工房”へ運び込む者も居るだろう。
培養ポッド、培養槽、その様な設備の増設や細工。
それは魔王から禁止はしておらず自由にしようと思えば出来る事だ。]
[内部を覗く事の出来る透明な皮膜で覆われた球体(胞)。
その中には、8〜9割ほど奇妙な液体が満たされており、様々な格好の影が見えた。
小さい球体で、人一人が入れるサイズ。
大きな球体は、翼竜すら入る程、大きい。
大小様々なサイズがある事だけは確かのようだ。
…もっと深い地下にはどんな大きさの球体があるかは不明だが…
産まれ変わる魔軍兵士が、人型だけという事は無い。
人型以外、異形の姿をしたモノ、巨体な姿として産まれ変わるモノもいるのだ。]
[魔軍兵士へ改造されゆく心地は、恍惚であろう。
不快を感じさせず、否、不快さはあっても、それは溶けゆき、悦びと安息の元、やがて全ての記憶を喪い、魔軍兵士としての自覚と意志を持つに至る。
冒瀆と背徳と退廃と。
人からすれば不健全極まり行為ですら、彼らにとっては自然であり、推奨される行為だ。]
─ →ゴルガンタ ─
[夜の空は冷たく、指先がどんどん冷えていくのを感じつつ竜にしがみつく。
小さく魔法を唱え、火と風の精霊に頼んで空の厳しさを和らげてもらう。
少女の様子はどうだっただろう。
こんな場所で平気にしている様だったら、人ではないものかもしれないという予感が頭を掠めたことだろう。
遠く、ゴルガンタの町の明りが見えた。]
ちょっと待って。あれ…ヘンだわ。
[遠くに見える明りは夜の家からほのかに漏れる光ではない。
大きく揺らぐそれは、燃える炎の様に見えた。>>12
空に旋回する20の影>>10は、地を這うように見える影>>29は、何だろう?近づくほどに怒号のような音も聞こえはじめる。]
まさか…魔軍の襲撃?
ダリアさん。このまま近付けばアイスさんが危ないかもしれない。
人からはアイスさんが魔軍と間違えられるかもしれないわ。
[どうする?と問いかけるように少女に視線を向けつつ、
自分は何が出来るだろうか、考える。*]
[疑問はあるだろう。
改造されて魔軍兵士として産まれ変わる者だけが、魔の者では無い。
改造された魔軍兵士以外の魔の者達は、普通に生まれもしよう。]
[魔軍所属、或いは魔の属性を持ち、産まれる者。]
[では彼らが死んだ時はどうなるか?]
[…神樹…
神樹へと魂は還り、数多の魂と溶け合い、魔以外の者へと生まれる…]
[工房…魔樹…。
魔の属性を帯びる者達は知ることもあるまい。
場所により、全く真逆の属性を帯びるのだから。
魔樹の別名は、
世界樹とも、
神樹とも呼ばれた。
]
あの女。
[悪魔司教の顔はロワール村の修道女を思い起こさせた。誰かの手にかかったかと思いはしたが、いいや、違う。修道女につけた小さな刻印は未だ動いている。]
他人の空似、か。
[兵士と屍食鬼達はゴルガンタへ向かい動き出した。ならば、構う必要はない。使い魔を戻し、進軍を続けた。*]
[それはまるで鏡合わせだ。
神樹と魔樹。それらは一体であり繋がっている。
巨大な力を持つ竜ですら、
この廻る輪より逃れる事は出来無い。
どのような力を持っていたとしても。
“世界はそのように創られている”。
いや、“そうなっている”。
死ねば、魔に、或いは魔を宿さぬモノに、
それぞれ割り振られ、溶け合いながら、還り。
永劫続く輪廻をまわる。
それから逃れるすべは無い。]
[恐らくは一つを除いては。
エンフェルケスーカの宝を除いては。
或いは、転生し続け記憶を持ち続け、しかし、この理を知らない者か…
その者を除いては……**]
[もしも魔軍兵士に改造する屍が無き場合、
霊があるなら、霊が触れ合うならば、この工房にてだろう。
魂が還るまでの僅かな時間でしか無いだろうが。]
[だが、ここは魔と魔素深き場所。
体も無く、“慈悲深き”女神の祝福も無き今、その魔に霊が影響されないという事は無く、
死霊が見える者の戯れと嗜虐に晒されるやもしれない。]
[また、魔軍所属の者の霊…或いは魂も、ここに訪れる事はあるだろう。]
[魂が溶け合えば、全ては忘れてしまうものの。]
[剣を手にして闘ってはいるが、元来の素質は魔術の方にある。
故に彼女が行使する術式にも、心当たりがあった]
『神聖語』
[神の奇跡を呼び起こす非常に高度な御業。
かつての希望、神の声を紡ぐ者アンジェが斃れてより、
扱える者は殆ど現存していないと聞く。
それをいとも容易く行使する、眼前の魔軍兵士は何者か。
彼女が生前の面影を残しているならば、
以前に闘いを共にした修道女を髣髴とさせるだろうか]
[初撃、回避されること覚悟で斬りかかった剣。
>>140>>141相手の気が逸れていた為か、刃は肩口へ刺さる。
焔が消えたことにより、耐火の呪いが掛かっていたことを知る。
同時に、おそらくは魔軍部隊全体へも同様であると推察を。
――成程、これだけ町へ火を無作為に放とうとも、
自軍の被害はさして気にしなくても良いと言う訳か]
………貴様は、
[彼女の口から詠唱以外が零れる様子はない。
だから、人語を操れるのかどうかも知らない。
>>142ただ、再生能力と共に押し戻されそうになる剣へ力を込め、
悪魔司教と顔を付き合わせたまま、問う]
何故、人間を殺す。滅ぼそうとする。
[訊ねることに意味は無かったかもしれない。
答えが何であれ、許容など出来る筈もない。
けれど、花の名を持つ少女が疑問を口にしたあの日から、
胸の内に燻る何かが確かにあった]
[>>143人間とさして違わぬ眸で、悪魔司教は笑った]
《 ――――――…、》
[其れを見つめたまま、囁くような詠唱。
男の右手の呪印が応じるように鈍く淡く皮手袋の下で光る。
彼女ならば悟るだろう。その魔力の性質は、光ではなく闇。
剣を伝って"植え付けた"のは、
彼女が魔術を行使する度に悪夢に近い幻覚を見せる呪い。
奇跡を味方に付けた彼女に、どの程度有効かは知れないが。
剣を槌で撃ち上げられる勢いに任せ、地を蹴って中空へ。
そのまま身を翻し、構えた剣は魔力で一時的に大剣と化した。
重力の勢いも伴ったまま、彼女の頭めがけて一閃突き降ろす**]
[眼下に、そして空に拡大していく戦火を眺めていた。
エンフェルケスーカの渡り人はそうした火に思うところはあまり持ってはいない]
しかし、意外と苦戦しているようですね
[連携の取れていない人間に苦戦することはないだろう。
しかも虚報を用いていたのだ。
戦闘は一瞬で終わり蹂躙戦が始まるものだと考えていた。
しかしながら光が穿たれたりと人間側も中々やるようである。
もしかすると隠れた勇者が居たのかもしれない]
そうね、強い武器や珍しい道具の収集。
後は戦いだわね。
[先日も似たような問いかけを受けた気がする。
基本的にはそんなところだった。]
神殿や城の奥にあるような代物なんて、戦乱の中でないと奪えないでしょう?
そのついでにこんな風に戦いの場もあるなんて愉しいじゃない。
[まあ、元は傭兵団というか。
流れの冒険者集団と言う面々が黒騎士団なのだ。
そんな事情は目の前の彼女は知らないだろうが。]
人間への復讐等かと想像したが。
物欲に闘争本能か。
解りやすいな。
同情する余地も無く切れるというのは良い事だ。
[基本的な機動能力は騎乗しているアミーが上。
下手に仕掛け、隙を晒すよりも守りを固めて仕掛けを待つ。
民家の屋上でアミーを見据える女の輪郭がぼやけ始める。魔力による身体能力強化の出力を非効率的な程に上げ始めた事による魔力放出が原因。
女を中心に風と火の魔力が渦巻き始める*]
/*
なるべく攻撃は食らって効果をあげたいのだけど。
悪夢や幻覚、そもそも呪いに対してはほぼ効果がないのですよね。
こんなに美味しいシチュエーションなのに。ぐぬぬ
あらあら。
貴方達だって似たようなものでしょう?
そこに洞窟や塔があれば入るし。
宝があれば奪い取る。
……それはお互い変わらないと思うけれど?
[翼竜の背からそう告げて。
一度距離を取る。
魔力が渦巻くのを見やれば、薄く笑って翼竜へと指示を出していく。]
[炎のブレスによる攻撃。
先ほどの手槍とは異なり、明確に目の前の彼女を狙って放たれたそれは屋根ごと焼き尽くそうとばかりに浴びせられていく。
尤も、これで殺せるとは思っていないのだが。]
どこまで持つのかしらね?
貴女は私を倒した後、人々を救うのでしょう?
[そんな事を告げながら。
さて、いっそ距離を詰めた方が良いのだろうかと思案して。]
― →ゴルガンタ周辺・空 ―
[少女も竜も、二人を乗せて飛ぶという経験はこれまでに無かったが、どうして委細問題無く発つことができた。
尤も、それは飛ぶという一点に関してだ。
本来なら人間が在ることのない空高く、ましてや張り詰めた夜気を裂きながらの飛行だ。だが、レティーシアが魔法によって凍えを緩和する傍ら、少女は変わらぬ表情で竜の背に在った。]
うん、なんだろう
あれは、火……なのかな。
それと、…………、
[新月の下、星ではない揺らめきに浮かび上がる都市>>58。
一定の距離まで近付き、一度静止する。
地を這うそれ>>29が何であるかまでは見て取ることはできなかったが、空を駆る――一部は首や腹の肉を削がれて形状がおかしい>>95――ものが何であるかは、眼を凝らさずとも、少女にとって何よりも見慣れたいきものだった。]
……正気を失ってるわけじゃないみたい
だとしたら、――そっか。
あなたたちは、そうすることにしたのね
[困ったように。或いは寂しげに。曖昧に笑みを浮かべた。]
[そして。危険かもしれない、という言葉に、緩く首を横に振る。]
レティーシアさん。私ね
この街で、リンゴをもらったの
[夜よりも深い混沌に見舞われる都市を映しながら、少女は言う。
炎の灯によって齎される逆光と、元ある新月の暗がりで、どこか曖昧な表情は隠される。尤も、傍らのレティーシアに見えたかどうか――それは、少女の預かり知らぬこと。]
あと、黒いお姉さんに甘えるなーって叱ってもらった
だから、私
この街の為に、何かしたい
[フリッツも。黒い影を引き連れた女性も。この街の住人とは限らず、またこの戦火の中に巻き込まれ、朽ちていないという保障はどこにもない。
自らの身を差し出すにはあまりにも小さく、あまりにも些細で、恩と呼べるかどうかすらも分からないその出来事を、――少女は、逃げ出さない理由に焼(く)べた。]
[――遠い記憶。幼い記憶。
『きっと君の父上も、この歌が好きじゃなかったんだ』
――歌姫は謳う。竜と共に少女を育てた女性は言う。
『もう護るべき村は無い。誓いをした人々は皆逃げ出した。律儀にこの砂漠を護り続けたのは、ヒトからしてみれば他愛のない口約束だ。そんなものに、竜族《じぶんたち》全てを従わせる理由は無いんだと』
――そして彼女は笑った。おかしそうに。誇らしそうに。
『でも、それは大いな誤解だ。たとえ彼と共に朽ちる選択をしなかったとしても、たとえば放浪の身になったとしても、人間の王に仕えたとしても、かの魔王に仕えたのだとしても。相手が変わっただけで、君達はどんな些細な恩でも返そうとするだろう』
――おんなは少女を見た。その小さな体を抱き寄せながら。
『それが――君達の生き方、或いは本能なんだから』]
…………、
[顎に手を添えて、少女は珍しく真剣な面持ちで思案する。
視線を竜から外し、街のあちこちを見回した。
崩れた鐘楼の塔>>87。女神の像>>74。死者と正者が入り乱れるかのような呻きと叫び>>95。各所に火球を放つ飛翔する影>>131。そして、見るからに統制の取れていない>>60巨大弓が設置された――。]
レティーシアさん
とりあえずあそこまで行ければ、何とかなるかな?
[指差した先には、この街の象徴とも言えるゴルガンタ城。
火の手は上がってはいるものの、まだ正気を保っている近衛兵でもいるのか、或いは奮戦する戦士達の功績か、比較的傷が浅いようにも見えた。]
…………、
[顎に手を添えて、少女は珍しく真剣な面持ちで思案する。
視線を竜から外し、街のあちこちを見回した。
崩れた鐘楼の塔>>87。女神の像>>74。死者と正者が入り乱れるかのような呻きと叫び>>95。各所に火球を放つ飛翔する影>>131。そして、見るからに統制の取れていない>>60巨大弓が設置された――。]
レティーシアさん
とりあえずあそこまで行ければ、何とかなるかな?
[指差した先には、この街の象徴とも言えるゴルガンタ城。
火の手は上がってはいるものの、まだ正気を保っている近衛兵でもいるのか、或いは奮戦する戦士達の功績か、比較的傷が浅いようにも見えた。*]
……?
[ 打ち上げた魔法剣士の問いかけに、何故そのような問いをと
そう、言いたげに首を傾げて。大剣を振りかぶる魔法戦士が飛び上がる刹那
三つ目の朗唱は終わる。その瞬間に魔法剣士の垂らした"呪い"は
悪魔の司教に悪夢を見せる能力があったのだろう。悪夢のような幻覚を。
しかし――魔王の放つ致死の呪眼(>>0:567)すらも"祝い"へと変貌させたその性質(>>0:570)は、リリ・リリトを循環する力として寧ろ活力を与える結果となってしまう。
三つ目の朗唱は突き出した右手より発現する。
その奇跡は瞬間的に膨大な光を発して視界を奪う程度の単純なもの
直線的に狙いを定めていた魔剣士は対処が出来ただろうか。]
[ とん、とん、と踊るように位置を変え、放たれるのは四つ目の朗唱。
それは灰色の風。不浄なる風。魔神の加護を得ぬ者達の動きを鈍くし
そして僅かな不運を齎す"呪い"。
魔軍でないものには、風を浴びるだけで僅かずつ消耗を続ける瘴気
しかし効果の範囲は決して広くはない。
人間の身長で言うのならば半径で言えば大凡7人、8人分程度のそれは
決して大規模戦で計算に入れる事が出来るような代物ではない。
それでもこの程度の限定された戦域であるのならば如何程にでも使える
仮に魔法剣士が強靭な精神力で呪いの効力に耐え抜いたとしても
他の兵士達は果たしてこの瘴気に耐えうるだけの力があるだろうか。 ]
― 回想/荒野にて ―
[慣れぬ様子で戦う少年に、お米犬の叱責が飛ぶ>>135]
え!? わ、わかってるよ……!
[敵が強くなるにつれ、頭では理解出来ても、体が付いていかないということが増えていった。
自分が成長していない訳ではないと思う。
しかし出現する敵は、それを上回る早さで強くなっていった]
う……そ、そうだね! まだいける!
[タンガリザの言葉を励ましと受け取って、傷の痛みを堪え立ち上がる。
それなりの時間を共にしていれば、かつての敵と味方であっても絆らしきものは生まれてくるはずだ。
捕獲したお米犬や100ゴールドのことは棚に上げて、少年はそんな風に信じていたのだった]
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