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帰れといっているわけじゃない。
ただ、君は帰る場所、あるんじゃないかな、とか。
[ディタの決心にはやや驚いたように]
ここで、やるべきこと。
それが君がそう思うのならば
[帰らない、という言葉には、もちろん、安心を覚えるけれど。]
[『なんでそんな遠くにいるの、カリーナ』
そこじゃあどんなに手を伸ばしたって引き止められやしない。
名前を口にできなかったから、言葉は続かなかったけれど。とんでもない言葉を、口にしてしまった気もする]
……。
[椅子に座って、足を机にのせる。常備の濡れタオルで顔を拭いた。
ともかく彼女は来るというから。
その言葉を信じて、待つとしよう*]
そうだな。
君に影響された。
[自身の目的を思い出しては、
俯いて、
いつのまにか、この解放軍の姫に引き込まれていることを認める。]
君が解放軍にいる限り、
俺は、君の黒翼となろう。
[そう、変わったこと、認めざるえない。
でも、それもいいと思った。*]
[椅子から転がり落ちたノチェロが何か言いました>>81]
何で、ですって……?
あなた、もしかして、そのことすら理解していないの?
[なんということだ。観念したと思ったのは、こちらの買いかぶりだったようだ。
罪の自覚がないのは更に罪深い。握り締めた拳をもう一発お見舞いしてやろうかと思って、思いとどまった。
これ以上馬鹿になったら困る(酷い)]
自分が何をしたか、胸に手を当ててよく考えることね。
[言い放ち、反省を促そうとしたが、早々に諦めた。
自発的に思い出すのを待っていたら、夜が明ける(酷い)。
仕方ない、ヒントを与えてやろう]
国家反逆罪に等しいわ。
[ものすごく大袈裟だったが、冗談を言っている顔には見えなかった]
[>>80>>81かけがえのない存在、失われてはいけない存在と、言われたのは幾度目か。
それが彼の本心であることは、わかっている。
それ以上を求めるのは、単なる、いわゆる、乙女ゴコロというものだ]
まずは、必要なら、停戦の呼びかけをしないといけないでしょう?
そしてもし交渉ができなければ、まだこちらで戦うことになるし。
もし戦いが終わったら……。
[あまりにも長く続いた戦い。
シードルも言ったように、その中に在ることでしか、己の存在意義を見いだせぬ者はいる>>5:+56
けれどこのままでは、戦の世でしか生きられない者が、増えていくだけのこと]
荒れた惑星の復旧、復興。
混乱に乗じて跋扈する盗賊の類の制圧。
戦いが終わったとしてもまだ、解放軍としてすべきことはあるんだわ。
[>>85解放軍機動兵団、ノアールズ。
数多の強敵を討ち破り、
数多の困難な任務を成し遂げてきた黒の勇士たち。
その長たるシードルが、自分の望みに応えると、「約束」を口にした。>>4
そして、今も。
全てはそう、自分次第。
確固たる信念を以て、呼べば、求めれば。
頼もしき黒は、姫騎士の翼となる]
[>>82 通信を終了させる間際、サファイアのため息が聞こえた気がした。]
…………!!!
ちょ、……レディ隊、待機、厳守!
[顔をざあと青ざめさせ、床におとしたウィッグもそのままにレディはなりふり構わず走って小型連絡船へ。
常であれば警戒怠らず誰かに操縦させるものだが、休戦中であることと、サファイアの失望のため息—レディの解釈である—が、冷静な判断を失わせていた。]
[影響された、という彼に微笑みかける]
……ええ。頼りにしているわ。
ずっと、
[ここへ来て、ようやく艦長の存在を思い出すのだが]
傍にいて。
[開き直ることにした。
俯く頬へ手を添えて、朱の双眸、こちらへ向けさせた*]
— 「ディープ・ブルー」 —
[アイドル衣装を着たショートカットがばたばたばた、と廊下をかけて、まっすぐ艦長室へと向かっていく。]
サファイア様っ!
レディ、参りました、サファイア様っ!
[生体認識コードがレディを認めてドアを開けるまでの時間も惜しくて、がんがんがんと扉を叩いた。
他人に見られてどう思われようと構わないのだ、いまは一大事である!*]
サファイア様っ、開けてくださいサファイア様っ!
レディにもう一度チャンスをくださ〜〜〜い!
(未開惑星での集団生活では、私たちと帝国軍の方々との
関係に変化を醸しただけではなく…
どうやら、解放軍の仲間同士の関係にも変化を及ぼしたようでした。)
(元から、機体相性などもありディタさんの守備にシードルさんが
つく構図…というのは、珍しくない光景ではあるのですが…)
もしかしてこれは……プライベートでも?
[気づいてしまうと、全力でステルスモード
(※そんなものはありません。気持ちだけ)を発動。
二人の会話にひっそりと、耳をそばだててみたり。]
こう変換すると…わぁ…意外と…直球に口説いているようにも、
聞こえてくるものですね。
うんうん。若い人たちっていいですねー…。
[しみじみほのぼのとした気分になっていました。]
理解って…俺様別に何もしてねェ……
[もう1発拳骨が降りてきそうになるのを見るとさっと逃げる体勢をとる。>>86]
胸に手を当ててェ?
[胸に手を当てる。痛みのせいか恐怖のせいか、寧ろ両方か。鼓動がいつもの倍以上の速さである。]
国家反逆ゥ??今更かァ?
んなこたァ前々からやってたってのによォ…なんで今更よォ……
[なんだよ。俺様が命令ばっか無視すっからかァ。なんで今のタイミングなのかわからねェけどよ。きっと前々から指令に従って真面目にやってきた女王サマからしたらイラつく存在だったんかな。
そりゃァ申し訳ねェな。けど命令通りに動くなんてつまんねェだろ?戦果を上げてる間ぐらい]
許してくれたっていいじゃねェかよォ……
>>90
君が望むなら、いや、望まなくても、
[目の前に艦長がいることは知っているが、
若さゆえの過ちか、もしくは無知か。
ディタの言葉に答えて、大きく頷いた。]
――……俺は君の傍にきっといるだろう。
[大変身勝手な言い方だが、プライドや無知や空気の読まなさや、男本来の傍若無人さ、といったもので、
とりあえず、いろいろ許すといい。]
――……ッ?
[俯いた顔を上げさせられた時には、やや驚いたようにその眼はディタを見て、ぱちくりしたあと、
ちょっとわかりやすく赤面した。]
今更……?
前々から、やってた……?
[聞き捨てならない台詞>>93に、ぴしりとこめかみに青筋が浮かぶ。
会話が食い違っていることにはもちろん気づいていない]
もとより、あまりに礼を欠いた態度は少々気になっていたわ。
けれど、それは私が口を出すことでもないと静観していたのだけれど。
[ライフも楽しんでいたようだったし、皇族とて気の置けない友人は必要だろう。
そうも思ったし、たしなめるとすればそれは直属の上官だろうと。
そう思って何も言わずにいたのだが、度を越したいたずらが常習的とあれば話は別だ]
けれど、もう限界だわ。
許すはずなどないでしょう。
[なにしろ、デスソースだ。死の調味料なんてものを面白がって盛ったのだ。
そんな行為を常習的に行っていたなんて、許されるだろうか。許されるわけがない]
[>>91待った時間は長くなかった。
距離を考えると、宇宙船レーサー真っ青だったろう]
……あ、鍵閉めたんだったか。
[あの異界のアパートならば、とうに壊れていそうな勢いで、がんがんと扉がなっている。
椅子から腰を上げて扉に向かう。
AIに命じれば鍵も扉も開くのだが、体が動いたのは、短い異界暮らしのせいかもしれない]
[配達ロボを何度も振り回した一箱の紅茶。
送り主の所在も明記されてなかったから、最終的には軍の宅配保管所に集積されていた。
赤毛の青年が、大小様々な荷物が溢れる中から、目当てのものを探し出そうと躍起になっている]
もー!あのおっさん、送ってくれるのはいいけどこれじゃ見つかりっこないっし!!
[長期間の保管所、こんな閉鎖空間じゃ掃除ロボだってのんびりだ。
こほっ、研究所には無い埃に小さな咳が出る。
>>2:162軍に直接送ってよ、といった紅茶はサファイアによって本当に送られてきた。
特秘回線で手短に「送った」という連絡が届けば、既に荷物は長い長い輸送履歴を経て、保管所行きになていた。
困帝国でしか手に入らないロイヤルティーがこのまま行方不明になったら、無念で夜しか寝られない!]
解放軍に「ジキル」なんて名前、5(5)万といるんだってばよ…
[ダースのカートリッジが入りそうな大きさの荷物の場所はもう調べた。
諦めかけて、少し大きめの荷物の前を通りかかった時、
コトンっ、一つの荷物が棚から滑り落ちてきた。
周りを見回してみる。集配の機械音しかしない。]
もういっそコレとか、あけてみていいかんじ?
[あけてみると、そこには解放軍給湯室のそれとは少し型が違う紅茶のカートリッジに、「ファルコン」への手紙だった。
なにそれこわい。ミラクルラッキー。
こうしてファルコンは帝国王宮御用達紅茶を手にいれた。てれってー
合わない型番は、いっそ本格的に紅茶の淹れ方を勉強しよう。
毎回この方法で送られてはかなわないから、いつかサファイアのおっさんには直接文句を言って、紅茶の試飲をしてもらおう。
ついでに帝国最新技術も見学にいこう。
そしてありがとう、とお礼を言おう。
紅茶の箱をしっかりとかかえて、保管所を後にした]*
[微かに空気の抜ける音ともに扉をあける]
……レディちゃん。
[そこに見えたの手を振り上げた少女だろうか。
大きく変わった髪型は、与える印象を変えてくる。けれど、見上げてくる眼差しも、聞こえる声も、馴染んだそれと変わりがないと気づいてしまえば、妙に腑に落ちた。
必死の形相が見えれば、いくらも面食らった表情で]
……あれ、もう一度チャンス?
[今更ながらに引っかかった単語を、繰り返し口に出した*]
[>>94返ってきたのは、はっきりとした頷きと
――彼にしては随分、乙女ゴコロに踏み込んだ台詞。
目を瞬かせ、頬を赤らめるその顔は、何だかいつもより、少し幼く見えた]
……約束よ。
[だから、頬へと手を添えたまま、その耳元へ]
愛しい、私の翼。
[あまいささやきと、くちづけを**]
知るわけがないでしょう!
[まさか、知っていると思われていたとは>>100。そんなものを見逃すほど甘いと思われていたのか。氷の女王の名が廃る。妙な闘志が湧き上がった]
そこまで身の程知らずだったとは思わなかったわ。
その発想が国家反逆罪に値すると言っているのよ。
[戦闘で一定の結果を収めれば、無礼を働いてもいいと思っていたのか。
すべてはライフの好意に胡坐をかいて、なんという身の程知らずな]
無礼を個性で片付けようなんて虫のいい話だわ。
……って、は……?
[何か話が突然明後日の方向に飛んだ。眉を寄せる]
その話は今関係ないでしょう。
私は今、殿下や姫様に劇物を摂取させた件を問いただしているのよ。
あなたが殿下と親しいことは知っているけれど、ものには限度というものがあるでしょう。
しかも死の調味料なんて。完全に限度を超えているわ。
話を摩り替えないで頂戴。
[まくし立てると、しかし、と考え込む]
あちらのことはあなたの上官は与り知らぬこと。私の手で決着をつけようと思っていたけれど、あんなことが日常的に行われていた(誤解)となると話は違ってくるわ。
私の拳程度で手打ちにしていい案件ではなさそうね。
上へ報告します。
[止まらない誤解。
迫り来る国家反逆罪]
[>>97 扉の向こうでサファイアが動いた気配にも気づかず、レディは、いや、カリーナは半狂乱でがんがんがんと扉を叩いていた。
>>101 ぷしゅ、と扉の空く音と、サファイアの姿と声を認めれば、振り上げた手を止めるが……
いや、ちょっと間に合わなかった。振り上げた左の拳は止めきれず、彼の胸にぽすりと落ちた。]
う、うう、〜〜〜〜っ
わたしには、大したこと、で、できないかもですけどっ
それでも、がんばりま、がんばりまず、から……
[アパートの窓際、サファイアと親指を重ねて離れた記憶がよみがえる。
もう離れてよいのだ、もう離れなさいと、放り出されたような感覚とともに。]
おぞばに、ぐ、おいて、ぐださい〜〜〜〜っ!
わだじは、さふぁいあざまの、おやぐにたぢたいんでず〜〜〜!
[面食らった彼の表情は、あふれた涙で気づけない。
そのままずるずるずる、と崩れ落ちて、彼の足下でわんわんとわめいていた。*]
君は、本当に掌握が上手い。
[ディタのしぐさと言葉に、さすがに、動揺は隠せず。
姫騎士に手玉にとられるさまを艦長はどう見ていたか、
もちろん、それを確かめる余裕などない。**]
>>103
なんでキレんだよォ!?てーか知らねェわけねェだろ!?
[身の程知らずだとかよく言われるけどよ。国家反逆って流石に言い過ぎじゃねェの?どうなんだ?
そりゃァよ、ライフはすげーイイヤツだからよ、俺様が馬鹿な事言っても笑ってくれるのはありがてェと思ってる。]
そりゃァそうかもしれねーけどよ、だったらなんで今更言うんだよ…ってなんでかんけーねェんだァ?今俺様はその話を……ンン??
[女王サマから続く言葉は死の調味料だとか劇物摂取だとから云々>>104
その瞬間ぴーーんと頭に閃いた。まさか女王サマはあの真っ赤なソースのことをいってやがんのかァ?マジかよ!]
ぶはははは!そりゃァねーよ女王サマァ!!
[しばらくその場で笑い転げていた].
すまんすまん…ふゥ…ぶふーっ……アァすんません…
[ひっひっふー息を整える]
アー、すんませんけど誤解してるんすよ。てーか俺様たち食い違ってたんじゃねェかなァ。
俺様はいつも命令無視して飛び回ってたことを言ってんのかと思ってよォ。だから何で今更とか思ったワケ。
んでも女王サマはよォ、デスソースとかゆーやつのコトだろ?ぶふふふ
そりゃァねーよ、俺様そんなにアイツらにイタズラする暇は流石にねェかな。アイツと会うの久しぶりだったしよ!
[ゲラゲラと笑いながらデスソースって言うけどただの辛い調味料だった事などなど一応説明しておいた*].
わかってきたこと…
シードルさんは、意外にも…敷かれてしまうかもしれない。
世の男性はすべからく、自身のお姫様には
弱いという事ですね。ふふ。
[自分も世の男性なのだが、そこは棚に置いて分析。]
私は見ていません。
何も、見ていませんからご安心くださいー。
[そんな事を呟きながら、あからさまに見ていない振りを貫いたのだった。**]
[>>105ぽす、と小さな手が己の軍服の胸を叩く。
帝国軍のマークと、簡易勲章の並ぶ、そこ。
その手を受け取る前に、少女はあれよあれよと泣き崩れて、座り込んでしまった]
…………、え、と。
[面食らった表情は、困惑を経て。
それでも廊下に響き渡る泣き声に、これはなんとかしなければならないという頭はなんとか働いて]
ほら、ちょっと、レディちゃん。捕まって。立てる?
[泣き喚く彼女の肩を掴んで立たせると、部屋の、さっきまで自分が座っていた椅子に座らせた]
ほら、座って。はなかんで。ふは。可愛い顔が台無しじゃない。
[大丈夫だ、おしぼりはいくらでも常備してある。
それで彼女の顔を拭きながら、ようやくなにか、勘違いがあることに気づいた。
が]
レディちゃん。
[椅子に座らせた少女の顔がよく見える高さに、屈んでみる]
俺ね、今、ちょっとだけ嬉しいなって思ってる。
[聞き返されても二度は言わない。
そうだ、勘違いなんてどうでもいい。
自分が感じたことだけ、それだけは絶対に正しいことなのだから*]
[わ ら わ れ た。
己が、ノチェロに。笑うことがあっても、まさか笑われることがあるなんて夢にも思っていなかった。あのノチェロに。ノチェロに!(大事なことなので二回言いました)]
何がおかしいのか理解不能だわ。
[ノチェロが笑うのに比例して、こちらはめらめらと怒りがこみ上げてくる]
誤解ですって?
[脳内では既に上への報告の草案がまとまりつつあった。
何か言い残したことがあるなら言ってみろ、という気持ちだったのだが]
……は?
[なんということでしょう。それは壮大な誤解でした。
しかし、ヒントまでやったというのに、胸に手を当てさせてもこちらの意図は伝わっていなかったらしい。溜息しか出てこない]
[つまり、あのデスソースとやらは劇物ではなく、「死の」と銘打たれているのは比喩表現であり、あのようないたずらは日常的なものではない、と。
そう聞いて、ほっと胸を撫で下ろしたが]
でも、「死の」と銘打たれたものを、害はないとは言え使うなんて、いたずらにしてもやりすぎだわ。
しかも、それで悶え苦しむ姫様を笑うだなんて、限度を超えて無礼にも程があります!
[国家反逆罪は免れても、説教は免れませんでした。
くどくどくどくど、お説教は4(6)時間に及び]
それに、命令無視で飛び回るのも、ほどほどになさい。
あなたの上官の健康に、著しい悪影響を与えているわ。
また、「あんなこと」になったら……。
[目を細めて、くすりと笑った]
まあ、私は囮として利用させてもらうけれどね。
でも安心なさい、死なない程度にしておいてあげるわ。
[あなたは殿下にとって大事な友人のようだし、ね。
そんな言葉で締めくくられた*]
[>>110 帝国軍のマークを勢いとはいえ殴るなんて、見る人が見れば不敬の行為だ。
だが、そんなことを気にしている余裕は無いのだ。
なぜならカリーナが真に忠誠を誓う相手は、帝国軍ではなくて]
さ、さ、さふぁいあ、さま……
ひっく、ひ、ひ、み、みすてな……
[肩をつかまれて、立てるかと言われれば、よろよろとサファイアの腕につかまり、もといしがみつき、震える足で誘導されるまま椅子へと座る。
椅子にほんのりと宿っていたぬくもりは、きっとサファイアのものだ。
それがなんだか、胸にじんとしみた。]
[>>111 ふは、とサファイアは、常の笑うような吐息をこぼす。
——なにがおかしいもんか!こちとら一大事である!
カリーナはやっぱり必死におしぼりを受け取って、ぶー!と鼻をかみ、目をごしごしとこすった。]
……う、……はい……
[レディちゃんと呼ばれ、しおしおと返事をする。
サファイアの続きの言葉はさっぱり分からず、まだ少し混乱の残る頭に疑問符が浮かぶ。*]
うれしい……?
どうして、ですか……?
[>>115どうしてか。
その問をはぐらかす気持ちもなくはないが]
さあ、どうしてだろうね。
[半分は、自分にもよくわからない。
だから素直にそう言って、笑みを浮かべたまま肩をすくめる。
問われたら問われるだけ、笑って、かわして。そんなつもりの、言葉]
あのね、君にひとつ。話しておきたいことがある。
[笑ったついでに息をついで、そのついでみたいな口調で。
たぶん、あのアパートに転送されて、解放軍と顔を合わせた瞬間から、思っていたのだ。今よりももう一歩、危険な橋を渡ってみようと。
だから、かもしれない。
彼女に自由を望んだのは]
俺は、これから軍を掌握するよ。
……手伝ってくれる? カリーナ。
[ゆるりと微笑む、眼差しだけは真摯に彼女を見た*]
さふぁいあ様、それ、ずるいです……。
答えになってないじゃないですかあ……。
[>>116 とらえにくい彼の言葉に、しかし、いじわるでの言い回しには感じなかった。
だから「うれしかった」を、そのまま素直に受け止めようと思えた。
でも少しだけむっとして、彼を半目でじいと見て。
すぐにふきだしてしまった、なんだかカリーナまでうれしくなってしまって。]
[>>117 両者のひそやかな笑い声が少し落ち着いてから、サファイアは軽く話し始める。
ほんとに何気ないような——ちょっと修復材買ってきてとあのアパートでレディに頼んだ時のような、言い方。]
はい。
[「軍を掌握する」、それを実現させるには、今まで以上に苦しい道を歩くことになるだろう。
解放軍と戦うよりも、よほど大変なことかもしれない。
だが、カリーナは迷わない。サファイアの願いはカリーナの願いなのだから。]
もちろんです、サファイア様。
[サファイアの瞳の奥ににじむ決意の光に、本名を呼んでもらえた幸福な少女は、心からの満面の笑みを浮かべた。]
[そうしてカリーナはうきうきとサファイアの右手をとると、自身の右手の親指を近づけた。]
であれば、幸福は二人でわけあいっこしましょう……
……あら?
[ふと気づくのは、彼の左手の親指の、何か不思議なぷらぷらだ。]
ゴミがついてますよ、サファイア様。
えい。
[その変なものをとって差し上げようと、カリーナは思い切りそのゴミをつかんで、*ぐいーとひっぱった。*]
【おやゆびのうた(2番)】(童謡)
わたしのおやゆび あなたのおやゆび
こううんいっぱい くっついた
こうふくいっぱい くっついた
[>>119軍を掌握する。
一参謀ではない立場へ。
この先に見る未来に邪魔になるものが取り払える地位につく。
見えてしまった平和を、自分も望んでしまったから。
そのためにできる手は、全て打とう]
じゃあ、俺の命は、任せたから。
君の命は、俺が守るよ。
[もちろん、と答える声を聴いて、笑みを見て、こちらも笑みを深める。ピンク色の頭を、撫でて]
[親指と親指がくっついたら、いいものが相手に分け与えられるといった。あの時の少女が言ったことは、多分本当だろう。
自分がこうして生きていることも、こうして彼女の前にいることも。
右手を取られながら、ふと、昔のことを思い出したりしていると、親指に張り付いている金属板がゆらりと揺れた、自己主張]
……あ、それね。あのアパートの扉を直そうと思って。
君が買って来てく痛だだだだだ!
[びーんと引っ張られる。
どうやら一筋縄では取れないらしい、さすが強力瞬間接着剤]
ちょっとまって、無理に引っ張らない!
あの抜けそうな歯とかそういうんじゃないから!
[たぶんこのあとはさんざ蝶番と格闘して、指を合わせるのは、もう少し先の話**]
[とある惑星の、とある島国。
原住民によって「地球」と呼ばれる小さな星の、「日本」と呼ばれる小さな島国。
片田舎の農地の中に、小さな集合住宅が建っている]
悪いわねえ、ソメジさん。
[ドアの補修をする年老いた男に、集合住宅の管理人たる老婦人は茶を運ぶ]
ガイジンさんたち、もう帰っちゃったわ。
……ううん、お金は大丈夫よ。
家賃は一ヶ月分貰ってるし、敷金もあるし。
ただ、あの大勢がいっぺんにいなくなっちゃうと、寂しいわねえ。
……え?いやだ、アパートはやめないわよ。
生き甲斐だもの。
そのうちまた、ああいう面白い人たちがくるかも知れないじゃない。
ちょっと騒がしいけど、いい人たちだったわよ。
ドーナツとか、プリン……熊のお肉まで持ってきてくれたの。
あら、俳優さんたちだったの?そう。
じゃあ、第二弾とか、「すぴんおふ」の撮影にきてくれるといいわねえ。
[老婦人は願う。
このアパートで生まれた絆が、幻ではないように。
繋がりを祈る者たちがいつか道を開くこと、まだ知らずにいるけれど**]
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