人狼物語(瓜科国)


1657 【RP村】勇者と魔王の物語


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


旅立ちの時。生き残りの国々は勇者を選出し、
国王の命を受け彼らは魔王を倒しに向かう──────。


1人目、国王 ケセド がやってきました。


国王 ケセドは、村人 を希望しました。


国王 ケセド

よくぞ来た。
お前達に世界の命運はかかっておる。

どうか魔王を倒してほしい。

( 0 ) 2016/01/08(金) 00:20:31

城のお触れ書き(村建て人)




   魔王と勇者の物語


 

( #0 ) 2016/01/08(金) 00:27:43

城のお触れ書き(村建て人)

企画:kkr
脚本:all member
音楽:Ur love music
NPC:ALL MEMBER

( #1 ) 2016/01/08(金) 00:27:50

城のお触れ書き(村建て人)


       300年前、北部・魔王城
 

( #2 ) 2016/01/08(金) 00:27:53

2人目、勇者 がやってきました。


勇者は、聖痕者 を希望しました。


勇者

 ─────…‥覚悟ッ、魔王!!!!

( 1 ) 2016/01/08(金) 00:40:02

3人目、魔王 がやってきました。


魔王は、智狼 を希望しました。


魔王

[魔王は勇者を見下ろす]

良かろう、来るが良い。“勇者”よ。
仲間の屍を越えて来たお前の、

( 2 ) 2016/01/08(金) 00:42:23

魔王


―――――…‥選択の愚かさを知るが良い‥…―――――
 

( 3 ) 2016/01/08(金) 00:42:58

城のお触れ書き(村建て人)

時の勇者は魔王を打ち破り、世界は平和を取り戻した。
暗雲は晴れ、人々の胸に喜びと希望が再び芽生えた───。

( #3 ) 2016/01/08(金) 00:48:28

城のお触れ書き(村建て人)

魔王と相打ちとなった勇者は自国にて石像を建てられ讃えられる。
人々は平和を甘受し、勇者の英雄譚に沸き、誰も還らぬ悲劇に涙し、祈りを捧げた。

( #4 ) 2016/01/08(金) 00:50:30

城のお触れ書き(村建て人)

だが、その平和も長くは続かなかった。
魔王復活の知らせが世界を巡ることとなる。
新たに送り出される新たな勇者達であったが、打倒魔王はならずにいた───。

( #5 ) 2016/01/08(金) 00:51:20

城のお触れ書き(村建て人)


       そして、300年の時が流れる・・・
 

( #6 ) 2016/01/08(金) 00:52:23

勇者 が村を出て行きました。


魔王 が村を出て行きました。


村の設定が変更されました。


2人目、魔王 ケテル がやってきました。


魔王 ケテルは、智狼 を希望しました。


魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王は、王座に座り耳を傾ける。
世界が朽ちゆく様を耳にする。
人々の虐殺に邁進する魔軍兵士達の行いを褪めた眼差しで知覚する。]

( 4 ) 2016/01/08(金) 00:56:54

村の設定が変更されました。


魔神 ディーマン が見物しにやってきました。


魔神 ディーマンは、見物人 を希望しました。


魔神 ディーマン

[世界の理。
 魔王あらわる時、勇者あらわる。]

( 5 ) 2016/01/08(金) 01:02:06

女神 トルニータ が見物しにやってきました。


女神 トルニータは、見物人 を希望しました。


女神 トルニータ

[世界の理。
 勇者あらわる時、魔王あらわる。]

( 6 ) 2016/01/08(金) 01:08:32

村の設定が変更されました。


城のお触れ書き(村建て人)

さあ、勇者と魔王の物語を始めよう──────。

( #7 ) 2016/01/08(金) 01:11:48

村の設定が変更されました。


女神 トルニータ は、支配人に任命されました。


魔神 ディーマン は、支配人に任命されました。


魔神 ディーマン

 よぉ、魔王様。

( 7 ) 2016/01/08(金) 02:14:47

魔神 ディーマン

── 魔王城 ──

 お前は優秀だ。
 前の魔王は100年ぽっちしか持たなかった。

 300年。悪くはないぜ。

 このまま世界を滅ぼせられたら、
 お前の望みも叶うな?

 精々、吾(おれ)の愉しみとなってくれ。
 ク、ク、ク。期待してるぜ?

[魔神は嘲笑い愉悦を滲ませる。]

( 8 ) 2016/01/08(金) 02:15:33

魔神 ディーマン

[魔神は、魔王に語りかけた後、他の魔軍の者達が現れる前に闇へとその身を溶かすように消える。*]

( 9 ) 2016/01/08(金) 02:16:35

女神 トルニータ

 ──… ──よ… 起きなさい
 世界の危機に立ち上がるのです…


 さあ…

( 10 ) 2016/01/08(金) 02:27:51

女神 トルニータ

── 夢 ──

 世界は闇に包まれようとしています。
 ───に祝福を──────。

 闇を払う為、立ち上がるのです。

( 11 ) 2016/01/08(金) 02:28:52

女神 トルニータ

 世界を終わらせてはなりません。
 さあ… 目を覚ますのです…

[女神が目を閉じれば慈愛の光が溢れる。*]

( 12 ) 2016/01/08(金) 02:30:07

【独】 女神 トルニータ

/*
>>10 翻訳ターイム
 勇者… 勇者よ… 起きなさい
 世界の危機に立ち上がるのです…


 さあ…

( -0 ) 2016/01/08(金) 02:31:48

【独】 女神 トルニータ

/*
>>11
── 夢 ──

 世界は闇に包まれようとしています。
 あなたに祝福を──────。

 闇を払う為、立ち上がるのです。

( -1 ) 2016/01/08(金) 02:32:10

【独】 女神 トルニータ

/*
勇者じゃない人も受け取れる仕様にしてみたのです。(不特定多数に使えるように)

( -2 ) 2016/01/08(金) 02:32:56

【独】 魔王 ケテル

/*
魔王チップが偉大過ぎて緊張するなあ。
私が魔王をして良いのか?そんな気持ちになります。
今から入って来る参加者の皆さん、不甲斐ない魔王ですが、宜しくお願いします。

しかし、年末年始に他者の魔王を見ていたので自分が動かすとなると、躊躇したり違和感を覚えてしまいますね……。

( -3 ) 2016/01/08(金) 02:39:47

【独】 魔王 ケテル

/*
>>#3の一つ前天声には、

           300年前!
 
…が入る予定だったのですが、間違って先に>>#3を投下してしまった結果、>>#6が増えました。

( -4 ) 2016/01/08(金) 02:42:04

【独】 魔王 ケテル

/*
>>8は無くても良かったかもしれませんね。
勇者の石像建ててるなら、400年前の勇者の石像もあるのでは…?…な関係にならないか不安です。(でもそこはきっと誰かが調理してくれるでしょう設定を)

あと、他の魔軍と魔王との関係や、顔見知り度とかもどうなってるのか突っ込み所が多いですが、その辺は、皆さんの捏造力にお任せしています。

( -5 ) 2016/01/08(金) 02:46:41

3人目、エンフェルケスーカの渡り人 ナジ がやってきました。


エンフェルケスーカの渡り人 ナジは、C国狂人 を希望しました。


エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 北部・魔王城 ―


 魔王様

[玉座の間。
 魔神が去り誰も存在しない部屋に声が響く。

 何もない空間。
 そこに縦に一筋の線が走る。
 線は広がり、亀裂となった。
 亀裂からは紫色のような仄暗い光が漏れていた。
 生み出された亀裂から指先が現れ空間を掴む。
 指先は左右に開いていき、亀裂は門となった。

 門から現れたのは全身を濃い紫色の外套で覆われた者だった。
 俯き加減でいるため顔も影に覆われたように窺うことはできず、
 人型をしている以外は特徴がなかった。
 額にあたる場所には大き目の魔石が取り付けられており、
 それが唯一特徴的と言えるだろう]

( 13 ) 2016/01/08(金) 04:01:02

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 魔王様

[その声は確かに紫色の外套を羽織る者から聞こえてくる。
 しかし男のものであるか女のものであるかは区別がつかず、
 浴場で反響するかのように木霊していた。

 紫の外套の者が僅かに頭をあげると周囲の灯りに目元が鋭い光を返した]


 エンファルケスーカの渡り人、馳せ参じました

[エンファルケスーカの渡り人と名乗る者は深々と、
 玉座に座する魔王に首を垂れた。

 背後に開かれていた門はその動きに合わせて閉じていく。
 門は亀裂となり、線となり、無となった。

 エンファルケスーカの渡り人と名乗る男は礼を終えると、
 魔王の前から離れ正面を挟んで右手に位置した。
 その場所で再び俯けばただ静かに魔王の命を待つ**]

( 14 ) 2016/01/08(金) 04:01:26

【独】 エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

/*
エンフェルケスーカ

えんげるけすーか

えんげるけーすー

エンゲル係数

( -6 ) 2016/01/08(金) 04:18:22

4人目、お米犬 タンガリザ がやってきました。


お米犬 タンガリザは、狂人 を希望しました。


お米犬 タンガリザ

―辺境の村 ベジタリアン―

バウバウ!

[畑の横の茂みからぴょこっと顔を出すと、耳をピンっと立てて鼻をヒクヒク
周りに誰かいないかと気配を探る。]

だ…大丈夫っすよね…

[慎重に人気がないことを再三確認するとタタタっと四足で軽快に駆けて畑に咲くキャベツをムシャムシャと食い荒らしていく。]

やったっす!

今日はついてるっす!

3日はこれで持つっす!

( 15 ) 2016/01/08(金) 08:24:47

お米犬 タンガリザ

ハッ! やばいっす!
誰か来たっす!

に…にげるっすよ!!

[遠目に農家のオジサンを確認すると、急いで畑から逃げ去っていく。

彼の父も母もお姉ちゃんも友達のヨシ君もみんなみんな人間に捕まりお米券と交換されたのだ。 いつだって彼はひとりぼっち。お米券に毎日怯えながら巣穴に戻り丸くなって朝を待つ。]

( 16 ) 2016/01/08(金) 08:59:25

お米犬 タンガリザ

―辺境の村ベジタリアン 周辺巣穴―

ふぁ〜。
よーく寝たっす。

[身体を伸ばして大きな欠伸を一つ入れるとフルフルフルと身体を振って砂を落としていく。]

お腹も身体も快調っすね。

さすがに昨日今日じゃ荒らしに行くのも危険っす。

今日は始まりの村にでも行ってみるっすか。

[ザッザッと足で土を蹴り飛ばし巣穴の入口を土で塞いで隠していく。

隠し終えたらテクテク呑気に四足で始まりの村への方向へと歩いていった**]

( 17 ) 2016/01/08(金) 09:35:21

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、>>

( A0 ) 2016/01/08(金) 09:51:34

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ>>14 ×「渡り人と名乗る男」→○「渡り人と名乗る者」

( A1 ) 2016/01/08(金) 09:52:20

【独】 魔王 ケテル

/*
ネタキャラかな?コボルトかな?
お米券 #とは

東方ジパングみたいな国がきっとあるのだろうねきっと。

( -7 ) 2016/01/08(金) 16:49:02

5人目、魔女 キサラ がやってきました。


魔女 キサラは、呪狼 を希望しました。


魔女 キサラ

ー北部・魔王城近くの暗い森−

[日も差さぬ暗い森、木々は近くにある毒気の沼の毒気にやられ枯果てたように佇んでいる。

そんな木々の鋭い枝に黒々とした鴉達は止まり、それぞれにカァカァ、ガァガァと鳴いては会話をしている。]

全く…、静かにするという事を覚えないのか…。っと、そうなのか。ならば行かねばならぬのか。

[彼らの会話を聞いていると、なにやらその場に魔法陣を描いては姿を消した。]

( 18 ) 2016/01/08(金) 18:02:26

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

邪神が。

[魔神が消えた後に低い声で呟く。]

( 19 ) 2016/01/08(金) 19:47:34

魔王 ケテル

[そして、幾らもせぬうちに、魔王の前に異空間の亀裂…門>>13が現れた。まるで魔神が時を計っていたかのように。]

[紫色の様な仄暗い光から現れたのは、容姿からも声からも性別不明、濃い紫色の外套を纏う人型だった。
特徴らしき特徴を持たず、その素顔もあるのか無いのか。
影に包まれ、杳として知れない。]

[人ならば、何も無い所に亀裂が生まれ、両手で出入口を広げるその出現方法に心胆を震わせるだろうが、魔王は、その者の魔石へと褪めた視線を向けるのみだった。]

( 20 ) 2016/01/08(金) 19:49:47

魔王 ケテル

[二度の呼び声の後、挨拶を行い、首を垂れるその後ろ>>14にて、門は閉ざされ異空間もまた視界から消える。
完全に閉じた後、魔王は口を開いた。]

ご苦労。

[然程大きくは無いのに響く、短い言葉。
目の前の“エンフェルケスーカの渡り人”と初めて遇した頃と、魔王の態度は変わる事は無かったろう。*]

( 21 ) 2016/01/08(金) 19:56:35

6人目、召喚獣 チャペ がやってきました。


召喚獣 チャペは、狂信者 を希望しました。


召喚獣 チャペ

── 今より数年の昔 仄暗き岩場にて ──


 ……さあ、月は沈んだ。
 お前たち、ゆけ。

[無数に蠢く"影"達は、しばしの間辺りを這いずり回ったかと思うと、どこかへと霧散していった。]

( 22 ) 2016/01/08(金) 20:22:35

召喚獣 チャペ

どこから来たのか見当もつかぬ。
     荒れ狂う天の元にぽつんと佇む岩場。

そこに、そいつは居た。]

────────────何奴っ!......

[前触れなく足元に現れし魔法陣。全てはここから始まったのだ。

そいつの瞳に妖艶な色が宿り、見えない敵を探る。しかしそれもつかの間、そいつは状況を瞬時に理解した。
何度も見知った光景だったからだ。ただ一つ違うのは、今度ばかりは己が"呼ばれる側"であることくらいだ。

      なに、大した問題ではない。      ]

ふふ、いいだろう。暇つぶしにくらいはなるはずだ。

[そいつはそのまま身を預け、魔法陣に飲み込まれていった]

( 23 ) 2016/01/08(金) 20:29:16

魔女 キサラ は肩書きと名前を 暗い森の魔女 キサラ に変更しました。


召喚獣 チャペ

── 現在 勇者の像の近くにて ──

 あっ、見えた見えた。見えたよー!チャペが一番乗りだ!
 ゆーしゃちゃーん!早くおいでよー!

[広場ではしゃぐ獣人が一人。この穏やかな日を切り裂くように同行者へ大声で呼びかける。周りにいる昼寝を邪魔されて迷惑そうな視線を向ける者や、暖かく見守る老人など多くの人にとって憩いの一時となっていた。]

 ひえええ、すごいなぁ!
 今のゆーしゃちゃんより、ずうぅぅっと強そうだったんだね。

[軽薄な口調でけたけたと笑う猫獣人。
彼女と"そいつ"との関係を知る者なんて……**]

( 24 ) 2016/01/08(金) 20:43:08

【独】 魔王 ケテル

/*
何という、皆、魔軍陣営ばかりだぞw
いや、魔軍のみで勇者魔王をしようと思っても出来るのだが。

勇者様、勇者様はおりませんかー!

( -8 ) 2016/01/08(金) 20:50:56

【独】 魔王 ケテル

/*
あと8日間で勇者が来ない場合は、NPC勇者で頑張る事に…?そんなに、福利厚生揃っているのでしょうか、魔軍。

( -9 ) 2016/01/08(金) 20:53:41

7人目、戦士 アルシェス がやってきました。


戦士 アルシェスは、狩人 を希望しました。


戦士 アルシェス

 ― はじまりの国 ―

[この国に生まれた者なら、誰もが聞かされる物語がある]

[それは、かつて魔王を倒した勇者の物語。
 愛と勇気と、希望に満ち溢れた物語]

『あなたもこの勇者のように、強い男の子になるのですよ』

[最後には、そんな決まり文句をくっつけて]

( 25 ) 2016/01/08(金) 20:55:49

戦士 アルシェス

― はじまりの国/広場 ―

『なあ、本気で行くのか?』

 うん。

『やめとけよ』

 どうして?

『お前は勇者なんかじゃない。魔王に勝てるはずがない』

 わかんないよ。
 それに……誰かは、戦わなきゃいけないんだ。

[広場の真ん中。
 見上げた視線の先には、剣を掲げ堂々と立つ、かつての勇者の姿があった]

( 26 ) 2016/01/08(金) 20:57:35

戦士 アルシェス

[少年は、特別な生まれではない。
 伝説の剣を引き抜いてもいない。
 神様に呼ばれる声>>10>>11>>12が、聞こえた訳でもない]

[それでも、少年は愛用の剣を携え旅立つことを決意した]

 僕にだって、出来ることはあるはずだ。
 そう、勇者にはなれなくたって――英雄(ヒーロー)になら、僕でもきっと、なれるはず。

[勇者の真似をして剣を掲げ、瞳を輝かせる彼を、同じ年頃の少年たちは冷ややかな目で見詰めていた]

『馬鹿だなあ、君たちもきっと勇者になれるだなんて』
『そんなの嘘に決まっているじゃないか』

[誰もが皆勇者に憧れ、十を迎える前には諦めた。
 純粋な憧れだけで剣を振るい続けるのは、一握りの馬鹿者だけだ]

( 27 ) 2016/01/08(金) 21:03:23

戦士 アルシェス

[旅支度はもう既に終えていた。
 後は切っ掛けを待つばかり、そんな折]

 あっちの方が騒がしいな……。

[視線の先には、猫の耳を持った獣人の姿があった>>24]

 ……ゆーしゃちゃん?

[獣人の呼び掛けた先が気になって、思わず視線を向けた*]

( 28 ) 2016/01/08(金) 21:05:58

【独】 魔王 ケテル

/*
もしかしたらの勇者候補が来た。
ありがとう、アルシェスさん!

( -10 ) 2016/01/08(金) 21:15:20

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 とあるキュウリ畑―

こそこそっと今日も頂くっすよー!
オイラは天才っすからねー!

[広間より少し離れたキュウリ畑まで匍匐前進で這って進むこと20分、耳と尻尾をぺたりと折り、鼻をひくひくさせながら上手く畑の中腹辺りへと忍び込む。]

…ハッハッ…
やっとついたっす…

さあ早いとこ人間に見つかる前に食べて帰るっす!

[キュウリをパキっとへし折るとガブガブと貪る。
みずみずしくほのりと甘いシャクシャクのキュウリは、タンガリザの好物である。]

( 29 ) 2016/01/08(金) 21:16:48

暗い森の魔女 キサラ

ただいま馳せ参じました。暗い森の魔女キサラでございます。

>>14のエンフェルケスーカの渡り人に続いて、城の床から突如現れた魔法陣から蒼い光と共に姿を現した。]

邪神様のことを鴉達が教えてくれたので、気になった次第でございます。

[にこりと微笑んだ。もちろん、純粋に魔王への忠義心もある。それに…

勇者達にはこの身体になる前に相当お世話になった。]

( 30 ) 2016/01/08(金) 21:19:18

【独】 召喚獣 チャペ

/*
タンガリザの「※臭い」が心のど真ん中を撃ち抜いた。
そしてアルシェスはすごく応援したくなるタイプ。

( -11 ) 2016/01/08(金) 21:22:19

【独】 召喚獣 チャペ

/*
チャペはアイヌ語でネコのことです。

( -12 ) 2016/01/08(金) 21:23:18

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[>>21魔王からの労いの言葉。
 変わることのない内側に響く声。
 エンフェルケスーカの渡り人は瞼を伏せる]


 勿体なきお言葉で御座います

[エンフェルケスーカの渡り人もまた抑揚のない中世的な声。
 声は玉座の間に反響したかのようにエコーが掛かっていた]

( 31 ) 2016/01/08(金) 21:30:35

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 ところで魔王様
 "種"は予定通り成長するものと思われます

["種"とは勇者のこと。
 育てばいずれは此処に現れるだろう]

 此度は私が監視につきたいと思いますが
 構いませんでしょうか

[エンフェルケスーカの渡り人は伏せた瞼を開く。
 魔王を直接見ることはない。
 その言葉を待つのみである]

( 32 ) 2016/01/08(金) 21:30:48

戦士 アルシェス

 ― 回想 ―

[新しい鎧を買い旅支度を整えるための金は、親からの小遣いを貯めるだけでは到底集まりそうになかった。
 そのため少年は、街の掲示板に度々張り出される依頼を受けることで、少しずつ実戦経験を積むと共に、僅かばかりの報酬を手に入れていた]

[はじまりの国は魔王城からは遠く、周囲も比較的安全な土地柄だ。
 ちょっとしたお使いや魔物退治。
 中でも一番よく見掛けるのは、畑の害獣を追い払って欲しいという依頼だった]

 捕まえたらお米券……。
 お金をくれる方がいいのになぁ。

[母親にあげたら喜んでいたけれど、代わりにくれたお小遣いは、苦労に見合った額とは思えなかった。
 絶滅寸前の奴らは警戒心も強く、捕まえられるのは稀だというのに。
 尤も、半分は経験を積むためにやったことだから、別に損したとまでは思っていないのだけれど*]

( 33 ) 2016/01/08(金) 21:48:30

戦士 アルシェス

 ― 現在 ―

[掲示板の片隅に、辺境の村の害獣被害>>16>>17の件が書かれていたと、まだ少年は気付いていない*]

( 34 ) 2016/01/08(金) 21:48:42

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

キサラか。

[魔王は続いて現れる魔女>>30に視線を向ける。]

ご苦労。
お前も奴の事を邪神と言うようになったか。

[呪いが自然含まれる笑みを、口端に浮かべる。
本来呼ばれるべき名は魔神である。尤も、魔神と邪神と呼んだとして、より相応しさが増しただけだろうが。]

捨て置け。
どうせ奴の気紛れに過ぎん。

顔を出したのもな。

[先程、エンフェルケスーカの渡り人へと声をかけた時よりも、重い響きだったか。]

( 35 ) 2016/01/08(金) 21:53:19

【独】 魔王 ケテル

/*
×魔神と邪神と呼んだとして
○魔神を邪神と呼んだとして

きっと伝わると思うので、直さないでよかろう……

( -13 ) 2016/01/08(金) 21:54:45

お米犬 タンガリザ

[キュウリを次から次に齧り荒らし、お腹もちょうど膨れた頃、ポテンと畑の真ん中で寝転がり満足げに空を見上げる。]

もうダメっす。
食べられないっす!やー美味かった…

食べたら今度は眠くなってきたっすね…

[うとうととお腹を空に向けて「グゴガアアア」と大きなイビキをかいてお昼寝。耳は風に揺られてフワフワ、鼻の先にはチョウチョが、お腹の上にはバッタがぴょんっと跳ねる。]

( 36 ) 2016/01/08(金) 22:01:47

魔王 ケテル

[魔王は、エンフェルケスーカの渡り人の申し出>>32に、視線を向ける。沈黙が数秒、その場を支配した。]

( 37 ) 2016/01/08(金) 22:05:08

【削除】 魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

 また勇者共か。
 取るに足らぬ者共は、手足を捥いで餌にするなり、苗床にでもすれば良いが、
 下らんものだ。

 殺せ。
 或いは、身を心を砕き壊せ。

2016/01/08(金) 22:12:15

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

 また勇者共か。
 取るに足らぬ者共は、手足を捥いで餌にするなり、苗床にでもすれば良いが、
 下らんものだ。

 殺せ。
 或いは、身を心を砕き壊せ。

[それは、身の心の陵辱を否としない言葉。]

( 38 ) 2016/01/08(金) 22:13:52

魔王 ケテル


 お前の好きにせよ。

[魔王は、エンフェルケスーカの渡り人の申し出を認める。*]

( 39 ) 2016/01/08(金) 22:14:43

【独】 魔王 ケテル

/*
はっ。好きにしろ。
予定だったのが厳めしい言い方になってしまいました。

( -14 ) 2016/01/08(金) 22:17:07

村の設定が変更されました。


戦士 アルシェス

[自分は、勇者ではないと思っている]

[けれど、この世界の何処かには、きっと勇者に相応しい人がいるのだろう。
 だとしたら、せめて自分は、その人を助けられる存在になりたい。
 勇者になれない人間だって、その隣に立つことは出来るのだと証明したい]

 ……うん、だから、こうしてはいられないな。

[まだ見ぬ勇者に思いを馳せつつも、自分は自分に出来ることをしようと動き出す。
 少しでも名前を売っておけば、もしかしたらパーティーに入れてもらえるかもしれないし]

[――そして目に付いたのは、やはり害獣退治の依頼だった]

 さすがに辺境の村まで行っている時間はないな……。
 何処か近くで見つかればいいのに。

[どうやらキュウリを好む個体がいるらしい>>29との噂を聞き、近くのキュウリ畑まで見回りに行ってみることにした]

( 40 ) 2016/01/08(金) 22:33:25

戦士 アルシェス

 ― はじまりの国/とあるキュウリ畑 ―

[果たして。
 キュウリ畑に向かった所、荒らされたその場所のど真ん中で、寝っ転がって大きなイビキをかく犬の姿を見付けたのだった>>36]

 のん気なものだな、まったく。

[腰の剣に手をやり、いつでも抜けるように身構えながら、犬に向かって近づいていく。
 寝たままならば、剣の側面でポカリとやるつもりだった*]

( 41 ) 2016/01/08(金) 22:33:39

お米犬 タンガリザ

[すっかりとここが危険な人間の支配地であることも忘れて呑気に寝るタンガリザ

>>41近づく足音に耳がピクッと反応し、また人のニオイに敏感な鼻もピクッと反応してイビキが消える。]

…………。ぐ…ぐがあああ…

[……しかし起きない……。

やがて近づく不穏な気配に気づいたバッタがぴょんっぴょんっと畑を飛び回ると]


!!!!!

[もぐらがひょこっと反応して土から顔を出した。

それに釣られて目を覚ます。]

( 42 ) 2016/01/08(金) 22:42:54

【削除】 お米犬 タンガリザ

ん…ふぁぁ…
よ〜く寝たっす……あれ……?

[むくりと起き上がり目にする人の顔、腰には武器が見えて手をかけている。]


ファーーーー!!!!

やばいっす!!にげるっす!!

[慌てて飛び起きて一目散に四足で畑の外を目指す。]

はわわん!はわわん!

いやっす!お米券と交換だけはやだっす!

2016/01/08(金) 22:47:05

お米犬 タンガリザ

ん…ふぁぁ…
よ〜く寝たっす……あれ……?

[むくりと起き上がり目にする人の顔、腰には武器が見えて手をかけている。]


ファーーーー!!!!

やばいっす!!にげるっす!!

[慌てて飛び起きて一目散に四足で畑の外を目指す。]

はわわん!はわわん!

いやっす!お米券と交換だけはやだっす!*

( 43 ) 2016/01/08(金) 22:47:49

【独】 魔王 ケテル

/*
どうしよう、この可愛い生き物(魔王の心に愛が芽生えた)

( -15 ) 2016/01/08(金) 22:50:28

【独】 魔王 ケテル

/*
ナジ君、アルシェスを捕えて来ても良いのだよ?(ちらっ)
(陵辱ルート待った無しになりますが)

( -16 ) 2016/01/08(金) 22:51:54

戦士 アルシェス

[極力気配を消して近付いたつもりだったけれど、犬の敏感な耳と鼻は誤魔化し切れなかったようだ。>>42
 一瞬消えるイビキに、気付かれたかと動きを止める。
 しかしそれはすぐに再開した。どうやらまだ寝ているようだ]

 なんだこいつ?
 ……まあいいや。

[所詮はただの害獣だ。
 間抜けにも隙を見せるなら、容赦なくそこを突く。
 だから腰の剣を抜き、振り上げ――ようとして]

( 44 ) 2016/01/08(金) 22:56:46

戦士 アルシェス

[突然ひょっこり現れたもぐらが、犬の昼寝を中断した。
 驚いた犬の叫びが響く>>43]

 あっ!?

[予想外の出来事に、慌てて振った剣は空を切った]

 こ、こいつ! 待てーーーー!!

[四足で逃げ出す犬の足は、流石に一般人の少年より速い。
 それでも少年は、必死に追い掛ける]

 お米券はいい! お金と経験が欲しいんだー!!

[どちらを手に入れるにしろ、タンガリザに一発は喰らわせなければどうしようもない。
 両手剣を中段突きに構えながら、畑の外へ向かうタンガリザへ向け突撃を仕掛けた*]

( 45 ) 2016/01/08(金) 22:57:08

【独】 魔王 ケテル

/*
300年経って世界滅ぼせていないこの魔王は駄目魔王なのでは。(という疑惑)

>>33
>はじまりの国は魔王城からは遠く、周囲も比較的安全な土地柄だ。

こういう一文が有り難や有り難や。(拝む


そして、ぼーいみーつどっぐ、ほっこりしてしまう……。

( -17 ) 2016/01/08(金) 23:03:22

8人目、射手 エステル がやってきました。


射手 エステルは、おまかせ を希望しました。


射手 エステル

『 ──… ──よ… 起きなさい
 世界の危機に立ち上がるのです…


 さあ…』

[昔、昔の英雄譚。幼い頃に読んで貰った本の記憶。子供達に諳んじて離せてしまうくらい、覚えてしまった勇者の物語。
喜ぶ子供達に向けるのは笑顔]

 ……勝手に祭り上げられちゃって、面倒だっただろうな。

[夕方、子供達が帰ったあとに一人残って、呟くのは投げやりな言葉。
勇者、なんて言われて死ぬかも知れない旅路に向かうなんて、面倒この上ない、関わりたくない。

ため息をついてから立ち上がると、愛用の弓を肩にかけると広場を後にした。]

 魔王なんて、勇者なんて。
 おとぎ話で終わっていたら平和なのになぁ。

[ぼやいたところで運命は変わらない]

( 46 ) 2016/01/08(金) 23:09:46

9人目、青年勇者 アイン がやってきました。


青年勇者 アインは、聖痕者 を希望しました。


青年勇者 アイン

─イーガマテン─
[海に面した切り立った断崖、イーガマテン。覚めるような海の青さと角張った岩肌が連なる海食崖は、見れば誰もが息を呑むような雄大な海景。

そんな豪壮な海面と裏腹に地上には一面、青々と牧草の茂る原っぱ。
そんな原っぱにたてられているのは一つの木の標。
十字を描くように重ねられた標は、幼くして亡くなった
ある少女の墓標。]

 見てろよ…。
 お兄ちゃんが絶対お前の仇を取ってやるからな。

[繊細な彫刻細工が象られたロケットペンダントを握りしめると
掌の内に銀の重みを感じられる。
それを再び首に掛け、マントを翻しその場を立ち去った。]

( 47 ) 2016/01/08(金) 23:25:50

【独】 青年勇者 アイン

/*あれ、入村被ったけど勇者希望かしら…。
いや、射手ってあるし多分違うよね。

お米券を携えて見たかったけど、勇者品薄みたいなので勇者で。
誰よりも清らかで純真無垢な勇者を演じて見せる…!

( -18 ) 2016/01/08(金) 23:27:08

【独】 青年勇者 アイン

/*というわけで入村しました。ミヅノです。
ちなみに当初の予定では、農民からお米券を奪う盗賊でした。

お米犬のセンスに脱帽。腹筋鍛えられました。
惜しみない拍手を送りたい。

( -19 ) 2016/01/08(金) 23:29:25

射手 エステル

[広場に立つ昔の勇者の像を見上げる。
彼はどんな気持ちで勇者として闘ったのだろうか。魔王を倒したあとどんな人生を過ごしたのだろうか。
伝え聞く英雄譚にはそんな事は全く伝えていない。
いや、伝えているけど自分が知らないだけかも知れないけれど]

 祭り上げられて、大変だったね。

[声かけは無駄なものだとわかっている。
長い間旅を続け、あちこちで見てきた像。どれもこれも誇らしそうな顔だけれども]

 落書きしたら怒られるかなぁ……。

[落書きをしようと考える辺り、この女の思考は普通じゃない]

( 48 ) 2016/01/08(金) 23:33:05

【独】 戦士 アルシェス

/*
勇者キタァァァ

( -20 ) 2016/01/08(金) 23:34:09

【独】 魔王 ケテル

/*
勇者が来た……。(どきどき)

( -21 ) 2016/01/08(金) 23:34:35

【独】 魔王 ケテル

/*
>>38はアルシェス宛だったのだけど、アインだったら、「好きにしろ。」の一言だけで終わったろうな。きっと。

すまない。魔王、先走った。

( -22 ) 2016/01/08(金) 23:38:10

射手 エステル

[女の家系は呪われていた。
ずっとずっと昔の事。祖先と言うべきか、彼女が、と言うべきか。
魔王を倒したあとの勇者の一行から物を盗んだのだ。その結果彼らの中にいた魔導士に呪いをかけられた。
将来、魔王が再び現れたとき、勇者と共に魔王を倒すまで、汝の魂が安らぎを得ることはないだろう。

それは不死の呪いに近かった。
肉体は死ぬが、魂は死なない。死んで、また同じ家に生まれ変わる。
記憶も何もかもすべて抱えたまま――いつ現れるともわからない、魔王と、勇者を待って。
300年――]

 ……いい加減、生きるのに飽きた。

[ぼそり。
覚えているのは。あの銅像と同じ顔から向けられた、侮蔑の表情]

自分が死ぬために魔王を倒すなんて、ばっかみたい。

[魂が同一といっても生まれる度に人格までもがすべて同じなわけではない。
魔王と勇者を血眼になって探した事もあったが、今は流れに任せようと、思っていた]**

( 49 ) 2016/01/08(金) 23:41:17

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[>>30魔法陣から現れたキサラにエンフェルケスーカの渡り人は
 くつりと愉悦の笑みを浮かべた]


 魔女殿は随分と魔王様がお好きなようで

[それを告げると>>38魔王の言葉を受けエンファルケスーカの渡り人は頭を垂れた。
 存在が始まり数年。
 エンファルケスーカの渡り人はそれ以来魔王に忠誠を誓っていた]


 畏まりました
 私の力の限り為し遂げて参ります

[そうして頭をあげると額の魔石が怪しく煌いた*]

( 50 ) 2016/01/08(金) 23:43:02

【独】 魔王 ケテル

/*
>>49
なん…だと…。

( -23 ) 2016/01/08(金) 23:45:02

10人目、暗黒魔法使い ダート がやってきました。


暗黒魔法使い ダートは、C国狂人 を希望しました。


暗黒魔法使い ダート

─魔王城 工房─

おお、ご苦労……

[そこは魔王城の一角。
運び込まれる屍共を眺め、長く編んだ髭を撫でさする。みな、魔軍が襲撃した人間達だ。
ダートは一際立派な体躯持つ屍のそばで足を止めた。]

ほほ、これは良い。

[男であった屍の胸をはだけ、引き締まった胸筋をなでさする。]

……くく。

[含み笑いの後、空気が黒く渦巻いて、それはダートの指先、屍の胸に黒い刻印を刻みつけた。]

運べ。

[声をかけると兵士達が屍を運んでいく。
己が仲間を作る工房へと、生前の同胞を運んでいく。*]

( 51 ) 2016/01/08(金) 23:52:32

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王は、エンフェルケスーカの渡り人>>50が、魔女を揶揄う様な言葉に意識を取られた様子は一切無く。]

 それが慈悲だ。

往け。

[魔王は妖しく煌めく魔石へ視線を留め、短く告げた。**]

( 52 ) 2016/01/09(土) 00:06:58

青年勇者 アイン

 ─夢─
 「──… ──よ… 起きなさい
  世界の危機に立ち上がるのです…」


 「さあ…」

[まばゆい後光差し込むその姿。
響く声は暖かなチェロの音色。]

 (あなたは一体…)

 (誰…?)
 

( 53 ) 2016/01/09(土) 00:09:16

暗黒魔法使い ダート

─ある日 毒の沼地 ダートの根城─

[北部、魔王城を見上げる沼は毒々しい紫色。そこかしこでぽこぽこと泡がはじけては、嫌な臭いのガスが立ち上る。
他にも沼はあるが、どこも似たようなもの。清浄な空間などこの辺りにはない。
沼地のほとり、切り立つ崖の中にダートの根城はある。その奥、魔法具が整然と並べられた居室で黒く濁った水鏡を覗き込み、ダートは醜く笑んだ。]

ぐぶぶぶ……

[水鏡の奥にはとある村が映っている。魔王の侵攻を警戒しながらも、実に平和な村だ。
繰り広げられる日常を眺めるのに飽くと、ダートは手を伸ばし、村に爪をつきたてた。]

( 54 ) 2016/01/09(土) 00:10:20

暗黒魔法使い ダート

[さっきまで青く澄んでいたはずの空から突如現れた手に、村人達は驚き、逃げ惑う。その内の1人をつまみあげ、泣きわめく様を舐め回すように見つめた。
つかんだ者の家族だろうか、己の身を顧みず立ち向かってくる者がいる。届きもしない拳を必死に振り回す相手に、ダートは口元を歪めた。

そぅっと手を地面に近づけた。
『あぁ、解放される。』
微かな希望が宿るのをしかと見届け、ダートはか弱い体を地面に押し当てた。

ゆっくりと、背を逆向きに曲げてやる。何があろうと皺だらけの手はびくともしない。骨の軋む音がして、やがて鈍い音がした。憐れな犠牲者の口から、裂けた肉から、血がほとばしる。

そのそばから、ダートの指を飾る薄紅の玉が血を啜った。]

( 55 ) 2016/01/09(土) 00:10:48

暗黒魔法使い ダート

血が足りぬ……もっと、もっとだ。

[ダートは逃げ惑う村人達を追回し、次々その手にかけてゆく。身体をへし折り、突き出た梁に刺し、憐れな村人達の血を求めた。
やがて村人達の姿が見えなくなってようやく、ダートは殺戮をやめた。彼らが殺し尽くされたか、逃げおおせたのか、ダートは知らない。

魔王の命などではない。
ただ、血が見たいだけだった。]

ぐぶぶ……ひひゃひゃ……!

[うっすらと赤味を増した指輪を灯火に掲げ、ダートは笑った**]

( 56 ) 2016/01/09(土) 00:11:26

暗黒魔法使い ダート は肩書きと名前を 死喰い人 ダート に変更しました。


青年勇者 アイン

─いつかの日常─

「お兄ちゃーん、起きてー」

[元気な声と明るい陽射しで、微睡の海から
意識が浮上する。

何か声が聞こえていたような。
馴染みがあるような、聞いたことのないような。
そんな声と妹の声が思考の渦で混ざり合う。]

 ん…。今起きる…。

[そう言うともぞり、と寝がえりをうって毛布をたぐり寄せる。
再び瞼が重なって、ベッドの暖かさを実感していると
パタパタと掛けてくる音と勢いよく外気に肌を晒される。]
 

( 57 ) 2016/01/09(土) 00:13:38

青年勇者 アイン


 うっ、さぶ…  「もう、起きるって言ったのに!」
 ごめんよ……。
 
[頬を膨らませ、腰に手を当てる妹に
眉を下げると、妹は尚も続ける。]

 「お兄ちゃんってば、忘れたの?」
 「昨日私に、勇者になってくれるって約束してくれたのに。」
 「勇者になって、私が安心して暮らせるように、って」

[鍋をかき混ぜる棒を持ちながら、小さな妹は、あははと
笑って茶化すのだった。]

[それは大分前のいつかの記憶。]
 

( 58 ) 2016/01/09(土) 00:13:53

お米犬 タンガリザ

>>45
きゃわん!きゃわん!

[全力で駆け抜けながら後ろを振り返る。
後ろには剣を拔いた少年がやはり追いかけてくる。

彼は思い出した。かつて友達のヨシ君が捕まったと聞いたあの日のことを。
それがいま自分の身に降り掛かっている。全力で逃げて逃げて気づけば腰にぶら下げた100ゴールドの入った袋が落としてしまう。]

ハッハッ…
やばいっす!オイラの全財産がああ!

[袋を置き去りに一瞬逃げるか戻るか躊躇して止まる。

迫られた選択は2つ!  
袋をとりに戦う覚悟を決めて戻るか諦めるかだ!]

う…うわああああん!!

[泣きながら諦めた彼の目に太陽に照らされたキラキラな涙が光る]

( 59 ) 2016/01/09(土) 00:14:21

戦士 アルシェス

[鳴き声か、それとも泣き声か。
 叫ぶタンガリザ>>59を追い掛けるも、徐々に距離は離されていく]

 流石に速いな……! 捕獲道具を用意してくれば良かった!

[少年の積んできた修練は所謂剣士としてのものに特化していたので、脚はそれほど速くない。
 以前お米犬を捕獲した時はそれなりに対策をしていたが、今回は旅支度を終えたばかりだったので、余分なものは用意していなかったのだった]

[その時、ジャランと小気味よい音がして、小市民たる少年はつい反応して足元を見た。
 そこにはコインの形に歪んだ小さな袋が落ちていた。
 少し先ではタンガリザが躊躇したように足を止めていたが、少年がそれに追い付くよりも、タンガリザが諦めて駆け出す方が早かった]

 ちぇ……でも、儲けたからいっか。

( 60 ) 2016/01/09(土) 00:25:30

戦士 アルシェス

[袋を拾い、中身を確認してみれば100ゴールド。
 魔物が落としたお金は拾った人間が自分のものにしていいと、法律で決まっていた]

 これで薬草が何枚か買えるかな?

[駆け出し冒険者の必需品、でも気付いたら余っているそれをどのくらい買おうか、なんてことを考えながら広場の方へ戻っていく。
 その頃には、その場に集う顔触れも変化していたか**]

( 61 ) 2016/01/09(土) 00:26:20

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 近くの森―

クッ…クゥ……

[逃げ足だけは一人前
少年を引き離した先の森で木に手をつけてゴールドを惜しみ咽び泣く犬一匹。

頑張って集めたあのゴールド、いつか同族の雌ワンコに手会った時の支度金として色んなところから拾い集めた涙の結晶、彼は悔しがった。 少年を恨んだ。なんでオイラがこんな目に合わなければならないのだろうと。

それを見たリスがドングリを近くに置いていきそれを見てまた涙が溢れ出て止まらない。]

( 62 ) 2016/01/09(土) 00:27:29

魔王 ケテル

[300年―――――。]

[人間を息絶えさせ、愚昧な世界を滅ぼすこと。]

[人間達への手心など無く、女子供へも例外は認めない。
全てを絶えさせ、その尊厳を陵辱し、餓えた屍漁りや肉食の者共に、生きた侭の人間、或いは死体を呉れてやる。苗床が必要ならば、望む者へ与えたろう。
仮に、魔王の手元に人の姫が来たとしても、その身に安寧は無く、汚辱のみが与えられたか。哀れな虜囚が嬌声に啼く肉塊と化したか、其れとも魔の属性を帯びる者となったかは、想像に任せる次第だが。]

( 63 ) 2016/01/09(土) 00:31:18

魔王 ケテル

[よって――――]

( 64 ) 2016/01/09(土) 00:31:23

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A2 ) 2016/01/09(土) 00:32:15

魔王 ケテル

[たとえ、とある日、ダートが血に酔い命を潰した事が魔王の耳に入っても、咎める事は無かったろう。
むしろ、逃げおおせた人間がいたならば、それにをば咎めたろう。**]

( 65 ) 2016/01/09(土) 00:34:06

【独】 魔王 ケテル

/*
アインのログが大変見易い。
通常ログでも、一行開けは視覚的に優しいね。

( -24 ) 2016/01/09(土) 00:36:05

青年勇者 アイン

─始まりの村─

[村の入り口に差し掛かったところではしゃぐ獣人が、少し先にある広場の方へと勢いよく駆けていく>>24

ショートカットの髪と同じ色の毛に覆われた耳が
その勢いにつられて動くのを微笑ましく眺め]

 おーい、チャペ、待ってくれよ〜。
 いつも元気いっぱいだなぁ。

[元気に笑う、獣人に思わず肩をすくめて
困ったように笑みを浮かべる。]

 あっはは…言われてしまったな。
 でも、その通りだ。
 
[碧眼に凛々しく佇む石像を映して
真剣な眼差しを向ける。]
 

( 66 ) 2016/01/09(土) 00:37:49

青年勇者 アイン


 300年前…、魔王を倒した伝説の勇者……。
 僕も負けないように、今よりももっともっと
 強くならなくちゃ…。
 
[「強くならなくちゃ」それは彼の常套句。
何かにつけてそう言うものだから、仲間うちからは
固いんだから、と呆れられたり
それでこそ勇者だよな、と妙に納得されたり。

元気にはしゃぐ獣人は専ら前者だが。

『ゆうしゃちゃん』

そう呼んでくれる彼女は自分を慕ってくれている
ものだと思う気持ちに一点の曇りもなく。

そんな時だろうか、少し離れたところにいた
少年の視線に気が付いた>>28のは*]
 

( 67 ) 2016/01/09(土) 00:38:09

お米犬 タンガリザ

[リスに慰められトボトボとドングリを食べながら住処へと歩きだす。]

ハァ……

[ため息一つ。原因はやはり落としてしまった100ゴールドのこと

二足歩行が出来ないわけじゃないけれど、けして人間に化けられるわけでもない、でもしかし!
でもしかしだ!
綺麗な骨飾りでもプレゼント出来たら格好いいじゃないか!

彼にはそんな夢があった。些細な夢。
けして買えないだろうけど、人間の作る小細工品に憧れていた。そんな骨飾りは6000ゴールド。

100ゴールドを失った彼の喪失感は測りしれない。]

( 68 ) 2016/01/09(土) 00:40:16

【独】 魔王 ケテル

/*
>>49
あれ…もしかして:
300年ずっと魔王していましたと伝わって無い。

( -25 ) 2016/01/09(土) 00:40:51

【独】 青年勇者 アイン

/*お米犬とアルシェスのくだりは過去回想なのかな。
僕も犬と会いまみえたかったよ…。
撫でたい。

( -26 ) 2016/01/09(土) 00:44:22

【独】 死喰い人 ダート

/*
ぐぶぶぶ……
魔王様にはお言葉賜り恐悦至極。

このダート、早いうちに狩られ役として参上つかまつりました。

( -27 ) 2016/01/09(土) 00:45:11

女神 トルニータ

── 夢 ──



 私は女神。
 女神トルニータ。

 あなたがたに信仰されている創造神です。

[夢を見し者達へ。
光溢れる>>12中より、声は柔らかに響く。**]

( 69 ) 2016/01/09(土) 00:46:52

【独】 死喰い人 ダート

/*
タンガリザをなんとかしていじくりたい

( -28 ) 2016/01/09(土) 00:50:10

【独】 青年勇者 アイン

/*
勇者陣営:僕、アルシェスくん、エステルさん、
魔軍陣営:魔王様、ダート様、チャペ(狂)、ナジ様(狂)、キサラ嬢(多分そう)
不明:お米犬(期待枠)

メモ。

( -29 ) 2016/01/09(土) 00:55:18

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 承りました
 それでは出立の準備をして参ります

[>>52魔王の命を受け、配下は動く。
 エンフェルケスーカの渡り人は存在が確定した時からそうである。
 それが最も目的を達成しやすい。

 背後の空間に線が入り、線は亀裂となった。
 亀裂に背をあてると紫の外套を纏った身体は亀裂の内へと吸い込まれるように消えた。

 亀裂の向こうこそがエンフェルケスーカ。
 エンフェルケスーカを垣間見たことにより、私は変わった*]

( 70 ) 2016/01/09(土) 00:57:00

【独】 青年勇者 アイン

/*勇者ビームとか撃ちたい。

( -30 ) 2016/01/09(土) 00:57:06

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 森の中―

……ここ、どこっすか…?
[森を歩いて20分が過ぎようとしていたころ、異変に、気づく。]
さっきもこの木あったっす……。
[先ほどのリスが木の上でじっとこっちを見ている迷子の予感]
や…やばいっす…
こんなときは落ち着いて目印を作るっす!

[ブチっと自分の毛を毟って道端に置く。一定距離進むごとに繰り返し、どんどん進む。しかし彼は気づかない。自分の居場所を知らせているだけなことに。
出口がわからないまま、モクモクと歩くものの、やがて疲れてシュンと切り株に座り込んだ。]

はぁ…このままじゃ野宿っす…
諦めて引き返してみた方がいいっすかね…

[不幸にもそこは出口寸前の出来事。再び立ち上がると元来た森の中の道を目印を頼りに引き返す**。]

( 71 ) 2016/01/09(土) 00:58:39

魔神 ディーマン

── 闇の中 ──

 ク、ク、ク。

 嗚呼、愉快だ愉快だ。
 全く堪らない。

 300年の歳月。
 長かったと言えば良いのか、腕が良いと言えば良いのか。
 人間共の抵抗もなかなかだったなぁ?

 何人もの勇者が送られてはお前や部下が返り討ちにし、
 国を滅ぼし人間を殺し、お前はやぁっとここまで来たよ、魔王様。

 人間ってのはしぶとくて、
 塵の様に擂り潰しても増えるんだぜ。
 堪らないなぁ。ク、ク、ク。

( 72 ) 2016/01/09(土) 01:09:38

暗い森の魔女 キサラ

あのお方には、魔神よりも邪神様の方がお似合いだと思いましてね。

[若い小娘に不似合いな不気味な笑い声を上げては、>>35の魔王様の言葉に頷いた。

くくっ、畏まりました。

[もう遠い遠い昔の出来事ではあるが、私は忘れない。だからこそ、彼らには苦しんでもらうとする。想像しただけで笑いがこみ上げてくる。

失礼致しました。と一言魔王様言った後で、来た時と同じように魔法陣は光に包まれ、キサラの身体は消えた]**

( 73 ) 2016/01/09(土) 01:19:01

召喚獣 チャペ

 もぉーそれ今日3回目だよ? 次言ったら罰ゲームだからね?

[当然たった今勝手に決めたルールなのだが。なぜか嬉しそうにご自慢の剣をブンブンと振り回すのであった。
危険なことこの上ない。そんなことをしていたらば……

         ゴシュッ

すぐ後ろにいた少年>>28に剣の鞘がクリティカルヒットしてしまうのであった。]

 あぁーん、せっかく楽しんでいたのにー

[どうやら彼女の辞書にだいじょうぶもごめんなさいも無いようだ。**]

( 74 ) 2016/01/09(土) 01:30:09

【削除】 魔神 ディーマン

── 闇の中 ──

 嗚呼、良い事を教えよう。
 因果に引かれた女が、そろそろ加わるかもしれないぜ?

 あいつは死んでも、またゼロから開始するだけだ。
 何度繰り返しても飽きるだけで魂が劣化しないのは、面白いと思わねぇか。

 ク、ク、ク。
 本当かどうか。

 吾は知ってても黙っておくがな。

 いやなに。300年だ。
 あの時の勇者共が還らなかったのは本当だろう?

[魔神は多くを語らない。仲間の屍を踏み越えて勇者は魔王と戦い相打ちとなり>>2>>#4、誰も還って来なかった。
では、彼女が出逢ったのは何だったのか。]

2016/01/09(土) 01:33:11

【削除】 魔神 ディーマン

── 闇の中 ──

 嗚呼、良い事を教えよう。
 因果に引かれた女が、そろそろ加わるかもしれないぜ?
 お前にとっては、何の意味も持たない話だが。

 あの女は死んでも、またゼロから開始する。
 何度繰り返しても飽きるだけで魂が劣化しないのは、面白いと思わねぇか。

 ク、ク、ク。
 それが本当かどうか。

 吾は知ってても黙っておくがな。

 いやなに。300年前だ。
 あの時の勇者共が還らなかったのは本当だろう?

[魔神は多くを語らない。仲間の屍を踏み越えて勇者は魔王と戦い相打ちとなり>>2>>#4、誰も還って来なかった。
では、彼女が出逢ったのは“何”だったのか。]

2016/01/09(土) 01:34:53

魔神 ディーマン

── 闇の中 ──

 嗚呼、良い事を教えよう。
 因果に引かれた女が、そろそろ加わるかもしれないぜ?
 お前にとっては、何の意味も持たない話だが。

 その女は死んでも、また最初から開始する。
 転生みたいなものだ。何度繰り返しても飽きるだけで魂が劣化しないのは、面白いと思わねぇか。

 ク、ク、ク。
 それが本当かどうか。

 吾は知ってても黙っておくがな。

 いやなに。300年前だ。
 あの時の勇者共が還らなかったのは本当だろう?

[魔神は多くを語らない。仲間の屍を踏み越えて勇者は魔王と戦い相打ちとなり>>2>>#4、誰も還って来なかった。
では、彼女が出逢ったのは“何”だったのか。]

( 75 ) 2016/01/09(土) 01:37:26

魔神 ディーマン

 その女が見たのが何だったのか。
 ク、ク、ク。吾の愉しみが増えた。

 言いたかったのは、それだけさ。
 吾の愛しい魔王様。

[何処かの闇の中で魔神は魔王に微笑んだ。**]

( 76 ) 2016/01/09(土) 01:41:50

【独】 魔神 ディーマン

/*
……てこ入れ、と思ったが。
これ巧くすれば、誰か別の勇者パーティ扱いも出来たのでは。しまったな。

( -31 ) 2016/01/09(土) 02:06:21

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A3 ) 2016/01/09(土) 02:10:54

射手 エステル

[昔々の女は知らなかった。勇者一行が誰一人戻ってはこなかったことを。
ただ、あれが勇者一行であると聞いた。
そして近づいた。

それが勇者を装った偽物だったのか、或いは魔のものの見せた幻影だったのか。
今となっては知る由もない。

確かなのはその魂が延々と生を繰り返している、ただそれだけである**]

( 77 ) 2016/01/09(土) 07:19:37

【独】 青年勇者 アイン

/*誰にでもあることですよね。どんまい。。。

( -32 ) 2016/01/09(土) 08:20:36

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 異空間エンフェルケスーカ ―

[玉座の間から退いた後、エンフェルケスーカの渡り人はその名を冠している異空間エンフェルケスーカに居た。
 その空間は酷く濃い紫色をしており、上もなく、下もない。
 右もなく、左もない。
 辛うじて向いている方向を前とできるがそちらが前だとは限らない。

 そこには見ようによっては球に見える円柱が立っていたり、
 三角錐のような立方体によって作られた神殿があった。
 神殿の壁もまた紫色でありエンフェルケスーカの渡り人の額にある魔石と同じものが入口に置かれていた。

 魔王の前に姿を現し、存在を確定させたのは数年前。
 エンフェルケスーカの渡り人がこの異空間に現れてからは――300年程経ったであろうか]

( 78 ) 2016/01/09(土) 11:40:17

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 勇者……繰り返す、永久に
 種をいくら間引こうが無駄なのだ……
 やつらは、雑草のように生えてくる

 生えるのは大地があるから、だ

[エンフェルケスーカの渡り人は、フードを剥いだ。
 現れたのは黒い髪。
 髪は長く腰の長さまであった。
 口元には黒い布のように見える影が取り巻いており、
 それは口元のみならず身体を覆っていた。
 見た目からも男か女かは分からない]


 全てを、そう――全てだ……
 全てをエンフェルケスーカへと還すのだ

[浴室に反響するような声はエンフェルケスーカ全体へと広がっていった]

( 79 ) 2016/01/09(土) 11:40:25

【独】 魔王 ケテル

/*
エステルの話は申し訳無かったな。
誰もその関連の話を拾わなかったら、平行世界から魂だけが、別の結末の世界に来てしまった事にすれば良いのかもしれない。

( -33 ) 2016/01/09(土) 12:15:53

11人目、月虹 アロラ がやってきました。


月虹 アロラは、共鳴者 を希望しました。


月虹 アロラ


[その国はあまりに魔王支配領域に近く無力だった。
魔王軍の大規模侵攻に野を行くかの如く容易く攻め滅ぼされ、近衛騎士団共に逃れた王族は他国に身を寄せることになる。

それから幾百年。
他国の庇護下で代替わりを重ねた嘗ての王族は少数精鋭の武装勢力となり、王からの俸禄を対価にその旗下に納まる兵団と化していた。]

( 80 ) 2016/01/09(土) 13:04:55

月虹 アロラ

― 北部地域 街道 ―

[街道を行くのは故郷を追われた避難民の列。
一様に暗く俯きがちなのは、完全に蹂躙された故郷はへの帰還が望めず、縁もゆかりの無い地域で先の見えない避難生活を強いられる事をよく解っている故。]

( 81 ) 2016/01/09(土) 13:05:56

月虹 アロラ


……獣人族が60体か。
侵攻速度を考えると追いつかれるな。

[数百に及ぶ避難民の護衛として付くのは北部地域を巡回していた僅か10名あまりの分遣隊。
偵察に出していた部下から情報を得れば自然と表情は曇る。
軽歩兵相当とはいえ数は6倍。
避難民を背負いながらの戦う事を考えれば絶望的ともいえる戦力差だった。]

( 82 ) 2016/01/09(土) 13:07:04

青年勇者 アイン

えっ?!罰ゲーム??
そ、それは参ったなぁ……。

[普段の気の抜けたような声で困り顔。
獣人の娘の突発的な提案は常のもの。
猫のように気まぐれに思いついたかと思うと
彼女の興味はすぐ他に移ることもあるようで。
だから、その罰ゲームとやらが本当に果たされるのかもわからない。]

あ、チャペ。あんまり剣を振り回していると……。

[危ないよ、という言葉を口にしようとするその瞬間。

先ほどの少年がこちらに歩を進めていたのかチャペのすぐ後ろにいることに気づく。

チャペが腕を振り上げるのにならって、柄が上下する。

その柄が少年の頬をえぐるように持ち上げて、少年が大きく後ろに仰け反るこの間まさに5秒。

スローモーションで再生されるそれを>>74手を伸ばしてただ見つめるしかできなかった。]

( 83 ) 2016/01/09(土) 13:07:12

月虹 アロラ

機動力を活かすために我々は避難民の直衛から離れ突撃を敢行する。
皆の命を貰う。行くぞ!

[異国の地で異国の民を護る。
そのような思いは無い。
滅びた国よりも今ある国とそこに生きる民を守らねばいけない。
金食い虫の異国人との仇名される兵団には相応の名声が必要であり幸いにも自分や供回りに家を継ぐべき継嗣は居る。
後顧の憂いは無い。魚隣陣を組めば接敵機動を開始した。]

( 84 ) 2016/01/09(土) 13:07:15

月虹 アロラ

― はじまりの村 村医者宅 ―


[側面突撃からの乱戦に入り、馬を討たれ下馬戦闘を行った所で戦の記憶は途切れてた。
自分を発見した者の話しによれば、積み重なる供回りの遺体の下で自分は気を失っていたらしい。

自分以外の生存者は無かったが、獣人族による避難民の襲撃報告が入っていないのが救いだった。]


死に場所を得たと思ったが皆が助けてくれたか……。
お前たちの死は無駄にはしないぞ。

[窓から見えるのは何時もと変わらぬ青空。
思い出すのは最後まで付き従った兵たちの顔**]

( 85 ) 2016/01/09(土) 13:07:39

青年勇者 アイン

くっ……!僕にもっと力があればッ!!

[空を掴んだ手を握りしめて地に叩きつける。
ひとしきり絶望した後、少年の方へ手を差し出す。]

僕の仲間がすまなかったね。
大丈夫かい?

[さて、少年はその手を掴んだろうか。]

( 86 ) 2016/01/09(土) 13:09:28

【独】 青年勇者 アイン

/*凄いかぶってごめんなさい。休憩もうすぐ終わるのでご容赦ください。

( -34 ) 2016/01/09(土) 13:10:13

【独】 青年勇者 アイン

/*退席書き損じた。*/

( -35 ) 2016/01/09(土) 13:20:13

【独】 魔王 ケテル

/*
魚鱗陣 #とは

日本の陣形かあ。
お米券含めて、東方ジパングみたいな影響やもしかしたら現代転生者が居たのかもしれないね。(ゆるふわライトノベル脳)
いや、転生者は冗談ですが。

アロラが兵を率いて来るなら、それに応じた采配が出来る有能な側近役が欲しくなりますね。

( -36 ) 2016/01/09(土) 13:54:37

【独】 魔王 ケテル

/*
箱で読み込むと、鳩からの印象と違うのはあるある。
アロラは兵団ではなく、槍兵でした。

ナジ君と兵団が戦うと面白そうな事になりそうとも考えていたよ。

( -37 ) 2016/01/09(土) 16:17:14

暗い森の魔女 キサラ が村を出て行きました。


【独】 魔王 ケテル

/*
キサラ君?キサラ君!

( -38 ) 2016/01/09(土) 19:29:07

村の設定が変更されました。


魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[“エンフェルケスーカの渡り人”>>70が、亀裂に吸い込まれるよう目の前より消えた後、]

確かにな。
魔神など片腹痛い。

お前へ用があれば追って告げる。
勇者共の前に向かうなら止めはせん。

好きにしろ。

[魔王が魔女>>73に告げれば、魔女もまた消えたか。*]

( 87 ) 2016/01/09(土) 20:37:44

戦士 アルシェス

 ― はじまりの国/広場 ―

[それは少年がお米犬の恨みを買う>>62前か後か]

[広場で猫獣人と、彼女に勇者と呼ばれる青年を見掛けた少年は、興味本位から彼らに近付いていった。
 勇者と呼ばれる銀髪の美青年に気を取られていた少年は、傍らの獣人が勢いよく剣を振り回していること>>74に、気付いていなかった。
 それは無防備な少年の左頬に、抉るようにクリティカルヒットした>>83]

 あでっ!!

[情けない悲鳴を上げて、少年は後ろ向きにひっくり返る。
 ゴシュッといい音がしたが、丈夫さだけが取り柄の少年は、すぐさま上半身を起こし抗議した]

 こらっ、危ないじゃないか!!

[猫獣人を睨み付けるも、彼女はどこ吹く風の様子>>74]

( 88 ) 2016/01/09(土) 20:40:36

戦士 アルシェス

 くっそー、勇者様の像の目の前でこんな目に遭うなんて。

[凛々しく剣を掲げる初代勇者に比べ、自分のなんと情けないことか。
 涙目になりつつ赤くなった頬をさすっていると、目の前に手が差し出される。
 見ればその手の持ち主は、先程絶望の声を上げていた銀髪青年>>86で]

 あ……

[自分を助けようとしていたのだろうか、この人は?
 いや、そんなことより]

 あああの、大丈夫、です!

[しどろもどろになりつつ、差し出された手をぎゅっと握る。
 そして少年は、青年の碧い瞳をじっと見詰め]

 勇者……さま……?

[何より疑問に思っていた、猫獣人から彼への呼称のことを、口に出していた*]

( 89 ) 2016/01/09(土) 20:42:07

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A4 ) 2016/01/09(土) 20:44:44

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[暫し後―――――]

[闇の中から再度魔神の声>>72>>75>>76が聞こえる。
蠅を追い払いたいように、魔王は手を軽く振るう。]

怖気を震う。

 何が加わろうとやる事は変わらん。

[愛しいという言葉に否定を告げ。
魔神の話す女の話題に短く終止符を打つ。*]

( 90 ) 2016/01/09(土) 20:54:05

【独】 魔王 ケテル

/*
>>51
ダート君は超魔ゾンビみたいなのを作りたいのかな?

( -39 ) 2016/01/09(土) 21:04:25

【独】 魔王 ケテル

/*
よく考えればそうですよねえ。
魔軍の工房、秘密の場所だと思っていましたが、プロローグ中に出てもおかしくは無いですね。

( -40 ) 2016/01/09(土) 21:09:10

【削除】 召喚獣 チャペ

 そうだよっこの子ゆーしゃちゃん!
 なんだか女神ー? に世界救ってよーって言われてるんだって!

[少年の様子などいず知らず、どこ吹く風。あっさりと横ヤリを入れて教えてしまうの猫であった。]

 こーんなおっきい怪物だってちょちょいのちょいでどっかーんなんだよ!

 知らないけどねっ!

[好き勝手言うのは常である。少なくとも信頼を置いているのは事実なのだが、いかんせん言い方に問題アリだ。]

2016/01/09(土) 21:11:30

召喚獣 チャペ

 そうだよっこの子ゆーしゃちゃん!
 なんだか女神ー? に世界救ってよーって言われてるんだって!

[少年の様子などいず知らず、どこ吹く風。
あっさりと横ヤリを入れて、勇者の肩をぽんぽん叩きながら紙吹雪でも出しそうな勢いで教えてしまうの猫であった。]

 こーんなおっきい怪物だってちょちょいのちょいでどっかーんなんだよ!

 知らないけどねっ!

[好き勝手言うのは常である。少なくとも信頼を置いているのは事実なのだが、いかんせん言い方に問題アリだ。]

( 91 ) 2016/01/09(土) 21:12:48

【独】 召喚獣 チャペ

/*
日常は濃ければ濃いほど異変が映えるのです。

( -41 ) 2016/01/09(土) 21:25:24

戦士 アルシェス

 女神……。そうなんだ。

[勿論少年はそのような声など聞いたことはない。
 一瞬遠い存在を見詰めるような目を勇者に向けたが、威勢のいい猫獣人の声>>91に意識を引き戻す]

 そうなんだ! やっぱり勇者さまはすごいんだね!!

[好き勝手な説明をする猫獣人の言葉を、少年は真に受けてきらきらした視線を勇者に向ける。
 銀色の髪、碧い瞳、未知の金属で出来た鎧。
 見た目の年齢で言えば数歳しか違わないだろうに、どこをとっても本物の風格を、その青年は纏っていた]

 やっぱり……本物は違うなあ。

[そんな独り言は、獣人や勇者の耳には届いたか]

( 92 ) 2016/01/09(土) 21:31:13

【独】 青年勇者 アイン

/*はじまりの国に建ってる勇者像は先代の勇者像なのだろうか…。初代の勇者像なのだろうか…。
でも前の魔王は100年しか持たなかった>>8ってことはその魔王が勇者だったわけで少なくとも勇者は三人確認できるのだと思ってたけど…。

( -42 ) 2016/01/09(土) 22:21:05

魔王 ケテル

―― 魔王城・工房 ――

[そこは魔王城のとある場にある。
辺りは剥き出しの岩壁と、よく分からない巨大な根とも枝とも言えぬものが蔓延っている。

元々は、この工房とは名ばかりのもの。
そして、この工房が何時からあるのかは誰も知らない。
遠い昔から存在していたのは確かだろう。

ぷくぷくと小さく泡が昇る音。
何らかの液体があるのだろうか?

視線を周囲へ向けてみれば、根の様な物が瘤の様に丸くなり、内部を覗く事の出来る透明な皮膜で覆われた球体が幾つも並んでいる。
その中には、8〜9割ほど奇妙な液体が満たされており、様々な格好の人影が見えた。

小さい球体で、人一人が入れるサイズ。大きな球体は、随分と巨大だ。大小様々なサイズがある事だけは確かのようだ。]

( 93 ) 2016/01/09(土) 22:36:11

【削除】 魔王 ケテル

[人間の屍体を材料に、新たに魔軍兵士を産み出す工房は、
純血な人だけでなく、亜人といった他種族達の屍体も材料にする事が出来る。
どんなに凄惨な傷を負った屍体だろうと。

かつての身体能力・魔力特性を反映する者、複数の屍体が混ざり産み出される者、まるきり元の容姿を喪う者、元々大した力も無かったのに強い力を与えられる者、逆の者、それは様々だ。

彼ら全てに共通するのは、人の頃の“記憶を喪う”という事。]

2016/01/09(土) 22:38:24

魔王 ケテル

[人間の屍体を材料に、新たに魔軍兵士を産み出す工房は、
純血な人だけでなく、亜人といった他種族達の屍体も材料にする事が出来る。
どんなに凄惨な傷を負った屍体だろうと。

かつての身体能力・魔力特性を反映する者、複数の屍体が混ざり産み出される者、まるきり元の容姿を喪う者、元々大した力も無かったのに強い力を与えられる者、逆の者、それは様々だ。

彼ら全てに共通するのは、人の頃の“記憶を喪う”という事。

魔軍兵士との名だが、その内には、高い知能と高い能力を誇る、言わば幹部級の能力を持ち、産まれ変わる者も居た。]

( 94 ) 2016/01/09(土) 22:39:46

魔王 ケテル

[屍体を元にしているとは言え、彼らは屍体兵士では無い。
(…無論、骸骨や腐乱の姿を得る者は別だが)
人の頃には持ち得なかった魔の属性、人外の姿形やその一部を得る者が多い。

だが中には。
かつての声、或いはかつての容姿を持つ者も居る。
いずれにせよ、その内面は変わり果てているが。]

( 95 ) 2016/01/09(土) 22:41:42

魔王 ケテル

[…尤も、この工房は、元々魔軍である者の屍体からは、新たな魔軍兵士を産み出すことは出来無い。]

[現在。魔軍兵士へと改造中の者達は、不思議な液体で満たされた球体の中に揺蕩い並んでいるだろう。*]

( 96 ) 2016/01/09(土) 22:43:10

魔王 ケテル>>93 ×人影 →○影

( A5 ) 2016/01/09(土) 22:50:21

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A6 ) 2016/01/09(土) 22:56:50

戦士 アルシェス

 ― 語り/或いは騙り ―

[300年前。
 魔王を倒した勇者の物語は、決してハッピーエンドではない。
 彼は魔王と相討ちになり、彼も彼の仲間も、誰一人還ってはこなかったのだから>>#4]

[にも関わらず、それを希望に満ちた物語だと、信じ続ける者もいた>>25
 勇者は実は帰還していただとか、こことは違う世界で幸福に暮らしているのだとか。
 それが何者かによる創作なのか、長く語り継がれたことによる変質なのか――
 或いは、何らかの意図を持ち、改竄されて伝えられているのか]

[確かなのは、帰還した勇者とされる一行と行き会い、結果呪いを受けた女がいた>>49>>77ことと]

[幻の希望を頑なに信じ、その実現のために立ち上がらんとする者が、後を絶たなかったことである*]

( 97 ) 2016/01/09(土) 23:42:41

【独】 魔王 ケテル

/*
(アルシェスを拝む)

( -43 ) 2016/01/09(土) 23:49:27

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A7 ) 2016/01/10(日) 01:02:01

召喚獣 チャペ

―― "そいつ"の始まりは、誰も知らない。  ――


[魔物がいる、魔人がいる、魔獣がいる。

初めから魔のものとして生まれ落ちた者もいれば、何かしらの意図によって魔に変化した者もいる。

この世を滅ぼす程の力を持った者もいれば、全く生きる術を持たない者もいる。

遠く人智の及ばない者もいれば、思考を持たずただそこにある者もいる。

例え後世にどうなろうと、その時に予測できた者がどれほどいただろうか。]

["そいつ"もまた、有象無象の中に現れた儚き者に過ぎなかった。"そいつ"の始まりはとても弱々しく、世界に爪痕が残ることはなかった。
連続性の無い偶然が重なって、誰も気が付かないうちに膨れ上がった、ただそれだけのこと。

本来ならばさしたる力も知性も持たず、怯えて暮らす者。
結果として特異な者としてここに存在しただけ。それが""そいつ""だ。**]

( 98 ) 2016/01/10(日) 04:01:04

お米犬 タンガリザ

―森の中―

(どうしよう…完全に迷子っす)

[森をウロウロすること数時間、あっちへこっちへ行けども見えるのは木ばかり、頭の毛が毟りすぎて頂上も禿げてきた。]

なんか音が聞こえるっす!

[微かにザーっと流れる音を耳でキャッチしてそっちへ向かう。
道なき道を進むものだから、身体はもうひっつき豆だらけである。

やがて音の出処、泉に辿り着くと勢いよく飛び込んでバシャーンと水飛沫が弾け飛ぶ。]

冷たっ!
うわっ!超寒いっす!

[急いで泉から這い出て身体をブルブルっと震わせて水を切ると、泉から女神様が!

……出ることもなく。泉の辺りで身体が乾くまでの間、小休止をとることにした。**]

( 99 ) 2016/01/10(日) 08:58:03

【独】 月虹 アロラ

/*
話しを見ていると、順当に行った場合勇者が次期魔王になるのかな?

( -44 ) 2016/01/10(日) 13:05:11

【独】 女神 トルニータ

/*
呼ばれて飛び出てどどーん!

…あっ、控え室Uターンですかそうですか(´・ω・`)

( -45 ) 2016/01/10(日) 16:45:40

死喰い人 ダート

─魔王城 工房─

[屍を眺めつつ歩く足が止まった。
頭の中で声がする。各所に放っている使い魔の1人から、情報が送られてきたのだ。]

《ほう、ナジが出たとな。
引き続き奴につけ。》

[エンフェルケスーカの渡り人なる珍妙な名を名乗る、新参者。
ダートはエンフェルスケーカのなんたるかを知らない。彼の持つ力についても、知らない。今の魔王に仕えて百余年になるが、魔王から彼について語られた事はない。]

何を考えておるのやら。

[頭から使い魔の気配が去ると、ダートは独りごちた。傍目には、ナジは魔王の従順な部下だ。己が欲望を垣間見せる事もなく、魔王のために動いている。
それが逆に、訝しい。]

( 100 ) 2016/01/10(日) 17:12:31

死喰い人 ダート

今回は50弱か……足らぬな。

[兵士から報告を受け、顔をしかめた。近々控えた城攻めのため、兵士がもっと必要だ。]

培養ポッドの数も足らぬな。
あの区画が産まれたら製作に取り掛からせよ。

[兵士に命じた。一見普通の兵士と変わりないが、刻印を施しておいた兵士だ。彼は刻印を通じ、ダートの目となり耳となる。同じように、魔物や動物に刻印を施し使い魔としている。
"種"の事もある。念は入れすぎるほどでちょうど良い。完膚なきまで人類を叩きのめしてこそ、魔軍内での地位を保つ事が出来るのだ。]

何しろ、魔王様の叱責は恐ろしいからの……

[ぶるり、大げさに身震いをして口端を歪めた。]

( 101 ) 2016/01/10(日) 17:14:20

死喰い人 ダート

……さて。
俺も出るか。

[工房を去りつつ、配下の兵に命ずる。]

《狩りの時間だ。
ロワール村郊外へ集結せよ。》

[テラスにでると、大鴉が待ち構えていた。ダートはひらりと飛び乗った。萎れた身体からは想像しがたい動きだろう。]

ゆけ。

[号令と共に、ダートを乗せた大鴉は魔王城を飛び立った**]

( 102 ) 2016/01/10(日) 17:15:24

【独】 魔王 ケテル

/*
(ダートを拝む)

格好良い。格好良いよ、ダート君。

( -46 ) 2016/01/10(日) 17:25:22

【独】 魔王 ケテル

/*
ダイ大のザボエラはね、脳筋魔王軍で無ければ重用されていたという話を見るからね。(前線ではなく後方の研究職として)
ダート君がそれ系のキャラをしたくて後方に属したい話が出たら、ダート君は悪逆の限りの研究をして貰いたいと考えているよ。

ただこの魔王、世界滅ぶべしだから…ダート君へ愛情を抱けないのが残念だね。

( -47 ) 2016/01/10(日) 17:30:19

【独】 魔王 ケテル

/*
>>93>>96を出したのは、あれだよ。
クレインとかバルゴッドとかソドで、勇者陣営との血縁対決とかも出来るんだよって、そういうアピールなんだようおおお。(燃える)

( -48 ) 2016/01/10(日) 17:35:24

月虹 アロラ

 ― はじまりの国/広場 ―

[医者の話しによれば自分を見つけたのはアインという青年で、自分と同色の髪色、ミスリルの鎧を纏っていること。
礼を言うためにその姿を探し広場に辿り着いた所で目的の人物を見つけたが――]

( 103 ) 2016/01/10(日) 18:28:56

月虹 アロラ

勇者……?

>>91
彼は勇者だと紹介する猫獣人。
遠目から彼の姿をまじまじと眺める*]

( 104 ) 2016/01/10(日) 18:29:04

月虹 アロラ、メモを貼った。 メモ

( A8 ) 2016/01/10(日) 18:32:04

【独】 死喰い人 ダート

/*
あぁぁぁ
>>102
セリフ入れる場所間違えたあぁぁぁ
かっこ悪いいぃ

( -49 ) 2016/01/10(日) 19:35:15

【独】 死喰い人 ダート

/*
魔軍がとても多いものの、下衆やりたくてやりたくて勇者側RPなんて浮かばなかったごめんなさい。
下衆貫けるよう頑張るよ。

( -50 ) 2016/01/10(日) 19:37:23

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 大凡三百年前 ―

[その時代エンフェルケスーカの渡り人は、エンフェルケスーカの渡り人ではなかった。
 現在では"ナジ"と名乗ることもあっただろう。
 しかし、その時代私はナージェスターという名前であった。

 ナージェスターは盗賊(シーフ)であった。
 ただの盗賊ではない。
 闇魔法に通じ、勇者と共に魔王討伐を目指していた。
 魔王の統べる大地を踏破することは簡単なことではない。
 熾烈な環境で生き延びるために技術と、魔法が必要であった。

 ある者は気楽に告げた]

( 105 ) 2016/01/10(日) 20:08:04

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 『俺、魔王を倒したら結婚するんだ』

[気楽に告げた者は劣悪な環境に淘汰されてしまった。
 その様なフラグを立てた者が生き残れるわけがない。
 うっかりと口にしたり、心の中で誓った者から死んでいった。
 魔王の統べる大地が危険であることくらいは事前に通達していたはずだった。
 歴代の勇者が通ろうとし朽ち果てていった道なのだ、容易いわけがない]

( 106 ) 2016/01/10(日) 20:08:07

【独】 月虹 アロラ

/*
ナジはシリアス枠だと思ってたのに!

( -51 ) 2016/01/10(日) 20:24:25

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[初めは多数居たパーティーは一人減り、二人減り――。
 勇者とナージェスター他数名だけとなってしまった。

 あとどれだけ進めば魔王の城にたどり着けるのかすらわからない。
 そして、また一人――。
 倒れても退くことはできない。
 撤退を進言した者が居ても勇者は首を横に振るうだけだった。
 魔王を討伐してくるからこその"勇者一同待遇"だったのだ。
 倒せませんでした、では済まない]

( 107 ) 2016/01/10(日) 20:29:54

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[そして、また一人――]

( 108 ) 2016/01/10(日) 20:30:02

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[魔王城にたどり着けたのは勇者とナージェスターのみであった。
 内部に侵入し魔王の王座を目指す。
 その戦いの中、勇者と魔軍が激突した衝撃で開かれた狭間にナージェスターは落ちた。

 狭間の向こうにあったのはエンフェルケスーカ。
 果てしなく続く紫色の異世界だった。
 人間では理解できない空間にナージェスターの精神は蝕まれていった。
 心が、魂が――朽ちていく、書き換えられていく。

 大凡三百年。
 エンフェルケスーカが齎す真理に耐えてきたナージェスターの最後の光が塗りつぶされた。
 光がなくては人間は生きてはいけないものだ。
 ナージェスターという器はエンフェルケスーカの祝福を得て、"ナジ"となった]

( 109 ) 2016/01/10(日) 20:30:13

お米犬 タンガリザ、メモを貼った。 メモ

( A9 ) 2016/01/10(日) 21:07:47

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 現在:始まりの国・盗賊ギルド ―

 今、戻った
 勇者の動向はどうなっている

[エンフェルケスーカの渡り人は数年で盗賊ギルドを傘下に収めていた。
 情報は力だ。
 情報なくしては魔王城にたどり着くことも難しい。
 紫の外套を纏い顔を隠したエンフェルケスーカの渡り人"ナジ"はギルド長として部下に報告を行わせた。
 勇者に与える情報を、与えない情報。
 正しい情報と偽の情報。
 与える者の選別――場合によっては人間の王を嘯き誘導することもある。

 そうして"種"が歪んで成長するように仕向けることがエンフェルケスーカの渡り人の役割であった。
 監視をしつつ身と心を砕いていく]


 さて、此度の勇者はどのような器か

[エンフェルケスーカの渡り人はくつりと、笑った]

( 110 ) 2016/01/10(日) 21:10:23

【独】 魔王 ケテル

/*
真面目な文章なのだが、すまない。魔王今シリアスな笑いに襲われてしまったよ。>その様なフラグを立てた者が生き残れるわけがない。

>>107以降を見て引っ込んだけれども。
ナジ君は大変な思いをして来たんだね……。

しかし、責任の重圧で勇者の精神、これは保たないな……。
(精神を落ち着かせる草ルートなのでは疑惑)

( -52 ) 2016/01/10(日) 21:22:11

【独】 魔王 ケテル

/*
これは、グランドエンドを目指している……のかな?
出来れば、ナジ君のやりたい事を叶えられるようにしたいね。

( -53 ) 2016/01/10(日) 21:22:19

お米犬 タンガリザ

うう…
どうするっすかね…

[泉を離れ時折くしゃみをしながら歩くこと数十分、ついにそのときは現れる。

暗い森の終わりの光 そこには大きなかぼちゃ畑がっ!!]

やった出口っす!
そしてついてるっす!また畑っす!

[逸る気持ちを抑えながら畑に入るとザッザッザッザッと穴を掘り大きなかぼちゃを一つ引っこ抜く。]

これはお家でゆっくり食べるっす!

あれ…?これは?

[かぼちゃ畑にキラリと光る小さなコイン、拾ってみると5ゴールド、大喜びで跳びはねる。]

( 111 ) 2016/01/10(日) 21:23:23

【独】 魔王 ケテル

/*
というか、ナジ君有能過ぎるよ。魔王に勿体ないくらい有能だよ。情報源握っているとか大変良いよ……。

( -54 ) 2016/01/10(日) 21:24:36

【独】 月虹 アロラ

/*
タンガリザって最後までこの方針でいくのかな。
それとも、お城で改造手術でも受けるのかな。

( -55 ) 2016/01/10(日) 21:29:02

【独】 月虹 アロラ

/*
私が絡みにいったら確実に殺しに行ってしまう。

( -56 ) 2016/01/10(日) 21:30:01

青年勇者 アイン

─少し前のこと>>89

 そ、そうかい…。ならいいのだけど…。

[しどろもどろでそう返す少年を心配そうに見つめ返し。
(結構クリティカルヒットしていたような。)
この考えは相手の面子のためにも頭の中に
とどめておくとして。

握り返された手に、瞬き。]

 ん?

 ア…。

[「勇者」と同行する仲間以外に言われるのは
何とも気恥ずかしい。]

( 112 ) 2016/01/10(日) 21:41:15

青年勇者 アイン


 いや…勇者だなんて…そんな……!
 僕は困っている人を助けたいだけで…!

[煮え切らない返事にかぶせるように言葉を重ねるチャペに>>91]

 ちょっと、チャペ…!
 そういうの恥ずかしいからッ!おだてないでよ!

[顔を真っ赤にして空いている方の手を
忙しなく振って、否定の念を込める。]

 君も…真に受けなくていいから…!
 僕はまだ「勇者」なんて呼ばれることは
 全然出来ていないんだから…。 

[そう言って、少年の手からすり抜けると己の手を
さすり、眉根を寄せた。]

( 113 ) 2016/01/10(日) 21:41:52

召喚獣 チャペ

 あははははは!

[アインの慌てた様子が可笑しくて、つい笑ってしまうチャペなのだった。]

 まーた照れちゃってぇー。いいじゃない、いいじゃない。きっとファンだよ? この子。
 ねー!

[なんて少年の顔を覗き込んでみたりして。]

 いーなーいーなーチャペ妬いちゃうなー

[全く言いたい放題である。]

( 114 ) 2016/01/10(日) 22:00:28

戦士 アルシェス

 ― はじまりの国/広場 ―

 こう見えても、丈夫さには自信があるんだ!

[心配そうに見詰める青年>>112に笑って答える。
 それに対し勇者は、どこか気恥ずかしそうな顔をしていた>>113]

 ええ、でも、選ばれた人なんでしょ?
 それに、なんていうか、風格があるし!

[勇者がいるとしたら、きっとこんな人なんだろうという想像に、ぴったり当てはまるような姿。彼は勇者と呼ぶこちらの言葉を否定してくるけれど]

 やっぱり、本物のヒーローは謙虚なんだなぁ。

[履き違えかもしれないけれど、少年が抱くのはそんな感想。
 しかし独り言ちている間に、青年の手はこちらをすり抜けていた]

 あれ……勇者さま?

[眉根を寄せる様子に、気分を害したのだろうかと、不安げに眉を下げた]

( 115 ) 2016/01/10(日) 22:20:43

戦士 アルシェス

 あ、えっと……。

[傍らから響く明るい笑い声>>114
 猫獣人はからかうような言葉を青年に向けながら、こちらの顔を覗き込んで来た]

 う、うん。ファン……ていうか……。

[間違ってはいないけれど、少し違う。
 そんな思いを抱きながら、勇者に放された手をぐっと握って、顔を上げる]

 勇者は、僕の憧れなんだ!
 だから僕も、旅に出ようと……していて。

[自分とは違うきらきらしたその人を、ただ見上げていたい訳ではなかった。
 頬はまだ痛むけれど我慢して、すっと立ち上がる]

 ついていったら……駄目……ですか?

[突然過ぎるだろうかと迷いつつも、そう、問い掛けた*]

( 116 ) 2016/01/10(日) 22:21:09

【独】 死喰い人 ダート

/*
しもた、ナジと名乗ってなかったのだった。
すまぬすまぬ……

( -57 ) 2016/01/10(日) 22:25:25

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A10 ) 2016/01/10(日) 22:29:45

青年勇者 アイン

[強く手を握り返してまくしたてる少年に返す言葉は
気迫だとか威厳だとかが感じられない、なんとも弱弱しい言葉。
謙虚だとか慎ましやかだと言うのは受け取りよう。]

 選ばれたというと聞こえはいいけど…。
 女神さまの声が聞こえたのは僕だけじゃ
 ないだろうし…。
 
 それに、魔王を倒すまでは勇者だなんて
 自分では思わないよ。
 僕はまだまだ…。
 
[輝かしい目を向けてくる少年は
原石のかたまりのように
キラリ光る石のよう。]

( 117 ) 2016/01/10(日) 22:41:59

青年勇者 アイン


 ヒーロー、かあ。

[手を重ねながら、繰り返す。
「私に、勇者になってくれるって約束してくれたのに。」
茶化すような妹の声が今も脳裏をよぎる。
獣人の茶化す声>>114に毛が逆立つんじゃないかと
思うくらい吃驚し、引き戻される意識。]

 フ、ファン?!
 いやそういうんじゃないと思うよ…。
 まあ目立つしね…。

[こうやって連れ立って歩いてるのが
と付け足して、困ったように笑みを浮かべる。]

( 118 ) 2016/01/10(日) 22:42:14

青年勇者 アイン

[だが続く少年の言葉に>>116振り向く
顔に、頼りなさそうな表情はなかった。]

 もう…、戻ってこられないかもしれないよ?
 家族とか恋人とか…守るものがあるのなら
 そんな大事な決断は、すぐに決めちゃいけない
 そう思うんだ。

[少年はどう返しただろうか。
少し考えたのち
「調べものをするから2,3日は滞在するつもりだよ」
「また、発つときに答えを聞かせてくれないか」
と、そう加えた*]

( 119 ) 2016/01/10(日) 22:45:00

【削除】 月虹 アロラ

あなたが勇者アインさんで間違いないかな。

[>>118
彼の背後から向けられる女性の声。
語調は何処か軽く彼を慕う少年とは違いどこかからかいの色が覗く。]

2016/01/10(日) 22:45:35

月虹 アロラ

あなたが勇者アインさんで間違いないかな。

[>>118
彼の背後から向けられる女性の声。
語調は何処か軽く彼を慕う少年とは違いどこかからかいの色が覗く*]

( 120 ) 2016/01/10(日) 22:45:54

【独】 魔王 ケテル

/*
魔王はタンガリザと絡みたくて仕方ないよ。

( -58 ) 2016/01/10(日) 22:49:53

戦士 アルシェス

 そうなのかな?
 でも、少なくとも僕には聞こえてないんだ!

[青年の言葉>>117に元気よく返すけれど、少しだけ喉の奥がきゅっとした。
 彼の言う通りなら、選ばれた人間は何人もいて、しかしその中に自分は入っていないということだ。
 しかしそれは、少年の夢を捨てる理由にはならなかった]

 じゃあ、さ。
 おにいさんが勇者になるの、僕にお手伝いさせてよ!
 僕、体力には自信があるし、剣の練習も一生懸命してきたんだから!

[魔王と対峙するにしては酷く頼りないアピールをして、青年を見詰める。
 猫獣人に言葉を向けた>>118後こちらを見た彼>>119は、しっかりとこちらを見詰め、諭すような言葉を向けた]

( 121 ) 2016/01/10(日) 22:55:13

戦士 アルシェス

 はい……!

[もう心は決まっていたけれど、2,3日の猶予を与えてくれた彼に、素直に頷いて]

 あの、僕の名前、アルシェスって言います!
 絶対にまた会いに来ますから! 覚えておいてくださいね!!

[そう言い残し、少年はその場を離れようとする。
 青年に別の方向から声が掛かった>>120は、それとほぼ同時だったか*]

( 122 ) 2016/01/10(日) 22:56:28

召喚獣 チャペ

 やあやあ。仲間! 仲間? ついて来るの? 来ちゃうの!?

[せっかくアインが傍で冷静な対応をしているというのに、勝手に喜ぶ猫。下手すればまた剣を振り回しかねない勢いだ。]

 あっ、そうだ。ちょっと待って。

[その場を去ろうとした少年の肩を掴むと、身を乗り出してじぃっと少年の瞳を見つめる。猫にはとても純粋そうに思えた。]

 うーん、よしっ……! オッケー! まるー!
 ゆーしゃちゃん、きっと、いーこだと思うな。

[頭上に手で大きな大きな丸を作るのだった。]

( 123 ) 2016/01/10(日) 23:01:16

戦士 アルシェス

 えっ? う、うん……!

[冷静な勇者と対照的に、楽しげな猫獣人の声が横から響いた>>123
 話が終わり立ち去ろうとすれば、その肩を彼女に掴まれる]

 なに……?

[猫の目がじっと、こちらの瞳を見詰めていた。
 そして彼女の口からは、こちらを評する言葉]

 あ、ありがとう……?

[彼女がどういう立場なのか、少年には未だにわかっていなかった。
 だが、どうやらこちらを認めてくれたらしいことはわかったので、そのことに対し曖昧に微笑んで見せた*]

( 124 ) 2016/01/10(日) 23:10:48

青年勇者 アイン


 君は…──?

[広場にいると視線を集めてしまうのか
また一人声を掛ける人影に振り返る。>>120
その姿に既視感を覚えども、記憶にあるのは
気絶していた姿>>85で、確証を得るには至らず。]

 確かに、僕がアインだけど…──。
 勇者ってそんなに広まってるのか。

[と妙な緊張に手汗を掻きながら]

 えっと、僕に用かな?

[と相手に尋ねてみることにした*]

( 125 ) 2016/01/10(日) 23:14:15

召喚獣 チャペ

 あれれ? もしかしてそこの真っ白ちゃんは。

[アルシェスと名乗った少年の背後から、近づいてくる者には見覚えがあった。

そうだ、この間死にかけていたところをゆーしゃちゃんと医者の家まで運んだあの人だ。

手を振ろうと思ったところで、向こうのほうから声を掛けてきたのだった。]

 良かったねぇー! 元気になったんだ! ほら、ゆーしゃちゃん、この間お医者さんのところに連れていった子じゃないかな?

( 126 ) 2016/01/10(日) 23:17:24

【削除】 月虹 アロラ

それもう。
このご時世、勇者という単語の伝播力は凄い。
相応の期待が集まっているとおもった方が良いよ。

[>>125
適当な台詞は、彼を誂うものなのか、かれの反応を見るためのもなのか。
笑みで緩む口角とは対照的に射抜くような目は一種異様に感じられるかもしれない。]


私は……君に助けてもらった人間だよ。
ありがとうと礼を言いたくてね。


[右手を差し出し握手を求めた*]

2016/01/10(日) 23:21:26

青年勇者 アイン

─ベジタリアン村事件 〜序幕〜─

[僕らが村へとたどり着いた時
勇者一行と言われる面子は何人いただろうか。

ベジタリアン村へとたどり着いた時
村長を始め村の皆が異様な熱気に包まれていた。
何でも以前から村の野菜を食い荒らして
村を困らせていたお米犬を討伐するのだとか。

僕らの害獣討伐の噂はこの村にも聞き及んでいるようで
勇者一行だと気づくと熱気は一層熱を増して
祭りのような雰囲気に包まれて
嬉しいような怖いような、複雑な感情になった。]

 えっ、僕たちにも討伐を手伝ってほしい…、ですか。

[複雑な気持ちは抱えつつも、目の前で困っている人々を
みすみす見過ごすことはできない。
わかりました、と返事をして翌日に備えることにした。]

( 127 ) 2016/01/10(日) 23:21:26

魔神 ディーマン

── おおよそ300年前 ──

 お〜や。

 何かが落ちたようだな。
 吾の手を届かせても良いが。




 まあいいか。ク、ク、ク。

[魔神は凡そ300年前、ナージェスターが狭間に落ちた事>>109を知っていたものの、魔神の愉悦によりそのまま捨て置いた。]

( 128 ) 2016/01/10(日) 23:21:42

魔神 ディーマン

[魔神はそのうち、ナージェスターが狭間に落ちた事を忘れた。]

[ナージェスターの心と魂が朽ちゆき書き換えられ、器を得て“ナジ”が現れた時、魔神はようやく、狭間に誰かが落ちた事を思い出したのだった。]

[ナージェスター、或いは、ナジが、異空間エンフェルケスーかにて、何を視て、何を思っているのかまで、魔神が見通せなかったのは、魔神の愉しみにはなったろう。]

( 129 ) 2016/01/10(日) 23:22:15

月虹 アロラ

それもう。
このご時世、勇者という単語の伝播力は凄い。
相応の期待が集まっているとおもった方が良いよ。

[>>125
適当な台詞は、彼を誂うものなのか、かれの反応を見るためのもなのか。
笑みで緩む口角とは対照的に射抜くような目は一種異様に感じられるかもしれない。]


そう。そこの子の言う通り。
私は……君に助けてもらった人間だよ。
ありがとうと礼を言いたくてね。


[>>126
猫獣人娘の言葉に頷き、右手を差し出し握手を求めた*]

( 130 ) 2016/01/10(日) 23:22:31

魔神 ディーマン

[特に用が無い限り、魔神がエンフェルケスーカの渡り人へ直接働きかけをして来る事は無かった。
 そして殆どの場合、魔神は用などを持たない。]

[それがどのような物語を紡ぐ事になるのか、今は誰にも分からない。*]

( 131 ) 2016/01/10(日) 23:23:31

射手 エステル

[旅するうちに聞いたのは、勇者が舞おうと相打ちになったと言う話。
いや、凱旋したのだとも。
偽勇者も出没する噂。
本当の所どれだからわからない。わからない故に自分に都合の良い方を信じた。

もし、勇者が本当に命を落としていたとしたら女の出会った一行はなんであったのか。
それが本当だとしたら自分の呪いが解ける日が来るかどうかまであやふやになる。

だから信じたのは、“勇者は帰還したのだ”という噂。

実際の所、勇者の一行と出会ったもの達はいなかったが]*

( 132 ) 2016/01/10(日) 23:29:08

【独】 魔王 ケテル

/*
>─ベジタリアン村事件 〜序幕〜─

アイン君!アイン君、いいね。いいね、こういう勇者イベントをこなすのは。お米犬タンガリザ君とのファインプレーだね。

( -59 ) 2016/01/10(日) 23:39:35

女神 トルニータ

── 森の中・泉 ──

 ─────……。

[タンガリザが泉を去った後>>99>>111、すぅと女神が現れる。眼差しは慈愛に満ちて。
 口元に掌を近づけると、綿毛を吹く様に、ふぅと息を吹きかける。

 其れは祝福の息吹を思わせるもの。
 暖かな微睡みの陽の光を感じさせるもの。
 目には見えぬそれは、タンガリザの元へと。

 既に遠ざかり森の出口に近づいていたタンガリザが、女神に気づく事は無かったろう。*]

( 133 ) 2016/01/10(日) 23:40:07

青年勇者 アイン

[息巻く少年>>121の心の強さに
気圧されそうになるも
なんとか、言いたいことを伝え]

 アルシェス君…わかったよ。
 じゃあ次に会う時を楽しみにしているよ。

[次に会う時にまた変わらぬ答えを聞くことになって
いっそ清々しいと思わず笑ってしまうのはもう少し先の話。]

( 134 ) 2016/01/10(日) 23:40:08

【独】 女神 トルニータ

/*
>>133

 タンガリザ……。

( -60 ) 2016/01/10(日) 23:48:33

青年勇者 アイン

 ああ、やっぱりあの時の。
 元気になったのなら、良かった。

[チャペの言葉に>>126確信を得て。
察しが良いのはやはり野生の勘がいいから
なのだろうか。

昔同じようなことを聞いた時は
「女の勘」だと言われた気もするが。
そうなればもはや「野生の女の勘」
というのが近いのかもしれない。]

( 135 ) 2016/01/10(日) 23:53:12

青年勇者 アイン


[目の前の子は、どこか気品がある佇まいで
見た目だけで年が読めない。
手を一瞥し、握手に応じると
聡明そうなその眼を捉えた。]

 そんな…わざわざお礼なんて。
 僕らは自分に出来ることをしただけだよ。
 …、あの時は大変だったね。

[少し言及するのを迷ったが
あの時、と当時のことを濁しながら
その時は言えなかった気遣いを*]

( 136 ) 2016/01/10(日) 23:53:32

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2016/01/10(日) 23:53:34

射手 エステル

―始まりの街・広場―

[勇者の像を見ていたなら、勇者ちゃん、と言う声>>24に振り向いた。
獣人の少女。
遅れてやってきた碧眼の青年>>66
あれから300年、勇者と呼ばれた者は見かけた事はあったが、どれもこれも胡散臭いニセモノばかりだった。

果たして本物であろうかと少々不躾に彼を見つめていれば戦士とおぼしき男>>89もう一人、女性>>120がやってきて彼に声をかける。
まああれだけ大きな声で勇者と呼んでいれば、嫌でも興味を引くだろう。

溜息一つついてからその側へと歩み寄る。そして、他の3人は綺麗に無視して碧眼の青年だけを瞳にうつし]

 ねぇ、あんた勇者って本当なの?
 本当ならアタシを一緒に連れて行ってくれないかな。

[不躾な言葉を投げかける。これで快諾する者は滅多にいるまい]**

( 137 ) 2016/01/10(日) 23:55:04

【独】 女神 トルニータ

/*
エステルが来ないかなーって思っていたけど駄目でした(´・ω・`)

( -61 ) 2016/01/10(日) 23:58:48

【独】 青年勇者 アイン

/*みんな別の場所で仲間になってくれてもいいのよ。
というか既に仲間ねつ造してくれていいのよ。
勇者は踏み台にしてナンボってえらい人が言ってた。

( -62 ) 2016/01/11(月) 00:00:35

月虹 アロラ

その判断で私は助かったのだから。
窒息死していたらどうなっていたのやら。


大変?
いや、君の方が遥かに大変だと思う。
勇者ならな世界を背負わなければいけない。
国を背負い戦う私とは背負うものの桁が違う。

>>136
更に圧力をかけるような台詞と共に握手を行う。
長年武器を振るってきたもの特有のソフトレザーのように硬質化した感触に女性らしい柔らかなもの微塵も無い。彼の手の感触はどのようなものか。]

やはり、勇者の名は人を惹きつけるな。

>>137
不躾な声に瞬き一つ。緩く首を傾げた*]

( 138 ) 2016/01/11(月) 00:14:01

【独】 魔王 ケテル

/*
>魔王も勇者のことが好きだよ。
敵対的な意味でかな?

( -63 ) 2016/01/11(月) 00:26:05

召喚獣 チャペ

[新たに現れた者、それが不躾であるかどうかなんていざ知らず。耳をぴくんと動かすのだった。
もっとも、チャペ自身がそういった性格をしているからでもあるのだが。]

 わあ、ゆーしゃちゃん大人気! ゆーめいじんだね?

[キャッキャと飛び回ってはしゃぐチャペ。
早く何とかしないと、滅多にいないはずの快諾者になりかねない**]

( 139 ) 2016/01/11(月) 00:27:32

戦士 アルシェス

[勇者アイン、と呼ばれる青年に話し掛けたのは、綺麗な髪を持つ女性。
 自分と違いからかうような口調>>120は、勇者と既知であることを感じさせた。
 話を全て聞いていた訳ではないが、アインへ向け右手を差し出す>>130のはちらりと見えた]

[そして、もう一人。
 こちらを無視するように、真っ直ぐアインに歩み寄って、声を掛ける女性がいた>>137
 その外見からは、人以外の血を引いていることが伺えた]

 すごいなぁ……。
 やっぱりみんなわかるんだ、勇者さまは勇者さまだって。

[そう呼ばれていたからというだけではない、人目を引く姿はそう呼ばれるだけの説得力を持っていた。
 遠目からぼんやり彼らのやり取りを眺めた後、少年は踵を返した]

( 140 ) 2016/01/11(月) 00:34:21

戦士 アルシェス

 ― はじまりの国/自宅 ―

『なんだいアンタ、もう帰って来たのかい』

 今日は勇者さまに会ったんだ!

『へえ、勇者さまねぇ……』

 2,3日後に旅に出るって! 僕もついていくんだ!

『ハア、そうかい。ま、それまではゆっくりしておいき』

( 141 ) 2016/01/11(月) 00:34:37

戦士 アルシェス

『ああ、この子はなんてついていないんだい』

『どうせすぐに、諦めて帰ってくると思ったのに』

『勇者と関わっちまったら、二度と帰ってこられやしない』

[憧れるだけならば良かった。
 少し危ない目に遭った時、逃げる道だって残されているのだから]

[しかし、勇者は――国を、世界を背負って立つ者は、違う。
 少年はそんな存在ではないけれど、しかし関わってしまえば、きっと運命を共にしてしまう]

『ああ、あんな物語、聞かせなければ良かった』

『悲しい話は嫌だから、せめて救われる結末を、だなんて**』

( 142 ) 2016/01/11(月) 00:35:12

【独】 月虹 アロラ

/*
始まる前から既に2名体調不良って大丈夫かしら。

( -64 ) 2016/01/11(月) 01:08:09

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 勇者の監視はそのまま続けろ
 仲間になる者はその家族まで洗いざらい調べあげるのだ

[肉親、仲間、身内。
 それらは須く勇者の足枷となっていくだろう。
 それらを調べ、欲する者に情報を与えていくのだ。

 彼らは知るだろう。
 敵は魔軍だけではない、と]

( 143 ) 2016/01/11(月) 01:17:35

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 ああ、そうだ
 ついでで構わないがあるモノを探しておけ

 それは――

[配下に大まかな形を伝えると、エンフェルケスーカの渡り人は手を振り退くこをと命じた。
 盗賊ギルドの者は一礼をし、下がっていく。

 探させたものはかつで奪われた物だ。
 本来はエンフェルケスーカの神殿にあった代物であるが、
 ナージェスターが狭間から落ちた際に流出したらしい。

 それを持つ者は不老不死となるという話であったが真偽は定かではない。
 ただ、エンフェルケスーカの宝をそのまま放置しておくわけにもいくまい]

( 144 ) 2016/01/11(月) 01:21:14

【独】 魔王 ケテル

/*
(ナジを拝む)

( -65 ) 2016/01/11(月) 01:29:14

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 さ、て――見ているのだろう?

[>>100使い魔が近くに在ることには気づいている。
 排しないのは自分の行いが魔王に害なすことではないためだ。

 使い魔の主との面識はあっただろうか。
 魔王城内には魔王の王座にしか現れないエンフェルケスーカの渡り人と
 遭遇するのは酷く希少である]


 "種"も道を歩んでいるらしいぞ
 適当に兵をあててやったらどうだ

[くつりと小さく笑うと、背後に線が入る。
 線は亀裂となり、エンフェルケスーカの渡り人が背を当てれば
 そこから中へと落ちていった**]

( 145 ) 2016/01/11(月) 04:05:19

月虹 アロラ>>138 ×ソフトレザー ○ハードレザー

( A12 ) 2016/01/11(月) 07:32:49

お米犬 タンガリザ

―ベジタリアン村 巣穴―

[かぼちゃ畑から街道を進んで住処へと戻る。
右脇に抱えた大きなかぼちゃとその手に握るのは5ゴールド。

塞いだ土を取り払い、巣穴に潜り込むとそれぞれを大事にしまう。]

今日はくたびれたっす。
明日はカリフラワーにでも挑戦っす!

[ベジタリアン村の今が収穫時期、美味しいカリフラワーに狙いを定めると丸くなってゆっくり眠った。]

( 146 ) 2016/01/11(月) 07:52:37

月虹 アロラ、メモを貼った。 メモ

( A13 ) 2016/01/11(月) 08:06:12

お米犬 タンガリザ

―ベジタリアン村 翌朝―

グースピー……ズガガガガ…ワフン…
……あ、朝っすか…

[重たい瞼を開き、むくり起き上がるとまだ暗いうちに巣穴を出て入口を土で塞ぐ、

なんだか今日はカリフラワー畑な気分。
結構好物である。

近くの茂みに身を潜めて耳鼻をピクピク

慎重に安全を確かめながら畑へと近づいていくといつもと何か違う空気を感じ取る。]

( 147 ) 2016/01/11(月) 08:27:40

お米犬 タンガリザ

[畑の真ん中にはカカシが置かれている。

それが怖くてなかなか足を踏み出せないでいた。]

うう……
困るっす…

あんなの置かれたら落ち着けないっす…

[カカシを警戒して鳥達も畑に近づかない。
それを見てしまったものだからあのカカシを取り除いてやろうと義憤を覚えだす。]

ゆ…ゆるせないっす、オイラたちの食事を嫌がらせするなんて…

あんなのこうっす!

[ダッと駆け出してカカシの足に飛びかかると噛み付いてグシャリ。

足が折れたカカシはバランスを崩してあろうことか自分に倒れてくる。
避け切れずに頭にヒット。]

( 148 ) 2016/01/11(月) 08:38:40

お米犬 タンガリザ

キャイン!!

[頭を抱えてのたうち回る。
鳥達は驚いてバタバタと飛び去り、カエルを狙っていたヘビまでにょろにょろ畑を遠ざかる。
大声であげた悲鳴は鶏を起こし、村ではコケコールが朝を知らせるだろう。]

( 149 ) 2016/01/11(月) 08:43:13

11人目、剣士 フリッツ がやってきました。


剣士 フリッツは、霊能者 を希望しました。


剣士 フリッツ


『僕が勇者になって世界を救うんだ』

そう言いながら目を輝かせていた少年は、
十年前に呆気なく死んだ。
    .

( 150 ) 2016/01/11(月) 10:47:06

剣士 フリッツ

[それは優しく穏やかで、けれど芯の強さ持つ少年だった。
それは誰からも愛され慕われる、清らかな心の少年だった。

孤児で性根が捻くれた子供だったこの男にも、
唯一親切にしてくれた少年だった。
友達だと、親友だと、信じていた。

*

小さな港町、レヴァインパレス。
時に魔物の襲撃があるが、
それでもある程度の平穏が保たれていた場所。
其処はある日、突然の魔軍の襲撃を受けてあっさりと滅んだ。

幼い少年は勇敢にも―無謀にも―剣を取り、
魔物に立ち向かい死んだ。
……おいて、いかないでほしい。
……君は、此処で死ぬべき人間じゃないんだ。
凄惨な光景を目の当たりにし、想いは何一つ声になることは無く。
男の意識はそのまま闇に沈む]

( 151 ) 2016/01/11(月) 10:48:58

剣士 フリッツ

―ロワール村―

[酒場では、はじまりの国の話で持ち切りだった。
勇者一行が遂に旅だったらしい、と]

……馬鹿馬鹿しい。

[男はそんな噂話を一笑に付す。
男にとっての"勇者"は"あの少年"以外はいないのだ。
他に現れた勇者を認める訳にはいかないのだ。

本当は、分かっていた。
そんなくだらない執着は何も生み出さないと言うこと。
けれど自分が忘れてしまったら、誰が彼の生きた証を残すのだ。

だから男は、彼の剣を持ち旅に出た。
復讐というには悍ましく複雑に沈み込む感情を抱えて。
それでも優しい彼なら、そうするだろうからと。
人間を、救いたいと願っていた**]

( 152 ) 2016/01/11(月) 10:51:23

【独】 月虹 アロラ

/*
エステルがすずかけさんっぽくみえ(

( -66 ) 2016/01/11(月) 19:55:47

【削除】 女神 トルニータ

[…神殿や教会、人々伝えるところ曰く。
 この世界は女神トルニータが創造したと言う。

 荒廃しゆく大地に、苦難に喘ぎ自力で困難を打開出来ぬ者は、心の安寧を求め祈るという。敬虔な司祭に僧侶は、神の力により癒しやより高位の奇跡を起こすと言われていた。]

2016/01/11(月) 20:13:03

女神 トルニータ

[…伝えるところ曰く。
 この世界は女神トルニータが創造したという。

 荒廃しゆく大地に、苦難に喘ぎ自力で困難を打開出来ぬ者は、心の安寧を求め祈るという。敬虔な司祭に僧侶は、神の力により癒しの術やより高位の奇跡を起こすとも言われていた。]

( 153 ) 2016/01/11(月) 20:18:40

女神 トルニータ

── 森の中・泉 ──

[世界の歴史の中で、女神が現れたという話はあった。
 其れはたとえば夢の中であったり、勇者の元へとであったり、とある泉や、遺跡や祠であったり──と。]

[ステンドグラスや書物に描かれた神の姿と、女神の容姿が同じかは、実際に見た者だけが分かるだろうか。*]

( 154 ) 2016/01/11(月) 20:18:59

【独】 女神 トルニータ

/*
>>153
ヒーラー役が居て良いというのをRPで表現してみたけれども、神関連はあまり触れたくない所でもあったりします。
(皆さんの捏造描写が先行して欲しいという想い。)

( -67 ) 2016/01/11(月) 20:23:45

月虹 アロラ

― 1年前/始まりの国 平原―

手足を潰しても良いが殺すな!
行動不能にしろ!

[米券と引き換えにされた獣人が平原を逃げ惑う。
それを追討するのは総勢12名の新米騎兵。
3人1組でランダムに組まれた隊は、手早く棍棒で脚を砕き行動不能に追い込んでいく手際の良いものから、勢い余り手を滑らせ頭蓋を粉砕し殺してしまう等、質にバラつきが見られる。]

( 155 ) 2016/01/11(月) 21:53:12

月虹 アロラ

おい。お前!
何をしている! 続けろ!

[監督役であるアロラの声が飛ぶ。
頭蓋を砕かれた獣人に縋りつき泣く子。
それを前に口元を抑え必死に吐き気を堪える新兵。
叱責を飛ばしても動かない様を見て舌打ち一つ。]

新兵といえど、任務を遂行する意思に欠ける人間は必要無い! 去れ!

[まともな戦闘能力を持たず、人語を話しなおかつ害獣として殺しても文句が出る心配も無い獣人はコネで押し込まれる新兵の適正を見極める標的として使われていた*]

( 156 ) 2016/01/11(月) 21:54:42

【独】 魔王 ケテル

/*
アロラ:さすが飼ったりはしないよ……。

魔王はタンガリザ君を飼って愛でたい。
多分これ、タンガリザ君は勇者陣営に何かそういう形で付く事も考えられるのでは?と思ってる。

タンガリザ君お肉ルートは哀しみ…。

( -68 ) 2016/01/11(月) 22:01:30

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王の元に、死喰い人ダートが配下となって百余年>>100

魔王の命令は実にシンプルだった。

   “人間達を根刮ぎ殺し、愚昧な世界を滅ぼせ。”

魔王が、手段を問う事は無かった。
速やかに命を奪おうとも、命を弄ぼうと、より広範囲・より効率よく、より高威力で殺戮と滅びを齎す限り、…そして手緩さで取り逃さぬ限り…、嗜める事すら無かった。

死喰い人の本分が、人の殺戮にあるのであれば何ら口出しはしなかったろう。…だが、仮に、例えばダートが前線ではなく、後方にて魔軍兵士の改造を主眼とした研究をしたいと申し出た場合であっても、それが人の殺害と陵辱と世界の滅びに繋がる限り、魔王はそれを認め、精進するよう告げただけだろう。]

( 157 ) 2016/01/11(月) 22:04:06

死喰い人 ダート

─大鴉の背中で─

[使い魔からナジの伝言を受け、目を細めた。]

口の減らんやつだ。

[ナジと玉座の間で顔を合わせたのは偶然出会い、簡単に名乗りあった一度のみ。新参だが、ただならぬ気配をまとう者だ。
魔軍内でダートの名は広く知れているだろう。忠臣と言うよりは殺戮者として、だろうが。

『俺は魔王の便利な道具だ』
ダートはそう、自認していた。放っておけば勝手に人類を蔑め、殺戮する。今のところ必要以上に干渉しない主従であり、ダートはその立場に満足していた。
使い魔を通して声を送る。]

《気づいておるとは流石、渡り人殿よの。
せっかくだが、人の指図は受けん性でな。》

[使い魔を通して声を送る。例外は魔王くらいだろうか。
むろん、勇者に監視はつけてある。時が来れば、言われずとも兵を差し向ける*]

( 158 ) 2016/01/11(月) 22:21:12

剣士 フリッツ

―追想―

[孤児として、港町では半ば乞食のような生活をしていた。
両親の記憶は殆どない。
ただ、一つだけ鮮明に覚えていることがある。

『もしも来たるべきその日には。
 己が天命を果たすように。』

手の甲に刻まれた呪印は数世紀前に滅んだ亡国の紋章。
自らの一族は、主を支えることこそが使命であると。
それだけを告げて、男に魔力を託して父母は他界した。

幼少の頃の自分は、その意味を正確に理解などしていなかった。
"主"たる"勇者"が親友の"彼"であればいいと。
そんな幻想を抱いているだけだった*]

( 159 ) 2016/01/11(月) 22:22:33

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[“エンフェルケスーカの渡り人”、これが魔王の元に現れたのは数年前のこと>>50

魔王の王座にのみ現れ>>145、容易く人間社会へ溶け込み、盗賊ギルドを利用して情報を操るその手腕>>110は、魔軍の中に在りながらも、対人間のアプローチの一つとして有効であり、有能な者の一人であっただろう。

…人を世界を滅ぼす事を命令とし位置づけた魔王、或いは魔軍にとって、何時か消える社会であることを除けば、ではあろうが。滅び齎す事の補強となる、と看做したかどうか…

…魔王は“エンフェルケスーカの渡り人”、或いはナジと名乗る者が初めて現れた時、こう問いを向けた。]

 エンフェルケスーカの渡り人か。
 フン。その名は初めて聞く。



 望みは何だ。



[――と。*]

( 160 ) 2016/01/11(月) 22:40:19

死喰い人 ダート

─ロワール村郊外─

集まれい!

[号令をかけると、そこかしこに潜伏していた兵士や魔物がざっと30、整列した。小さな村を襲撃するには十分な数だ。よほどの強者がいなければ、だが。
両手を掲げ、兵に語りかける。]

今こそ飢えを満たす時。
ゆけ、地を奴らの血で染め上げぃ!

[声に応え、兵達は密やかに村へかけてゆく。]

( 161 ) 2016/01/11(月) 22:41:30

死喰い人 ダート

─ロワール村─

『魔物だー!』

[大鴉の姿を見つけた村人が急を知らせて回る。その声が酒場に届くのは、兵の先頭が村に進入した頃だろう。
無防備に出くわした村人はなすすべなく倒され、武器を持つ者と兵達が刃を交え始める。]

呆気ないのぅ。

[大鴉の背から、たおれる人々を眺める。一人の男が首をかききられ、激しく血を噴き出して絶命した。
薄紅玉の指輪が鈍く光った。]

……そうせくな。

[呟くと、兵達に続き村へ進入してゆく*]

( 162 ) 2016/01/11(月) 22:48:47

剣士 フリッツ

―ロワール村―

[浮かれた噂話のせいで、酒を飲む気分でもない。
溜息まじりにパンを齧っていると、
玩具の剣を持った少年に服の裾を引っ張られた。
どうやら、男が携えている本物の剣が気になったらしい]

……いや、俺は剣士だが勇者じゃない。

[少年は無邪気に目を輝かせながら、
それでも良いから冒険の話を聞かせてくれと続ける]

あのな、坊主。
俺にはそんな、御伽噺みたいな冒険譚なんか――…

[>>162 丁度、その時だった。
魔物が来たとの叫び声が、酒場まで木霊してきたのは。
一瞬、脳裏に過ぎるのは滅びた港町の風景]

( 163 ) 2016/01/11(月) 23:17:29

剣士 フリッツ

[勇者などいない。此処にはいない。
ならば、自分の為すべきことは]

―――――――ッ、
御前ら、今直ぐ女子供を連れて逃げろ!!

[男は酒場の連中へ怒鳴るように声を上げると、
剣を抜きながら扉の外へと飛び出した]

( 164 ) 2016/01/11(月) 23:17:53

射手 エステル

[この勇者が本物かどうか確信はない。
何せ、ニセモノもごまんといたから。だから、凄いとかいっている反応には>>138>>137>>139胡乱げな視線を向ける。
特に獣人女性。
あれだけ大きな声で呼ばわれば彼が勇者だとわかるし、その言葉に興味を引かれるのは当然であろう]

 本物の確証なんて、ないけど。

[だから本物だったら、連れて行け。そう言うことなのだと。
本物だという証立てなど出来るかどうか。行動を共にしてどうも違うようなら離れれば良いだけだと。
ついて行きたい理由はまだ言わない。
聞かれたら、話すかも知れないけれど――。

本当は、魔王退治なんて面倒な事はしたくないのだ。
けれど女には女の事情があって、好むと好まざると。

いい加減、生きるのには飽いているのだから]

( 165 ) 2016/01/11(月) 23:22:32

剣士 フリッツ

[村の前方から、侵入してくる魔軍の姿が見える。
既に屍と化した村人たちの姿が、点々と転がっていた。

男は全力で魔物の方へと駆け寄って行く。
前進していた一人の魔軍兵士を、
迷うことなく切り捨て血を被った後に]


《天の雷による洗礼を受けよ》


[魔軍の中心部へ向けて、剣を薙ぐ様にして放ったのは雷魔法。
範囲を拡げている為、威力はそれほど高くはない。
低俗なものならば絶命しかねないが、
そうでなくともある程度動きを麻痺させることを狙ってのこと。

そのまま兵達の中心部へと突っ込んでいく。
少しでも、数を減らさねば。
身捨て覚悟の態で斬り入る最中、大鴉の姿が視界を掠める]

( 166 ) 2016/01/11(月) 23:30:55

剣士 フリッツ



ッ、 き、 貴様は ――――…!


[その背に乗るのは忘れもしない、あの港町を襲った魔物。
相手の方はきっと、此方のことなど覚えてはいないだろうが。

頭に血が昇って出来た一瞬の隙に、魔物の爪で肩を抉られ。
小さく呻きながらも、怒りで痛みなど吹き飛ばしたように、
対峙している者の頭を跳ね飛ばした*]

( 167 ) 2016/01/11(月) 23:31:45

月虹 アロラ

― 始まりの国/広場 ―

[今まで勇者を自称する者を掃き捨てる程みてきた。
腕の立つのをいいコトに夢を騙り農村で歓待を満喫した末に遁走する小物者もいた、文字通り命を賭けて戦い果てた者も居た。果たして目の前の青年はどのような人間なのか――*]

( 168 ) 2016/01/11(月) 23:34:44

【独】 魔王 ケテル

/*
もうダート君に任せておけば良いのかなって、魔王思い始めて来たよ。(魔王城から動けず寂しい魔王。出たらレベル差があって勇者死ぬからね)

(のだけど)

ダート君、格好良いよ。フリッツ君も格好良い。
魔王、どっちも応援するよ!

( -69 ) 2016/01/11(月) 23:35:37

【独】 剣士 フリッツ

/*
何も考えずに動かしていたら、
凄く何か駄目そうですこの子(自PC)

ダートさん、お待たせしているうえに、
上手くお返事できなくて申し訳ない。
でも楽しい!がんばる!

という独り言テストです。

( -70 ) 2016/01/11(月) 23:48:53

12人目、修道女 レティーシア がやってきました。


修道女 レティーシアは、占い師 を希望しました。


修道女 レティーシア

[――300年。
  魔の脅威に怯えつつ
  人が世界を支配せし世。

仮初めの平和の中。


      また、勇者が立つ。]

( 169 ) 2016/01/11(月) 23:51:13

【独】 修道女 レティーシア

[女はいずれ殉教者となることを、知らず。



     ただ、ただ、祈りを捧げている。]

( -71 ) 2016/01/11(月) 23:54:10

【独】 魔王 ケテル

/*
(おう…)レティーシア君、僧侶(?)参加ありがとうだよ。

( -72 ) 2016/01/11(月) 23:59:24

修道女 レティーシア

― ロワール村 神殿 ―

[女神トルニータ像の前で跪き、祈りを捧げる修道女が一人。
魔王を倒すことが出来れば、魔を払うことが出来れば、
この世界全てが平和になると。

そう信じているだけの、愚かな信徒。

神殿の静寂を破り、扉が開かれ叫ぶような声>>162が耳に届いた。]

 っ!皆様、中へ避難を。
 ここでしたら、大丈夫。
 …僧侶様、ここはお願いします。
 私、皆様を助けに参ります!

[助けを求めてきた村人を僧侶へ預け、
椅子の上に置いていたレザーベルトを腰に巻き、
立てかけておいた錫杖を取り、神殿の入り口へと歩き出す。
扉を開けば、目の前に広がる風景に絶句する。]

( 170 ) 2016/01/11(月) 23:59:55

死喰い人 ダート

─ロワール村─

やわい、やわいのぅ。

[簡単に仕事が運びそうだ。などと考えていた時だった。
魔力の波動を感じて振り向けば、空を雷が切り裂いた。
まともにくらった小鬼の断末魔が響き、巻き込まれた兵はふらふらと視界を揺らしている。]

少しは歯ごたえのありそうな奴がいたか。

[他方に向かった兵を呼び戻し、雷の方へ向かわせる。ダートも彼らの後を追った。
一体の爪が若者にかかった。囲めば実にあっけない。と思いきや、兵の首が飛んだ。]

俺が、なんだ?

[さらに襲いかかろうとする兵を制し、大鴉の上から赤毛の若者を見下ろし、声を投げる。返り血浴びた姿を上から下まで眺め、首をかしげた。*]

( 171 ) 2016/01/12(火) 00:02:34

【独】 魔王 ケテル

/*
(挟まってしまった)(レティーシアに頭を下げる)

僧侶ではなかったようだね。

>>170
レティーシア君は、元ネタを読んでくれた方っぽいね。>そう信じているだけの

( -73 ) 2016/01/12(火) 00:05:32

死喰い人 ダートは、呪狼 に希望を変更しました。


修道女 レティーシア

 なんて…むごい。

[胸元て拳を握り簡略化した祈りを捧げ、
杖で地を二度打ち鳴らせば、錫々と音が響きその場の魔を払う。
魔物に襲われ、戸惑い逃げ惑う村人たちへ声をあげた。]

 皆様、神殿へ!
 トルニータ様がお守りになってくださいます。

[近く、村人へと爪を下ろす魔物の間に入り、錫杖を叩き込む。
勇者一行の候補たる女の一撃は鍛え上げられた者には劣るが、
確実に打撃を魔物へ与え、村人から引き離すことに成功した。]

 大地に眠りし精霊よ、目覚めて我に力を貸せ。
 ……貫けっ!

[右手に持った錫杖で大地を打ち鳴らし、左手を天へ掲げれば、
大地が鋭い刃となってその場にいた魔物を貫いた。
血生臭い臭気に眉をしかめるが、女が折れることはない。
神殿を背に守る為の戦いを貫いている。**]

( 172 ) 2016/01/12(火) 00:17:53

【独】 女神 トルニータ

/*
ダートは実はシステムメッセージが見えているのではないでしょうか……?(レティーシアが占い師参加でダートが呪狼に変更したのを見て。…呪殺、美味しいですね。)

( -74 ) 2016/01/12(火) 00:20:27

剣士 フリッツ

[>>171血を滴らせながら、鬼のような形相で死喰い人を見上げる男は、もはやいっそ魔物に近い態で]

十年前、貴様が滅ぼした。
レヴァインパレスという港町を、覚えているか。

[振り絞るような声でそれだけ告げると、剣を持つ手に力を込める。
ゆらりと剣が発光し周囲に漏れ出た魔力が空気を振動させる。
次の瞬間、]


《―――――、業火に焼かれ灰と成れッ!!》


[それは後先など何も考えない、一撃だった。
男が現在行使し得る最も強い魔法を、最大出力で。
大鴉に乗った男の頭上から地面へと貫くように、巨大な火柱を降らせる。

それでも未だ足りぬ、というように。
男は地を蹴り、死した魔物を踏み台にして、相手に横なぎに斬りかかった*]

( 173 ) 2016/01/12(火) 00:27:35

死喰い人 ダート

─ロワール村 神殿方面─

[神殿付近で暴れていた魔軍兵士は聖なる力を受け、怯んだ。その隙に対峙する村人に倒された者もいる。

間をおき、我に返った兵士は村人を放置し、一斉に修道女へ群がった。

『女神に仕える神職は最優先で捕らえ、引き立てよ。』

ダートはそう命じている。
故に、修道女の思惑通り、村人達は神殿へ駆け込んで行った。]

( 174 ) 2016/01/12(火) 00:31:52

【独】 魔王 ケテル

/*
ダート君に助力したい。ここは魔王出ても良いのでは?レティーシア君を浚って良いのでは???

( -75 ) 2016/01/12(火) 00:35:09

お米犬 タンガリザ

―ベジタリアン村 カリフラワー畑―

やばいっす!!!! 誰かきたっす!

[鶏の掛け声と自分の悲鳴で気づいた農家の老人がクワを担いで鬼の形相で走ってくる。 覆い被さる案山子を押しどけて急いで畑から逃げようとするものの、案山子が引っかかって中々その場から動けない。]

はわあ!!!ピンチっす!
どうしようどうしよう。

[あたふたしてていても老人は迫ってくる。 もうだめだと頭を抱えてその場で蹲っていると様子が変だ。]

『はあはあ…どこいきやがったあのくそ犬!!』

[目の前で老人がキョロキョロと自分を探している。目の前にいるのに気付いていない。変だと自分の様子を見てみれば何やら金色の優しい霧を纏っている。]

(な…何が起きてるっすか・・・?)

[彼は知らないいつのまにか女神の祝福を受けていたことを。どうやらその効果は【自分の気配を消す効果らしい】]

( 175 ) 2016/01/12(火) 00:41:51

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 回想北部・魔王城 ―

[>>160魔王と初めて邂逅したのは数年前の事だ。
 異空間"エンフェルケスーカ"から帰還した渡り人はその足で魔王の元へと馳せ参じた]


 望み、でございますか……

[浴場に木霊するような声でエンフェルケスーカの渡り人は問いを返した。
 額の魔石が、紫の外套に隔された眼差しが怪しく煌く]


 ふふ、私の望みなど取るに足らぬことでございましょう。
 それでも敢えて告げるならば――

[エンフェルケスーカの渡り人は告げる]

( 176 ) 2016/01/12(火) 00:45:49

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 "平和"、でございましょうかな

[二つの違う勢力があるからこそ魔王と勇者の戦いは続くのだ。
 それならば勇者が輩出されないようにしていけば良い。
 勇者となることが馬鹿らしくなるように。
 勇者であることにデメリットしか齎されぬように。
 世界の仕組みを組み換えていく。
 平和と口にしながら、その目指す先は魔王と変わらぬであろう]

( 177 ) 2016/01/12(火) 00:45:52

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― エンフェルケスーカに入る前 ―

[>>158返ってきた言葉にエンフェルケスーカの渡り人はくつりと、
 笑いを一つ返した。
 それは別に構わぬことだ。
 魔軍を司るダートにはダートの思惑もあろう。

 そして、人が人を討つよう仕向けるのは自分の役目である]


 それではお手並みを拝見させていただくとしよう

[そう告げると、エンフェルケスーカの渡り人は異世界へと落ちていく]

( 178 ) 2016/01/12(火) 00:49:37

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A14 ) 2016/01/12(火) 00:55:13

お米犬 タンガリザ

[農家の老人はクワを振り下ろし遠くでバシバシ草むらを叩いてる。どうやら隠れていると思っているらしい。

それもそのはず、お米犬の体臭は酷い。
獣臭さというか、メタンと言うか。不快と感じる程度の臭さは常時はなっている。きっとそれを感じ取っているのだろう。]

『ここかあ!!!(ドスっ)』

[近くでクワが振り下ろされる。 恐ろしい…
今自分はすっぱい梅干しを食べたような顔で農家の怒りの一発一発を恐怖に怯えながら見ている。
やがて目の前にクワが降ってきて]

きゃいん!!!!!!!!

[尻尾の先をザクっとクワで叩かれる。驚いてまた悲鳴をあげると霧が晴れついに目の前の老人についに発見される。]

たたたたたたたたすけて!!!

[腰が抜けて立ち上がることも出来ず、ついにここで年貢の納め時か!?]

( 179 ) 2016/01/12(火) 00:56:58

死喰い人 ダート

─ロワール村 酒場方面─

レヴァインパレス。
はて……?

[問いに、更に首をかしげる。横目で赤毛の男をみやると、彼の剣が揺らめいた。薄笑み、指輪をはめた手を掲げる。

火柱の中、振るわれた剣に手応えはない。]

そうか、そうか。

[声は赤毛の背後から。
攻撃に動じるでもなく、神妙な響きを乗せて。]

俺はお前の大事な者を殺してしまったようだな。

[語りかけながら、各地の兵に残兵数・戦利品となる屍の数を報告させる。**]

( 180 ) 2016/01/12(火) 01:01:39

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A15 ) 2016/01/12(火) 01:02:00

月虹 アロラ

― >>168 から翌日/盗賊ギルド窓口―

ふむ。
魔法剣士のフリッツか。


[今は亡き祖国。
世界各地に離散したイラストリアの人間を探し始めたのは此処数年の事。

祖国の名を関したイラストリア兵団の戦力を補充するのが目的だ。名のある血のもの帰農していたり、商売をはじめていたり武から遠く離れた生活をしている者が多かった。

その中でようやく見つかった戦力になりそうな人物。
どのような手段で登用すべきか女は思案顔を浮かべる。]

( 181 ) 2016/01/12(火) 01:07:02

月虹 アロラ

それと、追加で身元調査を依頼したい。
アインという人物だ。出自から最近の行動……犯罪歴の有無の調査もお願いしたい。

[盗賊ギルドが魔王側の手に落ちており、自分の情報が政敵にばらまかれているとも知らず――*]

( 182 ) 2016/01/12(火) 01:07:21

魔王 ケテル

―― 数年前/魔王城・王座 ――

[エンフェルケスーカの渡り人が馳せ参じた>>176のは、今はもう恒例となった異空間を介してだったろうか?]

 平和だと?

[返答を受けた途端、魔王周辺の空気はどろりと凝った。
空気が質量を帯びたと思える程。
魔王が常から纏う呪いが深まり、その濃厚な呪いと殺意により、空気が固化したと思える程となったのだ。
その眼差しにすら、人では抗しきれぬ致死の呪いが宿る。
目の前のエンフェルケスーカの渡り人自身は、どう感じたろうか。]

 下らん望みだ。

[エンフェルケスーカの渡り人の望みをどう受け取ったのか。
低い声は、憎悪か嫌悪かに満ちたもの。]

( 183 ) 2016/01/12(火) 01:15:44

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― エンフェルケスーカ・神殿 ―

[エンフェルケスーカは異空間である。
 見渡す限り一面が紫色であり、時々何かが煌いて見える場合があった。
 前を進んでいたら気づけば上に向かっていることもある。
 上下左右前後の概念は重力を持って感じることができるのだが、
 エンフェルケスーカには重力がなかった。
 エンフェルケスーカを渡る者は道なき道を見ることができ、
 目的の場所までたどり着くことができる。
 エンフェルケスーカと現実の空間は密接に隣接しているが、
 渡ることが出来る者はそうはいまいし実際に出会ったのは一人だけであった]

( 184 ) 2016/01/12(火) 01:15:55

魔王 ケテル


 それが叶うのは、世界が滅べばであろうよ。

[全て無に帰した後の静寂。
世界が無くば、それは無の平和と言わんばかりか。
苛烈なまでに、人と世界を滅ばさんとする魔王に、エンフェルケスーカの渡り人は何を思ったか。**]

( 185 ) 2016/01/12(火) 01:18:59

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[殺意を込めた剣は空を切る。
漸く男が怒りから我に返ったのは、背後から声が届いた時]

……………っ。

[緩く目を見開くと、身を翻して地面へと着地する。
息は既に上がっている。
当たり前だ、何も考えずに魔法を全力で打ち込んだから。
地面へ届いた火柱は、
逃げ遅れた魔物や屍をぱちぱちと燃やしていくだろう]

そうだ。貴様が殺した。
そして何度でも繰り返すのだろう。

[幾分冷静さの戻った瞳を相手へと向け、
其れでも剣を構える眼差しは険しい**]

( 186 ) 2016/01/12(火) 01:21:15

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[エンフェルケスーカには神殿が一つある。
 柱は円柱のようでありながら別方向から見れば球体であり、
 球体かと思えばまた別の方向から見れば三角錐にも見える。
 壁も同様に平面に見える方向もあれば冊子状に見える場合もあった。
 それらの色合いは銀のようでありながら銀とな違う輝きがあり、
 触れると生暖かく拍動を感じることができた。

 神殿の一角には豪奢な椅子が一つ置いてあり、
 エンフェルケスーカで唯一出会った御仁がそこに"居ることもある"]


 魔神はまた留守か――

[そこに居たのは魔神と呼ばれる存在であった。
 この神殿は魔神を崇め奉るためのものであり、
 エンファルケスーカの渡り人が魔王の他に首を垂れる存在の住処でもあった]

( 187 ) 2016/01/12(火) 01:23:42

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

["ナジ"はエンフェルケスーカの代弁者である。
 エンフェルケスーカは求めているのだ。
 現実の空間と一つになることを。

 魔神がそこにいたのはエンフェルケスーカの渡り人にとっては
 偶然であり、恐らくは傍観者か、または監視者か。
 いずれにせよ邪魔されるまでは適当に仕えておけばよいと思っている。

 仕えるのは、自分が未だに彼ら・彼女らよりも儚い存在だからであり、
 目指す方向が同じであれば問題ないと思っていた*]

( 188 ) 2016/01/12(火) 01:27:07

【独】 魔王 ケテル

/*
>魔王様>感謝!この御恩はログの山にて……
ダート君は、魔王の好物がログの山だと分かっている限り、知り合いかもしれないね。例えばケイセリオンさんとか。

(ダートをはじめ皆を拝む)

( -76 ) 2016/01/12(火) 01:28:11

【独】 魔神 ディーマン

/*
おや……吾を崇めるのかい。真理を得たなら、吾を除外するとばかり思っていたが。(あと、ほかの理を持ち出せる唯一のキャラになりそうだと思っていたよ。)

ふむ。住処か……ではここは、やはり吾が思っていたような場であっても良いのかね。それとも、魔神以外の住処なのか…な?(読み込め切れてない)

( -77 ) 2016/01/12(火) 01:34:01

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 盗賊ギルド・窓口 ―

[盗賊ギルドというものは金さえ払えばどの様な情報でも売る場でもあった。
 >>181アロラが訪れれば窓口に立つスキンヘッドの厳つい男が対応しただろう。
 求められるままに情報を渡すが、>>182追加の調査依頼を聞くと男は目を細めた]


 『そいつの情報にいくらまで出す?』

[出した分だけは伝えることだろうが、
 "いくら"で全ての情報を出すかまでは不明である。
 窓口がそう告げる場合は総じて高価な情報であることを臭わせるものである*]

( 189 ) 2016/01/12(火) 01:36:07

お米犬 タンガリザ

『こんなところに隠れてやがったかこのくそ犬があああ!』

[怒号と共に振り下ろされるクワ、頭めがけて勢いよく振り下ろされるその光景にタンガリザの脳内で走馬燈が走る。]

はわわわわ…あれはよし君…
……妹のりーざちゃん…

…おいらそこにいくんすね…さようなら魔王様…


[諦めかけたそのときに…
なぜかドサっと爺は倒れる。]

( 190 ) 2016/01/12(火) 01:42:54

お米犬 タンガリザ

…はれ???

[どうも怒りすぎて血管飛んだらしい。]

え?あれ?お…おい起きるっす!

[体をユサユサと揺らしても反応がない。]

あわわ逃げるっす!

[倒れた農家の老人を畑に置き去りにして抜けた腰のまま住処へと逃げる。その老人は間もなく息を引き取りお腹の上には抜けた毛が僅かに残る。**]

( 191 ) 2016/01/12(火) 01:43:00

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 回想:北部魔王城 ―

 ええ、"平和"でございますよ

[エンフェルケスーカの渡り人の声は魔王の威圧にも関わらずエコーを効かせ妙に反響していた。
 >>183質量を感じる空気の流れはエンフェルケスーカの渡り人が纏う紫の外套を靡かせる。
 しかしその内なる影は揺れることはない。
 まるで魔王の呪いを何処かへと吸い落しているかのように、
 エンフェルケスーカの渡り人の周囲は揺れがなかった]


 魔王様、その通りでございますよ
 世界など、滅んでしまえばいいのです
 もしくは唯一魔王様だけとなる――

[そうすれば、"平和"となるでしょう。
 首を垂れていたエンファルケスーカの渡り人は視線を挙げた]

( 192 ) 2016/01/12(火) 01:45:33

【独】 剣士 フリッツ

/*
お米犬が愛しい。何なのこの愛らしい生き物。

( -78 ) 2016/01/12(火) 01:46:31

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 良いではありませんか、"平和"で――

[エンフェルケスーカの渡り人はくつりと嗤う。

 人が全て消え去って

  次なる対立者が消え去って

   その次も、その次も

    すべて消えされば、"平和"であろう]

( 193 ) 2016/01/12(火) 01:48:57

剣士 フリッツ

―追想―

[港町を旅立った後、男は剣の腕を必死で磨いた。
そも、強くなければ生き残れない環境だった。

元来男の一族は、魔法に長けた血筋だった。
けれどどうしても、彼の剣で闘いたかったのだ。
こうして男は、魔法剣士と呼ばれる存在になっていった。

手の甲に浮かぶ呪印についても、調べたことはある。
イラストリアに伝わる紋章、数世紀前に滅んだ国。
その王家の末裔は、はじまりの国にいるという。
けれど、どうしても逢いに行くことが出来ず。
それは己の、捻くれて脆弱な心の所為なのだが。

ただ、数年前に一度だけ、かの国を訪れた。
中央広場にある勇者像の前に座り何をするでもなく、
丸一日ぼんやりと過ごしていた。
誰かと何かを話したかもしれないが。
結局名乗ることも無く、その場を立ち去った**]

( 194 ) 2016/01/12(火) 02:31:52

召喚獣 チャペ

―― 広場の時間から暫く後にて ――

[夕飯前に街の店を見て回りたいということで、宿に同行者を置いて出ていく猫が居た。
お気に入りの腰バッグを付けて、スキップをしながら宿を飛び出していく。]

 それじゃあ行ってきまーす。お買い物お買い物嬉しいなー。

[仄かに薄暗くなってくるこの時間。年頃の娘。それも多くは見かけない獣人と来ている。人目に見れば不安を抱くような光景だ。

案の定、背後に怪しい影が迫る。危うい猫は全く後ろを振り向かない。
それどころか、どんどんと人気の無い方向へと歩を進めていく。追い込まれているのか? いいや、違う。まるで自ら望むかのように、狭い路地を渡っていくのだった。]

( 195 ) 2016/01/12(火) 04:36:07

召喚獣 チャペ

 『よう、姉ちゃん。』

[特に驚いた風でもなく、猫はゆっくりと後ろを振り返る。そこには柄の悪そうな男が2人、にたにたと笑みを浮かべて立っていた。]

 なーに? ナンパなら受け付けないよ?

[恐れるでもなく、猫は軽口を叩く。
男は露骨に嫌な顔をして舌打ちをすると、ダガーを猫の顔の前でゆらゆらと見せびらかす。]

 『ちょいとあんたに聞きたいことがあるのさ。痛ェ目見たくなきゃ大人しくしておくのが賢明だぜ?』
 『姉ちゃん、獣人だろ? 最近じゃめっきり見なくなっちまったが、姉ちゃん一体どこから……』

( 196 ) 2016/01/12(火) 04:55:31

召喚獣 チャペ



               ねえ
 
 
 
 

( 197 ) 2016/01/12(火) 05:02:22

召喚獣 チャペ

ホ ン ト ウ ニ ソ レ ダ ケ ナ ノ ?



[縦に裂けた猫の瞳が夕闇に怪しく光る。有無を言わせぬ強迫感。男達にはそれを自覚することすら許されない。]

 『うるせえ、てめぇ勇者にくっついてるコバンザメだろ。こちとら全部分かってんだからな。俺たちはお前の出自を洗いざらい調べることが役割なんだよ!』

 『そうだ、そうだ。全ては勇者の腹の内をだな。』

[彼らは馬鹿だ。一見すればそう思うに違いない。しかし馬鹿にも限度がある。あまりもの馬鹿は生きてはいけない。男たちは馬鹿ではない。
それでも男たちは自分の意思ではもう、口を塞ぐことができなかった。]

 きゃあ、怖い。まさかゆーしゃちゃんへの個人的な恨み?

 『誰がそんな。俺たちを見くびるんじゃねえ!』

 『ギルド長の頼みだ。金になる』

[猫は目を細めると、くつくつと笑った。]

( 198 ) 2016/01/12(火) 05:27:06

召喚獣 チャペ

 面白いね、君たち。いいよ、私が誰か教えてあげるし、ゆーしゃちゃんにも黙っておいてあげる。

 どこぞの貴族さんならそれも楽しい。
 うらしゃかい? なんてのだったら、見てみたいし。
 もしかしたら、ご同類かも知れないしねー。でも……

[男たちの目が見開かれた。
突如、ハラワタを抉り返されるような痛みが男たちを襲う。激痛に手足は痺れ、全く動かすことができない。
この間、猫は一歩もその場を動かなかった。]

 レディーの秘密を暴いちゃおうなんて、悪い子。おしおきしなきゃね。

 [血しぶきが飛び、2人の男は吐血しながらその場に崩れ落ちた。その背には獣に鋭い爪で引き裂かれたかのような深い傷が刻み込まれていた。]

 そーいうことだから。じゃあね、バイバーイ。

[2人の男たちが最期に目にしたのは、来た時と同じように軽快なスキップでその場を後にする猫獣人の娘と、その後ろを慕うように追っていく、黒い獣の"影"の姿だった。]

( 199 ) 2016/01/12(火) 05:42:14

召喚獣 チャペ

[じきに通りがかった者が路地に転がる2つの死体を見つけたところで、運悪く獣に襲われた旅の者としか思われないだろう。
仮に疑念を持つ者がいたとしても、きっと誰も猫を疑いはしないだろう。

なぜならチャペは、勇者と行動を共にする大切な仲間なのだから……**]

( 200 ) 2016/01/12(火) 05:44:29

月虹 アロラ

― 盗賊ギルド・窓口 ―

……。

>>189
旧イラストリア人調査活動の結果は芳しいものでは無く、以前より兵装の充実を訴えていた兵団内派閥からの突き上げを受けているのが現状。
潤沢とは言えない兵団の資金を個人的な好奇心に投じる訳にはいかず――アロラが提示した金額は相場の1割増し程度に留まった*]

( 201 ) 2016/01/12(火) 10:24:51

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 盗賊ギルド・窓口 ―

[>>201提示された金額にスキンヘッドの男は頭に手を置いた。
 偉大なる神の加護により髪がそこにあったとしたらガシガシと頭を掻いていたことだろう。
 ぺたりと触れた肌の上、手は頭をつるりと撫でた]


 『ダメだな、"今"そいつの情報は高いんだ』

[話にならないとスキンヘッドは語る]

( 202 ) 2016/01/12(火) 18:23:38

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 『そんな値段じゃ精々が出自くらいなもんだな。
  お前さんがいい情報を持ってりゃ交換してやってもいいが……』

[そう語るスキンヘッドの元へと一枚の紙が届けられる。
 >>200それは凶行の知らせである。
 盗賊ギルドに所属している者は勝手に動いているわけではない。
 ギルドから任務を与えられていることが常なのだ。
 失敗した者が死んだ、本来はただそれだけなのだが――]


 『そうさな、前科一件はあるかもしれねぇな』

[含みを持たせて、アロラへと告げると金が払えないなら帰りなと手を振るう]

( 203 ) 2016/01/12(火) 18:23:42

魔王 ケテル

―― 数年前/魔王城・王座 ――

[魔王自身がどう感じたかはさておき。
木霊す“エンフェルケスーカの渡り人”の声と同じように、視線を上げたその奥>>192>>193は、合わせ鏡の様な無限の広がりの様にも感じられたか。]

 エンフェルケスーカの渡り人。
 名を告げよ。

[周囲がどろり歪む中でも、魔王の声は変わらず聞こえる。*]

( 204 ) 2016/01/12(火) 18:43:45

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A16 ) 2016/01/12(火) 18:55:41

【独】 魔王 ケテル

/*
【速報】魔王の配下がふたりとも怖い。

虎視眈々と魔王を殺しに来ようとしているのではというパラノイアに襲われて、それが快感だよ。もっとやりたまえ。

鳩オンリー。ダート君がazubuさん?驚きだよ。鳩のみなのに凄いロールだね。

( -79 ) 2016/01/12(火) 19:14:17

月虹 アロラ

盗賊ギルドも彼を注視しているのか。
ふむ……。

[>>202 >>203
ただの騙りが盗賊ギルドの注意を惹くはずもない。
この一言がある意味重要な情報となる。
値段の吊り上げに意味深な一言が加われば無表情のまま口元に手を重ねて考えこむ。]

相場の3倍が私の限度だな。
槍働きがメインの人間に情報は期待しないでくれ。

[これでダメなら引き下がると肩を竦めた。]

( 205 ) 2016/01/12(火) 19:59:14

魔神 ディーマン

── 異空間エンフェルケスーカ ──

[魔神は普段ここ>>187に居ることは無い。
 居る必要は無く、そして魔王の動向を見るのが愉しくて仕方が無いからだ。そもそも以前に、誰かがこの狭間に落ちた事を忘れるくらいだ。]

 あぁ、留守だったぜ。
 何だ、吾(おれ)が恋しいのか?

[嘲弄の笑みを浮かべながら魔神は現れた。
 何のことは無い、エンフェルケスーカの渡り人を見通せなかった為>>129に、初めて魔王にナジが謁見した後、魔神も異空間へと渡った事があっただけだ。
 “そういえば、以前誰かが落ちたな”という事を思い出した、ただそれだけの理由で。
 魔神がナジを見通せないのは、その身にエンフェルケスーカを受けたから、かもしれないが────]

( 206 ) 2016/01/12(火) 20:23:57

魔神 ディーマン

[“魔神”ディーマンは、魔王を肯定する。
 魔王が人を世界を滅ぼすというのであれば、世界の終わりを見届けるのも面白いと思っている。それが実現しようと実現せずとも、魔神は魔王の邪魔をしない。
 いや、面白くする為のスパイスを加えるくらいはするかもしれないが。そしてそのスパイスを加えた結果、魔王の結果に多少の歪みが生じても誤差の範囲ではある。]

( 207 ) 2016/01/12(火) 20:24:53

魔神 ディーマン

[何故ならば、それくらい越えなければ面白くない。
 理由らしきものと言えば、そんな理由からだろうが。]

 しけた顔してやがんな。
 探し物でも見つからねぇのか?

 なんてな。ク、ク、ク。

[魔神は、豪奢な椅子の後ろから、背凭れに両腕を重ねて置き、その腕の上に豊満な乳房を乗せた。]

( 208 ) 2016/01/12(火) 20:26:18

【削除】 魔神 ディーマン

 なぁ、お前。
 魔王様に、ちょっかいを出したいのか?

[恫喝の類いではない。
 掌を上に向けて、誘惑する様に、ふぅっと吐息をかける仕草をするだけ。甘い香りがナジの方へと向かうが、何の影響も無いもの。揶揄いだ。]

 吾はお前が何を考えてるかいまいち分からねぇ。

 良いんだぜ?
 お前が勇者共に味方しても。

 お前が何をしようと、吾は手を出さねぇよ。
 ク、ク、ク。

[魔神は好き勝手にナジへと話しかける。*]

2016/01/12(火) 20:38:02

魔神 ディーマン

 なぁ、お前。
 魔王様に、ちょっかいを出したいのか?

[恫喝の類いではない。
 掌を上に向けて、誘惑する様に、ふぅっと吐息をかける仕草をするだけ。甘い香りがナジの方へと向かうが、何の影響も無いもの。揶揄いだ。]

 吾はお前が何を考えてるかいまいち分からねぇ。

 良いんだぜ?
 お前が勇者共に味方しても。

 お前が何をしようと、吾は手を出さねぇよ。
 ク、ク、ク。

[魔神は好き勝手にナジへと話しかける。*]

( 209 ) 2016/01/12(火) 20:40:36

戦士 アルシェス

― 回想/数年前・はじまりの国 ―

[それは少年が、勇者を夢見る子供であることが、ぎりぎり許される年齢だった頃]

[はじまりの国には、様々な旅人が訪れる。
 勇者の出身地であるこの国に特別な思いを抱く者は多く、特に中央広場の勇者像は、願掛けや誓いのために訪れる者が後を絶たなかった]

[少年は彼らの話を聞くのが好きだった。
 旅立つ理由は人それぞれだったけれど、勇者像にそれなりの意味を見出す人の中には、根っからの悪人というものはいない――少なくとも少年は、そう信じていた]

( 210 ) 2016/01/12(火) 20:43:00

戦士 アルシェス

[だからその日、ぼんやりと勇者像の前に座る青年>>194を見掛けた時にも、常のように話し掛けたのだった]

 ねえ、おにーさん、剣士なの?
 その剣、かっこいいね! ぼくも、大きくなったら剣士になりたいんだ!

[無邪気な口調で一方的に話し掛ける。
 邪険に扱われてもそこはそれ、慣れたものなので特に気にすることはない*]

( 211 ) 2016/01/12(火) 20:43:20

戦士 アルシェス

― 出会いの翌日/はじまりの国 ―

[特に目的もなく家を出た少年。
 ある通りに差し掛かった時、そこの路地を掃除する人影を見掛けた]

『人が殺されたんだって』
『獣にやられたんですって? こんな所で、やーねぇ』

[はじまりの国は比較的安全な国だ。
 魔王の脅威があっても、一見平穏に暮らせるほど]

[だからその二つの死に、昨日出会った猫が関わっている>>200だなんて、少年は考えもしないのだった*]

( 212 ) 2016/01/12(火) 20:43:38

剣士 フリッツ

―回想/数年前・はじまりの国>>210>>211

[勇者像を見上げる想いは複雑だった。
男にとっての"勇者"は其処にはいない―――]

……………。

[声を掛けられて我に返った。
顔を向ければ、何とも無邪気そうな少年の姿。
何故か妙な懐かしさを覚えた。
自分の幼い頃の記憶と彼を重ねた所為だろう]

……ふん。坊主、そんなちっこくて剣士になれるのか?

[からかう様に言いながら、少年の頭を小突いた*]

( 213 ) 2016/01/12(火) 21:03:42

【削除】 女神 トルニータ

── ロワール村 神殿・女神トルニータ像前 ──

[先程まで修道女レティーシア>>170が祈りを捧げていた女神像前。後を託された僧侶に、避難して来た村人達>>172>>174が縋る。

 女神像は、石工により刻まれた表情を一時も崩す事は無く、彼らを見守るように立っていただろう。*]

2016/01/12(火) 21:20:31

女神 トルニータ

── ロワール村 神殿・女神トルニータ像前 ──

[先程まで修道女レティーシア>>170が祈りを捧げていた女神像前。後を託された僧侶に、避難して来た村人達>>172>>174が縋る。

 女神像は、職人の手により刻まれた表情のまま、彼らを見守るように立っていただろう。*]

( 214 ) 2016/01/12(火) 21:21:37

戦士 アルシェス

― 回想/数年前・はじまりの国 ―

[勇者像を見上げる男の内心が読める訳ではなかったが、少なくともそれが、純粋な憧れや希望の眼差しでないことは見て取れた。
 勇者そのものよりは、もっと別のものを見ている風でもあった]

[声を掛ければ、その視線はこちらへ向けられる。
 剣呑なものではないことにとりあえずは安堵するけれど、からかう口調と共に頭を小突かれて>>213]

 いてっ! ……う、うるさいなぁ!
 ご飯いっぱい食べてるし、成長期が来たら伸びるって母さんも言ってたよ!!

[声変わり前の甲高い声で、ぎゃんぎゃんと言い返す]

 それに、剣の練習だって毎日頑張ってるんだから!!

[そういう少年の腰には、今も両手剣がぶら下がっていた。
 一目で練習用とわかるちゃちなもの。
 しかし変色しあちこちに傷が付いていることから、それなりに使い込まれていることは伝わるかもしれない*]

( 215 ) 2016/01/12(火) 21:29:49

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 回想・魔王城王座>>204 ―

[変わらず聞こえる魔王の声に、エンフェルケスーカの渡り人は跪いた]

 私は"ナジ"、とでもお呼びください

 魔王様が魔王様である限り

 私はエンフェルケスーカの渡り人として忠誠を誓いましょう

[歪む中でも紫の外套を纏う姿は変わらない。
 跪いたままに、額の魔石は怪しく煌いた]

( 216 ) 2016/01/12(火) 21:35:11

剣士 フリッツ

―回想/数年前・はじまりの国>>215

[少しからかってみたら、思いの外に元気の良い返事]

はは、どうだかな。
母さんの手伝い確りやれば、背が伸びるらしいぞ。

[適当な言葉を返しつつ。
両親の記憶が殆どない男にとっては、
少年の振る舞いは非常に微笑ましく思えた]

へえ。

[ただ、彼の"剣"を見れば少し真剣な眼差しになる。
練習を頑張っている、という言葉に嘘はないらしい]

そんなに剣の練習して、剣士になって。
坊主は、将来何になりたいんだ?

[問いかける声色は、存外、柔らかいものになった*]

( 217 ) 2016/01/12(火) 21:38:24

戦士 アルシェス

―回想/数年前・はじまりの国―

 えっ、本当?
 じゃあ、やるやる! 母さんの手伝いもやる!

[適当な答えとは思わぬまま、少年は素直にその言葉を受け取った。
 その後手伝いにやたらと積極的になった少年を訝しんだ母親が、事情を聞いてつい噴き出したのはまた別の話である]

[しかしそんな男の雰囲気が、腰の剣を見て少しだけ変わった>>217]

 しょうらい?

[柔らかな問い掛けを受けて、少年は胸を張る。
 剣を掲げる勇者像と、丁度同じ方向に体を向けて]

 もちろん、勇者だよ!
 それか、勇者を助ける仲間になる!!

[とわざわざ付け加えたのは、散々母親から自分は特別な血筋でもなんでもないと聞かされてきたからだった。
 言外に、だから本物の勇者になるのは諦めなさいと言われているとは、少年は気付いていなかった*]

( 218 ) 2016/01/12(火) 21:49:39

【独】 女神 トルニータ

/*
何故紫なのだろうと考えていましたが、私達の色(青と赤)を混ぜ合わせた色だからでしょうか?(私の中の人も、以前そういう意味合いの紫キャラをした事があるので、そんな想像を)

( -80 ) 2016/01/12(火) 21:51:59

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 盗賊ギルド・窓口>>205 ―

[提示された金額にスキンヘッドはにんまりと笑みを浮かべる。
 金を出す者は神である。
 金を持っているが出さない者は肥えた豚である。
 金を持っていないのは塵屑である。

 料金は前払いと告げ、アロラが払ったのならば情報を伝えたことだろう]

( 219 ) 2016/01/12(火) 21:52:32

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 『家族は妹が居たらしいがもう既に神の元にいる。
  イーガマテンという地に墓があるため生まれ育ったのもその辺りだろう。
  目下勇者候補の群れから頭一つ抜けている。
  次期勇者となることは間違いないだろう。
  傍に獣人がおり古い付き合いのようだ。
  この獣人は危険かもしれない。
  少なくとも勇者のために血を流すことは厭わない。
  周囲を調査していた者が二名謎の死を遂げた。
  もしかすると殺されたのかもしれない。
  身形からして実家は金を持っていそうであるがまだ掴めてはいない。
  ミスリルの鎧など高価な装備の出所は調査中である。

  はじまりの町に現れ仲間を集め、
  ベジタリアン村にも訪れている。

  ……駆け出し勇者にしちゃちょっと良い装備をしているくらいだな
  近づけば謎の死を遂げた奴がいるんでな。
  今はちょっと情報がまだ少ないが……』

[無論三倍も払うのであれば現在の情報の他に追加で手に入った情報も伝えていくことを約束する。各地の盗賊ギルドに通達をしておくと伝えた]

( 220 ) 2016/01/12(火) 21:53:26

女神 トルニータ

 ──… ──よ… 起きなさい
 世界の危機に立ち上がるのです…


 さあ…

( 221 ) 2016/01/12(火) 21:56:24

女神 トルニータ

[そんな言葉で、昔、昔の勇者の英雄譚>>46は始まる。]

( 222 ) 2016/01/12(火) 21:56:27

女神 トルニータ

[柔らかき声が名を呼ぶ
 勇者に垂らされる祝福の雫…透明な涙に似た慈愛の結晶…


   勇者


 勇ましき者、苦難の中、立ち上がるとされる者
 人々の期待を一身に受け止め、歩む者

  …万人がその重さに耐えられる訳ではない…
  …万人が険しき道程に耐えられる訳ではない…

 だからこそ女神は、その重みに耐えられる者へ慈愛の雫を落とすとも、言われていた。]

( 223 ) 2016/01/12(火) 21:57:00

【削除】 女神 トルニータ

[それでも、女神は夢に現れる。
 それは重みに耐えられぬ弱き者へであっても

 勇者としての導きのみに現れるのではない
 惑い悩みし、望む者へ、歩む為の道行きを囁く為に…]

2016/01/12(火) 21:57:11

【削除】 月虹 アロラ

― 夢幻の境界 ―

<<───に祝福を──────>>
<<世界を終わらせてはなりません>>


[チェスのように闇と光が盤面で争う世界。
この煉獄のような出来損ないの世を作り上げたのは何者なのか。
まるで、神を自称する連中の人形遊び――。
戦場の現実を前に信仰を失ったのは10年も前の話しだ*]

2016/01/12(火) 21:57:32

女神 トルニータ

[…女神が夢に現れる時…

 それは重みに耐えられぬ弱き者へであっても

 勇者としての導きのみに現れるのではない
 惑い悩みし、望む者へ、歩む為の道行きを囁く為に…]

( 224 ) 2016/01/12(火) 21:59:13

月虹 アロラ

― 夢幻の境界 ―

<<───に祝福を──────>>
<<世界を終わらせてはなりません>>
<<世界の危機に立ち上がるのです>>

[チェスのように闇と光が盤面で争う世界。
この煉獄のような出来損ないの世を作り上げたのは何者なのか。
まるで、神を自称する連中の人形遊び――。

無慈悲な戦場の現実を前に神に縋り頼るのは弱者の特権だと断じ、信仰を失ったのは10年も前の話し。
自分の往く道に迷いは無い*]

( 225 ) 2016/01/12(火) 22:05:44

剣士 フリッツ

―回想/数年前・はじまりの国>>218

そう、将来。

[問い直すような言葉に頷く。
まさか剣の練習だけして、其処で終わりじゃないだろう]

………………。

[そして胸を張った少年は、立派に聳える勇者像に負けぬ程の輝きを持っているように、見えた。
一瞬だけ息を呑み、威勢よく告げられた少年の返答に]

くっ、あははははっ!

面白い奴だな、御前。
素直に勇者って言っときゃ良いのに。
それを助ける仲間でも良いのか。

[彼が何故そんな言葉を口にしたかは露知らず。
ただ、何となく自分と近いものを感じて、可笑しかった]

( 226 ) 2016/01/12(火) 22:07:01

【削除】 女神 トルニータ

── 何時かの夢 ──


 ──アロラ──


[何時かの夢
 柔らかき声が名を呼ぶ
 目覚めれば柔らかき陽の暖かさが残っていたろう。
 それが真であったか、それとも本当に単なる夢であったかは、アロラ自身が分かること。*]

2016/01/12(火) 22:08:24

剣士 フリッツ

[其処に遠回しな母の愛があったことにも、
当然気付くことは無い]

そうか、それならもし坊主が、
将来立派な勇者か勇者の仲間になったら。

俺も手伝いしてやるよ。

[続けたのは約束というにはあまりに軽く、冗談に近い言葉。
ただ、この一瞬だけは。
そういった未来も悪くないかもしれないなんて、思ったのだ*]

( 227 ) 2016/01/12(火) 22:08:30

【削除】 女神 トルニータ

[そして祈りし者、修道女レティーシアの夢に現れたかは…
 彼女自身が知る。*]

2016/01/12(火) 22:09:02

【独】 女神 トルニータ

/*
勇者候補なので、ここは触れておかねばと思っていたのですが、どうしたものでしょう?

( -81 ) 2016/01/12(火) 22:11:43

女神 トルニータ

── 何時かの夢 ──


 ──アロラ──


[遠き何時かの夢
 柔らかき声が名を呼ぶ
 目覚めれば柔らかき陽の暖かさが残っていたろうが…
 それが真であったか、それとも本当に単なる夢であったかは、アロラ自身が分かること。*]

( 228 ) 2016/01/12(火) 22:14:05

女神 トルニータ

[そして祈りし者、修道女レティーシアの夢に現れたかは…
 彼女自身が知る。*]

( 229 ) 2016/01/12(火) 22:14:31

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[人間の屍体が魔軍兵士となり蘇る。
そんな話を初めて聞いたときは心底ぞっとした。

ならば対峙する魔物の中には、元人間もいるというのか。
ならば男の親友も、
魔軍に成り果ててしまったかもしれないというのか。
―――彼の屍体は見つかってはいない。

なんと悍ましく残酷な所業か。
だから男は屍を燃やす。灰と化し二度と還らぬように。
もっとも既に他所で屍は随分と回収されたようだし。
殆ど意味のない行為かもしれないが、それでも]

( 230 ) 2016/01/12(火) 22:18:31

月虹 アロラ

なんだ……まだこれからといった所か。


[金貨袋を手渡せば情報量の少なさに多少拍子抜けといった表情を浮かべる。
これで終わればボッタクリだが盗賊ギルドが目先の利益を追うような真似をする筈も無い。]

ギルドの人間が2名犠牲に、か……。
現時点で特筆すべき点は防具の出処と、取り巻きか……?
わかった。何か追加情報はいった際には頼む。

[ギルドとビジネス以上の関係は無い。
簡素な言葉と共にギルドを後にした*]

( 231 ) 2016/01/12(火) 22:19:43

剣士 フリッツ

[炎の中から人間の屍体を引っ張りだそうとしている
魔獣の足を刎ね飛ばし、腹を剣で貫く]

貴様が覚えていなくとも、
この村であの町の再現はさせない。

[壊滅し、皆死に絶え。
地図上からすら消されていった町のようには。

大鴉に乗った死喰い人の力はあまりに強大だ。
しかし今此処に群がるその手駒の魔物や兵士達ならば、
身を賭す覚悟ならば殲滅は可能だろう。
動いた者から殺す、といった態で殺気を纏わせて。
事実、その通りに剣を揮う。

もしもダートから直接の攻撃があれば、
冷えた頭は今度は防御に徹するだろう。
深い傷を追うことはあっても、命まではとられまい*]

( 232 ) 2016/01/12(火) 22:20:24

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A17 ) 2016/01/12(火) 22:20:24

お米犬 タンガリザ

[畑から這う這うの体で逃げ帰り、頭を抱えてビクビク]

はわわわ…はわわわ…
どうしよう…
あれきっとオイラのせいっすよねえ
でもオイラあのおじいさんに何もしてないっす!
ただそこにいただけっす。

人間がやってきたらどうしよう…

[住処の中でガラクタの入った宝箱を持って引っ越しの準備を早々に済ませる。
お気に入りのモフモフ毛布はお眠りには絶対必要、そのほかはえーっとえーっと…
そこかで見つけたホネっこを腰に巻き付けて、住処を出ると街道沿いをテクテク歩いていく。]

( 233 ) 2016/01/12(火) 22:20:24

戦士 アルシェス

― 回想/数年前・はじまりの国 ―

[少年が語る将来の夢に、帰って来たのは笑い声だった>>226]

 ば、バカにするなよぉ!

[からかいの意味で笑われるのは初めてのことではなかったから、そんな風に抗議を口にする。
 しかし、剣士の笑い声の意味は、少し違っていたようだった]

 え?
 だ、だって、勇者にはほんの少しの人間しかなれないけど。
 その勇者を助ける人間には、誰だってなれる、でしょう?

[その言葉が英雄譚の一節だったか、誰かの受け売りだったかはもう忘れてしまったが。
 少なくとも少年の在り方を決定づけたのは間違いなかった。
 そしてそう語る少年の表情に、自分がその他大勢の側にいるという諦めは、ない]

( 234 ) 2016/01/12(火) 22:30:53

修道女 レティーシア

─ ロワール村 神殿方面 ─

[魔物を派手に屠れば、逃げ惑うばかりであった村人にも一筋の希望が差し込んだか。>>172
魔軍兵士や魔物の思惑>>174など、知らず。
ただ標的がこちらに変わったのを見て取り、レティーシアは魔軍へと歩を進める。
戦う術を持たぬ村人たちを、神殿へと駆け込みやすくするために。
一人でこの数を相手取るのは不可能だ。
けれど、魔王城から遠いこの地でも、戦えるものはいる。
鍬を持ち戦っていた村人や滞在していた冒険者にとって、その魔軍の動きは好機。
鬨の声を上げ果敢に向かっていく。
魔軍兵士を打ち倒したものもあれば、逆に倒された者もいるだろう。
倒れる者を嘆く暇はない。
錫杖を棒術の要領で突き出し払い、魔の群れの隙間を潜り抜けつつ戦い続ける。

酒場方向に、火柱が立つのを見た。>>173
そこに親玉が魔法剣士と対峙>>180>>186>>230>>232しているとは、まだ知らず。]

( 235 ) 2016/01/12(火) 22:31:00

戦士 アルシェス

[そこに掛けられる、願ってもない言葉>>227
 彼にとっては冗談だったのかもしれないけれど、少年にとっては生まれて初めての、"仲間"になり得る可能性を示した言葉だった]

 本当!? じゃあ、ぼく、絶対に立派な剣士になってみせるから!
 約束だよ!!

[少年は、男に向けて右手を伸ばす]

 ぼくの名前はアルシェス!
 忘れないでね、おにーさん!

[こちらの名乗りに、相手は応えただろうか。
 いずれにしろ、その顔だけは決して忘れまいと焼き付けるように、少年は男を真っ直ぐな眼差しで見た*]

( 236 ) 2016/01/12(火) 22:31:49

月虹 アロラ

― 何時かの目覚め ─

なぜだ――なぜ貴女は顕現しない。
こうして人を「煽る」だけなのだ。

[問いが神に届くことは無い。
後に残るあたたかさも、女神由来のものと知れば不快感が胸に募る。
こうした日は、それを紛らわすように槍を手に激しい修練を行う事が常となっていた*]

( 237 ) 2016/01/12(火) 22:32:43

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 異空間エンフェルケスーカ ―

 御冗談を……貴方は私如き歯牙にかけることはないでしょう?

[恋しいかと問われれば、否であると応えよう。
 奉る存在が非ずでは神殿が寂しいと思うことはある。
 それを恋しいと言われれば是であるが、
 個として恋しいかと問われれば明らかに、違う。

 エンフェルケスーカの"ナジ"にとって魔神は仕える存在である。
 彼の者が望むものを推察し、実行に移すことこそが使命であった。
 その推察が間違っていたとしても何も問題はない。
 何故ならば魔神がこれまでそれを指摘したことはないのだから]

( 238 ) 2016/01/12(火) 22:35:00

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 探し物は見つかりませんね
 そもそもこの神殿の宝物なのです

 ……どうやって無くしたのですか

[楽しそうに笑う魔神にエンフェルケスーカの渡り人は目を細めた。
 魔神の描く曲線美は黄金率で描かれ実に美しい。
 人の身であれば容易く魅了され堕ちてしまうだろう。
 器である"ナジ"が人であるために、エンファルケスーカの渡り人には魔神は人型に見える
 もしかすると別の種族ならばまた異なる姿が見えるのかもしれないが――]

( 239 ) 2016/01/12(火) 22:35:08

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 私がちょっかいをかけるように見えましたか?

[エンフェルケスーカの渡り人はくつりと笑う。
 甘い香りに効果はないようで、紫色の外套に潜む眼光が細く光った]


 ご安心くださいませ
 私は今、探し物を見つけるために忙しいのでございます。

[あれがあればこの神殿は再び動き出すことだろう。
 とエンフェルケスーカの渡り人が勝手に推察しているだけで本当に効果があるかは魔神のみぞ知ることである。

 こちらもこちらで勝手に話しているのだ。
 お互いさまでもあるだろう]


 ただ、勇者の味方、はありえませんな

[私は勇者が生まれぬように、"平和"を作るのですから]

( 240 ) 2016/01/12(火) 22:36:30

魔王 ケテル

―― 数年前/魔王城・王座 ――

[魔王は微かに双眸を細めた後>>216、]

 そうか。

ナジ。
では能く仕えよ。

[短い吐息。]
[それきり魔王の眼差しは褪めきり、束の間、。
濃厚な呪いと殺意による空気の凝固は解かれる。]


役に立て。


[血の様にあかい眸を伏せる。低い声が響いた。]

( 241 ) 2016/01/12(火) 22:37:23

魔王 ケテル

[魔王は人と世界を滅ぼすことを変えることはない。]

[その日から、“エンフェルケスーカの渡り人”ナジは、魔王に仕える事となった。
エンフェルケスーカの渡り人が仕える事になった話は、程なく、死喰い人ダートの耳にも入ったろう。*]

( 242 ) 2016/01/12(火) 22:39:20

【独】 女神 トルニータ

/*
どんどん魔王のヘイト値と憎悪値が上がっていきますね…。

( -82 ) 2016/01/12(火) 22:40:27

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 盗賊ギルド・窓口 ―


 『それはそうさ、何せ数多いる勇者候補の一人だ。
  頭一つ抜けているとは言えまだ"勇者"じゃねぇんだ。

  もしかしたらあんたが次の勇者になるかもしれねぇんだぜ。
  何せ勇者ってのは――』

[スキンヘッドはそこで口を閉ざした。
 つるりとした頭から冷や汗が一つ、垂れ落ちる。
 それでもスキンヘッドはプロであり、>>231上客が帰るのを見送ると詰まった息を吐きだした]

( 243 ) 2016/01/12(火) 22:45:38

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 『ギルド長……申し訳ありません』

[私はスキンヘッドの影から、姿を現した]


 謝るくらならばその口をしっかりと塞ぐといい

[底冷えのする声は矢張り浴室に響くかのように相手に伝わる]


 それよりも、今の客はしっかりとマークをしておけ

[それもまた、金になる。
 勇者に惹かれる者なのか、反発する者なのか。
 惹かれる者ならばそれを介して情報も手に入る。

 何せ手ごまが二人も死んだのだ。
 当代勇者の中で最も勇者に近い存在をどう扱い、忌諱させていくのか――。

 少しずつ、少しずつ。綿花で首を絞めるように苦しめていかなければなるまいて]

( 244 ) 2016/01/12(火) 22:45:56

剣士 フリッツ

―回想/数年前・はじまりの国>>234>>236

[少年は無垢な瞳で夢を語る。
剣の稽古に励み彼が目指している所は、きっと]

………坊主は、世界を救いたいのか。

[それはとても簡単で、分かりやすくて。真っ直ぐな夢だ。
男は僅かに表情を緩め、少年の頭をくしゃくしゃと撫でた]

誰にでもは、なれねーぞ。うんと強くならないとな。
さぁて、坊主に出来るかな?

[紡ぐ声は、何処か楽しげに。
差し出された右手に、眼を瞬かせた]

―――――…覚えておくよ。アルシェス。

[此方が名乗ることは無い。
けれど少年の手を、皮手袋を付けた男の大きな手が握る]

( 245 ) 2016/01/12(火) 22:46:31

お米犬 タンガリザ

―ベジタリアン村近く 街道沿い―
[新しい住処を探すため住処を出る決心をしたタンガリザ
街道を進むと便意を催して近くの茂みでこそこそと用を済ませにいく]

うう…出たはいいものの…どこに向かったらいいか…
ロワーヌ村は何か怖そうな人が集まってるって聞いたし魔王様のところだと畑とか無いし…

[気張りながら始まりの村あたりにでも行こうかと考えているとかぼちゃを入れてないことに気づく。]

あ・・・・食料忘れてるっす…
一度戻るっすか…

( 246 ) 2016/01/12(火) 22:46:53

剣士 フリッツ

[此方へ向けられる眼差しは真剣で、眩しい。
子供の夢なんて、成長と共に移り変わって行くものだから。
きっとこの約束も数年後には、忘れてしまうのだろうけれど]

元気でな。

[この少年ならばどんな道に進んでも、
大きな過ちは犯したりはしないだろう。
そんな風に考えながら、
ひらりと手を振るとその場を立ち去る*]

( 247 ) 2016/01/12(火) 22:48:28

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 回想・魔王城王座 ―

 魔王様の御心のままに――

[>>241エンフェルケスーカの渡り人は首を垂れた。
 エンフェルケスーカの意思を為すために。
 その意思を近しい魔王の力となろう。

 魔王が魔王である限り。

 その忠節が崩れることは、あるまい]

( 248 ) 2016/01/12(火) 22:57:05

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[膨大な魔王の殺気と呪いはエンフェルケスーカを悦ばせていた。
 エンフェルケスーカが求めるのは未知なる感情。
 強ければ強い程、それは美味のものとなる

 そうして種族や文明を滅ぼしてきたのがエンフェルケスーカ。
 己の快楽のために他を食らう空間であった]

( 249 ) 2016/01/12(火) 22:59:27

【独】 剣士 フリッツ

/*
(皆さんの素敵なロールを見て、勉強中)

(明らかに、手遅れ感が漂う…!)

( -83 ) 2016/01/12(火) 23:01:17

戦士 アルシェス

― 回想/数年前・はじまりの国 ―

[世界を救いたいのか、と直球に問われ>>245]

 うん!

[元気よく返せば、頭をくしゃくしゃと撫でられた。
 本当はもうそんな歳でもないと言いたかったけれど、鍛えられた剣士の大きな手が嬉しくて、されるがままになった]

 出来るよ!
 絶対、ぜったい、なってみせるからね!!

[楽しげな声と共に、握り返された右手。
 確かめるように、勢いよくぶんぶんと振ってみせる。
 名前はわからないままだったけれど、この温かな繋がりがあれば十分だった]

( 250 ) 2016/01/12(火) 23:04:31

戦士 アルシェス

[そして手を離せば、剣士はこの地を立ち去るようだった>>247
 ひらりと手を振る彼に、勢いよく手を振り返す]

 ばいばーい!
 また、いつか、会おうね!!

[名前を覚えていてくれると、彼は言った。
 相手の内心はわからなかったけれど、少年にとってその言葉は絶対で、忘れられるはずもなかった]

[数年が経ち、ついに旅立ちを決意するその時も*]

( 251 ) 2016/01/12(火) 23:04:50

女神 トルニータ

── 何時かの夢 ──

[向けられる怒り、失望、或いはどの様な感情であっても、女神へと届いたならば、受け止めたろう。震える程の膝付く無力感だろうと、咆哮したき侭ならぬ世界への憎悪であろうと。]

 …私に出来ることは…
 ……祝福を授け、導くこと……

[女神はアロラの問い>>237に答えたのか、それとも単なる話しかけなのか、そのような声が夢の中で降らされた。
 歴史の中で出現したという話>>154はあるのだから、声だけのみの導きでは無いのだろうが────。]

  あなたが望もうとも望まずとも
  あなたは、困難を越える為の強さを持っています

  ──────…‥

[そうして両手で掬うようにし差し出されるのは、まぁるき光。両手から尽きせぬ雫のような…。光を差し出された所で、夢は終わったろうか。*]

( 252 ) 2016/01/12(火) 23:10:49

修道女 レティーシア

― かつての話 ―

[女神様の声を聞いた、という人間は世界には存外に多いだろう。
夢で、あるいは顕現し祝福を与える、存在。>>154
世界各地で語り伝えられる女神の語る言葉はひとつの方向性を示していた。
すなわち、世界の救済。

レティーシアも、その声を聞いた一人。
幼き頃よりおぼろげな夢>>11>>12>>69を見続けていた。
故に、神職の適正があると神殿へ預けられたのだ。
深く根付いた信仰は、兵士とは少し異なる内容であろうが、戦う者の適正>>156をはかる試験を通り抜ける程に、今の彼女に染み込んでいる。

故に彼女は女神に疑問を持たず。
人語を使う魔物を屠ることに、厭いもせず。

ただ、僅かに眉を潜ませるだけ。]

( 253 ) 2016/01/12(火) 23:15:16

青年勇者 アイン

─始まりの国─

[握手に小さく眼を瞠る。>>138
想像していた手の感触と大きく異なる
固い角質層に覆われた手は
普通の女性のものとは程遠い。

かくいう自分も剣ダコが出来ているだろうが
彼女の武器は何だろうかと場違いな思いを馳せた。] 

 守るものに優劣なんてつけられないさ。
 まして守ろうというのは人の気持ちの事だ。
 であれば、気持ちの物差しは人それぞれだと
 僕は思うよ。

( 254 ) 2016/01/12(火) 23:18:27

青年勇者 アイン

[抱えてきたものと彼女の並々ならぬ
覚悟のようなものが垣間見えて
胸が熱くなるのは必至。
彼女が同じ道を志すものであれば
心強いものを。]

[そう思ったアインは目の前の女性に
問いかけてみることにした。]

 あなたもさぞや力ある武人をお見受けします。
 あなたの背負うものとは…なんなのでしょう。
 お聞かせ願えますか…?

[まっすぐとその眼に向き合って*]
 

( 255 ) 2016/01/12(火) 23:19:01

【独】 青年勇者 アイン

/*疲れすぎて、ロルが頭に入らない
そしてロルが増えておる…。
こんな勇者だめだと思うの…。*/

( -84 ) 2016/01/12(火) 23:19:46

青年勇者 アイン

[今日はやたら人の視線を感じる日だ。

武装しているというだけでは、この混沌のご時世
そう珍しくない。魔王を打ち破る勇者はまだか、と
国中、世界中が待ち望んでいる平和な世の中。

その平和の礎となる存在。
それが勇者。

その言葉はいやでも人を引き付ける。
勇者がきっと世界を救ってくれる。
そんな思いをかき集めた力を持つ言葉。

それが勇者。]

( 256 ) 2016/01/12(火) 23:20:38

青年勇者 アイン

[ツカツカと小気味よい音を鳴らし
近づくエルフの女性が発する言葉>>137
にそう思ったという。]

 ほ、本当だけど…。
 君も世界平和を望んでいるのかい?

[ツンとした表情で率直に告げる彼女が
心の底から世界平和を望んでいるのか
信じがたいが、一応聞いてみることにした*]

( 257 ) 2016/01/12(火) 23:20:52

13人目、黒騎士団団長 アミー がやってきました。


黒騎士団団長 アミーは、狂信者 を希望しました。


黒騎士団団長 アミー

― 魔王城 ―

[漆黒の甲冑に真紅の紋章。
その紋章は聖女たちの血で描かれたとも噂される集団が帰還していた。

魔王の命を受け、東方の村とその神殿を急襲していたのだった。
そして彼女は周囲を見回すと告げる。]

私は陛下に報告をするわ。
貴方達は別命あるまでは好きにしてて構わない。

[周囲の面々を見回して。
尤も、魔軍兵士の中には好きにしろと伝えてもそのまま魔王城の定位置に戻る者も居るだろう。

まだ生を持つ者と魔軍兵士の混合騎士団。
その割合は生者2に対して魔軍兵士は1程度か。]

( 258 ) 2016/01/12(火) 23:22:12

【独】 魔神 ディーマン

/*
[魔神はエンフェルケスーカの謎に真顔になっている。]

いや吾は(神殿とか)作ってねえよ?
何かの異空間かよって思ってたし、世界の別位相かと思ってたけど、知らねぇからよ。こりゃ今のとこナジにまるっとお任せかね。

( -85 ) 2016/01/12(火) 23:24:49

黒騎士団団長 アミー

― 魔王城・玉座 ―

――陛下、黒騎士団帰還いたしました。
お命じになった物もこちらに。

[神殿から奪ってきたのは一振りの錫杖。
真紅の宝玉の埋め込まれたそれの価値はアミーには分からないが。

そして、他にも神殿から奪ってきた武具や宝具の類を示す。
ケテルが望めばそれらも献上するが。
望まないのであればそれらはアミーと配下の黒騎士団の取り分となるのだった。]

黒騎士団の被害は無いに等しい。
望まれればすぐにでも出撃できますわ。

[とは言え、本当に出撃を命じられることは無いだろう。
後は道中の報告を済ませると、玉座の間より退出するのだった。]

( 259 ) 2016/01/12(火) 23:29:33

月虹 アロラ

私は国を背負う盾であり、災厄を払う剣。
王を、貴族を、民を背負う。
と、威勢よく良言いたいが……ご存知の通り、初対面で醜態を晒しているからな。

アロラ=C=エスティエールだ。

>>255
そんな挨拶をしてエルフとのやりとりを見守る*]

( 260 ) 2016/01/12(火) 23:35:22

【独】 魔王 ケテル

/*
魔王も錫杖の価値が分からないよ。どうしようか、これ。
燃えないゴミの日に出しちゃ駄目だよね。

( -86 ) 2016/01/12(火) 23:39:41

修道女 レティーシア

─ ロワール村 神殿方面 ─

[さて、話を元に戻そう。
ロワール村に襲撃してきた魔軍の勢いは衰えただろうか?
少なくとも神殿の付近の魔物は一掃され、兵士も引いたように見える。
この場から去り、ダートへ報告>>180した魔軍兵士もいたことだろう。
レティーシアは杖を降ろし、荒くなった呼吸を整えつつその場にいる者たちへ声を掛ける。]

 傷を負った方、は…神殿、へ。
 司祭様がたが、祝福を、くださることで、しょう。
 まだ動ける方は、お手伝い、ください。
 ……複数名で組み、村の確認を。
 まだ、敵が潜んでいないとも、限りません、から。

[戦闘の最中、避けきれず受けた傷や打ち付けた身体が酷く痛む。
腰につけたベルトから1本、小瓶を取り一気に飲み干した。
この近辺で取れる魔素の低い薬草で作った自作の回復薬の効果はさほど強くないが、この傷具合なら問題ないだろう。
周囲を警戒しつつ、先ほど見た火柱の方へと歩き出す。]

( 261 ) 2016/01/12(火) 23:40:41

修道女 レティーシア

 こんな村にまで、魔物の襲来があるなんて。
 …トルニータ様。行けと、おっしゃるのですか。
 勇者を探し、その一助となれと。
 この、私に。そうおっしゃるのですか?

[小さく身震いして、自らの身体を抱きしめる。
細い呟きは戦禍の中に溶けた。]

( 262 ) 2016/01/12(火) 23:40:54

召喚獣 チャペ

── 始まりの国 2人のならず者が殺された夕暮れより1夜明けて ──

[街でにわかに騒がしくなった>>212のは、ほんの一部の話。大方の人々はいつもと変わらぬ日を迎えていた。

もちろん猫も、その中の1人なのだが。]

 そっかー。じゃあもうこの辺りにゾンビはいないんだね? ありがとー、おばーちゃん。

[この近辺での魔物による被害の様子について、街人に聞いて回っているところだった。
やがて街はずれまでやってきた猫。誰かそこで出会う者は居ただろうか。]

( 263 ) 2016/01/12(火) 23:44:12

【独】 魔王 ケテル

/*
(出撃させたい)

( -87 ) 2016/01/12(火) 23:45:49

【独】 魔王 ケテル

/*
>>261
薬草中毒フラグが来たね。(どきどき)

( -88 ) 2016/01/12(火) 23:48:24

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A18 ) 2016/01/13(水) 00:08:37

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A19 ) 2016/01/13(水) 00:10:10

修道女 レティーシア

― ロワール村 酒場方面 ―

[2人の村人と共にあたりの様子を伺いながら歩く。
酒場へと向かう道角を曲がる前に角の家に背中を預け覗き込めば、そこには男>>232と異形>>180の姿があったか。
唇に一本指をあて、共に来たものへ静かにするよう促す。
家の影から様子を伺う。
何かあれば男の手助けをしようと、錫杖を握る手に力を込めた。**]

( 264 ) 2016/01/13(水) 00:11:29

【削除】 剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[―――――この村にも、勇者一行の候補である者がいる。

酒場で聞いた噂話の中には、そんな話題も混ざっていただろう。
酔っ払いの言うことだ、確証のある情報は得られなかったが。
この村の者達からは、強く信頼を得ているようだった。

それでも、この窮地においても、
頼ると言う発想は全く浮かばなかった。

男は長く旅をして来た。
討伐の依頼などで、一時的に手を組んだ者はあったけれど。
それでも真の意味で仲間というものは持ったことが無く。
強いて言うならば数年前の少年との戯れの約束が、
もっともそれに近かった。

天命を果たせよと言う言葉が脳裏に響く。
けれど其れは友への裏切りではないかと愚かな心が叫ぶ。
惑う想いを薙ぐ様に、男は剣を揮い続ける]

2016/01/13(水) 00:12:17

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[―――――この村にも、勇者一行の候補である者がいる。

酒場で聞いた噂話の中には、そんな話題も混ざっていただろう。
酔っ払いの言うことだ、確証のある情報は得られなかったが。
この村の者達からは、強く信頼を得ているようだった。

それでも、この窮地においても、
頼ると言う発想は全く浮かばなかった。

男は長く旅をして来た。
討伐の依頼などで、一時的に手を組んだ者はあったけれど。
それでも真の意味で仲間というものは持ったことが無く。
強いて言うならば数年前の少年との戯れの約束が、
もっともそれに近かった。

天命を果たせよと言う言葉が脳裏に響く。
けれど其れは友への裏切りではないかと愚かな心が叫ぶ。
惑う想いを薙ぐ様に、男は剣を揮い続ける]

( 265 ) 2016/01/13(水) 00:13:58

剣士 フリッツ

[ぐらり、と視界が揺らいだ。

この一帯の魔軍兵は粗方片付いただろうか。
しかし、幾らなんでも血を流し過ぎた。
まだ仇には致命傷一つ負わせていないと言うのに]

……………っ。

[生憎と回復魔法は専門外である。
そもそも魔力自体底を付いているので、
いずれにせよ詮無きことだが。

立っているのもやっとの状態になりながらも、
剣を構える手は止めず、死喰い人へ向ける眼差しだけは強く。

近づく人影>>264に、未だ気付くことは無く*]

( 266 ) 2016/01/13(水) 00:16:44

【削除】 魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[帰還した黒騎士の一団。
魔王へ、黒騎士団の長>>259が謁見する。]

ご苦労。

[魔王は、短く言葉をかける。
紅い紋章を描いた黒騎士が、錫杖を献上する為差し出せば、錫杖は宙に浮き、停止した。
魔王が武具や宝具に興味を示す事は無い。極稀に興味を示すものはあるが、此度の村の品々は、彼らに下賜される事となろう。]

ダートの帰還を待て。

[魔王の意向は、常に人の殺戮或いは世界の滅びに繋がる事だ。村や神殿を容易く落とし、負傷が無いのであれば出撃の可能性はあったが、控えた城攻めの為>>101、黒騎士団の出撃は無かったか。
今はロワール村へと、神職を最優先確保とし屍体の調達など>>174>>180へ向かっているダートの帰還を待てとのみ告げた。*]

2016/01/13(水) 00:21:27

月虹 アロラ、メモを貼った。 メモ

( A20 ) 2016/01/13(水) 00:23:38

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[帰還した黒騎士の一団。
魔王へ、黒騎士団の長>>259が謁見する。]

ご苦労。

[魔王は、短く言葉をかける。
紅い紋章を描いた黒騎士が、錫杖を献上する為差し出せば、錫杖は宙に浮き、停止した。
魔王が武具や宝具に興味を示す事は無い。極稀に興味を示すものはあるが、此度の村や神殿からの品々は、彼らに下賜される事となろう。]

ダートの帰還を待て。

[魔王の意向は、常に人の殺戮或いは世界の滅びに繋がる事だ。
魔王が、遠征の疲労を鑑みたかは不明ではあったが、控えた城攻めの為>>101、黒騎士団の出撃は無かったか。
今はロワール村へと、神職を最優先確保とし屍体の調達など>>174>>180へ向かっているダートの帰還を待てとのみ告げた。*]

( 267 ) 2016/01/13(水) 00:25:01

【独】 魔王 ケテル

/*
この辺入れるかどうするか迷ったよ。

>村や神殿を容易く落とし、被害が無いのであれば、休息のちの出撃の可能性はあったが、

( -89 ) 2016/01/13(水) 00:25:33

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A21 ) 2016/01/13(水) 00:25:48

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A22 ) 2016/01/13(水) 00:28:49

魔王 ケテル

―― 数年前/魔王城・王座 ――

[魔王の言葉>>241に“エンフェルケスーカの渡り人”が首を垂れた>>248為、ナジはそれを見る事は無かったろう。]

[そして、魔王は眸を開き。
吸い落としているかのよう>>192、或いは、人間ならば悍ましく感じるであろう悦ぶ何か>>249へと向けるかのよう、魔王は褪めた視線を向けるのみだったか。]

[――以降、ナジへ向けられる視線はそのようなもの>>21となった。*]

( 268 ) 2016/01/13(水) 00:53:44

【独】 魔神 ディーマン

/*
どうすっかな。(魔神考える)

( -90 ) 2016/01/13(水) 01:12:36

14人目、竜の子 ダリア がやってきました。


竜の子 ダリアは、おまかせ を希望しました。


竜の子 ダリア

[――その砂漠は、『白い砂』に覆われていた。

行けども行けども何も無い。
映ろう色は空と大地との二つきりで、
時折奔る風紋だけが音の在り処。

乾いた植物が影を差すことも、
おかしな形の生物が顔を出すこともなく、
ただひたすら、静謐の中に在り続けていた。]

( 269 ) 2016/01/13(水) 01:54:01

竜の子 ダリア

[古く、その砂漠には信仰があった。

かつては人と共に暮らし、時には人の繁栄を助け、
今在る動植物達と同じように地上を生きたとあるいきもの。
今は畏敬と伝承の中にのみ生きる、智慧と粗暴の具現。
即ち――『竜』と呼ばれる存在が、住んでいたのだと。

尤も、今となっては知る者も多くはない。
訪れる者も、迷い子すら珍しい。

一時の平和を経てから300年、
わざわざ果ても見えない砂漠を通らずとも
すっかり整備の進んだ街道は至る所に設けられているのだし
街から街へ渡るために、進んで苦労を買う者もある筈もなく。

――そもそも
かつて竜と暮らした周辺の町は、一切が滅んでいたのだ。]

( 270 ) 2016/01/13(水) 01:54:42

竜の子 ダリア

[魔王の為か。戦の為か。
否。ただ、魔王の恐怖から人々が希望を見出す為に
不確かな信仰に頼ることができなくなっただけ。

人はより人の多い土地へ。
歴史を重ねた小さな町を捨てて。
魔王の領地に程近い砂漠に固執する理由もなくし。
唯一残った口伝すらも、時間の砂の中へ埋もれていった。]

( 271 ) 2016/01/13(水) 01:55:11

竜の子 ダリア

― 白い砂漠・廃城 ―

[――砂漠の中ほど。
蜃気楼のような濃い歪みの中に、崩れた古城の影があった。]


――――、
今日も、きれいなそら。


[尤も、それは外から見た場合の話。
欠けた城壁――蜃気楼の中に立つ白い服の少女からは、
常と変わらない、何もない景色がはっきりと見えている。

歪みに風が囚われることもなく
歪みに陽射しが遮られることもなく。

ただ纏っただけのように見える衣の端ははためいて
少女は柔らかい笑みを浮かべた。]

( 272 ) 2016/01/13(水) 01:55:36

竜の子 ダリア


おはよう。アイス。

[風と共に隣に降り立つのは、巨大な影。
かつて『竜』と呼ばれた翼と鱗を持ついきもの。
まるい瞳が見上げた先で、空と大地の支配者が、
苔色の体表を輝かせていた。]

今日は、お水を買い足しにいかなきゃいけないの
つれていってくれる?

[見下ろす鋭い瞳が、少女の言葉を吟味するように瞬いて
少しの間の後、応じの唸り声を返すのだった。**]

( 273 ) 2016/01/13(水) 01:56:13

魔神 ディーマン

── 異空間エンフェルケスーカ ──

 ク、ク、ク。
 ククク、クク…ハハッ、クハハハハ。

 なぁお前。
 面白い奴だな。

 いやぁ、イカれた奴ってとこか。

[魔神はナジ>>238>>239に大いに笑い、大いに嘲笑う。
 奉る神殿など、魔神はあろうとなかろうと、“どちらでも良い”。
 魔神は、見通せるものは見通す。その為、会話に脈略が無く、繋がっていないと思われる事も時にある。それは、魔神が魔王へ一方的に話しかけた時>>72>>75>>76のように。
 魔神が何かを見て、話している時だ。]

( 274 ) 2016/01/13(水) 01:58:09

【削除】 魔神 ディーマン

 吾が無くしたかって?
 違うね、狭間に落ちたから流れていったのだろうさ。

[魔神は告げる。無論、言葉は言葉だ。真偽の程は不明>>144でもあろう。魔神が嘘を吐いているとも思えないだろうが、全てを話しているかどうかも分からない。]

 転生の玉?
 不老不死?
 夢の宝具?
 願いを叶える腕輪?
 おお、おお、偉大な奇跡だな!

 ク、ク、ク。
 嗚呼、嗚呼。何だって呼ばれるだろうさ、それは。

[異空間エンフェルケスーカの神殿が、見る角度により様々な形に変貌するよう>>187に、流れ出したものも、流れ着いた時点で、この異空間エンフェルケスーカに在った時とは違う形をしているやもしれない。
 ナジなら、魔神が言葉にせずともどうなっているか知っているか。]

2016/01/13(水) 02:00:54

【削除】 魔神 ディーマン

 吾が無くしたかって?
 違うね、狭間に何かが落ちたから流れていったのだろうさ。

[魔神は告げる。無論、言葉は言葉だ。真偽の程は不明>>144でもあろう。魔神が嘘を吐いているとも思えないだろうが、全てを話しているかどうかも分からない。]

 転生の玉?
 不老不死?
 夢の宝具?
 願いを叶える腕輪?
 おお、おお、偉大な奇跡だな!

 ク、ク、ク。
 嗚呼、嗚呼。何だって呼ばれるだろうさ、それは。

[異空間エンフェルケスーカの神殿が、見る角度により様々な形に変貌するよう>>187に、流れ出したものも、流れ着いた時点で、この異空間エンフェルケスーカに在った時とは違う形をしているやもしれない。
 ナジなら、魔神が言葉にせずともどうなっているか知っているか。]

2016/01/13(水) 02:01:31

魔神 ディーマン

 吾が無くしたかって?
 違うね、狭間に落ちたものがあったから流れていったのだろうさ。

[魔神は告げる。無論、言葉は言葉だ。真偽の程は不明>>144でもあろう。魔神が嘘を吐いているとも思えないだろうが、全てを話しているかどうかも分からない。]

 転生の玉?
 不老不死?
 夢の宝具?
 願いを叶える腕輪?
 おお、おお、偉大な奇跡だな!

 ク、ク、ク。
 嗚呼、嗚呼。何だって呼ばれるだろうさ、それは。

[異空間エンフェルケスーカの神殿が、見る角度により様々な形に変貌するよう>>187に、流れ出したものも、流れ着いた時点で、この異空間エンフェルケスーカに在った時とは違う形をしているやもしれない。
 ナジなら、魔神が言葉にせずともどうなっているか知っているか。]

( 275 ) 2016/01/13(水) 02:02:06

魔神 ディーマン

[エンフェルケスーカの渡り人がそれを欲し>>240、それで神殿が動くというなら、そうであろう。
 魔神はそれを止める事は無い。今の所、差し当たっては。]

 良いんだぜ?
 勇者の味方をして、知った事をぶち撒けてもな。

 ・・・・・・・・・・・・
 お前はそうする事が出来る。

 しねぇなら、それで構わないがよ。

( 276 ) 2016/01/13(水) 02:07:50

魔神 ディーマン

 ク、ク、ク。っかしぃなあ。
 まあいいけどよ。

[そうして最後に一頻りまた笑う。]

( 277 ) 2016/01/13(水) 02:08:16

魔神 ディーマン

[ひたりと。]

 嗚呼、そうだ。
 分かっているだろうが一言伝えておく。

[魔神は常からニヤニヤと浮かべている笑みを消し、ナジを見詰めた。そこには、何も無い凪があった。異空間エンフェルケスーカの中に在りながら、魔神の場所のみが凪となる。]

( 278 ) 2016/01/13(水) 02:28:38

魔神 ディーマン








   吾が魔王に力を与えた。






 

( 279 ) 2016/01/13(水) 02:28:43

魔神 ディーマン


 意味が分かるな?

[そして魔神は莞爾と嗜虐に満ちた笑みを浮かべた。**]

( 280 ) 2016/01/13(水) 02:29:12

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A23 ) 2016/01/13(水) 02:41:58

【独】 魔王 ケテル

/*
メモの書き方がたゆさんに見えるけど分からないなあこれ。
魔王は、何かもう全周囲びくびくしちゃってるよ。

そうそう。魔王は魔王で、ケテルじゃないっての書いておきたいね。

( -91 ) 2016/01/13(水) 02:44:56

【独】 魔王 ケテル

/*
最初は、レティーシアがたゆさん?に見えたんだけど、魔王の目は節穴だから、きっとどちらも違うね。うん。

( -92 ) 2016/01/13(水) 02:49:16

【独】 魔王 ケテル

/*
何か魔王成分が、魔神に行っちゃってる気はするね。うん。
こういう魔王方向も考えた筈なんだけどな……おかしいね。

( -93 ) 2016/01/13(水) 02:54:50

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


剣士 フリッツ


[ロワール村襲撃後、のことである。

男はどういった心境の変化からか、
イラストリアの名を冠する兵団の長を探し当て訊ねた。
定住しない自分と比べて、
その所在を掴むのは難しくは無かっただろう。
彼女は未だはじまりの国にいたか、それとも出立後だったか*]

( 281 ) 2016/01/13(水) 07:29:54

【独】 魔王 ケテル

/*
おっと。不味いか。プロローグ自動退村をオンに戻したけど、ダート君とエステル君が発言してないのか。

これだと、更新時間か13時頃に退村になっちゃうかもね。

( -94 ) 2016/01/13(水) 07:42:39

村の設定が変更されました。


女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A24 ) 2016/01/13(水) 09:04:57

月虹 アロラ

― 戦没者墓地 ―

生まれ変わりという者があるのならば……また、供に戦いたいものだ。後は我々に任せて今はゆっくりと休んでくれ。


[イラストリア兵団がはじまりの国の盾として戦う事を選択して数世紀。
寿命を全うする事無くこの地に眠る遺体は千に届こうとしている。

今代の王により建立された慰霊碑。
イラストリア国章が刻まれた盾を構える騎士、自身もはじまりの国を護る戦いの中で果てた最後のイラストリア王をモチーフにした「正義の異邦人」と題された像の除幕式を終え、女は死者の列に加わった10人の墓へローズマリーの花を供えた*]

( 282 ) 2016/01/13(水) 10:19:36

【削除】 月虹 アロラ

― 広場/勇者像前 ―

アロラ=C=エスティエールだ。
ロワール村の件は聞き及んでいる。

>>281
名乗りも賛辞も極めて簡素なもの。
何を求めるか自分から問う事はせずただ握手を求めた**]

2016/01/13(水) 10:23:00

月虹 アロラ

― 戦没者墓地/入り口 ―

アロラ=C=エスティエールだ。
ロワール村の件は聞き及んでいる。

>>281
名乗りも賛辞も極めて簡素なもの。
何を求めるか自分から問う事はせずただ握手を求めた**]

( 283 ) 2016/01/13(水) 10:23:45

竜の子 ダリア

― ゴート村・上空 ―

[その日は比較的天候が良かったとは言え
雲が眼下に見えるほどの上空ともなれば別である。
冷気は肌を刺し、空を駆る竜へと否応なしに風圧が襲い掛かる。]

――――あっ
アイス。アイス。とまって

[それでも、はためくのは髪と纏った衣ばかり。
竜に跨る少女は常と変わらぬ顔つきで
苔色の耳に顔を寄せ、そう言った。]

( 284 ) 2016/01/13(水) 10:52:41

竜の子 ダリア

アイスもいっしょにいきたいけど
またみんなが怖がっちゃうから……

[――竜の伝承は古い。
何せ見た目は巨大な魔物そのものだ。
魔王に怯える人々にとって、排斥の対象以外の何になろう。]

近くに川があるから、そこにおりよう

[竜は唸り声を上げると、風を切る音も緩やかに、降下していった。

――事実として。
少女がこうして人の村を訊ねるのは初めてではない。
一度目は竜に怯えた村人に取り合ってもらえず。
二度目は少女の姿そのものに怪訝な目を送られ。
三度目――ゴート村でようやく、人の温かさに触れることができた。]

( 285 ) 2016/01/13(水) 10:53:47

竜の子 ダリア

― ゴート村 ―

[竜を川に待機させてから半刻ほど。
小さな林の獣道を抜けて、ゴート村へと辿り着く。

農作業をする青年。洗濯をするおばさん。荷物を運ぶおじさん。遊んでいる子供。のどかな光景に挨拶を投げかけながら向かうのは、村では一際繁盛している道具屋だ。

年季を感じさせる石造りの壁。煙突から吐き出される長い煙。
最早見慣れた建物の扉に手をかけて、少女は勢いよく開いた。]

おじさん! 水ください!

[どうやら店主は居眠りをしていたらしい。
大袈裟な扉の音にびくりを肩を震わせて、少女の姿を確認すると、ゆっくりと安堵に身を委ねた。]

ご、ごめんなさい……

[少女は申し訳なさそうに頭を下げた。]

( 286 ) 2016/01/13(水) 10:54:02

竜の子 ダリア

[水を大きな樽に詰める音を背景に
店主の世間話を聞くのが少女の楽しみだった。

やれ宿屋の子供がはしゃいで怪我をしただとか
今年は小麦が豊作だとか
どこぞの騎士団が商隊を護衛しているのを見ただとか
はじまりの国の物価が最近上がっただとか……

殆どが他愛のないものばかりでも
普段から人と接する事の少ない少女にとって、
全ては未知であり、関心に値するものだった。

しかし――]

( 287 ) 2016/01/13(水) 10:54:10

竜の子 ダリア



……また、まものがでたの?


[村人が魔物に襲われたと聞けば、表情を曇らせる。

ゴート村に通うようになってから数度
復活した魔王の影響は辺境の地でも例外ではなく
血なまぐさい話を聞かない日は、一度として無かった。]

( 288 ) 2016/01/13(水) 10:54:32

竜の子 ダリア


どうして、まものさんはそんなことをするんだろう?

[店主に問いかけても正しい答が返るはずもない。
やれ人を憎んでいるだとか、魔王は人間が主食だとか
あらん限りの推察を聞いても、少女は首を傾げるばかりだ。]

まおうさんって、どんな人なんだろうね

[店主に問いかけても正しい答が返るはずもない。
筋骨隆々の巨人だとか、全身から毒の触手を生やした化け物とか
あらん限りの推察を聞いても、少女は首を傾げるばかりだ。]

( 289 ) 2016/01/13(水) 10:54:53

竜の子 ダリア

そっか、ゆうしゃさん? じゃないと会いにいけないんだね

[――きっと魔王に会える人間がいるとすれば、どんな魔物にも負けない、どんな困難とて踏破してみせる勇者だけだろう。
少女は言葉の意味を理解できずにいたが、とにかく頷いた。**]

( 290 ) 2016/01/13(水) 10:55:20

村の設定が変更されました。


竜の子 ダリアは、村人 に希望を変更しました。


【独】 魔神 ディーマン

/*
早い。

>>93の大きい方は、翼竜サイズと最初書いており、魔軍ドラゴンは、ここで生み出されるのも有りだと考えていたようだ。
最終的に皆にどうするか任せる為に書かなかったらしいよ。

( -95 ) 2016/01/13(水) 11:11:31

【独】 魔神 ディーマン

/*
食糧調達が楽になっちまうなこれは。さて。
竜を飢えさせたり、竜に人を襲わせれば災厄を生じさせれるか。

( -96 ) 2016/01/13(水) 11:28:58

月虹 アロラ

― 夢幻の境界 ―

神は導くだけか。
神代は終わり、そう、今は人の時代だ……。

>>252
その導きはどれほど人の役にたっているのか。
人を死地に追い込むだけではないのか。
そんな思いが募るのみ*]

( 291 ) 2016/01/13(水) 12:08:31

剣士 フリッツ

ー戦没者墓地>>283

[果てて弔われるならば、未だ救いがあると。そう考えてしまうのは、自分の心根がひねくれているからだろうか。それでも彼らが勇敢に命を散らしたという事実には、一点の曇りもないが。
この場に眠る魂の数だけを思えば、きっと千でも足りぬのだろう。

何処か荘厳な空気の中、彼女は佇んでいた。
凛とした眼差しを持つ女性だった。
どうやら男のことを知っているらしい]

…………………………。

[差し出された手に、どれ程の意味があったのか。
計ることは出来ないが、すぐに取ることはせず。
彼女の鍛練が滲み出た掌を一瞥した後、
真っ直ぐにその顔を見つめる]

( 292 ) 2016/01/13(水) 14:09:53

剣士 フリッツ

私の一族は、エスティエールに
仕え支えることを天命としてきた。
だが、私個人の意思を、
血だけで決めるつもりはない。

貴女は何を求める。何処を目指している。

[数世紀前であれば、過ぎた無礼と切り捨てられても可笑しくないような問いかけだったが]

私は人間を救いたい。

[果たして彼女の欲す所が何なのか。
尋ねる眼差しは真剣だった**]

( 293 ) 2016/01/13(水) 14:11:29

月虹 アロラ

魔軍により命を奪われるもの減らしたい。
私の力の及ぶ範囲で理不尽に死ぬ者を減らしたい。
私の見える範囲で天命を全うできる者を1人でも増やしたい。
私が考えるのはそんな単純な事だ。

人を救いたい。
そのために、あなた自身は何をしたいと思うのか。
聞かせて欲しい。


[握手を求める手を引き
問われれば率直に答え問い返した。]

( 294 ) 2016/01/13(水) 14:25:47

死喰い人 ダート

―ロワール村 酒場方面―

≪屍の回収を急げ≫

[>>186燃え盛る炎を横目に見つつ、兵達に命令を飛ばす。]

そうとも。
ここで俺を殺さなければ――な。

[肩で息するフリッツに、薄笑みを向けた。]

また、あのガキみたいにへし折ってやろうとも。

( 295 ) 2016/01/13(水) 19:24:02

死喰い人 ダート

[>>232 身の程を知ってか、ダートに背を向け魔物へ立ち向うフリッツの上空を緩やかに旋回する。]

ほれ、あがけ、あがけ!

[ダートが両手を掲げると、空中に無数の杭が現れた。]

そうして、己の無力さを悔やむがいい。

[笑みと共に手を打つと、杭は村へと降り注ぐ。フリッツが守ろうとした村人が、彼の目の前で潰されていく。]

( 296 ) 2016/01/13(水) 19:24:14

死喰い人 ダート

[あちこちから上がる悲鳴に耳を傾けていれば、兵から報告が届く。>>235どうやら神殿方面が劣勢らしい。聖職者達に加え、腕の立つ村人達もまだいるようだ。
魔王の領域から離れているとはいえ、見くびった。]

っち。

[舌うち一つ。
得る屍より失う兵が多くては、わざわざやってきた意味がない]

≪出直すぞ。≫

[撤退の指示を送り、ダートは再び地上へと目を向けた。
>>265>>266なんと、フリッツはまだ立っている。力を使い果たしたか、彼は血を流し、ふらつき。
それでもまだダートを強くにらみ、立ち続けている。]

( 297 ) 2016/01/13(水) 19:24:49

死喰い人 ダート


っくく、ぐぶぶぶ……っ
素晴らしい、素晴らしいぞお前は。

[薄紅玉の指輪が鈍く光る。ダートは指輪に頷いた。
指輪は血を欲する。とりわけ、絶望に染まった強者の血を。]

そんなに俺を殺したいか。

ならば、魔王の領域で待っていてやろう。
お前の友と一緒にな。

……会いたいだろう?

[もはや、生前の面影などないだろうけれど。
邪な笑みを落とし、復讐の炎に油を注いでいく。]

( 298 ) 2016/01/13(水) 19:26:24

死喰い人 ダート>>264 物陰の気配に目を細めた**

( A25 ) 2016/01/13(水) 19:34:31

剣士 フリッツ

―戦没者墓地>>294

貴女の力は、何処まで及ぶか。
貴女の眼は、何処まで広く見通せるか。

[問い返された言葉に、一拍の間を置いて]

……ロワール村は魔王城から遠くに位置する小さな村でした。
そんな場所ですら、今や襲撃を受けている。
おそらくは其れも侵攻の為の一段階に過ぎない。
魔軍の攻勢は日増しに激しくなっている。

魔王を倒さない限り、人に安寧は訪れない。
届く筈だった手も、いずれは届かなくなってしまう。

私は、そう思う。

[顔を僅かにあげれば、視界に広がるのは戦没者墓地の景色。
どんなに勇猛な戦士も、情け深い賢者も、死ぬ時は呆気ない。
嫌になる程、胸に刻んだ記憶]

( 299 ) 2016/01/13(水) 20:02:48

剣士 フリッツ

私は一人では無力だ。
それはよく、思い知った。

けれど、護り支える為ならば、
今よりは強く剣が振えるかもしれない。

―――――貴女に、その意志があるのならば。

[初対面で何を言うかと、訝しがられるだろうか。
ただ、初めて彼女の眼差しを見た瞬間から、
此方の答えは決まっていたのかもしれない。
惹かれた理由は血なのか個人の資質か。おそらくは双方]

アロラ・C・エスティエール様。
私は貴女の剣になる。*

( 300 ) 2016/01/13(水) 20:03:50

【独】 剣士 フリッツ

/*
地雷を踏み抜きにいっている感があります。
大丈夫でしょうか。
冷静に見返すと、完全に不審者じゃないですかね…。

[頭を抱えています]

皆さん格好良すぎて、ごろごろしています。
俺はとても浮いているような気がします。
が、がんばる…!

( -97 ) 2016/01/13(水) 20:05:45

月虹 アロラ

私の生涯をかけてその範囲を広げていく。
私が生きる意味でもあり、兵団の存在意義でもある。
然し、あなたの言う通り魔軍の勢いは日に日に増している。

根源を絶たなければ、じきに此処にも魔王の手が及ぶのは確実だ。

[問われるまでも無い。
自分はこの目的のために人生を捧げたのだ。]

フリッツ。私はあなた<帰還>を歓迎する*

( 301 ) 2016/01/13(水) 20:21:36

【独】 魔王 ケテル

/*
ダート君、格好良い…格好良いよ。
実はダート君が魔王なんじゃないかい。積極的にクーデターなんて起こされたいね。

アロラ君とフリッツ君も素敵だ。

( -98 ) 2016/01/13(水) 20:33:01

【独】 死喰い人 ダート

/*
あああ
レティ確保邪魔されて怒りくるうルートもあったあぁぁぁあ

( -99 ) 2016/01/13(水) 20:51:04

【独】 死喰い人 ダート

/*
フリッツかっこいいィィ

( -100 ) 2016/01/13(水) 20:51:22

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 方面―

[かぼちゃを抱えて始まりの国で一度迷子になった森に入り泉に到着するとせっせと巣作り 穴を掘って中をだんだん広くしてお気に入りの毛布を敷けばひとまずは完成だ。]

ここでしばらくは暮らすっす。

[森には自分の毛がいっぱい落ちている。一度は迷ったもののもう迷わない。畑までの道のりもばっちりである。宝箱をどしっと置くと入口を木で隠して泉の畔へ、
かぼちゃを洗うのを忘れない。]

( 302 ) 2016/01/13(水) 20:54:37

修道女 レティーシア

― ロワール村 ―

[大鴉に乗った死喰い人が動き出す。>>297
仁王立ちの男>>265>>266へ歓喜のような声をあげ、
話しかける声を聞く。
死喰い人の煽るような言葉>>298にレティーシアは目を細めた。
魔王の領域の住民。友。
異形の言うことが真実か否か、レティーシアには分からない。
思うのはひとつだけ。

 ――ここであの戦士を死なせてはならない。

口の中で呪文を唱えはじめる。]

 ……大地に眠りし緑の息吹よ 清き流れを汲みあげよ
 魔の手が伸びるその前に 不浄なるものから守りたまえ

[守りの盾を潜ませる座標は、視線の先。
指先で錫杖についた遊環を撫で、魔法を発動させた。]

( 303 ) 2016/01/13(水) 21:13:02

黒騎士団団長 アミー

――畏まりました、魔王様

[一礼して退出する。

ダートの帰還をと言われれば頷いていた。
魔軍兵士の補充を頼める彼の事は頼りにしていたから。

また、新しい兵士を補充してくれるのならば有難い限りだった。

そして、彼女は一人魔王城の内部を歩んでいく。
傍らには漆黒の大剣。
これを片手で振り回すそのスタイルを初めて見る相手はたいがい驚きをその顔に浮かべ。
そしてそのまま死んでいくのだった。]

( 304 ) 2016/01/13(水) 21:20:16

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[煽るようなダートの言葉>>295に、ぎりと歯を食いしばる。
相手の言葉は、事実だろう。
けれど此処で挑発に乗っても勝敗は歴然。
祈りも怒りも、戦場では殆ど意味をなさない。
だからこそ、せめて己に出来ることへと尽力し。

>>296そして更に、自分の無力さを思い知ることとなる]

――――――…くっ!!
狙うなら俺を狙え、卑怯者ッ。

[実際には、自分の頭上にも杭が降ってきたが其れは斬り払い。
杭の標的となった村人を助けようと地を蹴るが、
数があまりに多すぎる。魔物の相手をしながらでは尚更のこと。
悲鳴を上げ、或いは女神への祈りの言葉を叫びながら、
有り得ない方向に折れ曲がり地に串刺された人間たち。
凄惨な光景は、まるで"あの日"のやり直しをしているようだ]

( 305 ) 2016/01/13(水) 21:23:10

剣士 フリッツ

[その最中]

『おかあさん』

[細い少年の声が、喧噪に紛れて届いた。
既にこときれた母へ駆け寄るのは、酒場で見かけた幼い少年。
その頭上より降り注ぐ鋭い杭。
思考より先に足が動いた。
杭を斬り飛ばす程の余裕はなく、ならば。

少年を半ば突き飛ばすようにした男の左肩に、
杭は深く刺さり血が噴き出す。
すぐに意識を魔物へ向けたが、背後で少年の泣き声が聞こえた。
泣いていると言うことは、生きているのだろう。
ああ、よかった、と]

( 306 ) 2016/01/13(水) 21:23:40

剣士 フリッツ

[>>297相手の旗色が変わった。兵達が撤退していく気配。
別の場所で何かあったのか、と思考が流れ。

>>298それでも此方へ向けるダートの顔には、
ありありと余裕の色が浮かんでいる。
彼の指輪が光るのに、睨むように薄く目を細めた]


―――――…貴様は、殺す。必ず、殺す。


[満身創痍の身ながらも、声だけは呪詛の様に。
ダートの思惑を知ることも無く、
煽られた復讐の炎はふつふつと燃え上がって行く]

あいつは、死んだ。
貴様の操る屍人形など――――…ッ!!

[屍体から造り出された兵士が固有の意思を持つことなど、
男にはとても認めることが出来ない]

( 307 ) 2016/01/13(水) 21:24:21

剣士 フリッツ

[血の滴る剣を、中空にいるダートへと向けて]


友の屍体が貴様の元へいるならば取り戻す。
安らかな眠りを、届けるために。

……待っていろ。
いや、待っていなくとも。

地の果てまでも追いかけて、
貴様の蛮行に終止符を打ってやる。


[ふと、死喰い人のものとは明らかに違う、
>>303清らかな魔力の流れを感じた。
半ば朦朧とした男に、
その意味までは察することは叶わなかったが*]

( 308 ) 2016/01/13(水) 21:25:29

15人目、認識番号774 がやってきました。


認識番号774は、おまかせ を希望しました。


認識番号774

―― 魔王城・工房 ――

[ コポ、コポ、と透明な球体の中には規則的に泡が立つ音が響く。
その中の一つが不規則な反応を示し始めた。

球体を満たした液体が立てる泡が不自然に多くなり…
管理者の制御を離れ、魔軍兵士を生み出すプロセスに移行する。

本来ならば管理者が培養槽の状態を確かめた上で行う筈のもの――
管理者の一切の制御を無視して、培養槽から吐き出される。 ]

――う。

あ――? あ――?

[ きょろきょろと周囲を見渡す"それ"は意味のある言葉を出せず
生まれたばかりの赤子のように周囲の様子に首を傾げるのだった ]

( 309 ) 2016/01/13(水) 21:30:42

戦士 アルシェス

─ はじまりの国/街外れ ─

[街の一角での殺人事件は大きな騒ぎには発展せず、街の大部分は今日も平和だった。
 既に旅立ちを決めている少年も、事件に深入りするつもりはなく、勝手に耳に入る街の噂を聞き流す程度だ。
 世界各地で魔物による侵攻や虐殺が起きているという時に、目の前の小さな事件の犯人を捜した所でどうにもなるまい]

[そうして街外れまで来た時、少年は見覚えある姿>>263を見付けた]

 あ、あれ、昨日の猫のおねーさんだ!

[こんな所で何をしているのか。
 少年はこっそり後を追おうとしたけれど、隠密の訓練はしていないから、多少の警戒があればすぐに気付かれてしまうだろう*]

( 310 ) 2016/01/13(水) 21:40:21

死喰い人 ダート

─ロワール村 酒場方面─

そうか、地の果てまで追ってくると申すか。
くく……楽しみだ。実に楽しみだ。

[目を眇め、魔剣士を見る。
ダートのところまでたどり着いた頃、どんな男になっているだろう。彼が復讐にとらわれ力に溺れようとも、聖戦士となり立ち向かってこようとも構わない。前者ならば世に混沌を呼び、後者なら蝕み、指輪の贄にするのみだ。]

……ほぅ?

[>>303ダートの注意を引いたのは、聖なる力の波動だった。]

こそこそと覗いておるだけかと思ったが。
この有り様を見てもまだ歯向かうか。

[地上に降り、ゆっくりと隠れ家に歩を進める*]

( 311 ) 2016/01/13(水) 21:43:08

修道女 レティーシア

[共にきていた村人2人は凄惨な現場に悲鳴を上げ、駆け出した。
死喰い人の攻撃に倒れ、徐々にもの言わぬ骸になる男と、
泣き出した少年>>306を深く抱きしめる男。
深く息を吸い込んで、家の影から歩き出す。
死喰い人が何故、この村を襲ったのか。
聞いてみたくあるが、無意味だろう。]

 …悪魔の声に耳は貸さない方がいいわ。
 真実か否か、分かったものじゃないもの。

[ベルトから回復薬の瓶を引き抜き栓を開け、傷を負った男の傍へと歩み寄り無表情のまま左肩にかける。
死喰い人>>298がまだその場にいたなら、問いかけるように見上げて。]

 魔の森からこんなところまで出てきて。
 一体、何が目的なの。
 …退いてはもらえないかしら?

( 312 ) 2016/01/13(水) 21:44:46

魔王 ケテル

―― 魔王城・工房 ――

[…“人の頃の記憶を喪い”>>94、産まれ変わった魔軍兵士が、自覚するのは魔軍兵士としての自覚と意志。
産まれ変われば、それは決して覆られぬもの。]

( 313 ) 2016/01/13(水) 21:47:07

修道女 レティーシア

[無駄だと思いつつも問いかけることに、意味はあるのか。
レティーシアにはわからない。
錫杖を地に打ち鳴らし、仕込んだ魔法を起動させる。
身体中から魔力が抜けていく感覚に、奥歯をかみ締めた。*]

( 314 ) 2016/01/13(水) 21:50:36

剣士 フリッツ

―戦没者墓地>>301

[諾の返事が得られれば、男は一歩相手へ歩み寄る。
背に負う剣を手に取り、彼女の前へ掲げて。
片膝を折って、傅いた]


―――…此れ迄の御無礼を御許し下さい。

私は貴女の"望み"の為に、この身の全てを捧げましょう。
血に縛られた運命ではなく、私自身の意思として。

いのちある限り、共に。


[それが、男が生涯仕える主人を決めた日。
彼女を支え護ると誓った日。
以降、その命に従い、行動することとなる。
全ては人を救うために*]

( 315 ) 2016/01/13(水) 21:51:05

【独】 魔王 ケテル

/*
元々、開始前はこんなだったけど、憂いの魔王要素はどこかに行っちゃったね。

■魔王 ケテル
魔軍より憂いの魔王とも呼ばれる。
その姿を見て帰った人間は居ない。
世の安寧を乱す存在とされている。
人間よりは魔王。魔軍よりは魔王様と呼ばれている。

( -101 ) 2016/01/13(水) 21:51:17

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 トマト畑―

[かぼちゃを洗って大事そうに新居に持ち運ぶとそのまま森から始まりの国の畑へ。今度の狙いはトマト畑、茂みに隠れてあたりをキョロキョロと見渡す。]

んー… 何か嫌な予感がするっす…

でも食べたい… でも食べたい…

( 316 ) 2016/01/13(水) 21:53:00

射手 エステル

 本物だって言う証拠はあるのかな。

[口でならいくらでも言える>>257
ないならないで、別に良いのだけれど]

 平和?
 望みがそこじゃなければついてくるなと言うの?

[平和より何より。自分に取ってはもっと大事なことがある。
それをわざわざ話すつもりは今はないが。
断られるなら……あとをついて行く、でもすれば良いだろう]

( 317 ) 2016/01/13(水) 22:02:27

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

─ 異空間エンフェルケスーカ ─

 ほう、落ちてくるとは不届きな物もあったものですな

[>>275目下の目的は探し物の回収である。
 あれはエンフェルケスーカのためにこそあるべきものなのだ。
 数多の名を関するモノはこの神殿に奉じておくべきであろう]


 ぶちまけたりなどしませぬよ
 
 私は――

( 318 ) 2016/01/13(水) 22:02:41

死喰い人 ダート

[>>312勇敢な修道女へ目を細める。]

答えても、信じてくれぬだろう?
俺の言葉など、「真実か否かわかったものじゃない」

[小さく肩を揺らす。路地の向こうから、男の悲鳴が響く。先ほど逃げ出した彼らのものだ。]

信じてくれないだろうが、
お前のような敬虔で、強く美しい女を探しにきたのだ。

[首をかしげてみせる。
一歩一歩彼女の元へ近づいて、指輪をした手を伸ばした。*]

( 319 ) 2016/01/13(水) 22:03:24

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[くつりと、言葉をとぎるように嗤う。
 そう、人の味方をするフリをすることはあるかもしれぬ。
 しかしそれは破滅へと導くための言葉になろう]


 存じておりますよ
 ずっとそうではないかと考えておりました

 嗚呼、貴方の考えに合うなど初めてのことでしょうか

[額につけられた魔石が怪しく煌く。
 魔神の浮かべる笑みに満足そうにエンフェルケスーカの渡り人は目を細めた]

( 320 ) 2016/01/13(水) 22:06:12

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王へ黒騎士団団長>>304が一礼をし去る。
漆黒の甲冑に血塗られた様に紅き紋章。

人間達は見ただけで彼らが“何”か理解するだろう。

彼ら黒騎士団は、人間にとって“恐怖”の代名詞であろう。
ありきたりの武器に防具、並の技量では、彼らに敵う事は無く、村人に神殿の僧兵であろうと、易々と切り伏される。]

[魔王は黒騎士団の長に、ダートの帰還を待て>>267と告げたものの、団長自身の判断し行動する自由は確保されている。
禍々しき翼竜を乗り熟す者も中には居るやもしれない。]

( 321 ) 2016/01/13(水) 22:06:50

召喚獣 チャペ

[昨日の少年が後からついて来ている様子>>310に、気が付いていないように見えるだろうか。
そんな猫はある場所で急に方向転換をすると、すたすたと路地裏へと入っていこうとする。
そこで何かに気が付いたように肩の力を抜くと、後ろを振り返った。]

 あれれ? あなたは昨日の……! わあ、すごい偶然だねぇー。
 どうしたのー、こんなところで?

 そうだっ、アルちゃんって呼んでいい!?

[昨日と変わらぬ、明るい猫がそこには居た。]

( 322 ) 2016/01/13(水) 22:08:00

死喰い人 ダート、何事も抵抗がなければレティーシアの肌に刻印を穿つつもり*

( A26 ) 2016/01/13(水) 22:08:07

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 それではそろそろあちらへと参ります故失礼を

 貴方が楽しめるようにして参りましょう

[そう告げると、エンフェルケスーカの渡り人はすいと姿を消した*]

( 323 ) 2016/01/13(水) 22:08:22

【独】 死喰い人 ダート

/*
ああ!兵隊774!ななし!


気づくのが遅れた俺、感動した。
兵士来てくれるの嬉しいなぁ。

( -102 ) 2016/01/13(水) 22:09:49

認識番号774

[ 認識番号774。それは人間の時の名をアンジェと言った。
強靭な精神力と、何より"神の言葉"とも呼ばれる魔術を行使する力は
世界に暗澹と覆わんとする魔王の影を一時的にでも拭わんとするほどの希望

それを人々に齎して。
そして、アンジェはその希望を背負い、多くの仲間達と共に旅立つ。
魔王を討伐するため。世界の暗雲を吹き飛ばす為。

しかし。旅の仲間達は度重なる魔軍の攻撃と
そしてなりより、過酷に過ぎる旅の道程に一人、また一人と倒れ、或は――狂気にその身を蝕まれ。
最後まで魔王の居城へと向かう事を諦めなかったアンジェも目的を果たす事なく斃れ――

その身が培養槽に浸けられて、どれほどの時間が経過したのだろうか。 ]

( 324 ) 2016/01/13(水) 22:10:20

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A27 ) 2016/01/13(水) 22:10:32

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

一つだけ真実はある。
死者は、二度とは還らないということだ。

[聞こえてくる声>>312は近い筈なのに、朧げで。
呟く言葉は、独り言にも近い態で]

子供が……。子供が、泣いていないか。
俺はいいから、早く彼を…。

[それと前後して、左肩にかけられる回復薬。
出血はひとまず此れで収まった。
まだ血が足りないには違いないが、意識はややはっきりし]

―――――――――…。

[手を伸ばす男>>319へ真っ直ぐ、剣を突きつける*]

( 325 ) 2016/01/13(水) 22:11:19

認識番号774

[ 認識番号774に最早人間のころの名など意味を持たない。
魔軍の兵士には自分がどのような存在なのか、既に把握しているから。
しかし、認識番号774には欠陥が存在していた。

まともな言葉を発することが出来ない程に精神が後退している事。
"寂しがり屋"と"誰かの役に立ちたい"と思う、アンジェである頃の残滓 ]

あ――……。

[ 工房の中には沢山の培養槽が存在しているが、
そこには未だ意思がなく。自らの孤独を癒す存在にはなり得ない事、認識番号774は察知できるようで、気落ちしたかのように肩を落とす。

そして、ふらふら、ふらふらと覚束ない足取りで、工房の扉を開くのだった。 ]

( 326 ) 2016/01/13(水) 22:12:05

黒騎士団団長 アミー

……貴方達、次は攻城戦になるそうよ。

分かってるでしょうけれど。
先陣を切って一気に荒らしまわる事。
それが魔王様の望みよ。

[騎馬隊の突撃。
そして翼竜を駆っての撹乱戦術。

アミー自身、騎馬にも翼竜にも乗れるのだった。
そして、漆黒の鎧に血の紋章の騎士団。
彼らの蹂躙は人々に恐怖を齎すのだろうから。]

( 327 ) 2016/01/13(水) 22:12:11

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A28 ) 2016/01/13(水) 22:12:48

戦士 アルシェス

[猫獣人はこちらに気付いていない様子ですたすたと進んだ後、急に方向転換して路地裏へと向かった。
 一応、人並みの強さはあると自負している少年は、薄暗い場所でも迷いなく足を向けるが。
 しかし彼女は路地裏へ入るより前に、足を止めこちらを向いた>>322]

 えっ?
 あ、うーんと、おねーさんの姿が見えたから、追い掛けてみたんだ!

[こっそりと、とはあえて口に出したりはしなかった。
 何か変な物を見た訳でもないし。
 呼称について問われれば]

 うん、いいよ!
 あっ、おねーさんのことはなんて呼べばいいの?

[確か昨日は、名前を聞いていなかったはずだ。
 そう問い掛ける少年は、昨日と変わらぬ様子の猫に、何の疑いも抱いていなかった*]

( 328 ) 2016/01/13(水) 22:18:00

黒騎士団団長 アミー

[さて、魔王にはダートの帰還を待てと言われたけれど。
実際のところ、彼女の裁量で行動はある程度自由になっていた。

なぜなら、組み上げられた魔術は別の場所に居ても彼女が魔王城へと帰還する事を容易にしているのだから。
よって、魔王の意思を受ければいつでも戻れるのだった。]

……。

[まあ、どうしたものかと少し思案しつつ。
魔王城の回廊を歩んでいく。]

( 329 ) 2016/01/13(水) 22:20:12

魔王 ケテル

―― 魔王城・工房 ――

[無数に並ぶ培養槽…或いは、より原始を思わせる改造の為の球体。そこに浮かぶのは、人型、或いは異形であろう。

ダートが確保した以外の屍体もまた、そこには浮かび、改造されていたかもしれない。

認識番号774が>>326這い出た改造の培養場所は何処であったか。

工房には幾らかの身に着ける物も置かれていたであろうが。或いは布も。其れ等に気づかぬのであれば、裸体のまま、深き岩の胎(はら)の様な場所を歩き、そして何時しか建物らしき中を歩けるかもしれないか。]

( 330 ) 2016/01/13(水) 22:22:39

竜の子 ダリア

― 白い砂漠・廃城 ―

――――ううん……

[少女と竜の姿は、再び城壁の上にあった。
眺めども眺めども変わらない景色。平坦な地平。
風に衣がなびくままに任せ、樽から掬った水を一口飲む。]

ねえ、アイス
……その、……

[見上げた少女に応えるように、竜もまた少女を見下ろす。
戸惑うように、或いは照れるように、少女は曖昧に笑って
竜の首筋へ、白い手をそっと伸ばした。]

わがまま、言ってもいいかな……?

( 331 ) 2016/01/13(水) 22:26:40

竜の子 ダリア


わたし、――――

[続く言葉は、巻き上がる砂塵の中に掻き消えて。
一拍の後、頷く竜の影だけが映った。]

( 332 ) 2016/01/13(水) 22:26:49

修道女 レティーシア

 …至言ね。それ故に残酷だわ。
 屍人兵器なんて、死者への冒涜にも程がある。
 …大丈夫。あの子なら無事よ。

[独り言に近いのフリッツの言葉>>325に柔らかくそう返し、視線をダートに戻した。
問いかけに返る言葉に唇の端を上へと歪ませる。]

 あら、うれしい。
 そして探した信徒をその赤の様に染めるとでも?

[敬虔であることに対しての感想を口にする。
伸ばされた手から一歩身を引き、ヴェールを肩に流す。
男に付与した守護の盾が反応して、ダートの指先に鈍い痛みを与えるか。
その痛みは、魔王城へ辿り着く程の歴戦の者とは遠い、脆弱な痛み。
剣を突きつけるフリッツへ視線を向け、口を開いた。]

( 333 ) 2016/01/13(水) 22:28:30

【独】 魔王 ケテル

/*
さて。翼竜を出したのは、ダリアの方行って来て良いんだよっていう振りだったけれども、これはダリア来るかな……?

( -103 ) 2016/01/13(水) 22:28:31

修道女 レティーシア

 『この村を助けてもらえるのなら、この命を差し上げましょう』
 …なんて。私は言わないわよ。
 去りなさい。魔の者よ。
 去らぬなら、このトルニータ信徒がひとり レティーシア。
 全力を持ってお相手いたします。

[力量差に冷や汗を一筋。倒せないと、直感が告げている。
けれど、こちらとて退かないわけにはいかないのだ。
錫杖を構えて、じっと見据える。*]

( 334 ) 2016/01/13(水) 22:28:38

死喰い人 ダートは、人狼 に希望を変更しました。


魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A29 ) 2016/01/13(水) 22:40:32

認識番号774

―― 魔王城・内部 ――

あー…うー…あー…

[ ぽた、ぽた、と培養液を滴らせながら、774は歩く。
記憶も殆ど持っていない筈の存在だが、何かに誘われるように、導かれるように
ところどころで転げそうになりながら。 ]

あー…。

[ 774が向かうのは本人は自覚してはいないが、魔軍であった者達の死体が安置されて居る場所。
覚束ない足取りで、死の漂うその空間へと、一歩、また一歩と進んでゆく。
もしかしたら、その途上で何処かで誰かに出会うかもしれない。 ]

( 335 ) 2016/01/13(水) 22:41:53

お米犬 タンガリザ

(トマトを食べようか食べまいか

トマトを食べようか食べまいか

頭からかじるか

おしりからかじるか

いっそのこと丸呑みしようか

絞って汁だけ啜ろうか)

[あれこれ考えていると遠くの方で人影???>>322が見える。
その瞬間オイラの心はドッキュン!

高鳴り。獣人の雌だ!あれは!あのおっぱいの形は雄ではない。雌だ! オイラの目は釘着けになっている。
とそこへ>>328]

む!?? 人間っす! 
[茂みからじーっと二人の様子を見ている]

( 336 ) 2016/01/13(水) 22:43:11

死喰い人 ダート

[>>325 助けを得て、なおも魔剣士は他人を守ろうとする。女が現れねばじきに斃れていただろうに。]

そんなつまらぬ事はせぬよ。

[小さく首を振った。
伸ばした手は聖なる障壁に阻まれた。チクチクと刺すような痛みの中、レティーシアに届いたのは力のうち一部。
使い魔達につけたものとは違い、ホクロのような小さな跡。彼女の居場所がわかる程度のもの。]

よい、お前に免じて引くことにしよう。
かりそめの平和を存分に味わうがよい。

[魔剣士に突きつけられた切っ先の先をかすめ、踵を返した。
ふわりと大鴉に乗ると空に舞い上がり、かくしてダートと魔軍はロワール村から撤退していった*]

( 337 ) 2016/01/13(水) 22:45:35

召喚獣 チャペ

 んーとね、チャペって言うんだよー。
 いい名前でしょ! あはは。

[ちょっぴりかっこをつけたポーズを取ってみたり。
相変わらず楽しそうなご様子だ。]

 チャペはお仕事中なんだよー、えっへん。
 これから、ここの裏にあるトマト畑のおじさんの家に行くんだ。多頭蟲がまた出てきてないか確認しに行くんだよー。

[多頭蟲ってのは畑を荒らす魔物の一種だ。
頭が沢山あるだけに一夜にして畑が壊滅してしまい、泣き寝入りした農家は数知れないという。]

 良かったらアルちゃんも一緒に行こうよ!

( 338 ) 2016/01/13(水) 22:45:58

黒騎士団団長 アミー

― 魔王城・内部>>335

あら……見かけない顔ね。

[内部の回廊を歩んでいくと、前から歩いてきた彼女を見て。
滴る培養液を見ると、新たな魔軍兵士かと声をかけていた。]

私はアミー、貴女のお名前は?

[敵意は無いと示すように。
彼女に向けて微笑んでいた。

尤も、笑顔のままで敵に対しては切りつけたりもするのだったが。]

( 339 ) 2016/01/13(水) 22:52:50

修道女 レティーシア>>334誤字 ×退かない→○退く

( A30 ) 2016/01/13(水) 22:52:52

戦士 アルシェス

 チャペか! うん、可愛い名前だね!

[チャペの名乗り>>338に答えて]

 多頭蟲? あっ、魔物退治だね!

[依頼でもよく見かける害虫の名前だった。
 どうやら勇者の連れ合いの彼女も、自分と似たような仕事をするらしいと親近感が湧く]

 うん、行くよ!
 あっ、依頼料ちょっとは分けてくれるよね?

[誘いに二つ返事で答えた少年は、茂みからの視線>>336にはまだ気づいていなかった*]

( 340 ) 2016/01/13(水) 22:54:24

【独】 魔王 ケテル

/*
タンザリカに経験値システムを魔神が刺したそうにしてるんだけど、どうしようか。

( -104 ) 2016/01/13(水) 22:55:16

認識番号774

あ…?

[ 声を掛けられ、歩みを止め、顔を上げる774。
そこにいたのは、どうやら魔軍の中でもそれなりの地位にいる存在(>>339)のようだった。

アミー、というらしい魔軍の将は、774に名を問うてきた。
精神が後退していても、何を問われているのかは理解出来る
しかし、774には名を伝える言葉も、伝えるべき名も持っていなかった ]

…あー…

[ ふるふると首を振って、ぺこり、と頭を下げる。
"名前はない"という事を示したが、果たしてきちんと伝わるだろうか ]

( 341 ) 2016/01/13(水) 23:01:56

【独】 魔王 ケテル

/*
>>336
何でそんなに美味しそうなトマト表現なのだろう。
タンガリザ君に視線が釘付けだよ。

( -105 ) 2016/01/13(水) 23:04:03

黒騎士団団長 アミー

……そう、分かったわ。

どこか行きたい所でも?

[彼女の言いたい事は理解していた。
黒騎士団にも魔軍兵士は居るのだから。

彼女のように言葉を使わずに何かを伝えようとしてくる事はそう珍しい事ではない。

彼女の目的地を聞いて見る事にしたのは、まあ特にする事を決めていないからと言うだけだったのだが。]

( 342 ) 2016/01/13(水) 23:06:24

お米犬 タンガリザ

>>338>>340

(わ…こっちに来るっす。)

[茂みでじーっと身を潜め。二人の顔をよーっく見る。
獣人の雌を見るなんていつぶりだろう。お母さんくらいしか知らない。
初めて経験する不思議な気持ち。けれど隣の人間を見てびっくり]
(あ…ああ…オイラの…100ゴールドがいる…
どうしよう…見つかったらまた追いかけられる。でも…でもあの子が気になる…)

[尻尾と耳がペタンとなり、二人の仲よさそうな様子を指を銜えてみている。]

オイラ…オイラどうすればいいんだ…

( 343 ) 2016/01/13(水) 23:06:44

召喚獣 チャペ

[お調子者の猫、ついには大はしゃぎである。]

 可愛いだって? やったー!
 うん、いいよいいよー。いっぱい分けてあげる!

[本当はチャペに任せるのはとても不安だと、その辺りの管理はアインが行っているのだが、それはまた別の話である。]

 新しい仲間、初めての共同作業だねっ! チャペ、頑張るの。

[大変不適当な言葉のチョイスだったが、とにもかくにもウキウキと猫は農家を指さして歩き始めた。
ちょうど通り道である、どこぞのお米犬が隠れている茂みへと一直線に……]

( 344 ) 2016/01/13(水) 23:08:12

【削除】 魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[黒騎士団の長が去った後。
魔王は錫杖>>259>>267へと視線を向ける。
真紅の宝玉が嵌め込まれた錫杖だ。]

[魔王は錫杖を掴む。]

[魔王が錫杖を掴めば、真紅はより濃く、深みを増す。
錫杖全体に、禍々しいものが伝わり、酷く悍ましい印象を与えた。]

2016/01/13(水) 23:08:30

射手 エステル

[この三百年間で勇者かと問うて是であると答える者達は掃いて捨てる解いた。
――が。

その辺の雑魚に怯えたり
勇者の名で金を集めたり
そんなのばかりで魔王へとたどり着けそうな“勇者”に出会ったことはない。

だから、勇者であるかの問いに頷いたところでそれを素直に信じる気になどならない
信じないから故に。
自分の目的を素直に話すつもりもなく。

傍らで他の者ともやりとりする様子を見詰める瞳は、何処か値踏みするようなものだった]

( 345 ) 2016/01/13(水) 23:09:49

修道女 レティーシア

[首を振る死喰い人>>337に、ひとつ瞬きをする。

では、何を?

問いかける間もなく伸ばした手に警戒する。
だがその手はこの身に触れること無く、守りの盾に阻まれたかのように見えた。
彼の付けたしるしも、その目的も、気付くことも知ることもなく。
空へと舞い上がり立ち去るその姿を小さくなるまで見送り、大きくため息をついてその場にしゃがみ込む。
気力で立っていた身体は今は小刻みに震えはじめている。

酷く、恐ろしかった。]

 あれが…高度に発達した魔に染まりし者。
 なんて、恐ろしい。

[小さく呟き、ぎゅっと目を閉じる。
あたりには火と血の匂いが漂い、恐怖と苦痛に染まった人の声が聞こえている。
気持ちを切り替えなければ。]

 天にまします我らが女神よ……

( 346 ) 2016/01/13(水) 23:09:53

修道女 レティーシア

[小さく祈りの言葉を口にして、目を開く。
傍にいた男に声をかけた。]

 手当てをいたしましょう。
 一緒に神殿へ来てもらえませんか?

[そう問いかけて、手を差し出す。
傷を負ったその身体を支えるために。

この人が勇者だろうか。
それとも、他の場所へ勇者はいるのだろうか。
傷を癒すためにしばし時を同じくしたなら、
勇者を探す旅に出ることを伝えただろう。
共に行きませんか、と。そんな言葉も添えて。*]

( 347 ) 2016/01/13(水) 23:10:03

月虹 アロラ

― エスティエール邸 ―

[質実剛健を旨とするエスティエール。
公爵級の待遇を受けるとはいえ、屋敷の規模と内装は諸公とは比べ物にならず伯爵と較べても見劣りするものだった。]

( 348 ) 2016/01/13(水) 23:10:13

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[黒騎士団の長が去った後。
魔王は錫杖>>259>>267へと視線を向ける。
真紅の宝玉が嵌め込まれた錫杖だ。]

[魔王の視線を受けてか、宝玉の真紅はより濃く深みを増す。
錯覚だろうか。それだけで錫杖全体に禍々しさと酷く悍ましい印象を与えた。]

( 349 ) 2016/01/13(水) 23:11:13

月虹 アロラ

私の判断が失敗に終わったとはいえ、身内の主導権争いで精一杯とは。
人間の敵は人間という事ですか兄上。


『アロラ。お前も政治感覚というものを身に着けたほうが良い。
お前に対する兵団参与権停止の決議が提案された。
エスティエールの血に甘え過ぎたな。』


私には兄上がパワーゲームに執心するあまり、本来の目的を忘れているように思われますが。


『フリッツの入団を承認する。
アロラ十人長。下がってよろしい』


は。承知したしました副団長殿。

[家で交わされる血の温もりの感じられないやりとり
いつもと変わらぬ光景で――*]

( 350 ) 2016/01/13(水) 23:12:06

戦士 アルシェス

 やった! 僕も頑張るね!

[チャペの言葉>>344に少年も笑顔で答える]

 ……仲間、かぁ。

[チャペは新しい仲間と言ったけれど、少年にとっては仲間が出来ることすら初めてのことで。
 依頼料の話も半分くらいはどうでもよくなりつつ、チャペとともに農家を目指す。
 その途中]

 待って! そこの茂み、何かいる!

[小声でチャペを制するように言う。
 その時には、チャペの方も既に気付いていたかもしれないが]

[その生き物>>343の全貌はまだわからない。
 仮に犬のシルエットが見えても、昨日と同じ個体とまでは識別出来ないだろう。
 少年は静かに剣へ手を掛けつつ、歩を進めた*]

( 351 ) 2016/01/13(水) 23:15:18

認識番号774

[ どうやら意思の疎通は出来たようで一安心。
その間もなく、どこか行きたい処があるのか、と問われて(>>342)驚く。
どこか、目的地があると示すような行動は774は取ってはいない。
しかし、そんな情報を見せずとも、目前の将は察知したのだろう。 ]

……

[ こくん、と頷いて見せて、言葉と共に向かうべき先を指し示す。
其処に何があるのか、774は知らないが、其処に行くべきだという
その声に突き動かされるように歩みを進めていたのだ。

指し示した手とは別の手でアミーの手を取り
そしてそれが叶ったのならば、引っ張るように目的地へと向かおうとするだろう。

しかし、魔軍兵士とはいえその力は弱い。
振り払おうとするのならば容易だろう。 ]

( 352 ) 2016/01/13(水) 23:16:23

お米犬 タンガリザ

(つい…目をはずしてしまったんだ…

胸に手を当てて深呼吸

ドクドク波打つ心臓を抑えようと

初めて体験する恋に直視出来なかったんだ。)

( 353 ) 2016/01/13(水) 23:19:53

お米犬 タンガリザ

[茂みに近づいて来ることに気づかない。砂で顔を洗ってみたり腰のホネっこを銜えてみたり。]

トマトよりも大切なものができました。

お母さんどうすればいいっすか…

[空を見上げる。いつも見えてる太陽は茂みの葉っぱでよく見えない。]

( 354 ) 2016/01/13(水) 23:22:38

黒騎士団団長 アミー

あら、連れて行ってくれるのね。
良いわ、行きましょうか。

[手を引かれるようにして、一緒に歩いていく。
普段は配下を率いる立場だったが。

こうして、誰かに手を引かれてどこかへと向かうのもそんな悪くないなどと思いながら。
やがて2人は、名無しの彼女の目的地へと辿り着くのだろう。]

( 355 ) 2016/01/13(水) 23:24:17

召喚獣 チャペ

[猫は耳をピコンとさせると、アルシェスよりも一歩前に出る。
そして面白いものを"見つけた"というように、薄く笑うのだった。]

 本当に? つついてみちゃう?

[特段警戒した様子もなく茂みまで駆け寄ると、ちょうど近くに落ちていた長い木の棒を、いきなり茂みの中へと突き入れた。]

 喰らえ、変則猫ぱーんち!

( 356 ) 2016/01/13(水) 23:24:50

【削除】 お米犬 タンガリザ

[>>344
一直線に進んでくる雌の獣人、寸前になって気づいて体当たりを食らってむにゅり]

むにゅ??

(あれ?なんか柔らかっす)

[勢い余った体を抱えるように倒れこみ幸か不幸か馬乗りのような体制になっている。
両手の肉球は雌獣人の胸をしっかり見事に挟んでいる。]

はわわわわわ!!!

何がどうなったすか?見つかってたっすか?

[見れば剣に手をかける少年にも気づく*]

2016/01/13(水) 23:29:43

剣士 フリッツ

―ロワール村 酒場方面―

[ダートに剣を突きつけながら、
修道女の高潔さを感じさせる勇ましい言葉を聞く。
彼女が噂されていた勇者一行候補の者か、
と悟ったのはこの時点でのこと]

―――――――…。

[聖なる盾に阻まれて、魔は手を伸ばし損ねたのだろうか。
切っ先の先を掠めた剣は、
死喰い人の姿が見えなくなるまで降ろされることは無い。

……己の無力さを痛感しながら。
最後は空を睨むように見上げていた]

( 357 ) 2016/01/13(水) 23:31:52

お米犬 タンガリザ

[>>344
一直線に進んでくる雌の獣人、寸前になって気づいて長い木でつつかれれば驚いて真上にピョンっと跳ねる。]

はわあわわあああああああ!!!!!!

[茂みからバさっと飛び出しわけもわからんままに体当たり、勢い余って体当たりしたもんだからそのまま押し倒すようになって馬乗りになってしまってムニュリ]

・・・・・むにゅ??

(あれ?なんか柔らかっす)

[両手の肉球は雌獣人の胸をしっかり見事に挟んでいる。]

はわわわわわ!!!

何がどうなったすか?見つかってたっすか?

[見れば剣に手をかける少年にも気づく*]

( 358 ) 2016/01/13(水) 23:32:39

剣士 フリッツ

[気付けば隣の女は、しゃがみ込んでいた。
小刻みに震え、先程までの気丈な姿が嘘のようだ。
相当に気を張っていたのだろう]

大丈夫か?

[祈りを捧げる彼女に、
その小さな声が届いたかは分からないが]

手当はもう受けた。
……怪我人を運ぼう。神殿に向えばいいんだな?

[軽くふらつきながらも、手を差し出す彼女へそんな返答を。
強がりには違いなかったが、
回復薬のおかげで多少は動けるようになったのも事実なので]

助かった。
君がいなければ、死んでいたかもしれない。礼を言う。

[目を伏せながら、神妙な顔で呟いた]

( 359 ) 2016/01/13(水) 23:33:26

死喰い人 ダート

─大鴉の背にて─

[ロワール村を離れる前に、一羽の鳩に刻印を与えた。先の魔剣士を監視するよう、指令を与え解き放つ。

ただ待つだけではない。泳がせ、勇者との接触、もしくは勇者への覚醒を監視する目的もあった。
勇者を種のうちに潰す気はない。ある程度力を蓄えた勇者を倒してこそ、人どもの戦意を砕く事ができる。

世が絶望に満ちる。]

もっと。もっとだ。
人の死をすすり、紅く、紅く。

紅く、そまれ。

[皺だらけの手が薄紅玉を撫でた。*]

( 360 ) 2016/01/13(水) 23:35:02

剣士 フリッツ

[怪我人を運ぶ手伝いを終えれば、文字通り力尽きて倒れ、
結局手当てを受けることになったのだった。

そして改めて彼女から、その身の上を聞かされる。
勇者を探す旅に出ると言うことも]


―――…勇者となるかは分からないが。
俺には一人、逢わなくてはならない相手がいる。


[男も素直に自身の経歴を語った。
彼女ならば信用に足ると思ったからだ。
滅びた港町のこと、己の手の甲に刻まれた刻印、その紋章を背負う人間が己の主となるかもしれないこと。
道を共にするかの判断は、彼女へと任せ*]

( 361 ) 2016/01/13(水) 23:35:15

召喚獣 チャペ

[―――― 一瞬その場の時間が止まった。 ――――
                静寂が襲う。

そしてぽつりと一言。]

 アルちゃん、殺っちゃっていいよ?

( 362 ) 2016/01/13(水) 23:37:27

魔神 ディーマン

── 異空間エンフェルケスーカ ──

[落ちてきたものとは、ナージェスターの事だ。
 魔神は、それをナジ>>318へ言葉にはしなかった。]

 ク、ク、ク。
 まぁ好きにやれよ。
 吾は忠節なんてどうでも良い。

[魔神の本意をナジ>>320が理解しているかどうかは不明だ。
 魔神からナジへ見通せないものがあるよう、エンフェルケスーカで真理を見てもナジが見通せないものもあるだろう。]

 吾は今のままでも充分愉しい。
 精々、気張り過ぎて、吾の愉しみを損なうことだけしなけりゃいいさ。

[言い終わる間に、異空間エンフェルケスーカを通じて、渡り人ナジ>>323は消え失せたろう。*]

( 363 ) 2016/01/13(水) 23:44:18

戦士 アルシェス

 え、つつく?

[チャペ>>356の言葉に疑問符をつけるけれど、止める間も無く彼女は木の棒を茂みへ突き入れた。
 直後に叫び声が響いて、飛び出した影はチャペに向かって体当たりした>>358]

 うわああああっ! チャペ!!

[声を上げるもお米犬の動きを止めることは出来ず、そして少年はその光景を目撃した。
 一瞬、静寂がその場を包む>>362]

 う、……うん。

[静かな呟きが、何故か頭の奥にすとんと落ちた。
 少年は剣を抜き]

 やあっ!

[お米犬の首を狙い、横薙ぎに一閃した*]

( 364 ) 2016/01/13(水) 23:44:38

認識番号774

―― 魔王城・死体安置所 ――

[ 774は素足で歩み続けてはいたが、その足には負傷も出血もない。
二つの足音(>>355)はやがて、一つの大扉の前で止まる。

ここはゴミ捨て場のような場所だ。
忠勇な魔王の配下であるのならば、その命を落とす時は戦場である事が多く、このような場所に安置される事などない。
この場所は言ってしまえば、魔王に逆らった、或は下剋上を画策し、失敗して果てた存在を放り棄てる場所。

元々魔軍である者達は"魔軍兵士"と作り替える事が出来ない。]

……。

[ 大扉は774が手を触れれば、あっさりと開き、訪問者を迎える。
魔法によって腐臭はしないが、そこに存在するのは陰鬱な空気。

けれど、その空気とは対照的に774は満面の笑みを浮かべる。
そう、これを"再利用する術"を示せたのならば――
誰かの役に立つ事が出来るのだと理解出来たから。 ]

( 365 ) 2016/01/13(水) 23:54:43

認識番号774

……

[ 無言でアミーに対して笑顔を向ける。
それはこれから行う"行為"をしっかりと見ていて欲しいという
そんな、意思表示だったのかもしれない。

774は手を掲げる。五指をしっかりと広げて
そして、今まで意味のある言葉を紡ぐことが出来なかった
唇から発せられるある言葉。

アミーが魔術に対する深い造詣を持っているのならば
それは神に祈り、神の奇跡を発現させる"神聖語"である事を理解出来るだろう。
そして774は高らかに奇跡の行使を宣言するのだ。 ]

《死者の蘇生(レイズ・デッド)》

[ ――と。 ]

( 366 ) 2016/01/13(水) 23:55:29

認識番号774

[ 闇の中で気配が生まれる。一つ、二つ、三つ、四つ、五つ…
数多に生まれたその数は、この場所に放り込まれた死者の数に近い。 ]

……♪

[ 774は喜びを隠そうともしなかった。
成功したのだ。文字通りの"死者の蘇生"に。

774の意に沿うように現れた気配の数々はしかし、
その状態が普通ではないと理解するのは容易いだろう。
現れた者達には自由意志など何処にも存在していない。生前行使していた魔術等を使う事も出来ないだろう。
そう、彼らの肉体を再び動かすそれらの術は、言ってしまえば死体をアンデッドとして動かす程度のものでしかないのだ。]

……あー…。

[ アミーを見上げる774の瞳からは期待と不安が滲み出ているだろう。
これで役に立てるという期待と、不要と切り捨てられる不安と。 ]

( 367 ) 2016/01/13(水) 23:55:48

お米犬 タンガリザ

[一瞬の静寂に空気が凍り付いたのを悟った。
しかし声が出せない。

その静寂を打ち破る一声が耳に届くと少年は剣を抜いて自身に向かって剣を横薙ぎに振り払う]

ファアアアアアアアアアアア!

待つっす!誤解っす!
これは違うっす!

[寸でのところで身体を屈めて事なきに済んだものの事態は最悪である。耳は垂れてフルフルと震えながら二人の顔を交互に見ていく。]

は…話せばわかるっす。

だから。だから…

[長い爪を雌獣人の首に突き立てる。]

と、とにかく落ち着くっす…
オイラ…この子を傷つけたくないっす…

( 368 ) 2016/01/13(水) 23:57:21

お米犬 タンガリザ

[とっさに思いついた人質、しかしこれからどうすればいいのかわからない。]

う…動いたら爪が刺さるっす…

動いちゃだめっす!動いちゃ…

[手をぶるぶると震わせながら交互に見ている。*]

( 369 ) 2016/01/13(水) 23:57:36

死喰い人 ダート

─魔王城 玉座の間─

[やがて部隊と屍の山をひきつれ、ダートは魔王城へと帰還した。]

ただいま戻りました。
魔王様にはご機嫌麗しゅう。

[屍の搬入指示を終え、玉座の間を訪ねた。
慇懃な挨拶とともにひょこりと一礼し、戦利品の数を報告する。魔剣士ら手練に妨害されはしたものの、100体はゆうに超えている。]

以前出た時と比べ、抵抗が強まっておりますな。
城攻めには一層念を入れねばなりますまい。

あの地は断崖に守られておるゆえ……
黒騎士部隊をお貸しいただけるか、お伺いにまいりました。

[黒騎士部隊は配下ではない。恐らく断られはしまいが、念の為、彼らに交渉する前に許しを得に来た**]

( 370 ) 2016/01/13(水) 23:57:42

【独】 魔王 ケテル

/*
>>365
マジか。魔王危ういやん。(しかし、クーデターどんと来いだった事に、はっと気づき直す)

( -106 ) 2016/01/13(水) 23:59:22

剣士 フリッツ

―はじまりの国―


………御顔色が優れませんが。


[さて、主人>>350を見かけたのはどのタイミングだったか。
エスティエール内部での駆け引きは知らず。

この男はと言えば、相変わらずの仏頂面ではあったが。
一応、相手を心配している風ではあった*]

( 371 ) 2016/01/14(木) 00:01:36

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A31 ) 2016/01/14(木) 00:09:16

召喚獣 チャペ

[猫は俯いていて、表情を窺い知る事はできない。
何を思うか、暫くするとふと顔を上げて懇願するような目でお米犬見つめる。]

 チャペ、怖い。ワンちゃん、トマトあげるから許してよ。
 アルちゃん、ここのおじさんに事情をお話してトマトを持ってきてあげて。

[抵抗することもなく、されるがままに。
猫は少年に頼み込む。]

( 372 ) 2016/01/14(木) 00:10:05

戦士 アルシェス

 ……! よけられた!

[こいつ、なかなか出来る。
 そんな眼差しを向けるも、呑気なことを考えていられるのはそこまでだった]

 チャペ……!

[お米犬は怯えたように震えているも、その爪はチャペの首に伸ばされていた>>368
 下手なことをすれば軽くない傷を負う位置だ]

 話って……なに。

[チャペには殺っていいと言われたが、そのチャペを傷付けてまで倒したい相手ではない。
 相手の言う通り動きを止めつつ、視線でチャペの方を窺った]

( 373 ) 2016/01/14(木) 00:13:09

戦士 アルシェス

[そのチャペから指示が飛ばされる>>372]

 う、うん。わかった、待ってて!
 お前も、チャペに怪我させるんじゃないぞ!

[チャペの言う通り、おじさんの家に向かおうとする。
 お米犬がそれを許せばの話だが*]

( 374 ) 2016/01/14(木) 00:13:24

月虹 アロラ

― はじまりの国/大通り―

どうしても派閥の力学が働く。
向いていない政治事にも注視しなければいけないという事は面倒なものだ。

>>371 溜息を漏らしながら彼に手渡すのは親指の爪程のサイズのミスリル製記章。イラストリア兵団所属を証明する月虹の紋章が施された物だ。]

それと――宿舎に関してだが個室が確保できず下士官2名との同部屋になってしまった。
別に部屋を確保するなら言ってくれ。

もっとも、我々は緊急即応部隊としての色合いが強い。
魔王軍の圧力が強い前線付近の宿暮らしが主になると思うが……。

もう一つ。
騎乗での戦闘経験は得意かな?
下馬戦闘を得意とするなら支給される軍馬の質もそれ相応のものになる*

( 375 ) 2016/01/14(木) 00:19:20

月虹 アロラ、× 騎乗での戦闘経験は得意かな? ○騎乗戦闘は得意かな?

( A32 ) 2016/01/14(木) 00:24:31

お米犬 タンガリザ

>>373  
オオオオオイラ…戦いたくないっす…

なんでオイラを狙うっすか…

[動きが止まったようでほっと一安心、けれど事態は良くなってはいない。茂みにはホネっこが落ちたままなのだ。ここで逃げたら今度はホネっこまで失う。 切羽詰まる思いだった。そんなところで>>372

懇願するような目で見つめられると突き立てていた爪がつい緩み、藁をつかむ思いで一緒になって少年に頼み込む]

ト…トマト早く持ってくるっすよ…

…ついでにパセリもいるっす…

[そこは譲れない大事なところ。トマトとパセリでサラダが出来る。これは美味しい良い取引だと思った。]

( 376 ) 2016/01/14(木) 00:26:53

戦士 アルシェス

 なんでって、それは……お前らが畑を荒らすからだろ?

[お米犬の言葉>>376に、さも当然とばかりに答える。
 その相手からの要求に、わがままだなあと少し嫌な顔をするけれど、爪が緩むのを見ればどうやら意味のある取引らしいと思う]

 わかった。行ってくる!

[そう言って、少年は今度こそお米犬とチャペに背を向けた*]

( 377 ) 2016/01/14(木) 00:35:38

青年勇者 アイン

─はじまりの国>>317

 そういうわけじゃないけど…。

[他に何の意図があれば、勇者の一行に加わりたいと
思うのだろう。
純粋に疑問に思ったが、口数の少ない女性の
翠の瞳を見つめ返してもその何かが全く見えてこず。

チャペと見つめ合って首を傾げて]

( 378 ) 2016/01/14(木) 00:35:45

青年勇者 アイン

 僕が勇者だって言われてるのは
 本当だけど、僕は自分のことを
 勇者だとは思わないんだ。
 だから、本物かって言われると
 どこにも証拠なんてないんだけど…。

[不思議な女性にそう緩く返して
数言交わしたのちその場を立ち去った。
再び会うことがあれば、女性の話をもっと
聞いてみたいと胸に思いつつ*]
 

( 379 ) 2016/01/14(木) 00:36:02

剣士 フリッツ

― はじまりの国/大通り>>375

確かにアロラ様には、向いていないように思われます。

[慰めている心算で馬鹿正直な感想を零しつつ、記章を受け取った。自分はイラストリア兵団ではなく彼女に忠誠を誓ったのだ、と内心で思っているものの、それを明言すると怒られそうな気がするので黙っている]

宿は何処でも眠れるので大丈夫です。
屋根があれば嬉しい、という位ですね。

―――…魔王軍の前線近くは、むしろ願ったり。

[脳裏に浮かぶのは、ロワール村で対峙した死喰い人。
己を監視する存在>>360には気付くことが無く]

馬は移動以外では殆ど使いません。
必要ならば、訓練はしますが。

[そもそも旅中に馬が使用できることも稀有だったため。
些か、面目なさそうに呟く*]

( 380 ) 2016/01/14(木) 00:40:20

召喚獣 チャペ

[猫はアルシェスを見送る。少年の背中が完全に見えなくなるまで見送る。
そして彼が角を曲がり、暫く経ったところで猫は動いた。

首元に爪が当てられているのも関わらず、躊躇なくお米犬の手から逃れようとすると、猫の体は爪をそこに何も無いかのようにすり抜けていった。]

野菜、好きなんでしょう?

[猫は危ない色の瞳でお米犬を見つめる。]

( 381 ) 2016/01/14(木) 00:44:08

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――


ご苦労。


[魔王はダートの帰還に短く告げた。
死喰い人>>370のひょこりとした一礼は軽快さの現れだ。
魔王は、負傷した者達を休ませる事などは告げない。
既に、告げずとも、負傷した者達をどうするかの仕組みは出来上がっていよう。

尤も、魔王城に近づくにつれ、毒の沼地と不毛の大地が続く土地だ。この地で生き抜ける者達というのは、生き抜けるだけで、既に平穏な地で生きる者達よりも、その全てにおいて強靭でもあろう。

そして、戦いを行う者達においては、言わずもがなだ。]

( 382 ) 2016/01/14(木) 00:45:34

魔王 ケテル

[魔王は、ダートの報告の後、低い声で告げた。]


黒騎士団は待機中だ。
黒騎士団も承知している。


[既に、黒騎士団達には団長による周知>>327が行われており、幾らかの戦術も考え練られているだろう。
最終的な詰めは、ダート、そしてアミーの間で交わされるか。
また、彼女らの、移動・或いは帰還の魔術>>329をどう運用するかも、望むがままだろう。]

( 383 ) 2016/01/14(木) 00:45:42

射手 エステル

 誰も彼もが正義感で動く訳じゃ、ないよ。

[言葉濁すような勇者>>387の様子を見ればそう言って肩竦めた。
一般的な答えだけがすべてではない。

いつか彼に事情を話す日が来るだろうか。今はわからないが]

 あたしはエステル。少なくとも“勇者”に害を加えることはないよ。
 信じるかどうか、はそちらの勝手だけど。

[勇者であるかの問いに返った言葉>>379は一応納得した。自分から勇者だと触れ回る輩よりはずっと良いと女は判断し]

 ここを出て行くなら声かけて。

[背負った弓をみせてそういうとその場は立ち去ることにして]**

( 384 ) 2016/01/14(木) 00:45:59

魔王 ケテル


    人を殺せ。
    焼き尽くせ。

  思うがまま、蹂躙し滅ぼすのだ。
 
[女子供すら全て。根刮ぎ絶やせと告げる。]

( 385 ) 2016/01/14(木) 00:46:10

魔王 ケテル

[魔王はダートに許可を告げる。*]

( 386 ) 2016/01/14(木) 00:47:17

月虹 アロラ

そうだな。叶わない夢とはわかっているが、純粋武人……そんな生き様に憧れてしまうな。

[>>380
率直な感想は佞言等よりよっぽど好ましい。
特に気分を害した様子は無く頷く。]

軍馬の調達維持には相応のコストがかかる。
個人での研鑽をつめば、仕方ない事だ。経験不足を責めている訳では無い。
騎乗戦闘技術は野営への適正との相殺と思う事にしよう。
道中、雑魚相手に実戦訓練する時間もあるだろう。

……ところで、生い立ちについて尋ねていいかな?
私が知っているのは、志と簡素な略歴のみ。
その志に疑いをもっている訳では無い。
その志を持つに至った理由を供に戦うものとして知っておきたい。

[>>360上空を旋回する鳩に気付く様子は無い。
視線を合わせながら問いを向けた]

( 387 ) 2016/01/14(木) 00:53:35

【削除】 お米犬 タンガリザ

>>377 
そんなこと言われてもあんな美味しいもの
仕方ないっす。

[小さい頃に親から教えられた生きる道、畑に忍び込みいかに多くたべて素早く去る。そのことだけを教わったタインガリザにはなぜそれが悪いのかわからない。
独り占めしてるようで人間はずるい。そうとも感じている。]

約束っすからね!ちゃんとパセリもいるっす!

[背を向けて離れる少年を見てほっと胸をなでおろす。]

ふー…怖かった…

ところで何で人間といるんすか・・・?

[さっきの懇願する姿からすっかり大人しくなっている雌獣人、大丈夫だろうと爪を緩ませ解放すると茂みに頭を突っ込みホネっこを拾って腰に身に着ける。
油断と言えば油断、しかし人間でないところについ気が緩んだのかもしれない。*]

2016/01/14(木) 00:53:41

お米犬 タンガリザ

>>377 
そんなこと言われてもあんな美味しいもの
仕方ないっす。

[小さい頃に親から教えられた生きる道、畑に忍び込みいかに多くたべて素早く去る。そのことだけを教わったタインガリザにはなぜそれが悪いのかわからない。
独り占めしてるようで人間はずるい。そうとも感じている。]

約束っすからね!ちゃんとパセリもいるっす!

[背を向けて離れる少年を見てほっと胸をなでおろす。]

ん?あっこら…動くなっす…
あ…あれ??

[見えなくなった瞬間にするりと手元からすり抜ける雌獣人、あたふたしてると何やらさっきとは違う雰囲気…]

え?い、今どうやったっすか・・・?やさい???

[唖然としながら目が離せない。黙ってコクリと頷くものの緊張が走る。]

( 388 ) 2016/01/14(木) 00:58:42

青年勇者 アイン


 エステル、さん…。
 は、はあ…。

[害を加えることはない、という言葉>>384
どこまで信じていいものか。
怪しさ満点の女性にたじろぐ。

立ち去り際に敢えてこちらの視界に映るように
その背と武器を見せたのは
害にはならない、という意志の表れなのだろうか。

弓を目にして、頭の中で戦闘スタイルの
上書きを試みた*]

( 389 ) 2016/01/14(木) 01:03:59

【削除】 戦士 アルシェス

 ……っとに悪い犬だなぁ。

[立ち去る直前に聞こえた言葉>>388に舌打ち一つ。
 お米犬の事情など知らない、少年は人間側の都合に従うだけだった]

 早く戻らないと、チャペが心配だな……。

[勇者の仲間だし弱いなんて思ってないけれど、それでも急所に爪を伸ばされていたことに代わりはないのだ。
 おじさんの所で急ぐ少年には、その後のやりとりは知る由もなかった**]

2016/01/14(木) 01:10:24

戦士 アルシェス

 ……っとに悪い犬だなぁ。

[立ち去る直前に聞こえた言葉>>388に舌打ち一つ。
 お米犬の事情など知らない、少年は人間側の都合に従うだけだった]

 早く戻らないと、チャペが心配だな……。

[勇者の仲間だし弱いなんて思ってないけれど、それでも急所に爪を伸ばされていたことに代わりはないのだ。
 おじさんの所へ急ぐ少年には、その後のやりとりは知る由もなかった**]

( 390 ) 2016/01/14(木) 01:10:41

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A33 ) 2016/01/14(木) 01:12:18

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[その魔王の視線が、ダートの手元に止まった。
既に霧散はしていようが、修道女の盾に阻まれた辺りか。]

ほう。
女神か?

[それは既に問いかけでは無い。]

( 391 ) 2016/01/14(木) 01:14:35

魔王 ケテル

ダートよ。
これを与えよう。

[それは褒美か城攻め故か。
或いは、以前に話された物かもしれず。]

( 392 ) 2016/01/14(木) 01:14:40

召喚獣 チャペ

 あなたは知らなくてもいいの。
 大丈夫、犬は嫌いじゃない……

[猫は小さく静かに笑う。
その様子からは内なる感情を読み解くことは難しいだろう。]

 けれど気を付けたほうがいいよ。この国は勇者のおひざ元、光の魔王城とも言うべき場所なのだから……さ。

[猫はお米犬の頬の毛並みをそっと触る。
視線はお米犬から切らすことはない。]

( 393 ) 2016/01/14(木) 01:14:44

魔王 ケテル

[魔王は宙に浮いていた錫杖>>349を掴んだ。
既に、魔王の視線だけで紅さは深さを増していたが、
錫杖に嵌められた真紅の宝玉はそれすら生温いものであったと、どろりと魔と闇を宿す。

それは、深紅の宝石を嵌めた、呪いの錫杖となった。

禍々しき瘴気の様なものを全体から溢れさせていたが、それは暫し後、表面上は元の錫杖の面持ちを取り戻す。

この上に、更に清浄な錫杖に見えるようダートが細工を施す事も出来よう。]

( 394 ) 2016/01/14(木) 01:16:10

青年勇者 アイン

―始まりの国 トマト畑―

 おーい、チャペ!
 一人で行くと心配するだろう!
 
[見慣れた猫耳が見えたので思わず声を掛けると
野菜を食い荒らすことで有名なお米犬がいるではないか。>>381>>388]

 チャペ!
 大丈夫か!!
 君、僕の仲間に手を出さないでくれないか!

[とっさに鞘から剣を抜くと波のような刃が両方に幾重にもあり、肉を切って割くのにおあつらえ向きな刀身がスラリと一筋現れた。

この男、間の悪いことで知られていたが、直前の会話の内容は耳にしていなかった。*] 

( 395 ) 2016/01/14(木) 01:18:04

【削除】 魔王 ケテル

[身を、心を澱ませ穢し、魔と狂気に溺れゆく呪いの錫杖。
最初はそこまで深いものは感じぬだろうが徐々に深く、手放せなくなるか。

神の力を受け、解呪しようと、その身を侵した記憶に悦びは、決して消えぬ。

精神を蝕まれれば、或いは魔の享楽にすら堕ちよう。

そして最後には人と大地に死と腐敗と魔を撒くものとならん。]

2016/01/14(木) 01:18:54

魔王 ケテル

[身を、心を澱ませ穢し、魔と狂気に溺れゆく呪いの錫杖。
最初はそこまで深いものは感じぬだろうが徐々に深く、手放せなくなるか。

神の力を受け、解呪しようと、その身を侵した記憶に悦びは、決して消えぬ。

精神を蝕まれれば、或いは魔の享楽にすら堕ちよう。

そして最後には人と世界に死と腐敗と魔を撒くものとならん。]

( 396 ) 2016/01/14(木) 01:19:16

【削除】 青年勇者 アイン

─始まりの国・夕方─

[勇者一行が魔物による被害の様子を
街人に聞いて回っていた>>263、その前日。

仄暗い袋小路の中で
キャッツアイが妖しく揺れる時。]

[宿屋であてがわれた部屋で剣を磨きながら
始めて思い出すのは悪夢の日のこと。]
 

2016/01/14(木) 01:20:19

青年勇者 アイン

─始まりの国・夕方─

[勇者一行が魔物による被害の様子を
街人に聞いて回っていた>>263、その前日。

仄暗い袋小路の中で
キャッツアイが妖しく揺れる時。]

[宿屋であてがわれた部屋で剣を磨きながら
思い出すのは悪夢の日のこと。]

( 397 ) 2016/01/14(木) 01:20:42

青年勇者 アイン

─いつかのこと─

[その日はひどく雨が降っている日だった。

               妹が死んだ。
               
家の前、ぬかるんだ泥道で切り捨てられて。
無残にも、打ち捨てられて。
妹の亡骸はそんな風に転がっていた。

傍らには大量の血だまりの上で絶命する
勇者の成れの果てもあった。]
 

( 398 ) 2016/01/14(木) 01:21:26

魔王 ケテル

[尤もダートが、錫杖から、“深紅の宝玉”を取り外し使うならば、別の使い方はあろう。

投擲し、人間の身に埋め込み、先>>396のよう徐々に蝕みゆく事。
或いは別の武器や防具などに組み込み、別の呪具と為す事。
また或いは、城攻めの時に有益に使う事も出来ようか。

深紅の宝玉を取り外した後の錫杖もまた、深紅の宝玉ほどでは無いが、呪われていることか。]

( 399 ) 2016/01/14(木) 01:22:10

修道女 レティーシア

― ロワール村 ―

[フリッツの問いかけには小さく「ええ」と応えた。
顔をあげて申し出た手当てには、意外な言葉が返ってきた。>>359]

 先ほどの薬を手当てと言っているの?
 お言葉ですけど、不十分だと思うわ。
 でも、そうね。こんな有様だもの。
 状態の酷い者から、手当てしなければ。

[この近くの薬草で作られた回復薬の効き目はさほど強くはない。
神の御業たる回復魔法を使っても、完治には時間がかかるだろう。
         ――今は、まだ。
告げられた礼には首を横に振った。]

 私の方こそ、ありがとうございます。
 あなたがいなければ、この村は全滅していたかもしれません。

[頭を下げて、戦闘の後処理に奔走する。
フリッツは怪我人を運ぶ手伝いを終えた後、倒れた。]

( 400 ) 2016/01/14(木) 01:23:09

修道女 レティーシア

[倒れるのも当然よ、と枕元で軽く説教をした。
回復薬は万能薬ではない、だとか。
薬も過ぎれば毒となる、だとか。
話のついでに、自身の扱う魔法薬についても話した。
魔王城に近い地に近づくほど薬効の高い薬草が取れること。
それらを使い、効果の高い魔法薬が作れること。
けれど強い薬は中毒症状を起こすこともあるということ。
「過ぎた薬は毒と同じようなものよ」と言って笑った。

だからこそ、薬や魔法に頼らない回復が大事なのだと、
そんな説明もしつつ、ぽつぽつと自身たちのことも話したか。
自身の経歴など、たいしたことはない。
小さな村に生まれ、神殿で育っただけのもの。
少しだけ変わっていることといえば…

双子の妹がいること。

とはいえ、遠い日に道を違えている。
今ではどうしているか、知る由もない。]

( 401 ) 2016/01/14(木) 01:23:15

青年勇者 アイン


[僕と妹のロザミアは双子だった。
親は早くに亡くしたけれど、僕らは貧しいながらも
それなりに幸せな日々を送っていた。

両親が遺した家はイーガマテンという断崖絶壁と
ゴート村の真ん中あたりに位置していた。
子どもの足ではどちらも何時間か掛かる場所であったが
身よりのない子らを気遣って村長が足しげく
届け物をしてくれたおかげで村へも時々訪れる程度で済んだ。]
 

( 402 ) 2016/01/14(木) 01:23:15

修道女 レティーシア

[男の出自>>159も聞き、驚きつつも相槌を打つ。
イラストリア兵団>>80の勇名は聞いている。
話を聞きながら思い出すのは、勇ましく平原を騎馬で駆けていた彼女の姿。
約1年前のことだ。>>155
その時は遠目に見るだけであったが、その銀糸の髪と覇気は、忘れることなど出来ないものだった。]

 エスティエール家なら、次期御当主様のことになるけれど。
 あなたの目的なら、アロラ様の方が良いんじゃないかしら。
 アロラ=C=エスティエール様。
 勇ましく、厳しく、美しい方よ。
 今の時期なら、はじまりの国にいらっしゃるんじゃないかしら?

[考えつつ、そう告げる。
道を共に行くか否かには頷いたが、フリッツの入団>>350を機に道を分かつこととなる。
いつかまた、出会うことがあれば。
その時はよろしくね。と告げて。**]

( 403 ) 2016/01/14(木) 01:23:25

青年勇者 アイン


[転機となったのは、ある男性との出会いだった。
畑の近くで倒れていた彼は、見たこともない
キラキラとした鎧を身に纏っていた。
背中のマントはとても大きく、そこから伸びる手足は
隆々とした筋肉を蓄えていて、とても強そうな印象。

ただ足から血を流し、その背後にも引きずったような跡が
あったことから手負いであることが窺えた。]

 どうしてこんなところで倒れているんだろう。
 急いで手当運ばないと!

[そう提案して彼を連れていこうとしたが、子どもの時分
大人の…─それも筋骨隆々とした大の大人─を
抱えて運ぶなど、到底無理なことで。

辛うじて彼を近くの木の下まで運ぶので精いっぱいであった。]
 

( 404 ) 2016/01/14(木) 01:24:40

青年勇者 アイン


[応急手当をしてから、行き倒れた男をまじまじと眺める。
キラキラ光る鎧は金属のようだが家の鍋やバケツなんかとは
比べものにならない。赤い柄の剣も何だかとても強そうに見える。]

 きっとこの人は勇者さまなんだよ。
 
[そうに違いない。
ふたりはそう信じて疑わなかった。

彼が目を開けたとき、傍らでその瞼が開くのをいまかいまかと
覗き込んでいた見ていた僕らは、勇者さまにはどう映ったのだろうか。]

[その後足を引きずる勇者さまの身体を支えながら家に案内すると
怪我が治るまで数日間の間、いろいろな話を聞いた。]

( 405 ) 2016/01/14(木) 01:26:07

青年勇者 アイン


 勇者さまはどうして勇者になったの?

[僕は子どもらしい歯に衣着せぬ物言いで
そう尋ねる。男は頬を掻いたあと]

 「残念だけど、僕は勇者じゃないよ」

[その言葉に双子はひどく驚いたしがっかりして
夢の勇者像がガラガラと崩れさるような心地だった。
それからすぐに男は続けた。]

 「魔王を倒してこそ勇者と呼ばれるに相応しい
 人間になるんだよ。それまではただの勇者見習いだ」

[その言葉に納得はできなかったが
幼心に、なるほど勇者というのはこう考えるものなのか
とぼんやり考えたなど。それから男は何やら難しい話をしたがまだ十にもならぬ双子たちにはそれは理解できなかった。]

( 406 ) 2016/01/14(木) 01:26:56

青年勇者 アイン


[男から話を聞いた夜、ロザベラに向かって
堂々と声をあげた。]

 僕がロザベラの勇者になってあげる。
 そんでロザベラが安心して暮らせるように
 守ってあげるね!

[まんまるの眼が細くなり破顔すると
ロザベラはアインの言葉にこう応えた。]
 
 「  あら、さっきの勇者さまの話聞いてた?
    勇者は魔王を倒してから名乗るものなのよ。 
    …でも嬉しい。きっと私のこと守ってね。
    約束よ、お兄ちゃん。           」

[小さな指を絡ませたあの日のことは
いやでも忘れられそうにない。]

( 407 ) 2016/01/14(木) 01:27:53

召喚獣 チャペ

[突然響く聞きなれた声。楽しい時間はどうやらここまで。
相変わらずだね、と苦笑すると、お米犬にそっと耳打ちをする。]

 噂をすれば影、かな。トマトとパセリは諦めたほうが良いかもね。
 逃げたほうが良いんじゃないの? あの子、強いよ。

[ようやくお米犬から視線を切る。
大丈夫だ、というようにアインに向かって手を振ると、後ろ手に犬を押し出そうとした。]

 犬も歩けば猫も歩く。きっとまた会う事になるんじゃないかな?

[猫のそんな様子に、お米犬は何を思うだろうか。]

( 408 ) 2016/01/14(木) 01:29:01

青年勇者 アイン

[次の日、少し寝坊をしたら妹に叩き起こされて
>>57>>58むくれていたが、勇者さまが
剣の稽古をつけてくれると言うので
はしゃいで家の外へと出て行った。

勇者さまの怪我の具合は大分よくなったが
まだ走るのは難しいようで、軸足で庇いながら
稽古をつけてくれた。
昼過ぎになって雲行きが怪しくなったので
双子は仕事を手分けしてやることにした。]

( 409 ) 2016/01/14(木) 01:30:35

【削除】 魔王 ケテル

[魔王は種であろうと何であろうと構う事は無い。
その点では死喰い人ダート>>360とは違おう。
だがそれらは、つまるところ、方法の違いだ。]

[人間を息絶えさせ、愚昧な世界を滅ぼすこと。]

[それが魔王の意向なのだから。*]

2016/01/14(木) 01:32:33

魔王 ケテル

[魔王は種であろうと何であろうと殺す事に構う事は無い。
その点では死喰い人ダート>>360とは違おう。
だがそれらは、つまるところ、方法の違いだ。]

[人間を息絶えさせ、愚昧な世界を滅ぼすこと。]

[それが魔王の意向なのだから。*]

( 410 ) 2016/01/14(木) 01:33:17

青年勇者 アイン

[兄は畑に野菜を獲りに。
妹は洗濯ものの取り込みに。

家から少し離れた小川の傍にある畑で
野菜を収穫して戻ろうとする時
ぐずついた空がとうとう堪えきれず
大きな雨粒を一斉に落とした。

暗がりに紛れて魔物がやってくる。
そんな迷信めいた話を村で聞いたことがあるのを思い出して。
野菜を抱えると来た道を足早に引き返した。]
 
 ─始まりの国 宿屋─

[凄惨な現場>>398に続く記憶の糸
それから先のことは頭を振って
考えるのをやめた**]

 僕が魔王を倒すんだ…。
 もっと…強くなって…!

( 411 ) 2016/01/14(木) 01:35:42

剣士 フリッツ

―はじまりの国―

アロラ様が今の御立場でいらっしゃるからこそ、
救われた者も多いとは。
愚痴くらいでしたら、幾らでも聞きますので。

[>>387逆に言えばそれ位しかできないのだが。
腹の底の知れない者よりも、彼女のような純粋な人間が上に立つことで、開ける未来もあると思う]

……騎乗戦闘訓練もですが。
実践含め訓練は積極的に行いたいですね。
今の私には、圧倒的に力が足りない。

[一瞬だけ表情を険しくして、直ぐに元の様子に戻り。
生い立ちを訊ねられれば驚いたように瞬き、主人へ視線を]

私の話ですか。
あまり面白い話では、ありませんが――――…。

( 412 ) 2016/01/14(木) 01:39:51

剣士 フリッツ

両親は、私が幼い頃にこの刻印を託して没しました。
それ以外の詳しい記憶は、残っていません。

[皮手袋を外して、手の甲に刻まれた紋様を晒す。
高等魔術により印された漆黒の其れは、永遠に消えることのない]

その後、私は商業船に潜り込み辿り着いた先。
レヴァインパレスという港町で、
物乞い同然の暮らしをしていました。
そこで私に唯一親切に、…友として接してくれたのが、
ゼファという少年でした。

[その後、淡々と男が語るのは。
その少年が勇敢で心優しく、勇者に憧れていたこと。
そして男は、それを支える役を担いたいと願っていたこと。
けれど港町は魔軍の侵攻で滅び、少年も亡くなったこと。
それからは彼の志を継いで、旅をしていたこと]

……私は人を救いたい。
それは純粋な想いからでは、無いのかもしれません。

( 413 ) 2016/01/14(木) 01:42:04

剣士 フリッツ

けれど、貴女に告げた言葉に嘘は一つもありません。

幼い頃の私は、友を護り支える剣となりたかった。
そして成長してもなお、変わってしまうのが恐ろしかった。

それでも前に進まなければ、
何一つことを為せないと気づいたのです。*

( 414 ) 2016/01/14(木) 01:42:37

【独】 青年勇者 アイン

/*今月六連勤が3回もあって死にそう(まだ1回目)
いっそ迷惑かけるならと離脱も考えたけど、ここまで勇者のお膳立てしていただいて離脱した方が迷惑だろという結論に。
それにしても村覗くと楽しくて時間すぐ過ぎるるる…。

( -107 ) 2016/01/14(木) 01:43:15

【独】 青年勇者 アイン

/*あーん、主従ステキ。
アロラが国を失った勇者だから
アインは野良勇者でもいいよね。
DQ4みたいな。

( -108 ) 2016/01/14(木) 01:44:30

お米犬 タンガリザ

>>393
ど…どの道解放するつもりだったから別に良いっすが…

[変な感触、ちゃんと捕まえていたはずなのにするりと外れるなんて]

そんなことより…
ほんとっすか!?おいらのこと嫌いじゃないって!
やったっす!オイラなんか胸がこう…暴れてるっす!

え?勇者っすか?ハッハッ

オイラ逃げ足は誰にも負けないっすから平気っす。
[先ほどのことなんて忘れてすっかりと見とれてしまっていたり。頬を撫でられるとフリフリ尻尾が揺れる。]

あ…それ…気持ち良いっす…

( 415 ) 2016/01/14(木) 01:46:17

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A34 ) 2016/01/14(木) 01:47:05

【独】 魔王 ケテル

/*
(血涙)

魔王もタンガリザ君のことを愛でたいよ。

( -109 ) 2016/01/14(木) 01:50:08

【独】 魔王 ケテル

/*
アロラ君とフリッツ君は安定しているなあ。
ゆるふわ魔王は、騎乗…?運用…、みたいな何かだよ。

( -110 ) 2016/01/14(木) 01:54:15

村の設定が変更されました。


【独】 魔王 ケテル

/*
フリッツ君が、40回 残119ptだったのでさっくりと。
300pt域が3名もいたので1500ptで増やしました。

( -111 ) 2016/01/14(木) 01:59:22

お米犬 タンガリザ

[トマトとパセリが来るのを楽しみに待っいていると>>395 また別の人間が現れる。
そして名前を覚えだす。この子はチャペというらしい
]

まっ…やばいっす!また現れたっす!  
[すぐに気づく危険な空気、コクリと>>408に頷くと手を上げて小声で獣人に感謝を伝えその場を後に一度住処へと踊るつもり**]

( 416 ) 2016/01/14(木) 02:05:13

召喚獣 チャペ

 さあて、近しいからのよしみかもね。
 だから悪いようにはしない、それだけかな。

 チャペの物に、手出ししなきゃ……ね。

[犬の様子に笑う猫。
それもまた強いということ、可愛い子。

猫は心の内に呟く。]

( 417 ) 2016/01/14(木) 02:05:33

【独】 魔王 ケテル

/*
>>383は、先に「よかろう。」を入れても良かったなあって。

黒騎士団は待機中だ。
既に承知していよう。

の方が見栄えが良かったかも。

( -112 ) 2016/01/14(木) 02:26:48

剣士 フリッツ

―ロワール村>>400>>401>>403

[倒れて一瞬意識が飛んで、
目覚めた後にはお説教が待っていた]

―――――…、…君は意外と、御節介だな。

[などと、倒れた情けなさを誤魔化すように零せば、
きっと説教は延長戦に入ったことだろう。
それでも話は真面目に聞いていた。
彼女の告げることは、決して自分と無関係ではない。
続いて語られた、彼女の出自]

レティーシアは、女神の神託を受けたのか。

[仰ぎ見れば神殿の女神像が視界に入っただろうか。
彼女の経歴は自分と比して、
真っ直ぐで真っ当な世界を救う徒のように思えた]

( 418 ) 2016/01/14(木) 02:26:51

剣士 フリッツ

[エスティエール家のことについて情報を貰えば、
彼女に深く感謝した。
実際に逢い見えるまでは判断は出来ないが、
レティーシアの言葉であれば信じられる。

はじまりの国までは道を共にした。
アロラとの邂逅の後、彼女に主が見つかったと報告する。
何故か入団することになった、
と真顔で言ったら呆れられたかもしれないが、ともかく]

互いに道を違わなければ、いずれまた逢えるだろう。
嗚呼、そういえばこの国ならば。
アルシェスという剣士の青年がいるかもしれない。

[彼女との別れ際、不意に思い出した少年の名を呟く。
未だ剣を続けているか分からないが、
もしそうなら立派な青年になっているだろうと**]

( 419 ) 2016/01/14(木) 02:28:30

月虹 アロラ

……そうだな。

[救われた者も多い。
そう言う彼の言葉に頷き、今まで救ってきた民の顔と失った部下の顔を思い出す。部下を死地に追いやる身としては力を振るう判断を違ってしまえば、害悪でしかない。
槍術と共に戦術判断は自身の拠り所でもある。]

( 420 ) 2016/01/14(木) 02:29:09

月虹 アロラ

― 郊外/イラストリア兵団駐屯地 ―

基本的に兵団での生活は待機中でなければ訓練漬けだ。
脱落しなければ相応の実力が身につく。
小物の掃討に追われて訓練どころでは無いかもしれないが、待機中でも望むのならば私が手合わせの相手になろう。


[>>412
彼の身の上話に耳を傾け歩き続ければ、やがて二人は兵団の駐屯地へたどり着く。
甲冑を纏い木剣を使い実践形式の訓練を行う者、行進歌を歌いながら駐屯地外周を走り基礎体力訓練に励む重歩兵隊、陣形を組み接敵機動訓練を行う重騎兵隊。総数は200程度の小勢だが駐屯地は精気に溢れている。]

( 421 ) 2016/01/14(木) 02:29:54

月虹 アロラ

窮すれば鈍すると言う。
日々の食の確保に苦労する中、今は亡き勇者の志を継ぐ事ができたのはフリッツという人間がそれに相応しく強固で真直な心を持っているという事だ。自分の弱さに理由をつけて諦める類いの人間では無い。卑下しなくても良い。

[寿命を全うできる兵団員は極めて少ない。
そこに志願してきた所からもその気持の強さは良く分かる。
人は常に前へだけは進めないと言うが、彼は恐れを抱きながらも着実に歩みを進める強さがある*]

( 422 ) 2016/01/14(木) 02:30:19

召喚獣 チャペ

[やがて辿りついたアインや、戻ってきたアルシェスにはこともなげにこう言っただろう。]

 チャペがちょぉーっと本気を出したら、さっきのワンちゃん逃げちゃった。
 チャペ、強いからね!

[敵を倒す真似をして、嬉しそうにする猫。
純粋で威勢が良くて、どこか抜けているいつものチャペだった。**]

( 423 ) 2016/01/14(木) 02:41:53

月虹 アロラ

― 翌日/旅立ちの日 ―

[政治に無頓着な女は、軍事政治両面で細心の立ち回りが求められるエスティエールの人間としては不適格と言わざるをえなかった。エスティエールに相応しい戦果と死に様を求められ、構成員がアロラとフリッツの2名という名ばかりの分遣隊が前線へ送りだされた*]

( 424 ) 2016/01/14(木) 02:42:50

女神 トルニータ

── ロワール村 神殿・女神トルニータ像前 ──

[死喰い人ダート率いる魔軍のロワール村襲撃。
 其れは最終的には、百をゆうに超す屍の拿捕>>370を許す結果となった。
 それがどれほどの数か。村人達なら直ぐに分かるだろう。
 魔軍死喰い人ダートの意向>>174もあったのだろう、神殿へからくも避難が出来た者達は、その後神殿にて手当てを受けていた。

 フリッツが仰ぎ見れば>>418、職人の手により刻まれた女神像の表情が見えただろう。フリッツを、レティーシアを、人々を見守る女神像の姿。
 そこに彼らは何を見ただろう。**]

( 425 ) 2016/01/14(木) 02:48:05

女神 トルニータ>>425 ×それがどれほどの数か。 → ○それが村の総数からどれほどの数か、

( A35 ) 2016/01/14(木) 02:51:43

剣士 フリッツ

― 郊外/イラストリア兵団駐屯地 ―

[基本的には彼女の話を大人しく聞いている男だが、
一か所、初めて明らかに動揺の色を示した]

っ……!?
アロラ様が手合せの相手は、…その、抵抗があります。

[決して彼女を侮っている訳ではなく。
その実力に興味が無い訳でもないのだが。
一応、主人と決めた大事な方なので]

( 426 ) 2016/01/14(木) 03:08:27

剣士 フリッツ

[身の上話を語ることに抵抗はなかったが、
主人がそれをどう判断するかは少し怖かった。
純粋な正義感に溢れた人間ではない、というのが自己分析。
隠し事はしたくないので、全て包み隠さず告げたけれど。

辿り着いた兵団の駐屯地は活気に満ちている。
彼らはどんな志を抱いているのだろうと、夢想する。
単独行動を主としていた男にとって、
この一員になったと言う自覚は未だ薄いが。
共に戦う仲間は、力になると。それはあの村で学んだこと]

……今の私にとっての"勇者"は、貴女ですから。

[少なくとも失望した様子はない主の言葉に安堵して。
勇者という語の重みを知りつつも、敢えてそう口にした。
彼女の想いは分からないが。心からそう、信じていた**]

( 427 ) 2016/01/14(木) 03:09:07

【独】 女神 トルニータ

/*
>>425
拿捕→拿獲

( -113 ) 2016/01/14(木) 03:10:59

黒騎士団団長 アミー

― 魔王城・死体安置所 ―

……"神聖語"

[アミーは魔術師ではない。

だが、敵対する相手が魔術師や神官となる事もある以上。
魔王軍の人間、或いは捕えた敵方の人間から魔術について聞く事はあった。
まあ、他言語に例えるならば完全に文法を理解して居る訳ではないが。
ある程度の会話や読み書きは出来ると言ったところか。]

へえ、すごいじゃない。

[《死者の蘇生(レイズ・デッド)》
これを操れる人間など、どれだけ居るのか。]

( 428 ) 2016/01/14(木) 06:55:33

黒騎士団団長 アミー

素晴らしいわ。
これならきっと、私や魔王様の力になれる。

[純粋な賞賛。
自由意思のない人形であったとしても。

それを使いようによってはどうとでも出来る。
――例えば、各地で死者が墓から這い出てくればパニックになるだろうし。
或いは、目の前で倒れた仲間がアンデッドとして自分達に牙を剥けば。いかに勇者と言えど……勇者だからこそ、剣は鈍るのだろうから。]

( 429 ) 2016/01/14(木) 06:55:47

黒騎士団団長 アミー

そういえば、いつまでもそんな恰好では良くないわ。
そうね……

[魔王から下賜された戦利品>>267
その中にあったローブを彼女に手渡していた。

神殿でもそれなりの地位に居た人間しか着れないようなものだったが。
黒騎士団では着る者もいなかったから丁度良い。]

( 430 ) 2016/01/14(木) 07:00:20

剣士 フリッツ

― 旅立ちの日 ―

[宿舎で同室だった者の様子がどうにも可笑しいと感じていたが。
翌日の急展開に、妙に納得してしまった。
政治に疎い男とはいえ、流石にこの分遣隊の意味は分かる。
主人の立場を思えば、その心境は如何ばかりか]

……これを機に、純粋武人を目指されては。

[相変わらず下手な慰めの言葉をかけて]

目指すところは同じでしょう。
何処までも、お供します。

[魔物だけでなく、人も人の敵となり得る。
果たして魔を討ったところで、安寧は訪れるのかと。
そんな脳裏に一瞬過った思考を、隅に追いやって。

勿論、簡単に死ぬ心算は無い。
己が使命に尽力することだけを、努めて考える**]

( 431 ) 2016/01/14(木) 08:52:58

竜の子 ダリア

[竜という生き物は、本来、群れを成して生きるものだ。
人を統べる王が在るように。
魔を統べる王が在るように。
竜にもまた、彼らを統べる王が在った。

人間の王のように、智慧によって統べるではなく。
魔物の王のように、力によって統べるではなく。
純粋にして唯一の、種としての頂点。

尤も、それは昔々の物語。
――彼らを導いた王は死んだ。
――彼らを率いた王は朽ちた。
残された次代の卵もついには孵らず
種族としての彼らは滅びを決定されたのだ。

竜王の死を契機に、竜達はそれぞれの選択をした。
ある者は竜王と共に朽ちゆくに任せ。
ある者は新たな王――魔王の軍門へと下り。
ある者は、世界が滅ぶその時まで、隠居を決め込んだ。]

( 432 ) 2016/01/14(木) 09:07:42

竜の子 ダリア

― 霊峰ププルブル ―


……ねえ、本当にここであってるの?

[二人の姿は、とある山にあった。
身を打つ豪雪。触れられそうな程の位置にある雲。
登山道は愚か、獣道も、木々のひとつすら生えていない
人が――否、人でなくとも近付く理由の無い絶壁の霊峰。]

他の子たちも、たしかにおかしなところにいたけど……
……うう、……さむ……

[身を抱きながら、苔色の竜から山の頂へと足をつける。
新雪を踏みしめる感触よりも先に、染み入るような冷たさが皮膚を蝕み、血流を軋ませた。]

( 433 ) 2016/01/14(木) 09:08:57

竜の子 ダリア

[そんな少女の様子はどこ吹く風か。
苔色の鼻先が、早く前に進めとばかりに背中を突く。]

あっ
こら
もう、押さないでよ……わかってるってば

[恨めしそうに背後を振り返りながら、とにかく先へと進む。
すると――、劣悪な視界の先で、"何か"が、蠢いた。]

( 434 ) 2016/01/14(木) 09:09:45

竜の子 ダリア

[膨れ上がる影。気配。
――まるで、そう。山そのものが動いたかのような。
見上げる一人と一匹を呑み込んで余りある影を落としながら
"それ"は、姿を現す。]


――――


[山。
否。――竜。
吐く息は降り頻る雪を吹き飛ばし。
喉を鳴らす音は最早地鳴りに等しく。
少女の連れ立つ苔色の竜よりも、何十倍も大きな老竜。]

( 435 ) 2016/01/14(木) 09:10:00

竜の子 ダリア



『我の眠りを妨げたのは、貴様か』

[鱗の奥。老竜の双眼から注がれる気の名は殺意。
紡ぎし人の言葉を真似た声は、雷雲の轟きにも似て。
長く、長く、息を吐く。
――それに。]

うん。あなたにお願いがあってきたの

[少女は、満面の笑顔で応えた。**]

( 436 ) 2016/01/14(木) 09:10:19

【独】 魔神 ディーマン

/*
うーむ。竜王か。
確かに世界の状況は捏造して欲しいとは書いたが、竜を出して力押しで解決したいなら、面白さが半減するな。

( -114 ) 2016/01/14(木) 09:58:33

【独】 魔神 ディーマン

/*
いや?昔々だから、吾らの話を聞こうとしているのか?

( -115 ) 2016/01/14(木) 10:22:32

月虹 アロラ

― 旅立ちの日/自室 ―

[父と兄は自分を使いこなせないと判断した。
本人にその意思は無くとも兄妹との性質の違いから対立派閥が形成されそれを機に諸公の切り崩しが発生する前に手を打つ事にした。
それは理解できるが―――]


……なぜこうも情報が漏れているのやら。


[机に並ぶのは諸公の息子達からの文。それぞれが父兄の非道を訴え、同情の言葉と共に騎士として自身を迎え入れる用意がある旨が書き連ねられている。
おまけに送り主の7割が独身という事実にただただ苦笑を浮かべるしかない。

盗賊ギルドの手が回っているとも思い浮かばず、魔王を討って帰還する自身の覚悟に女性としての機能を失っている旨をさらりと添えて返事をかきあげ侍女に託す。
一族に結婚適齢期の者が居ない貴族の文を選び出し油紙で巻けば革鞄へとしまいこんだ*]

( 437 ) 2016/01/14(木) 12:38:03

月虹 アロラ


そうだな。
純粋武人で在れという事だ。
折角の機を逃す事もない。


[>>431
朝焼の空を見上げる女。
言葉に皮肉の色は無い。
目指すところは同じと言う彼の言葉に頷き、暁風だけが見送る旅へと踏み出した**]

( 438 ) 2016/01/14(木) 12:38:42

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ ―

[――山での一件の後。
一人と一匹が向かったのは、とある城下町だった。
正確には、その町を目指したというよりも]


大きな街なら、ゆうしゃさんという人を知っている人もいるかも!


[という少女の思いつきによる進路だった。
――事実として、ゴルガンタは大きさという部類では申し分ない。
三方を囲う断崖絶壁は天然の要塞として機能し
保有する騎士団はそれなりに精強。
魔軍の侵攻が激しい昨今に於いて一定の平和を保つこの街は
人間の住む領域に於いて、流通の要ともなっているらしい。]

( 439 ) 2016/01/14(木) 12:41:38

竜の子 ダリア


すごい。いろんなお店があるよ
アイスにも見せたかったなあ

[今日も今日とて、人の街に翼竜は共に入ることはできない。
少女独りの身とて、いかめしい門兵にじろじろと睨まれたくらいだ。
竜が目の端に触れただけでも、忽ち大騒ぎになっていただろう。]

――っと
お店を楽しんでる場合じゃないよね

[訪れた目的は勇者探し。
とは言え、面識があるわけでもなければ、情報屋や盗賊ギルドを頼るといった手段を少女が知るはずもなく。]

大きな街だから人もたくさん
よーし!

[結果として、『街の人間全てに聞いて回る』という、ごく原始的な方法を用いる運びとなった。**]

( 440 ) 2016/01/14(木) 12:42:08

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A36 ) 2016/01/14(木) 12:51:17

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A37 ) 2016/01/14(木) 13:03:53

村の設定が変更されました。


魔神 ディーマン は、支配人を解任されました。


魔神 ディーマン が村を出て行きました。


魔神 ディーマン が見物しにやってきました。


魔神 ディーマンは、見物人 を希望しました。


魔神 ディーマン

── 霊峰ププルブル ──

[その会話>>436を見ていた第三柱に気づく者は誰も居なかった。
 まるで大気やそよぐ風のように。否。
 魔神に、一人と…一匹として、不自然な程気づくものは居なかった。]

( 441 ) 2016/01/14(木) 13:28:54

魔神 ディーマン

[無論、魔神が彼らに手出しする事は無かったのだが。**]

( 442 ) 2016/01/14(木) 13:29:20

村の設定が変更されました。


魔神 ディーマン は、支配人に任命されました。


【独】 魔王 ケテル

/*
ネタ話に近いけど、求婚者で魔王に求婚してシステム的に人化という、ネタグランドエンドも設けておこうかな。

( -116 ) 2016/01/14(木) 13:49:24

魔王 ケテル

―― 魔王城・死体安置所 ――

[黒騎士団、或いは魔軍兵士達に下賜された>>267>>430もの。
それらが、元の性質や性能のままか、魔と闇の祝福に染められているか、選別もまた、彼らにより行われているだろうか。**]

( 443 ) 2016/01/14(木) 17:01:05

月虹 アロラ

― 幕間 ―

[即応性の低い騎士団の穴を埋めるように、危機に瀕した村落が最低限の報酬と引き換えに刃を振るう。
地位を求める訳でも無く、蓄財を目的とする訳でも無い、領主の登用に応じる事もなく去ってゆく。

山賊に占拠された村を2人で解放した、不作により飢饉に陥った村へ魔獣の跋扈する山道を抜けて食料を送り届けた。吸血鬼化した領主の悪行を調べ上げ討ち果たした。

武勲と共に栄達する騎士とは背合わせの生き様。
それでも、目立った武勲が20に届こうかといった頃には二人は自由騎士とも、紋章と立ち振舞にかけて月虹騎士とも呼ばれるようになっていた*]

( 444 ) 2016/01/14(木) 17:01:14

月虹 アロラ

― 城下町ゴルガンタ ―

[送金網を使い定期的に送られる活動資金の受領。
盗賊ギルドからの追加情報の取得。
兵装のメンテナンス、消耗品の補充。
これらを全て満たすためには、辺境に留まり続ける事はできない。ゴルガンタを訪れたのは兵装のメンテナンスと活動資金の受領のため。

自由行動という事でフリッツと別れた後に街の情勢を確認するように大通りを歩いている最中、粗末な風体の>>440少女に問いを向けられた。]

( 445 ) 2016/01/14(木) 17:35:14

月虹 アロラ

勇者?
私が知っているのはアインと言う人間だ。

君はなぜ勇者を探しているのかな?

[彼から感じた純朴な人柄。
盗賊ギルドから得た簡素な身の上を少女に伝える。
向けられた問いは好奇心からだろうか**]

( 446 ) 2016/01/14(木) 17:38:14

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A38 ) 2016/01/14(木) 17:40:30

【独】 剣士 フリッツ

/*
覗きに来たら、何か凄いことになっていました。
アロラ様のロール格好良いですよね!

メモで第二勇者が乱立している流れに、少し笑ってしまいました。
最終的にはアルシェス君が勇者になるルートもあるのかなと思いつつ。

本編で壊れるための伏線は色々とばら撒いてはいるのですが、
どう壊れるのが美味しいでしょうか。
いっそさっくり死ぬのもそれはそれでありかとは。
生まれ変わったら、お米犬になりたい…。

( -117 ) 2016/01/14(木) 18:00:58

【独】 剣士 フリッツ

/*
魔王様多弁凄いなぁと思った後、
自分の発言数を見て絶望しました。
あれ、こ、こんなに喋ったかな…。
そしてその割に進んでいない物語。
申し訳ない。

( -118 ) 2016/01/14(木) 18:14:18

剣士 フリッツは、共有者 に希望を変更しました。


村の設定が変更されました。


女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A39 ) 2016/01/14(木) 18:41:47

月虹 アロラは、共有者 に希望を変更しました。


月虹 アロラ>>444 危機に瀕した村落があれば〜

( A40 ) 2016/01/14(木) 18:53:28

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ ──

[流通の要ともなる街>>439
 商隊の一団が門から入り、別の商隊が門から出る。
 保有する騎士団はそれなりに精強であるならば直接的脅威としての魔物達への警戒や、街へ入る時に幾らかの金銭を望まれるかもしれない。この城下町ではどうだったろう?

 また、もしも難民が居るのであれば、街の外に虚ろな眼差しをした雨風を凌げる程度のテントとも呼べぬ瑣末な代物があろうか。有事の際に、邪魔になるかどうかは城下町の構成次第。
 勿論、居ないのであれば、治安も易く維持されているだろう。*]

( 447 ) 2016/01/14(木) 19:02:10

【削除】 女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ ──

[この街にもまた、教会もしくは神殿はあったか。
 ダリアが何の話を望み、何を求めているのか。その幾らかの答えを得れたかどうかは、現時点では誰にも分からないものの…
 とある場所には、昔の職人の手で描かれた、勇者と魔王の戦いの絵画やステンドグラスがあるかもしれない…。
 仄かな陽の光。ふっと何かに導かれたならば、そこへ辿りつくかもしれず。**]

2016/01/14(木) 19:08:54

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ ──

[この街にもまた、教会もしくは神殿はあったか。
 ダリアが何の話を望み、何を求めているのか。その幾らかの答えを得れたかどうかは、現時点では誰にも分からないものの…
 とある場所には、職人の手で描かれた、勇者と魔王の戦いの絵画やステンドグラスがあるかもしれない…。
 仄かな陽の光。ふっと何かに導かれたならば、そこへ辿りつくかもしれず。**]

( 448 ) 2016/01/14(木) 19:09:30

認識番号774

…♪

[ 不安に彩られていた表情からその影は消える。
褒められる、称賛を受ける、認めて貰える。自身を計算に入れて貰える。

この能力をより効果的に用いるにはどのような状況が適するか
思考の気配だけでも、認識番号774には喜色を浮かべるに足る事実
純粋な称賛に目を細めていると、目前の騎士は何某かの物品を774の手の中に ]

……?

[ こてん、と首を傾げて、収められた物品を持ち上げる。
それは簡素でありながら品質高く仕立てられたローブ。
ローブと騎士の顔を見比べて、今一度首を傾げて ]

……!

[ 漸く、このローブを着ろ、という意味で与えられたのだと合点する。
774は頷き、ローブを着用するという意思を持った瞬間の事 ]

( 449 ) 2016/01/14(木) 19:17:12

認識番号774

[ ローブは774の手からするりと離れ、そして意思を持つかのように――
否、実際に意思を持っているのだろう。774の手を介する事無く
下衣、上衣、そして金糸の縁取りの為された外套。
その出で立ちはさながら大神殿に鎮座する司教のよう。

しかし、変化はそこで終わらない。
純白の生地は一片の曇りも存在しない漆黒へ。
そして金の縁取りは動脈の血液を溶かしこんだかのような真紅へ。 ]

……あー。

[ 其処に存在するのは、悪魔の司教とでも呼べる存在。
全ての変化を終えて、くる、と一回転。
外套の裾がふわりと上がる様を見て ]

……

[ ぺこり、と774はアミーに頭を下げるのだった。 ]

( 450 ) 2016/01/14(木) 19:18:58

【独】 魔王 ケテル

/*
774君可愛い。名前必要かな?と考えていたんだけど、魔王からだと、リリトとか、イドルリリ、みたいな名前になりそうなので、今は見てようかな。

( -119 ) 2016/01/14(木) 19:22:58

魔王 ケテル

―― 魔王城・死体安置所 ――

[漆黒に深紅の縁取り。
まるで元々、認識番号774の為に誂えた様な、魔の外套。否、悪魔の司教服と呼べるものか。
膚を覆い包み込む漆黒と血色の其れは、人からすれば冒涜と断じさせるものかもしれないが、ここ魔軍では別だろう。*]

( 451 ) 2016/01/14(木) 19:36:33

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ ―

[話しかけた人間が80人を超えた辺りだろうか。
さしもの少女にも飽き……もとい疲れの色が見え始め、
足取りもどこか重たげになっていた時のことだ。
偶然通りかかった、レザーアーマーにマント――まるで騎士のような格好をした女性に、色よい返事を得られた。>>446]

――――!
わ、わあ! 知っているんですか!

[アインという名前。
簡略化された彼の身の上。
理解できているのかいないのか、一つまた一つと、少女は相槌を打ちながら頷いて聞いてみせる。仮に情報通りの血なまぐさい話と獣人の件>>220も同じく聞かされたとしても、表情を曇らせることなく、顎に指を添えて熱心に聴いた。]

( 452 ) 2016/01/14(木) 19:38:46

竜の子 ダリア


あいんさん。ですね
みすりるってなんだろう……

[疑問は尻すぼみなもの。言い終わるよりも先に、目の前の女性の問いが投げかけられたが故に。]

えっとね……

[思案するように、或いは言葉の意味を理解する為に、何度か瞬いて]

私、まおうさんという人がどんな人なのか気になるの
でも、村のおじさんには、まおうさんに会うには
ゆうしゃさんと一緒じゃないとダメって言われて……
でも私、ゆうしゃさんという人がどんな人か知らなかったから
こうやって聞いて回っていたの

でも――ゆうしゃさんって、名前じゃなかったんですね!

[新しい未知を得た喜びにか、少女は満面の笑みを浮かべた。]

( 453 ) 2016/01/14(木) 19:39:05

黒騎士団団長 アミー

漆黒と真紅、良い趣味ね。

[どんな魔術を使ったのか。

ローブが闇と血の色に染められていく。
その色合いは自分の甲冑と似ているようで。
ついつい褒めてしまうのだった。]

( 454 ) 2016/01/14(木) 19:41:51

黒騎士団団長 アミー

ふふ、似合うじゃない。
そうね、後はこれを持って行きなさい。

[黒地に赤文字のペンダントトップを手渡して。
微笑むと言葉を続けるのだった。

これは黒騎士団の協力者と示す符牒。
これを見せればある程度の連中は協力的になるだろうし。
アミーに用事がある時も赤文字を示せば誰かしらが案内してくれるだろうと。]

( 455 ) 2016/01/14(木) 19:42:00

黒騎士団団長 アミー

私は別の所に行こうと思うのだけれど。
貴女はどうするの?

[そう言って微笑むと。

彼女が身振りなどで行きたい場所を示してくれればルートは教えるだろう。まあ、作ったばかりのアンデッドも居るし。
ここに留まるのならば其れでも良いと思いながら。]

( 456 ) 2016/01/14(木) 19:49:03

【独】 魔王 ケテル

/*
ナジ君、ナジ君、勇者の情報操作出来ていないよ。
でも、直接知る形だから、良いのかな?

( -120 ) 2016/01/14(木) 19:59:10

黒騎士団団長 アミー

― 過去 ―

[今でこそ、魔王軍の正規部隊となっている黒騎士団であるが。

元々は、アミーとその仲間による傭兵団のようなものだった。
その頃は洞窟や塔。
或いはどこかの村で手に入れた武具を使っての戦いだった。

無法とも言える戦い方が評価されたのか。
魔王軍に招き入れられたのはいつの事だったろうか。
漆黒の武具を揃え、真紅の紋章をそれに描き。
今では魔王軍の中でもそれなりの規模の舞台となっていた。]

( 457 ) 2016/01/14(木) 20:01:29

黒騎士団団長 アミー

[アミーの持つ漆黒の大剣。

戦闘時には古代文字が浮かび上がるそれはとある遺跡にて手に入れた魔剣だった。
相手の魂を吸い取ると言う伝承。
それが本当に魂を吸い取っているのかは不明だが。

相手に深手を負わせるだけで、アミーの体力が回復しているのは事実だった。
彼女が厄介なのはまさにこの点であると言えるだろう。
連続戦闘となっても戦闘で戦い続け。

相手を切り捨てるたびに回復していくのだから。]

( 458 ) 2016/01/14(木) 20:01:41

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A41 ) 2016/01/14(木) 20:04:30

【独】 魔王 ケテル

/*
>>457
えっ。もしかして、魔王が頑張っちゃった口かな。

ゆるふわ魔王「アミー君、アミー君、君、なかなか良い戦いぶりだね。魔軍で虐殺してみない?」

アミー君は、ソウルクラッシュ持ちか。
それとも、ストームブリンガー?

あっ。(魔王刺されて吸われるイメージが過った)

( -121 ) 2016/01/14(木) 20:11:27

認識番号774

…♪

[ 似合うじゃない、という言葉と微笑みに、照れ臭そうにして不快ではない感情を示す。

騎士はまた774に何某かの施しをしてくれるらしい。
示された物品を受け取る為に両の手で受け取り、それを片手で摘み上げ表と裏を見比べる。 ]

……?

[ 黒い下地に赤色文字が施されたそれの意味を774は察知する事は出来ずけれど何某かの意味があるものだと認識して、こくり、一つ頷いて見ればペンダントトップだけだったそれは、何時の間にか774の首からペンダントという形に変えて下げられていた。 ]

( 459 ) 2016/01/14(木) 20:11:57

認識番号774

あー…。あー

[ 貴女はどうするの、と問われて身振り手振り。どうやら認識番号774には他にも果たすべき目的があったようで、様々な手ぶりを使って目的地を示す。

目的地の場所に行くための道程を教えて貰えたのならば
774はアミーに大きくお辞儀をして、体一杯使って感謝の意を示すように手を振りアミーの姿が見えなくなるまで見送るだろう。 ]

( 460 ) 2016/01/14(木) 20:12:41

月虹 アロラ

ミスリルか?
わからなければ、特別な宝物だと思えばいいさ。

魔王?
魔物を率いて人間を殺して回っている連中の親玉がどんな性格をしているか――そういった所に興味が向くのか。

[>>452
敵意は感じられない。
ただ、純粋な問いに首をかしげる。]

勇者はそう、村長みたいなものさ。
村長の○○さん。勇者の○○さん。
こんな風にね。

[どちらにしても、役職というヴェールで個人が見えなくなる称号だが――]

( 461 ) 2016/01/14(木) 20:13:55

月虹 アロラ

勇者に同行を申し出たいのならアインの所へ行ってみると良い。

[流石に彼女を連れて今まで通りの行動はできない。
盗賊ギルドから得たアインの最新位置を伝えるだけに留まった*]

( 462 ) 2016/01/14(木) 20:14:04

剣士 フリッツ

── 城下町ゴルガンタ ──

[がり、と林檎をかじりながら市場を歩く。
行儀は悪いが、仕方がない。
……最近、異様に腹が減る。

元来決して食は細い方では無かったが。
活動資金は限られている。
出費は最低限に押さえ、動物を捕らえるなどして食糧の足しにした。

アロラと出逢う前の十年間の旅の途中、
食糧の確保に難渋し、魔物を狩って、
無理やり喰らったこともあったが。
あれは酷い味と心地だった。
何度もやりたいことではない]

( 463 ) 2016/01/14(木) 20:20:17

剣士 フリッツ

[はじまりの国を経ってから戦闘を重ね、
明らかに自身の力は上がったと思う。
確固たる主が出来た心持ち故もあろうし、
此れまでと異なる環境での経験の賜物でもあるだろう。

だが、それ以上に。
彼女へ忠誠を誓ったその日より、
何者かからの強い加護を受けていると感じる。
否、加護というよりは呪いに近い。

天命を果たせよと、
命すら全て魔力へと転じ刻印へ封じ込め、
来るべきときに向け、
脈々と受け継いできた一族の執念が]

( 464 ) 2016/01/14(木) 20:21:07

【独】 剣士 フリッツ

[男は覚えてなんかいないが。

今際の父母の様子は、
優しくも暖かくもなかった。

まるで血に飢えた魔物のようだった]

( -122 ) 2016/01/14(木) 20:21:34

剣士 フリッツ

[力の行使には代償が伴う。
それがこの空腹であることに、
薄々気がついてはいたが。
現時点で、大きな支障をきたすものでもない。

……精々、食べ歩きをして行儀が悪い程度である*]

( 465 ) 2016/01/14(木) 20:22:18

月虹 アロラ、メモを貼った。 メモ

( A42 ) 2016/01/14(木) 20:34:20

【独】 魔王 ケテル

/*
>>465
フリッツ君のデス&発狂・フラグが!(ぞくりときたよ)
これは、これは不味いね。不味くて目が離せないよ。

>>461
お。と思ったよ。そうそう、そうなんだよね。
魔王も村建てる前はそう思って無かったんだけど、勇者様とか魔王様呼びばかりされてるのを見て、「あっ(察し)」みたいになったよ。

アミー君のケテルト書きで、そういえば名前ケテルの事忘れていたな。って。或いは、自己紹介メモに「魔王」か「魔王様」呼びだと書いたもので、アロラとダリアは何か察したりしたのかな。

( -123 ) 2016/01/14(木) 20:41:33

剣士 フリッツ

── 城下町ゴルガンタ 教会 ──

[大きな町だけあって、教会も立派で荘厳な造りをしている。壁一面には、魔王を打ち倒す勇者、それを見守る柔らかな微笑みを浮かべた女神、という構図のステンドグラスが煌めいていた]

……………………。

[思い出されるのは、ロワール村で仰ぎ見た女神像>>425、そしてその惨劇。
また、この町で目に留めた難民>>447の姿も同時に思考の端に。彼らは物乞いの頃の自分を見ているようで。
魔王を討たぬ限り、平和は訪れないのだ。
人と人は和解できても、魔と人は隔てられたもの。呪印の刻まれた右手を、握りしめる**]

( 466 ) 2016/01/14(木) 20:53:03

修道女 レティーシア

― 街道沿い・夜 ―

[篝火にかけた鍋の中身をかき混ぜる。
中には道中襲ってきた獣の肉と、野草と根菜。
獣の内臓は狩った時に即座に捌き土に埋め、ここにはない。
血の匂いは他の獣を呼ぶからだ。
それらの材料と塩と香辛料で味を調え、簡単なスープを作る。
水と混ぜ合わせ練った小麦粉を薄く延ばし、洗った石の上に乗せて焼いた。
スープに入れず残った肉は薄く切って炙り、数日の保存食にする予定だ。

出来上がったスープで身体を温め、薄いパンを一口大に千切り口に運んでいく。
野営で口にする食事としては、まだまともな部類。
さらに先、北部へと近づくほどに酷い食事になることだろう。]

( 467 ) 2016/01/14(木) 21:02:09

修道女 レティーシア

[少し前。はじまりの国で別れた男のことを思い出す。
彼はまともな食事を取れているだろうか。
イラストリア兵団に入ることになったのだから、大丈夫だと思いたい。
かの兵団は亡国の民により編成された部隊だ。
未だ、アロラ様が勇者であるという話は、耳に届かない。
一方的に見知っているだけで、彼女は自分のことを知らないだろう。
ならば、そこに自身の身の置き場はない。
故に、旅立つことを決めた。
剣士の名>>419には「その人はあなたの信用に足る人物?覚えておくわ」と応えたが、未だその名を持つものには出会わない。
それもそのはず。
女神の信託を受けるものは多く、世には自称勇者を名乗るものも多い。
ならば。
今は、決めた道をひとりで進もうと、北へと進路をとった。]

( 468 ) 2016/01/14(木) 21:02:17

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 城下町ゴルガンダ ―

[>>439城下町ゴルガンダは強固な都市だ。
 三方を山に囲まれ攻め手は一方からしか攻撃できない。
 守るに適し攻めるに労する都市である。
 流通の要となっているのも大きいだろう。
 そんな城下町に金に目聡い盗賊ギルドが一枚も二枚も
 噛んでいないわけがなかった。

 エンフェルケスーカの渡り人は町中を歩いていた。
 交易が盛んな都市が陥落すれば人間の士気は落ちるだろう。
 問題は恐らく正面からの攻撃では落とすことは難しいということだ]

( 469 ) 2016/01/14(木) 21:04:12

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 ともすれば……

[ここはヒトの手でヒトの城を落とさせるに限る。
 こうした都市は固い反面水源の確保に難がある場合が多い。
 水源が侵されれば――。

 エンフェルケスーカの渡り人はくつりと笑いながら、
 ゆらゆらと歩いていた]

( 470 ) 2016/01/14(木) 21:04:15

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ ―

みすりるは宝物……
あいんさん? という人は宝物がすきなんですね

[まるで教え子のように、女性からもたらされる情報に頷く。
まるで、何も知らない子供のように――事実、その通りなのだが。]

山のりゅうのおじさんも似たことをいっていました
ユウシャというのは人のしがらみ?にとらわれたガイネンであって
お前が行っても強さというしがらみの邪魔になるだけだって……

[――村長曰く。勇者というのは、何者にも負けず、何事をも踏破する存在でなければならない。だからこそ、少女は老竜に助力を乞うたが、結局のところ『必要はない』と断られてしまった。]

( 471 ) 2016/01/14(木) 21:07:41

竜の子 ダリア

私がお世話になった村でも、まものに襲われた人が沢山いました
とても不思議なんです
どうしてそんなことをするのか
どうしてそんなことを思いついたのか
考えても想像しても、私には分からないことだらけだから

きっと――まおうさんは、
私の知らないことを沢山知っているんじゃないかって

[言葉はあくまでも朗らかに。浮かぶ笑顔は純粋なままで。]

うん。ありがとう、おねえさん
アインさん? のところへ行ってみますね!

[女性へ感謝を述べる表情も、全く変わらないままのもので――。
大袈裟な程に頭を下げ、その場を立ち去ろうと背を向ける。]

( 472 ) 2016/01/14(木) 21:08:32

【独】 魔王 ケテル

/*
>>467
>獣の内臓は狩った時に即座に捌き土に埋め、ここにはない。

レティーシア君、ちゃんと把握してるなあ。
こういうポイント描写、好きだよ。

( -124 ) 2016/01/14(木) 21:09:08

修道女 レティーシア

[食事と肉の処理が終われば火をくべ続ける必要は無い。
早々に火を消し、近くの木に登る。
一人旅は警戒の連続だ。
特に夜は、獣以外にも人や魔物に気を配らなければならない。
ここ最近では昼の間に身体を休め、夜の間に移動する日々。
鉄の熱が取れるまで、浅い眠りを貪る。]

( 473 ) 2016/01/14(木) 21:12:10

【独】 魔神 ディーマン

/*
>>471
もしかして、>>441>>442で調整入っちまったかな。
だったら悪ぃな。(助力の場合は、魔軍を強くするつもりだった)

( -125 ) 2016/01/14(木) 21:16:44

【削除】 月虹 アロラ

(リュウのおじさん……?)

なるほど。
殺戮は手段でなく
何かしらの深い目的があると思うのか。

……ああ――気をつけて。

[内心首をかしげるが流石にドラゴンを連れているとは想像が及ばない。言葉も適切に伝わっているとはいえなかったが忠告を受けても彼女の好奇心は抑えられないのなら自分が止めても仕方がない。
門番に止められ市街へ戻されるだろうと、現実なラインで予想を纏め、彼女の背を見送った。]

2016/01/14(木) 21:25:24

月虹 アロラ

(リュウのおじさん……?)

なるほど。
殺戮は手段でなく
何かしらの深い目的があると思うのか。

……ああ――気をつけて。

[内心首をかしげるが流石にドラゴンを連れているとは想像が及ばない。言葉も適切に伝わっているとはいえなかったが忠告を受けても彼女の好奇心は抑えられないのなら自分が止めても仕方がない。
門番に止められ市街へ戻されるだろうと、現実的なラインで予想を纏め、彼女の背を見送った*]

( 474 ) 2016/01/14(木) 21:25:50

戦士 アルシェス

 ― はじまりの国/トマト畑 ―

 トマトもらってきたよーーー!
 あっ、勇者さま!?

[少年が戻ってくると、そこには剣を構えた青年>>395と、チャペの姿があった。
 お米犬の姿はなく>>416、爪から解放されたチャペは常と変わらぬ様子だった]

 すごいんだね、チャペ。
 心配する必要なかったかなぁ……。

[おじさんに分けてもらったトマトとパセリは、どうやら無駄になってしまったらしい。
 視線を移せば、勇者が抜いた剣の刀身が目に入り、その美しさと鋭さに息を呑んだ]

( 475 ) 2016/01/14(木) 21:42:35

戦士 アルシェス

 これが……勇者さまの剣。

[少年が持つ量産された武器とは、まるで格が違うようだった。
 ――いつか、僕にも、自分に相応しい武器が手に入るだろうか?
 勇者になることは望まないけれど、それに並び立つ象徴と出会えることはあるだろうか]

[野菜を抱えたまま、しばしそんな物思いにふけっていた*]

( 476 ) 2016/01/14(木) 21:42:47

死喰い人 ダート

─魔王城─

[負傷兵達は各々身体を癒している。
生まれ持った再生力を使う者あり、回復の術を持つ者に頼る者もある。欠損した部分に別の部品を植え付ける魔改造のようなものもあり、魔性はますます異形と化す。]

ご賢察恐れ入る。

[>>383 再び魔王に頭をさげる。今度は少し、硬く。
殺戮の令が下ると顔を上げ、にたりと笑った。]

御意に。
全て、喰らい尽くしてご覧にいれましょうとも。

[魔軍のために。
いや、ダートの、指輪の、ために。]

( 477 ) 2016/01/14(木) 22:15:38

死喰い人 ダート

[>>391 魔王の視線が指輪をはめた手元に止まる。
反射的に、反対の手で覆った。]

……左様です。

[魔王はとうに指輪の魔性に気づいているだろう。数多の血を吸い紅く染まりきれば、魔王をも凌駕する魔力を得る事になる。
>>392 幸い、魔王の興味は手から逸れたようだ。]

これは、素晴らしい。

[思わずため息が出た。
魔王に握られただけで錫杖はすっかり女神を忘れ、魔王のとりこになっていた。本体に施された細工が辛うじて本来の面影を忍ばせている。]

( 478 ) 2016/01/14(木) 22:15:59

死喰い人 ダート

[どのように使おうか。真っ先に浮かぶは先の修道女。
女神への敬愛を紡いでいた唇が、魔性を求め狂う様を想像する。残した小さな刻印で杖に惹きつけるのは難くないだろう。
扱える者が自軍にいれば、聖なる体裁を整え教会におくりこみ、内から教会を腐らせるもよい。]

ありがたく、頂戴いたします。

[恭しく錫杖を受け取った。]

では早速、次の出撃の備えにまいりましょう。

[引き止められなければ、玉座の間を退出する。*]

( 479 ) 2016/01/14(木) 22:16:21

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A43 ) 2016/01/14(木) 22:19:48

【独】 魔王 ケテル

/*
>2016/01/12(火) 19:14:17
>虎視眈々と魔王を殺しに来ようとしている

合ってた。

( -126 ) 2016/01/14(木) 22:22:43

竜の子 ダリア

― 回想・霊峰ププルブル ―


『願い』

[力を貸して欲しい、と少女は言った。
老竜は嗤う。表情は無くとも。口角は上がらずとも。]

『――自らを弱きと認める意気は認めよう。
 だが、他者の力を借りるのであれば、結局は同じこと。』

[彼にしてみれば、傍らの竜はともかく
眼前に在るのはあまりにも矮小で、脆弱で――。
一撫でしようものなら、容易く手折れる程度の命。]

『我らが忽ちに気紛れを起こそうものならば
 貴様が恐れるがままに、勇者とやらの足枷となるであろう』

( 480 ) 2016/01/14(木) 22:42:55

竜の子 ダリア

[少女は、老竜の言葉に暫し瞬く。]

……ダメ、……ってこと……?

[老竜は、少女の言葉に暫し瞬く。]

『…………ふむ』

[何事かを思案するように、尾を二、三度と揺らす。]

『ここで貴様らを手折るのは易いことだが。
 わざわざ些事の為に眼を覚ましたなど腹立たしい』

[老竜の言葉が意味するところは
少女よりも竜の方が早く理解できたらしい。
唸り声を上げる彼を、少女は片手で制した。]

どういうこと?

( 481 ) 2016/01/14(木) 22:43:11

竜の子 ダリア


[老竜は再び嗤う。]

『――そうだな。一撃だ。一撃をのみ許そうぞ』

[噴出す鼻息は少女へとかかり、その髪と衣を靡かせた。]

『我を従えると言う言葉が戯言でないと申すのであれば
 貴様の一撃を以って証明してみせよ。』

――――……、それは、私が?

『そうだ。供の力を借りることは罷りならん』

[苔色の竜は抗議のような唸り声を上げる。
だが、少女がそちらを向くことはなく
老竜だけが、睨むようにそちらを見た。]

( 482 ) 2016/01/14(木) 22:43:20

竜の子 ダリア

わかりました。

[少女の声はあくまで涼しく。]

あなたはとても大きいけれど

[老竜は――彼女の肌に浮かび上がる『鱗』と
膨れ上がる魔力を見た。]

一撃なら――きっと、大丈夫なはず

( 483 ) 2016/01/14(木) 22:43:31

竜の子 ダリア


『――――……、』

[老竜は知っていた。少女が纏う魔力の気配を。
否。老竜でなくとも、竜種であるなら知っていただろう。]

『嗚呼――、そうか』

[彼らがかつて王と仰ぎ、敬愛し、傅いた唯一確かな。]

――――――せいッ

[少女の拳を受ける間際。
老竜は、傍らで見守り続ける苔色の竜を盗み見て
微かに笑った。]

( 484 ) 2016/01/14(木) 22:43:49

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ ―

[しかして街を出ようとした少女は、女性の危惧した通り>>474、今度は門兵に睨まれるだけでは済まなかった。]

私はアインさんという人に会いに行きたいだけなの!

[抗議の声を上げるも、門兵は『外は物騒だから危ない』という呪文を唱えるばかりだ。堂々巡りのやり取りに飽きたのか拗ねたのか、とうとう少女は「もう!」と言い残して再び町の中へ戻った。]

……どうしようかなあ
アイスも外に待たせたままだし

[とにもかくにも外に出なければ話は始まらない。
かといって、独りの力で街を囲う壁は登れそうもなく。
行くあてもなく、陽の射す方法へ導かれるまま、>>448
教会へと向かっていった。

その途中、他の人間と違ういでたちの存在とすれ違ったが>>470
少女がその異様さに気付くことはなかった。]

( 485 ) 2016/01/14(木) 22:50:43

【独】 魔神 ディーマン

/*
…うーん…。これ、竜王になりたいのか?

( -127 ) 2016/01/14(木) 22:52:40

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王の洞察>>477とはやや違おう。
これは常なる死喰い人の情報伝達の賜物も絡んでいよう。
御意の応(いら)えがあれば、魔王は鷹揚に頷く。]

[死喰い人>>478が反射的に覆う手の裡では、魔力弥増す指輪。
尤も、現在その様な魔力を放出していないならば、秘めた魔性のみ、とうに気づいているのであれば気づいていよう。
だが魔王は、女神の慈愛を受けたであろう“何か”が為した手へ、とのみ視線を向けた。]

( 486 ) 2016/01/14(木) 22:54:45

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A44 ) 2016/01/14(木) 22:54:47

魔王 ケテル

[錫杖は死喰い人ダート>>479の手へと渡る。]

恙無く為し遂げよ。

[魔王はダートに短く告げた。
魔王がもし指示をしたのであれば、女神への敬愛溢れる者を堕とす選択をしたろうが、死喰い人の手に渡ったものをどう扱うかは、ダートの心赴く侭だ。]

[魔王は引き止める事なく、ダートは立ち去った。*]

( 487 ) 2016/01/14(木) 23:01:24

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A45 ) 2016/01/14(木) 23:03:14

月虹 アロラ

[正しく話に違わぬ天然の要塞。
魔軍も正面攻撃の愚を犯す事は無いだろう。同時に水面下で何かしらの策謀が進んでいるかもしれないが――。
ふと、視界に入るのは一種異様とも見える風体の人物。>>470魔術師かと、思考を巡らせながら無遠慮に視線を向けている。]

( 488 ) 2016/01/14(木) 23:04:42

修道女 レティーシア

[浅い眠りの中。
ふと胸がざわめいて目を開く。
虫の知らせ、とも言うべきもの。]

 今、何か……

[周囲に視線を巡らせ、直感の指し示す方>>366を見つめる。
理由は分からないけれど。]

 ……嫌な感じ。

[ぽつりと呟き、また目を閉じる。]

( 489 ) 2016/01/14(木) 23:06:52

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A46 ) 2016/01/14(木) 23:09:07

【独】 剣士 フリッツ

/*
城攻めが起きる前に、更新が起こる気がしてきております。

私は全く構わないのですが、
魔軍側さんが沢山準備なさっているので、
折角なら、どーん、ばーん、とやって頂きたいところ!

( -128 ) 2016/01/14(木) 23:09:18

≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A47 ) 2016/01/14(木) 23:10:20

【独】 魔王 ケテル

/*
悪いけれど、突つきすぎると面白さが無くなる質問だったのでね。気を悪くしないで欲しい。

( -129 ) 2016/01/14(木) 23:11:00

【独】 魔王 ケテル

/*
これどうしようかなー。ダリア勇者(というか女神預かり?)にしちゃうと、魔王倒しても、これエピローグで確定ロールすらも反故にされそうで怖いな。

( -130 ) 2016/01/14(木) 23:15:22

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[>>485清楚そうな少女とすれ違いながら市場で林檎を幾つか入手する。
 林檎を手にしたままふらりと歩いていると、
 >>488何者かの視線を感じアロラへと視線を向けた。

 『何か御用か』とでも言いたげに首を傾げれば
 これ見よがしに腰元に魔術師組合の印章がぶら下がっているのが見えるだろう。
 盗賊ギルドであればそうした印を手に入れることも容易いことだ。

 多くの者は外見と印章から組合に所属する魔術師だと推測するだろう。
 魔術師には変人の割合が多い。
 少しくらい怪しくとも魔術師だから仕方ない。
 特に声を掛けられなければ、そのまま去ろうとした*]

( 490 ) 2016/01/14(木) 23:19:07

【独】 死喰い人 ダート

/*
>>487
エロ成分が欲しいですね!

( -131 ) 2016/01/14(木) 23:27:02

【独】 死喰い人 ダート

/*
>>490
魔術師だから仕方ないww
素敵www

( -132 ) 2016/01/14(木) 23:27:50

【独】 死喰い人 ダート

/*
いかん
やる事いっぱいあるのよ俺

( -133 ) 2016/01/14(木) 23:28:23

月虹 アロラ

組合の魔術師殿か。
私は各地で地元勢力の依頼を受けて問題解決を行う火消し屋のようなものだ。

最近のこの街の情勢はどうかな?
私はきたばかりの人間で情勢に疎くてね。

>>490
目の前の人物がこの街を拠点にしているかも定かでは無い、よそ者に街の問題点を話すような人物かもわからない。それでも、まるで天気の話をするかの如く問いを向けた。]

( 491 ) 2016/01/14(木) 23:29:31

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A48 ) 2016/01/14(木) 23:31:01

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ・教会 ──

[その教会>>466は、誰にでも門戸開かれた教会。
 ステンドグラスは樹の細工を施された木製の枠があったろうか。
 壁一面の、勇者が魔王を打ち倒すステンドグラスの絵は、訪れる人々に、願いや希望を与えるだろうか?傷つき悲嘆に暮れる者達の心癒すよう。
 絶望に昏れる者の慰めにと、或いは造られたものかもしれないが…
 ダリアが教会に訪れた時、最初にフリッツへと視線がゆき話しかけるか、ステンドグラスへ視線がゆくかは、ダリア次第。*]

( 492 ) 2016/01/14(木) 23:33:47

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[>>491エンフェルケスーカの渡り人は目の前の人物を知ってはいたが、
 初見のように振る舞っていく。
 深く被った外套の奥の目は柔らかく細くなり弧を描いた]


 それはご苦労様です。
 私は組合の連絡員なので町自体の情勢には疎いのですが、
 この町が魔軍の手に掛かることはないだろう、
 と皆安心して生活しているようですよ
 ただ最近は青物が少し高くなってきているようですね

[エンフェルケスーカの渡り人は、声を変えてそう告げた。
 浴場に響くような声ではなく、しわがれた老人のような声である]


 ところで火消し屋となれば各地を渡り歩いているのでしょう
 周辺で危険な地域など更新はありましたか?

[組合に伝えておくのです、と情報を求めた]

( 493 ) 2016/01/14(木) 23:38:19

死喰い人 ダート

─魔王城 廊下─

本当に、話の早い魔王様で助かる。

[玉座の間を出て、廊下を行く。]

≪アミーを探し、憤怒の間で待つ、と伝えよ≫

[魔王城にいる使い魔に命じ、城の一室を待ち合わせに指定し、そちらへと向かう。]

( 494 ) 2016/01/14(木) 23:40:49

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ―

[何もかもが未知に溢れた街にあって、その建物の姿形はどこであろうと変わらない。人が神に縋る為の信仰の家。或いは祈りという行為そのものに贖罪を求める安寧の地。
尤も――少女にとって、「村でも見たことがあるかたちだ」以上の意味を持たなかったのだが。足を運んだのはある種の懐かしさ故か、さて。]

わあ

[扉を開く。か細くも重々しく鳴く蝶番。
開いた先に広がっていたのは――村にあったものよりも豪勢な装飾と。神性と。ステンドグラスから落ちる、陽だまりのにおい。]

何の絵だろう……

[神を語る像よりも。あまりにも高い天井よりも。
未知に溢れた現在よりも現実味のない、不思議な絵に眼を奪われて――、遅れて、そこに一人の人影が立っていることに気がついた。]

こ、……こんにちは?

[何やら重苦しい気配を纏っている彼>466に、恐る恐るといった声色で問いかける。]

( 495 ) 2016/01/14(木) 23:50:18

村の設定が変更されました。


死喰い人 ダート

─魔王城 憤怒の間─

……ふむ。

[魔王の錫杖を掲げ、眺めた。
力に満ちた玉は目を惹きつけて離さない。
首を振り、錫杖を一振りすると、それは小さく縮み、ダートの懐におさまった。]

忌々しい女神め。

[両手をこすり合わせた。その程度で残った痕跡は消えない。]

信徒どもの血で洗い流してくれよう。

( 496 ) 2016/01/14(木) 23:53:39

黒騎士団団長 アミー

― 魔王城・回廊 ―

……ええ、分かったわ。

[使い魔からの知らせ。
憤怒の間でダートが待っていると言う連絡を受ければ頷いて。

独り回廊を歩いていく。
やがて、目的の場所へ辿り着く……彼はもう居ただろうか。]

( 497 ) 2016/01/14(木) 23:56:27

黒騎士団団長 アミー

お待たせ、それとお久しぶり。

いつも助かっているわ。

[魔軍兵士を使役している以上。
簡単な礼を伝えていた。

大罪の一つをイメージした部屋を見回しながら。
彼の用件……と言っても内容は知っているのだが。
それを切りだすのを待つ事にしたのだった。]

( 498 ) 2016/01/14(木) 23:59:21

召喚獣 チャペ

―――――― トマト畑で捕まえて ――――――


[トマト畑での一件があった夜、チャペは宿の屋根に独りで登っていた。
今宵は月無夜。星たちがまばらに輝いている。

漆黒の闇の中、宿の窓から漏れる僅かなランプの明かりに照らされた影が猫の元へと集まった。]

 ご苦労さん、愛し子達。いつもありがとうね。

["そいつ"と比べれば幾許か柔らかい。チャペと名乗る猫との中間ぐらい。そんな物腰で猫は影を労った。]

 いつかお返ししてくれる事くらいは、期待しちゃうんだから。

[どことも知れぬお米犬の住処の近くまで、影達は少しばかりの野菜を運び、黙って置いてきてくれたことだろう。

猫はゆっくりと腰を据えて流れ星を探すことにした。
もしも猫に気が付いた誰かが屋根に上がってくれば、黙って隣を開けただろう。]

( 499 ) 2016/01/15(金) 00:01:15

【削除】 月虹 アロラ

そうだな……卓越風を利用した北方交易路ではクラーケンを振りきれず、沈んだ船がここ1年で3倍に増えたらしい。

北部地域は街道の安全を担保できる国が無くなったというのが響いているのか街道周辺からの浸透を図るする殺戮/略奪部隊や魔獣の浸透が顕著になっているように思える。
まるで、度胸試しとしか思えない程にこちらの勢力圏まで浸透し退いていった略奪隊の話も聞いた。

追い打ちをかけるように、魔素に侵食され枯れた農耕地を放棄して流民と化した農民も多く、半スラム化した難民キャンプでは疫病の流行と治安悪化が著しく、在来の民を狙った犯罪が多発し避難民と在来民という明確な敵対構造ができあがった街の話も聞き及んだ。

[直接的な武力行使とそれに伴う余波で瓦解していこうとしている小国群。そんな解説を簡単に行う。]

青物の値上がりか。
天然の要害と耕作地を引き換えにした対価か……。
確かに其の程度の影響なら、まだ民も安心しているだろうな。

……。
この街が落ちるとしたら、何を最大の起因にして落ちると思うか魔術師殿の見解を聞かせて頂きたい。

[ふと、そんな問いを口にする。]

2016/01/15(金) 00:03:34

月虹 アロラ

そうだな……卓越風を利用した北方交易路ではクラーケンを振りきれず、沈んだ船がここ1年で3倍に増えたらしい。

北部地域は街道の安全を担保できる国が無くなったというのが響いているのか街道周辺からの浸透を図るする殺戮/略奪部隊や魔獣の浸透が顕著になっているように思える。
まるで、度胸試しとしか思えない程にこちらの勢力圏まで浸透し退いていった略奪隊の話も聞いた。

追い打ちをかけるように、魔素に侵食され枯れた農耕地を放棄して流民と化した農民も多く、半スラム化した難民キャンプでは疫病の流行と治安悪化が著しく、在来の民を狙った犯罪が多発し避難民と在来民という明確な敵対構造ができあがった街の話も聞き及んだ。

[直接的な武力行使とそれに伴う余波で瓦解していこうとしている小国群。そんな解説を簡単に行う。]

青物の値上がりか。
天然の要害と耕作地を引き換えにした対価か……。
確かに其の程度の影響なら、まだ民も安心しているだろうな。

……。
この街が落ちるとしたら、何を最大の起因にして落ちると思うか魔術師殿の見解を聞かせて頂きたい。

[ふと、そんな問いを口にする*]

( 500 ) 2016/01/15(金) 00:03:46

剣士 フリッツ

─ 城下町ゴルガンタ 教会 ─

[ちなみにこの町から地図上で二つ離れた村は林檎の名産地だ。生産される林檎は完熟してもやや青さが残る色味が特徴で、水々しく甘い]

――――…がり。

[自由時間を持て余した男は、林檎を齧りながらぼんやり教会のステンドグラスを見上げていた。こんなに大きな教会なのに、今は他に人の気配がない。時間帯の所為だろうか。
>>495暫くして、重く鳴る蝶番の音]

……………。

[自然、教会へ足を踏み入れた少女へ視線は向く。彼女はステンドグラスに目を奪われた後、此方の姿に気付いたようだ]

勇者と魔王の絵だ。

[挨拶に返す言葉は、先の少女の呟きへの答え]

初めて見たのか?

[問いかけと共に、林檎をまた一口*]

( 501 ) 2016/01/15(金) 00:10:08

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ・教会 ──

[繊細な樹の彫細工の木枠に嵌るステンドグラス。
 ステンドグラスは陽の光を受け、見守る柔らかな微笑みを浮かべる女神の部分もまた煌めいていた。恐らくは陽の当たり方だろう、ダリア>>495には、そこだけ明るさや暖かさが周囲のステンドグラスよりもあるようにも思えたかもしれない。

 …ダリアの近くへ魔神が居た事によるものか。
 教会に訪れれば、ダリアに微かにあった痕跡は、緩やかに溶けゆく。尤も、これは魔王や女神といったものなら感じられるような、ほんの微かなものだろう。
 同じように、魔王城での女神の痕跡>>496も溶けゆくかもしれないが…それは受け方次第だろうか?]

( 502 ) 2016/01/15(金) 00:11:10

【独】 剣士 フリッツ

/*
>>500
世界が大変なことになっていました。
林檎とか齧ってる場合じゃない!

( -134 ) 2016/01/15(金) 00:12:08

女神 トルニータ

[教会には、甘い林檎の様な安らぐ香りが漂っている。*]

( 503 ) 2016/01/15(金) 00:14:17

【独】 剣士 フリッツ

/*
ご、ごめんなさい。
教会で林檎食べてごめんなさい…(ふるえ

ぼっちの魔王様の所へ行きたい。
死んで魔兵士になるしか…。

( -135 ) 2016/01/15(金) 00:17:41

剣士 フリッツ

―回想 旅の途中―

[怪鳥の住処となった林道を通る隊商の護衛を終えた、帰り道。空には夜の帳が降りかけている。
既に彼女と行動を共にするのにも慣れてきた頃だったか、不意に問いかけた]

……アロラ様は、何故、武の道を選ばれたのですか?

[今は複雑な環境にあるとはいえ彼女は王族の末裔。まして、未だ歳若い女性である。それを侮る理由とする位ならば、最初から彼女を主には選ばないが。
他に生きる道も、多くあったように思われた。
もっとも其れは政治を知らぬ男の浅慮だったのかもしれないが。

自分の経歴を話した頃より、気になっていたこと。
聞きそびれていたことを、訊ねてみた*]

( 504 ) 2016/01/15(金) 00:20:56

死喰い人 ダート

[壁に向かい目を閉じ、使い魔達と連絡をとる。
そうするうち、アミーの気配を感じ、振り向いた。]

お互い様だろうよ?

[言いながら、アミーのそばに歩み寄る。]

魔王様に錫杖をお届けしたのはお主かな。
流石よな、また1つ、世界が滅びに近づいた。

……さて、早速だが。

[机に手を掲げると、地図が浮かび上がる。
今回攻める城のものだ。三方を崖に守られ、地上から突破するには門を抜けるしかない。]

魔王様から聞いているだろうが、次の新月。
この城を攻める。
見ての通り、難所よ。
地上兵の多い俺の軍だけでは損害が大きすぎる。

( 505 ) 2016/01/15(金) 00:25:06

【独】 死喰い人 ダート

/*
>>502
気分の問題というやつですな!

( -136 ) 2016/01/15(金) 00:26:09

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ―

ゆうしゃとまおうの……

[林檎を齧る青年>>501の言葉に、再び絵画を見上げる。
少女はまだ、勇者という人物が如何なる存在かを知らない。
少女はまだ、魔王という人物が如何なる存在かを知らない。
だから――口から紡がれるものは、純粋な疑問。]

うん。はじめて
……どうして、この絵のゆうしゃさんとまおうさんは、戦ってるの?

[勇者は女神によって選ばれ、魔王を倒す旅に出る――。
そのような知識は、少女にはまだあるはずもなく。
どこか輝いて見える女神の色彩は、ただただ眼が痛いほどの眩しさを覚えるばかりで。]

( 506 ) 2016/01/15(金) 00:26:58

黒騎士団団長 アミー

どういたしまして。


[そして、彼によって映し出される光景を見やる。
攻城戦とは聞いていたが、このような形かと。]

……なるほど。
確かに、地上からよりも天空からの方が良いわね。

翼竜を出撃させるし。
私も出る事になるわね……楽しみだわ。

( 507 ) 2016/01/15(金) 00:38:28

【削除】 死喰い人 ダート

ぜひとも、黒騎士団に力ぞえ願いたいのだよ。

[久しぶり、と言えば確かにそうだ。アミーもダートも大体外に出ており、中々顔を合わせない。
魔王軍に来ないか、と誘ったのは何年前だったか。今ではすっかりエースになっている。*]

2016/01/15(金) 00:39:00

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ・教会 ──

 …───… …───…

[そうして幾らの時が経ったろうか。
ダリアとフリッツが語り合う最中か語り終えた後かは定かでは無い。
 陽の光がダリアへ語りかける。*]

( 508 ) 2016/01/15(金) 00:40:44

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A49 ) 2016/01/15(金) 00:41:57

剣士 フリッツ

─ 城下町ゴルガンタ 教会 ─

……初めてか。珍しいな。
誰でも知っていることかと思っていた。

[>>506少女へ零す言葉は馬鹿にしている訳ではなく、純粋な感想だ。孤児として死に物狂いで生き延びていた時代でさえ、魔王を倒す勇者の冒険譚は、身に沁みつくほどに耳にした]

どうしてって―――…

[彼女の問いかけに答えようとして、言葉に詰まった。それは自分にとってはあまりに当然のことで。少し、思案して]

魔王は人間を滅ぼそうとして、
勇者は人間を救おうとしているからだよ。

[それにしても不思議な雰囲気の少女だった。一体、何処から来たのだろう]

―――…勇者の昔話がある。聞くか?

[誰もが聞かされる勇者の冒険譚>>25ならば、諳んじることが出来る。少女が頷くならば、淡々と彼女へ話し聞かせるだろう*]

( 509 ) 2016/01/15(金) 00:42:16

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 ほう……そうですか

[>>500アロラの齎す情報に時に頷き、時に相槌を打つ]


 船の方は組合の方で新造艦を作っているようです
 魔術を用いて従来よりも早く航行できるようですよ

[そして時に重要そうな情報も"うっかり"と漏らしていく。
 それはアロラにはどう映っただろうか]


 耕作地よりも安全が欲しいのでしょう
 富裕層もそれなりに訪れていますからね

[そう、この都市は人間の心の拠り所となりかけている]

( 510 ) 2016/01/15(金) 00:44:09

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 さて、私には見当もつきません
 ですが正面からは無理であれば……

[ついと、空を見上げる。
 魔素の影響はまだ少ないのか青く澄み渡った空が広がっていたか]


 空、でしょうな

[上空からの強襲であれば要害が要害ではなくなると、告げる]

( 511 ) 2016/01/15(金) 00:44:14

死喰い人 ダート

[久しぶり、と言えば確かにそうだ。アミーもダートも大体外に出ており、中々顔を合わせない。
騎士団の腕前を買い、魔軍に来ないか、と誘ったのは何年前だったか。今ではすっかりエースになっている。]

そうとも。

[アミーの言葉に頷く。]

空から襲ってくれればその分城壁も手薄になるからな。
門さえ突破してしまえば、簡単なこと。
城が落ちた後、お主らは存分に財を奪えばよい。*

( 512 ) 2016/01/15(金) 00:47:12

【独】 魔王 ケテル

/*
>>512
やっぱそうだと思ってた。
(これ魔王も前線行った方が良いのでは感が半端ない)

( -137 ) 2016/01/15(金) 00:54:56

【独】 魔神 ディーマン

/*
んー……。魔神自身は、竜王ルートはイレギュラーだけど、やりたいなら有りだ、とは言ってるな。ただし、胸糞が悪いが、とも。

( -138 ) 2016/01/15(金) 00:59:22

死喰い人 ダート

お主の剣を見るのは楽しみよのぅ。

[目を細め、浮かべるは軍神のごとく、無尽蔵な力をふるい戦場を駆けるかつての彼女。
おかげで、自軍の指揮もほどほどに、存分に血を啜ることが出来たのだ。**]

( 513 ) 2016/01/15(金) 01:01:51

月虹 アロラ

私か?
私も姫として生きる事を望まれた時期もあった。
姫のような生活に憧れた事もあった。


>>504
問われれば、白く染まる呼気を漏らし感情を乗せずに一気に言葉を紡ぐ。]


私は兵団の上級士官を勤めていたはじまりの国公爵家の長子と婚約していたのだが、私が15の時に政争の末に長子は自害に追い込まれた。次子の妻として宛てがわれる事になったのだが、宮廷での生活というものに心底嫌悪感を感じていた私は毒薬を煽り母としての機能を失った。

婚約は見事に破談。 私の使い道に困った父が武器を持たせてみた結果、15の小娘が武人として天賦の才を持っていることが判明し、今に至るという事だ。
何事もなく縁談が進んでいても、役目を果たせたかどうかは怪しい。
適材適所。今はこれでよかったと思う。


[紡ぎ終えた所で溜息一つ。
兵団を追い出されたも等しい身になったとはいえ自らの意思で誰を助けるか、どう力を振るうかの自由裁量権が与えられたにも同じ。
夜空に浮かぶ月を見上げる横顔から見えるのは、充実した日々から得られる満足気な笑みだった*]

( 514 ) 2016/01/15(金) 01:06:44

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ─

まおうは、人間を滅ぼそうと……?
そう、なんだ

[人としてこの国に生まれたならば、誰もが知る冒険譚。
人としてこの国に生まれたならば、焦がれるであろう勇者の存在。
当たり前を与えられていない少女にとって、それはどちらも現実味のない、遠い未知の世界の出来事で――。]

まおうさんは、どうして人間を滅ぼそうとしてるんだろう……?
ゆうしゃさんは、どうして人間を救ってくれるのかな

[口をつく疑問は、無知故の簡素なもので。
青年が勇者の昔話を>>509と切り出せば、ステンドグラスから彼へと顔を向けて、しっかりと頷いた。]

( 515 ) 2016/01/15(金) 01:12:42

竜の子 ダリア


うん
聞かせて

[――それは、かつて魔王を倒した勇者の物語。
愛と勇気と、希望に満ち溢れた物語。
その多くは――少女にとって、わからないことだらけだったが。

淡々と紡ぐ彼の声色故か。黙して聞く少女の姿勢か。或いは、教会という場所が持つ荘厳さゆえか。
青年が物語を諳んじる時間は、とても静かで、穏やかなもので――。
あまりリンゴのにおいが、ふわりと漂っていた。**]

( 516 ) 2016/01/15(金) 01:13:36

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A50 ) 2016/01/15(金) 01:20:10

月虹 アロラ

ギルドの新造艦か……。
それはまた見事なものなのだろうな。

[情報の対価として"うっかり漏らしてくれた"
そう判断した女は、強く興味を惹かれた様子を隠す事もしない、本人から根堀葉掘り聞き出す事も無い。
それ以上に提供できる情報が無い故の事。]

( 517 ) 2016/01/15(金) 01:21:38

月虹 アロラ

空からか。
そうだな。武力侵攻となれば、やはりそうなるな。
空襲と共に精鋭を送りこまれ、要所を奪われればゴルガンタといえひとたまりも無い。
あとは、本隊を招き入れ津波のように街はのまれていくだろうな。

[心の拠り所だからこそ、何かしらの絡め手を使い街を内部から人間の手で崩壊させる事を魔軍は選ぶのでは無いか。そんな思考も過るがこれもまた人間の考えでしか無い。
女は魔術師の意見に頷いた。]


魔術師殿は任務の途中か?
長々と申し訳ない。

[任務の途中かもしれない彼を引き止めた事に、ぞんざいながら謝罪の言葉を向け、会話を終えようとする*]

( 518 ) 2016/01/15(金) 01:23:02

月虹 アロラ

魔王はなぜ人間を滅ぼそうと……。
敵意を向けるのだろうな。

[魔族だから、そこで思考停止している者も多い。
最後言葉は呟きのようで、魔術師に届いたかも定かではなかった*]

( 519 ) 2016/01/15(金) 01:25:58

剣士 フリッツ


[――――――男がかつて暮らした港町にも、教会があった。

こじんまりとした造りで、浜風で壁が少し錆びている。
それでも住人達は多く集い、女神像へ祈りをささげていた。
町で忌避されていた男は日中其処に加わることは叶わず。
夜、皆が寝静まってから、こっそりと教会へ足を向けた。

十年前の襲撃で、教会も無残なまでに破壊された。
友を眼前で亡くし、意識を失い。
目覚めたのは皮肉にも朽ちた教会、倒れた女神像の下。
這い出て仰いだ空は色を失い、咽るような血の香が漂う。
果たして此処で命を拾ったことが、幸いだったのか。
其れは誰にも評することは出来ないが。

夢は見ない。
陽だまりの温もりも、感じない*]

( 520 ) 2016/01/15(金) 01:30:03

月虹 アロラ、メモを貼った。 メモ

( A51 ) 2016/01/15(金) 01:30:52

剣士 フリッツ

─ 城下町ゴルガンタ 教会 ─

魔王には、逢ったことがないから知らないな。
俺が目にした魔軍の連中は、
ただ、愉しんでいるように見えたが。

[>>515問いかけが素直だからこそ、返す言葉も正直に。
分からないことは、分からないと告げ。
その理由を思考しかけた矢先、少女の顔が此方へ向く。
其処で初めて、男は微かに目を細めた]

勇者がなぜ人間を救うのかは、俺にも、分かる。
それなら、話してやろう―――

[>>516語られる冒険譚に、勇者が人間を救う理由を、少女が見いだせたのかは分からないが。
>>97勇者は帰ってこなかった。けれど、めでたしめでたし、で物語は締めくくられる]

( 521 ) 2016/01/15(金) 01:51:51

魔王 ケテル

―― 歳月不明/魔王城 ――

[そこには――――――
“現在”からすれば300年前の勇者と魔軍達の戦いの傷跡であり、当時の勇者と魔王の激突の余波>>#3>>#4であるものが、そこかしこに遺っていた。

王座の間は、半壊という言葉が生易しい有様。
瓦礫の間から、昏い空が覗き込み、禍々しい光が一筋差し込む。


 そこには魔王が立っていた。


人間と世界を滅ぼす意思。

禍々しい両角を備え、血の様に赤い眸と髪。
一度閉ざされた瞼を開けば、呪い宿るあかい眸。
魔を纏わぬ者であれば恐怖し、運が悪ければ即死する呪の宿る視線。
人間が想像する事も出来無い程の呪いを身に纏っていた。]

( 522 ) 2016/01/15(金) 01:53:46

魔王 ケテル

[血で染め上げられた王者の衣を翻す。]

( 523 ) 2016/01/15(金) 01:53:53

剣士 フリッツ

[がり、とまた林檎を齧る。
些か値が張ったので、少しずつ食べている]

御前、何処から来たんだ?

[語り終えれば、気になっていたことを問いかけた。
目の前の少女は幼いが、
それでも勇者の冒険譚を知らないのは異端だ。
そうして、何を思ったか]

―――――…食べるか?

[もうひとつ、問いを重ねて。
けれどそれは殆ど意味のない質問で。
答えを聞く前に、少女の掌へ未だ新しい林檎を置いた**]

( 524 ) 2016/01/15(金) 01:54:15

魔王 ケテル

[魔王の降臨だった――――――]

( 525 ) 2016/01/15(金) 01:54:29

魔神 ディーマン


 嗚呼、嗚呼。大層素敵だぜ。
 吾が与えた力を使って、魔王様


 何がしたい──────?

 

( 526 ) 2016/01/15(金) 01:56:22

魔王 ケテル


 人間を皆殺しにする。
 この世界は滅ぶべきだ──────。

 女神が作った世界などな。

[憎悪と嫌悪の宿るあかい双眸で声掛けし魔神見、告げる。]

( 527 ) 2016/01/15(金) 02:10:06

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 それは見てからのお楽しみにすると宜しいかと
 ただ、そうですね……魔軍に対して優位にはなれるのは間違いないでしょう

[海上を速度で勝ることができるならば輸送だけではなく攻め込むことも容易いだろうと、
 魔術師組合の者だと騙る者は告げる]


 ええ、空です
 対空設備は備えられてはおりますが地上に比べると心もとないかと
 そもそも空戦になれている者が少ないようですね

[魔術に弓、バリスタと言った対空攻撃の数の不足は否めない。
 今回の確認で告げられ増援を要請されているとも告げる]

( 528 ) 2016/01/15(金) 02:10:42

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

 よろしければ貴女様も援軍が来るまでこの地に滞在されませんか
 腕に自信がおありのようですし

[誘う言葉を投げかけながら、
 『それではこれにて失礼を――』
 しわがれた声でそう告げればまたふらりと歩き出す。

 背後から聞こえた言葉に足を止め、身体を捻り頭だけ振り返る]



 それは魔王のみぞ知ることです
 300年、こうして滅ぼそうとしてくるのは魔王としての使命なのか
 それとも私怨なのか……

 ……魔王と出会うことができればわかるかもしれませんね

[くすりと冗談であるかのように笑い声を漏らし、
 今度こそ、その場を後にした*]

( 529 ) 2016/01/15(金) 02:10:59

魔神 ディーマン

 ク、ク、ク。
 嗚呼、嗚呼。そうなると良いな?

 吾は愉しみにしているとも。
 なぁ、魔王様────…‥

( 530 ) 2016/01/15(金) 02:13:28

魔神 ディーマン、魔王へと寄り添うように────*暗転*。

( A52 ) 2016/01/15(金) 02:13:55

【独】 魔神 ディーマン

 いや。

( -139 ) 2016/01/15(金) 02:14:12

【独】 魔神 ディーマン

 私の勇者様。

( -140 ) 2016/01/15(金) 02:14:29

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A53 ) 2016/01/15(金) 02:26:36

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 城下町ゴルガンダ・水源地 ―

[アロラと別れた後、エンフェルケスーカの渡り人は異空間を経て水源地へと訪れていた。
 目の前にあるのは滾々と湧き出る清水。
 この清水は山の雪解け水が大地に染み込み、地層を流れて湧き出しているものだった。
 城下町ゴルガンダで使われる水は大凡この清水が使われていることだろう。

 この場所は山中の洞窟の中にあり、洞窟の入り口には鉄格子がはめ込まれ衛兵が立っている。
 尤も、異空間を渡る者にとっては衛兵などは何の意味もなさぬものであった]


 人が人を襲う様、楽しませてもらいますよ

[浴室に響くような声は愉悦の色を含んでいた。
 エンフェルケスーカの渡り人は手に持つ林檎を異空間へと落とした。
 落とした林檎はエンフェルケスーカに侵蝕され紫色のどろりとした液体となる。
 渡り人が水源地の上の空間を指でなぞればそこに線が入った。
 線からは紫色の液体が滲み出し、こぽりこぽりと零れ落ちていった]

( 531 ) 2016/01/15(金) 02:29:44

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[人は赤い実を頂き知恵を得た。
 知恵を得た人を神は楽園から追い落とした。
 赤い実が熟れればそれは紫色となり、紫色の実は人を狂わせてしまうものだ。

 この毒は<<狂戦士>>。
 バーサーカードラッグというもので思考能力を低下させ、
 争い事に高揚しやすくなっていく。
 最初は気力が充実したように感じ、疲れを感じ難くなる程度だろう。
 飲み続ければやがて少しのことで怒るようになり、疲れを感じなくなっていく。
 諍い事も増えていき、いざ戦いが始まれば痛みも感じず死ぬまで戦い続けることになる。
 命令系統は無用の長物となってしまうだろう。

 また高揚の中で男が女を見ればどうなるかなど想像に難くない。
 内側から、赤い実が熟れるようにぐずぐずと崩れ落ちていくだろう。

 尤も、水量から考えれば効果が出るまではまだ時間がかかるだろう。
 始めはチョロチョロと、火種が燃え始めていく様をじっくりと見させてもらおうか**]

( 532 ) 2016/01/15(金) 02:29:55

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

[設置が終わればエンフェルケスーカの渡り人は再び亀裂へと姿を消した。
 後に残るは空間の線から、止まることのない紫の液体が落ちる様だけである**]

( 533 ) 2016/01/15(金) 02:30:57

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A54 ) 2016/01/15(金) 02:32:42

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ、メモを貼った。 メモ

( A55 ) 2016/01/15(金) 02:34:24

【独】 魔神 ディーマン

/*
えぐい…えぐいぞ…!(魔神もびくつく)

( -141 ) 2016/01/15(金) 02:36:01

魔神 ディーマン

[魔神ディーマンが霊峰ププルブルに居た理由>>441>>442は単純なものだ。見るのが面白そうだったから。それだけに過ぎない。
 老竜が助力した>>471とて、魔神が手出しする事は無かったろう。魔王、或いは魔軍にくだった竜>>432が居る、尚のことだ。]

( 534 ) 2016/01/15(金) 02:39:13

魔王 ケテル>>523 ×血で染め上げられた → ○紅い **

( A56 ) 2016/01/15(金) 03:20:48

黒騎士団団長 アミー

なるほど。
お互いに目的と言うか、欲しいものは別。

なら、上手くやれるわね。

[黒騎士団を名乗りつつも元は傭兵団。
財や珍しい道具があれば遠慮なく強奪する連中だった。]

そうね、翼竜は20体は出せるわ。
私も行くし、それだけいれば十分でしょう?

[投石や翼竜の炎で防御態勢を崩し。
隙が出来れば一気に攻め込んでいく。

そうプランを伝えると意見を求め**]

( 535 ) 2016/01/15(金) 07:09:58

【独】 青年勇者 アイン

/*とりあえずログ読もうかと思ったけど仕事……。今日のお昼はウィダーにしよう。

( -142 ) 2016/01/15(金) 07:28:08

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ─

[――かくてかたられし物語は終わる。>>521
魔王は人間を襲い、人間を護る為に勇者は立ち上がり
そして――本当に護れたのかどうかも知らぬまま。
魔王はいなくなり。勇者はいなくなり。人間だけが残される。]

――――……、それは

[勇気と希望。愛と光。人々の間に継がれる話に。
少女の顔は、少しだけ、ほんの少しだけ、曇っていた。]

とても……寂しいお話、なのね

[零れ落ちる感想は、呟くように。
聖堂に響く賛美歌の残響のように、溶けて消えた。]

( 536 ) 2016/01/15(金) 07:30:32

竜の子 ダリア

……いい、の?

[青年から林檎を差し出されれば>>524、数度瞬く。
頷くよりも先に掌へ置かれたそれは、冷たく――まだ、彼の手の温かさがわずかに残っていて。]

ありがとう、お兄さん

[大事な宝物を貰ったかのようにしっかりと受け止めて
満面の笑顔で、感謝を告げた。]

私は――――、

[林檎を見つめて、暫しの沈黙。
初めてゴート村を訪れた時のような、胸に沁みる小さな優しさ。
同時に思い返されるのは、竜を恐れて排斥せんとした、別の村の光景。]

白い、……とても真っ白な、砂が沢山ある
砂漠? から来たの
そこの真ん中に、くずれたお城があってね
昼は暑くて、夜は冷たくて――

( 537 ) 2016/01/15(金) 07:31:07

竜の子 ダリア

[青年がどのような眼をしているのか。表情をしているのか。
少女は顔を上げることができぬまま
誤魔化すように林檎を口にして]

――――、美味しい

[驚いたように、目を丸くした。]

これ、とても美味しいね

[再び青年へ顔を向ける頃には、初めの笑顔に戻っていた。]

( 538 ) 2016/01/15(金) 07:39:03

竜の子 ダリア

[そして、丁度その時だっただろうか。
陽の光――眩いばかりの彩りの向こう側から、声のようなもの>>508が流れ込んできたのは。**]

( 539 ) 2016/01/15(金) 07:39:10

剣士 フリッツ

―回想 旅の途中>>514

[アロラによって語られた彼女の過去は、想像以上に壮絶だった]

………政治の恐ろしさが、少し理解できました。

[文字通り、少し、である。語られたことはきっと一部でしかないのだろう。相手の心情を思いやる前に、絶句が先立ち。ただ彼女の表情を見るに、毒を煽った頃よりは望んだ生き方が出来ているのだろうと]

アロラ様が姫に憧れたことがあると言うのは、
意外でした。

[これだけは言っておかねばと、神妙な顔で呟き]

そのおかげで、お逢いすることが出来ましたので。

[これで良かった、という言葉に頷く。
満足げに笑う横顔を、じっと見つめていた**]

( 540 ) 2016/01/15(金) 08:02:44

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A57 ) 2016/01/15(金) 08:06:41

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A58 ) 2016/01/15(金) 09:11:24

【独】 魔王 ケテル

/*
待つ形、とか、プレッシャーかけてしまうじゃないか。やってしまったよ。

( -143 ) 2016/01/15(金) 09:47:54

お米犬 タンガリザ

[トマト畑から帰って毛布の上で丸くなる。
考えるのは今日見た素敵な獣人の雌の娘]

…………はぁ…。

[繰り返すため息、頭の中から離れなくてまた会いたくなるけど、あの子は人間世界で生きる野良とは違うお嬢様。 
自信もなくてでもまた会いたくてボーッと壁を見る。 
ひょこっと土の中に隠れていたもぐらがこんにちは 虚しくもぐらの鼻がひくひくしているのを眺めながらまた溜息。
いつのまにか暗くなってフクロウがホーっホーっと鳴いて夜の狩りが始まると目の前でばさばさばさ]

( 541 ) 2016/01/15(金) 10:02:15

村の設定が変更されました。


お米犬 タンガリザ

ん?近いっすね。

[近くでフギャーっの鳴き声と響く羽ばたき音。
何がと巣穴から出てみてみればフクロウと猫が絡み合っている。]

??なんでここに猫がいるっすか。

[フクロウにワンっ!と吠えて猫から追い払うと周りに散乱しているのは羽とトマトとパセリ。]

こ…これはまさかあの子からのメッセージ!?

[昼間のことを思い出しこんなことをあの意地悪な子供がするわけない、猫が運んできたのもあってこれがチャペからの贈り物だと察すると胸が踊った。]

( 542 ) 2016/01/15(金) 10:31:16

お米犬 タンガリザ

お…おいら…頑張るっす!
あの子にお礼するっす。

[散乱した贈り物を集めて巣穴に戻ると宝箱の中から丸い白のゴムボールを取り出した。

キュッキュッキュッと肉球で丁寧に磨くとボールは綺麗になって、尻尾の毛をブチっと一握り毟ってボールに埋め込むと尻尾のついたボールが出来上がった。

眠たい眼を外に向けて綺麗な夜空に願い事をするとコロンと毛布に転がりスヤスヤ眠る。]

( 543 ) 2016/01/15(金) 10:31:29

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A59 ) 2016/01/15(金) 11:14:49

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A60 ) 2016/01/15(金) 13:24:10

魔神 ディーマン

[まあ尤も>>534。竜種率いて竜王の覇権を唱える出来事があれば、“魔神”も思うところくらいはあったろう。]

( 544 ) 2016/01/15(金) 13:43:55

魔神 ディーマン

[だが何にせよ。ひとつ言える事は。
 ダリアが、自らの手足で情報を集めるも良しではあるが、魔王への望みを言葉にしていれば、気紛れな魔神が魔王の元へ連れゆく可能性は無くは無かったということだ。**]

( 545 ) 2016/01/15(金) 13:52:32

【独】 竜の子 ダリア

アイス「ダリア様!」

ダリア「なーに?」

アイス「魔神に魔王の元へ連れて行って貰える可能性もあるらしいですぞ!」

ダリア「本当!?」

アイス「>>545をご覧下さい!」

ダリア「大変! 私の冒険が終わってしまうわ!」

アイス「ざんねん! 姫の冒険はここで終わってしまった!」

ダリア「魔神ってすごいね!」

アイス「すごいですな!」

( -144 ) 2016/01/15(金) 16:09:40

【独】 竜の子 ダリア

アイス「しかしダリア様」

ダリア「なーに?」

アイス「どうせなら魔軍所属として中ボス的な立ち位置で振舞うのも画になって良かったのでは? 何せドラゴンですぞ、ドラゴン」

ダリア「ドラゴンはいつの世もやられ役か乗り物ね!」

アイス「乗り物ですな!」

ダリア「それはともかく、私もその方向は考えてもいたのよ。無邪気に遊ぼうとする私が勇者一行に破れ、もし出会いが違っていれば……的な展開ね」

( -145 ) 2016/01/15(金) 16:15:39

【独】 竜の子 ダリア

アイス「なるほど。では何故勇者陣営に?」

ダリア「それは簡単な理由よ」

アイス「ふむ?」

ダリア「キサラさんがいなくなっていたことに気付かなかった!」

アイス「えっ」

アイス「(ログ読み中)」

アイス「あっ! 本当だ! いつの間に!」

ダリア「これが魔女の魔法なのね!」

アイス「いつかまた夕陽の向こうで会えるさ!」

( -146 ) 2016/01/15(金) 16:17:10

月虹 アロラ

そこか……。

[神妙な顔をして何を言うかと思えば。
続く言葉に陰の無い笑いが溢れ出る。]

大望を抱く優しく強く義理堅い公子様がいた。
そんな状況ならば私でも満足するさ。

[地獄へ続く優しさで敷かれた生涯を駆け抜けた男。
自分に殉じた娘を独り現世へ残す事を良しとせず幽鬼に身を窶しながらも迎えにきたあの日を、彼の体を貫いた感触を一生忘れないだろう。]

( 546 ) 2016/01/15(金) 16:39:46

月虹 アロラ

[あの日から私は亡国姫の悲恋譚で人生を終わらせる訳にはいかなくなった。
諦めなかったからこそ、フリッツという共に道を往くものを得られた。
彼の言葉に、私は小さく頷いた**]

( 547 ) 2016/01/15(金) 16:39:56

死喰い人 ダート


その通り。
お主も話が早くてよい。

[満足げに頷いた。
アミーから告げられた兵力に、ぽん、と手を打ち鳴らす。]

なんと気前のいい。
心してかからんと、俺の出る幕がなくなりそうだな。
くくっ。

[軽く肩を揺らすと、思案顔に戻る。]

俺の兵士を門の中に降ろすか、
城壁に縄梯子などかけられればなお良いの。

[アミーへ小首を傾げた。
そこそこ長く生きてはいるが、翼竜の運用法は詳しくない。
中から門を開けさせるべく兵士を潜入させておいたが、警戒が厳しくなっているようで大した数を入れられていない。*]

( 548 ) 2016/01/15(金) 18:16:03

【独】 死喰い人 ダート

/*
>>532>>532>>533
これは素敵だ!実に素敵だ!

( -147 ) 2016/01/15(金) 18:25:25

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …ダリア… …ダリア…

[呼びかけは陽の光を通して。
 チェロの音色>>53のような暖かい声。
 女神の声を、或いは顕現した姿を見る者>>154>>253は、少なくは無い。存外多いとも言えた。
 ダリアが無知ならば、知っているのかいないのか。
 傍らの男フリッツ>>20なら、その話を知っているかもしれないが、今まで女神の声を顕現を触れた事無き者は、ダリアが問いかけることあれば何を思うだろう?]

( 549 ) 2016/01/15(金) 18:40:22

女神 トルニータ

[…勇者としての導きだけでなく…
 惑い悩みし者、望む者へ、
 歩む為の道行きを囁く声>>223>>224…]

( 550 ) 2016/01/15(金) 18:40:44

女神 トルニータ

[ステンドグラス>>466のうち、柔らかな微笑みを浮かべた女神の部分の陽の光が語りかけているように思えるだろうか。]

( 551 ) 2016/01/15(金) 18:41:15

女神 トルニータ

[…これまで、
 女神の夢も見ず、温もりも感じなかった男フリッツ…
 …今この時、意識を払い心開けば…或いはどうだったか…*]

( 552 ) 2016/01/15(金) 18:42:03

【独】 死喰い人 ダート

おや、連絡が。
ちと、すまぬな。

[壁へ向き直り、使い魔からの連絡を聞く。
>>532届いたのはエンフェルケスーカの渡り人、ナジの所業。
水源に一体何の毒かはわからぬが、攻めやすくなる事に違いはない。]

≪黒騎士と出る。
せいぜい火炎に焼かれぬよう励め。≫

[使い魔を通してナジに伝える。*]

( -148 ) 2016/01/15(金) 18:46:22

【独】 死喰い人 ダート

/*
ナジ、異空間移動してるから使い魔ついていけないのよなw

( -149 ) 2016/01/15(金) 18:46:51

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A61 ) 2016/01/15(金) 18:47:55

剣士 フリッツ

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ─

[勇者の冒険物語に少女が抱いた感想>>536は、
普通と少し違っていたらしい]

……どうなれば、寂しくなかったと思う?

[やや間を開けて、重ねた問いかけ。
その後、男が差し出した林檎を受け取った少女の姿>>537を、横目で眺める]

フリッツ、だ。

[お兄さん、という呼び掛けに対して名を告げた]

( 553 ) 2016/01/15(金) 18:51:30

黒騎士団団長 アミー

そうねえ。

投石とか、投げ槍である程度蹴散らせた後ならば。
兵士を壁の中へ降ろす事は出来るわ。

ただし、優雅にエスコートとは程遠い扱いで良ければだけど。

[そう、かなり強引に。

なんなら、餌とか戦利品を巣に持ち帰る様なノリで兵士を運ぶことになりそうだ。
縄梯子とかは流石にこちらよりもダートの部隊の方が良いだろうと*]

( 554 ) 2016/01/15(金) 18:52:44

剣士 フリッツ

[>>538出身について語り始める少女へ向けるのは、真摯な眼差し。愛想はあまり良い方ではない。場合によっては、怖いと思われるかもしれない]

崩れた城がある、白い砂漠。
…………竜の伝説がある、北方の廃城か。

[ふむ、と考え込む。
白い砂漠の話は旅の途中に聞き及んだことはあったが、真偽は定かでなかった。そも、いずれにせよ、あの地に人は住んでいなかったように思うが]

一人なのか?

[幼い子供の戯れ言と、切り捨てるのは容易いが。
彼女の纏う不思議な空気に、興味を惹かれ]

( 555 ) 2016/01/15(金) 18:53:22

剣士 フリッツ

[何処か表情の優れなかった少女が、
>>538顔をあげて笑う]

だろう?

[返すように、男も再び笑みを浮かべた]

それは、林檎。

[これ、という言葉へ果物の名を告げる。
もっとも、流石に其くらいは彼女も知っていたかもしれないが**]

( 556 ) 2016/01/15(金) 18:54:36

死喰い人 ダート


問題ない。
中には丈夫なのを送り込むつもりだからな。
俺も空から援護しよう。

[言って、にやりと笑った。
巨体の兵士がひっつかまれ、放り込まれる図はおかしみがある。]

( 557 ) 2016/01/15(金) 19:00:43

死喰い人 ダート

おや、連絡が。
ちと、すまぬな。

[壁へ向き直り、使い魔からの連絡を聞く。
エンフェルケスーカの渡り人につけていた者だ。
どうやら彼も標的の都市に入っている様子。
度々見失うせいで正確な動きはつかめていないが、何か企んでいるのは間違いないようだ。]

≪見かけたら伝えてやれ。
黒騎士と出る。
せいぜい火炎に焼かれぬよう励め。
とな。≫

[使い魔を行かせると、再びアミーに向き直る。]

( 558 ) 2016/01/15(金) 19:00:55

認識番号774、メモを貼った。 メモ

( A62 ) 2016/01/15(金) 19:02:17

死喰い人 ダート

エンフェルケスーカのが中にいるようだ。
奴のことだ、何か仕掛けていることだろうよ。

[窓からゴルガンダの方を眺める。

実に念入りな城攻めだ。
間違いなくうまくいくだろう。
みな望みの物を手に入れて、そして。


ふと、アミーに尋ねる。]

お主、財を集めてなんとする。

[武具に消えるのだろうか。
一時の享楽に消えるのだろうか。
それとも。*]

( 559 ) 2016/01/15(金) 19:05:50

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A63 ) 2016/01/15(金) 19:10:45

認識番号774

―― 魔王城・玉座の間 ――

[ アミーの言伝を頼りに、死体安置所から死体どもを従えて
認識番号774が向かうのは、魔王が鎮座するであろう玉座の間。

玉座の間への扉をそっと押し開けようとするが、果たして可能だろうか。
774が"扉を開ける"という意思を見せた瞬間に、淡い光が扉を押す。
その光は、かなり高位の封印すらも紐解いて774の意思の通りに物事を動かす筈

しかし、如何な高位の"解呪(ディスペル)"とて限度はある。
もしも扉が開く事がなければ、774は諦めて去ることにするだろう。 ]

( 560 ) 2016/01/15(金) 19:11:00

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[認識番号774が黒騎士団の長に尋ねた場所>>560>>456は玉座の間だったようだ。事前に、黒騎士団の長により、幾らか事前に情報は伝わっていたのか、ペンダント>>455>>459によるものか、はたまた魔王自身が見通していたのか、道中魔軍も遮る事は無く、そして玉座の間の中に認識番号774は足を踏み入れる事が出来たろう。

元より、ダート、アミーと謁見に訪れる者は居るのだ。

認識番号774を先頭にし、そしてその後ろにレイズ・デッドで蘇った者達が遅れて歩む姿だったろう。]

( 561 ) 2016/01/15(金) 19:26:30

魔王 ケテル

[魔王は認識番号774へ褪めた視線を向ける。*]

( 562 ) 2016/01/15(金) 19:26:57

認識番号774は、呪狼 に希望を変更しました。


≪_匿名_≫、匿名メモを貼った。 メモ

( A64 ) 2016/01/15(金) 19:37:37

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A65 ) 2016/01/15(金) 19:39:41

認識番号774

……あ。

[ 扉を押すとあっさりと開いた。つんのめるように前に進み出でて
顔を上げれば其処に居たのは、誰に紹介されたわけでもなかったが
魔王そのものであるという事を察することが出来ていた。

人間であった頃に斃すことを目的にその姿を目指し
そして人間でなくなった今、見える事が出来たその姿に―― ]

……あー…。

[ ゆっくりと歩みを進める。そして774の三歩ほど後ろに死者ども。
その死者の中には、嘗て魔王に反逆を企図した者達もいただろうか。
彼我の距離が、凡そ人間五人分の身長程度の距離になったところで
認識番号774は歩みを止めた。 ]

( 563 ) 2016/01/15(金) 19:40:30

認識番号774

……あー…。

[ ぺこり、と褪めた瞳の魔王(>>561)に頭を下げる。
そう、自分自身がこの場所に生まれ出でた事。
そして新たな臣下として戦場へ出る事の赦しと。

様々な挨拶の為にやってきたのだった。
たかだか一兵士が魔王の手を煩わせることに、如何程の不興を買うだろうか。 ]

( 564 ) 2016/01/15(金) 19:40:39

【独】 竜の子 ダリア

[ダリアは悩んでいた。ステンドグラス――そもそもステンドグラスという名称を知らない――が語りかけているという事実にではない。そもそも女神が何を言っているか理解できなかったのだ!]


アイス「ネタりそうになった衝動を灰に収める心意気は重要ですな」

ダリア「でしょ」

( -150 ) 2016/01/15(金) 19:42:28

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A66 ) 2016/01/15(金) 19:49:17

魔王 ケテル

―― 過去の出来事 ――

[その希望は何時の光だったか。
“神の言葉”とも呼ばれた魔術により道を切り開いた勇ましき者>>324

仲間達を手足捥ぎ取られる様に、或いは心を削がれ砕かれる様に喪い、最後には志半ばで朽ちた者。

人々に希望与えし者も、魔王城に辿り着く前に斃れた。
程なく、人に宿した希望も潰えたやもしれず。

光がなければ人は生きてはいけない。
諦観と絶望へと変われば、生きていても死したも同じか。

毒と不毛の大地の上でか死んだ勇者アンジェの骸は、工房へと送られた。]

( 565 ) 2016/01/15(金) 19:54:45

魔王 ケテル

[魔王と勇者アンジェが相見える事は無く。
魔王もまた、工房を訪れる事はあったかどうか。]

( 566 ) 2016/01/15(金) 19:55:05

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[礼儀も何もなってはいない様>>563ではあろう。
だが、魔王は何も言わず何も口にしなかった。
重視していないとも取れたかもしれないが、真意は不明だろう。

魔王と認識番号774の魔軍兵士は、初めて出逢う。

魔王は後ろに控えた屍の群れを一瞥のみした。
そして、褪めた視線が、悪魔の司教服を着た者の眸>>564を捉える。
774が人の頃であれば、恐怖し、運が悪ければ即死する視線>>522。]

( 567 ) 2016/01/15(金) 20:04:35

魔王 ケテル

[ぺこりと頭を下げる様子に、魔王は――]

新たな魔軍兵士か。

[低く呟いた後、認識番号774に視線を留めたまま沈黙する。様々な挨拶を伝えようとするならば、沈黙を破り、する必要がするだろうか。*]

( 568 ) 2016/01/15(金) 20:07:37

戦士 アルシェス

― はじまりの国 ―

[あの後、おじさんから貰った野菜のうち幾らかは、チャペに頼まれてあげた。
 その行く先までは少年は知らなかったが]

[旅立ちの時は近いのだろうか。
 少年は支度を整え、今度こそ故郷を離れるべく歩き始めた*]

( 569 ) 2016/01/15(金) 20:26:23

認識番号774

……

[ 新たな魔軍兵士。そう言われて、774は頷く。
人間であった時ならば、その呪いを受けて、戦闘能力は愚か、生命すらも手放していたかもしれなかった。
しかし、悪魔の司祭は、魔王の呪いすらも祝いへと置き換えて、自らの糧とする程に、人間としての性質を宿してはいなかった。 ]

あう、あー…。

[ 自分の意思を言葉に出来ぬ事にもどかしさを感じたのか、呻き声を上げる。
どれほどに求めても、774の唇からは意味のある言葉を紡ぐことが出来ない。
何故ならば、774は神の奇跡たる"神聖語"を現出する為に存在しているのだ。

774が扱う力の性質は全く変わる事がない。
ただ、その由来が女神か、魔神か、ただ、それだけの差。
しかし、アンジェであった頃には扱う事も出来なかった奇跡を現出させられるのは、ただそれだけの為に生み出されたから。 ]

( 570 ) 2016/01/15(金) 20:26:53

認識番号774

…うー…。

[ そして挨拶の他にもう一つ大事な用事があるのだった。
それは、誰もが生まれ出でた時に与えられて、誰もが持ち得るもの。

生まれたばかりの赤子であり、与えるものに出会わなかったが故に
認識番号774は持てなかったもの。それは"名"だ。 ]

……あう。

[ 身振り手振りを駆使して、名を与えて貰う事を請う。
自身の名を授ける相手は魔王以外には考えて居なかった。 ]

( 571 ) 2016/01/15(金) 20:27:05

【削除】 魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[現在この場に居るのは、魔王と認識番号774そして屍達のみだった。]

近くに寄れ。

[幾らか認識番号774は魔王に告げようとしたろうか?それとも、まごついていただろうか?
暫くそれらに視線を留めていた魔王は、認識番号774が一頻り何事かをした後、彼女の意識の間隙を突くように、低い声で告げた。*]

2016/01/15(金) 20:29:16

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[現在この場に居るのは、魔王と認識番号774そして屍達のみだった。]

近くに寄れ。

[認識番号774は何事かを魔王に告げようとしたろうか?それとも、まごついていただろうか?
暫くそれらに視線を留めていた魔王は、認識番号774が一頻り何事かを…名を請う身振り手振りを…行った後、彼女の意識の間隙を突くように、低い声で告げた。*]

( 572 ) 2016/01/15(金) 20:31:47

竜の子 ダリア

─ 城下町ゴルガンタ・教会 ─

それは、……分からないけど……

[どうすれば良かったのか。>>553
手の中にある食べかけの林檎をじっと見つめて、それから、もう一度、勇者と魔王が戦う絵画を見上げた。]

どうしてそんなことになってしまったのか
どうして沢山のひとがいなくならないといけなかったのか
何もかも分からないまま、伝わらないまま
二人がいなくなって、めでたしめでたしなんて、――――

[胸に渦巻く感情を適切に言い表す程、少女は語彙が豊富ではない。
それでも、何とか表現しようとして、口を動かして。]

……なんだか、とても寂しい

[結局は、『寂しい』以上の言葉で表すことはできなかった。]

( 573 ) 2016/01/15(金) 20:32:44

竜の子 ダリア

フリッツさん

[確かめるように、大切なものを仕舞うように。
告げられた名を、なぞって口にする。
記憶するように、焼き付けるように。
彼の顔にじっと視線を注いで、もう一度だけ口にした。
――人によっては恐れるであろうその表情に
しかして少女が、物怖じする様子を見せることはなく。]

りんご……

[今度は手の中にあるものの名前を口にする。
ゴート村でも同じ果実を目にしたことはあったが
口にしたことも、その名を知る機会も、少女にはなかった。]

( 574 ) 2016/01/15(金) 20:32:58

竜の子 ダリア

そう
その砂漠だよ

[思い返すように目を瞑る。]

何もないところだけれど
あまり覚えてもいないけれど
お父様がいなくなった、とても大切な場所で……
…………、

[一人なのか、という問いに。僅かに戸惑いが混じる。
思い返されるのは、石を投げた人々。
供にいる竜を恐れ、受け入れなかった村の人々。]

――――ひとり、だったけど。
とてもやさしい友達が、いたから。
……ひとりじゃ、なかったの。

[絞り出すように口にして。
恐る恐るといった様子で、男を見上げ――]

( 575 ) 2016/01/15(金) 20:33:18

竜の子 ダリア


…………?

[そのまま、視線は女神を模したステンドグラスへと向けられる。
瞬きは二度、三度。
名前らしきを呼ぶ温かな声に、少女は首を傾げた。]

あの、フリッツさん
これは、喋るの……?

[――まさかそれが、話に出ていた女神であるとは知る由もなく。
まっすぐと、眩い光に包まれるステンドグラス>>551を指差した。]

( 576 ) 2016/01/15(金) 20:34:26

召喚獣 チャペ

 なんだ、つまらないの。

[夜空はどこまでも静かだった。願いを叶える流れ星は、いくら待とうと出てきてはくれなかった。

明日にはこの国を発つことになるだろう。
そんな折、猫は顔を曇らせるのだった。]

 不思議なものだ。ニンゲン達は何も知らない。明日もちゃんと太陽が昇るのを当たり前だと思っている。本当は砂漠に咲く小さな花よりも儚いのに……

 それなのに、勘違いしてしまいそうな程に平和な夜だ。

[平和な日々は、いつまでも続かない。同じくして"チャペ"の平和も……きっと、もうすぐ終わってしまうだろう。]

 このまま進めば、近いうちに必ずかち合うことになるね。

[夜空は何を言うでもなく、沈黙だけが続いていた。]

( 577 ) 2016/01/15(金) 20:37:50

認識番号774

……?

[ 身振りを終えた時を見計らっていたのだろうか、間隙をついて魔王が言葉を紡いだ。近くに寄れ、と。
自身の意思疎通が果たされたのだろうか。

死体どもはその場から動く事は無く。
そして、774は魔王の言葉に一つ頷いて、ゆっくりと歩みを進め…
互いの距離がほんの僅かになったところで足を止めて、見上げる。 ]

( 578 ) 2016/01/15(金) 20:45:17

剣士 フリッツ

─ 城下町ゴルガンタ 教会 ─

[>>573やはり、少女は寂しい物語だという]

後に平和が残れば、
勇者は満足なんじゃないか。

[勇者というのは、
そういうものだと思っていたが]

……………いや。
それも聞いたことがないから、分からないな。

[少女の視線の先につられるように、
男も絵画を仰ぎ見る]

( 579 ) 2016/01/15(金) 21:17:07

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[控えた屍達の影は、玉座より遠く。
歩むは一人の魔軍兵士…かつて勇者であった者。]

[魔王は歩み近づく紅に縁取られた黒衣の女を見下ろす。]

( 580 ) 2016/01/15(金) 21:17:44

剣士 フリッツ

[>>574名乗ったのは、気紛れだった。
ただ、自分の名を繰り返す少女の声は、
些かくすぐったい]

御前は? ……名前。

[物怖じせずに此方へ視線を向ける相手を
見つめ返し、問いかける。
りんご、と彼女が繰り返せば、
僅かに目を細めて林檎をまた一口かじる]

( 581 ) 2016/01/15(金) 21:18:16

戦士 アルシェス

― はじまりの国/前夜 ―

[旅立ちの前の日、屋根の上に猫獣人の姿>>577を見掛けた]

 何をしているんだろう?

[彼女の独り言は、こちらまでは届かない。
 ただ、空を見上げているのだろう、ということはわかる]

 勇者さまは、今は一緒じゃないのかな。

[彼女とアインの関係は知らなかったが、仲がいいのだろうとは勝手に思っていた。
 自分もああなれるのだろうか、笑い合えるような仲間に*]

( 582 ) 2016/01/15(金) 21:19:16

剣士 フリッツ

[>>575白い砂漠で間違いないと、少女は肯定する。
竜のことも含めて、是と言ったのか。
彼女は一体、何者なのか]

………………………………。

[ただ、一人だけど、一人ではなかったと。
その言葉に、緩く目を見開いた]

俺と、同じか。
俺も一人だったけど、優しい友達がいた。

[友達がいたならば、良かったと。
少女へ呟いた声色は、柔らかい]

( 583 ) 2016/01/15(金) 21:19:28

剣士 フリッツ

[>>576ふと、少女が指差すのを契機に、
再び視線はステンドグラスへ]

喋る……?
あれは硝子で出来た女神の絵だ。
絵の中の女神が語りかけるとしたら、
それは神託の………

[首を捻りつつ言いかけ、途中ではっとする。視線はステンドグラスへ向けたまま。
声は、何も聞こえない]

…………女神は、何て言っている?

[じくりと右手が疼いた*]

( 584 ) 2016/01/15(金) 21:21:13

魔王 ケテル

[魔王は玉座から立ち上がり、ゆっくりと段を降りた。
紅い王者の衣が魔と闇を孕み、緩く靡く。]

( 585 ) 2016/01/15(金) 21:24:26

【削除】 魔王 ケテル

[魔王は魔軍の女へと片手を持ち上げ、少し留めた後、立った侭か片膝立て待っていたか、認識番号774へと手を触れ、
ゆっくりと掌を付けた。]


 リルリリト


[書くのであればリリリリト、或いはリリ・リリトだろうか。微かに、二番目に巻く音が含まれる名前。]

2016/01/15(金) 21:24:58

【削除】 魔王 ケテル

[魔王は魔軍の女へと片手を持ち上げ、少し留めた後、立った侭か片膝立て待っていたか、認識番号774へと手を触れ、
ゆっくりと掌を付けた。]



 リルリリト



[書くのであればリリリリト、或いはリリ・リリトだろうか。微かに、二番目に巻く音が含まれる名前。]

2016/01/15(金) 21:26:25

魔王 ケテル

[魔王は魔軍の女へと片手を持ち上げ、少し留めた後、立った侭か片膝立て待っていたか、認識番号774へと手を触れ、
掌をゆっくりとつけた。]



 リルリリト。



[書くのであればリリリリト、或いはリリ・リリトだろうか。微かに、二番目に巻く音が含まれる名前。]

( 586 ) 2016/01/15(金) 21:28:08

魔王 ケテル

この名をお前に与えよう。

[魔王の眼差しは魔軍の女の眸を捉えた侭だろう。*]

( 587 ) 2016/01/15(金) 21:28:25

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A67 ) 2016/01/15(金) 21:30:44

村の設定が変更されました。


【独】 女神 トルニータ

/*
ゆるふわここに極まれりな魔王の命名ですね。
(一応、リリト、が由来ではあるのですが)

( -151 ) 2016/01/15(金) 21:36:35

射手 エステル、メモを貼った。 メモ

( A68 ) 2016/01/15(金) 21:43:09

魔王 ケテルは、おまかせ に希望を変更しました。


魔王 ケテルは、智狼 に希望を変更しました。


射手 エステルは、霊能者 に希望を変更しました。


竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ・教会 ―

私、じぶんの名前、しらないの
お父様は、呼んでくれなかったから

[申し訳なさそうに、恥じ入るように、少女は小さく謝罪する。
――衣に書かれた「ダリア」という文字。
それが彼女のものか、否か――少なくとも、少女にその文字を読むことも、それが名前を示す言葉だということも、わからない。]

お兄さんも……?

[友達がいた、と告白するフリッツの声はどこか優しく。>>583
釣られるように表情を綻ばせる。]

そう、なんだ
……フリッツさんが言うんだから
きっととても、優しい人だったんだね

[手の中にある林檎を見つめて、そっと齧りつく。
――男がこれまでに何を為したのか。それを知らない少女にとって、目の前の彼こそが全てでしかなく。]

( 588 ) 2016/01/15(金) 21:56:10

竜の子 ダリア


がらすでできた、めがみ様……?
よく分からないけれど、不思議なことなのね?

[偶像を祀る。安寧の為に神を模す。
少女の知識からは程遠い文化ではあったが、何やらはっとしたフリッツの様子に>>584、それはおかしな出来事であるらしいと理解する。]

えっと、
……なんだか難しいことを言っているような
あと、何かのじゅもんをとなえてるのかな……?

[だりあ、と。
辛うじて理解できた言葉めいたものを、なぞって口に出す。]

どういう意味だろう…?

( 589 ) 2016/01/15(金) 21:56:47

【独】 女神 トルニータ

/*
実はこの名前は違う名前でしたオチなのでは?という疑心暗鬼が抜けませんね…。触り難そうなら導くのやめた方がいいかな?(怠惰)

( -152 ) 2016/01/15(金) 22:06:23

女神 トルニータ、メモを貼った。 メモ

( A69 ) 2016/01/15(金) 22:08:58

戦士 アルシェス、メモを貼った。 メモ

( A70 ) 2016/01/15(金) 22:14:39

【独】 魔王 ケテル

/*
リリ君!リリ君ー!

( -153 ) 2016/01/15(金) 22:21:03

認識番号774

…あ。

[ リリ・リリト。或はリルリリト。リリリリト。
どれほどに苦心しても、認識番号774――いや、リリ・リリトには自身の名を紡ぐことは出来ない。
けれど、目を細め、喜んでいる様子が見て取れるだろう。

名を与えられる、という事は、存在そのものを固着されるに等しい。
そしてその事実は、リリ・リリトの祈願する"奇跡"そのものをより効率よく行使することが可能になるのだ。

魔王の掌にリリ・リリトは手を触れたその時。
悪魔の司教服から伸びる真紅の縁取りが、まるで生き物のように大地を這い、周囲に陣を敷く。
それは所謂、大魔術等の行使に用いられる儀式陣であり、神聖語の行使にもまた用いられるものである…

といっても、大掛かりな陣の展開とは裏腹に、その効果は実にささやかなものであった。
宙空に浮かんだきらきらと輝く文字が、紡ぐ言葉の代わりに名を刻んでいただけ。 ]

( 590 ) 2016/01/15(金) 22:34:09

認識番号774

……♪

[ リリ・リリトは知っている。
名を与えられるという事、名付けられるという事。
それは、もっと、もっと役に立つだけの力を行使出来るようになる、という事。 ]

あー…う…

[ 瞳と、手ぶり、身振りで伝えるのだ。
感謝は、目に見える成果で示して見せる、と。
それは、リリ・リリトが感じる、名を与えたものに対する、名を受けた者の責務であった。 ]

( 591 ) 2016/01/15(金) 22:34:21

認識番号774 は肩書きと名前を 悪魔の司教 リリ・リルト に変更しました。


【独】 魔王 ケテル

/*
リリ・リルトになってるよ…w

( -154 ) 2016/01/15(金) 22:36:49

お米犬 タンガリザ

―始まりの国―

[唐草模様の風呂敷を鼻の上で結び、ホッカムリにして背中にも風呂敷を背負うと巣穴を飛び出す。

風呂敷の中身はかぼちゃと昨日造った尻尾付きボール  目指すは可愛いあの子のいる街へ、こそこそ物陰に隠れながら街に入る。]

( 592 ) 2016/01/15(金) 22:38:01

剣士 フリッツ

― 城下町ゴルガンタ 教会 ―

へえ。父親から名前を
呼ばれなかったって言うのは、…珍しいな。

[>>588何か複雑な事情でもあるのだろうか。
彼女の友達も、相手の名を知らないことになる。
不便ではないのだろうかとじっと少女を見つめ、
気付いた服に書かれた三文字の言葉]

(だりあ)

[花の名前だろうか。
いや、服に書かれていると言うことは、もしかして]

この服は、お父さんから貰ったのか?

[白い衣を差して問う]

( 593 ) 2016/01/15(金) 22:43:30

剣士 フリッツ

[友のことを言われれば、男は珍しく嬉しそうに笑った]

うん。彼のおかげで、今の俺がいる。
俺の友達も、…勇者を目指していたんだ。

[語る声に陰は帯びない。
少なくとも、友を誇りに思う気持ちに曇りはない]

( 594 ) 2016/01/15(金) 22:43:54

剣士 フリッツ

[>>589 少女は、女神トルニータの声を聞いたのか。
声は聞こえず温もりは感じれずとも、
その存在を確かめようと視線はステンドグラスを見つめたまま]

そうだ、普通はあの絵は喋らない。

ただ、この世界の創造神である女神は、
時に地上の人間に語り掛けることがあると言う。

[男の説明で、少女がどの程度理解できたのかは不明だが]

呪文……?どんな、

[問いかけて、彼女の紡いだ言葉に瞬いた]

ダリア。花の名前で、御前の衣に書かれている言葉だ。
御前を呼んでいるんじゃないのか?

[その字を指さし、一文字ずつ示していく。
だ、り、あ、と*]

( 595 ) 2016/01/15(金) 22:46:15

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A71 ) 2016/01/15(金) 22:47:42

黒騎士団団長 アミー

……珍しい武具や財はそれだけで集めるのが楽しくなるわ。

魔王軍に私たちが所属しているのも、半分ぐらいはそれが理由。

[本当の名品は金銭だけでは手に入らないが。
それでも、時には金銭でなんとか出来るものもあるのだ。

だから、財を集めるのは重要だった。]

( 596 ) 2016/01/15(金) 22:49:58

魔王 ケテル

―― 北部・魔王城 ――

[魔王が向けた手は、認識番号774の頭ではなく手に触れた。掌から広がる魔と呪と闇の力。或いは波動。
それは名付けられし者、悪魔の司教リリの身を悦ばせたか。]

[名は存在を強め>>590、リリの裡に、魔軍としての、悪魔の司教としての確かな基盤を築き上げる。新たな魔の生によろこびを与えん>>591。]

[真紅の縁取りは見る見るうちに辺りを這い、まるで血の様な魔法陣を創り上げる。それはけっして人では出来無い所業のひとつか。]

[輝く文字は赤く紅く、あかく描かれた文字。
人からすれば冒涜の穢れた様にも感じられる、深き煌めき。]

( 597 ) 2016/01/15(金) 22:57:31

月虹 アロラ

……それが反攻のキッカケになるかもしれない。

[魔軍領域への上陸作戦。
拠点攻囲中の魔軍後背地への強襲作戦。
ギルドが協力に積極的ならば人間側の作戦幅は広がる。
もっとも、ギルドと兵力供出の密接な連携・指揮権等と主導権争いで頓挫してしまうかもしれないが。]

( 598 ) 2016/01/15(金) 23:02:42

月虹 アロラ

そうだな。
私も様々な戦いは経験したが対空戦闘はともかく空中戦はなかなか経験できない。

増援……ふむ。
身元不明者を戦力として抱える度量はあるのか。
必要だと求められれば応じるか……。


[安全地帯でもある街を護る兵なら戦闘経験は尚更少ないだろう。
誘いの言葉を向けられれば思案顔を浮かべた。]


私怨ならばある意味納得できるが
使命……まるで勇者と鏡合わせだな。

[結局の所、霧中を探るような推測しかできない。
遠のく魔術師の背を見送った**]

( 599 ) 2016/01/15(金) 23:04:11

魔王 ケテル

[魔王は悪魔の司教リリに微かに目を細めた。
そして元の褪めた視線を向けると、]

能く仕えよ。
人を殺し大地を蹂躙し世界を滅ぼすのだ。

[魔王は告げる。
リリの不安は杞憂ではあったようだ。
屍を操る能力は、黒騎士団の長の見立て通り>>428>>429、魔軍に益するものであったか。]

( 600 ) 2016/01/15(金) 23:05:02

魔王 ケテル

[魔王は命名の儀が終われば、手を元の位置に戻そうとしたが、リリはどうであったか。戯れるようであっても、魔王は処分はしなかっただろうが。*]

( 601 ) 2016/01/15(金) 23:05:11

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A72 ) 2016/01/15(金) 23:08:58

悪魔の司教 リリ・リルト は肩書きと名前を 悪魔の司教 リリ・リリト に変更しました。


【独】 魔王 ケテル

/*
もしや、と考えてやっぱ中身違うよねと思い返す魔王。

( -155 ) 2016/01/15(金) 23:11:00

エンフェルケスーカの渡り人 ナジ

― 城下町ゴルガンダ ―

[仕込みが完了すればエンフェルケスーカの渡り人は町へと戻ってきた。
 盗賊ギルドの一室に現れると目ざとくみつけたのか
 >>558使い魔が訪れる。
 使い魔が伝えてくるダートからのメッセージにくつりと笑いの声を一つ零した]


 こちらの心配は無用だ。
 町の人間は"死力を尽くして"戦うだろう
 うっかりと死なぬように気をつけるといい

[使い魔にそう言伝させるとエンフェルケスーカの渡り人は町中へと出ていった]

( 602 ) 2016/01/15(金) 23:12:54

【独】 女神 トルニータ

/*
リリ・リルトの方が名前に大変女子力があったのでは…?魔王は、うっかりな子ですね。

( -156 ) 2016/01/15(金) 23:17:58

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ・教会 ―

珍しい……そう、そうだね

[父親に名を呼ばれないこと。そもそも名前を知らないこと。
――思い返すのは、いつも傍らにいてくれる竜のこと。
アイスという、村の皆が名で呼び合っていることに憧れて、少女がつけた唯一の、彼の持ち物。]

これは……違うの
私が今よりもっと小さかった頃
おんなのひとに貰った気がする

[白い衣の出自を問われれば、少女は緩く首を振る。
曖昧な記憶。まだ意思というものがはっきりしていなかった昔。
思い出そうとしても、泡のようにはじけて消えていく。]

( 603 ) 2016/01/15(金) 23:23:59

死喰い人 ダート

左様か。
俺も魔道具を集めているゆえ、わからんでもない。

[片眉をあげ、アミーを振り返った。
残りの半分に興味もあるが、戯れに尋ねただけの事。]

では、新月の晩。
よろしく頼むぞ。
何かあればこいつに告げるがいい。

[鼠の使い魔を1匹アミーに渡した。*]

( 604 ) 2016/01/15(金) 23:28:00

竜の子 ダリア

――――、

[彼が友と呼んだ人間の名も、顔も、少女は知らない。
それでも、フリッツが嬉しそうに笑う様は
かつての彼と友との関係を、如実に表していて]

ゆうしゃを目指していたなんて
凄いひと、だったんだね

[顔も名前も知らない誰かを夢想して、少女もまた、小さく笑った。]

( 605 ) 2016/01/15(金) 23:28:31

お米犬 タンガリザ

―始まりの国 広場―

(どきどき)
バレないっす…
大丈夫…大丈夫っす…

[すれ違う者達が自分を見てヒソヒソ何か相談してるよう。
どこからどう見ても風呂敷を担いだ旅のに獣人なのに、視線が合えば皆揃って視線を反らす。]

へへ変装は完璧なはずっす…

早く…早くチャペちゃんを探して帰るっす。

[足早に歩を進め広場まで辿り着けば勇者の像が建っている。
傍らに見つけた掲示版には自分の似顔絵>>34 どうやら>>191の一件で指名手配になってるらしく【お米券+賞金1000ゴールド】とも書かれているようだ。]

そ…そんなのないっす…
あれは事故っす…

( 606 ) 2016/01/15(金) 23:32:54

竜の子 ダリア


そうぞうしん。めがみ。
さっきのお話に出てきた人だね
あの人が……

[ステンドグラスに映るめがみの形をじっと見つめて]

私を……?
これは、だりあと読むの?

[フリッツが一字、一字と衣の文字を指差して発音していく。]

だりあ
私の名前、……なのかな
そうだと、……嬉しいな

[事の真偽は、少女にはあずかり知らぬこと。
確かめることができる父も、最早この世にはいないのだ。
ただ、そうだといいという願望だけを抱いて、少女は小さく笑った。]

( 607 ) 2016/01/15(金) 23:33:10

竜の子 ダリア

あの、めがみ、さま?
私を呼んでいるの……?

[恐る恐る、といった声色で、陽の光に話しかける。
もう殆ど齧ってしまったリンゴを握る手に、知らず、力が入った。]

( 608 ) 2016/01/15(金) 23:33:30

黒騎士団団長 アミー

ああ、そういえば。
新しい魔軍兵士に会ったわ。

死霊術を操れる魔軍兵士、なかなか頼りになりそうだわ。
尤も、まだちょっと意思の疎通は難しいかもしれないけれど。

[こんな風に作戦を話し合うとかはまだ先になるかもしれない。

まあ、実際に会ってみれば分かるとそんな風に彼に伝えて。
774……悪魔の司教リリの名はまだ知らないアミーはそんな情報を彼に伝えていた。]

( 609 ) 2016/01/15(金) 23:37:49

戦士 アルシェス

― はじまりの国/広場 ―

[待ち合わせ場所はやはり勇者の像の前だった。
 勇者一行は既にそこにいただろうか、キョロキョロと周囲を見回していたが]

 あれ?

[皆が密やかに視線を送る先。
 ほっかむりした犬のような姿>>606が目に入る]

 あいつ、何してるんだろ……?

[畑を荒らしたあの犬に似ている気がするが、何故こんな街中にいて、何故風呂敷を背負っているのだろうか。
 ただ旅立ちの日に積極的に面倒を起こす気にもなれず、ひとまずは静観の構え*]

( 610 ) 2016/01/15(金) 23:39:31

召喚獣 チャペ

―― 始まりの朝 ―― 

[すでに空は白み始めていた。結局一晩中星を見つめていたのだろうか?
夜に何があったか、それは猫だけが知っている。]

 ……行くか。

[猫はチャペの顔に戻った。
準備は昨日のうちに済ませておいてある。革と蔓で編まれたポーチを身体に固定すると、約束の広場まで駆け出した。]

( 611 ) 2016/01/15(金) 23:42:03

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

[陽の光の呼びかけ>>608は、ダリアの名を呼んだのか、それとも、ダリアという単語こそも導きであったのか。真実はいずこかへ埋もれている。それは心か、歴史の中か。
 フリッツの見つめる先の女神の姿>>595は、陽の光差し込むもの。]

 …ええ…

 …惑い悩み探す者よ…

[陽の光が呼びかけたのは、ダリアという言葉だけであり、まだ深くは話しかけていないものだったか。]

( 612 ) 2016/01/15(金) 23:42:22

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …あなたは
  この暗黒満ちゆく世界の中で…

 …何を望み何を為そうと願うのですか…

[ダリアの答えによってはそれは導きの声ともなろう。*]

( 613 ) 2016/01/15(金) 23:46:52

召喚獣 チャペ

[広場に付いた猫はアルシェスを見つけた。決意は揺るがなかったようだ。

おーい、と呼びかけようとしたところで違和感を感じる。
居る、ここに居てはいけないはずの者が居る。
流石に多少の誤魔化しはしてきたようだが、あれではちょっと勘の良い者には気づかれてしまいそうだ。

あっちゃー、と猫は顔を抑える。

とはいえ、アルシェスがいる手前簡単に反応はできない。
気が付かないふりをして]

 おーい、アルちゃん。こっちこっちー!
 一番乗り取られちゃったー。

[なんて手を振って近づいていくのだった。]

( 614 ) 2016/01/15(金) 23:52:01

戦士 アルシェス

 あ、チャペ!

[聞き覚えのある声>>614に即座に反応して、そちらへ走る。
 手を振る彼女にこちらも振り返し]

 へへっ、置いてかれたら困るもんね!

[その間、お米犬はどうしていただろうか。
 少なくともこのやりとりの間は、少年の意識は逸らされている*]

( 615 ) 2016/01/15(金) 23:55:35

剣士 フリッツ

― 城下町ゴルガンタ 教会 ―

[>>603白い衣は女の人に貰ったと言う]

……母親、ではないよな。

[母ならば、おんなのひと、という表現はしないだろうと。
其れは男の勝手な推測に過ぎなかったが。
少女の記憶はおぼろげなようで、
困らせたい訳ではないのでそこで問いを止め]

ありがとう。
だから俺も人間を救いたいと思っている。
勇者にはなれないが、勇者を支える剣にはなれる。

[>>607少女の笑みに頷いて、真剣な声色で続ける。
寂しい物語を、語りあげた後ではあるけれど。
その結末が、如何なるものになるとしても]

( 616 ) 2016/01/15(金) 23:58:06

死喰い人 ダート

随分と良い兵士ができたの。
今後、大いに役立つな。

[なんと幸先のよい情報だ。
倒しても倒しても蘇る兵士は人間どもを恐怖に陥れるに違いない。]

喋れんでも力はふるえるだろうて、
早速連れて行ってもよかろ。
戦いの最中の方がより、力に馴染むのも早かろうしな。

( 617 ) 2016/01/15(金) 23:58:53

剣士 フリッツ

だりあ。
其れが名前だと嬉しいと思うなら。

俺は今から御前を、そう呼ぼう。

[>>607太陽のようなその花は、少女に似合いの気がした。
一歩少女へ近づいて、
彼女の傍らでステンドグラスを見上げる]

………………。

[>>612差し込む陽光、見えない相手に問いかける]

魔王は、何故人間を滅しようと欲するのか。
貴女は知っているのでしょうか。

[少女が先程口にした疑問を、紡ぎ。
答えが返って来ようとも、男には聞こえないのだろうが*]

( 618 ) 2016/01/16(土) 00:00:06

死喰い人 ダート

[やがて使い魔が再びナジからの伝言を届けた。
一度は鼻で笑い飛ばしたが、言葉に含みを感じ取る。]

死力を尽くして、か。
なるほど。

なるほどな……ふむ。

[その意味するところに思い当たり、少し顔をしかめた。
かの魔剣士もゴルガンタに現れたと聞く。正気でなくなった彼を殺すのは幾分興がない。]

人間どもは正気でないようだ。
防具を厚くするがいい。

[ダートはナジの術を知らない。魔霧でも使うのだろう。そう、予測している。
はたして、アミーがゴルガンタの水を飲んだらどうなるのだろう?詳細を知っていれば、そんな疑問も浮かんだかもしれない。]

( 619 ) 2016/01/16(土) 00:05:01

召喚獣 チャペ

 えへへ。アルちゃん、しっかり者なんだねー。
 嬉しいなっ! 今日からアルちゃんは仲間だねっ!

[なんて言いつつも、どこぞのお米犬が気が気でない。

一体なぜあいつがいる? せっかく昨日警告してやったというのに!

横目でちらりとお米犬のほうを見るのであった。]

( 620 ) 2016/01/16(土) 00:06:10

死喰い人 ダート

そうだ、俺は探し物があるのであった。

[例の死体、もしくは兵士を探さなければならない。]

少し確認してくる。
何かあれば、そいつに頼む。

[先ほど渡した使い魔をさし、一度憤怒の間を離れる**]

( 621 ) 2016/01/16(土) 00:09:59

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …あなたには私の声が聞こえず、見えないのですね…

[それでも女神は、フリッツ>>618へ包み込むような慈愛を向ける。]

( 622 ) 2016/01/16(土) 00:12:24

女神 トルニータ

 …魔王は、人間達を憎んでいるのです…
 …そして、世界を、…世界を創造した私を…

 …この世界を滅ぼし世界を終わらせようとしているのです…

 …世界を滅ぼすまで、
 …魔王は止まりません……

[女神は、陽の光を通じて語りかける。]

 …数多の涙すら魔王にとっては潤わしにもならず…
 …人々の死体すら魔王の慰撫にすらならず…

 ……世界の終わりこそを欲す魔の者……

 ──それが魔王です──

[ステンドグラスの女神を通じて言葉は語りかけられる。
 ダリアはフリッツへ伝える事は出来ただろうか?*]

( 623 ) 2016/01/16(土) 00:25:27

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A73 ) 2016/01/16(土) 00:28:13

戦士 アルシェス

 うん、そうだね!

[チャペ>>620に笑顔で答えるけれども、その視線の動きが少し気になって]

 どうかしたの?

[そう訊ねてみるけれど、果たして反応はあっただろうか*]

( 624 ) 2016/01/16(土) 00:30:40

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ・教会 ―

――――……

[衣に書かれた名前を、指でなぞる。
今からそうであるのか。かつてからそうであったのか。
少女にとって確かなのは、今からそれを名として、名を呼んでくれる人ができた、ということ。]

うん
その、……ありがとう

[照れくさそうに。けれどしっかりと、頷いた。]

( 625 ) 2016/01/16(土) 00:39:27

竜の子 ダリア


あんこくの、満ちゆく世界……ですか?

[暗黒という言葉の意味は知っている。
世界という言葉の意味は知っている。
けれど、二つの言葉が少女の中で結びつくものではなく
自然、言葉は疑問の色が混じった。]

難しいことは、私にはわかりません
でも……

[フリッツの問いかけ>>618に、譲るようにして言葉を切り
『ダリア』という文字に掌を添えたまま、続くめがみの言葉を聞いた。]

( 626 ) 2016/01/16(土) 00:39:46

お米犬 タンガリザ

[掲示板の前で立ち止まり、ずっと自分の似顔絵を見ているとなんか気に食わない。]

オイラこんな凶悪な顔してないっす!ほんと人間ってひどいっす!ムキー!
[掲示板の前で一人一で怒り出す。
まわりは見えていない。すぐそこにチャペも人間もいるのに頭をかっかさせて自分の似顔絵に眉毛を凛々しく描いていく]

ふうふう、これでいいっす!男前っす!!!

( 627 ) 2016/01/16(土) 00:40:44

竜の子 ダリア


…………?
……え、えっとね。フリッツさん

[女神が紡ぐ言葉の数々は、少女にとって難しいもの。
けれど、言われた言葉をそのまま真似る程度のことはできる。
発音や、語語の繋がりはかなり怪しいものになったものの
告げられた言葉を>>623なんとかフリッツへ伝えた。]

つまり、まおうさんは人間がきらいで
世界がきらいで、めがみさんがきらいで
……だから、人間をころして、めがみさんも殺そうとしている
ってことなのかな

[アマタノナミダや、マオウノイブ、といった、少女の知識に遠い単語を端に置いて、自分なりに理解できた言葉を並べてみる。]

( 628 ) 2016/01/16(土) 00:43:14

戦士 アルシェス

[掲示板の前が何やら騒がしい>>627
 これはさすがに無視できず、振り返れば]

 あ! あいつ、何やってるんだ!?

[そこには、掲示板に落書きするお米犬の姿が。
 何を怒っているのかは理解できなかったが、とりあえず落書きは悪いことだ]

 こらー!!

[怒声を上げてお米犬に向け走る。
 その頃には他の通行人も、指名手配中のお米犬に気付いて捕えようと動き始めているかもしれない*]

( 629 ) 2016/01/16(土) 00:47:30

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

[先のはフリッツへの言葉でもあったか。
 ダリア>>628へ伝えるのであれば、

 …人も世界も嫌いで滅ぼそうとしているのです…

 そのような分かり易い言葉になるだろうか。
 幾らかの理解を得て、切った言葉の続き>>626は、ダリアからはあっただろうか?*]

( 630 ) 2016/01/16(土) 00:48:55

竜の子 ダリア

[――勇者にはなれないが、勇者を支える剣にはなれる。
青年は確たる響きを以ってそう言った。]

――――、

[もしも、――彼が誰か勇者に仕えたとして。
語って聞かされた通りに勇者が帰らなかったとしたら。
その時、彼はどうするのだろう?]

( 631 ) 2016/01/16(土) 01:00:24

お米犬 タンガリザ

>>629
[こらーの掛け声にビクッと驚いてそちらを振り向く。
また少年だ!すぐ傍にはチャペちゃんもいる。]

わっ!わっ!またあいつっす!やばいっす!

[バレた!これはバレタ!逃げようとしたそのときに人間が続々と集まってくる。みればもう逃げ道がない。

掲示板に背中をくっつけてキョロキョロとまわりを見ながら狼狽えている。]

はわ… どうしよう…

( 632 ) 2016/01/16(土) 01:00:52

竜の子 ダリア


――私は、難しいことは分からないけれど

[語りかける陽の光に向かって、少女は告げる。]

どうして、人間が嫌いなのか
どうして、めがみさんが嫌いなのか
どうして、帰れない人を生まなければいけないのか
どうして、――世界をほろぼそうとするのか
どうして、寂しいままにお話が終わらないといけないのか

[一つの疑問。無知故の情動。]

私、知らないといけないと、知りたいと……そんな気がしています

[何を為そうとしているのか。
女神の問いに返す答としては、曖昧に過ぎない言葉だったが。
少女にとって、今渦巻く感情を、正直に口にした。]

( 633 ) 2016/01/16(土) 01:01:36

召喚獣 チャペ

[しまった。完全に後手に回った。今日に限って広場には戦士達がわんさかいる。お米犬に気が付かれたら御終いだ。いいや、それどころかもう気が付いている。

ええい、ままよ。]

 こらっ! 何やってるの!

[こういう時は先に自分が一手に引き受けてしまうのが得策だ。猫は思いたつや否や、広場中に響き渡る大きな声で怒鳴った。]

 ごめんなさいね、仲間なんだ。なにぶん田舎者だからルールが分かってないのよ。後で叱っておくから。

 ゆ・る・し・て・ね

[茶目っけばっちりな猫撫で声でお願いをする。これで何人も沈めてきた。
ニンゲンってのは馬鹿だ。特に男どもは馬鹿だ。これできっと大丈夫なはず。

そしてお米犬につかつかと近寄ると……]

 死にたくなきゃ話合わせて。

[ちょっと怒ったように耳元で囁いた。]

( 634 ) 2016/01/16(土) 01:01:48

魔王 ケテル、メモを貼った。 メモ

( A74 ) 2016/01/16(土) 01:04:01

お米犬 タンガリザ

はわわ…はわわわ…
[周りは屈強そうな戦士がいっぱい。とても敵うわけない。かといって逃げられない。そんな刹那に>>634の一声に気づいてチャペの顔を哀願を求める眼で見る。]

(チャペちゃん…)

[近づいて囁かれた言葉にコクリと頷き背中に隠れる。]

は…話って…どうしよう…どうしよう…

( 635 ) 2016/01/16(土) 01:10:12

戦士 アルシェス

 さあ、観念するんだぞー。

[お米犬>>632の周囲に集まる戦士たちの一人に、少年もなっていたが]

 えっ、チャペ!?

[突然の大声>>634にびっくりして振り返る]

 な、仲間って……そうだったの?

[とてもそんな風には思わなかったけれど、チャペの方は仲間として信頼している相手だったから、それ以上の疑問は挟まず様子を窺った。
 彼女がお米犬に囁いた内容まではわからなかった**]

( 636 ) 2016/01/16(土) 01:13:13

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A75 ) 2016/01/16(土) 01:19:13

召喚獣 チャペ

[アルシェスの言葉へ猫は即座に答える。]

 そうなんだー、普段はちょおーっと別行動していてね。ここで一旦落ち合う予定だったんだ。
 でも悪戯っ子でさー、困ったもんだね。あっ、チャペもか! あはは!

[伊達に何年もニンゲンを騙してはいない。
内心は穏やかではないが、少なくとも表面上は焦りを悟られることはない。]

 チャペのお友達、ゆーしゃちゃんとアルちゃんにも紹介するよ、ええっと……

 ワンちゃん、名前何!?

[ずっとこそこそしていると怪しまれると思い、周りに適当にペコペコしながら隙を見てお米犬に尋ねる。]

( 637 ) 2016/01/16(土) 01:20:59

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …あなたは何を知りたいですか?…

[陽の光は更>>633に語りかける。
 ダリアの考えが収束すれば、女神の導きは定まるだろう。*]

( 638 ) 2016/01/16(土) 01:22:21

お米犬 タンガリザ

そそそそそうっす…
おいらこのこの!!!!
恋人っす!!!!!愛し合ってるっす!

[でまかせに話を合わせる。]

( 639 ) 2016/01/16(土) 01:26:02

剣士 フリッツ

― 城下町ゴルガンタ 教会 ―

[包み込むような慈愛>>622
受け取ることが出来ぬのは男の頑なな心ゆえか、それとも]

……暗黒の満ちゆく世界?

[ダリアの言葉を拾い聞き>>626、女神の言葉を推測しつつ。
自分の問いの答えは期待してはいなかったが、
>>628通訳をして貰えたらしい]

人間が嫌いで、世界が嫌いで、女神が嫌いだから。
成程、理由としては、素直で分かりやすい。

(女神は魔王に嫌われるようなことをしたのだろうか)

[疑問が声に乗せられることは無い]

( 640 ) 2016/01/16(土) 01:28:56

剣士 フリッツ



……………ダリア。


[>>633自分の想いを切々と語る少女。
彼女は知って、そして、どうするのだろう。
その身を案じてか、純粋さを眩しく思ってか。

ただ、一言、名を呼んだ**]

( 641 ) 2016/01/16(土) 01:29:28

お米犬 タンガリザ

>>636
そ…そうっす仲間っすよ仲間へへん!

[急に強気になって胸を張る。適当に話を合わせながら堂々と立ち振る舞い。こっそり名前を聞かれれば]

>>637
…え?名前???
オイラはタンガリザって言うっす。

ゆーしゃちゃんって…あの勇者っすか…?

[伝説は知っている。恐ろしい人間。天敵とも言うべきか、しかしここはチャペに任せるしかない。]

( 642 ) 2016/01/16(土) 01:31:16

修道女 レティーシア

― 北へ向かう道沿いの、小さな村 ―

[人が集まれば集落が出来、生活が生まれる。
生活が生まれれば、徐々に諍いも大きくなる。
それらから己と他者を守るために、
規則や習慣といったものが必要となる。
では、それらを守るための規範はどのように作るか。
歴史書を紐解くと、そこには信仰が現れる。
女神が実在すると信じられているこの世界では、
村や町には女神を奉じる場所、
神殿や祠などが作られていることが多い。
途中、レティーシアが立ち寄った村にも小さな神殿があった。]

( 643 ) 2016/01/16(土) 01:40:17

修道女 レティーシア

[神職につくものとして、比較的容易に村には受け入れられる。
けれど、その対価として人々に奉仕する日々。
ある村では病気の人々を診て癒しを与えまわり、
ある村では盗賊狩りの一員として加わった。
咎人ならばその命を刈り取っても良いのか。
そんな疑問は徐々に薄れていった。

あれは、魔に落ちた人だ。
だから、祓わねばならない。

はじめて人を殺めた日は、眠れなかった。
女神様に、繰り返し何度も祈った。]

( 644 ) 2016/01/16(土) 01:40:23

召喚獣 チャペ

[おお、何ということか……!
馬鹿はニンゲンだけじゃなかったようだ。]

 恥ずかしいよー、タンちゃーん。

[周りからは猫が照れたように見えただろう。
だがこれは怒っている。明らかに怒っている。

その証拠に、やだもうーっと背中を押した手にはきっちり爪が出されていた。]

 その勇者だ、たわけっ。

( 645 ) 2016/01/16(土) 01:40:28

【独】 修道女 レティーシア

はじめてひとをあやめたよるは
なんどもてをあらった
あかいものなんて
このてにはどこにもないのに
すれてあかくなる はだのいろなのに
なんどあらっても けがれている きがして

( -157 ) 2016/01/16(土) 01:40:31

竜の子 ダリア

― 城下町ゴルガンタ・教会 ―

な、何を……?

[重ねての問いに>>638、少女は少なからず戸惑いを見せる。
何しろ、勇者と魔王の物語は、先ほど聞いたばかりの知識でしかなく。
生じた感情も、まだ名前を知らない。]

――――、フリッツさん

[それでも。自身の名を呼ぶ人間が、今はすぐそこにいて。
混ぜこぜになっていた思考を、取り纏めるべく暫し目を瞑る。]

( 646 ) 2016/01/16(土) 01:41:26

竜の子 ダリア


……私は。

[多くの人間が悲しみを背負うのも。
勇者が帰ってこられないまま、物語が閉じられるのも。
源流を遡れば――知るべき答は、たった一点に集約される。]

まおうさんが、世界を滅ぼすほど嫌いな理由を知りたい。
……自分も消えてなくなってしまうかもしれないのに
どうして世界を滅ぼしたいと思えるのか、私には分からないから

[はっきりとした声色で。けれども震えそうな手を握りしめて。
女神の問いに答えた。]

( 647 ) 2016/01/16(土) 01:42:26

修道女 レティーシア

[元より持ち得ていた魔法薬の知識は、
旅に出て更に増えていった。
人には言えないような材料にも、
手をつけるようになった。

毒々しい色に染まった、魔素の強い薬草。
道中襲われた、回復能力のある魔獣の心臓。
……生き物の骨髄や、体液。

すり鉢に入れて摩り下ろしたり、
火にかけて煮詰めたり。

そうして出来上がった薬は、驚くほどに良く効いた。]

( 648 ) 2016/01/16(土) 01:46:17

女神 トルニータ

[ステンドグラスを囲む木枠。
 それには樹の彫刻が施されている。]

( 649 ) 2016/01/16(土) 01:49:09

お米犬 タンガリザ

!!!!!!

[背中を押す手と言うか爪が背中にグサっと突き刺さるような痛みを覚えて一瞬身体を強張らせる。]

…はは…

[ひきつるような乾いた笑いが出てきて勇者の存在を認識すると泣きそうな気持ちになってしまう。]

(うう…やはりあの勇者…どうしよう…オイラ魔王様に怒られちゃうっす…)

[気乗りでは無いものの従うより他はない。彼女と一緒にいればしばらくは平気だろう。

そんなこんなで行動を共に共にすることに決めた。]

( 650 ) 2016/01/16(土) 01:49:15

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …それには沢山のことを知らなくてはなりません…

 …それでも沢山の事柄のひとつを知りたいのなら…
 …はじまりの国へ行き、そこから神樹の元へ向かうのです…

[何処に在るとも分からぬ樹のことを。
 北部、魔王城側に無い事は確かだろう。
 もしも、ダリアが向かうならば、それはトモの竜と共にだろうか?]

 …世界をまわる中でも…
 …あなたは幾つかの欠片を拾うでしょう…

[女神は陽の光を通して導きを伝えた。
 そうして幾つかの語りかけの後、]

( 651 ) 2016/01/16(土) 01:52:04

【独】 青年勇者 アイン

/*すごいもうお米犬関連のくだり楽しすぎる。
ああーやっぱり村見てると楽しい。
もうね、魔軍も楽しいし、城下町の面々のやり取りも素敵だし、お米犬楽しいし(二回目)

すみませんがもうしばらくご厄介になります…

( -158 ) 2016/01/16(土) 01:54:35

女神 トルニータ

── 城下町ゴルガンタ/教会・ステンドグラス ──

 …求め探す者よ…

 …魔の気配がします…
 …気をつけなさい…

[暖かい陽の光。
 それはまるで祝福の息吹…慈愛の雫のようでもあった。
 甘い林檎の様な安らぐ香りを残して…そして薄れて、ステンドグラスの女神に差していた陽の光もまた、薄れていった。*]

( 652 ) 2016/01/16(土) 01:54:51

青年勇者 アイン


─はじまりの国・朝─

[トマト畑の一件後、お米犬について聞き込みをしていたがどうやらその犬には懸賞金が出ているらしいことが分かった>>606。犬賞金の掛かったお米犬である。
かつてベジタリアン村>>127で捕らえたお米犬の残党なのだろうか。
街人の悩みの種を解決できぬままという心残りを
抱きつつも、先を急ぐ身。討伐の成功を願いながら
待ち合わせ場所の前に足を運ぶのは
エルフの女性が現れたという盗賊ギルド。]
 

( 653 ) 2016/01/16(土) 01:55:36

青年勇者 アイン

 誰も彼もが正義感で動く訳じゃない…か。

[エルフというのはニンゲンよりも長命だと聞く。
若く見えた彼女がどのくらい永い時を過ごしたのか
想像もつかないが、その翠の瞳に何を映して来たのか
言葉を交わすことならできよう、と。

彼女に対峙して]

 約束どおり、話をしに来たよ。
 ひとつ教えてくれないか。

[名乗りはしなかったが、遠巻きに眺める視線を感じたが
それは今は気にせずに。]

( 654 ) 2016/01/16(土) 01:57:24

青年勇者 アイン


 あなたは一緒に連れていってほしいと言った。
 それに、誰もが正義感で動く訳ではない、と。
 あなたには何か目的があるんだろう?
 それを教えてはくれないか。
 エステルさんが何を望むのか。

[彼女が魔王の手先でないという確証はない。
それは自分が勇者であるという確証がないのと
同じように。]

[自分の感覚を信じるために。
彼女の瞳、挙動を注意深く見つめ
返事を待った。]
 

( 655 ) 2016/01/16(土) 01:57:42

死喰い人 ダート

─修道女の皮膚の下─

[女は一人、奉仕の日々を送る。
人々に慕われ、まさに女神の代行者として歩む。
女が強く意志を持つ間、黒い影は動くこともできず小さくうずくまっていた。

だが。
女の心に生じた迷いが隙を作り出す。


じわり。


ほんの僅か。
女の肌に刻まれた黒い点は、大きくなった。
女が心に隙を見せるたび、ほんの少しずつ。**]

( 656 ) 2016/01/16(土) 01:59:35

修道女 レティーシア

[擦り切れそうになる心に沁みたのは、人の声だった。
お礼を告げられる度に、どこか救われる心地がした。]

 私をここへ向かわせたのは、女神様のお導きです。
 神の御心はあなたの中に。
 女神様はあなたを愛しておられます。

[本当に?――ほんとうに。
世界の危機に立ち上がれ>>221と、
数多の人に話しかけた。]

 心の剣を持ってください。決して折れぬ剣を。
 あなたの中の勇者を、どうか信じて。

[小さな子供と、村人と、
時にはひとりで祈りを捧げる。
旅の終わりは、この命が尽きる時だろう。
女は静かに、力を増しながら旅を*続ける。*]

( 657 ) 2016/01/16(土) 02:01:17

召喚獣 チャペ

[また猫は犬に耳打ちをする。
今度は隠れては居ないが、どうせ甘いトークだろうと勝手に思ってくれるはずだ。深入りはしてくるまい。]

 どうするのよ。チャペ達、今からこの街を発つんだよ?
 街中に貼り紙がされている中でも逃げられる自信があるなら、適当に合図するよ。

 それができなきゃ、もう少しの間我慢すること。

[さあ、今すぐ選べと猫は犬に迫る。]

( 658 ) 2016/01/16(土) 02:02:41

修道女 レティーシア は肩書きと名前を 信徒 レティーシア に変更しました。


【独】 信徒 レティーシア

/*殉教者だと死んでた。
殉教者となるもの、だと死確定だった。
致命者だと聖人だった。
無難に名乗りをあげた信徒に設定。*/

( -159 ) 2016/01/16(土) 02:09:33

青年勇者 アイン

─広場・勇者像の前─

[それからギルドで、どういう話が行われたのか。
仲間から尋ねられたらそれは、追々話していくとしよう。

待ち合わせ場所であった、勇者像の前に向かうとすでにチャペもアルシェスも着いていたようで。]

 チャペ、先に行ってもらってて悪かったね。
 アルシェスくんもやっぱり来てくれたんだね。

[用事を済ませてくる、と出かけた仲間に断りを入れ
後ろにエステルを携えながら待ち人の元へと近寄った。
待ち人と一緒に、ほっかむりの獣人が見える。その漂う異臭に昨日のお米犬であろうことが推察できた。]

 チャペ…そいつは昨日の…。
 って、仲間?

[そんな話は初耳だが…とりあえず仲間である彼女の話に耳を傾けた。>>634]

( 659 ) 2016/01/16(土) 02:11:10

お米犬 タンガリザ

わ・・・わかったっす…
ついていくっす…

[唐草の風呂敷は顔と背に身に着けているまま、このまま逃げ切れる自信もなくチャペの言う通りに大人しくして
視線を気にしながら少年に挨拶をする。]

おいら…タンガリザっす。
どこいくか知らないけど…よろしくっす。

[100ゴールドが頭にちらつくけれどそこは我慢。嫌いな人間でもチャペといるなら我慢できるきっと。**]

( 660 ) 2016/01/16(土) 02:16:19

竜の子 ダリア

― 城下町ゴンガルタ・教会 ―

う、うん

[――まだ知らないことが沢山ある。
林檎のように。物語のように。或いは些細な断片さえ。
それはかねてより少女にも自覚のある未熟ゆえに。素直に頷く。]

はじまりの国から、"しんじゅ"の元へ……?

[女神の語る言葉は、やはり少女には難しく。
けれど、彼女は彼女なりに分かることを忘れずに胸に抱く。]

私は、まだ沢山知らないことがあるけれど
……それを、知っていけるのなら

[女神の輝きが消えゆく間際。しっかりと頷いて、見送った。]

( 661 ) 2016/01/16(土) 02:19:42

竜の子 ダリア


……フリッツさん
私、行かなきゃ

[いつの間にか先ほどより近くに立っていた彼を見上げて、言う。
陽光が鎮まったばかりだったからか、表情は影に隠れていた。]

……その、

[『魔の気配がします』と女神は言った。
これから何が待っているのか、――目の前の青年はこれからどのような道を歩むのか。渦巻く期待と不安と、少しばかりのわがままは、喉の奥へと呑み込んで。
続く言葉は笑顔とともに。]

また、会おうね

[そのまま、外へと続く扉へと、走り出した。]

( 662 ) 2016/01/16(土) 02:19:56

女神 トルニータ

[ダリアがフリッツに分からぬ事>>651を、問えば幾らかの答えも返って来たろうか?
 ダリアが教会での出来事を受け止めた後、どのような結論を出し、そして道ゆこうとしたか。*]

( 663 ) 2016/01/16(土) 02:20:36

魔神 ディーマン



 よぉ、───。

 

( 664 ) 2016/01/16(土) 02:22:08

魔神 ディーマン、出逢ったのは何処であったろう。

( A76 ) 2016/01/16(土) 02:22:25

青年勇者 アイン


 恋人…?

[犬の話>>639に思わず眉根を寄せて聞き返す。それは不審なものでも見るような、不信の目のように映ったかもしれない。]

 なんてことだ…、チャペ…。
 もしかして君…。

[険しい表情でチャペに詰め寄り
低いゆっくりとした口調で確かめる。]

( 665 ) 2016/01/16(土) 02:24:12

【削除】 魔神 ディーマン

[それは少女の姿をした者に対する呼びかけ。]


── 城下町ゴルガンタ ──


 なぁ、そこのお前。
 魔王に会いたいのか?


[何時かのように、魔神が不自然な程に誰にも気づかれない>>441という事は無かったものの。辺りには人影が見当たらなかったか、そのような場所だったか。]

2016/01/16(土) 02:24:15

魔神 ディーマン

[それは少女の姿をした者に対する呼びかけ。]


── 城下町ゴルガンタ ──


 そこのお前。
 魔王に会いたいのか?


[何時かのように、魔神が不自然な程に誰にも気づかれない>>441という事は無かったものの。辺りには人影が見当たらなかったか、そのような場所だったか。]

( 666 ) 2016/01/16(土) 02:24:39

青年勇者 アイン


 遠距離恋愛をしていたのかい…?
 そうなら言ってくれればいいのに…。
 じゃあ昨日一緒に居たのも…密会?

[襲っていた現場を知らないアインは、仲間を疑うなど考えもせず、チャペの言葉をタンガリザの言葉を信じこんだ。]
[ふたりを見る眼がすこし暖かくなり、事態が収束すると、3人に背後のエルフの紹介をした。]

 彼女はエステルさん。
 彼女は射手なんだけど、彼女も同行してくれることになった。
 皆で力を合わせて、打倒魔王!

[元気よく、掛け声とともに振りかざした手に合わせてくれる手はあっただろうか**]

( 667 ) 2016/01/16(土) 02:25:17

魔神 ディーマン、竜の子 ダリアの反応を見た後、

( A77 ) 2016/01/16(土) 02:25:25

魔神 ディーマン




 吾なら連れていけるぜ?



[魔神が莞爾と笑う。
 魔神のアプローチは女神と真逆と言って良かったか。*]

( 668 ) 2016/01/16(土) 02:26:47

召喚獣 チャペ

[猫の最後の希望は裏切られ、成り行きでお米犬は付いて来ることになってしまった。
訝しく思った勇者に問い質されればこう答えただろう。]

 だって、だって……恥ずかしかったんだもん!

[もちろん、顔を赤く目を潤ませるのは忘れずに、だ。]

( 669 ) 2016/01/16(土) 02:26:56

竜の子 ダリア

― 城下町ゴンガルタ ―

[――はじまりの国へ向かうには、とにかく街から出て、アイスと合流しなければならない。とは言え、普通に向かえば正門を固める門兵に押し返されてしまうだろう。
どうしたものだろう――と、路地裏から門の様子を窺っていた時のことだ。]

えっ

[――影が。否。
漆黒そのものであるかのような「誰か」が、話しかけてきた。]

( 670 ) 2016/01/16(土) 02:33:50

竜の子 ダリア


わ、私ですか……?
――どうして、それを

[先ほど告白したばかりの、或いは決意を固めたばかりの内容。
まるで心の中を見透かされているかのような声。言葉。
不可思議と困惑に、思わず身構えようとして]

―――――

[文字通り。"それ"の提案に、呼吸を失った。]

( 671 ) 2016/01/16(土) 02:33:57

召喚獣 チャペ

 えいえいおー!

[勇者に手を合わせてかける掛け声は、流石の猫でも元気に欠けていた。

出発して間もなく、猫はアルシェスに耳打ちする。]

 昨日勇者ちゃんがやって来る前のことは、絶対に、ぜぇっーーーたいに内緒だからね。

 あんな……その…………イケナイ遊びしてただなんてみんなにバレたら、もう恥ずかしくてみんなのこと直視できなくなっちゃうから……ね?

[こんなものだろう。
これなら万が一ばれても勝手にあらぬ方向へ想像を膨らませてくれるはずだ。

……屈辱的。]

( 672 ) 2016/01/16(土) 02:34:33

【独】 青年勇者 アイン

/*うう、暖かいお言葉で涙ちょちょぎれや…。
明日もお仕事頑張れる。

( -160 ) 2016/01/16(土) 02:34:57

剣士 フリッツ

― 城下町ゴンガルタ 教会 ―

[>>661ダリアの様子に、女神が去ったことを知る。
彼女が途中呟いた言葉から、次の言葉は予想できていた]

……………。

[この純粋な少女は。
魔王のことを知って、場合によっては、
もう二度と戻ってこないこともあるのだろうか。
漠然とした不安が顔に現れる程、男は表情豊かではない]

ダリア。

[>>662ただ、彼女は笑顔で"また"と言った。だから、]

特別だ。これ、持ってけ。

[もう一つ、赤い林檎を少女へ渡して]

( 673 ) 2016/01/16(土) 02:35:32

剣士 フリッツ


今度は、ダリアの友達も紹介してくれ。

[また逢う、にもう一つ約束を重ねて。
走り去る少女の背を、見送った**]

( 674 ) 2016/01/16(土) 02:35:50

魔神 ディーマン

 嗚呼、嗚呼。
 知りたいんだったな。


 知りたいんだろう?

( 675 ) 2016/01/16(土) 02:38:49

魔神 ディーマン

[魔神は建物に背を凭れかけさせていたが、姿勢を戻し、緩やかに少女へ歩んで来る。零れ落ちそうな豊満な胸元ではあるが、幻惑する気は無いのか、魅了させ堕とそう>>239とはしていない。]

( 676 ) 2016/01/16(土) 02:39:41

魔神 ディーマン

 だが連れて行くのはお前だけだ。

[魔神は少女に近づき竜と離れ離れになる事を告げる。]

 ついでに対価を貰うぜ。
 吾がお前を連れてゆく間な。



 さあ、どうする?
 女神の言うよう神樹の元へ行ってもいいぜ。




[魔神は自身が何者であるかは告げず。*]

( 677 ) 2016/01/16(土) 02:42:03

魔神 ディーマン、竜の子 ダリアが女神の導きを選ぶなら、竜との合流が為されるか。*

( A78 ) 2016/01/16(土) 02:44:17

【独】 竜の子 ダリア

ダリア「ちょっと目を離した隙にラストステージまでのショートカットが開通したかのような展開に!」

アイス「正直に言ってみろ。ショート寸前だな?」

ダリア「YES!」

アイス「いい子だ!」

( -161 ) 2016/01/16(土) 02:46:04

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A79 ) 2016/01/16(土) 02:47:03

竜の子 ダリア


…………その

[瞬きの数が普段よりも多くなる。
それは戸惑いではなく、驚きによるものであったか。
――手の中にある、渡されたばかりの林檎>>673を、じっと見つめて]

どうしてあなたが、そのことを知っているのか
とても気になるけれど……

[路地裏を通り抜ける風が、少女の髪を薙いだ。]

今の私がまおうさんと会っても、
……まだ、分からないことばかりな気がするの

( 678 ) 2016/01/16(土) 02:57:02

竜の子 ダリア


めがみさんが言っていた
しんじゅというもののこともまだ分からないし
それに――

[空を見上げる。
雲と雲の狭間を、鳥が飛び去っていくのが見えた。
遠く。遠く。]

まおうさんが滅ぼしたいらしいこの世界のことも
まだ、ぜんぜん知らないから

……上手くは言えないけれど
今、あなたに連れて行ってもらうのは、ちがう気がする

( 679 ) 2016/01/16(土) 02:57:26

魔神 ディーマン

 ク、ク、ク。
 ちゃんと帰してやるぜ?

[魔神は愉しげに笑う。
 魔神は連れてゆきはするが帰すつもりでいた。
 対価とは、魔王に合わせる間だけ取り上げる物の事であり、それも帰す時には返すものだ。]

 あぁ、残念だな。
 お前に、お試しさせてやろうと思ったのによ。

( 680 ) 2016/01/16(土) 03:07:11

魔神 ディーマン



 最後に確認しよう。
 本当にいいんだな?

( 681 ) 2016/01/16(土) 03:07:52

魔神 ディーマン、竜の子 ダリアの頬をなぞるように、触れずに指を動かし。

( A80 ) 2016/01/16(土) 03:08:57

召喚獣 チャペ

 
 

        困ったことになった


[ここに至るまで大きな失敗はしてこなかった。勇者からは厚い信頼を得られている。完璧だった。]

 それなのに……

[隣を歩くお米犬を横目に見て、気付かれないように小さくため息をつく。

一体どこで選択を間違えたのだろう。この犬とはその場限りの出会いになるはずだった。
野菜をあげたのだって、いつも猫が魔獣仲間にしている施しと同じ。猫にとって、魔獣は庇護の対象なのだから。

それがどうだ? 今こうして隣を歩いているじゃないか。

これまでは一匹だからこそ騙し通せた。二匹ともなると、どうなるか。
前途多難な船出に、猫は頭を抱えるのだった。**]

( 682 ) 2016/01/16(土) 03:11:31

魔神 ディーマン

[魔神が少女に危害を加える素振りは無かったか。
 次の言葉が、女神の導きを選ぶなら、魔神は正面の門兵の難>>670を解すか。
 逆に魔神を選ぶならば、魔神は少女に触れるだろう。*]

( 683 ) 2016/01/16(土) 03:11:49

【独】 召喚獣 チャペ

/*
昨日の夜、ゆーしゃちゃんを殺すパターンも考えてました。

( -162 ) 2016/01/16(土) 03:17:41

村の設定が変更されました。


【独】 魔神 ディーマン

/*
>>679はドラゴンフラグでは予想。

( -163 ) 2016/01/16(土) 03:32:24

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A81 ) 2016/01/16(土) 03:32:52

剣士 フリッツ

― 城下町ゴルガンタ 滞在中 ―

……治安は良い町だと聞いていたんだが。

[町の門外にある難民キャンプで暴動が起こったらしい。
しかも其の対処に当たった警備兵の一部が暴走して、正規の騎士団まで出動する始末。女子供も含め、相当数の被害が出たと聞く。部外者である男は騒ぎの終盤に駆けつけ、怪我人への応対をしていたが]

貧民街を思い出すな。

[諍いの堪えない凶暴な空気。そして血を流す割に痛みを訴える者は少なく、薬草の効果が通常より鈍い。まるで薬物中毒者の症状だ。
ロワール村でレティーシアが語ってくれた内容を思い出す]

幾らなんでも、様子が可笑しい――――…。

[男はと言えば、暫くの間、周囲の地形を調べるために出かけていた。戻って来て、何処か変ってしまった町の空気に戸惑っていた矢先の、件の事件である]

( 684 ) 2016/01/16(土) 03:38:16

剣士 フリッツ

[明らかに異常事態に見えるが、上層部に目立った動きはない。
何らかの政治の力が働いているのか、
既に組織内部まで毒で蝕まれていたのかは分からないが]

アロラ様。
見回り中に遭遇した魔物の種族が異常です。
狩りましたが。おそらくかなり北方からの偵察組かと。

[このときは主人とは別行動だったか。
再会が叶えば、彼女に状況を報告する。
不穏の陰は見えるが、その正体が掴み切れない状態で。
聡明なアロラならば、或いは策はあったかもしれないが。

なお、>>532バーサーカードラッグは、
この男に対してはさして効果を現さないだろう。
其れは強靭な精神力の賜物、などという訳がなく]

( 685 ) 2016/01/16(土) 03:38:41

剣士 フリッツ

[もっと強い毒を摂取していたから。
具体的に言えば、狩った魔物を喰らっていたから。

右手の呪印は、狂気の毒を勝手に浄化しようとする。
そしてそれには、相応の代償が必要だ。
詰まる所、空腹だった。
仕方がなく魔物を喰ってみたら、存外満たされた。
魔力も少し、取り込んだ気がした。
かつて感じた魔物を喰らうことへの抵抗感は、数回で消えた。

流石に魔物の味を主人に報告する気にはなれない。
また、その必要もないと思っていた**]

( 686 ) 2016/01/16(土) 03:39:06

剣士 フリッツ は肩書きと名前を 魔剣士 フリッツ に変更しました。


【独】 魔王 ケテル

/*
ええっ。フリッツ君とアロラ君のくんずほぐれずは?

( -164 ) 2016/01/16(土) 03:42:25

【独】 魔王 ケテル

/*
(机ばんばん)
主従のいけないシーンは無かったのかい。

( -165 ) 2016/01/16(土) 03:43:23

魔神 ディーマン

[女神の導きを選んだ場合、魔神は名乗らず、魔神の指を頬に触れさせず、門を越えるサービスくらいはしたかもしれない。
 …が、竜が空から降りて来る>>679のであれば、魔神は竜の気づかぬうちに姿を消していただろう。或いは、少女も気づかぬうちに。]

( 687 ) 2016/01/16(土) 03:46:21

魔神 ディーマン

[魔神を選んだ場合は───少女の姿は街から消えていた。]

[どちらの場合も、魔神の姿は街から消えていただろう。]

[この先、少女が各地の滅びや争いを見、何を思うか、魔神が注意を向けるものでは無いだろう。或いは愉しみくらいは向けるかもしれないが。**]

( 688 ) 2016/01/16(土) 03:47:09

村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


村の設定が変更されました。


竜の子 ダリア

― 城下町ゴンガルタ ―

……おためし?

[差し出された指。
それに物怖じするような表情を見せることはなかったが
浮かぶのは純粋な疑問のいろだ。]

どうしてあなたがそこまでしてくれるのか
私にはぜんぜん分からないけれど……

[代価と、一時的な別れ。
そこに何がしかの恐怖を感じる様子はなく。
――或いはそれも、教会で得た一つの答であるが故か。]

( 689 ) 2016/01/16(土) 04:10:24

竜の子 ダリア


――――それは
まおうさんという人を知るために
どうしても必要なことなの……?

[知りたいという気持ちは、今も変わらない。
それが必要なことだと言うのなら、今ここで、その断片を拾わなくてはならない。
もし。"それ"の答が是であるのなら、少女はそのまま、触れられることに抵抗しなかっただろう。
もし。"それ"の答が否であるのなら、謝罪と感謝を笑顔で告げて、――しかして門を越える協力に抵抗することなく、そのまま竜と共に、再びの旅へと出ることになるだろう。**]

( 690 ) 2016/01/16(土) 04:12:26

竜の子 ダリア、メモを貼った。 メモ

( A82 ) 2016/01/16(土) 04:15:30

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A83 ) 2016/01/16(土) 04:19:29

魔神 ディーマン

 その問いは駄目だ。
 お前が決めろ。

 答えがその辺に転がってると思ってるなら、

( 691 ) 2016/01/16(土) 04:28:17

魔神 ディーマン





 お前はとんだ甘ったれだ。


 

[魔神は嘲笑う。
 二つの返事と問いかけについて。
 魔神は人間の味方では無い。魔神は答えない。
 招き誘い教えはするが、それは気紛れなものだ。
 故に、是も否も返答は無かった。]

( 692 ) 2016/01/16(土) 04:33:26

【削除】 魔神 ディーマン

[魔神は正門を見ると、]

 あそこの端から二番目の男。
 あいつが一人になった時に、金目のものを渡してやりな。

 それで通れる。



 これはサービスだぜ。

[魔神は乳房の下で持ち上げるよう両腕を組んだ。
 魔神の興味は薄れており、後はダリア次第だろう。**]

2016/01/16(土) 04:43:04

魔神 ディーマン

[魔神は正門を見ると、]

 あそこの端から二番目の男。
 あいつが一人になった時に、金目のものを渡してやりな。

 それで通れる。



 これはサービスだぜ。

[魔神は乳房の下で持ち上げるよう両腕を組んだ。
 魔神の興味は薄れており、後は少女次第だろう。**]

( 693 ) 2016/01/16(土) 04:43:26

竜の子 ダリア


 ――――、

["それ"の叱責に、少女は目を見張る。
恐怖ではない。落胆でもない。
そもそも少女にとって、誰かに叱られるという経験すらない。
だから、その感情に名をつけるのだとしたら――]

う、うん。わかった

[言われるがままに、"それ"が指し示した男を見やる。
金目のもの、というものを用意するためにまた一苦労があったのだが――それはまた、別のお話。]

( 694 ) 2016/01/16(土) 04:50:45

魔神 ディーマン、メモを貼った。 メモ

( A84 ) 2016/01/16(土) 04:53:05

竜の子 ダリア

[金目のものを調達するために、ひとまず街の中へ戻ろうとして
――何を思ったか、くるりと"それ"の方へ振り返った。]

その……、
――――ありがとう!
私、頑張ってみる!

[門を越えるための協力に対しての言葉ではなく。
『甘ったれだ』と嘲笑った彼女に対する――感謝の言葉。
答はそう簡単に辿り着けるものではない。
誰かに教えてもらうものでもない。
たとえその先に困難が待っていたとしても、自身で歩かなければ意味がないと、一度は応えた少女に対する、叱責の言葉に、少女は笑顔で感謝を述べた。]

ありがとー!

[街の中。
"それ"が見えなくなるまで、或いは途中で忽然と消えてしまうまで。
少女は大袈裟に手を振り続けていた。**]

( 695 ) 2016/01/16(土) 04:57:23

魔神 ディーマン

[魔神は腕組をしたまま笑みを浮かべている。
 遠くから手を振る少女>>695は、誰が見ても天真爛漫という言葉が似合うのだろう。純粋無垢という言葉も。]

( 696 ) 2016/01/16(土) 05:04:08

魔神 ディーマン

[魔神の姿は、少女が遠ざかれば路地裏の中で自然消えるだろう。少女が路地裏から飛び出した後、魔神の姿に気がついた者は居たのかどうか、分かりはしないが。]

( 697 ) 2016/01/16(土) 05:09:25

【独】 竜の子 ダリア

アイス「……なんか魔神に感謝しているように見えますが」

ダリア「してるよ?」

アイス「そのこころは?」

ダリア「お母さんみたいだった!」

アイス「魔神は私の母になってくれるかもしれない女性だ」

ダリア「ママー!」

アイス「ママー!」

( -166 ) 2016/01/16(土) 05:11:45

魔神 ディーマン

[魔神は手を振り返す事は無かった。
 女神や魔王は、少女に魔神が極めて近づいた事は気づけるだろうか。]

( 698 ) 2016/01/16(土) 05:21:11

魔神 ディーマン

 あれでは無理だな。

[魔神は誰にも聞こえない声で嘲笑った。]

( 699 ) 2016/01/16(土) 05:21:34

【独】 魔神 ディーマン

/*
なのだが、これは何時か使えたらにしよう。

[少女がこの先何を知り、何を考えるかは定かでは無い。だが、魔王を止めようとした場合は、確信を持って言えた。
 あれでは*無理*だと。]

( -167 ) 2016/01/16(土) 05:22:56

魔神 ディーマン、やがてその姿は────誰も気づかぬうちに消えた。**

( A85 ) 2016/01/16(土) 05:23:31


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生存者 (15)

国王 ケセド
1回 残1500pt 飴
魔王 ケテル
63回 残923pt 飴
エンフェルケスーカの渡り人 ナジ
53回 残1454pt 飴
お米犬 タンガリザ
48回 残1015pt 飴
召喚獣 チャペ
40回 残986pt 飴
戦士 アルシェス
51回 残1235pt 飴
射手 エステル
10回 残1500pt 飴
青年勇者 アイン
41回 残1228pt 飴
死喰い人 ダート
39回 残1153pt 飴
月虹 アロラ
53回 残1350pt 飴
魔剣士 フリッツ
75回 残702pt 飴
信徒 レティーシア
26回 残1315pt 飴
黒騎士団団長 アミー
23回 残1387pt 飴
竜の子 ダリア
66回 残310pt 飴
悪魔の司教 リリ・リリト
21回 残1110pt 飴

犠牲者 (0)

処刑者 (0)

突然死者 (0)

支配人 (2)

女神 トルニータ
37回 残1024pt 飴
魔神 ディーマン
25回 残885pt 飴

発言種別

通常発言
独り言
囁/鳴/念/婚/叫
死者のうめき
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