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―羅生門―
[歩幅を狭め、やがて立ち止まり。
羅生門を見上げながら緑の笛を吹く。
はなびらは陽の光に映えるのに
つめたい風は何処から来るのやら
東寺の木々を撫ぜて遠くへ。]
(居た)
[門の上部、屋根の端、止まった鳥。
笛を押さえた手と逆の手を招くように伸ばした。]
―自邸・昼近い午前―
[しゅるりと衣擦れの音。
女房装束の女が傅き、おとこの着替えを手伝っている。
女は先程から一言も喋らず、表情も茫洋としてひとの気に乏しい。
さもあらん、おとこの周囲にあって甲斐甲斐しく立ち働くは、式、
この館に召し使われているのは全ておとこが呼び出した式神の類であった。]
――羅生門――
[白藤の草笛の音を聞きながら、羅生門の屋根の方へと視線を向けると、一羽の鳥。
ぼうと眺めて、あの鳥は、と気づく]
鷹だ。
[呟いて]
(中将様の、か。盗みを生業としたときから、情は持たないと思っていたのに。代わりに仇をとろうなどと、どうして)
[より強く頭を振り、そしてまた羅生門の方へと顔を向ける]
―羅生門―
何時来ても…良い気では無いのは確かか。
[立ち止まるのと同時に門を見上げる。
頭を掻きつつ、草の音を聞いていたが…]
…あれ、かい?
[目を細め、動く影を見つめる]
何か。手がかりか何かあると良いのだけれど、ねぇ…
[何故だか受け容れているような識の仕草がこころに疎ましく、
無闇に乱暴に、吹き抜けて行く冷えた風より疾く奪い、喰らって]
[坊主が何やら近くを通っては驚いて声をあげたようだ]
[汐の言葉を聞いて首を傾げる]
そんなに、気にするほどのことかなぁ。
そりゃあ、其方に通じてる人なら、見たり聞いたりはするんだろうけど。
おれにとっては、ただのじめじめした大きな門だ。
時々屍も転がってるけれど。
学生 ラッセルは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。
学生 ラッセルは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。
学生 ラッセルは、流れ者 ギルバート を投票先に選びました。
学生 ラッセルは、双子 リック を投票先に選びました。
──回想/大殿の屋敷──
[その場所に 光は無く] [じとりと澱み湿っていた]
[降り注がぬさくら花びら] [衣擦れの音に混じるかすかなうめき声]
[あまい 睦言もなく] [恋情でも憐情でも愛情でもなく]
[硬い漢(おとこ)の肉体をぬかるませ、武士を堕とし、辱め、富樫影秀自身の欲望を知らしめるために、おとこのその手のひらは滑った]
[おとこはわざと影秀の口腔に指を差し込み、中将を食んだやもしれぬ人食いの歯に絡ませる。──影秀が歯を立て、おのが指から血が流れるを眺め、おとこは暗い目をしたまま、ふ とわらう。]
・・・…喰らわれながら犯されるは、
如何様なくるしみでしょうなあ。
影秀どの・・・
学生 ラッセルは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。
──回想/大殿の屋敷──
[ゆびさきから流れた血を、武士の乾いた肌に這わせ]
[《呪》となる真言、血文字を綴る────] [あかあかとぬめる呪言は、影秀に常ならぬ] [乾き][飢(かつ)え][疼きを齎(もたら)す]
…ああ
わたしは、中将でなくとも、人は好まぬゆえ
ただ、あの狐が泣いていたことが堪え難いだけなのだけどねえ。
[皮膚を 肉を えぐり 内腑を傷つけ] [ぐじゅり]
[血を零させるも あかぐろい欲望を刃とし 人食いを辱めるため]
[ぐじゅり] [湧きいでる] [花粉] [蜜を*零し果てるまで*──]
[あかるい空の色に眼を細める。
鷹は伺うように此方を見たか。
狩の命令を待つように。
けれど、もう主人は居ないのだ。
唇から葉を離して]
あれだな。
[翼が風を叩く音を聞いた。]
手がかりにでもなりゃいいがねぇ……。
月白というらしいんだが、不穏な気配に聡いようでな。
そういった意味でも。
……主の言うことじゃないと聞きそうにもないか。
流れ者 ギルバートは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。
――東寺――
[一つこころに闇抱え
主へ募る思慕の念 募りて墜ちた情念が
地の底から喚(おらび) 求む]
[白い肌を抉り奇妙に混じいる色彩の徴を幾ら喰らわれていたのか 坊主声をあげ 頭を逸らしていた識の茫とした目と合う]
[ りぅゅうぅ ]
[風もないのに鳶尾の耳に何か聞こえた]
修道女 ステラは、学生 ラッセル を投票先に選びました。
──回想/大殿の屋敷──
・…影秀
人食いの欲望すでに止まる事を知らぬなら、
──…怨み祓わんとする 陰陽師 白藤を 喰らうがいい。
─花山院邸・奥座敷─
[狐は熱に浮かされて、ぼんやりと褥に身を横たえておりました。
経の帳に覆われた部屋の光景は揺らいで、揺らいで…]
…何処に。
[その目は既に、部屋の中を見ておらぬようでした。]
あの方を喰らった憎き御方は、何処に…。
…気にするほどの事では在るだろうさ。
陰の気にさらされ続ければ、次第に陰の方に身体が傾いていく。
其れだけなら良いのだけど、な。
そこから…五行の均衡が崩れれば。
病になる。
[桐弥の言葉に顎に手をやりつつ]
…それに、大抵…陰の気が集う場所には屍や物取り、と、あまりよろしくない者が集う。
其れも苦手、だな。
──大路──
[富樫影秀の姿は今は見当たらぬ。
おとこは何処かの池で身を清めたのか、わずか開けた襟元、濡れたままの髪、薄寒い路を行く。]
――羅生門――
月白……。
鳥の言葉がわかるなら、簡単にわかるのだろうけど。
(もし、死に至らしめた犯人が、知っているものならば、どうするのだろうか。ただ一時の情に惑わされて、刃を向けるのは。
いや、中将様は殺されたのだ。ならば、向ける理由は、ある)
――東寺――
[訳もなく自責の念に駆られかけ、
ひとも現れた
すわ逃げんと思いはしたが、
――この識を捨て置いたものか
いっそ抱え出てから何処かへ捨て置こうかと腕をかけ
何が鳴るものか――]
学生 ラッセルは、お尋ね者 クインジー を投票先に選びました。
―羅生門―
そうだなぁ、
気にしないのが一番なんだろうが
どうしてもねぇ。
[桐弥にこたえる。
鷹は、翼広げて一瞬ふわりと風をはらみ]
月白、おまえは何故此処にいる?
真実、此処にあるじが眠るからか。
[鋭い眼は何かを語っただろうか。
差し出した手に爪を立てるようにとまる。
素手だったため血が滲んだが白藤は別に気にするでもなく]
[おとこの傍らに、今、あの犬首の姿は無い。
おとこは薄く笑み、狐火が ちりちりと青白く 恨み 憎しみのままにさまようを、節くれた指先で愛撫するようになぞる。]
…気配に聡い。か。
ならば、羅生門に来た意味も…何処かに有ると思うのだが、ねぇ。
[目を細め。緩く辺りを見渡すが]
主…橘様、か?
まぁ、主以外に従うつもりが無い、と言うのは分からないでも無いが…
[桐弥の言葉に、緩く頷いた]
しかし…残念ながら、私は鳥の言葉は分からないからねぇ…
[ りぅゅうぅ ]
[墨<boku> 墨<boku> 墨<boku>]
[ りぃぃぁぅぅぅぅぃ ]
[風の音近しい其はおとこの哂笑]
[ ぃぃぁぁああああああぅぅうふふふぁああ ]
[混じりいるのは京腐りゆくのを見る爛れた听(わら)い]
屍に、物取り、まさしくそうだね。
おれはただ、気にしないだけだけど。
病は、そうだな、その内なるかもしれないが、宿すらなければ、病になる前に凍え死んでしまうそうだから、なら病になる方を選ぶよ。
そんな奴が多いんだろう。
[ りぅゅうぅ ]
[墨<boku> 墨<boku> 墨<boku>]
[ りぃぃぁぅぅぅぅぃ ]
[風の音近しい其はおとこの哂笑]
[ ぃぃぁぁああああああぅぅうふふふぁああ ]
[混じりいるのは爛れた听(わら)い]
[墨色の衣が黒に染まりゆく
徴は歪み果て ぷつぷつと衣から黒の液体が辺りに伸び――泡立つ
坊主の足を駆け上り 脚腰腹胸首と黒が満ちてゆく]
[白藤の手に止まる鷹を見つめ]
賢そうな、鳥だ。
爪の間に何か、引っかかってたりとかしないのかな。
それとも、どこかに導いてくれるとかさ。
[その鋭い爪をちらりと]
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。
[飛ばしたままの月白は翡翠の男に降り止まる。
視線は確かにこちらを見ている。じっとこちらを]
月白よ。お前は一体誰を看た?
お前が見たものは鬼か?人か?それとも鬼のように狂うた人か?
[月白の目は確かに何かを訴える。しかし霞の水鏡では読み取ることもあたわぬ]
…宿すらなければ、か。
なれば、わざわざ都に来なくても良かったろうに…
商や貴族でなければ生きにくい。
…そうも、言えないのが…此処に居る者なのだろうが…
[視線を鷹に向けると。
其の鋭い爪に目を細め]
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